JP2001058567A - マスタシリンダ - Google Patents

マスタシリンダ

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JP2001058567A
JP2001058567A JP23538499A JP23538499A JP2001058567A JP 2001058567 A JP2001058567 A JP 2001058567A JP 23538499 A JP23538499 A JP 23538499A JP 23538499 A JP23538499 A JP 23538499A JP 2001058567 A JP2001058567 A JP 2001058567A
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JP
Japan
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pipe
master cylinder
reservoir tank
seal member
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JP23538499A
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Takashi Tomihara
尊 冨原
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Shinei Kogyo KK
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SHINEI IND
Shinei Kogyo KK
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管状のシリンダ本体を備えた埋め込み型のマ
スタシリンダにおいて、比較的簡単な構成でシリンダ本
体とリザーバタンクとの組立作業性を高め、また、構造
をより簡素化する。 【解決手段】 管状のシリンダ本体10を備えた埋め込
み型のマスタシリンダにおいて、シリンダ本体内の1次
側圧力室S1とリザーバタンク30内とを連通させ得る
パイプ部47と、シリンダ本体の開口端側を覆うキャッ
プ部44とが合成樹脂で一体成形され、該成形品40の
パイプ部の先端側は、リザーバタンクの基台部34に設
けられたパイプ取付孔35に環状のシール部材R3を介
して取り付けられ、該シール部材の側面に、シール部材
のパイプ軸方向への移動を規制する移動規制部材として
の止め輪50が配置されていることを特徴とする。こと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の車両
に搭載される液圧ブレーキ用マスタシリンダあるいは液
圧クラッチ用マスタシリンダなどのマスタシリンダに関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両に搭載される液圧ブレー
キ用マスタシリンダ或いは液圧クラッチ用マスタシリン
ダ等のマスタシリンダとしては、例えばアルミニウム
(Al)ダイキャスト若しくはAl合金系ダイキャスト
等の鋳造品を素材とし、これを主として機械加工により
最終形状に仕上げて製作するようにしたものが、従来、
一般的である。
【0003】しかしながら、このような従来の構造で
は、鋳造素材に対する機械加工が複雑で、しかも高い精
度が要求されるので、製作に時間と手間がかかり、製造
コストの抑制を図る上で非常に不利である。また、上述
のように鋳造素材を機械加工して最終形状を得る場合、
鋳造素材の製造工程で多大のエネルギが消費される上、
これを切削等によって加工するのにも多くのエネルギを
要し、更に、加工個所および切削量もかなり多いので削
り取られて無駄になる材料もそれだけ多くなるなど、総
合的な資源の有効利用を考えた場合、再検討すべき余地
が多分にある。
【0004】また、上記のようにして最終的に得られた
製品についても、鋳物素材の場合には各部寸法に余り高
い精度を求めることは実際上難しく、かなり安全サイド
に寸法設定される関係上、各部の肉厚が強度等から求め
られる必要な規定値よりもかなり厚くなるように製作さ
れるのが一般的で、製品の軽量化およびコンパクト化を
図る上で不利になる。
【0005】以上のような実情に鑑みて、シリンダ本体
の素材として鋼製の管状部材を用いることが考えられて
