JP2001054477A - 断熱容器およびその製造方法 - Google Patents

断熱容器およびその製造方法

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JP2001054477A
JP2001054477A JP11230913A JP23091399A JP2001054477A JP 2001054477 A JP2001054477 A JP 2001054477A JP 11230913 A JP11230913 A JP 11230913A JP 23091399 A JP23091399 A JP 23091399A JP 2001054477 A JP2001054477 A JP 2001054477A
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Japan
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container
heat
synthetic resin
blow molding
heat insulating
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JP11230913A
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English (en)
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Kunio Matsuda
州央 松田
Masashi Yamada
雅司 山田
Kenzo Hamaguchi
顕三 濱口
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い断熱性能を維持でき、軽量、コンパクト
であり、かつ耐衝撃性に優れ、しかも製造が容易でかも
安価な断熱容器を提供する。 【解決手段】 内容器2と外容器3の少なくとも一方が
合成樹脂製であり、内容器2が外容器3内に空隙部5を
隔てて配置された二重壁構造の断熱容器1において、前
記合成樹脂製の容器は、延伸ブローにより成形されたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魔法瓶、クーラー
ボックス、アイスボックス、断熱コップ、断熱食器及び
保温弁当箱等の断熱容器並びに、断熱容器の開口部を閉
止する断熱蓋体を包含する断熱容器に関し、特に内容器
と外容器の少なくとも一方が合成樹脂製であり、他方が
合成樹脂製、ガラス製、金属製などであり、これら内容
器と外容器との間に断熱層を介在させて二重壁容器とし
た断熱容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魔法瓶、クーラーボックス、アイ
スボックス、断熱コップ、断熱食器及び保温弁当箱等の
断熱容器としては、金属製や合成樹脂製の内容器を、同
材質である金属製や合成樹脂製の外容器内に配し、これ
ら内外容器を口元で一体化した断熱機能を有する金属製
二重断熱容器や合成樹脂製断熱二重容器がある。これら
断熱容器は、内外容器間の空隙部を真空としたり、空隙
部に低熱伝導率ガスを封入したり、さらには発泡スチロ
ールや発泡ウレタン等の断熱材を介在させて断熱性能の
向上を図った断熱容器である。これらの断熱容器におい
ては、断熱層を形成する断熱媒体が本来有している断熱
機能を、いかに維持するかが重要である。
【0003】金属製の真空断熱容器の場合には、内外容
器が金属であるため、製造工程上ピンホールや金属表面
からアウトガスが生じない様にこれら容器を製造するこ
とにより、空隙部の真空状態を保つことができ、断熱性
能を維持することができる。さらに輻射対策として、内
容器の外面若しくは外容器の内面に銅やアルミ等からな
る箔を配したり、銅、銀などのメッキ層を形成すること
により、より優れた保温性能を有した断熱容器とするこ
とができる。しかし、このような断熱容器では、内外容
器の材質がステンレス鋼等の金属であるため、内容器の
口元部からの伝導伝熱により熱の流出入が多くなり断熱
性能が低くなったり、材料自体が重いため重量が大きく
なったり、製品形状が金属の加工自由度に制限されると
いう問題を有していた。また製造の際に、内外容器間を
