JP2001056766A - マルチモジュールシステム及び対話システム - Google Patents

マルチモジュールシステム及び対話システム

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JP2001056766A
JP2001056766A JP23152899A JP23152899A JP2001056766A JP 2001056766 A JP2001056766 A JP 2001056766A JP 23152899 A JP23152899 A JP 23152899A JP 23152899 A JP23152899 A JP 23152899A JP 2001056766 A JP2001056766 A JP 2001056766A
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美樹男 笹木
Katsushi Asami
克志 浅見
Kenzo Ito
健三 伊藤
智 ▲廣▼瀬
Satoshi Hirose
Norio Takemoto
記朗 竹本
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のモジュールで構成されるソフトウェア
システムにおいて、複数のモジュールの連携動作を実現
するにあたり、システムの設計を容易にし、しかも、モ
ジュールの変更及び追加をも容易にする。 【解決手段】 モジュール11〜17の連携動作に必要
な情報を、所定形式で記述したプロファイル21〜26
として、通信管理装置20に記憶する。モジュール11
〜17は、このプロファイル21〜26を参照すること
によって動作し、プロファイル21〜26を更新する。
すると、別のモジュール11〜17が、更新されたプロ
ファイル21〜26に基づいて動作し、さらにプロファ
イル21〜26を更新する。このようにして、逐次更新
されるプロファイル21〜26に基づき、各モジュール
11〜17の連携動作を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の機能を実現
する処理単位である複数のモジュールと、当該複数のモ
ジュール間に介在してモジュールの連携動作を可能にす
る通信管理装置とを備えたマルチモジュールシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザとの間で情報のやり取りを行うた
めのHMI(Human Machine Interface )が知られてい
るが、近年、より違和感のない対話を行えるHMIが開
発されている。例えば車載用ナビゲーションシステムに
は、HMIとしての対話システムを備えているものがあ
る。例えば、この対話システムでは、「地図表示」を要
求するユーザのキー操作や発話を受け付け、これに対し
て地図表示場所の問いかけを行い、さらにユーザから
「現在地周辺」という場所の指示があると、現在地周辺
の地図をディスプレイ装置に表示する。
【0003】ここに例示した対話システムは、例えばユ
ーザの発話内容を認識するための音声認識機能、ユーザ
へ問いかけるための音声合成機能、ユーザのキー操作を
受け付けるための操作受付機能、ユーザ入力に対して違
和感のない応答をするための対話管理機能、地図などの
情報表示を行うための表示機能などの各種機能を備えて
いる。そして、対話システムの処理プログラムは、上述
した機能毎にモジュール化された構成となるのが一般的
である。
【0004】本明細書で「モジュール」とは、上述した
ような所定の機能を実現する処理プログラムを含むまと
まりをいう。モジュールは、処理プログラムだけでな
く、その処理プログラムを実行するためのCPUを備え
ていることも考えられる。この場合、モジュールは、ハ
ードウェア的な単位で捉えることができる。つまり、コ
ンピュータシステムを備える装置として捉えることがで
きる。一方、システム全体として例えば一のCPUを備
えており、このCPUによって処理プログラムが実行さ
れる場合、モジュールは、ソフトウェア的な単位で捉え
ることができる。
【0005】また、以下の説明で「モジュールが・・・
する」や「モジュールは・・・する」といったモジュー
ルを主語とした動作表現は、実際には、モジュール毎に
あるいはシステムに用意されたCPUがモジュールの処
理プログラムを実行することで実現されることを示して
いる。単に「モジュールが動作する」という場合、CP
Uによってモジュールの処理プログラムが実行されるこ
とを意味する。
【0006】ここで上述した対話システムの説明に戻
る。モジュールという表現を用いれば、対話システム
は、音声認識のモジュール、音声合成のモジュール、操
作受付のモジュール、対話管理のモジュール、表示のモ
ジュールなどの複数のモジュールで構成されると言え
る。このような対話システムにて例えば上述したような
ユーザとの対話を実現するためには、各モジュールが相
互に通信を行って連携動作する必要がある。例えば音声
認識のモジュールが、ユーザの発話内容を認識し、その
認識結果を対話管理モジュールに通知する。続いて、対
話管理モジュールが、その認識内容に基づいてユーザへ
の問合せ情報を決定し、その問合せ情報を音声合成のモ
ジュールに通知する。さらに続けて、音声合成モジュー
ルが、その問合せ情報に基づき、音声にてユーザへの問
いかけを行うという具合である。
【0007】従来、このようなモジュール間の通信処理
はモジュールの処理プログラムに含まれていたため、モ
ジュールの処理プログラムの設計が複雑になるという問
題があった。また、各モジュールが同一の動作環境で動
作しないシステム構成も考えられる。例えば、モジュー
ルが同一のOS上で動作しないようなときである。この
場合は特に、OSなど動作環境の違いを考慮したプログ
ラミングを行う必要があるため、モジュールの設計が複
雑になってしまう。
【0008】この問題を解決する技術として、特開平1
0−3392号公報、特開平11−15680号公報、
及び特開平10−69391号公報に開示された技術が
あった。これらの技術は、モジュールで行われていた通
信処理のうちのいくつかをモジュールとは別に設けられ
た通信管理装置で実現するようにしたものである。これ
によって、モジュールの処理プログラムを簡潔なものに
し処理プログラムの設計を容易にしたり、あるいは、通
信管理装置で各モジュールの動作管理を行ったりしてい
た。
【0009】このようにモジュール間の通信処理の一部
をモジュールの処理プログラムから分離させるという技