いる。尚、市販等で入手できる鋼管材を用いることを念
頭に置いたものではないが、例えば特開昭61-146
663号公報には、シリンダ本体に軟鋼製の素材から冷
間鍛造等の手段によって成形されたものを用いることが
開示されている。このように、シリンダ本体の素材に鋼
管等の管状部材を用いることにより、従来、鋳造品を素
材に用いていた場合に比べて、素材の寸法についてより
高い精度が期待でき、加工代を小さく設定でき、また、
仕上がり製品の肉厚も比較的薄くすることが可能になる
など、鋳造素材を用いた従来の構造についての上述の種
々の問題に対して、有効に対処することができる。
【0006】ところで、上記マスタシリンダは、一般
に、一端側が開口したパイプ製のシリンダ本体と、該シ
リンダ本体内に摺動自在に嵌挿され一端が外部の作動装
置(例えば真空倍力装置)に連結されたピストンと、上
記シリンダ本体内に供給する圧力媒体としての作動オイ
ルを貯留するリザーバタンクとを備えている。そして、
このマスタシリンダと上記外部の作動装置とをフランジ
結合で組み立てて使用される。
【0007】このように両者を組み立てた状態での全体
長さをできるだけ短くして、そのコンパクト化を図るこ
とができるものとして、上記シリンダ本体の開口端に近
い圧力室とリザーバタンク内とを連通させる連通路と、
シリンダ本体の開口端側を覆うキャップ部とを備え、シ
リンダ本体と外部の作動装置とをフランジ結合した際
に、上記キャップ部及び/又は連通路の少なくとも一部
が上記外部の作動装置に形成された凹部内に収納される
ように構成された、所謂、埋め込み型のマスタシリンダ
が知られている。
【0008】かかる埋め込み型のマスタシリンダを製作
する場合、シリンダ本体が鋳物製であれば、上記連通路
やキャップ部はシリンダ本体の一部として容易に形成す
ることができる。しかしながら、シリンダ本体を鋼管製
とした場合には、上記連通路を形成するパイプ部材やキ
ャップ部材をシリンダ本体とは別物として設ける必要が
あり、部品点数が増加すると共に構造が複雑化するとい
う問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この場合、パイプ部材
とキャップ部材とを合成樹脂で一体成形して構造の簡素
化を図ることが考えられる。このような成形品を用いて
そのパイプ部をリザーバタンク側に接続し、シリンダ本
体の開口端に近い圧力室とリザーバタンク内とを連通さ
せる構造としては、図18に示すような構造が考えられ
る。すなわち、シリンダ本体110の上面側に、リザー
バタンク固定用のボス部として、鋼板をプレス成形した
板金ホルダ118を例えば溶接で固定しておき、この板
金ホルダ118内に、リザーバタンク130の取付脚部
131を固定する上方に開口したタンク脚固定部133
aを有するゴム製のブッシュ133を装着する。このゴ
ム製ブッシュ133に、シリンダ本体110の長手方向
に沿って伸びる円筒状の突出部133bを設けておき、
該突出部133bにパイプ部の先端を液密に嵌入させる
構造が考えられる。
【0010】この場合、パイプ部147とキャップ部1
44とを合成樹脂で一体成形してなる成形品140(シ
ールボディ)をシリンダ本体110の開口端側から組み
付け、パイプ部147を結合フランジ111の貫通穴1
11hに挿通させることにより、パイプ部147の先端
側が上記ブッシュ133の円筒状突出部133bに液密
に嵌入されて組み付けられる。そして、このパイプ部1
47の内部通路147hを介して、シリンダ本体の開口
端に近い圧力室S11とリザーバタンク130の内部空
間とが連通させられる。
【0011】しかしながら、この場合でも、パイプ部材
(パイプ部147)とキャップ部材(キャップ部14
4)とを一体化することによる部品点数の削減と構造の
簡素化を図ることができるものの、特別な形状のゴム製
ブッシュ133を製作して、これをシリンダ本体110
のリザーバタンク固定用ボス部118(板金ホルダ)内
に装着して、上記パイプ部147の先端を組み付ける必
要があり、やはり、構造が複雑で、また、シリンダ本体
110とリザーバタンク130の組立に手間が掛かると
いう難点があった。
【0012】この発明は、上記技術的課題に鑑みてなさ
れたもので、管状のシリンダ本体を備えた、所謂、埋め
込み型のマスタシリンダにおいて、比較的簡単な構成
で、シリンダ本体とリザーバタンクとの組立作業性を高
め、また、構造をより簡素化することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、本願の請求項
