JP2001054530A - 介護用おむつ交換補助器 - Google Patents

介護用おむつ交換補助器

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Publication number
JP2001054530A
JP2001054530A JP11231409A JP23140999A JP2001054530A JP 2001054530 A JP2001054530 A JP 2001054530A JP 11231409 A JP11231409 A JP 11231409A JP 23140999 A JP23140999 A JP 23140999A JP 2001054530 A JP2001054530 A JP 2001054530A
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JP
Japan
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leg
rod
base
rods
push
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Pending
Application number
JP11231409A
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English (en)
Inventor
Shigemichi Ishikawa
石川成道
Naoki Muneta
棟田直毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOOTOKU EREMENTE KK
Fujisash Co Ltd
Original Assignee
KOOTOKU EREMENTE KK
Fujisash Co Ltd
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Publication date
Application filed by KOOTOKU EREMENTE KK, Fujisash Co Ltd filed Critical KOOTOKU EREMENTE KK
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被介護者の尻部を容易に浮き上がらせること
ができ、従って、おむつ交換作業時の補助具として好適
な器具を提供する。 【解決手段】 把持杆2と該把持杆2に被介護者hの仰
臥間隙aを存して相対して連設した一対の脚杆3,3と
で操作ハンドル1を構成する。該操作ハンドル1の前記
脚杆3の下端部を基盤6に支軸8によって回動自在に枢
着し、該下端部に前記基盤6の前方方向にして突設した
組付け部片5bの先端を、先端を移動子16を介して前
記基盤6に進退自在に組付けた押し上げ杆17の中間部
に連結軸18によって回動自在に枢着する。また、押し
上げ杆17の後端側の起立部17bには被介護者hの脚
受19を横設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被介護者のおむつ交換
時に尻部を浮かせて交換作業を円滑に行うために用い
る、介護用おむつ交換補助器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】両脚膝裏部又は腰部にベルトを巻き移動
式アームの着いたウインチ式リフトで吊して被介護者の
尻部を浮かせる方式や、ベッド側面より被介護者をベル
トで巻き電動式ウインチで巻き側臥位にさせる方式のリ
フト式があるが、リフト式はベッドにセットするに時間
がかかる上、ベルトを被介護者に巻き付けるのに時間が
かかり、被介護者を所定位置に移動させる作業が煩雑で
もある。
【0003】また、クッション性のある素材を巻いたバ
ーに被介護者の膝裏を載せ、本体を頭上方向にずらすこ
とにより尻部を数センチ浮かせるものもあるが、エアー
マットなどの柔軟性のある床面では本体をずらすことが
困難で尻部を持ち上げにくく、また不安定になる。
【0004】さらに、クッション性のある素材を巻いた
バーに被介護者の膝裏を乗せ、本体を頭上回転させるこ
とにより尻部を数センチ浮かせるものもあるが、本体を
回転させるときの負担が大きく、左右のストッパーをは
ずす作業が困難である。
【0005】おむつ交換作業時において、寝巻き脱着
時、おむつ脱着時および尻部の清拭時に被介護者の尻部
を浮かせた状態(持ち上げた状態)を保持しておかねば
ならないが、本発明は、従来の前記欠点を可及的に回避
し、この「浮かせた状態」を簡単に得られ、かつ、保持
でき、介護用品として好適な器具を提供することを目的
として創案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】把持杆と該把持杆に被介
護者の仰臥間隙を存して相対して連設した一対の脚杆と
で操作ハンドルを構成し、該操作ハンドルの前記脚杆の
下端部を基盤に支軸によって回動自在に枢着し、該下端
部に前記基盤の前方方向にして突設した組付け部片の先
端を、先端を移動子を介して前記基盤に進退自在に組付
けた押し上げ杆の中間部に連結軸によって回動自在に枢
着すると共に、押し上げ杆の後端側の起立部には被介護
者の脚受を横設した構成とする。
【0007】
【作用】脚受上に被介護者の脚裏を載置させて把持杆に
よって操作ハンドルを押し下げると、脚杆下端部と基盤
との枢着部を支点に操作ハンドルは回動して把持杆は降
下し、これに伴って、仲介片の先端と押し上げ杆中間部
との枢着部は回動上昇し、これら動作は、移動子の基盤
に沿う移動によって円滑に行われる。
【0008】そして、押し上げ杆の後端側の起立部に前
記脚受を設けてあるため、脚受は起立部の上昇と一体的
