JP2001056192A - 自動車のオイルを冷却するためのプレートタイプ熱交換器 - Google Patents
自動車のオイルを冷却するためのプレートタイプ熱交換器Info
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- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0031—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other
- F28D9/0043—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other the plates having openings therein for circulation of at least one heat-exchange medium from one conduit to another
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- F28D21/00—Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
- F28D2021/0019—Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for
- F28D2021/008—Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for vehicles
- F28D2021/0089—Oil coolers
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 熱交換を促進させる攪乱要素を設ける必要の
ないプレートタイプ熱交換器を提供する。 【解決手段】 このプレートタイプ熱交換器は、交互に
積層された第1プレート10と第2プレート12とを備
えている。第1プレート10は、波形部18を有する底
面14を備え、第2プレート12は、波形部24を有す
る底面20を備えている。波形部18,24は、互いに
おおむね直交しており、第1流体(F1)用の第1流路
34と第2流体(F2)用の第2流路36とを交互に形
成している。流路34,36は、流路の半分の間隔を示
すhを用いて、Dh=2×hにより求められた1〜3mmの
水力直径(Dh)を有している。このプレートタイプ熱
交換器は、特に、自動車用のオイル冷却器に適してい
る。
ないプレートタイプ熱交換器を提供する。 【解決手段】 このプレートタイプ熱交換器は、交互に
積層された第1プレート10と第2プレート12とを備
えている。第1プレート10は、波形部18を有する底
面14を備え、第2プレート12は、波形部24を有す
る底面20を備えている。波形部18,24は、互いに
おおむね直交しており、第1流体(F1)用の第1流路
34と第2流体(F2)用の第2流路36とを交互に形
成している。流路34,36は、流路の半分の間隔を示
すhを用いて、Dh=2×hにより求められた1〜3mmの
水力直径(Dh)を有している。このプレートタイプ熱
交換器は、特に、自動車用のオイル冷却器に適してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用のプレー
トタイプ熱交換器に関する。
トタイプ熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】上向き周縁を有する、積層された複数の
プレートを備え、第1流体用の第1流路と第2流体用の
第2流路とを交互に形成するように、前記上向き周縁が
密着された、いわゆる「プレートタイプ熱交換器」また
は「ベーンタイプ熱交換器」は、例えばドイツ国特許公
開第19511991号公報に記載されている。
プレートを備え、第1流体用の第1流路と第2流体用の
第2流路とを交互に形成するように、前記上向き周縁が
密着された、いわゆる「プレートタイプ熱交換器」また
は「ベーンタイプ熱交換器」は、例えばドイツ国特許公
開第19511991号公報に記載されている。
【0003】このような熱交換器は、例えば、自動車の
オイル冷却器として用いられ、自動車のエンジンを冷却
する冷却液との熱交換によって、エンジンオイルや自動
ギヤボックスからのオイルを冷却するようになってい
る。
オイル冷却器として用いられ、自動車のエンジンを冷却
する冷却液との熱交換によって、エンジンオイルや自動
ギヤボックスからのオイルを冷却するようになってい
る。
【0004】この種の熱交換器において、プレートは、
通常、スタンピングされた薄板で形成され、その各上向