1に係る発明(以下、第1の発明という)は、一端側が
開口した管状のシリンダ本体と、該シリンダ本体内に摺
動自在に嵌挿され一端が外部の作動装置に連結されたピ
ストンと、上記シリンダ本体内に供給する圧力媒体を貯
留するリザーバタンクとを備えるとともに、上記シリン
ダ本体内に形成された圧力室のシリンダ本体開口端に比
較的近い部分と上記リザーバタンク内とを連通させ得る
パイプ部材と、上記シリンダ本体の開口端側を覆うキャ
ップ部材と、シリンダ本体と上記外部の作動装置とを結
合させるフランジ部材とが設けられ、上記シリンダ本体
と外部の作動装置とを結合した際に、上記キャップ部材
及び/又はパイプ部材の少なくとも一部が上記外部の作
動装置に形成された凹部内に収納されるように構成され
たマスタシリンダを前提とし、上記パイプ部材とキャッ
プ部材とが合成樹脂で一体成形されており、該成形品の
パイプ部の先端側は、リザーバタンク壁部に設けられた
パイプ取付孔に環状のシール部材を介して取り付けら
れ、該シール部材の側面に、シール部材のパイプ軸方向
への移動を規制する移動規制部材が配置されていること
を特徴としたものである。
【0014】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2の発明という)は、上記第1の発明において、上記
移動規制手段が板状の止め輪であることを特徴としたも
のである。
【0015】更に、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3の発明という)は、上記第1の発明において、上記
移動規制手段が環状のカラー部材であることを特徴とし
たものである。
【0016】また更に、本願の請求項4に係る発明(以
下、第4の発明という)は、上記第1〜第3のいずれか
一の発明において、上記パイプ部の先端側には、上記シ
ール部材および移動規制部材の内周部が装着される装着
部と、該装着部よりも所定量だけ大径の抜け止め部とが
設けられていることを特徴としたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、例えば自
動車のブレーキ系統に装備される液圧ブレーキ用マスタ
シリンダの部分縦断面説明図である。この図に示すよう
に、本実施の形態に係るマスタシリンダ1は、基本的な
構成部品として、一端側が開口し他端側が閉塞された鋼
管製のシリンダ本体10と、該シリンダ本体10内に摺
動自在に嵌挿されたピストン20と、シリンダ本体10
の上側に取り付けられて圧力媒体(油圧用オイル)を蓄
えるリザーバタンク30とを備えている。
【0018】また、後で詳しく説明するように、上記マ
スタシリンダ1のシリンダ本体10の開口端側には、上
記シリンダ本体10内に形成された圧力室S1及びS2
のうちシリンダ本体開口端に比較的近い側の圧力室S1
(1次側圧力室:プライマリチャンバ)とリザーバタン
ク30内とを連通させる通路を構成するパイプ部47
と、シリンダ本体10の開口端側を覆うキャップ部44
とを備えたキャップ型のシールボディ40が取り付けら
れている。更に、このシールボディ40の内側(図1に
おける左側)には、外部の作動装置としての真空倍力装
置5とシリンダ本体10とを結合させるための結合フラ
ンジ11が配置されている。
【0019】本実施の形態に係るマスタシリンダ1は、
所謂、埋め込み型のもので、この結合フランジ11を介
して、シリンダ本体10と上記真空倍力装置5とを結合
した際には、上記キャップ部44及び/又は連通路を構
成するパイプ部47の少なくとも一部(つまり、シール
ボディ40の少なくとも一部)が、上記真空倍力装置5
のケース6に形成された凹部6H内に収納されるように
構成されている。このようにマスタシリンダ1を「埋め
込み型」とすることにより、マスタシリンダ1と真空倍
力装置5とを組み立てた状態での全体長さが、シールボ
ディ40の上記凹部6H内に収納された(埋め込まれ
た)分だけ短くなり、両者1,5の組立品のコンパクト
化を図ることができる。
【0020】上記ピストン20は、シリンダ本体10の
軸線方向に沿って直列に配列された第1及び第2の2個
のピストンピース21,22をビス23とカップリング
部材24とで係合させて構成されている。上記1次側圧
力室S1は、これら両ピストンピース21,22の間に
形成されている。一方、第2ピストンピース22とシリ
ンダ本体10の閉塞端部12との間には2次側圧力室S