術思想によれば、動作環境(OSの違いなど)を考慮せ
ず各モジュールの処理プログラムが記述できるという点
では、モジュールの設計を容易にすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報に記載される技術を用いた場合、対話システムな
どに必要とされるモジュールの連携動作、特に、違和感
のない対話を実現するための連携動作を設計することを
考えると、モジュールの設計が複雑になってしまう。
【0011】例えば、Aモジュールが他のB,C,Dの
3つのモジュールからの情報に基づいて動作するシステ
ムを設計することを考える。このとき、B,C,Dの3
つの各モジュールからの情報は、通信管理装置を介して
Aモジュールに個別に通知される。つまり、動作に必要
な複数の情報が、別々に、異なるタイミングで、通知さ
れるのである。したがって、Aモジュールの処理プログ
ラムは、B,C,Dの3つのモジュールからの情報の送
信タイミングを考慮して設計する必要がある。例えば、
B→C→Dの順で各モジュールからAモジュールへ情報
が送信された場合、B及びCのモジュールからの情報を
一旦記憶しておき、Dモジュールからの情報が通知され
た段階で、記憶した情報を読み出して判断処理を実行す
る必要がある。
【0012】また、特開平11−15680号公報に
は、マルチプロセス管理装置(通信管理装置)が主体と
なって各モジュールを制御する技術が開示されている。
このように通信管理装置で各モジュールの動作を集中管
理するような構成とすれば、モジュールの処理プログラ
ムの設計は容易になる。しかし、通信管理装置側に、モ
ジュールからの情報の送信タイミングを考慮した管理処
理が必要となってくる。したがって、システム全体を考
えると、結局、通信管理装置の設計が困難になってしま
う。
【0013】そして、上述したような連携動作を実現す
るための処理は他のモジュールの処理プログラムに依存
するため、モジュールの変更や新たなモジュールの追加
も困難であった。なお、このような問題は、対話システ
ムなどのHMIに限られるものではなく、モジュール化
されたシステムでモジュールの連携動作を実現しようと
するときには、同様に生じる問題である。
【0014】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、複数のモジュールの連携動作を
実現するにあたり、設計を容易にし、しかも、モジュー
ルの変更及び追加をも容易にすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
目的を達成するためになされた請求項1に記載のマルチ
モジュールシステムは、複数のモジュールと、当該複数
のモジュール間に介在する通信管理装置とを備えてい
る。モジュールは、所定の機能を実現する処理単位であ
り、従来技術の説明中で詳しく述べたように、所定の機
能を実現する処理プログラムを含むまとまりである。所
定の機能には、対話システムの例で言えば、音声認識機
能、音声合成機能といったものが考えられる。
【0016】ここで特に、通信管理装置の記憶手段に
は、所定の形式で記述された動作情報が記憶される。こ
の動作情報は、モジュールの連携動作に必要な情報であ
る。例えばあるモジュールが別の3つのモジュールの動
作結果に依存して動作するような場合、それら3つのモ
ジュールの動作結果が記述されるという具合である。な
お、ここでいう記憶手段は、RAMなどの半導体メモリ
装置を用いて構成してもよいし、ハードディスクなどの
記録媒体を用いて構成してもよい。
【0017】また、通信管理装置のインターフェース手
段は、モジュールからのアクセスを可能にする。そし
て、処理実行手段は、インターフェース手段を介したモ
ジュールからの要求があると、その要求に応じて参照処
理又は更新処理を実行する。参照処理は、記憶手段に記
憶された動作情報を読み出してモジュールに提供するも
のである。また、更新処理は、記憶手段に記憶された動
作情報をモジュールからの情報によって更新するもので
ある。
【0018】このように構成された通信管理装置に対
し、モジュールは、インターフェース手段を介して動作
情報の読み出しを要求する。すると、上述の処理実行手
段によって参照処理が実行され、動作情報が読み出され
てモジュールに提供される。モジュールは、読み出し要
求に応じて通信管理装置から提供された動作情報に基づ
き動作し、インターフェース手段を介して動作情報の更
新を要求する。すると、上述の処理実行手段によって更
新処理が実行され、モジュールからの情報によって動作
情報が更新される。
【0019】つまり、本発明では、連携動作に必要な情
報を所定形式で記述した動作情報として通信管理装置に
記憶する。モジュールは、この動作情報を参照すること
によって動作し、動作情報を更新する。すると、別のモ
ジュールが、更新された動作情報に基づいて動作し、さ
らに動作情報を更新する。このようにして、逐次更新さ
れる動作情報に基づき、各モジュールの連携動作が実現
されるのである。これにより、映像・音声・操作系など
多岐にわたる入出力モジュールを同期連動させて統合処
理をするシステムが構築できる。
【0020】従来は、上述したように、Aモジュールが
他のB,C,Dの3つのモジュールからの情報に基づい
て動作するシステムを設計することを考えた場合、B,
C,Dの3つの各モジュールからの情報、すなわち動作
に必要な複数の情報が、別々に、異なるタイミングで通
知される。したがって、Aモジュールの処理プログラム
を、B,C,Dの3つのモジュールからの情報の送信タ
イミングを考慮して設計する必要があった。また、通信
管理装置でAモジュールの動作管理を行おうとする場
合、通信管理装置の処理プログラムを、B,C,Dの3
つのモジュールからの情報の送信タイミングを考慮して
設計する必要があった。
【0021】これに対して、本発明では、B,C,Dの
3つのモジュールがそれぞれ異なるタイミングで情報を
送信したとしても、それらの情報は、そのまま動作情報
として通信管理装置に記憶される。したがって、Aモジ
ュールの処理プログラムは、所定形式で記述される動作
情報を考慮して設計すればよく、B,C,Dの3つのモ
ジュールからの送信タイミングを何等考慮する必要がな
い。例えばB→C→Dの順で各モジュールが情報を送信
するとき、通信管理装置の動作情報が順次更新されてい
くため、AモジュールがB及びCモジュールからの情報
を一旦記憶しておく必要はない。
【0022】すなわち、他のモジュールからの情報の通
知タイミングを考慮する必要がないため、モジュールの
