JP3142492U - 医療用多機能ベッド - Google Patents
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Abstract
【課題】血液循環の停滞や褥瘡(床ずれ)を防止するために、患者の身体の向きを変えさせたり、患者の上半身または下半身を局部的に持ち上げて、患者の着脱衣を容易にする医療用多機能ベッドを提供する。
【解決手段】ベッドフレーム11と、前記ベッドフレーム11の横フレーム部分に水平に枢設されるセンター支持部と、前記センター支持部の両側にそれぞれ位置し、その一側が前記センター支持部に枢設され、水平維持機構によって前記センター支持部の回転中に水平状態が維持される2つのサイド支持部13とを含むベッド本体10を有していることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】ベッドフレーム11と、前記ベッドフレーム11の横フレーム部分に水平に枢設されるセンター支持部と、前記センター支持部の両側にそれぞれ位置し、その一側が前記センター支持部に枢設され、水平維持機構によって前記センター支持部の回転中に水平状態が維持される2つのサイド支持部13とを含むベッド本体10を有していることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、医療用多機能ベッドに関し、特に、血液循環の停滞や褥瘡(床ずれ)を防止するために、患者の身体の向きを変えさせたり、患者の上半身または下半身を局部的に持ち上げて、患者の着脱衣を容易にする医療用多機能ベッドに関する。
身体障害者、重病患者、または植物人間などは、自ら自由に行動することができないため、病床から離れることができない。そのため、看護者は、患者の血液循環の停滞や褥瘡(床ずれ)を防止するために、定時的に患者の身体の向きを変えさせる必要がある。この時、看護者は、自力で患者の身体の向きを変えさせているが、看護者の力が足りなかったり、或いは力加減を間違えたりした場合、患者に不快感を与えたり、怪我を負わせたりする恐れがある。
また、看護者が従来のベッド上にいる患者の着脱衣を行う時は、1人が患者の上半身または下半身を持ち上げているうちに、もう1人が服を着替えさせる必要があり、計2名の看護者が必要となるため、非常に不便であり、看護者不足の問題にも拍車を掛けている。
そこで、案出されたのが本考案であって、血液循環の停滞や褥瘡(床ずれ)を防止するために、患者の身体の向きを変えさせたり、患者の上半身または下半身を局部的に持ち上げて、患者の着脱衣を容易にする医療用多機能ベッドを提供することを目的としている。
本考案の請求項1は、ベッドフレーム11と、前記ベッドフレーム11の横フレーム部分に水平に枢設されるセンター支持部12と、前記センター支持部12の両側にそれぞれ位置し、その一側が前記センター支持部12に枢設され、水平維持機構によって前記センター支持部12の回転中に水平状態が維持される2つのサイド支持部13と、を含むベッド本体10を有していることを特徴とする医療用多機能ベッドを提供するものである。
本考案の請求項2は、前記水平維持機構は、前記ベッドフレーム11の横フレーム部分に固定されるとともに、前記センター支持部12の一端に枢設される中央ロッド121と、前記各サイド支持部13の一端から垂直に下方へ延出するサイドロッド131と、両端が前記中央ロッド121及びサイドロッド131の自由端に枢設される2本の連結ロッド15と、を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の医療用多機能ベッドを提供するものである。
本考案の請求項3は、一端が前記センター支持部12に枢設されるとともに、下方に伸びる第1従動ロッド210が固定される背上げプレート21と、前記第1従動ロッド210が枢設され、前記第1従動ロッド210を駆動することにより、前記背上げプレート21をセンター支持部12に対して所定角度上昇させる第1ピストンロッド220を備え、前記センター支持部12の底面に枢設される第1駆動装置22と、を含む背上げ装置20をさらに有していることを特徴とする請求項1または2に記載の医療用多機能ベッドを提供するものである。
本考案の請求項4は、中央部に枢設部310を有することで2つのプレート体を折り曲げ可能にし、一方のプレート体が前記センター支持部12に枢設されるとともに、下方に伸びる第2従動ロッド311が固定される膝上げプレート31と、前記第2従動ロッド311が枢設され、前記第2従動ロッド311を駆動することにより、前記膝上げプレート31を折り曲げて前記センター支持部12より上昇させる第2ピストンロッド320を備え、前記センター支持部12の底面に枢設される第2駆動装置32と、を含む膝上げ装置30をさらに有していることを特徴とする請求項1乃至3に記載の医療用多機能ベッドを提供するものである。
