JP2001054511A - 磁気共鳴イメージング・システムの振動を測定する方法及び装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング・システムの振動を測定する方法及び装置

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JP2001054511A
JP2001054511A JP2000133931A JP2000133931A JP2001054511A JP 2001054511 A JP2001054511 A JP 2001054511A JP 2000133931 A JP2000133931 A JP 2000133931A JP 2000133931 A JP2000133931 A JP 2000133931A JP 2001054511 A JP2001054511 A JP 2001054511A
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magnetic resonance
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Daniel Joseph Schaefer
ダニエル・ジョセフ・スチェファー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MRIシステムによって形成される画像に悪
影響を及ぼす磁場の摂動検知するために、該摂動を引き
起こす磁石アセンブリの振動を検知する。 【解決手段】 検知装置(170)は、第1の信号を磁
石アセンブリ(141)へ向けて放出する信号源(17
2)と、第1の信号の反射した部分によって形成される
第2の信号を検出する受信器(174)と、第1及び第
2の信号を処理して、電磁石の運動を表し、従って磁場
の変動を表す出力信号を発生する手段(186,18
8)とを含む。この出力信号は磁気共鳴イメージング・
システムの構成要素によって用いて、振動が画像に及ぼ
す影響を補償することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の分野は、磁気共鳴イ
メージングであり、具体的には、本発明は、イメージン
グ装置の振動から生ずるB0 分極磁場の変動を検知する
ことに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気モーメントを有する任意の核は、核
が置かれている磁場の方向に整列しようとする。しかし
ながら、このときに、核は、磁場の強度及び特定の核種
の特性(核の磁気回転定数γ)に依存するラーモア周波
数として知られている特有の角周波数でこの方向の周り
を歳差運動する。この現象を示す核をここでは「スピ
ン」と呼ぶ。
【0003】人体組織のような物質が一様の磁場(分極
磁場B0 )にさらされると、組織内のスピンの個々の磁
気モーメントは、この分極磁場に沿って整列しようとす
るが、各スピン特有のラーモア周波数でランダムな秩序
で分極磁場の周りを歳差運動する。分極磁場の方向に沿
って正味の磁気モーメントMz が生じるが、垂直な平
面、即ち横方向平面(xy平面)内のランダムに配向し
た磁気成分は、互いに相殺し合う。しかしながら、物質
又は組織が、xy平面内に存在すると共にラーモア周波
数に近い磁場(励起磁場B1 )にさらされると、整列後
の正味のモーメントMz は、xy平面に向かって回転す
る、即ち「傾斜」して、xy平面内でラーモア周波数で
回転する、即ちスピンする正味の横(方向)磁気モーメ
ントMt を発生することができる。この現象の実用的な
値は、励起信号B1 を停止させた後に、励起したスピン
によって放出される信号に備わっている。この核磁気共
鳴(「NMR」)現象を活用した広範な測定シーケンス
が存在している。
【0004】NMRを利用して画像を形成するときに、
被検体内の特定の位置からNMR信号を得る手法が用い
られる。典型的には、イメージングされるべき領域(関
心領域)は、用いられている特定の局在化方法に従って
変化するような一連のNMR測定サイクルによって走査
される。結果として得られるNMR受信信号の組をディ
ジタル化すると共に処理し、多くの周知の再構成手法の
うちの1つを用いて画像を再構成する。
【0005】このような走査を行うためには、言うまで
もなく、被検体内の特定の位置からNMR信号を引き出
すことが必要である。このことは、分極磁場B0 と同じ
方向を有するが、それぞれx軸、y軸及びz軸に沿って