き周縁を積層し、漏れがないように密着してろう付けさ
れる。それにより、流体循環流路が形成される。このよ
うな熱交換器は、プレートが積層されて構成されている
ため、ケーシングを必要としない。
通常、スタンピングされた薄板で形成され、その各上向
き周縁を積層し、漏れがないように密着してろう付けさ
れる。それにより、流体循環流路が形成される。このよ
うな熱交換器は、プレートが積層されて構成されている
ため、ケーシングを必要としない。
【0005】また、第1流路を流れる第1流体用の吸込
管及び排出管と、第2流路を流れる第2流体用の吸込管
及び排出管とが、交互に設けられている。
管及び排出管と、第2流路を流れる第2流体用の吸込管
及び排出管とが、交互に設けられている。
【0006】プレートは、上述した吸込管及び排出管と
整列し、2種類の流体を交互に流したり止めたりするた
めに、スリーブや取り付けリングにより塞がれる孔を有
している。
整列し、2種類の流体を交互に流したり止めたりするた
めに、スリーブや取り付けリングにより塞がれる孔を有
している。
【0007】この種の公知の熱交換器では、プレートの
底面はおおむね平らであり、各流路には、流体を撹乱さ
せ、熱交換を促進させる撹乱要素が設けられている。
底面はおおむね平らであり、各流路には、流体を撹乱さ
せ、熱交換を促進させる撹乱要素が設けられている。
【0008】その場合、第1流体と第2流体用に異なる
撹乱要素を設ける必要があるので、熱交換器の製造が複
雑になる。
撹乱要素を設ける必要があるので、熱交換器の製造が複
雑になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術における欠点の少なくとも一部を解消することにあ
る。
技術における欠点の少なくとも一部を解消することにあ
る。
【0010】本発明は、撹乱要素が設けられていない、
上述したようなプレートタイプ熱交換器を提供するもの
である。
上述したようなプレートタイプ熱交換器を提供するもの
である。
【0011】また、本発明は、第1流体及び第2流体の
流路の圧力ヘッドの損失を増大させることなく、2種類
の流体間の熱交換を良好に行うことができるプレートタ
イプ熱交換器を提供するものである。
流路の圧力ヘッドの損失を増大させることなく、2種類
の流体間の熱交換を良好に行うことができるプレートタ
イプ熱交換器を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上向き
周縁をそれぞれ有する、積層された複数のプレートを備
え、第1流体用の第1流路と第2流体用の第2流路とを
交互に形成するように、前記上向き周縁が密着されてい
るプレートタイプ熱交換器において、第1の方向に延び
る母線により形成された波形部を有する底面を備える第
1プレートと、第1プレートと交互に積層され、第1の
方向とおおむね直交する第2の方向に延びる母線により
形成された波形部を有する底面を備える第2プレートと
を備え、各流路は、流路の半分の高さ、つまり、第1プ
レート及び隣接する第2プレートが有する各波形部の各
頂部間の最大間隔の半分を示すhを用いて、Dh=2×
hにより求められた水力直径を有し、水力直径(Dh)
は、1〜3mmとなっているプレートタイプ熱交換器が提供
される。
周縁をそれぞれ有する、積層された複数のプレートを備
え、第1流体用の第1流路と第2流体用の第2流路とを
交互に形成するように、前記上向き周縁が密着されてい
るプレートタイプ熱交換器において、第1の方向に延び
る母線により形成された波形部を有する底面を備える第
1プレートと、第1プレートと交互に積層され、第1の
方向とおおむね直交する第2の方向に延びる母線により
形成された波形部を有する底面を備える第2プレートと
を備え、各流路は、流路の半分の高さ、つまり、第1プ
レート及び隣接する第2プレートが有する各波形部の各
頂部間の最大間隔の半分を示すhを用いて、Dh=2×
hにより求められた水力直径を有し、水力直径(Dh)
は、1〜3mmとなっているプレートタイプ熱交換器が提供
される。
【0013】特殊な3次元形状の流路は、2枚の波形状
の底面で形成され、各波形部は、互いにおおむね直交す
る方向に延びている。
の底面で形成され、各波形部は、互いにおおむね直交す
る方向に延びている。
【0014】波形部により、2種類の流体に、同じ水力
直径(Dh)が設定される。
直径(Dh)が設定される。
【0015】3次元の流路の水力直径(Dh)は、Dh=
4×V(浸水した表面における流体の体積)により求め
られる。
4×V(浸水した表面における流体の体積)により求め
られる。
【0016】本発明では、水力直径(Dh)は、上述の
簡略化した式で求めることができる。
