JP2001056629A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2001056629A JP2001056629A JP11230496A JP23049699A JP2001056629A JP 2001056629 A JP2001056629 A JP 2001056629A JP 11230496 A JP11230496 A JP 11230496A JP 23049699 A JP23049699 A JP 23049699A JP 2001056629 A JP2001056629 A JP 2001056629A
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- toner
- cleaning
- roller
- image forming
- cleaning roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写残トナーの帯電量を安定化させ、トナー
リサイクル用のクリーニングローラ部材による転写残ト
ナーの回収、排出の効率の向上を図って、トナーリサイ
クル用のクリーニングローラ部材の汚れにより発生する
画像汚れを防止する画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 転写残トナーをクリーニングするクリー
ニング手段は、転写残トナーを再帯電ローラにより再帯
電した後、再帯電ローラにより再帯電された転写残トナ
ーを、回収バイアスが印加されるクリーニングローラ部
材により、転写残トナーをクリーニングローラ部材上に
一旦回収すると共に、非画像形成領域において、回収バ
イアスと反対極性の排出バイアスを印加してクリーニン
グローラ部材上のトナーを像形成体上に排出することを
特徴とする画像形成装置。
リサイクル用のクリーニングローラ部材による転写残ト
ナーの回収、排出の効率の向上を図って、トナーリサイ
クル用のクリーニングローラ部材の汚れにより発生する
画像汚れを防止する画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 転写残トナーをクリーニングするクリー
ニング手段は、転写残トナーを再帯電ローラにより再帯
電した後、再帯電ローラにより再帯電された転写残トナ
ーを、回収バイアスが印加されるクリーニングローラ部
材により、転写残トナーをクリーニングローラ部材上に
一旦回収すると共に、非画像形成領域において、回収バ
イアスと反対極性の排出バイアスを印加してクリーニン
グローラ部材上のトナーを像形成体上に排出することを
特徴とする画像形成装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等で、像形成体の周辺に帯電手段、画像書込
手段、現像手段等を配置して画像形成を行う電子写真方
式の画像形成に用いられるトナーリサイクル用のクリー
ニング手段を有する画像形成装置に関し、特に現像剤に
球形トナーや小粒径トナーが用いられる場合のトナーリ
サイクル用のクリーニング手段を有する画像形成装置に
関する。
タ、FAX等で、像形成体の周辺に帯電手段、画像書込
手段、現像手段等を配置して画像形成を行う電子写真方
式の画像形成に用いられるトナーリサイクル用のクリー
ニング手段を有する画像形成装置に関し、特に現像剤に
球形トナーや小粒径トナーが用いられる場合のトナーリ
サイクル用のクリーニング手段を有する画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、像形成体や中間転写体(中間転写
ベルト或いは中間転写ドラム)等の転写残トナーをクリ
ーニングするクリーニング手段に1つとしてクリーニン
グローラ部材(クリーニングローラ)が用いられてい
る。さらに、トナーの有効利用のため、画像形成後、使
用するトナー(現像時のトナー)と反対極性の回収バイ
アスをクリーニングローラに印加し、像形成体上に残っ
た転写残トナーを一旦クリーニングローラ上に回収した
後、非画像形成領域において、回収バイアスと反対極性
(使用するトナー(現像時のトナー)と同極性)の排出
バイアスを印加して像形成体上に排出し、現像手段にて
回収する、転写残トナーの電気的なトナーリサイクル用
のクリーニング方法が、特開平8−166750号公
報、同8−152832号公報、同8−6454号公
報、同6−51672号公報等により提案されている。
ベルト或いは中間転写ドラム)等の転写残トナーをクリ
ーニングするクリーニング手段に1つとしてクリーニン
グローラ部材(クリーニングローラ)が用いられてい
る。さらに、トナーの有効利用のため、画像形成後、使
用するトナー(現像時のトナー)と反対極性の回収バイ
アスをクリーニングローラに印加し、像形成体上に残っ
た転写残トナーを一旦クリーニングローラ上に回収した
後、非画像形成領域において、回収バイアスと反対極性
(使用するトナー(現像時のトナー)と同極性)の排出
バイアスを印加して像形成体上に排出し、現像手段にて
回収する、転写残トナーの電気的なトナーリサイクル用
のクリーニング方法が、特開平8−166750号公
報、同8−152832号公報、同8−6454号公
報、同6−51672号公報等により提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トナー
リサイクル用のクリーニングローラ部材(クリーニング
ローラ)に回収バイアスや排出バイアスを印加して転写
残トナーを電気的にクリーニングする上記提案のトナー
リサイクル用のクリーニング方法において、転写残トナ
ーの帯電量(Q/M)が安定せず、トナーリサイクル用
のクリーニングローラ部材による転写残トナーの回収効
率、排出効率が悪く、トナーリサイクル用のクリーニン
グローラ部材の汚れにより画像汚れが発生するという問
題が起こる。
リサイクル用のクリーニングローラ部材(クリーニング
ローラ)に回収バイアスや排出バイアスを印加して転写
残トナーを電気的にクリーニングする上記提案のトナー
リサイクル用のクリーニング方法において、転写残トナ
ーの帯電量(Q/M)が安定せず、トナーリサイクル用
のクリーニングローラ部材による転写残トナーの回収効
率、排出効率が悪く、トナーリサイクル用のクリーニン
グローラ部材の汚れにより画像汚れが発生するという問
題が起こる。
【0004】特に現像剤として、トナーリサイクル用の
クリーニングローラ部材を転写残トナーが擦り抜け易
く、クリーニングが困難な小粒径トナーや球形トナーが
用いられる場合、転写残トナーの帯電量がより安定せ
ず、トナーリサイクル用のクリーニングローラ部材によ
る転写残トナーの回収効率、排出効率が悪く、トナーリ
サイクル用のクリーニングローラ部材の汚れにより画像
汚れが発生するという問題が起こる。
クリーニングローラ部材を転写残トナーが擦り抜け易
く、クリーニングが困難な小粒径トナーや球形トナーが
用いられる場合、転写残トナーの帯電量がより安定せ
ず、トナーリサイクル用のクリーニングローラ部材によ
る転写残トナーの回収効率、排出効率が悪く、トナーリ
サイクル用のクリーニングローラ部材の汚れにより画像
汚れが発生するという問題が起こる。
【0005】本発明は上記の問題点を解決し、転写残ト
ナーの帯電量を安定化させ、トナーリサイクル用のクリ
ーニングローラ部材による転写残トナーの回収、排出の
効率の向上を図って、トナーリサイクル用のクリーニン
グローラ部材の汚れにより発生する画像汚れを防止する
画像形成装置、特に現像剤としてクリーニングが困難な
小粒径トナーや球形トナーが用いられる場合の、転写残
トナーの帯電量を安定化させ、トナーリサイクル用のク
リーニングローラ部材による転写残トナーの回収、排出
の効率の向上を図って、トナーリサイクル用のクリーニ
ングローラ部材の汚れにより発生する画像汚れを防止す
る画像形成装置を提供することを目的とする。
ナーの帯電量を安定化させ、トナーリサイクル用のクリ
ーニングローラ部材による転写残トナーの回収、排出の
効率の向上を図って、トナーリサイクル用のクリーニン
グローラ部材の汚れにより発生する画像汚れを防止する
画像形成装置、特に現像剤としてクリーニングが困難な
小粒径トナーや球形トナーが用いられる場合の、転写残
トナーの帯電量を安定化させ、トナーリサイクル用のク
リーニングローラ部材による転写残トナーの回収、排出
の効率の向上を図って、トナーリサイクル用のクリーニ
ングローラ部材の汚れにより発生する画像汚れを防止す
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体上
にトナー像を形成し、転写する画像形成装置において、
転写残トナーをクリーニングするクリーニング手段は、
前記転写残トナーを再帯電ローラにより再帯電した後、
前記再帯電ローラにより再帯電された転写残トナーを、
回収バイアスが印加されるクリーニングローラ部材によ