処理プログラムの設計は極めて容易になる。また、通信
管理装置は、各モジュールからの要求に従って、動作情
報の読み出し及び更新を行うだけである。したがって、
通信管理装置側の処理プログラムも簡単になる。結果と
して、本発明のマルチモジュールシステムの設計は極め
て容易になる。しかも、モジュールの処理プログラム
は、他のモジュールの処理プログラムを何等考慮せずに
設計できるため、各モジュールの処理プログラムの独立
性は高く、モジュールの変更及び追加が容易になる。
【0023】ところで、上述したように、モジュール
は、動作情報に基づいて設計される。したがって、モジ
ュールの設計を容易にするという観点からは、請求項2
に示すように、モジュールに対応する情報が記述された
プロファイルの単位で動作情報を記憶することが考えら
れる。例えばAモジュールに対応する情報をAプロファ
イルに記述し、Bモジュールに対応する情報をBプロフ
ァイルに記述するという具合である。ただし、各モジュ
ールに対応する情報がどのプロファイルに記憶されてい
るのかが設計者にとって明瞭であればよく、モジュール
とプロファイルを必ずしも1対1に対応させる必要はな
い。このようにすれば、情報の読み出し先、書き込み先
を設計者が把握し易くなる。結果として、モジュールの
設計をさらに容易にすることができる。
【0024】このようにモジュールに対応するプロファ
イルの単位で動作情報を記憶することを前提とした場
合、請求項3に示すように、さらに、動作情報に対する
モジュールのアクセス権が、プロファイルの単位で設定
できるように通信管理装置を構成することが考えられ
る。このアクセス権は、例えば設計者が予め設定してお
く。そして、処理実行手段は、モジュールからの要求が
あっても、当該モジュールの参照対象又は更新対象とす
る動作情報に当該モジュールのアクセス権がない場合に
は、参照処理又は更新処理を実行しない。このようにす
れば、モジュールに動作上の階層構造を持たせることが
できる。
【0025】例えばA,Bの2つのモジュールがあるプ
ロファイルに記述された情報に従って動作する場合、A
モジュールにはそのプロファイルを更新するためのアク
セス権を設定し、Bモジュールにはそのプロファイルを
更新するためのアクセス権を設定しないでおく。この場
合、Bモジュールは、プロファイルを更新できない。し
たがって、Bモジュールは、Aモジュールによって更新
されるプロファイルに基づき、すなわちAモジュールの
動作に依存して動作することになり、実質的にAモジュ
ールの配下に位置することになる。
【0026】つまり、通信管理装置に対して並列的に接
続されたモジュールに対し、プロファイルへのアクセス
権を設定することによって動作上の階層関係を持たせる
ことができるのである。もちろん、モジュールの処理プ
ログラムは、プロファイルに応じて設計すればよく、他
のモジュールの処理プログラムを考慮する必要がないの
は、上述した通りである。
【0027】なお、上述したように通信管理装置の処理
実行手段は、モジュールからの要求があると、記憶手段
に記憶された動作情報を読み出してモジュールに提供す
る。このようにモジュールが主体となって動作情報を読
み出すようにすることで、通信管理装置の処理プログラ
ムは簡単になる。しかし、どのようなタイミングで更新
されるのか分からない動作情報に基づいてモジュールが
動作する場合、モジュールは、その動作情報を監視する
必要があるため、モジュールから通信管理装置へのアク
セスが常時発生することになる。
【0028】そこで、請求項4に示すように、通信管理
装置の処理実行手段が、情報更新通知処理を実行するよ
うに構成することが考えられる。情報更新通知処理は、
モジュールからの要求に基づき、動作情報の中の特定の
情報の更新があったことをモジュールに通知するもので
ある。このようにすれば、モジュールから通信管理装置
へのアクセスを減らすことができる。また、通信管理装
置は、動作情報の更新だけを判断してモジュールへ通知
すればよく、モジュールの動作を制御しない。したがっ
て、通信管理装置の処理プログラムが複雑になることも
ない。
【0029】ところで、通信管理装置のインターフェー
ス手段は、請求項5に示すように、各モジュールからコ
ールされる関数群として実現することが考えられる。こ
のようにすれば、各モジュールは、関数コールを行うこ
とによってプロファイルにアクセスできるため、モジュ
ールの設計を容易にするという点で有利である。
【0030】そして、上述した関数群は、モジュールの
動作環境に対応させて設けるとよい(請求項6)。すな
わち、モジュールの動作するOSの違いなどを、この関
数群が吸収するようにすれば、モジュールの動作環境を
考慮することなく、モジュールの設計を行うことができ
るため、設計者にとって便利である。
【0031】以上は、マルチモジュールシステムの発明
として説明してきたが、上述したマルチモジュールシス
テムは、モジュールの連携動作が必要となるシステムに
適用された場合に極めて優れた効果を発揮する。この意
味では、対話システムの発明として実現することもでき
る。この対話システムは、ユーザからの情報を入力する
入力モジュールと、ユーザへ情報を提示する出力モジュ
ールと、ユーザとの対話を管理する対話管理モジュール
とを少なくとも備えている。入力モジュールは、上述し
た音声認識のモジュールや操作のモジュールであること
が考えられる。また、出力モジュールは、音声合成のモ
ジュールや表示のモジュールであることが考えられる。
本発明の対話システムでは、これらのモジュールの連携
動作によってユーザとの間で情報のやり取りが行われ
る。対話システムとして実現した場合も、上述したマル
チモジュールシステムの効果と同様の効果が得られるこ
とは言うまでもない。すなわち、対話システムの設計が
容易になると共に、対話システムを構成する各モジュー
ルの変更及び追加が容易になる。
【0032】対話システムとして実現する場合は、請求
項8に示したように、通信管理装置の記憶手段に、ユー
ザへ提示した情報内容を動作情報として記憶できる構成
としておき、ユーザへ提示した情報に基づく対話動作を
行うことが考えられる。つまり、出力モジュールは、ユ
ーザへの情報提供を行うと、当該提供した情報内容を動
作情報として記憶するようにインターフェース手段を介
して動作情報の更新を要求する。一方、対話管理モジュ
ールは、動作情報として記憶された情報内容をインター
フェース手段を介して参照し、ユーザから次に入力され
る情報を予測し、当該予測結果に応じた動作を行う。