真空にするために大掛かりな装置が必要となるといった
製造設備上の問題も有していた。
【0004】合成樹脂製断熱容器としては、射出成形に
より成形された合成樹脂製の内外容器で構成され、その
内外容器間の空隙部に低熱伝導率ガスを封入した断熱容
器が提案されている。この合成樹脂からなる断熱容器の
場合には、その使用・用途上、高い温度で洗浄される
等、高温環境下に曝されることがあるため、外気に面す
る部分には、少なくとも耐熱、耐湿性に優れた合成樹脂
を用いる必要がある。また断熱容器であるため低熱伝導
率ガスが外部に透過しないように、内外容器が優れたガ
スバリア性を有していることが必要となる。そのため、
合成樹脂の中でも特に高いガスバリア性を有した合成樹
脂を用いたり、内外容器の板厚を厚くすることによって
ガスバリア性が高められている。
【0005】上記合成樹脂製断熱容器の例としては、耐
熱、耐湿性及びガスバリア性の全ての機能を有した、い
わゆるエンジニアリングプラスチック(以下、エンプラ
という)と呼ばれる合成樹脂材料を射出成形したものが
挙げられる。しかしこのような断熱容器は、上記合成樹
脂の材料費が非常に高価であるため、製造コストが高価
になる、また射出成形で成形するため内外容器を厚肉に
する必要があり比較的重くかつ大きくなり、厚肉のため
内容器と外容器の接する部分からの伝導伝熱による熱の
流出入が多くなり保温性能が低くなるという問題を有し
ていた。
【0006】またガスバリア性は低いものの耐熱・耐湿
性機能を有した安価な合成樹脂を用い、これを射出成形
して得た断熱容器の場合には、ガスバリア性を高めるた
めに内外容器の空隙部側に金属メッキ膜を形成すること
が行われている。この場合には、金属メッキを施すた
め、工程が多くなるとともに材料費が高価になり、製造
コストが高価になる、金属メッキによる熱の流出入が多
くなり保温性能が低くなるという問題を有していた。ま
た上記耐熱・耐湿性機能を有した合成樹脂製の内外容器
の空隙部に、ガスバリア性を有する合成樹脂からなり低
熱伝導率ガスを封入した断熱空間を有する断熱層体を介
在させることによってガスバリア性を高めた断熱容器も
知られているが、この場合には断熱層体、内容器、外容
器と構成部品が多く、製造工程も多くなり製造コストが
高価になるという問題を有していた。
【0007】この様に、合成樹脂を射出成形することに
より内外容器を成形し、内外容器の間に形成される空隙
部に低熱伝導率ガスを封入した合成樹脂製断熱容器の場
合には、エンプラを使用しないと、製造工程数が非常に
多くなり、製造コストが高価になるといった問題を有し
ている。一方、エンプラを使用した場合には、製造工程
は減るもののエンプラ自体のコストが高く、製造コスト
が高くならざるをえなかった。さらに、内外容器を射出
成形により製造し、断熱性能を長時間維持するために
は、樹脂のガスバリア性を高くする必要があり、従っ
て、これら内外容器の肉厚を厚くしなければならず、そ
のため特に内容器と外容器と接続部からの伝導伝熱によ
る熱の流出入が多くなり、保温性能が低くなってしまう
という問題を有していた。同様に、肉厚にすることによ
り、重量が重くなり、携帯用には不向きになる、落下さ
せたときなどの強度対策のための部品が必要となるとい
う問題を有していた。
【0008】また断熱媒体として低熱伝導率ガスを用い
ない別の形態として、ブロー成形、射出成形等の成形法
により内容器、外容器を成形し、内容器を外容器内に空
隙部を隔てて配置し、この空隙部に、発泡スチロールや
発泡ウレタン等の発泡材を配した合成樹脂製断熱容器が
提案されている。これらは比較的安価に製造できるが、
ある程度の断熱性能も確保するためには断熱層を厚くす
る必要があり、有効容積率が低くなり、重いという欠点
があった。また製法が煩雑である問題もあった。さらに
発泡材を使用することから環境保全の点からも改善が望
まれていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の不都合、問題点の存在に鑑みてなされたもので、高
い断熱性能を長期間維持でき、軽量、コンパクトであ
り、かつ部品点数が少なく、容易に製造でき、しかも安
価な断熱容器を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
断熱容器は、内容器と外容器の少なくとも一方が合成樹
脂製であり、内容器が外容器内に空隙部を隔てて配置さ