り、前記転写残トナーを前記クリーニングローラ部材上
に一旦回収すると共に、非画像形成領域において、前記
回収バイアスと反対極性の排出バイアスを印加して前記
クリーニングローラ部材上のトナーを前記像形成体上に
排出することを特徴とする画像形成装置によって達成さ
れる。
にトナー像を形成し、転写する画像形成装置において、
転写残トナーをクリーニングするクリーニング手段は、
前記転写残トナーを再帯電ローラにより再帯電した後、
前記再帯電ローラにより再帯電された転写残トナーを、
回収バイアスが印加されるクリーニングローラ部材によ
り、前記転写残トナーを前記クリーニングローラ部材上
に一旦回収すると共に、非画像形成領域において、前記
回収バイアスと反対極性の排出バイアスを印加して前記
クリーニングローラ部材上のトナーを前記像形成体上に
排出することを特徴とする画像形成装置によって達成さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0008】本発明にかかわる画像形成装置の一実施形
態の画像形成プロセス及び各機構と、クリーニング手段
とについて、図1ないし図4を用いて説明する。図1
は、本発明にかかわる画像形成装置の一実施形態を示す
レーザプリンタの断面構成図であり、図2は、図1のト
ナーリサイクル用のクリーニング手段の拡大断面構成図
であり、図3は、再帯電ローラ及びトナーリサイクル用
のクリーニングローラ部材の層構成を示す図であり、図
4は、図2のトナーリサイクル用のクリーニングローラ
部材に印加される回収バイアス及び排出バイアスの作動
領域を示す図である。
態の画像形成プロセス及び各機構と、クリーニング手段
とについて、図1ないし図4を用いて説明する。図1
は、本発明にかかわる画像形成装置の一実施形態を示す
レーザプリンタの断面構成図であり、図2は、図1のト
ナーリサイクル用のクリーニング手段の拡大断面構成図
であり、図3は、再帯電ローラ及びトナーリサイクル用
のクリーニングローラ部材の層構成を示す図であり、図
4は、図2のトナーリサイクル用のクリーニングローラ
部材に印加される回収バイアス及び排出バイアスの作動
領域を示す図である。
【0009】図1によれば、ドラム状の像形成体である
感光体ドラム10は、例えば、アルミ部材によって形成
される円筒状の金属基体を内側に設け、表面にオーバー
コート層(保護層)を設けた有機感光体層(OPC)を
該基体の外周に形成したものであり、接地された状態で
図1の矢印で示す方向に回転される。
感光体ドラム10は、例えば、アルミ部材によって形成
される円筒状の金属基体を内側に設け、表面にオーバー
コート層(保護層)を設けた有機感光体層(OPC)を
該基体の外周に形成したものであり、接地された状態で
図1の矢印で示す方向に回転される。
【0010】有機感光体層は、電荷発生物質(CGM)
を主成分とする電荷発生層(CGL)と電荷輸送物質
(CTM)を主成分とする電荷輸送層(CTL)とに機
能分離された二層構成の感光体層とされる。なお有機感
光体層は、電荷発生物質(CGM)と電荷輸送物質(C
TM)を1つの層中に含有する単層構成とされてもよ
く、該単層構成又は前記二層構成の感光体層には、通常
バインダー樹脂が含有される。
を主成分とする電荷発生層(CGL)と電荷輸送物質
(CTM)を主成分とする電荷輸送層(CTL)とに機
能分離された二層構成の感光体層とされる。なお有機感
光体層は、電荷発生物質(CGM)と電荷輸送物質(C
TM)を1つの層中に含有する単層構成とされてもよ
く、該単層構成又は前記二層構成の感光体層には、通常
バインダー樹脂が含有される。
【0011】前記二層構成の有機感光体層を有する感光
体ドラムにおいて、CGLに含有されるCGMとして
は、LED,LD等の光源光に感光性を有するアゾ系顔
料、アズレニウム顔料、フタロシアニン系顔料、ペリレ
ン系顔料が用いられ、なかでも赤〜赤外光(600nm
〜850nm)に感光するOPC感光体のCGMとして
は、銅フタロシアニン顔料やチタニルフタロシアニン顔
料等が好ましく用いられる。
体ドラムにおいて、CGLに含有されるCGMとして
は、LED,LD等の光源光に感光性を有するアゾ系顔
料、アズレニウム顔料、フタロシアニン系顔料、ペリレ
ン系顔料が用いられ、なかでも赤〜赤外光(600nm
〜850nm)に感光するOPC感光体のCGMとして
は、銅フタロシアニン顔料やチタニルフタロシアニン顔
料等が好ましく用いられる。
【0012】CGLに用いられるバインダー樹脂として
は、ポリビニルブチラール樹脂又はポリカーボネート樹
脂が用いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等にお
いて優れる。これらのバインダー樹脂は、単独で或いは
2種以上の混合物として用いることができる。
は、ポリビニルブチラール樹脂又はポリカーボネート樹
脂が用いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等にお
いて優れる。これらのバインダー樹脂は、単独で或いは
2種以上の混合物として用いることができる。
【0013】CGLの形成に用いられる溶媒或いは分散
媒としては、ケトン系又はハロゲン系溶剤が好ましく用
いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等が更に良好
となる。また、これらの溶媒は単独或いは2種以上の混
合溶媒として用いることもできる。
媒としては、ケトン系又はハロゲン系溶剤が好ましく用
いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等が更に良好
となる。また、これらの溶媒は単独或いは2種以上の混
合溶媒として用いることもできる。
【0014】CGL中のCGMとバインダー樹脂との重
量比は100:1〜1000とされ、該CGLの膜厚は
0.01〜10μmとされ、該CGLの形成のための塗
布方法としては、ブレード塗布、ワイヤーバー塗布、ス
プレー塗布、ディップ塗布、スライドホッパー塗布等の
各塗布方法がある。
量比は100:1〜1000とされ、該CGLの膜厚は
0.01〜10μmとされ、該CGLの形成のための塗
布方法としては、ブレード塗布、ワイヤーバー塗布、ス
プレー塗布、ディップ塗布、スライドホッパー塗布等の
各塗布方法がある。
【0015】次に前記CTLに含有されるCTMとして
は、ヒドラゾン系化合物、スチリル系化合物、ベンジジ
ン系化合物、スチルベン系化合物等が用いられる。
は、ヒドラゾン系化合物、スチリル系化合物、ベンジジ
ン系化合物、スチルベン系化合物等が用いられる。
【0016】前記CTLに用いられるバインダー樹脂と
しては、広範囲な絶縁性樹脂から適時選択して使用する
ことができ、好ましい結着樹脂としては、シリコン−ア
ルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、ポリシラン等の絶縁性樹
脂を挙げることができ、これらの結着樹脂は単独或いは
2種以上混合して用いることができる。
しては、広範囲な絶縁性樹脂から適時選択して使用する
ことができ、好ましい結着樹脂としては、シリコン−ア
ルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、ポリシラン等の絶縁性樹
脂を挙げることができ、これらの結着樹脂は単独或いは
2種以上混合して用いることができる。
【0017】バインダー樹脂とCTMとの配合比は1:
10〜500とされ、更には1:20〜150が好まし
い。CTLの膜厚は1〜100μmとされるが、更に5
〜50μmが好ましい。
10〜500とされ、更には1:20〜150が好まし
い。CTLの膜厚は1〜100μmとされるが、更に5
〜50μmが好ましい。
【0018】塗布方法としては、CGLと同様な方法を
用いることができる。
用いることができる。
【0019】又、有機感光体層と導電層との間に必要に
より中間層が設けられるが、中間層としては、例えば塩
ビ酢ビ共重合体、塩ビ酢ビマレイン酸共重合体、エチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、共重合タイ
プ若しくは変性タイプのアルコール可溶性ポリアミド樹
脂等の0.01〜2μm厚の樹脂層とされる。
より中間層が設けられるが、中間層としては、例えば塩
ビ酢ビ共重合体、塩ビ酢ビマレイン酸共重合体、エチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、共重合タイ
プ若しくは変性タイプのアルコール可溶性ポリアミド樹
脂等の0.01〜2μm厚の樹脂層とされる。
【0020】オーバーコート層(保護層)としては、有
機溶剤に例えばシリコン、フッ素等の樹脂を溶解し、さ
らに必要により酸化防止剤、マット剤等を添加したもの
を用いる。塗布方法は特に限定しないが、スプレー塗
布、スライドホッパー塗布方法が好ましい。膜厚は0.