勾配を有する磁場(Gx 、G y 及びGz )を用いること
により達成される。各々のNMRサイクル中にこれらの
勾配の強度を制御することにより、スピン励起の空間的
分布を制御することができ、結果として得られるNMR
信号の位置を識別することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】MRIは、医療診断用
ツールとして特に有用である。しかしながら、患者の解
剖学的な特徴を明瞭に表現する詳細な画像を作成する能
力は、分極磁場B0が極めて安定であるか否かによる。
MRIシステムの機械的な振動は、分極磁場に摂動を加
え、これにより、結果として得られる磁気共鳴画像にア
ーティファクトを生ずる。磁性を有する構成要素の実時
間での変位を正確に測定することができれば、数学的モ
デルを用いて、この変位に起因する磁場の変動を推定す
ると共に補正することができる。全身型磁石の場合に
は、ミクロン単位の変位が、100万部当たり約1部の
磁場の変化を生ずる。従って、アーティファクト補正の
ための運動検知器は、ミクロン単位以下の変位を検出す
ることができなければならない。
【0007】振動を測定する分かりやすいアプローチ
は、分極磁場の変動を検知するものであろう。しかしな
がら、イメージング・システムは、無線周波数で変化す
る他の磁場を発生し、従って、これらの磁場が分極磁場
の変化を検知する能力に悪影響を及ぼす可能性がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁場の摂動を
生ずるような磁気共鳴イメージング・システムの磁石の
微細な振動を検出する手法を提供する。この手法は、所
定の周波数ωを有し、磁気共鳴イメージング・システム
のうち磁石に物理的に接続されている部分に向けられた
第1の信号を発生する。第1の信号は、例えば、マイク
ロ波スペクトル、超音波スペクトル、音波スペクトル及
び光スペクトルの中から選択することができる。この信
号は又、変位と共に変化する特性を有する共振型無線周
波数コイルから生ずるものであってもよい。
【0009】第1の信号の一部は、上述の部分によって
反射した後に、第2の信号として受信される。第1及び
第2の信号は、処理されて、電磁石の運動を表わす出力
信号を形成する。この出力信号は、振動が磁場に対して
及ぼす影響、及び究極的には磁気共鳴イメージング・シ
ステムによって形成される画像における影響を補償する
のに用いることができる。
【0010】好ましい実施例では、第1及び第2の信号
は共に混合されて、合成信号を形成した後に、合成信号
は、低域通過フィルタ処理される。次いで、フィルタ処
理によって形成されるベースバンド信号が直交検波器に
印加され、直交検波器は、電磁石の運動を表わす出力信
号を形成する。
【0011】
【発明の実施の形態】先ず、図1について説明する。同
図には、本発明を組み込んだ好ましい磁気共鳴イメージ
ング(MRI)システム100の主要な構成要素が示さ
れている。MRIシステム100の動作は、キーボード
及び制御パネル102と、表示装置104とを含んでい
るオペレータ・コンソール101から制御される。コン
ソール101はリンク116を介して、独立したコンピ
ュータ・システム107と通信し、コンピュータ・シス
テム107は、操作者が画面104上での画像の形成及
び表示を制御することを可能にしている。コンピュータ
・システム107は、バックプレーンを介して互いに通
信するいくつかのモジュールを含んでいる。これらのモ
ジュールは、画像プロセッサ・モジュール106と、C
PUモジュール108と、画像データ配列を記憶するフ
レーム・バッファとして当業界で知られているメモリ・
モジュール113とを含んでいる。コンピュータ・シス
テム107は、画像データ及びプログラムを記憶するた
めのディスク記憶装置111及びテープ・ドライブ11
2に結合されており、又、高速シリアル・リンク115
を介して別個のシステム制御部122と通信する。
【0012】システム制御部122は、バックプレーン
によって共に接続されている1組のモジュールを含んで
いる。これらのモジュールは、CPUモジュール119
と、パルス発生器モジュール121とを含んでおり、パ
ルス発生器モジュール121は、シリアル・リンク12
5を介してオペレータ・コンソール101に接続してい
る。このリンク125を介して、システム制御部122
は実行されるべき走査シーケンスを指示する命令(コマ
ンド)を操作者から受け取る。パルス発生器モジュール