【0033】従来の対話システムでは、モジュールの処
理プログラムが複雑になってしまうため、ユーザからの
入力情報だけに基づく対話を行っていた。これに対し
て、本発明の対話システムでは、ユーザに提示した情報
内容を動作情報として記憶するため、システムからユー
ザに提示した内容も動作情報として一律に扱うことがで
きる。したがって、この動作情報に基づき、ユーザから
次に入力される情報を予測し、予測結果に応じた動作を
行うのである。例えばユーザの次の発話を予測して、適
切な辞書を設定するという具合である。これによって、
違和感のない対話を実現でき、しかも、モジュールの処
理プログラムが煩雑になることもない。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。図1は、実施例の対話シ
ステムのソフトウェア構成を示す説明図である。本実施
例の対話システムは、CPU、ROM、RAM、I/O
を備えるコンピュータシステムである。そして、図1に
示した説明図は、このコンピュータシステムを機能させ
るソフトウェア構成を示している。
【0035】本実施例の対話システムは、対話管理モジ
ュール11、音声認識モジュール12、音声合成モジュ
ール13、操作系モジュール14、表示モジュール1
5、アプリケーションモジュール16、インターフェー
ス(以下「I/F」と記述する。)モジュール17、及
びモジュール11〜17間に介在する通信管理装置20
を備えている。
【0036】ここでモジュール11〜17は、所定の機
能を実現する処理プログラムのまとまりを示している。
各処理プログラムは、対話システムが備える図示しない
CPUによって実行される。処理プログラムが実行され
ることにより、各モジュール11〜17が動作し、それ
ぞれ以下のように機能する。
【0037】対話管理モジュール11は、ユーザからの
入力情報などに基づき対応動作を決定するというよう
に、対話全体の流れを制御する。音声認識モジュール1
2は、ユーザの発話内容を認識する。また、音声合成モ
ジュール13は、システム側からユーザへの情報を合成
音声にて出力する。操作系モジュール14は、ユーザか
らのスイッチ操作を受け付ける。そして、表示モジュー
ル15は、ユーザへの情報を図示しない表示装置に表示
する。また、アプリケーションモジュール16は、情報
提供のためのデータベース検索などを行う。I/Fモジ
ュール17は、例えば対話システムに接続された電話機
などを制御する。
【0038】この対話システムは、一例として、ナビゲ
ーション装置と共に車両に搭載されて用いられることが
考えられる。この場合、ナビゲーション装置とユーザと
のHMIとして機能する。ナビゲーション装置は、I/
Fモジュール17を介して対話システムに接続されるこ
とが考えられる。また、アプリケーションモジュール1
6がナビゲーション機能を実現するように構成すること
が考えられる。
【0039】一方、通信管理装置20は、対話モジュー
ル11に関する情報が主に記述された対話プロファイル
(CVP)21、音声認識モジュール12に関する情報
が主に記述された音声認識プロファイル(SRP)2
2、音声合成モジュール13に関する情報が主に記述さ
れた音声合成プロファイル(SSP)23、操作系モジ
ュール14に関する情報が主に記述された操作系プロフ
ァイル(SWP)24、アプリケーションプロファイル
(AP)25、及びコンテンツプロファイル(CP)2
6を記憶している。コンテンツプロファイル(CP)2
6には、表示モジュール15による表示内容が主に記述
される。また、アプリケーションプロファイル(AP)
25には、表示モジュール15、アプリケーションモジ
ュール16及びI/Fモジュール17の動作に関する情
報が記述される。これらプロファイル21〜26は、対
話システムの備えるRAMの所定領域に記憶される。
【0040】ここで本実施例におけるプロファイルの記
述例を説明する。プロファイルに記述される情報はヘッ
ダ情報と属性情報に大別される。ヘッダ情報は、主に通
信管理装置20が、プロファイルにアクセスする際、各
プロファイルを識別するための情報である。例えばシス
テム構成の分類やユーザ名、対応モジュール名、機能名
などを記述されるという具合である。属性情報は、ある
モジュールから別のモジュールに対するデータである制
御パラメータ及びリクエストコード、プロファイルがモ
ジュールと1対1に対応している場合には、対応するモ
ジュールの実行状態、モジュールの動作に必要な各種の
情報(動作属性)などである。ここで挙げた情報の中
で、動作属性は全てのプロファイルに記述されるが、そ
の他の情報は必ずしも記述されるとは限らない。
【0041】例えば図10に音声認識プロファイル(S
RP)22の記述例を示し、図11に音声合成プロファ
イル(SSP)23の記述例を示した。同様に、図12
には操作系プロファイル(SWP)24の記述例、図1
3にはアプリケーションプロファイル(AP)25の記
述例、図14にはコンテンツプロファイル(CP)26
の記述例を示した。
【0042】以下、プロファイル21〜26に記述され
た情報をオブジェクトと呼ぶことにする。各オブジェク
トは、オブジェクト名と設定値とで構成されている。設
定値の参照や更新を行う場合の識別子となるのがオブジ
ェクト名である。なお、表の一番左側の領域名称は、オ
ブジェクトの種別を大別して説明するものであり、実際
のプロファイルに記述される情報ではない。
【0043】図10に示すように、音声認識プロファイ
ル(SRP)22には、辞書情報、認識結果、音声認識
のためのマイクゲイン、切り出し区間などが記述され
る。また、図11に示すように、音声合成プロファイル
(SSP)23には、発声速度、音量、抑揚番号、発話
テキストなどが記述される。音声合成モジュール13
は、この発話テキストのを合成音声で出力する。図12
に示すように、操作系プロファイル(SWP)24に
は、操作対象、イベント列などが記述される。ユーザか
らの操作は、イベント列として記述される。そして、図
13に示すように、アプリケーションプロファイル(A
P)25は表示に関するものであり、このアプリケーシ
ョンプロファイル(AP)25には、表示するファイル
名や描画位置が記述される。また、図14に示すよう
に、コンテンツプロファイル(CP)26には、表示さ
れた項目の数や表示された項目文字列が記述される。
【0044】以上、主なプロファイル22〜26を例に
挙げその記述例を説明したが、このような情報を記述す
ることで、モジュール11〜17の動作仕様、動作内