5〜10μm程度に形成する。これにより、感光体層表
面の硬度、強度等が増加され、スリ傷の発生が防止され
ると共に、高温耐久性が得られる。また、感光体層表面
をより強くクリーニングすることも可能となるため、表
面付着物の除去が容易となる。さらにトナーの転写性、
特に小粒径トナーや球形トナーでの転写性の向上も図ら
れる。
機溶剤に例えばシリコン、フッ素等の樹脂を溶解し、さ
らに必要により酸化防止剤、マット剤等を添加したもの
を用いる。塗布方法は特に限定しないが、スプレー塗
布、スライドホッパー塗布方法が好ましい。膜厚は0.
5〜10μm程度に形成する。これにより、感光体層表
面の硬度、強度等が増加され、スリ傷の発生が防止され
ると共に、高温耐久性が得られる。また、感光体層表面
をより強くクリーニングすることも可能となるため、表
面付着物の除去が容易となる。さらにトナーの転写性、
特に小粒径トナーや球形トナーでの転写性の向上も図ら
れる。
【0021】11は帯電手段であるスコロトロン帯電器
であり、感光体ドラム10の前述した有機感光体層に対
し所定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤによる
コロナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム1
0に対し一様な電位を与える。
であり、感光体ドラム10の前述した有機感光体層に対
し所定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤによる
コロナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム1
0に対し一様な電位を与える。
【0022】感光体ドラム10はその周面に対して、ス
コロトロン帯電器11により、使用されるトナー(現像
時のトナー)と同極性(本実施形態においてはマイナス
極性)のコロナ放電により一様に帯電された後、画像書
込手段である露光光学系12により画像信号に基づいた
像露光が行われる。
コロトロン帯電器11により、使用されるトナー(現像
時のトナー)と同極性(本実施形態においてはマイナス
極性)のコロナ放電により一様に帯電された後、画像書
込手段である露光光学系12により画像信号に基づいた
像露光が行われる。
【0023】画像書込手段である露光光学系12は不図
示のレーザ光源から発光されるレーザ光を回転多面鏡1
2bにより回転走査し、fθレンズ12c、反射ミラー
12d等を経て感光体ドラム10上を画像信号に対応す
る電気信号による露光が開始され、感光体ドラム10の
回転走査によって感光体ドラム10の表面の感光体層に
原稿画像に対応する静電潜像を形成する。
示のレーザ光源から発光されるレーザ光を回転多面鏡1
2bにより回転走査し、fθレンズ12c、反射ミラー
12d等を経て感光体ドラム10上を画像信号に対応す
る電気信号による露光が開始され、感光体ドラム10の
回転走査によって感光体ドラム10の表面の感光体層に
原稿画像に対応する静電潜像を形成する。
【0024】トナー粒子とキャリア粒子とで構成される
二成分現像剤或いはトナー粒子のみで構成される一成分
現像剤を内包する現像手段である現像器13が設けられ
ていて、感光体ドラム10に形成された潜像の現像が一
成分現像剤或いは二成分現像剤を担持する現像スリーブ
131によって行われる。現像は、現像剤搬送体として
の現像スリーブ131と感光体ドラム10との間にトナ
ーと同極性(本実施形態においてはマイナス極性)の直
流電圧(不図示)が交流電圧(不図示)に重畳された現
像バイアスの印加により、現像剤の接触の状態での反転
現像にて行われる。
二成分現像剤或いはトナー粒子のみで構成される一成分
現像剤を内包する現像手段である現像器13が設けられ
ていて、感光体ドラム10に形成された潜像の現像が一
成分現像剤或いは二成分現像剤を担持する現像スリーブ
131によって行われる。現像は、現像剤搬送体として
の現像スリーブ131と感光体ドラム10との間にトナ
ーと同極性(本実施形態においてはマイナス極性)の直
流電圧(不図示)が交流電圧(不図示)に重畳された現
像バイアスの印加により、現像剤の接触の状態での反転
現像にて行われる。
【0025】現像手段である現像器13には、従来平均
粒径が十数μmの非磁性トナーと平均粒径が数十〜数百
μmの磁性キャリアとから成る二成分現像剤或いは平均
粒径が十数μmの非磁性トナーから成る一成分現像剤が
用いられている。しかし現像剤は、振動電界によってト
ナーの移行制御が効果的に行われることから、平均粒径
が1〜20μm、好ましくは4〜10μmのトナーと平
均粒径10〜60μm、さらに好ましくは20〜50μ
mのキャリアとから成る二成分現像剤或いは平均粒径が
1〜20μm、好ましくは4〜10μmのトナーから成
る一成分現像剤を用いることが好ましい。この点につい
て説明する。
粒径が十数μmの非磁性トナーと平均粒径が数十〜数百
μmの磁性キャリアとから成る二成分現像剤或いは平均
粒径が十数μmの非磁性トナーから成る一成分現像剤が
用いられている。しかし現像剤は、振動電界によってト
ナーの移行制御が効果的に行われることから、平均粒径
が1〜20μm、好ましくは4〜10μmのトナーと平
均粒径10〜60μm、さらに好ましくは20〜50μ
mのキャリアとから成る二成分現像剤或いは平均粒径が
1〜20μm、好ましくは4〜10μmのトナーから成
る一成分現像剤を用いることが好ましい。この点につい
て説明する。
【0026】(キャリア)一般に磁性キャリア粒子は平
均粒径が大きいと、現像剤搬送体上に形成される磁気ブ
ラシの穂の状態が粗くなるために、電界により振動を与
えながら静電潜像を現像しても、トナー像にムラが現れ
易く、穂におけるトナー濃度が低くなるので高濃度の現
像が行われない等の問題点がある。この問題点を解消す
るには、磁性キャリア粒子の平均粒径dcを小さくすれ
ばよく、実験の結果体積平均粒径dcが10〜60μ
m、好ましくは20〜50μmであると上記問題点は発
生しないことが判明した。
均粒径が大きいと、現像剤搬送体上に形成される磁気ブ
ラシの穂の状態が粗くなるために、電界により振動を与
えながら静電潜像を現像しても、トナー像にムラが現れ
易く、穂におけるトナー濃度が低くなるので高濃度の現
像が行われない等の問題点がある。この問題点を解消す
るには、磁性キャリア粒子の平均粒径dcを小さくすれ
ばよく、実験の結果体積平均粒径dcが10〜60μ
m、好ましくは20〜50μmであると上記問題点は発
生しないことが判明した。
【0027】dcが10μm以下であると、キャリアを
十分に磁化させることが困難で、トナー粒子と共に像形
成体の表面に付着するようになったり、飛散し易くな
る。
十分に磁化させることが困難で、トナー粒子と共に像形
成体の表面に付着するようになったり、飛散し易くな
る。
【0028】また、dcが60μm以上になると、キャ
リアの比表面積が小さくなるため、トナーを十分に帯電
することができない。また、被覆率が高くなるためトナ
ー飛散も起こり易くなる。
リアの比表面積が小さくなるため、トナーを十分に帯電
することができない。また、被覆率が高くなるためトナ
ー飛散も起こり易くなる。
【0029】上記体積平均粒径dcは、湿式分散機を備
えたレーザ回折式粒度分布測定装置「HEROS」(S
YMPATEC社製)により測定される。先ず、湿式分
散機で磁性粒子数10mgを界面活性剤と共に水50m
gに分散させ、次いで超音波ホモジナイザー(出力15
0W)で発熱による再凝集が起こらぬよう注意しなが
ら、1〜10分間分散する前処理を行った後に測定した
値である。