れた二重壁構造の断熱容器において、前記合成樹脂製の
容器は、延伸ブローにより成形されたものであることを
特徴としている。請求項2記載の断熱容器は、前記空隙
部に、空気より熱伝導率が低い低熱伝導率ガスが封入さ
れていることを特徴としている。本発明の請求項3記載
の断熱容器の製造方法は、内容器と外容器の少なくとも
一方を延伸ブロー成形にて成形し、これら内容器と外容
器とを空隙部を隔てて接合一体化することにより二重壁
容器を作製し、空気より熱伝導率が低い低熱伝導率ガス
を、内容器または外容器に形成された排気孔を通して空
隙部に置換した後、排気孔を封止することを特徴として
いる。請求項4記載の断熱容器の製造方法は、前記延伸
ブロー成形が二軸延伸ブロー成形であることを特徴とし
ている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の断熱容器は、飲食物等を
収容した時に、収容した飲食物に臨んでこれと接触する
内容器と、大気に臨んでこれに曝される外容器から構成
され、この内外容器の少なくとも一方が合成樹脂製であ
り、該合成樹脂製容器が延伸ブロー成形により成形され
たものであることを特徴としている。そしてこの断熱容
器は、内容器を外容器内に収容配置し、これら内外容器
間に空隙部を介在させるようにこれらを結合一体化した
二重壁構造の断熱容器である。
【0012】また上記内容器と外容器の少なくとも一方
を構成する合成樹脂材料は、優れたガスバリア性を有し
た合成樹脂であることが望ましい。特に結晶性の合成樹
脂材料を用いるのが好ましい。具体的にはフィルム気体
透過率(ASTM D 1438-58に準拠)が、1.0g/m2/24hr
/atm(対象気体:O2、N2、CO2)以下の合成樹脂で
あることが望ましく、ポリエチレンナフタレート樹脂、
ポリアクリロニトリル等の合成樹脂が好適であり、これ
らから適宜選択して使用することができる。また、優れ
たガスバリア性を有するが吸湿性は劣る樹脂、ガスバリ
ア性は劣るが吸湿性は優れている樹脂を利用することも
でき、例えば、ポリプロピレン/エバール/ポリプロピ
レンなど、これらを組み合わせて多層構造にして使用す
ることができる。
【0013】上記合成樹脂製容器の厚みは、0.1〜
2.0mm、好ましくは0.2〜1.2mmとすること
ができる。また空隙部の厚みは、1.0〜10.0m
m、好ましくは2.0〜7.0mmとすることができ
る。
【0014】内容器と外容器のうち一方のみを上記延伸
ブロー成形による成形品とする場合には、他方の容器の
材料はガスバリア性を有するものであれば特に限定され
ず、金属、合成樹脂など任意の材料が使用可能である。
【0015】さらには、輻射熱防止膜を内容器と外容器
の少なくとも一方の空隙側に配することにより輻射熱を
防止し、断熱性能を高めることができる。勿論内外容器
の空隙部側面の両方に輻射熱防止膜を配することによ
り、より優れた断熱性能を得ることができることは言う
までもない。この輻射熱防止膜は、銅、銀等の金属メッ
キによって形成してもよいし、銅、アルミ等の金属箔を
用いて形成することもできる。また、ポリエチレンテレ
フタレートやポリエチレン等の合成樹脂製フィルム上
に、金属微粒子、金属酸化物、金属窒化物などを、蒸
着、スパッタリング、イオンプレーティング、溶射等に
より単層または複層に付着させ金属薄膜を形成した金属
薄膜形成フィルムを内容器外面、外容器内面のうち少な
くとも一方に接着することにより輻射熱防止膜を形成す
ることもできる。この輻射熱防止膜は、上記金属薄膜形
成フィルムを予め接着、ヒートシールにより筒状とした
後、これを内容器外面、外容器内面のうち少なくとも一
方に配置し、シュリンクやストレッチを行なって該容器
に固定する方法により形成することもできる。
【0016】さらには、上記金属薄膜形成フィルムの金
属薄膜材料として、赤外線を吸収、反射し得る材料を用
い、金属薄膜を所定の膜厚に形成することによって、輻
射熱防止機能を維持しつつ、可視光線を透過させ得るよ
うにした金属薄膜形成フィルムを用いることもできる。
【0017】また同様に、可視光線を透過し、かつ赤外
線を反射する材料である金属微粒子、金属酸化物、金属
窒化物などを、内外容器の空隙部側に、直接、蒸着、ス
パッタリング、イオンプレーティング、溶射等により単
層、複層に付着させることにより輻射熱防止膜を形成す