になって上昇し、脚受上に載せた前記脚はいわば押し上
げられ、被介護者の尻部は浮き上がり、寝巻きおよびお
むつの脱着並びに尻部の清拭時に必要な尻部を浮かせた
保持状態を得られる。
【0009】
【実施例】図面は本発明に係る介護用おむつ交換補助器
の一実施例を示し、図1は斜視図、図2は図1のx−x
線断面図、図3は一部欠截平面図、図4は側面図、図5
は使用状態時の側面図である。
【0010】図中、1は操作ハンドルで、操作ハンドル
1は、把持杆2と該把持杆2に被介護者hの仰臥間隙a
を存して相対して連設した一対の脚杆3,3とで構成
し、そのほぼ全域にクッション材4を外装して接触によ
る衝撃を緩和するようにしてある。
【0011】クッション材4を省略した脚杆3の下端部
は、仲介片5を介して基盤6に設けた支承枠7に支軸8
によって回動(起伏)自在に枢着してある。
【0012】仲介片5は、取付け部片5aと組付け部片
5bを互いに直交方向に配して連設し、連設部において
前記支承枠7に前記支軸8に回動自在に枢着し、断面コ
形状にした前記取付け部片5aの相対する部片5a´,
5a´の下部側に架設した支承軸9に、前記操作ハンド
ル1の脚杆3の下端に縦設した切欠10を係合し、部片
5a´,5a´の上部側に設けた螺子孔11に前記脚杆
3の下部を通じて蝶螺子12を螺合して、脚杆3を取り
外し自在に組付けたものである。
【0013】この仲介片5を構成する前記組付け部片5
bは、脚杆3と別体にして前記基盤6の前方方向にして
脚杆3に突設した構成態様を採るが、脚杆3の下端を折
り曲げるようにして当初より脚杆3と一体にした態様の
ものでも良い。実施例のようにしたのは、操作ハンドル
1と基盤6と別体にして製品管理あるいは搬送上好適に
するためである。
【0014】前記基盤6は、前記仰臥間隙aを存して前
記脚杆3毎に配せられ、前後方向に長い主体盤6A上に
前記支承枠7と該支承枠7の前方側に配したレール枠1
3を固着して構成し、この基盤6のレール枠13の前後
方向に沿わせて相対設した案内溝14,14に、押し上
げ杆17の先端に車軸15によって転動自在に枢着した
ローラ(案内溝14に沿って単に摺動するものでも良
く、要は、押し上げ杆17の先端側が基盤6に沿って前
後に移動すれば良い)16,16を係合し、押し上げ杆
17の前後方向の移動が円滑に行われるようにしてあ
る。
【0015】なお、基盤6を各脚杆3に対応させ、か
つ、仰臥間隙aを存して配したのは、被介護者hを仰臥
させた状態のまま、補助器Aをベッドなどの寝床に設置
できるようにするためである。
【0016】押し上げ杆17は、先端側の直状部17a
と該直状部17aの後端を屈曲して連設した後端側の起
立部17bとで成り、起立部17b,17bの後端を連
結杆17´で互いに連結して、両押し上げ杆17,17
が互いに一体に動作するようにしてある。
【0017】連結杆17´は省略して一対の押し上げ杆
17,17を別体にしても不都合はないが、実施例のよ
うに、この連結杆17´を用いることにより押し上げ杆
17,17は互いに一体に動作するから被介護者hの両
脚を同時に浮き上がらせることができ、また、連結杆1
7´が、被介護者hの脚の動きを規制して、交換作業を
円滑に行うことができる。もっとも、この連結杆17´
(実施例では、クッション材4を外装して接触による衝
撃を緩和しているが)を、後記の脚受19と兼用させて
も不都合はない。
【0018】押し上げ杆17は、その中間部を前記脚杆
3の下端部に前方方向にして突設した前記組付け部片5
bの先端部に連結軸18によって回動自在に枢着し、操
作ハンドル1の支軸8を中心とする回動によって、回動
を伴った進退動作が行われるようになっている。すなわ
ち、支軸8を支点、連結軸18を作用点そして把持杆2
を力点としたてこの原理を利用して把持杆2に負荷する
荷重が少量ですむようにしてある。因みに、実施例では
連結軸18に負荷される荷重の1/2の負荷荷重で押下
回動できるようにしてある。
【0019】押し上げ杆17の起立部17bに脚受19
を横設し、脚受19は、主体杆19Aにゴム又は樹脂の
弾性クッション材19Bを外装して構成し、基部に係合
枠19´を固定し、係合枠19´に設けた螺子孔20
に、前記起立部17bに上下方向に並設した複数個の透
孔21,…の適宜のものを通じて蝶螺子22を螺合し
て、前記の通り、押し上げ杆17の起立部17bに取付
けたものである。
【0020】すなわち、脚受19は、起立部17bに高
さ調節自在に組付け、被介護者hの身長に合わせられる
ようにしてある。
【0021】実施例では、各押し上げ杆17,17に対
応させて脚受19を設けてあるが、一対の脚受け19,
19は互いに一体にしても良く、ロープその他の紐体を
用いて押し上げ杆17,17に架設しても良い。
【0022】しかして、仰臥間隙にaに被介護者hを配
して、脚受19上に被介護者hの脚を載せて、把持杆2
によって操作ハンドル1を後方方向に回動降下させる
と、支軸8を中心にして組付け部片5bの先端側は後方
方向に回動上昇し、これに伴って、押し上げ杆17は、
後方側が上昇しつつ降下し、この結果、前記脚部は上昇
し、被介護者の尻部は必然的に浮き上がり、該浮き上が
り状態は操作ハンドル1の脚杆2が倒伏した状態で維持
される。
【0023】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
被介護者の尻部を容易に浮き上がらせることのできる器
具を提供でき、従って、おむつ交換作業を円滑に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図。
【図2】図1のx−x線断面図。
【図3】一部欠截平面図。
【図4】側面図。
【図5】使用状態時の側面図。
【符号の説明】
1 操作ハンドル 2 把持杆 3 脚杆 5b 組付け部片 6 基盤 16 ローラ 17 押し上げ杆 19 脚受