121は、システムの構成要素を動作させて、所望の走
査シーケンスを実行する。モジュール121は、発生さ
れるべきRFパルスのタイミング、強度及び形状、並び
にデータ取得ウィンドウのタイミング及び長さを指示す
るデータを発生する。パルス発生器モジュール121
は、1組の勾配増幅器127に接続しており、走査中に
発生されるべき勾配パルスのタイミング及び形状を指示
する。パルス発生器モジュール121は、走査室インタ
フェイス回路133に接続しており、走査室インタフェ
イス回路133は、患者及び磁石システムの状態に関連
した様々なセンサからの信号を受信する。又、走査室イ
ンタフェイス回路133を介して、患者位置決めシステ
ム134が走査に望ましい位置に患者を移動させるため
の命令を受信する。
【0013】パルス発生器モジュール121によって発
生される勾配波形は、Gx 増幅器と、Gy 増幅器と、G
z 増幅器とで構成されている勾配増幅器システム127
に印加される。各々の勾配増幅器は、全体的に参照番号
139で示すアセンブリ内の対応する勾配コイルを励起
して、取得される信号を位置エンコードするのに用いら
れる磁場勾配を形成する。勾配コイル・アセンブリ13
9は、B0 磁場用の分極磁石140と全身型RFコイル
152とを含んでいる磁石アセンブリ141の一部を形
成している。システム制御部122内の送受信器モジュ
ール150がパルスを発生し、これらのパルスは、RF
増幅器151によって増幅されて、送信/受信(T/
R)スイッチ154によってRFコイル152に結合さ
れる。患者の体内の励起した核によって放出される結果
として生ずる信号は、同じRFコイル152によって検
知され、送信/受信スイッチ154を介して前置増幅器
153に結合することができる。増幅されたNMR信号
は、送受信器150の受信部において復調され、濾波さ
れると共にディジタル化される。送信/受信スイッチ1
54は、パルス発生器モジュール121からの信号によ
って制御されて、送信モード時にはRF増幅器151を
コイル152に電気的に接続し、受信モード時には前置
増幅器153を接続する。送信/受信スイッチ154は
又、送信モード又は受信モードのいずれの場合にも、分
離型RFコイル(例えば、頭部コイル又は表面コイル)
を用いることを可能にしている。
【0014】RFコイル152が捕えたNMR信号は、
送受信器モジュール150によってディジタル化され
て、システム制御部122内のメモリ・モジュール16
0へ転送される。走査が完了してデータの配列の全体が
メモリ・モジュール160内に取得されたときに、アレ
イ・プロセッサ161が動作して、このデータを画像デ
ータの配列へフーリエ変換する。この画像データは、シ
リアル・リンク115を介してコンピュータ・システム
107へ伝送され、ここで、ディスク・メモリ111に
記憶される。オペレータ・コンソール101から受信し
た命令に応じて、この画像データをテープ・ドライブ1
12に保管してもよいし、又は画像プロセッサ106に
よって更に処理してオペレータ・コンソール101へ伝
送すると共に表示装置104に表示してもよい。
【0015】送受信器150に関する更なる詳細は、米
国特許第4,952,877号及び同第4,922,7
36号に記載されている。これらの特許はここに参照さ
れるべきものである。
【0016】更に図1を参照すると、MRIシステム1
00は又、システム制御部122へ磁石アセンブリ14
1の振動を指示する信号を供給する変位検出器170を
含んでいる。変位検出器は、マイクロ波スペクトル、超
音波スペクトル、音波スペクトル又は光スペクトルとい
った放射ビームを用いた干渉計型の運動検知を利用して
いる。本発明は、振幅変調式マイクロ波干渉計を例とし
て記載するが、他の波長を有する放射を用いてもよく、
当業者は、ここの記載から、他の波長を利用してどのよ
うに本発明の概念を実現するかを理解されるものとす
る。
【0017】図2を参照して述べると、変位検出器17
0は、マイクロ波周波数の第1の信号S1(t)を発生
する局部発振器172を含んでいる。局部発振器172
の出力信号は、次の表現によって表わされる。
【0018】 S1(t)=Acos(ωt) (1) ここで、Aは信号の振幅であり、ωは信号の角周波数で
ある。この出力は、双方向性結合器174の入力、明確
に述べると、パワー・スプリッタ176に印加され、パ
ワー・スプリッタ176は、入力信号を2つの部分に分
割する。第1の信号の一部は、双方向性結合器174の
第1の出力ポート179に供給される。局部発振器17