ることができる。さらには、シアニン系等の有機色素や
有機金属錯体を、コーティング等により内外容器の空隙
部側に付着させることにより輻射熱防止膜を形成するこ
とができる。
【0018】この可視光線を透過し、かつ赤外線を吸
収、反射する輻射熱防止膜を用い、かつ内外容器を透明
の合成樹脂からなるものとすることにより、断熱容器
を、断熱性能が高くしかも透明なものとすることができ
る。このような断熱容器は、透明であるため蓋を開けな
くとも内容器の液量等を視認することができるといった
優れた利点を有する。
【0019】上記二重壁断熱容器の空隙部には、空気よ
りも熱伝導率が小さい低熱伝導率ガス、例えばクリプト
ン、キセノン、アルゴン等の少なくとも一種が封入され
る。低熱伝導率ガスであるクリプトン、キセノン、アル
ゴンなどの不活性ガスを空隙部の空気と置換することに
より、輻射熱防止膜の劣化を防ぎ、本来の反射特性を十
分に活用維持できる。また輻射熱防止膜の赤外線反射層
の上に別の物質からなる保護コーティング層を設ける必
要が無くなる。
【0020】また本発明の断熱容器は、容器の開口部を
脱着可能に被蓋する蓋体を包含するものであってもよ
い。この蓋体は、断熱容器と同様の二重壁構造とするこ
とができる。
【0021】次いで本発明の断熱容器の製造方法につい
て説明を行う。まず、合成樹脂を射出成形法などにより
成形してプリフォームを作製し、このプリフォームを延
伸ブロー成形することにより、内容器および/または外
容器を形成する。延伸ブロー成形法としては、インジェ
クションブロー、ストレッチブロー製法を用いることが
できる。延伸ブロー成形を行うにあたっては、インジェ
クションブロー等による一軸延伸よりも、ストレッチブ
ロー成形等による二軸延伸を採用し、延伸倍率を大きく
することが好ましい。具体的には、二軸延伸であるスト
レッチブロー成形において、延伸倍率(面積倍率)を約
2〜10倍、合成樹脂の厚みを0.2〜1.2mmとす
るのが好ましい。上記容器を延伸ブロー成形により成形
するため、この容器の材料として透明な合成樹脂を用い
る場合には、材料の配向性が向上し容器の透明度が高め
られる。
【0022】また成形品に必要な耐熱温度に応じ、ヒー
トセットを用いることもできる。ヒートセットにより合
成樹脂材料の内部応力が緩和され、結晶化度が上がるた
め熱変形を緩和させることが可能である。
【0023】次いで、内容器を外容器内に空隙部を隔て
て収容し、これらを例えば口元部、肩部、底部などの少
なくとも一箇所で接合一体化し、二重壁容器を得る。こ
の際、例えば内容器と外容器の接合部の形状が円筒形で
あり、胴部が楕円形状や四角い形状などの非円筒形状で
ある場合のように、意匠上、組立上の都合により、内容
器と外容器の配置がずれると内容器と外容器の胴部の空
隙部の間隔が一定でなくなり、最悪接触し性能劣化の原
因となる。また商品価値としても問題となるため、プリ
フォームの成形時に予め嵌合用の位置決めをプリフォー
ムに設けるとよい。また内容器と外容器の少なくとも一
方に輻射熱防止膜を配するのが好ましい。次いで、内容
器または外容器に形成された排気孔を通して空隙部内の
空気を低熱伝導率ガスに置換し、排気孔を封止すること
により、空隙部に低熱伝導率ガスを充填した断熱容器を
製作する。
【0024】本発明の断熱容器では、内容器と外容器の
少なくとも一方が合成樹脂製であり、内容器が外容器に
空隙部を隔てて配置され、前記合成樹脂製の容器が、延
伸ブローにより成形されたものであるので、この合成樹
脂製容器の密度および結晶化度が高くなる。また材料の
配向性を高めることができる。このため、射出成形等で
成形した場合にくらべ、前記合成樹脂製容器の肉厚を薄
くした場合でも高いガスバリア性を得ることができ、長
期間断熱性能を維持することが可能となる。よって、従
来より内容器と外容器の接合部の肉厚を薄くすることが
可能になり、口元部からの伝導伝熱による熱の流出入や
空隙部内のガスの逃散を最小限に抑え、断熱性能を向上
させるとともに、軽量化、コンパクト化を図ることがで
き、携帯性が向上し、使用用途も広がる。また上記容器
の薄肉化が可能となるため材料コスト削減を図ることが
できる。さらには工程が簡単な成形法である延伸ブロー
成形により上記容器を作製するため、製造が容易であ
る。したがって、軽量であり断熱性能に優れ、かつ製造
が容易であり、しかも安価な断熱容器を得ることができ