簡略化した式で求めることができる。
【0017】水力直径(Dh)を1〜3mmとすると、圧力
ヘッドの損失を伴うことなく、2種類の流体の熱交換が
最適に行われる。
ヘッドの損失を伴うことなく、2種類の流体の熱交換が
最適に行われる。
【0018】水力直径(Dh)は、おおむね1.8mmである
のが好ましい。
のが好ましい。
【0019】本発明において、第1プレートの波形部と
第2プレートの波形部とは、局部的に接触しているのが
好ましい。
第2プレートの波形部とは、局部的に接触しているのが
好ましい。
【0020】第1プレートの波形部と第2プレートの波
形部は、おおむね正弦波状であるのが好ましい。
形部は、おおむね正弦波状であるのが好ましい。
【0021】本発明の他の特徴によれば、第1プレート
及び第2プレートは、スタンピングされたアルミニウム
ベースの薄板で形成するのが好ましい。
及び第2プレートは、スタンピングされたアルミニウム
ベースの薄板で形成するのが好ましい。
【0022】第1プレートの上向き周縁と第2プレート
の上向き周縁とは、ろう付けによりプレートと一体とす
るのが好ましい。
の上向き周縁とは、ろう付けによりプレートと一体とす
るのが好ましい。
【0023】本発明の好ましい適用例においては、熱交
換器を、自動車のオイル冷却器として用い、一方の流体
を、自動車のエンジンオイルまたは自動ギヤボックスか
らのオイルとし、他方の流体を、冷却液とするのが好ま
しい。
換器を、自動車のオイル冷却器として用い、一方の流体
を、自動車のエンジンオイルまたは自動ギヤボックスか
らのオイルとし、他方の流体を、冷却液とするのが好ま
しい。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明を、図面を用いて説
明する。なお、図面において、同一部材には、同一符号
を付してある。
明する。なお、図面において、同一部材には、同一符号
を付してある。
【0025】図1に示すプレートタイプ熱交換器は、
「薄板」アッセンブリ技術により、組み立て、または積
層方向(D)で積層された複数のプレート、またはベー
ンを備えている。
「薄板」アッセンブリ技術により、組み立て、または積
層方向(D)で積層された複数のプレート、またはベー
ンを備えている。
【0026】第1プレート(10)は、上向き周縁(1
6)を有する底面(14)を備えている。底面(14)
には、おおむね正弦波状であり、互いに平行で、第1の
方向(D1)に延びる母線により形成された波形部(1
8)が設けられている(図3)。
6)を有する底面(14)を備えている。底面(14)
には、おおむね正弦波状であり、互いに平行で、第1の
方向(D1)に延びる母線により形成された波形部(1
8)が設けられている(図3)。
【0027】第2プレート(12)は、第1プレート
(10)と交互に積層され、上述した上向き周縁(1
6)と適合する形状である上向き周縁(22)を縁とす
る底面(20)を備えている。底面(20)には、おお
むね正弦波状であって、第1の方向(D1)とおおむね
直交する第2の方向(D2)に延びる母線により形成さ
れた波形部(24)が設けられている(図3)。
(10)と交互に積層され、上述した上向き周縁(1
6)と適合する形状である上向き周縁(22)を縁とす
る底面(20)を備えている。底面(20)には、おお
むね正弦波状であって、第1の方向(D1)とおおむね
直交する第2の方向(D2)に延びる母線により形成さ
れた波形部(24)が設けられている(図3)。
【0028】プレート(10)(12)は、薄板、好ま
しくは、スタンピングされたアルミニウムベースの薄板
で形成されており、また、本実施例では、長方形である
が、上向き周縁を積層しうるような他の形状としてもよ
い。
しくは、スタンピングされたアルミニウムベースの薄板
で形成されており、また、本実施例では、長方形である
が、上向き周縁を積層しうるような他の形状としてもよ
い。
【0029】また、この熱交換器は、第1流体(F1)
用の吸込管(26)及び排出管(28)と、第2流路
(F2)用の吸込管(30)及び排出管(32)を備え
ている(図1)。
用の吸込管(26)及び排出管(28)と、第2流路
(F2)用の吸込管(30)及び排出管(32)を備え
ている(図1)。
【0030】積層されたプレート(10)(12)の各
上向き周縁(16)(22)は、ろう付けされて、漏れ
を防止する機械的接合部となっている。
上向き周縁(16)(22)は、ろう付けされて、漏れ
を防止する機械的接合部となっている。
【0031】第1プレート(10)の波形部(18)
は、隣接する第2プレート(12)の波形部(24)と
接触している。プレート(10)(12)は、第1流体