2が形成されている。
【0021】上記シリンダ本体10の開口端側に位置す
る第1ピストンピース21は、例えばロッド部材等(不
図示)を介してブレーキペダル(不図示)に連結されて
おり、このブレーキペダルを踏み込むことによって、ス
プリング25(第1スプリング)の付勢力に抗して図1
における左方へ駆動される。また、これに伴ない、第1
スプリング25を介して、第2ピストンピース22もス
プリング26(第2スプリング)の付勢力に抗して図1
における左方へ駆動され、このようにして、シリンダ本
体10内に液圧を発生させるようになっている。
【0022】こうしてシリンダ本体10内に発生した液
圧は、各吐出口10dから各出口プラグ16及びこれに
接続された液圧パイプ(不図示)を介して、外部の所定
の使用機器(つまり、各車輪のホイールシリンダ:不図
示)に向かって供給される。以上のマスタシリンダ1の
基本構成および作動は、従来から良く知られているもの
と同様であり、また、本願発明の要旨と直接に関連する
ものではないので、これ以上の詳細な説明及び図示は省
略する。
【0023】図2から良く分かるように、本実施の形態
では、上記シリンダ本体10は、市販の鋼製パイプを用
いて形成されている。このシリンダ本体10の開口端側
(ピストン挿入側)には上記結合フランジ11が一体的
に取り付けられる一方、シリンダ本体10の他端側(閉
塞端部12側)は、例えば閉塞プラグを溶接等で固定す
ることによって液密に閉塞されている。また、上記出口
プラグ16は、シリンダ本体10の側面に例えば溶接に
よって固定されている。更に、シリンダ本体10の閉塞
端部12側の上面には、リザーバタンク30を固定する
ためののボス部18(板金ホルダ)が例えば溶接によっ
て固定されており、リザーバタンク30の取付脚部31
(図1参照)がブッシュ32を介して上記ボス部18内
に固定されている。また、リザーバタンク30は、その
中央部近傍がセットスクリュー(不図示)によってシリ
ンダ本体10側に固定される。
【0024】上記各出口プラグ16およびボス部18の
シリンダ本体10への取付面は、それぞれシリンダ本体
10の外周形状に適合した曲面形状に形成されている。
尚、これら出口プラグ16及びボス部18のシリンダ本
体10の側面への固定方法は、上述のような溶接に限定
されるものではなく、例えば接着剤を用いた接着固定等
の、他の固定方法を採用できることは言うまでもない。
このように、シリンダ本体10に結合フランジ11,各
出口プラグ16および板金ホルダ18等の付属部品を接
合してシリンダ本体アッセンブリが構成される(図2参
照)。
【0025】また、リザーバタンク30のシリンダ本体
開口端に比較的近い側には、上記ボス部18の高さと等
しいか又は略等しい高さの基台部34が、タンク30の
底面30fから下方に垂下するように設けられている。
上記基台部34は、リザーバタンク30の内部と連通し
た中空状に形成されている。このタンク基台部34は、
リザーバタンク30をシリンダ本体10に対して固定し
た状態で、基台部34の下端面がシリンダ本体10の上
面に当接するようになっている。
【0026】尚、リザーバタンク30のシリンダ本体開
口端に近い側の底部には、リザーバタンク30をシリン
ダ本体10に組み付けた際に、結合フランジ11との干
渉を回避するために窪み部30Jが設けられている。ま
た、上記タンク基台部34のシリンダ本体開口端に近い
側壁部には、後で詳しく説明するように、上記シールボ
ディ40のパイプ部47の先端側を挿通させる貫通穴
(パイプ取付孔)が設けられている。
【0027】上記結合フランジ11は、図3〜図5に詳
しく示すように、例えば鋼板等の金属製の板材をプレス
加工することにより断面凹状に形成され、その内周部1
1jがシリンダ本体10の外周部に対して、例えば、圧
入した上でかしめ固定されている。尚、この代わりに両
者を溶接結合しても良い。また、結合フランジ11の凹
部底面部11aには、シールボディ40のパイプ部47
を挿通させる貫通穴11hと、シールボディ40を係止
するための一対の係止用溝部11gとが設けられてい
る。更に、結合フランジ11のフランジ面部11fに
は、真空倍力装置5のケース6との結合用のボルト部材
(不図示)を挿通させるボルト挿通穴11bが設けらて
いる。
【0028】上記シールボディ40は、図6〜図8に詳
しく示すように、全体形状としては略円筒状をなしてお
り、例えばナイロン樹脂等の合成樹脂により一体成形さ
れている。このシールボディ40は、筒状の本体部41