る。
【0025】また内容器、外容器の少なくとも一方を二
軸延伸ブロー成形で成形した場合には、高さ方向の延伸
倍率を高くすることができ、上記合成樹脂製容器の材料
の密度、結晶化度、配向性をさらに向上させることがで
きる。このため、ガスバリア性、耐衝撃性の向上によ
り、上記容器の更なる薄肉化が可能となり、いっそうの
軽量化、コンパクト化、低廉化を図ることができる。
【0026】
【実施例】(実施例1)本発明の効果を確認するために
第1の実施例として、図1に示す様な開口部が胴部より
も縮径した形状であり、外容器3と内容器2の間に空隙
部5を有した魔法瓶形状の断熱容器を例にとって説明す
る。
【0027】断熱容器1は、合成樹脂製の内容器2、合
成樹脂製の外容器3及び合成樹脂製の底部材8から構成
されている。内容器2を製造するにあたり、透明な合成
樹脂であるポリエチレンナフタレートを用い、まず図2
に示す様なプリフォーム7を射出成形により作製した。
ここでプリフォーム7の開口部側外面に成形されている
凹形状の部分7cは、延伸ブロー成形時にプリフォーム
7を金型内で位置決めし、圧縮空気を吹き込んだときプ
リフォームを固定するためのものである。さらに、プリ
フォーム7の開口部側内面に凸形状部分7bを設けれ
ば、延伸ブロー後に中栓の止水部として使用することが
できる。その後、二軸延伸ブロー成形装置により、この
プリフォーム7を容量500ccのブロー型内に配置
し、延伸ロッドによりプリフォーム7内面底部中央部を
押圧しながら、プリフォーム7に圧縮空気を吹き込んで
二軸延伸ブロー成形を行い、有底筒状の内容器2を得
た。
【0028】次に、外容器3を製造するにあたり、内容
器2の材料と同じ合成樹脂であるポリエチレンナフタレ
ートを用い、図3に示す様なプリフォーム9を射出成形
により作製した。ここでプリフォーム9の開口部側外面
の雄ネジ9aは、延伸ブロー成形時にプリフォーム9を
金型内で位置決めするためのものであるが、外容器3の
開口部を閉蓋するための中栓(図示せず)を螺合するこ
とに利用することができる。その後、二軸延伸ブロー成
形装置により、プリフォーム9の二軸延伸ブロー成形を
行うにあたり、このプリフォーム9を容量550ccの
ブロー型内に配置した。ここで外容器の下部側は底部材
8と接合した時に外表面に段差が生じないように外容器
3の下部を縮径した下部開口部3cを有した形状とし
た。そして延伸ロッドによりプリフォーム9内面底部中
央部を押圧しながら、プリフォーム9内に圧縮空気を吹
き込んで二軸延伸ブロー成形を行い、有底筒状の外容器
3を得た。その後、この外容器3の底部を切断すること
により、これを上下に開口部を有する筒状とした。
【0029】底部材8は、底部材8の略中央に封止孔6
を有する形状となるように射出成形により成形した。な
お、底部材8の封止孔6の形成するには、上記方法のほ
かに、前記外容器3の底部の切断時に切断された底部を
2次加工し、これを底部材8に成形する方法を採っても
よい。
【0030】次に、輻射熱防止膜4を内容器2の外表面
に配するため、金属スパッタリング加工を施したフィル
ム「ヒートミラー66」(商品名)三井化学株式会社製
の端部をヒートシールし、その後熱を加えてシュリンク
させ内容器2に固定した。なおヒートミラー66は可視
光の透過率約70%、近赤外線の透過率は約20%以下で
あるフィルムである。
【0031】次いで、内容器2を外容器3内に挿入し、
これら内容器2と外容器3とを口元にて溶着し接合一体
化した。さらに底部材8を外容器3の下部開口部3cに
嵌着し、これらを接着剤で気密に一体化し二重壁構造の
容器とした。
【0032】ここで、内容器2と外容器3の間の空隙部
に存在する空気を、排気孔6を介して真空排気ポンプ等
の排気手段(図示せず)により約10Torrに真空排気し
た後、低熱伝導率ガスであるクリプトンを空隙部に導入
した。このクリプトンを常温で大気圧または大気圧より
もやや高い圧力となるよう空隙部に充填した後に、前記
排気孔6を熱溶着させ、排気孔6を気密に封止し断熱二
重壁容器を得た。
【0033】このような断熱容器では、内容器2と外容
器3とを二軸延伸ブロー成形にて成形したため、肉厚は
薄いにも拘わらず高いガスバリア性を有し、軽量で、そ
の透明度もよく、非常に視認性が良い断熱容器とするこ
とができた。しかも二軸延伸ブロー成形で成形したた
め、肉厚を薄くすることができ、また、胴部の径より口