本考案の請求項5は、前記ベッドフレーム11の一端にガイドレール111が設けられ、前記センター支持部12の一端に貫通溝が形成され、前記膝上げ装置30における膝上げプレート31の他方のプレート体の端部に固定されたガイドローラーマウント33が、前記センター支持部12の貫通溝を貫通し、前記ガイドローラーマウント33に前記ガイドレール111に設置されるガイドローラー330が枢設されていることを特徴とする請求項1乃至4に記載の医療用多機能ベッドを提供するものである。
本考案の請求項6は、前記ベッドフレーム11は、少なくとも4本の支持脚部110を有していることを特徴とする請求項1乃至5に記載の医療用多機能ベッドを提供するものである。
本考案の水平維持機構を用いれば、看護者が容易に患者の身体の向きを変えさせることができる。また、本考案の背上げ・膝上げ装置を用いれば、看護者が患者の着脱衣作業を容易に行うことができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1は本考案に係る医療用多機能ベッドの正面図であり、図2は本考案に係る医療用多機能ベッドの平面図であり、図3は本考案に係る医療用多機能ベッドにおける背上げ装置の作動状態を示す正面断面図であり、図4は本考案に係る医療用多機能ベッドにおける膝上げ装置の作動状態を示す正面断面図であり、図5は本考案に係る医療用多機能ベッドにおける水平維持機構の水平状態を示す側面断面図であり、図6は本考案に係る医療用多機能ベッドにおける水平維持機構の傾斜状態を示す側面断面図である。
図1及び図2に示すように、本考案に係る医療用多機能ベッドは、ベッド本体10、背上げ装置20、及び膝上げ装置30を含んでいる。
前記ベッド本体10は、ベッドフレーム11、センター支持部12、2つのサイド支持部13、及びベッド本体10の両端にそれぞれ設置される2つの水平維持機構を含み、前記ベッドフレーム11は、4本の支持脚部110を有するとともに、一端にガイドレール111が設けられ、前記センター支持部12は、ベッドフレーム11の横フレーム部分に水平に枢設されるとともに、一端に貫通溝(図示せず)が形成され、前記2つのサイド支持部13は前記センター支持部12の両側にそれぞれ位置し、その一側が前記センター支持部12に枢設されている。
図1乃至図3に示すように、背上げ装置20は、一端が前記センター支持部12に枢設されるとともに、下方に伸びる第1従動ロッド210が固定される背上げプレート21と、前記第1従動ロッド210が枢設され、前記第1従動ロッド210を駆動することにより、前記背上げプレート21をセンター支持部12に対して所定角度上昇させる第1ピストンロッド220を備え、前記センター支持部12の底面に枢設される第1駆動装置22とを含んでいる。この背上げ装置20を用いれば、患者の上半身を容易に持ち上げることができる。
図1、図2、及び図4に示すように、膝上げ装置30は、中央部に枢設部310を有することで2つのプレート体を折り曲げ可能にし、一方のプレート体が前記センター支持部12に枢設されるとともに、下方に伸びる第2従動ロッド311が固定され、他方のプレート体の端部に固定されたガイドローラーマウント33が前記センター支持部12の貫通溝を貫通し、前記ガイドローラーマウント33に前記ガイドレール111に設置されるガイドローラー330が枢設される膝上げプレート31と、前記第2従動ロッド311が枢設され、前記第2従動ロッド311を駆動することにより、前記膝上げプレート31を折り曲げて前記センター支持部12より上昇させる第2ピストンロッド320を備え、前記センター支持部12の底面に枢設される第2駆動装置32とを含んでいる。この膝上げ装置30を用いれば、患者の両膝を容易に持ち上げることができる。
図5及び図6に示すように、前記水平維持機構は、前記ベッドフレーム11の横フレーム部分に固定されるとともに、前記センター支持部12の一端に枢設される中央ロッド121と、前記各サイド支持部13の一端から垂直に下方へ延出するサイドロッド131と、両端が前記中央ロッド121及びサイドロッド131の自由端に枢設される2本の連結ロッド15とを含んでいる。この水平維持機構を用いれば、前記センター支持部12が傾斜しても、両側のサイド支持部13は水平状態を維持することができる。
10 ベッド本体
11 ベッドフレーム
110 支持脚部
111 ガイドレール
12 センター支持部
121 中央ロッド
13 サイド支持部
131 サイドロッド
15 連結ロッド
20 背上げ装置
21 背上げプレート
210 第1従動ロッド
22 第1駆動装置
220 第1ピストンロッド
30 膝上げ装置
31 膝上げプレート
310 枢設部
311 第2従動ロッド
32 第2駆動装置
320 第2ピストンロッド
33 ガイドローラーマウント
330 ガイドローラー
50 患者
11 ベッドフレーム
110 支持脚部
111 ガイドレール
12 センター支持部
121 中央ロッド
13 サイド支持部
131 サイドロッド
15 連結ロッド
20 背上げ装置
21 背上げプレート
210 第1従動ロッド
22 第1駆動装置
220 第1ピストンロッド
30 膝上げ装置
31 膝上げプレート
310 枢設部
311 第2従動ロッド
32 第2駆動装置
320 第2ピストンロッド
33 ガイドローラーマウント
330 ガイドローラー