容、実行状態が示されると共に、モジュール間の通信が
実現され、また、各モジュールから関連データの記憶領
域が把握できる。
【0045】上述したモジュール11〜17は、プロフ
ァイル21〜26に記述された情報に基づいて動作す
る。そして、各モジュール11〜17は、所定のプロフ
ァイル21〜26を更新する。したがって、上述したプ
ロファイル21〜26として記憶された情報が「動作情
報」に相当する。
【0046】そして、通信管理装置20は、各モジュー
ル11〜17がプロファイル21〜26へアクセスする
ための関数群27を備えている。モジュールとプロファ
イルの関係を一般化した説明図を図2に示した。図2に
示すように、モジュールは、通信管理装置20を介し、
すなわち関数群27として用意された関数をコールする
ことによって、プロファイルにアクセスできる構成とな
っている。
【0047】関数群27としては、具体的に次のような
関数を用意することが考えられる。モジュールが通信管
理装置20へアクセスするために必要なアクセスキーを
取得するアクセスキーの取得関数、プロファイルの中に
オブジェクト定義を新規に追加するオブジェクトの追加
関数、プロファイルの中からオブジェクトの定義を削除
するオブジェクトの削除関数、プロファイルの中のオブ
ジェクトの設定値を更新する設定値更新関数、オブジェ
クトの設定値が更新されたか否かを取得するオブジェク
ト状態の取得関数、オブジェクトの設定値を取得する設
定値取得関数、通信管理装置20に設定値の更新を監視
させる際に監視対象のオブジェクトを追加する監視オブ
ジェクト追加関数、通信管理装置20に設定値の更新を
監視させる際に監視対象のオブジェクトを削除する監視
オブジェクトの削除関数、関数実行中に他の関数を割り
込ませる割込関数、などを用意する。
【0048】これらの関数によって、モジュールは、プ
ロファイルに記述された情報の参照・更新が可能にな
る。また、プロファイルに記述されるオブジェクト自体
の追加・削除が可能となるため、システムの処理構成を
動的に変更することもできる。さらに、特定のオブジェ
クトの設定値の更新を通信管理装置20に監視させるこ
とによって、モジュールの通信管理装置20へのアクセ
ス回数を減らすこともできる。
【0049】また、上述した関数群27は、各モジュー
ルの動作環境に対応させて容易されている。例えばNa
tive環境とJAVA環境にまたがってモジュールが
動作する場合、両方の環境に適合できる関数を定義す
る。なお、通信管理装置20には、プロファイルに対す
る各モジュールのアクセス権が設定できる。例えば図2
で言えば、AモジュールはAプロファイルに対してのア
クセス権のみを有しており、BモジュールはBプロファ
イルに対してのアクセス権を有しており、Cモジュール
はA〜Cのプロファイルの全てに対してアクセス権を有
しているという具合である。
【0050】ここで本実施例の対話システムの説明に戻
る。本実施例の対話システムでは、図3に示すように、
対話管理モジュール11が、音声認識プロファイル(S
RP)22、音声合成プロファイル(SSP)23、操
作系プロファイル(SWP)24、アプリケーションプ
ロファイル(AP)25及びコンテンツプロファイル
(CP)26に対するアクセス権を有する。詳しくは、
音声認識プロファイル(SRP)22、音声合成プロフ
ァイル(SSP)23、操作系プロファイル(SWP)
24については、参照及び更新のどちらも可能となって
いる。また、アプリケーションプロファイル(AP)2
5については更新のみが可能であり、コンテンツプロフ
ァイル(CP)26については参照のみが可能である。
【0051】表示モジュール15は、アプリケーション
プロファイル(AP)25については参照のみ可能であ
り、コンテンツプロファイル(CP)26については更
新のみが可能である。また、音声認識モジュール12は
音声認識プロファイル(SRP)22の参照及び更新が
可能であり、音声合成モジュール13は音声合成プロフ
ァイル(SSP)23の参照及び更新が可能であり、同
様に、操作系モジュール14は操作系プロファイル(S
WP)24の参照及び更新が可能である。
【0052】このようなプロファイル21〜26に対す
るモジュール11〜15のアクセス権を通信管理装置2
0に設定することによって、本対話システムは、動作上
は、図4に示すように対話管理モジュール11の配下
に、音声認識モジュール12、音声合成モジュール1
3、操作系モジュール14、及び表示モジュール15が
位置することになる。
【0053】例えば、音声合成モジュール13は音声合
成プロファイル(SSP)23に記述された情報に基づ
いて動作するのであるが、対話管理モジュール11が音
声合成プロファイル(SSP)23を更新可能であるた
め、結果的に、対話管理モジュール11からの指示によ
って、音声合成モジュール13が動作することになるの
である。
【0054】次に、本実施例の対話システムにおける動
作例を説明する。なお、図4中に示すアプリケーション
モジュール16やI/Fモジュール17も、図3に示し
た表示モジュール15と同様に位置付けることができ
る。ただし以下では、説明を煩雑にしないために、図3
を用い表示モジュール15の動作を代表して説明し、ア
プリケーションモジュール16及びI/Fモジュール1
7の動作の説明は省略する。
【0055】動作例の説明は、図5〜9のフローチャー
トを用いて行うことにする。ここでモジュール11〜1
5とプロファイル21〜26の関係については、図3を
適宜参照する。最初に図5のフローチャートを参照し、
対話管理モジュール11による対話処理を説明する。こ
の対話処理は、ユーザのスイッチ操作などに基づく、対
話プロファイル(CVP)21の特定オブジェクトの設
定値の更新が、対話管理モジュール11によって判断さ
れて開始される。
【0056】まずステップS100において、初期設定
を行う。続くS110にてトップメニュー表示を行う。
この処理は、対話を開始するための最初のメニューを表
示モジュール15に表示させるものである。詳しくは、
アプリケーションプロファイル(AP)25の更新処理
であり、更新されたアプリケーションプロファイル(A
P)25に従い、表示モジュール15がトップメニュー
を表示する。表示モジュール15の詳しい動作は後述す
る。
【0057】続くS120では、音声合成プロファイル
を更新する。この処理は、システム側の発話内容をテキ
スト形式で書き込むものである(図11中の属性13の
欄参照)。これによって、音声合成モジュール13によ
って合成音声が出力される。ここで図6のフローチャー