2からの第1の信号の残りの部分は、方向性結合器を介
して双方向性結合器174の第2のポート180へ通過
する。
【0019】第2のポート180は、マイクロ波アンテ
ナ182に接続されており、ここから、信号は、空気を
介して磁石アセンブリ141へ放射する。アンテナ18
2は、磁石アセンブリ141とは独立に支持され、後者
の構成要素の振動がアンテナに影響を与えないようにす
る。マイクロ波アンテナ182と磁石アセンブリ141
との間の瞬間の距離は、表現d+Δ(t)によって与え
られる。ここで、dは名目上の距離を表わし、Δ(t)
は磁石アセンブリの機械的振動に起因する距離の変化を
表す。名目上の距離dは、振動成分Δ(t)の最大値よ
りも遥かに大きい。アンテナ182から入射する第1の
信号は、速度cで走行し、波長λを有する。
【0020】第1の信号のうち、磁石アセンブリ141
上に設けられた反射器183に衝突した部分が反射し
て、アンテナ182に帰投する。信号がアンテナを出発
し、磁石アセンブリに衝突して、アンテナに帰投するの
に要する時間τは、次の式によって与えられる。
【0021】 τ=2(d+Δ(t))/c (2) この反射によって、異なる振幅B及び位相を有する第2
の信号S2(t)が発生し、この信号は、次の表現によ
って与えられる。
【0022】 S2(t)=Bcos(ω(t+τ)) (3) 反射し、アンテナ182によって受信された第2の信号
は、方向性結合器178に戻して供給され、結合器17
8は、この信号を双方向性結合器174の第3の出力ポ
ートへ送る。出力ポート179及び184は、信号混合
器186の入力に接続されており、混合器186は、第
1及び第2の信号S1(t)及びS2(t)を合わせて乗
算する。混合による積は、低域通過フィルタ188に印
加され、フィルタ188の出力で発生されるベースバン
ド中間信号I(t)が、次のように表現され得る。
【0023】 I(t)=(AB/2)cos(ωt) =(AB/2)cos(2ω(d+Δ(t))/c) =(AB/2)cos(4π(d+Δ(t))/λ) (4) この中間信号が、変位検出器170の出力を形成する。
【0024】変位検出器170からの中間信号I(t)
は、図1のシステム制御部122の一部である直交受信
器190に印加される。直交受信器190は、局部発振
器の信号と共に用いてもよいし、又は第2の混合器での
混合の前の90°だけ遅延した受信信号と共に用いても
よい。2ωd/c=4πd/λ≪1であるならば、ベー
スバンド信号を次のように表現することができる。
【0025】 Q(t)=(AB/2)sin(ωt) =(AB/2)sin(2ω(d+Δ(t))/c) ≒ABω(d+Δ(t))/c =2πAB(d+Δ(t))/λ (5) 直交受信器190を用いると、2つのωd/tのみに依
存し、振幅の因子を含まないベースバンド信号を得るこ
とが可能になる。振動信号Sb は、次のように表すこと
ができる。
【0026】 Sb =atan(I(t)/Q(t) =2ω(d+Δ(t))/c) =4π(d+Δ(t))/λ (6) このようにして、波長単位以下の変動及び磁石アセンブ
リへの距離を高精度で決定することができる。
【0027】前述のように、振動信号を数学的モデルに
おいて用いて、磁場の変動を推定することができ、次い
で、この推定値を用いて振動に起因する影響を補正する
ことができる。
【0028】以上に述べたシステムに対して様々な改変
を行うことができる。例えば、所載の振幅変調(AM)
型ばかりでなく周波数変調(FM)型構成を用いてもよ
い。応用分野によっては、単一チャネルのシステムも許
容され得る。磁石アセンブリの位置に別個の受信アンテ
ナ/トランスデューサを配置し、これにより、受信信号
の振幅を増幅することも可能である。同様に、コーナ・
リフレクタ等の反射装置を目標物上に配置して、アンテ
ナの所での受信信号を増大させてもよい。
【0029】従って、本発明の範囲内の様々な代替構成
に幾分かの注意を促したが、当業者は、本発明の実施例
の開示から今や明らかである更なる代替構成をおそらく
認めておられよう。従って、本発明の範囲は特許請求の
範囲から決定されるべきものであって、上の開示内容に
よって限定されるのではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を組み込んでいるMRIシステムのブロ
ック図である。
【図2】前記MRIシステムの磁石アセンブリの変位を