えたレーザ回折式粒度分布測定装置「HEROS」(S
YMPATEC社製)により測定される。先ず、湿式分
散機で磁性粒子数10mgを界面活性剤と共に水50m
gに分散させ、次いで超音波ホモジナイザー(出力15
0W)で発熱による再凝集が起こらぬよう注意しなが
ら、1〜10分間分散する前処理を行った後に測定した
値である。
【0030】キャリアの磁化の強さ(最大磁化)は、5
〜60emu/g、好ましくは10〜40emu/gで
ある。この強さは現像剤搬送体上の磁束密度にもよる
が、現像剤搬送体の一般的な磁束密度の条件下において
は、5emu/g未満では磁気的な束縛力が働かずキャ
リア飛散の原因となる。また、60emu/gを超える
とキャリアの穂立ちが高くなり過ぎ、現像性が低下す
る。
〜60emu/g、好ましくは10〜40emu/gで
ある。この強さは現像剤搬送体上の磁束密度にもよる
が、現像剤搬送体の一般的な磁束密度の条件下において
は、5emu/g未満では磁気的な束縛力が働かずキャ
リア飛散の原因となる。また、60emu/gを超える
とキャリアの穂立ちが高くなり過ぎ、現像性が低下す
る。
【0031】キャリアの磁化の強さの測定は、キャリア
粒子を0.25cm×3cm2の試料セルにタッピング
しながら充填した後、試料をピックアップコイルに付け
て磁化器にセットし、直流磁化特性自動記録装置「TY
PE3257」(横河北辰電機社製)を用いてX−Yレ
コーダにヒステリシスカーブを描かせることにより行わ
れる。
粒子を0.25cm×3cm2の試料セルにタッピング
しながら充填した後、試料をピックアップコイルに付け
て磁化器にセットし、直流磁化特性自動記録装置「TY
PE3257」(横河北辰電機社製)を用いてX−Yレ
コーダにヒステリシスカーブを描かせることにより行わ
れる。
【0032】このような磁性キャリアは、磁性体として
従来の磁性キャリアにおけると同様の、鉄、クロム、ニ
ッケル、コバルト等の金属、あるいはそれらの化合物や
合金、例えば、四三酸化鉄、γ−酸化第二鉄、二酸化ク
ロム、酸化マンガン、フェライト、マンガン−銅系合
金、といった強磁性体の球形化された粒子、又はそれら
の球形磁性体粒子の表面をスチレン系樹脂、ビニル系樹
脂、エチレン系樹脂、ロジン変性樹脂、アクリル系樹
脂、ポリアミド樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系
樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂等の単独、又は共
重合体で球形に被覆することで得られる。
従来の磁性キャリアにおけると同様の、鉄、クロム、ニ
ッケル、コバルト等の金属、あるいはそれらの化合物や
合金、例えば、四三酸化鉄、γ−酸化第二鉄、二酸化ク
ロム、酸化マンガン、フェライト、マンガン−銅系合
金、といった強磁性体の球形化された粒子、又はそれら
の球形磁性体粒子の表面をスチレン系樹脂、ビニル系樹
脂、エチレン系樹脂、ロジン変性樹脂、アクリル系樹
脂、ポリアミド樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系
樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂等の単独、又は共
重合体で球形に被覆することで得られる。
【0033】また、これらの樹脂の中に、磁性体微粒子
を分散して含有させた、いわゆる樹脂分散型キャリアも
用いることができる。
を分散して含有させた、いわゆる樹脂分散型キャリアも
用いることができる。
【0034】(トナー)一般にトナー粒子は、平均粒径
が小さくなると、定性的に粒径の二乗に比例して帯電量
が減少し、相対的にファンデルワールス力のような付着
力が大きくなって、飛散し易くなり、カブリが発生し易
くなる。そして、平均粒径が10μm以下になると、こ
の問題が顕著に現れるようになる。その点を本実施形態
の現像手段では現像を振動電界下で行うことで解消する
ようにしている。
が小さくなると、定性的に粒径の二乗に比例して帯電量
が減少し、相対的にファンデルワールス力のような付着
力が大きくなって、飛散し易くなり、カブリが発生し易
くなる。そして、平均粒径が10μm以下になると、こ
の問題が顕著に現れるようになる。その点を本実施形態
の現像手段では現像を振動電界下で行うことで解消する
ようにしている。
【0035】トナーの体積平均粒径D50(μm)が大き
くなると、既に触れているように、画像の荒れが目立つ
ようになる。D50が10μm以下の微粒子化したトナー
(小粒径トナー)を用いると、解像力は格段に向上し
て、濃淡差も忠実に再現した鮮明な高画質画像を与える
ようになる。D50が20μm以上では、画質の低下を生
じ、1μm以下になると、帯電不良、飛散等が起こり易
くなる。
くなると、既に触れているように、画像の荒れが目立つ
ようになる。D50が10μm以下の微粒子化したトナー
(小粒径トナー)を用いると、解像力は格段に向上し
て、濃淡差も忠実に再現した鮮明な高画質画像を与える
ようになる。D50が20μm以上では、画質の低下を生
じ、1μm以下になると、帯電不良、飛散等が起こり易
くなる。
【0036】以上の理由からトナーの体積平均粒径D50
は1〜20μm、好ましくは4μm≦D50≦10μmで
ある。
は1〜20μm、好ましくは4μm≦D50≦10μmで
ある。
【0037】D50が10μmより大きい場合は粒径が大
きく解像力が不足し、D50が4μmより小さい場合は凝
集力が大きく、摩擦帯電不良となり易い。
きく解像力が不足し、D50が4μmより小さい場合は凝
集力が大きく、摩擦帯電不良となり易い。
【0038】ここで、平均粒径に用いた体積平均粒径D
50はコールターカウンターTA−II型(アパーチャー1
00μm、コールター社製)で測定された。
50はコールターカウンターTA−II型(アパーチャー1
00μm、コールター社製)で測定された。
【0039】また、トナー粒子が現像バイアスの電界に
追随するために、トナー粒子の帯電量の絶対値は、二成
分磁性現像剤においては、特に10〜30μC/gにす
るのが現像性確保、カブリや飛散防止の観点から望まし
い。特に粒径の小さい場合は高い帯電量が必要である。
追随するために、トナー粒子の帯電量の絶対値は、二成
分磁性現像剤においては、特に10〜30μC/gにす
るのが現像性確保、カブリや飛散防止の観点から望まし
い。特に粒径の小さい場合は高い帯電量が必要である。
【0040】このようなトナーのバインダー樹脂として
は、スチレン系樹脂、ビニル系樹脂、エチル系樹脂、ロ
ジン変性樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリエステル樹脂や、これらのスチレン−ア
クリル系樹脂等の共重合体樹脂又は混合した樹脂等が好
ましい。これらの樹脂にカラー顔料等の着色成分や、必
要に応じて帯電制御剤、ワックス等の離型剤、粒子の流
動滑りを良くするための流動化剤、像担持体面の清浄化
に役立つクリーニング剤等を加えて、従来公知の粉砕造
粒法,懸濁重合法,乳化重合法等のトナー製造方法と同
等の方法によって作ることができる。流動化剤として
は、コロイダルシリカ、シリコンワニス、金属石鹸ある
いは非イオン表面活性剤等を用いることができ、クリー
ニング剤としては、脂肪酸金属塩、有機基置換シリコン
あるいはフッ素等表面活性剤等を用いることができる。
は、スチレン系樹脂、ビニル系樹脂、エチル系樹脂、ロ
ジン変性樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリエステル樹脂や、これらのスチレン−ア
クリル系樹脂等の共重合体樹脂又は混合した樹脂等が好