元部の径が小さい、いわゆるアンダーカットを有する形
状を容易に成形できるので、内容器からの伝導伝熱によ
る熱の流出入が少なくなり、良好な保温性能を得られる
という優れた特徴を有するものとなった。また内外容器
が透明な合成樹脂で構成され、しかも輻射熱防止膜4に
も可視光線が透過させることができる材料を使用してい
るため、内容物の量や、氷等の固形物の様子を蓋を開け
ずに確認することができる。このため、蓋を開放するこ
とにより余分な熱が内容器内に入ることがなくなり優れ
た保温性能を得ることができた。
【0034】(実施例2)本発明の効果を確認するため
に第2の実施例として、図4に示す様な開口部を有した
有底円柱状の外容器23と内容器22を有し、その内外
容器間に空隙部25を有したコップ形状の断熱容器20
を例にとって説明する。
【0035】断熱容器20は、有底円柱状の合成樹脂製
の内容器22と有底円柱状のガラスの外容器23及び金
属製の封止板28から構成されている。内容器22を製
造するにあたり、透明な合成樹脂であるポリエチレンナ
フタレートを用い、まずプリフォーム(図示せず)を射
出成形により作製した。ここでプリフォームの開口部端
外面に、外容器23と開口部を接合する時、位置決めを
するためのフランジ状の鍔22aを金型位置決め用と兼
用させ形成しておく。その後、二軸延伸ブロー成形装置
により、プリフォームを二軸延伸ブロー成形を行うにあ
たり、プリフォームを容量200ccのブロー型内に配
置し、延伸ロッドによりプリフォーム内面底部中央部を
押圧しながら、プリフォームに圧縮空気を吹き込んで二
軸延伸ブロー成形を行い、有底筒状の内容器22を得
た。
【0036】外容器23の材料としてはガラスを用い
た。この外容器23は縦断面が略U字の有底円筒状であ
り、その開口部端を内側に向けて全周にわたり溝23a
が形成され、また底面には排気孔26が形成されてい
る。この溝23aは内容器22の鍔22aを嵌合位置出
しをするためのものである。そしてその内面には、銀鏡
反応を利用して銀メッキ膜24を形成した。
【0037】次いで、内容器22の鍔22aを外容器2
3の溝部23aに嵌合し、接着剤を用いて内容器22と
外容器23とを口元にて一体化し二重壁構造の容器とし
た。
【0038】ここで、内容器22と外容器23の間の空
隙部に存在する空気を真空排気ポンプ等の排気手段(図
示せず)により排気孔26を介して、約10Torrに真空
排気した後、低熱伝導率ガスであるキセノンを空隙部に
導入した。このキセノンを常温で大気圧または大気圧よ
りもやや高い圧力となるよう空隙部に充填した後、接着
剤を用いて前記排気孔26の周縁部に金属板28を接着
し、排気孔26を気密に封止し断熱二重容器を得た。
【0039】上記断熱容器20は、内容器22が透明な
合成樹脂からなり、外容器23がガラスの内面に銀メッ
キを施した容器である。この断熱容器20は、二軸延伸
ブロー成形で成形した内容器22を用いたので、高いガ
スバリア性を有しながらも軽量であり、口元部からの伝
導伝熱による熱の流出入が少なく、良好な保温性能を得
られるという優れた特徴を有するものとなった。また、
比較的厚みを有しているガラス製外容器23の内面に銀
メッキを施しているため、意匠的にも優れたものとな
る。なお断熱容器20では、銀メッキを外容器23の内
面全体に施さず、部分的に銀メッキを施さない縦スリッ
ト状部分を数箇所形成することにより、内容量を側面か
ら確認することができる。
【0040】(実施例3)本発明の効果を確認するため
に第3の実施例として、図5に示す様な角型であり、外
容器33と内容器32の間に空隙部35を有した角型保
温弁当箱である断熱容器30を例にとって説明する。
【0041】断熱容器30は、合成樹脂製の角型内容器
32及び金属製の角型外容器33から構成され、内容器
32の内部には飯器37や汁器38を収納することがで
きるようになっている。内容器32を製造するにあた
り、透明な合成樹脂であるポリエチレンナフタレートを
用い、まずプリフォーム(図示せず)を射出成形により
作製した。ここでプリフォームの開口部側外面に形成さ
れたフランジ状の鍔32aには、外容器33の開口端部
33aをはめ込むための嵌合部32bが形成されてい
る。また外容器33はこの鍔32aにて金型内で位置決
めを行うことができる。その後、二軸延伸ブロー成形装