50 患者
Claims (6)
- ベッドフレームと、
前記ベッドフレームの横フレーム部分に水平に枢設されるセンター支持部と、
前記センター支持部の両側にそれぞれ位置し、その一側が前記センター支持部に枢設され、水平維持機構によって前記センター支持部の回転中に水平状態が維持される2つのサイド支持部と、
を含むベッド本体を有していることを特徴とする、
医療用多機能ベッド。 - 前記水平維持機構は、
前記ベッドフレームの横フレーム部分に固定されるとともに、前記センター支持部の一端に枢設される中央ロッドと、
前記各サイド支持部の一端から垂直に下方へ延出するサイドロッドと、
両端が前記中央ロッド及びサイドロッドの自由端に枢設される2本の連結ロッドと、
を含んでいる、請求項1の医療用多機能ベッド。 - 一端が前記センター支持部に枢設されるとともに、下方に伸びる第1従動ロッドが固定される背上げプレートと、
前記第1従動ロッドが枢設され、前記第1従動ロッドを駆動することにより、前記背上げプレートをセンター支持部に対して所定角度上昇させる第1ピストンロッドを具え、前記センター支持部の底面に枢設される第1駆動装置と、
を含む背上げ装置をさらに有している、請求項1又は2の医療用多機能ベッド。 - 中央部に枢設部を有することで2つのプレート体を折り曲げ可能にし、一方のプレート体が前記センター支持部に枢設されるとともに、下方に伸びる第2従動ロッドが固定される膝上げプレートと、
前記第2従動ロッドが枢設され、前記第2従動ロッドを駆動することにより、前記膝上げプレートを折り曲げて前記センター支持部より上昇させる第2ピストンロッドを具え、前記センター支持部の底面に枢設される第2駆動装置と、
を含む膝上げ装置をさらに有している、請求項1乃至3の医療用多機能ベッド。 - 前記ベッドフレームの一端にガイドレールが設けられ、前記センター支持部の一端に貫通溝が形成され、
前記膝上げ装置における膝上げプレートの他方のプレート体の端部に固定されたガイドローラーマウントが、前記センター支持部の貫通溝を貫通し、前記ガイドローラーマウントに前記ガイドレールに設置されるガイドローラーが枢設されている、請求項1乃至4の医療用多機能ベッド。 - 前記ベッドフレームは、少なくとも4本の支持脚部を有している、請求項1乃至5の医療用多機能ベッド。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW96115701A TW200843718A (en) | 2007-05-03 | 2007-05-03 | Multi-function sickbed |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3142492U true JP3142492U (ja) | 2008-06-12 |
Family
ID=43292486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008002096U Expired - Fee Related JP3142492U (ja) | 2007-05-03 | 2008-04-04 | 医療用多機能ベッド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3142492U (ja) |
TW (1) | TW200843718A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104248493A (zh) * | 2014-10-09 | 2014-12-31 | 郭丽 | 医用翻身床 |
CN113425528A (zh) * | 2021-07-12 | 2021-09-24 | 海南泽然信息技术有限公司 | 一种多角度调整的多功能医疗护理床 |
-
2007
- 2007-05-03 TW TW96115701A patent/TW200843718A/zh not_active IP Right Cessation
-
2008
- 2008-04-04 JP JP2008002096U patent/JP3142492U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104248493A (zh) * | 2014-10-09 | 2014-12-31 | 郭丽 | 医用翻身床 |
CN113425528A (zh) * | 2021-07-12 | 2021-09-24 | 海南泽然信息技术有限公司 | 一种多角度调整的多功能医疗护理床 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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TWI328447B (ja) | 2010-08-11 |
TW200843718A (en) | 2008-11-16 |
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