と、該本体部41の一端側に形成されたキャップ部44
と、上記本体部41の他端側から延びるパイプ部47と
を備え、該パイプ部47内に形成された通路47hは、
パイプ部47の先端側と上記筒状本体部41の内部とを
連通させている。また、上記筒状本体部41の他端側
(反キャップ部側)には、上述の結合フランジ11に形
成された各係止用溝部11gにそれぞれ係合する一対の
係止爪42が突設されている。
【0029】そして、上記パイプ部47を結合フランジ
11の凹部側から貫通穴11hに挿通させるとともに、
上記各係止爪42を結合フランジ11の各係止用溝部1
1gにそれぞれ係合させることにより、シールボディ4
0が結合フランジ11に組み付けられる。このとき、シ
ールボディ40のキャップ部44の内周部44jには、
第1ピストンピース21が予め挿通され、この第1ピス
トンピース21の鍔部21a(図10参照)と上記キャ
ップ部44の内面との間には、例えば、ナイロン樹脂等
の合成樹脂で一体成形されたスリーブ14が介装され
る。このスリーブ14は、図11及び図12に詳しく示
すように、正面視で歯車に類似した形状を有し、その片
面側には、スリーブ本体14bの外周側から内周側に至
る複数のスリット14sが放射状に設けられている。
【0030】以上のようにして、シールボディ40をシ
リンダ本体10の結合フランジ11に組み付けることに
より、マスタシリンダ1の組立工程の主要なステップが
完了する。尚、第1ピストンピース21の外周部にはカ
ップシールC1及びC2が、第2ピストンピース22の
外周部にはカップシールC3及びC4が、それぞれ装着
されている。また、シールボディ40のキャップ部44
の外周部には環状のシール部材(所謂、"О"リング)R
1が、シリンダ本体の外周部でシールボディ40の筒状
本体部41との間には環状のシール部材R2が装着され
ている。
【0031】また、上述のように、上記パイプ部47を
結合フランジ11の凹部側から貫通穴11hに挿通させ
たとき、図9および図10に詳しく示すように、上記パ
イプ部47の先端側は、その外周部に装着された環状の
シール部材R3("О"リング)を介して、タンク基台部
34の側壁部に形成されたパイプ取付孔35内に嵌入さ
れる。そして、このパイプ部47内の連通路47hを介
して、タンク基台部34内の空間部34Hと(つまり、
リザーバタンク30の内部空間と)シールボディ40の
内部(ひいては、シリンダ本体10内の圧力室のシリン
ダ本体開口端に近い部分:1次側圧力室S1)とが連通
可能となる。
【0032】この連通状態および作動油の流れ状態は、
シリンダ本体10の開口端近傍に設けられたオイル孔1
0hとカップシールC2との相対位置が、第1ピストン
ピース21の軸方向スライド動作に伴なって変化するこ
とにより切り換えられるようになっている。尚、この第
1ピストンピース21の軸方向スライドに伴う上記連通
状態および作動油の流れ状態の切換動作については、従
来、良く知られているものと同様であるので、これ以上
の説明は省略する。
【0033】図9に詳しく示されるように、上記タンク
基台部34のパイプ取付孔35には、シリンダ本体開口
端側に開口する第1及び第2の環状の段穴部36及び3
7が形成されており、これら段穴部36及び37のうち
小径の第1段穴部36に、パイプ取付孔35の内周面と
パイプ部47の外周面との間からのオイル漏れを防止す
る上記環状のシール部材R3が装着されている。そし
て、大径の第2段穴部37には、シール部材R3のパイ
プ軸方向への移動を規制する移動規制部材として、板状
の穴用止め輪50が装着されている。
【0034】この止め輪50は、所定厚さの鋼板素材を
プレス加工して形成されており、図13及び図14に詳
しく示すように、所定幅に設定された環状の本体部50
aと、この本体部50aの外周部から斜め方向に突出し
円周等配状に配置された複数の突起部50bとを備えて
いる。上記第2段穴部37の内径寸法は、止め輪50の
各突起部50bの外径寸法よりも所定量だけ小さく設定
されており、止め輪50を第2段穴部37の開口側から
組み込んで第1段穴部36側に所定の押圧力を加えるこ
とにより、該止め輪50は、各突起部50bが変形しな
がら、本体部50aが両段穴部36,37の境界面に当
接するまで押し込まれる。
【0035】これにより、止め輪50は、その本体部5
0aが両段穴部36,37の境界面に当接した状態で第
2段穴部37内に強固に固定される。すなわち、環状の
シール部材R3の側面に上記止め輪50が配置されるこ