置により、プリフォームを二軸延伸ブロー成形を行うに
あたり、プリフォームを容量800ccのブロー型内に
配置し、延伸ロッドによりプリフォーム内面底部中央部
を押圧しながら、プリフォーム内に圧縮空気を吹き込ん
で二軸延伸ブロー成形を行い、有底角状の内容器32を
得た。そして輻射熱防止膜34として、アルミ箔を内容
器32の外表面に巻付けた。
【0042】外容器33としては、ステンレス鋼を用
い、プレス加工等によって底部に排気孔36を有した角
型状に成形したものを使用した。
【0043】続いて、内容器32の嵌合部32aの溝部
32bに、外容器33の開口端部33aを挿入し高周波
誘導加熱によりこれらを互いに接合固定し、これら内外
容器32,33を空隙部35を隔てて一体化した二重壁
構造の容器とした。
【0044】ここで、内容器32と外容器33の間に形
成された空隙部35に存在する空気を真空排気ポンプ等
の排気手段(図示せず)により、排気孔36を介して約
10Torrに真空排気した後、低熱伝導率ガスであるクリ
プトンを空隙部に導入した。このクリプトンを常温で大
気圧または大気圧よりもやや高い圧力となるよう空隙部
に充填した後、接着剤を用いて封止板38を前記排気孔
36周縁部に接着し、排気孔36を気密に封止し断熱二
重容器を得た。
【0045】この断熱容器は、内容器32を二軸延伸ブ
ロー成形で形成したので、高いガスバリア性を有しなが
らも軽量であり、口元部からの伝導伝熱による熱の流出
入が少なくなり、良好な保温性能を得られるという優れ
た特徴を有するものとなった。また、外容器33をステ
ンレス鋼からなるものとしたため、ステンレスの高い強
度を利用することができた。
【0046】上記3つの実施例においては、外容器と内
容器の組み合せとして、内外容器がともに二軸延伸ブロ
ー成形した合成樹脂同士の場合と、一方が二軸延伸ブロ
ー成形した合成樹脂であり、他方が金属やガラスのよう
にガスバリア性を有した材料である場合とを示したが、
本発明の容器に用いられる材料としてはこれに限らず、
ガスバリア性を有する材料であれば特に限定されず、金
属、ガラスのほか、ガスバリア性を付与したセラミック
等を用いることができる。
【0047】この様に、本発明の断熱容器においては、
求められる強度に応じ金属、ガラス、セラミック等を適
宜使用してよい。そして金属、ガラス、セラミック等程
の強度を必要としない箇所に延伸ブロー成形した合成樹
脂を用いることにより、軽量化を図ることができる。さ
らに延伸ブロー成形で形成した内容器を用いると、ガス
バリア性を有しながらも軽量であり、口元部からの伝導
伝熱による熱の流出入が少なくなり、良好な保温性能を
得られるという優れた特徴を有する断熱容器を得ること
ができる。
【0048】また上記実施例では、合成樹脂材料とし
て、透明材料であるポリエチレンナフタレートを用いた
が、この材料は必ずも透明である必要はなく、ある程度
のガスバリア性を有するものであれば、本発明の断熱容
器の構成材料となる合成樹脂として用いることができ
る。またこの合成樹脂材料としては、ポリエチレンテレ
フタレート/エバール/ポリエチレンテレフタレート
や、ポリプロピレン/エバール/ポリプロピレン等の多
層構造の材料を用いることもできる。
【0049】さらに、内容器と外容器を一体化するにあ
たっては、溶着や接着剤を用いたが、一体化する手段は
これらに限定したものでなく、内外容器を気密に接合す
ることができれば任意の方法が採用できる。例えばはん
だ等の接合手段を用いることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の断熱容器
では、内容器と外容器の少なくとも一方が合成樹脂製で
あり、内容器が外容器に空隙部を隔てて配置され、前記
合成樹脂製の容器が、延伸ブローにより成形されたもの
であるので、この合成樹脂製容器の密度および結晶化度
が高くなる。また材料の配向性を高めることができる。
よって、成形する樹脂のガスバリア性、耐衝撃性などの
物性を向上させることができる。このため、射出成形で
成形した場合にくらべ、前記合成樹脂製容器の肉厚を薄
くした場合でも高いガスバリア性、高い耐衝撃性を得る
ことができる。そしてガスバリア性の向上により、内容
器と外容器の間の空隙部に充填された低熱伝導率ガスが
長期間保持でき、断熱容器としての性能を長期間維持す
ることができる。さらには有底筒状の容器を成形する場