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持杆と該把持杆に被介護者の仰臥間隙
    を存して相対して連設した一対の脚杆とで操作ハンドル
    を構成し、該操作ハンドルの前記脚杆の下端部を基盤に
    支軸によって回動自在に枢着し、該下端部に前記基盤の
    前方方向にして突設した組付け部片の先端を、先端を移
    動子を介して前記基盤に進退自在に組付けた押し上げ杆
    の中間部に連結軸によって回動自在に枢着すると共に、
    押し上げ杆の後端側の起立部には被介護者の脚受を横設
    した、介護用おむつ交換補助器。
  2. 【請求項2】 把持杆部を作用点、支軸を支点、そして
    連結軸を作用点としたてこで構成した、請求項1記載の
    介護用おむつ交換補助器。
JP11231409A 1999-08-18 1999-08-18 介護用おむつ交換補助器 Pending JP2001054530A (ja)

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JP11231409A JP2001054530A (ja) 1999-08-18 1999-08-18 介護用おむつ交換補助器

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ID=16923157

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JP (1) JP2001054530A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261620A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Mitsugi Taguchi おむつ取換え介護装置
JP2007000158A (ja) * 2005-05-24 2007-01-11 Yukiko Hatori おむつ取換え介護装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261620A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Mitsugi Taguchi おむつ取換え介護装置
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