となり、この止め輪50によってシール部材R3のパイ
プ軸方向の移動が規制され、その脱落が確実に防止され
るのである。このように、板状の止め輪50を用いたこ
とにより、簡単かつ確実にシール部材R3のパイプ部4
7の軸方向への移動を規制して、その脱落を防止でき
る。尚、上記止め輪50は、一般に市販されているもの
を用いることができ、低コストで容易に調達できる。
【0036】上記止め輪50は、パイプ部47の先端側
をタンク基台部34のパイプ取付孔35に組み込む前に
パイプ部47の先端側の外周部に装着されるが、このパ
イプ部47の先端側の外周部には、止め輪50の抜け止
め機構が設けられている。すなわち、パイプ部47の先
端側の外周部には、環状のシール部材R3が装着される
とともに止め輪50の内周部が嵌合・装着される装着部
47aと、この装着部47aよりも所定量だけ大径(止
め輪50の内径よりも大径)に設定された抜け止め部4
7bとが設けられている。
【0037】この抜け止め部47bを設けたことによ
り、止め輪50が第2段穴部37の開口側に抜脱するこ
とが確実に防止される。また、パイプ部47の先端側を
タンク基台部34のパイプ取付孔35に組み込む際に
は、止め輪50の内周部をパイプ部47の上記抜け止め
部47bに係合させた状態で、止め輪50を第1段穴部
36側に押し込むことができ、特殊な冶具や工具を用い
ることなく、止め輪50の組み付け作業を行なうことが
できるようになる。
【0038】以上のように、本実施の形態によれば、シ
リンダ本体開口端に比較的近い圧力室部分(1次側圧力
室S1)とリザーバタンク30内とを連通させ得るパイ
プ部材(パイプ部47)と、シリンダ本体10の開口端
側を覆うキャップ部材(キャップ部44)とが合成樹脂
で一体成形され、該成形品(シールボディ40)のパイ
プ部47の先端側が、リザーバタンク壁部34に設けら
れたパイプ取付孔35に環状のシール部材R3を介して
取り付けられているので、図18に示されたゴム製ブッ
シュ133のような特殊な部品を要することなく、上記
パイプ部材とキャップ部材とを一体化することによる部
品点数の削減と構造のより一層の簡素化を図ることがで
き、また組立作業性を高めることができる。また、シー
ル部材R3のパイプ軸方向への移動を規制する移動規制
部材がシール部材R3の側面に配置されているので、か
かるシール部材R3の脱落を確実に防止することができ
る。
【0039】特に、上記移動規制手段は、板状の止め輪
であるので、簡単な作業でシール部材R3の側面に取り
付けることができる。また、パイプ取付孔35およびシ
ール部材R3ならびに移動規制手段50の組付部分(第
2段穴部37)の形状寸法等を適切に設定することによ
り、市販のものを用いることができ、上記移動規制手段
50を低コストで容易に調達することができる。更に、
パイプ部47の先端側の外周部には、環状のシール部材
R3が装着されるとともに止め輪50の内周部が嵌合・
装着される装着部47aと、この装着部47aよりも所
定量だけ大径(止め輪50の内径よりも大径)に設定さ
れた抜け止め部47bとが設けられているので、止め輪
50が第2段穴部37の開口側に抜脱することを確実に
防止することができる。
【0040】尚、上記実施の形態は、シール部材R3の
パイプ部47の軸方向への移動規制手段として、一般に
市販されている鋼板製の穴用止め輪50を用いたもので
あったが、この代わりに所定厚さのカラー部材を用いる
ようにしても良い。図15〜図17は、上述の実施の形
態(図1〜図14参照)の変形例を示している。尚、以
下の説明において、図1〜図14で示される実施の形態
における場合と同様の構成を備え同様の作用をなすもの
については同一の符号を付し、それ以上の説明は省略す
る。
【0041】この変形例では、シール部材R3のパイプ
部47の軸方向への移動規制手段として、図15及び図
16に示すような、例えばポリプロピレン樹脂等の合成
樹脂で一体成形されたカラー部材60が用いられてい
る。このカラー部材60は、所定厚さおよび所定幅に設
定された環状の本体部60aと、この本体部60aの外
周部から突出し円周等配状に配置された複数の突起部6
0bとを備えている。上記タンク基台部34に設けられ
た第2段穴部37の内径寸法は、カラー部材60の各突
起部60bの外径寸法よりも若干量だけ大きく設定され
ており、カラー部材6を第2段穴部37の開口側から組
み込んで第1段穴部36側に所定の押圧力を加えること
により、該カラー部材60は、その本体部60aが両段