(F1)用の第1流路(34)と、第2流体(F2)用
の第2流路(36)とを交互に形成している。
は、隣接する第2プレート(12)の波形部(24)と
接触している。プレート(10)(12)は、第1流体
(F1)用の第1流路(34)と、第2流体(F2)用
の第2流路(36)とを交互に形成している。
【0032】上述した管(26)(28)(30)(3
2)は、積層されたプレート(10)(12)から延び
ており、また、管(26)(28)を第1流路(34)
に連通させ、かつ、管(30)(32)を第2流路(3
6)に連通させる手段(図示しない)が設けられてい
る。この連通手段は公知であるので、ここでは説明しな
いが、例えば、ドイツ国特許公開第19511991号公報に詳
述されている。
2)は、積層されたプレート(10)(12)から延び
ており、また、管(26)(28)を第1流路(34)
に連通させ、かつ、管(30)(32)を第2流路(3
6)に連通させる手段(図示しない)が設けられてい
る。この連通手段は公知であるので、ここでは説明しな
いが、例えば、ドイツ国特許公開第19511991号公報に詳
述されている。
【0033】各波形部(18)(24)により、第1流
路(34)及び第2流路(36)は、第1流体(F1)
及び第2流体(F2)を撹乱させて、熱交換を良好に行
う特殊な3次元形状となっている。そのため、プレート
タイプ熱交換器に従来必要であった撹乱要素を設ける必
要はなくなる。
路(34)及び第2流路(36)は、第1流体(F1)
及び第2流体(F2)を撹乱させて、熱交換を良好に行
う特殊な3次元形状となっている。そのため、プレート
タイプ熱交換器に従来必要であった撹乱要素を設ける必
要はなくなる。
【0034】本発明において、流路(34)(36)の
水力直径(Dh)は、所定の大きさでなければならな
い。
水力直径(Dh)は、所定の大きさでなければならな
い。
【0035】一般的に、水力直径(Dh)は、 Dh=4×V(浸水した表面における流体の体積) により求められる。
【0036】流路の幅が狭い場合には、水力直径
(Dh)は、簡略化して以下のように求めることができ
る。 Dh=2×h(流路の半分の高さ)
(Dh)は、簡略化して以下のように求めることができ
る。 Dh=2×h(流路の半分の高さ)
【0037】図2及び図3において、hは、第1プレー
ト(10)及び隣接する第2プレート(12)が有する
各波形部(18)(24)の各頂部(38)(40)間
の最大間隔の半分を示している。
ト(10)及び隣接する第2プレート(12)が有する
各波形部(18)(24)の各頂部(38)(40)間
の最大間隔の半分を示している。
【0038】水力直径(Dh)は、1〜3mmの範囲であ
り、おおむね1.8mmであるのが好ましい。
り、おおむね1.8mmであるのが好ましい。
【0039】熱交換器は、オイル冷却器として用いるの
が好ましく、自動車のエンジンオイルや自動ギヤボック
スからのオイルを冷却するために用いることができる。
その場合、一方の流体は上述したオイルであり、他方の
流体は冷却液とされる。冷却液は、自動車のエンジン用
の冷却液とするのが好ましい。
が好ましく、自動車のエンジンオイルや自動ギヤボック
スからのオイルを冷却するために用いることができる。
その場合、一方の流体は上述したオイルであり、他方の
流体は冷却液とされる。冷却液は、自動車のエンジン用
の冷却液とするのが好ましい。
【0040】エンジンオイルの冷却に用いる場合、この
プレートタイプ熱交換器は、エンジンブロック、または
エンジンに直付けされたフィルタハウジングに直接固定
される。このプレートタイプ熱交換器は、ダクトにより
冷却流体流路に連結とされる。
プレートタイプ熱交換器は、エンジンブロック、または
エンジンに直付けされたフィルタハウジングに直接固定
される。このプレートタイプ熱交換器は、ダクトにより
冷却流体流路に連結とされる。
【0041】自動ギヤボックスからのオイルを冷却する
場合には、このプレートタイプ熱交換器は、自動ギヤボ
ックスの油受に直接連結される。
場合には、このプレートタイプ熱交換器は、自動ギヤボ
ックスの油受に直接連結される。
【0042】このようなプレートタイプ熱交換器によ
り、油流路及び冷却液流路の圧力ヘッドの損失を増加さ
せることなく、2種類の流体間の熱交換を良好に行うこ
とができる。
り、油流路及び冷却液流路の圧力ヘッドの損失を増加さ
せることなく、2種類の流体間の熱交換を良好に行うこ
とができる。
【0043】本発明によるプレートタイプ熱交換器は、
撹乱要素を備える従来のプレートタイプ熱交換器と比べ
ると、15%以上の熱出力を発生でき、かつ、圧力ヘッ
ドの損失を30%〜40%低下させることができる。
撹乱要素を備える従来のプレートタイプ熱交換器と比べ