トに基づき、音声合成モジュール13による音声合成処
理を説明する。音声合成処理は、繰り返し実行される処
理である。
【0058】まずS300において、通信管理装置20
に対し、音声合成プロファイル(SSP)23の特定オ
ブジェクトの監視を要求する。特定オブジェクトの1つ
として、発話テキスト(図11中の属性13の欄参照)
が更新されたか否かの監視を要求する。これによって、
通信管理装置20は、監視対象のオブジェクトの設定値
が更新されると、その更新された旨の通知を行う。した
がって、上述した図5中のS120にて発話内容がテキ
スト形式で書き込まれると、通信管理装置20から監視
対象のオブジェクトの設定値の更新が通知されることに
なる。そこで次のS310では、通信管理装置20から
の通知があったか否かを判断する。ここで通知があった
と判断された場合(S310:YES)、S320へ移
行する。一方、通知ないうちは(S310:NO)、S
310の判断処理を繰り返す。
【0059】S320では、音声合成プロファイルを参
照する。そして、次のS330では、音声合成プロファ
イル(SSP)23に記述された情報に基づき、合成音
声を出力する。続くS340では、音声合成プロファイ
ル(SSP)23を更新する。システム側の発話完了の
情報を主として記述する(図11中の属性6の欄参
照)。そして、その後、本音声合成処理を終了する。
【0060】つまり、図5中のS120にて音声合成プ
ロファイル(SSP)23を更新することによって、音
声合成モジュール13がそれに連携して動作するのであ
る。再び図5を参照して対話処理を説明する。次のS1
30では、コンテンツプロファイル(CP)26を参照
する。コンテンツプロファイル(CP)26には、表示
モジュール15による表示内容、例えば表示項目の数や
表示項目文字列が記述されている。
【0061】したがって、続くS140では、この表示
内容を解釈する。そして、次のS150では、解釈した
表示内容から、ユーザが次に入力する情報を予測し、そ
の予測結果に基づき対話を決定する。続くS160で
は、予測結果を基に認識語彙を設定する。この処理は、
音声認識モジュール12の参照する音声認識プロファイ
ル(SRP)22にその認識語彙を含む辞書を記述する
ものである。つまり、誤認識を避けるため、ユーザが発
話するであろうと考えられる語を含む辞書を選択的に記
述して指定する。
【0062】そして、次のS170では、ユーザからの
情報入力を待つ。ここでは、通信管理装置20に対し、
音声認識プロファイル(SRP)22及び操作系プロフ
ァイル(SWP)24の特定オブジェクトの監視を要求
する。ユーザからの情報入力があると、音声認識プロフ
ァイル(SRP)22及び操作系プロファイル(SW
P)24が、それぞれ音声認識モジュール12及び操作
系モジュール14によって更新されるためである。
【0063】ここで、音声認識モジュール12、及び操
作系モジュール14の動作を説明する。最初に図7のフ
ローチャートに基づき、音声認識モジュール12による
音声認識処理を説明する。
【0064】まずステップS400において、音声認識
プロファイル(SRP)22を参照する。次のS410
では、辞書の設定を行う。この処理は、音声認識プロフ
ァイル(SRP)22上で指定された辞書(図10中の
属性7〜15の欄参照)に基づいて、音声認識で使用す
る辞書を設定するものである。ここでは、図3に示した
音声認識辞書12aの中から使用する辞書を読み出す。
上述した図5中のS160で音声認識プロファイル(S
RP)22の辞書情報が更新されれば、その辞書情報に
基づく辞書が設定されることになる。
【0065】続くS420では音声認識を行い、S43
0にて音声認識プロファイル(SRP)22を更新す
る。ここでは、音声認識の完了情報と認識結果とを主と
して記述する(図10中の属性6、17〜21の欄参
照)。その後、本音声認識処理を終了する。
【0066】続いて図8のフローチャートに基づき、操
作系モジュール14による操作系処理について説明す
る。まずステップS500において、操作系プロファイ
ル(SWP)24を参照する。操作系プロファイル(S
WP)24に記述された情報に基づき動作し、続くS5
10では、ユーザからの操作入力を受け付ける。例えば
図3に示すようにスイッチ14aの押下情報を取得する
という具合である。そして、次のS520では、操作系
プロファイルを更新する。ここでは、例えばスイッチな
どによって入力された情報であるイベント列を主として
記述する(図12中の属性4の欄参照)。その後、本操
作系処理を終了する。
【0067】再び図5の対話処理の説明に戻る。上述し
たような音声認識モジュール12、操作系モジュールの
動作によって、音声認識プロファイル(SRP)22、
操作系プロファイル(SWP)24が更新される(図7
中のS430,図8中のS520)。
【0068】すると、通信管理装置20から、音声認識
プロファイル(SRP)22の監視対象のオブジェクト
又は操作系プロファイル(SWP)24の監視対象のオ
ブジェクトが更新された旨の通知がなされる。すると次
にS180にて、音声入力であるか否かを判断する。こ
こでは、音声認識プロファイル(SRP)22の監視対
象オブジェクトの更新が通信管理装置20から通知され
たときに肯定判断される。ここで音声入力であると判断
された場合は(S180:YES)、S190にて音声
認識プロファイル(SRP)22を参照し、S210へ
移行する。一方、音声入力でないと判断された場合は
(S180:NO)、S200にて操作系プロファイル
(SWP)24を参照し、S210へ移行する。
【0069】S210では、参照した音声認識プロファ
イル(SRP)22又は操作系プロファイル(SWP)
24に基づき、ユーザの入力情報を解釈する。そして、
次のS220では、この入力情報に基づいて対応動作を
決定する。対応動作とは、ここではユーザ入力に基づく
情報表示を意味する。しかし、例えば、所定のアプリケ
ーションの実行、すなわち、検索、ルート案内、オーデ
ィオ制御などを行うようにしてもよい。また、対話シス
テムで車両内の集中管理を行う場合、ウィンドウの開
閉、ライトの点灯などを対応動作に含めてもよい。
【0070】続くS230では、決定した対応動作に応
じて、アプリケーションプロファイル(AP)25を更
新する。この処理は、次の表示動作をアプリケーション
プロファイル(AP)25を介して指示するものであ
る。これによって、表示モジュール15によって表示装
置への情報表示が行われる。