穴部36,37の境界面に当接するまで押し込まれる。
これにより、環状のシール部材R3の側面に上記カラー
部材60が配置されることなり、このカラー部材60に
よってシール部材R3のパイプ軸方向の移動が規制さ
れ、その脱落が確実に防止されるのである。
【0042】尚、この変形例においても、パイプ部47
の先端側の外周部には、環状のシール部材R3が装着さ
れるとともに止め輪50の内周部が嵌合・装着される装
着部47aと、この装着部47aよりも所定量だけ大径
(止め輪50の内径よりも大径)に設定された抜け止め
部47bとが設けられており、この抜け止め部47bに
より、カラー部材60が第2段穴部37の開口側に抜脱
することが確実に防止される。また、パイプ部47の先
端側をタンク基台部34のパイプ取付孔35に組み込む
際には、カラー部材60の内周部をパイプ部47の上記
抜け止め部47bに係合させた状態で、カラー部材60
を第1段穴部36側に押し込むことができる。
【0043】尚、以上の各実施の形態は、自動車に搭載
される液圧ブレーキ用マスタシリンダに関するものであ
ったが、本発明は、かかる場合に限られるものではな
く、例えば液圧クラッチ用マスタシリンダに組み込まれ
るものに対しても有効に適用することができる。このよ
うに、本発明は、以上の実施形態に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において、変更あるい
は修正を加えることができるのは、もちろんのことであ
る。
【0044】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、管状のシリ
ンダ本体を備えた埋め込み型のマスタシリンダにおい
て、シリンダ本体内の圧力室のシリンダ本体開口端に比
較的近い部分とリザーバタンク内とを連通させ得るパイ
プ部材と、シリンダ本体の開口端側を覆うキャップ部材
とが合成樹脂で一体成形され、該成形品のパイプ部の先
端側が、リザーバタンク壁部に設けられたパイプ取付孔
に環状のシール部材を介して取り付けられているので、
特殊な部品を要することなく、上記パイプ部材とキャッ
プ部材とを一体化することによる部品点数の削減と構造
のより一層の簡素化を図ることができ、また組立作業性
を高めることができる。また、シール部材のパイプ軸方
向への移動を規制する移動規制部材がシール部材側面に
配置されているので、かかるシール部材のパイプ軸方向
への移動を規制してその脱落を確実に防止することがで
きる。
【0045】また、本願の第2の発明によれば、基本的
には、上記第1の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、上記移動規制手段は、板状の止め輪であるの
で、簡単な作業でシール部材側面に取り付けることがで
きる。また、パイプ取付孔およびシール部材ならびに移
動規制手段の組付部分の形状寸法等を適切に設定するこ
とにより、市販のものを用いることができ、上記移動規
制手段を低コストで容易に調達することができる。
【0046】更に、本願の第3の発明によれば、基本的
には、上記第1の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、上記移動規制手段は、環状のカラー部材であ
るので、簡単な作業でシール部材側面に取り付けること
ができ、シール部材のパイプ軸方向への移動を規制して
その脱落を確実に防止することができる。
【0047】また、本願の第4の発明によれば、基本的
には、上記第1〜第3のいずれか一の発明と同様の効果
を奏することができる。特に、上記パイプ部の先端側に
は、シール部材および移動規制部材の内周部が装着され
る装着部と、該装着部よりも所定量だけ大径の抜け止め
部とが設けられているので、比較的簡単な構成で移動規
制手段のパイプ部あるいは組付部からの抜脱を確実に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る液圧ブレーキ用マ
スタシリンダの部分縦断面説明図である。
【図2】 上記マスタシリンダのシリンダ本体アッセン
ブリ縦断面説明図である。
【図3】 上記マスタシリンダの結合フランジの断面形
状を示す説明図で、図5におけるY3−Y3線に沿った
縦断面説明図である。
【図4】 上記結合フランジの断面形状を示す説明図
で、図5におけるY4−Y4線に沿った縦断面説明図で
ある。
【図5】 上記結合フランジの正面説明図である。