ると、15%以上の熱出力を発生でき、かつ、圧力ヘッ
ドの損失を30%〜40%低下させることができる。
【0044】本発明は、上述のように例示した実施例に
限定されるものではなく、種々の変形を含むものであ
る。
限定されるものではなく、種々の変形を含むものであ
る。
【図1】本発明によるプレートタイプ熱交換器の斜視図
である。
である。
【図2】図1のプレートタイプ熱交換器の部分断面図で
ある。
ある。
【図3】図1のプレートタイプ熱交換器における、隣接
する第1プレート及び第2プレートの分解斜視図であ
る。
する第1プレート及び第2プレートの分解斜視図であ
る。
10 第1プレート 12 第2プレート 14、20 底面 16、22 上向き周縁 18、24 波形部 26、32 吸込管 28、30 排出管 34 第1流路 36 第2流路 38、40 頂部
Claims (7)
- 【請求項1】 上向き周縁(16)(22)を有する、
積層された複数の第1プレート(10)及び第2プレー
ト(12)を備え、第1流体(F1)用の第1流路(3
4)と第2流体(F2)用の第2流路(36)とを交互
に形成するように、前記上向き周縁(16)(22)が
密着されたプレートタイプ熱交換器において、 第1の方向(D1)に延びる母線により形成された波形
部(18)を有する底面(14)を備える第1プレート
(10)と、第1プレート(10)と交互に積層され、
第1の方向(D1)とおおむね直交する第2の方向(D
2)に延びる母線により形成された波形部(24)を有
する底面(20)を備える第2プレート(12)とを備
え、各流路(34)(36)は、流路の半分の高さ、つ
まり、第1プレート(10)及びそれに隣接する第2プ
レート(12)が有する各波形部(18)(24)の各
頂部(38)(40)間の最大間隔の半分を示すhを用
いて、Dh=2×hにより求められた水力直径(Dh)を
有し、かつ、この水力直径(Dh)は、1〜3mmであるこ
とを特徴とするプレートタイプ熱交換器。 - 【請求項2】 水力直径(Dh)は、おおむね1.8mmであ
ることを特徴とする、請求項1記載のプレートタイプ熱
交換器。 - 【請求項3】 第1プレート(10)の波形部(18)
と第2プレート(12)の波形部(24)とは、局部的
に接触していることを特徴とする、請求項1または2に
記載のプレートタイプ熱交換器。 - 【請求項4】 第1プレート(10)の波形部(18)
及び第2プレート(12)の波形部(24)は、おおむ
ね正弦波状であることを特徴とする、請求項1〜3のい
ずれかに記載のプレートタイプ熱交換器。 - 【請求項5】 第1プレート(10)及び第2プレート
(12)は、薄板、好ましくはスタンピングされたアル
ミニウムベースの薄板で形成されていることを特徴とす
る、請求項1〜4のいずれかに記載のプレートタイプ熱
交換。 - 【請求項6】 第1プレート(10)及び第2プレート
(12)の上向き周縁(16)(22)は、ろう付けに
より一体とされていることを特徴とする、請求項1〜5
のいずれかに記載のプレートタイプ熱交換器。 - 【請求項7】 一方の流体は、自動車のエンジンオイル
または自動ギヤボックスからのオイルであり、他方の流
体は、冷却液であることを特徴とする、請求項1〜6の
いずれかに記載のプレートタイプ熱交換器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9907830 | 1999-06-21 | ||
FR9907830A FR2795165B1 (fr) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | Echangeur de chaleur a plaques, en particulier refroidisseur d'huile pour vehicule automobile |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001056192A true JP2001056192A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=9547051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000184293A Pending JP2001056192A (ja) | 1999-06-21 | 2000-06-20 | 自動車のオイルを冷却するためのプレートタイプ熱交換器 |
Country Status (4)
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