ましい。これらの樹脂にカラー顔料等の着色成分や、必
要に応じて帯電制御剤、ワックス等の離型剤、粒子の流
動滑りを良くするための流動化剤、像担持体面の清浄化
に役立つクリーニング剤等を加えて、従来公知の粉砕造
粒法,懸濁重合法,乳化重合法等のトナー製造方法と同
等の方法によって作ることができる。流動化剤として
は、コロイダルシリカ、シリコンワニス、金属石鹸ある
いは非イオン表面活性剤等を用いることができ、クリー
ニング剤としては、脂肪酸金属塩、有機基置換シリコン
あるいはフッ素等表面活性剤等を用いることができる。
【0041】またトナー形状としては重合法等により製
造される球形トナーの方が、不定形トナーより流動性が
高く、像形成体との付着力が小さく転写率が高いので好
ましい。
造される球形トナーの方が、不定形トナーより流動性が
高く、像形成体との付着力が小さく転写率が高いので好
ましい。
【0042】(現像剤)本実施形態の現像器13に一成
分現像剤として用いられる場合は、上記に述べたトナー
が用いられるが、現像器13に二成分現像剤として用い
られる場合は、上記に述べたような球状のキャリア粒子
とトナーとが従来の二成分現像剤におけると同様の割合
で混合した現像剤が好ましく用いられるが、キャリアと
して、一般のコーティングキャリア(密度5〜8g/c
m3)を使用した場合、現像剤中のトナー濃度は2〜3
0重量%、好ましくは5〜20重量%である。
分現像剤として用いられる場合は、上記に述べたトナー
が用いられるが、現像器13に二成分現像剤として用い
られる場合は、上記に述べたような球状のキャリア粒子
とトナーとが従来の二成分現像剤におけると同様の割合
で混合した現像剤が好ましく用いられるが、キャリアと
して、一般のコーティングキャリア(密度5〜8g/c
m3)を使用した場合、現像剤中のトナー濃度は2〜3
0重量%、好ましくは5〜20重量%である。
【0043】2重量%より小であると、現像に必要なト
ナー数が確保できなく、被覆率が低下するため帯電過
剰、現像性低下を招く。
ナー数が確保できなく、被覆率が低下するため帯電過
剰、現像性低下を招く。
【0044】30重量%より大であると、被覆率が大と
なり、帯電不良、トナー飛散が起こり易くなる。
なり、帯電不良、トナー飛散が起こり易くなる。
【0045】ただし、現像剤中のキャリアとして前述し
たような密度の比較的軽い(2〜4g/cm3)樹脂分
散型キャリアを用いた場合の現像剤中のトナー濃度は、
一般の樹脂被覆キャリアを用いる場合よりもやや高く、
5〜40重量%、より好ましくは10〜30重量%とす
るのがよい。
たような密度の比較的軽い(2〜4g/cm3)樹脂分
散型キャリアを用いた場合の現像剤中のトナー濃度は、
一般の樹脂被覆キャリアを用いる場合よりもやや高く、
5〜40重量%、より好ましくは10〜30重量%とす
るのがよい。
【0046】現像剤には、必要に応じて、粒子の流動滑
りをよくするための流動化剤や像形成体1面の清浄化に
役立つクリーニング剤等が混合される。流動化剤として
は、コロイダルシリカ、シリコンワニス、金属石鹸或い
は非イオン表面活性剤等を用いることができ、クリーニ
ング剤としては、脂肪酸金属塩、有機基置換シリコン或
いは弗素等表面活性剤等を用いることができる。
りをよくするための流動化剤や像形成体1面の清浄化に
役立つクリーニング剤等が混合される。流動化剤として
は、コロイダルシリカ、シリコンワニス、金属石鹸或い
は非イオン表面活性剤等を用いることができ、クリーニ
ング剤としては、脂肪酸金属塩、有機基置換シリコン或
いは弗素等表面活性剤等を用いることができる。
【0047】一方、転写材である記録紙Pが転写材収納
手段である給紙カセット15より、送り出しローラ15
aにより送り出され、給送ローラ15bにより給送され
てタイミングローラ15cへ搬送される。
手段である給紙カセット15より、送り出しローラ15
aにより送り出され、給送ローラ15bにより給送され
てタイミングローラ15cへ搬送される。
【0048】記録紙Pは、タイミングローラ15cの駆
動によって、感光体ドラム10上のトナー像の搬送に同
期して転写ローラ16aの転写域へと給送される。
動によって、感光体ドラム10上のトナー像の搬送に同
期して転写ローラ16aの転写域へと給送される。
【0049】転写ローラ16aは感光体ドラム10の周
速度に同期して、転写域において感光体ドラム10と同
方向に回動されており、転写域に給紙された記録紙Pは
転写ローラ16aと感光体ドラム10との間でトナー像
に密着され、転写ローラ16aへの1〜2kVのトナー
と反対極性(本実施形態においてはプラス極性)の転写
バイアスの印加により、感光体ドラム10上のトナー像
が記録紙P上に転写される。
速度に同期して、転写域において感光体ドラム10と同
方向に回動されており、転写域に給紙された記録紙Pは
転写ローラ16aと感光体ドラム10との間でトナー像
に密着され、転写ローラ16aへの1〜2kVのトナー
と反対極性(本実施形態においてはプラス極性)の転写
バイアスの印加により、感光体ドラム10上のトナー像
が記録紙P上に転写される。
【0050】トナー像の転写を受けた記録紙Pは鋸歯状
電極板から成る分離手段である除電電極16bにより除
電され、少なくとも一方のローラの内部にヒータを有す
る定着ローラ17aと圧着ローラ17bとを有する定着
手段である定着装置17へと搬送され、定着ローラ17
aと、圧着ローラ17bとの間で熱と圧力とを加えられ
ることにより記録紙P上の付着トナーが定着され、排紙
ローラ18により装置外部へ排出される。
電極板から成る分離手段である除電電極16bにより除
電され、少なくとも一方のローラの内部にヒータを有す
る定着ローラ17aと圧着ローラ17bとを有する定着
手段である定着装置17へと搬送され、定着ローラ17
aと、圧着ローラ17bとの間で熱と圧力とを加えられ
ることにより記録紙P上の付着トナーが定着され、排紙
ローラ18により装置外部へ排出される。
【0051】像形成体である感光体ドラム10の周面上
に残った転写残トナーは、像形成体のトナーリサイクル
用のクリーニング手段であるクリーニング装置190に
至り、後段において詳述するように、感光体ドラム10
に対しクリーニング位置において、感光体ドラム10の
回転方向上流側に配設され、感光体ドラム10に当接し
従動回転され再帯電バイアスが印加される再帯電手段で
ある再帯電ローラ192により再帯電された後、再帯電
ローラ192により再帯電された転写残トナーを、下流
側に配設され、感光体ドラム10に当接し、回収バイア
ス(不図示)が印加されるトナーリサイクル用のクリー
ニングローラ部材であるクリーニングローラ191によ
り、転写残トナーをクリーニングローラ191上に一旦
回収した後、非画像形成領域において、回収バイアス
(不図示)と反対極性の排出バイアス(不図示)を印加
してクリーニングローラ191上のトナーを感光体ドラ
ム10に排出し、現像器13にて感光体ドラム10上の
トナーを回収する。トナーリサイクル用のクリーニング
ローラ191からこぼれ落ちたトナーは、スクリュウ1
94によってクリーニング装置190の一方の側に送ら
れた後、クリーニング装置190と結合される搬送パイ
プ198の内部に設けられるトナー搬送スクリュウ19
9により、搬送パイプ198を通して現像器13へと搬
送されて再利用(リサイクル)される。後述する本実施
形態のクリーニング方法を用いることにより、クリーニ
ング時にトナーにストレスを与えないので、トナー劣化
が少なく再利用(リサイクル)が可能となる。またクリ
ーニング装置190には、クリーニングローラ191に