測定する本発明の装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 MRIシステム 101 オペレータ・コンソール 102 キーボード及び制御パネル 104 表示装置 111 ディスク記憶装置 112 テープ・ドライブ 115 高速シリアル・リンク 116 リンク 125 シリアル・リンク 139 勾配コイル・アセンブリ 140 分極磁石 141 磁石アセンブリ 152 全身型RFコイル 174 双方向性結合器 179 第1の出力ポート 180 第2のポート 182 マイクロ波アンテナ 183 反射器 184 第3のポート 186 信号混合器

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気共鳴イメージング・システムの電磁
    石により生ずる磁場の変動を指示するデータを取得する
    方法であって、 所定の波長λを有する第1の信号を発生する工程と、 前記磁気共鳴イメージング・システムのうち前記電磁石
    に物理的に接続されている部分に衝突するように前記第
    1の信号を指向させる工程と、 前記第1の信号のうち前記磁気共鳴イメージング・シス
    テムの前記部分により反射された部分により形成される
    第2の信号を受信する工程と、 前記電磁石の運動を表す出力信号を形成するように、前
    記第1及び第2の信号を処理する工程と、 磁場の変動が前記磁気共鳴イメージング・システムによ
    り形成される画像に及ぼす影響を補償するのに用いるた
    めに、前記磁気共鳴イメージング・システムの回路要素
    に前記出力信号を供給する工程と、を含んでいる前記方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1の信号の前記所定の波長λは、
    マイクロ波長、超音波長、音波長及び光波長の中から選
    択される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記処理する工程は、前記第1及び第2
    の信号を乗算する工程を含む請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記処理する工程は、前記第1及び第2
    の信号を混合して合成信号を形成する工程を含む請求項
    1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記処理する工程は、前記合成信号を低
    域通過フィルタ処理して中間信号を形成する工程を更に
    含んでいる請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記処理する工程は、前記中間信号に対
    して直交検波を施して前記出力信号を形成する工程を更
    に含んでいる請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記処理する工程は、 前記第1及び第2の信号を混合して、 I(t)=(AB/2)cos(4π(d+Δ(t))
    /λ) で表される中間信号I(t)を形成する工程であって、
    ここで、Aは前記第1の信号の振幅であり、Bは前記第
    2の信号の振幅であり、λは前記第1の信号の波長であ
    り、(d+Δ(t))は前記第1の信号を指向させる放
    出器と前記磁気共鳴イメージング・システムの前記部分
    との間の瞬間の距離である、前記混合する工程と、 前記中間信号に対して直交検波を施して、 Q(t)=2πAB(d+Δ(t))/λ で定義される直交信号Q(t)を形成する工程と、 前記中間信号及び前記直交信号を次の表現 Sb=atan(I(t)/Q(t) に従って結合して、前記出力信号を形成する工程と、を
    含んでいる請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 磁気共鳴イメージング・システムの電磁
    石により生ずる磁場の変動を指示するデータを取得する
    方法であって、 所定の波長λを有する第1の信号を発生する工程と、 前記磁気共鳴イメージング・システムのうち前記電磁石
    に物理的に接続されている部分に向かって前記第1の信
    号を送信する工程と、 前記磁気共鳴イメージング・システムの前記部分と前記
    第1の信号との相互作用を検出して、第2の信号を形成
    する工程と、 前記第2の信号を処理して前記電磁石の運動を表す出力
    信号を形成する工程と、 磁場の変動が前記磁気共鳴イメージング・システムによ