合、ブロー成形は、射出成形に比べ、口元部の径が胴部
径よりも小さい容器でも容易に成形することができる。
しかも肉厚を薄くしても断熱性能の維持が可能となる。
従って、内容器と外容器の接合部からの伝導伝熱による
熱の流出入を最小限に抑え、断熱性能を向上させること
ができる。また上記容器の薄肉化が可能となるため材料
コスト削減を図ることができるばかりでなく、軽量化、
コンパクト化が可能となり、携帯性が向上し、用途を広
げることができる。さらに、耐衝撃性の向上と軽量化に
より、落下時に破損する可能性を少なくでき、よって、
安全性の高い製品とすることができる。また、耐衝撃性
の向上により、衝撃吸収のための部品などを削減するこ
とができる。さらには工程が簡単な成形法である延伸ブ
ロー成形により上記容器を作製するため、製造が容易で
ある。したがって、軽量、コンパクトであり断熱性能に
優れ、かつ耐衝撃性に優れ、しかも製造が容易で安価な
断熱容器を得ることができる。
【0051】また内容器を二軸延伸ブロー成形で成形し
た場合には、一軸の延伸ブローに比べ、さらに延伸倍率
を高くすることができ、上記合成樹脂製容器の材料の密
度、結晶化度、配向性をさらに向上させることができ
る。このため、上記容器の更なる薄肉化が可能となり、
いっそうの軽量化、低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の断熱容器を示す断面
図および平面図である。
【図2】 図1に示す断熱容器を構成する内容器を作製
するために用いられるプリフォームを示す断面図であ
る。
【図3】 図1に示す断熱容器を構成する外容器を作製
するために用いられるプリフォームを示す断面図であ
る。
【図4】 本発明の第2の実施例の断熱容器を示す断面
図および平面図である。
【図5】 本発明の第3の実施例の断熱容器を示す断面
図および平面図である。
【符号の説明】
2、22、32・・・内容器、3、23、33・・・外容器、
4、24、34・・・輻射熱防止膜、5、25、35・・・低
熱伝導率ガス、6、26、36・・・排気孔、7、9・・・プ
リフォーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱口 顕三 東京都港区西新橋1丁目16番7号 日本酸 素株式会社内 Fターム(参考) 4B002 AA01 AA21 BA21 BA53 BA60 CA31 CA43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容器と外容器の少なくとも一方が合成
    樹脂製であり、内容器が外容器内に空隙部を隔てて配置
    された二重壁構造の断熱容器において、前記合成樹脂製
    の容器は、延伸ブローにより成形されたものであること
    を特徴とする断熱容器。
  2. 【請求項2】 前記空隙部に、低熱伝導率ガスが封入さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の断熱容器。
  3. 【請求項3】 内容器と外容器の少なくとも一方を延伸
    ブロー成形にて成形し、これら内容器と外容器とを空隙
    部を隔てて接合一体化することにより二重壁容器を作製
    し、低熱伝導率ガスを、内容器または外容器に形成され
    た排気孔を通して空隙部に置換した後、排気孔を封止す
    ることを特徴とする断熱容器の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記延伸ブロー成形が二軸延伸ブロー成
    形であることを特徴とする請求項3記載の断熱容器の製
    造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107030448A (zh) * 2016-02-03 2017-08-11 林彩惠 钛材保温杯及其制造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107030448A (zh) * 2016-02-03 2017-08-11 林彩惠 钛材保温杯及其制造方法
CN107030448B (zh) * 2016-02-03 2019-03-22 林彩惠 钛材保温杯及其制造方法

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