よりクリーニングされて飛散するトナーが再帯電ローラ
192に付着しないように弾性を有するシール部材であ
るシール板193が再帯電ローラ192とクリーニング
ローラ191との間に設けられる。
に残った転写残トナーは、像形成体のトナーリサイクル
用のクリーニング手段であるクリーニング装置190に
至り、後段において詳述するように、感光体ドラム10
に対しクリーニング位置において、感光体ドラム10の
回転方向上流側に配設され、感光体ドラム10に当接し
従動回転され再帯電バイアスが印加される再帯電手段で
ある再帯電ローラ192により再帯電された後、再帯電
ローラ192により再帯電された転写残トナーを、下流
側に配設され、感光体ドラム10に当接し、回収バイア
ス(不図示)が印加されるトナーリサイクル用のクリー
ニングローラ部材であるクリーニングローラ191によ
り、転写残トナーをクリーニングローラ191上に一旦
回収した後、非画像形成領域において、回収バイアス
(不図示)と反対極性の排出バイアス(不図示)を印加
してクリーニングローラ191上のトナーを感光体ドラ
ム10に排出し、現像器13にて感光体ドラム10上の
トナーを回収する。トナーリサイクル用のクリーニング
ローラ191からこぼれ落ちたトナーは、スクリュウ1
94によってクリーニング装置190の一方の側に送ら
れた後、クリーニング装置190と結合される搬送パイ
プ198の内部に設けられるトナー搬送スクリュウ19
9により、搬送パイプ198を通して現像器13へと搬
送されて再利用(リサイクル)される。後述する本実施
形態のクリーニング方法を用いることにより、クリーニ
ング時にトナーにストレスを与えないので、トナー劣化
が少なく再利用(リサイクル)が可能となる。またクリ
ーニング装置190には、クリーニングローラ191に
よりクリーニングされて飛散するトナーが再帯電ローラ
192に付着しないように弾性を有するシール部材であ
るシール板193が再帯電ローラ192とクリーニング
ローラ191との間に設けられる。
【0052】図2ないし図4によれば、像形成体のトナ
ーリサイクル用のクリーニング手段であるクリーニング
装置190は、転写残トナーを有する感光体ドラム10
に対し、クリーニング位置において感光体ドラム10の
回転方向上流側に配設され、感光体ドラム10に当接し
従動回転される再帯電手段である再帯電ローラ192
と、感光体ドラム10の回転方向下流側に配設され、感
光体ドラム10と当接状態とされるトナーリサイクル用
のクリーニングローラ部材であるクリーニングローラ1
91と、クリーニングローラ191によりクリーニング
されて飛散するトナーが再帯電ローラ192に付着しな
いように弾性を有する薄板部材、例えば厚さ50〜10
0μmのマイラーフィルム等を用い、再帯電ローラ19
2とクリーニングローラ191との間に設けられるシー
ル部材であるシール板193とにより構成され、感光体
ドラム10の周面上に残った転写残トナーを回収、排出
する。クリーニング装置190内にこぼれ落ちたトナー
は現像器13(図1参照、図2には不図示)に搬送され
て再利用(リサイクル)される。シール部材により、ト
ナーリサイクル用のクリーニングローラ部材から発生す
るトナー散りによる再帯電ローラの汚れが防止され、ト
ナーリサイクル用のクリーニングローラ部材によるクリ
ーニング能力が良好に保たれる。特に現像剤に球形トナ
ーや小粒径トナーが用いられる場合でのトナーリサイク
ル用のクリーニングローラ部材によるクリーニング能力
が良好に保たれる。
ーリサイクル用のクリーニング手段であるクリーニング
装置190は、転写残トナーを有する感光体ドラム10
に対し、クリーニング位置において感光体ドラム10の
回転方向上流側に配設され、感光体ドラム10に当接し
従動回転される再帯電手段である再帯電ローラ192
と、感光体ドラム10の回転方向下流側に配設され、感
光体ドラム10と当接状態とされるトナーリサイクル用
のクリーニングローラ部材であるクリーニングローラ1
91と、クリーニングローラ191によりクリーニング
されて飛散するトナーが再帯電ローラ192に付着しな
いように弾性を有する薄板部材、例えば厚さ50〜10
0μmのマイラーフィルム等を用い、再帯電ローラ19
2とクリーニングローラ191との間に設けられるシー
ル部材であるシール板193とにより構成され、感光体
ドラム10の周面上に残った転写残トナーを回収、排出
する。クリーニング装置190内にこぼれ落ちたトナー
は現像器13(図1参照、図2には不図示)に搬送され
て再利用(リサイクル)される。シール部材により、ト
ナーリサイクル用のクリーニングローラ部材から発生す
るトナー散りによる再帯電ローラの汚れが防止され、ト
ナーリサイクル用のクリーニングローラ部材によるクリ
ーニング能力が良好に保たれる。特に現像剤に球形トナ
ーや小粒径トナーが用いられる場合でのトナーリサイク
ル用のクリーニングローラ部材によるクリーニング能力
が良好に保たれる。
【0053】図3に示すように、トナーリサイクル用の
クリーニング手段であるクリーニング装置190のロー
ラ状の再帯電手段である再帯電ローラ192は、不図示
の摺動電極を介して、後述するように直流電圧(DC
1、図2参照、図3には不図示)を重畳した高電圧の交
流電圧(AC1、図2参照、図3には不図示)による再
帯電バイアスが印加される導電性の芯金192aと、芯
金192aの上に機能的に設けられる、導電カーボン粉
体を分散したセル径150μm程度のスポンジ状のED
MD、ウレタンゴム等からなり、再帯電ローラ192の
感光体ドラム10への接触を確実にする、体積抵抗率が
105〜106Ω・cm程度で、硬度が25〜35度(ア
スカーC)の導電性弾性層192bと、過剰電流に対し
て層内電圧降下によって電流を抑制し、電源電圧降下に
よる帯電不良および感光体絶縁破壊を防止する機能をも
つ、体積抵抗率が約108Ω・cm程度の半導電特性の
中抵抗層192cと、内部ゴム材料に含まれる添加物に
よる感光体汚染、ならびに現像剤・紙粉の付着による再
帯電ローラ192の表面汚れの蓄積を防止する、例えば
ナイロン等の樹脂を用いる保護層192dとの3層構成
の弾性を有するローラ部材とされる。なお、前述したト
ナーリサイクル用のクリーニングローラ部材であるクリ
ーニングローラ191も再帯電ローラ192と同一の構
造であり、感光体ドラム10上からの転写残トナーの回
収時、直流電圧(DC2、図2参照、図3には不図示)
による回収バイアスが印加され、またクリーニングロー
ラ191からのトナーの排出時、直流電圧(DC3、図
2参照、図3には不図示)による排出バイアスが印加さ
れる芯金11aの上に、導電性弾性層11bと中抵抗層
11cと保護層11dとの3層を設けた構成の弾性を有
するローラ部材とされる。
クリーニング手段であるクリーニング装置190のロー
ラ状の再帯電手段である再帯電ローラ192は、不図示
の摺動電極を介して、後述するように直流電圧(DC
1、図2参照、図3には不図示)を重畳した高電圧の交
流電圧(AC1、図2参照、図3には不図示)による再
帯電バイアスが印加される導電性の芯金192aと、芯
金192aの上に機能的に設けられる、導電カーボン粉
体を分散したセル径150μm程度のスポンジ状のED
MD、ウレタンゴム等からなり、再帯電ローラ192の
感光体ドラム10への接触を確実にする、体積抵抗率が
105〜106Ω・cm程度で、硬度が25〜35度(ア
スカーC)の導電性弾性層192bと、過剰電流に対し
て層内電圧降下によって電流を抑制し、電源電圧降下に
よる帯電不良および感光体絶縁破壊を防止する機能をも
つ、体積抵抗率が約108Ω・cm程度の半導電特性の
中抵抗層192cと、内部ゴム材料に含まれる添加物に