    り形成される画像に及ぼす影響を補償するのに用いるた
    めに、前記磁気共鳴イメージング・システムの回路要素
    に前記出力信号を供給する工程と、を含んでいる前記方
    法。
  9. 【請求項9】 前記第1の信号の前記所定の波長λは、
    マイクロ波長、超音波長、音波長及び光波長の中から選
    択される請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記相互作用を検出する工程は、前記
    第1の信号のうち、磁石アセンブリにより反射された部
    分により形成される前記第2の信号を受信する工程を含
    んでいる請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記処理する工程は、前記第1及び第
    2の信号を混合して合成信号を形成する工程と、前記合
    成信号を低域通過フィルタ処理して中間信号を形成する
    工程と、前記中間信号に対して直交検波を施して前記出
    力信号を形成する工程と、を含んでいる請求項8に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 磁場を発生する磁石アセンブリを有す
    る磁気共鳴イメージング・システムにおいて、磁場の変
    動に関するデータを取得する装置であって、 所定の波長λを有する第1の信号の信号源と、 前記磁石アセンブリに向かって前記第1の信号を指向さ
    せる放出器と、 前記第1の信号のうち前記磁石アセンブリにより反射さ
    れた部分により形成される第2の信号を受信する受信器
    と、 電磁石の運動を表す出力信号を形成するように、前記第
    1及び第2の信号を処理する回路要素と、 前記磁気共鳴イメージング・システムにより形成される
    画像に対して磁場の変動が及ぼす影響を補償するのに用
    いるために、前記磁気共鳴イメージング・システムの構
    成要素に前記出力信号を供給する導体と、を備えている
    前記装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の信号の前記所定の波長λ
    は、マイクロ波長、超音波長、音波長及び光波長の中か
    ら選択される請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記磁石アセンブリに結合されてい
    て、前記受信器に向かって前記第1の信号の前記部分を
    反射する反射器を更に含んでいる請求項12に記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 前記第1の信号を受信するように前記
    信号源に接続されていて、第1のポートと第2のポート
    と第3のポートとを有する双方向性結合器を更に含んで
    おり、該双方向性結合器は、前記第1の信号を第1及び
    第2の部分に分割し、該第1部分は前記第1のポートへ
    供給され、且つ該第2の部分は前記放出器に接続されて
    いる前記第2のポートへ供給され、前記第2のポートは
    又、前記第3のポートに印加される前記第2の信号を受
    信する請求項12に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記信号源に接続されていて、前記第
    1の信号を、出力ポートへ供給される第1の部分と前記
    放出器へ供給される第2の部分とに分割するパワー・ス
    プリッタを更に含んでいる請求項12に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記回路要素は、前記第1及び第2の
    信号を結合して合成信号を形成する混合器を含んでいる
    請求項12に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記回路要素は、前記混合器に接続さ
    れていて、前記合成信号から中間信号を形成する低域通
    過フィルタを更に含んでいる請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記回路要素は、前記低域通過フィル
    タに接続されていて、前記中間信号を処理して前記出力
    信号を形成する直交受信器を更に含んでいる請求項18
    に記載の装置。
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