【図6】 上記マスタシリンダのシリンダ本体に組み付
けられるシールボディの正面説明図である。
【図7】 図6のY7−Y7方向からの矢視図で、上記
シールボディの筒状本体部の先端側を拡大して示す説明
図である。
【図8】 上記シールボディの断面形状を示す説明図
で、図6におけるY8−Y8線に沿った縦断面説明図で
ある。
【図9】 上記シールボディのパイプ部へのシール部材
および止め輪の組み付け状態を部分的に拡大して示すパ
イプ部先端側の縦断面説明図である。
【図10】 上記マスタシリンダのシールボディ組み付
け状態を部分的に拡大して示す縦断面説明図である。
【図11】 上記マスタシリンダに組み込まれるスリー
ブの正面説明図である。
【図12】 上記スリーブの断面形状を示す説明図で、
図11におけるY12−Y12線に沿った縦断面説明図
である。
【図13】 上記マスタシリンダに組み込まれる止め輪
の正面説明図である。
【図14】 上記止め輪の断面形状を示す説明図で、図
13におけるY14−Y14線に沿った縦断面説明図で
ある。
【図15】 本発明の実施の形態の変形例に係る液圧ブ
レーキ用マスタシリンダのシールボディ組み付け状態を
部分的に拡大して示す縦断面説明図である。
【図16】 上記変形例に係るマスタシリンダに組み込
まれるカラー部材の正面説明図である。
【図17】 上記カラー部材の断面形状を示す説明図
で、図16におけるY17−Y17線に沿った縦断面説
明図である。
【図18】 ゴム製ブッシュを用いてシールボディのパ
イプ部を固定するシールボディ組み付け状態を部分的に
拡大して示す縦断面説明図である。
【符号の説明】
1…マスタシリンダ 5…真空倍力装置 6…(真空倍力装置の)ケース 6H…(ケースの)凹部 10…シリンダ本体 11…結合フランジ 20…ピストン 30…リザーバタンク 34…タンク基台部 34H…(タンク基台部の)内部空間 35…パイプ取付孔 40…シールボディ 44…キャップ部 47…パイプ部 47a…(パイプ部の)装着部 47b…(パイプ部の)抜け止め部 50…止め輪 60…カラー部材 R3…シール部材 S1…1次側圧力室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が開口した管状のシリンダ本体
    と、該シリンダ本体内に摺動自在に嵌挿され一端が外部
    の作動装置に連結されたピストンと、上記シリンダ本体
    内に供給する圧力媒体を貯留するリザーバタンクとを備
    えるとともに、上記シリンダ本体内に形成された圧力室
    のシリンダ本体開口端に比較的近い部分と上記リザーバ
    タンク内とを連通させ得るパイプ部材と、上記シリンダ
    本体の開口端側を覆うキャップ部材と、シリンダ本体と
    上記外部の作動装置とを結合させるフランジ部材とが設
    けられ、上記シリンダ本体と外部の作動装置とを結合し
    た際に、上記キャップ部材及び/又はパイプ部材の少な
    くとも一部が上記外部の作動装置に形成された凹部内に
    収納されるように構成されたマスタシリンダであって、 上記パイプ部材とキャップ部材とが合成樹脂で一体成形
    されており、該成形品のパイプ部の先端側は、リザーバ
    タンク壁部に設けられたパイプ取付孔に環状のシール部
    材を介して取り付けられ、該シール部材の側面に、シー
    ル部材のパイプ軸方向への移動を規制する移動規制部材
    が配置されていることを特徴とするマスタシリンダ。
  2. 【請求項2】 上記移動規制手段が板状の止め輪である
    ことを特徴とする請求項1記載のマスタシリンダ。
  3. 【請求項3】 上記移動規制手段が環状のカラー部材で
    あることを特徴とする請求項1記載のマスタシリンダ。
  4. 【請求項4】 上記パイプ部の先端側には、上記シール
    部材および移動規制部材の内周部が装着される装着部
    と、該装着部よりも所定量だけ大径の抜け止め部とが設
    けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれか一に記載のマスタシリンダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101612279B1 (ko) * 2010-06-17 2016-04-14 현대모비스 주식회사 차량용 마스터 실린더

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