よる感光体汚染、ならびに現像剤・紙粉の付着による再
帯電ローラ192の表面汚れの蓄積を防止する、例えば
ナイロン等の樹脂を用いる保護層192dとの3層構成
の弾性を有するローラ部材とされる。なお、前述したト
ナーリサイクル用のクリーニングローラ部材であるクリ
ーニングローラ191も再帯電ローラ192と同一の構
造であり、感光体ドラム10上からの転写残トナーの回
収時、直流電圧(DC2、図2参照、図3には不図示)
による回収バイアスが印加され、またクリーニングロー
ラ191からのトナーの排出時、直流電圧(DC3、図
2参照、図3には不図示)による排出バイアスが印加さ
れる芯金11aの上に、導電性弾性層11bと中抵抗層
11cと保護層11dとの3層を設けた構成の弾性を有
するローラ部材とされる。
【0054】再帯電ローラ192は外径が5〜20mm
程度、クリーニングローラ191は外径が5〜30mm
程度であり、外側より計った硬度は35〜55度(アス
カーC)である。また導電性弾性層192b、191b
の層表面より計った硬度は20〜40度(アスカーC)
であり、導電性弾性層192b、191bの層表面と芯
金192a、191aとの間で計った電気抵抗値は10
4〜106Ωである。また中抵抗層192c、191cの
層表面と芯金192a、191aとの間で計った電気抵
抗値は106〜109Ωであり、外側の保護層192d、
191dの層厚は50〜100μmである。
程度、クリーニングローラ191は外径が5〜30mm
程度であり、外側より計った硬度は35〜55度(アス
カーC)である。また導電性弾性層192b、191b
の層表面より計った硬度は20〜40度(アスカーC)
であり、導電性弾性層192b、191bの層表面と芯
金192a、191aとの間で計った電気抵抗値は10
4〜106Ωである。また中抵抗層192c、191cの
層表面と芯金192a、191aとの間で計った電気抵
抗値は106〜109Ωであり、外側の保護層192d、
191dの層厚は50〜100μmである。
【0055】トナー像が形成される領域である画像領域
において、再帯電ローラ192に再帯電バイアスとして
トナーと同極性(本実施形態においてはマイナス極性)
の直流電圧DC1が重畳される交流電圧AC1が印加さ
れ、転写後の感光体ドラム10の周面上の転写残トナー
領域に残った転写残トナーが再帯電されるが、直流電圧
DC1としてはマイナス極性で−100〜−400V
で、交流電圧AC1としては周波数1〜2kHz、電圧
VP-P1.0〜2.5kVのsin波や矩形波のものが
用いられ、再帯電バイアスの印加により、転写残トナー
の平均帯電量(Q/M)は、現像時のトナー(使用する
トナー)の平均帯電量(本実施形態においてはマイナス
極性の帯電量)−10〜−30μC/gに対して、絶対
値でこれよりも低い−5〜−15μC/gに均一に帯電
される(帯電量を高めとして均一とされる)と共に、感
光体ドラム10の表面電位の凹凸(不均一)な電位が再
帯電により平坦とされ、転写残トナーの感光体ドラム1
0との付着力が均一に低くされたものとされて、感光体
ドラム10上から飛散されることなく下流側のクリーニ
ングローラ191のクリーニング領域へと搬送される。
において、再帯電ローラ192に再帯電バイアスとして
トナーと同極性(本実施形態においてはマイナス極性)
の直流電圧DC1が重畳される交流電圧AC1が印加さ
れ、転写後の感光体ドラム10の周面上の転写残トナー
領域に残った転写残トナーが再帯電されるが、直流電圧
DC1としてはマイナス極性で−100〜−400V
で、交流電圧AC1としては周波数1〜2kHz、電圧
VP-P1.0〜2.5kVのsin波や矩形波のものが
用いられ、再帯電バイアスの印加により、転写残トナー
の平均帯電量(Q/M)は、現像時のトナー(使用する
トナー)の平均帯電量(本実施形態においてはマイナス
極性の帯電量)−10〜−30μC/gに対して、絶対
値でこれよりも低い−5〜−15μC/gに均一に帯電
される(帯電量を高めとして均一とされる)と共に、感
光体ドラム10の表面電位の凹凸(不均一)な電位が再
帯電により平坦とされ、転写残トナーの感光体ドラム1
0との付着力が均一に低くされたものとされて、感光体
ドラム10上から飛散されることなく下流側のクリーニ
ングローラ191のクリーニング領域へと搬送される。
【0056】クリーニングローラ191位置において
は、図2の実線にて示すように、使用されるトナー(現
像時のトナー)と反対極性(本実施形態においてはプラ
ス極性)で、+300〜+1500Vの直流電圧DC2
が印加される回収バイアスにより、再帯電ローラ192
により帯電量を高くして均一とされた感光体ドラム10
上の転写残トナーが、クリーニングローラ191上に回
収される。転写残トナー領域での転写残トナーが完全に
回収されるように、回収バイアスの印加領域を画像形成
領域よりも両側端をやや長く形成する(図4参照)。
は、図2の実線にて示すように、使用されるトナー(現
像時のトナー)と反対極性(本実施形態においてはプラ
ス極性)で、+300〜+1500Vの直流電圧DC2
が印加される回収バイアスにより、再帯電ローラ192
により帯電量を高くして均一とされた感光体ドラム10
上の転写残トナーが、クリーニングローラ191上に回
収される。転写残トナー領域での転写残トナーが完全に
回収されるように、回収バイアスの印加領域を画像形成
領域よりも両側端をやや長く形成する(図4参照)。
【0057】次に、転写残トナー領域通過後の画像形成
領域間の非画像形成領域において回収バイアスの直流電
圧DC2を、図2の点線にて示すトナーと同極性(本実
施形態においてはマイナス極性)の−300〜−150
0Vの直流電圧DC3が印加される排出バイアスに切替
え、クリーニングローラ191上に付着する回収トナー
を感光体ドラム10上に排出(付着)させる。排出バイ
アスの印加領域は回収バイアスの印加領域間であり、画
像形成領域間(非画像形成領域)よりもやや短く設定す
る(図4参照)。
領域間の非画像形成領域において回収バイアスの直流電
圧DC2を、図2の点線にて示すトナーと同極性(本実
施形態においてはマイナス極性)の−300〜−150
0Vの直流電圧DC3が印加される排出バイアスに切替
え、クリーニングローラ191上に付着する回収トナー
を感光体ドラム10上に排出(付着)させる。排出バイ
アスの印加領域は回収バイアスの印加領域間であり、画
像形成領域間(非画像形成領域)よりもやや短く設定す
る(図4参照)。
【0058】クリーニングローラ191から感光体ドラ
ム10上に排出されたトナーは、現像器13(図1参
照、図2には不図示)の現像スリーブ131(図1参
照、図2には不図示)にいたり、現像スリーブ131上
の磁気ブラシ(図1には不図示)により摺擦されて現像
器13内部に回収され、再利用(リサイクル)される。
ム10上に排出されたトナーは、現像器13(図1参
照、図2には不図示)の現像スリーブ131(図1参
照、図2には不図示)にいたり、現像スリーブ131上
の磁気ブラシ(図1には不図示)により摺擦されて現像
器13内部に回収され、再利用(リサイクル)される。
【0059】上記により、転写残トナーの帯電量が安定
化され、トナーリサイクル用のクリーニングローラ部材
による転写残トナーの回収、排出が効率良く行われ、ト
ナーリサイクル用のクリーニングローラ部材の汚れによ
り発生する画像汚れが防止される。特に現像剤として、
クリーニング部材を転写残トナーが擦り抜け易く、クリ
ーニングが困難な小粒径トナーや球形トナーが用いられ
る場合の、転写残トナーの帯電量が安定化され、トナー
リサイクル用のクリーニングローラ部材による転写残ト