【0071】ここで、図9のフローチャートに基づき、
表示モジュール15による表示処理を説明する。まずス
テップS600において、通信管理装置20に対し、ア
プリケーションプロファイル(AP)25の特定オブジ
ェクトの監視を要求する。これによって、特定オブジェ
クトが更新されると、通信管理装置20から更新された
旨の通知がなされる。したがって、続くS610では、
その更新された旨の通知があったか否かを判断する。こ
こで通知があった場合(S610:YES)、S620
へ移行する。一方、通知がないうちは(S610:N
O)S610の判断処理を繰り返す。
【0072】S620では、アプリケーションプロファ
イル(AP)25を参照する。続くS630では、アプ
リケーションプロファイル(AP)25に基づく情報表
示を行う。表示情報は、図3に示すコンテンツデータベ
ース(DB)15aから読み出される。そして、次のS
640では、コンテンツプロファイル(CP)26を更
新する。コンテンツプロファイル(CP)26には、表
示項目の数や表示項目文字列など表示内容が記述される
(図14中の属性7〜13の欄参照)。
【0073】図5中のS240では、対話の終了を判断
する。この処理は、対話プロファイル(CVP)21に
基づいて行われる。例えばアプリケーションモジュール
16やI/Fモジュール17などの動作などによって対
話プロファイル(CVP)21に対話終了の指示がなさ
れると肯定判断される。ここで終了と判断された場合
(S240:YES)、本対話処理を終了する。一方、
終了と判断されない場合(S240:NO)、S120
からの処理を繰り返す。上述したように表示モジュール
15は、アプリケーションプロファイル(AP)25に
基づく情報表示を行うだけでなく、その表示内容をコン
テンツプロファイル(CP)26に記述する。このた
め、S120からの処理が繰り返し実行されると、コン
テンツプロファイル(CP)26を参照して(S13
0)表示内容を解釈することで(S140)、次の対話
を決定することができる(S150)。
【0074】次に、本実施例の対話システムが発揮する
効果を説明する。本実施例の対話システムでは、各モジ
ュール11〜17の連携動作に必要な情報を所定形式で
記述したプロファイル21〜26として通信管理装置2
0に記憶する。したがって、モジュール11〜17は、
このプロファイル21〜26を参照することによって動
作し、プロファイル21〜26を更新する。すると、別
のモジュール11〜17が、更新されたプロファイル2
1〜26に基づいて動作し、さらにプロファイル21〜
26を更新する。このようにして、逐次更新されるプロ
ファイル21〜26に基づき、各モジュール11〜16
の連携動作が実現できる。
【0075】このようなプロファイル21〜26を採用
するメリットは、各モジュール11〜17が、プロファ
イル21〜26のみを考慮して設計できることである。
具体的に言えば、図5〜9に示したフローチャートに
は、他のモジュールの動作を考慮する処理ステップは存
在しない。したがって、従来のように、他のモジュール
11〜17からの情報の通知タイミングを考慮する必要
がないため、モジュール11〜17の処理プログラムの
設計が極めて容易になる。そして、各モジュール11〜
17の処理プログラムの独立性は高く、モジュール11
〜17の変更及び追加が容易になる。
【0076】また、通信管理装置20は、各モジュール
11〜17からの要求に従って、プロファイル21〜2
6を管理するに過ぎず、モジュール11〜17の動作を
制御することはない。したがって、通信管理装置20側
の処理プログラムも簡単になる。
【0077】以上のことから、本実施例の対話システム
は、極めて容易に設計できる。そして、本実施例の対話
システムでは、モジュール11〜17のプロファイル2
1〜26に対するアクセス権を設定できるように、通信
管理装置20を構成した。これによって、各モジュール
11〜17の処理プログラムを他のモジュール11〜1
7に依存させることなく、各モジュール11〜17間に
動作上の階層関係(主従関係)を持たせることができ
る。この点からも、システムの設計が容易になってい
る。
【0078】また、本実施例の対話システムでは、通信
管理装置20に関数群27を用意し、各モジュール11
〜17は、関数コールによってプロファイル21〜26
にアクセスできるようにした。この関数群27は、各モ
ジュールの動作環境に対応させて用意した。例えばNa
tive環境とJAVA環境にまたがってモジュールが
動作する場合、両方の環境に適合できる関数を定義す
る。これによって、モジュール11〜17の設計おい
て、そのモジュール11〜17の動作環境を考慮する必
要がないため、この点でもモジュール11〜17の設計
が容易になる。
【0079】さらにまた、本実施例では、通信管理装置
20がモジュール11〜17からの要求によって、プロ
ファイル21〜26の特定のオブジェクトの設定値の更
新を通知する。したがって、対話管理モジュール11、
音声合成モジュール13及び表示モジュール14は、通
信管理装置20に対し、特定のオブジェクトの監視を要
求し(図5中のS170,図6中のS300,図9中の
S600)、通知があるとプロファイルを参照する(図
3中のS190及びS200,図6中のS320,図9
中のS620)。これによって、モジュール11〜17
が通信管理装置20へ頻繁にアクセスする必要がなくな
る。
【0080】以上、本発明はこのような実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
において種々なる形態で実施し得る。例えば対話システ
ムの実施例を説明したが、複数のモジュールを備えそれ
らのモジュールが連携動作するシステムであれば、同様
に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の対話システムのソフトウェア構成を示
す説明図である。
【図2】モジュールと通信管理装置の関数群とプロファ
イルの関係を示す説明図である。
【図3】実施例の対話システムにおけるモジュールのプ
ロファイルとの関係を示す説明図である。
【図4】実施例の対話システムにおける動作上の構成を
示す説明図である。
【図5】対話管理モジュールの動作を示すフローチャー
トである。
【図6】音声合成モジュールの動作を示すフローチャー
トである。
【図7】音声認識モジュールの動作を示すフローチャー
トである。
【図8】操作系モジュールの動作を示すフローチャート
である。
【図9】表示モジュールの動作を示すフローチャートで