ナーの回収、排出が効率良く行われ、トナーリサイクル
用のクリーニングローラ部材の汚れにより発生する画像
汚れが防止される。
化され、トナーリサイクル用のクリーニングローラ部材
による転写残トナーの回収、排出が効率良く行われ、ト
ナーリサイクル用のクリーニングローラ部材の汚れによ
り発生する画像汚れが防止される。特に現像剤として、
クリーニング部材を転写残トナーが擦り抜け易く、クリ
ーニングが困難な小粒径トナーや球形トナーが用いられ
る場合の、転写残トナーの帯電量が安定化され、トナー
リサイクル用のクリーニングローラ部材による転写残ト
ナーの回収、排出が効率良く行われ、トナーリサイクル
用のクリーニングローラ部材の汚れにより発生する画像
汚れが防止される。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、転写残トナーの帯電量
が安定化され、トナーリサイクル用のクリーニングロー
ラ部材による転写残トナーの回収、排出が効率良く行わ
れ、トナーリサイクル用のクリーニングローラ部材の汚
れにより発生する画像汚れが防止される。特に現像剤と
して、クリーニング部材を転写残トナーが擦り抜け易
く、クリーニングが困難な小粒径トナーや球形トナーが
用いられる場合の、転写残トナーの帯電量が安定化さ
れ、トナーリサイクル用のクリーニングローラ部材によ
る転写残トナーの回収、排出が効率良く行われ、トナー
リサイクル用のクリーニングローラ部材の汚れにより発
生する画像汚れが防止される。
が安定化され、トナーリサイクル用のクリーニングロー
ラ部材による転写残トナーの回収、排出が効率良く行わ
れ、トナーリサイクル用のクリーニングローラ部材の汚
れにより発生する画像汚れが防止される。特に現像剤と
して、クリーニング部材を転写残トナーが擦り抜け易
く、クリーニングが困難な小粒径トナーや球形トナーが
用いられる場合の、転写残トナーの帯電量が安定化さ
れ、トナーリサイクル用のクリーニングローラ部材によ
る転写残トナーの回収、排出が効率良く行われ、トナー
リサイクル用のクリーニングローラ部材の汚れにより発
生する画像汚れが防止される。
【図1】本発明にかかわる画像形成装置の一実施形態を
示すレーザプリンタの断面構成図である。
示すレーザプリンタの断面構成図である。
【図2】図1のトナーリサイクル用のクリーニング手段
の拡大断面構成図である。
の拡大断面構成図である。
【図3】再帯電ローラ及びトナーリサイクル用のクリー
ニングローラ部材の層構成を示す図である。
ニングローラ部材の層構成を示す図である。
【図4】図2のトナーリサイクル用のクリーニングロー
ラ部材に印加される回収バイアス及び排出バイアスの作
動領域を示す図である。
ラ部材に印加される回収バイアス及び排出バイアスの作
動領域を示す図である。
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像器 16a 転写ローラ 190 クリーニング装置 191 クリーニングローラ 192 再帯電ローラ 193 シール板 194 スクリュウ P 記録紙
Claims (3)
- 【請求項1】 像形成体上にトナー像を形成し、転写す
る画像形成装置において、 転写残トナーをクリーニングするクリーニング手段は、
前記転写残トナーを再帯電ローラにより再帯電した後、
前記再帯電ローラにより再帯電された転写残トナーを、
回収バイアスが印加されるクリーニングローラ部材によ
り、前記転写残トナーを前記クリーニングローラ部材上
に一旦回収すると共に、 非画像形成領域において、前記回収バイアスと反対極性
の排出バイアスを印加して前記クリーニングローラ部材
上のトナーを前記像形成体上に排出することを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項2】 前記再帯電ローラにより再帯電された転
写残トナーの平均帯電量は、前記像形成体上にトナー像
を形成する現像時のトナーと同極性で、且つ前記現像時
のトナーの平均帯電量よりも小さいことを特徴とする請
求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記再帯電された転写残トナーの平均帯
電量が、絶対値で5〜15μC/gであることを特徴と
する請求項1または2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11230496A JP2001056629A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11230496A JP2001056629A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001056629A true JP2001056629A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16908691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11230496A Pending JP2001056629A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001056629A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002341718A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-29 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置及びそのクリーニング装置を具備する画像形成装置 |
US6987944B2 (en) | 2001-03-28 | 2006-01-17 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaning device and image forming apparatus using the cleaning device |
JP2010191372A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Ricoh Co Ltd | 清掃装置及び清掃方法並びに画像形成装置 |
-
1999
- 1999-08-17 JP JP11230496A patent/JP2001056629A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6987944B2 (en) | 2001-03-28 | 2006-01-17 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaning device and image forming apparatus using the cleaning device |
JP2002341718A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-29 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置及びそのクリーニング装置を具備する画像形成装置 |
JP2010191372A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Ricoh Co Ltd | 清掃装置及び清掃方法並びに画像形成装置 |
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