ある。
【図10】音声認識プロファイルの記述例である。
【図11】音声合成プロファイルの記述例である。
【図12】操作系プロファイルの記述例である。
【図13】アプリケーションプロファイルの記述例であ
る。
【図14】コンテンツプロファイルの記述例である。
【符号の説明】
11…対話管理モジュール 12…音声認識モジュール 12a…音声認識辞書 13…音声合成モジュール 14…操作系モジュール 14a…スイッチ 15…表示モジュール 15a…コンテンツデータベース 16…アプリケーションモジュール 17…インターフェースモジュール 20…通信管理装置 21…対話プロファイル(CVP) 22…音声認識プロファイル(SRP) 23…音声合成プロファイル(SSP) 24…操作系プロファイル(SWP) 25…アプリケーションプロファイル(AP) 26…コンテンツプロファイル(CP) 27…関数群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅見 克志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 伊藤 健三 愛知県名古屋市中区錦二丁目15番20号 株 式会社デンソークリエイト内 (72)発明者 ▲廣▼瀬 智 愛知県名古屋市中区錦二丁目15番20号 株 式会社デンソークリエイト内 (72)発明者 竹本 記朗 愛知県名古屋市中区錦二丁目15番20号 株 式会社デンソークリエイト内 Fターム(参考) 5B098 GA04 GB03 GB11 5E501 AA01 AA23 AC03 BA05 CA02 CB03 EA21 FA05 FA32

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の機能を実現する処理単位である複数
    のモジュールと、当該複数のモジュール間に介在する通
    信管理装置とを備え、前記複数のモジュールの連携動作
    を実現するマルチモジュールシステムであって、 前記通信管理装置は、 前記モジュールの前記連携動作に必要な情報であって、
    所定の形式で記述された動作情報を記憶する記憶手段
    と、 前記モジュールからのアクセスを可能にするインターフ
    ェース手段と、 前記インターフェース手段を介して前記モジュールから
    なされた要求に基づき、前記記憶手段に記憶された動作
    情報を読み出して前記モジュールに提供する参照処理及
    び前記記憶手段に記憶された動作情報を前記モジュール
    からの情報によって更新する更新処理を実行する処理実
    行手段とを有し、 一方、前記モジュールは、 前記通信管理装置に対し前記インターフェース手段を介
    して前記動作情報の読み出しを要求し、当該読み出し要
    求に応じて前記通信管理装置から提供された動作情報に
    基づき動作し、前記インターフェース手段を介して前記
    動作情報の更新を要求することを特徴とするマルチモジ
    ュールシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のマルチモジュールシステ
    ムにおいて、 前記動作情報は、前記モジュールに対応する情報が記述
    されたプロファイルの単位で記憶されていることを特徴
    とするマルチモジュールシステム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のマルチモジュールシステ
    ムにおいて、 前記通信管理装置は、さらに、前記動作情報に対する前
    記モジュールのアクセス権が、前記プロファイルの単位
    で設定可能に構成されており、 前記処理実行手段は、前記モジュールからの要求があっ
    ても、当該モジュールの参照対象又は更新対象とする動
    作情報に前記アクセス権がない場合には、前記参照処理
    又は前記更新処理を実行しないことを特徴とするマルチ
    モジュールシステム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のマルチモ
    ジュールシステムにおいて、 前記通信管理装置の処理実行手段は、前記モジュールか
    らの要求に基づき、前記動作情報の中の特定の情報の更
    新があったことをモジュールに通知する情報更新通知処
    理を実行することを特徴とするマルチモジュールシステ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のマルチモ
    ジュールシステムにおいて、 前記インターフェース手段は、各モジュールからコール
    される関数群として実現されていることを特徴とするマ
    ルチモジュールシステム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のマルチモジュールシステ
    ムにおいて、 前記関数群は、前記モジュールの動作環境に対応させて
    設けられていることを特徴とするマルチモジュールシス
    テム。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載のマルチモ
    ジュールシステムを用いて構成され、ユーザからの情報
    を入力する入力モジュールと、ユーザへ情報を提示する
    出力モジュールと、ユーザとの対話を管理する対話管理
    モジュールとを前記複数のモジュールとして少なくとも
    備え、当該モジュールの連携動作によってユーザとの間
    で情報のやり取りを行うことを特徴とする対話システ
    ム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の対話システムにおいて、 前記通信管理装置の記憶手段には、ユーザに提示した情
    報内容が前記動作情報として記憶可能に構成されてお
    り、 前記出力モジュールは、前記ユーザへの情報提供を行う
    と、当該提供した情報内容を前記動作情報として記憶す
    るように前記インターフェース手段を介して前記動作情
    報の更新を要求し、 前記対話管理モジュールは、当該動作情報として記憶さ
    れた情報内容を前記インターフェース手段を介して参照
    し、ユーザから次に入力される情報を予測し、当該予測
    結果に応じた動作を行うことを特徴とする対話システ
    ム。
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