JP2001054168A - 通信方式切替無線端末及び通信方式切替方法 - Google Patents

通信方式切替無線端末及び通信方式切替方法

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JP2001054168A
JP2001054168A JP11227331A JP22733199A JP2001054168A JP 2001054168 A JP2001054168 A JP 2001054168A JP 11227331 A JP11227331 A JP 11227331A JP 22733199 A JP22733199 A JP 22733199A JP 2001054168 A JP2001054168 A JP 2001054168A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、PDS,PHS,CDMA−ON
Eなどの移動体通信サービスを通話中に自動的に切り替
え可能な通信方式切替無線端末及び通信方式切替方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 様々な移動体通信システムとの間の無線
信号の送受信に対応した空中線及び給電線を備えるマル
チモード送受信手段10とプログラマブルデバイス20
と複数システムの基地局からの信号を同時に受信する手
段36と受信信号の伝搬環境の特性データ及びシステム
固有の特性データから各システムの通信品質を計算し複
数システムの通信品質を通信中の基地局に送出する手段
35と通信中のシステムを他システムに切り替える必要
が生じたときに切替先システムの通信機能を実現するソ
フトウェアモジュールの制御を追加する手段37と不要
になった通信機能のソフトウェアモジュールを解放する
手段38とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばPDS,P
HS,CDMA−ONEなどのように互いに種類が異な
る複数の移動体通信サービスを通話中に自動的に切り替
えて利用するための通信方式切替無線端末及び通信方式
切替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】PDS,PHS,CDMA−ONEなど
の移動体通信サービスについては、互いに独立した様々
な通信事業者によって提供されているため、それぞれの
サービスの通信方式や通信プロトコルは同一ではない。
【0003】そのため、移動体通信サービスを利用する
際にユーザが利用する無線端末は、利用するサービス毎
に機種が異なっている。それぞれの無線端末は、一般に
1つの移動体通信サービスの通信方式及び通信プロトコ
ルに適合している。また、PDS及びPHSの2種類の
移動体通信サービスに対応可能な無線端末も存在する。
この無線端末は、2種類の移動体通信サービスのそれぞ
れの通信方式及び通信プロトコルに適合する2組のハー
ドウェアを内蔵している。また、スイッチの切替によ
り、通信方式及び通信プロトコルを切り替えることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現状では1
つの移動体通信サービスを利用するだけでユーザが満足
する通信品質を常に得られるわけではない。例えば、基
地局からの距離が遠い位置で通信する場合や、基地局と
の間に障害物が存在する場合には、通信可能なエリアを
外れて回線が切断されたり、通話品質が低下することに
なる。また、ユーザが通信料金が高いと感じる場合も考
えられる。
【0005】現在でも、様々な通信事業者がPDS,P
HS,CDMA−ONEなどの移動体通信サービスを提
供しているので、そのときの環境に応じて利用する移動
体通信サービスを切り替えることができれば、最適なサ
ービスを選択することによりユーザの満足度を改善する
ことができる。しかしながら、様々な移動体通信サービ
スを利用するためには各ユーザが機種の異なる複数の通
信端末を所持しなければならない。また、PDS及びP
HSの2種類の移動体通信サービスに対応可能な無線端
末は、大型でしかも高価であるためあまり実用的ではな
い。更に、ユーザの判断でスイッチを切り替える必要が
あるし、通話の途中で利用する移動体通信サービスを切
り替えることは不可能であるため切替の操作が非常に煩
わしい。
【0006】本発明は、PDS,PHS,CDMA−O
NEなどのように互いに種類が異なる複数の移動体通信
サービスを通話中に自動的に切り替え可能な通信方式切
替無線端末及び通信方式切替方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1は、ソフトウェ
アの切り替えにより互いに種類が異なる複数の移動体通
信システムの無線基地局との間で無線通信が可能な通信
方式切替無線端末であって、互いに通信方式や周波数が
異なる複数の移動体通信システムにそれぞれ属する複数
の無線基地局との間の無線信号の送受信に対応した空中
線及び給電線を備えるマルチモード送受信手段と、前記
マルチモード送受信手段と接続可能で、通信に必要な変
復調,フィルタなどの様々な機能をプログラム可能なプ
ログラマブルデバイスと、前記プログラマブルデバイス
を制御して、複数の移動体通信システムの無線基地局か
らの無線信号をほぼ同時に受信する品質信号受信制御手
段と、前記品質信号受信制御手段の制御により各無線基
地局から受信した信号に基づいて検出される伝搬環境に
関する特性データ、及び各移動体通信システムのシステ
ム固有の特性データに基づいて、各移動体通信システム
に対応する通信品質QoSを計算し、複数の移動体通信
システムの通信品質QoSを通信中の無線基地局に対し
て送出する品質情報送出手段と、通信に利用している移
動体通信システムを他のシステムに切り替える必要が生
じたときに、切替先の移動体通信システムに対応した通
信機能を実現するソフトウェアモジュールの制御を前記
プログラマブルデバイスの制御に追加するモジュール追
加制御手段と、不要になった通信機能を実現するソフト
ウェアモジュールを前記プログラマブルデバイスの制御
から解放するモジュール解放制御手段とを設けたことを
特徴とする。
【0008】マルチモード送受信手段は、通信方式や周
波数が異なる様々な移動体通信システムの無線信号の送
受信に対応した空中線及び給電線を備えている。例え
ば、(文献1:A.Strugatsky, C.H.Walter“Multimode
Multiband Antenna”,Tactical Communications Confer
ence, Vol.1,pp.281-295,1992)の技術を採用すること
により、広帯域な周波数帯で利用可能なマルチバンドア
ンテナを実現できる。このようなマルチバンドアンテナ
はマルチモード送受信手段に利用できる。
【0009】プログラマブルデバイスは、DSP(Digit
al Signal Processor)やFPGA(Field Programmable
Gate Array)のように通信に必要な変復調,フィルタな
どの様々な機能をプログラム可能なハードウェアであ
る。例えば、(文献2:J.Mitola,“The Software Radio
Architecture”,IEEE Comm. Mag. Vol.33,No5,pp.26-
38,1995)に示される技術を採用することにより、DS
PやFPGAなどのプログラマブルデバイスを用いて無
線通信機の主要な機能をソフトウェア的に実現すること
が可能である。
【0010】つまり、請求項1の通信方式切替無線端末
では、プログラマブルデバイスを制御するソフトウェア
の変更により、様々な通信方式(PDC,PHSなど)
で通信することができる。品質信号受信制御手段は、前
記プログラマブルデバイスを制御して、複数の移動体通
信システムの無線基地局からの無線信号をほぼ同時に受
信する。
【0011】品質情報送出手段は、前記品質信号受信制
御手段の制御により各無線基地局から受信した信号に基
づいて検出される伝搬環境に関する特性データ、及び各
移動体通信システムのシステム固有の特性データに基づ
いて、各移動体通信システムに対応する通信品質QoS
(Quality of Service)を計算し、複数の移動体通信シ
ステムの通信品質QoSを通信中の無線基地局に対して
送出する。
【0012】この通信品質QoSの情報に基づいて、基
地局側では通信に最適な移動体通信サービスを提供でき
る通信システムを特定できる。例えば、現在通信に利用
している通信システムとは別の移動体通信サービスを提
供する通信システムの方が通信品質が高い(例えば端末
の受信レベルが高い)場合には、切替が可能であれば品
質の高い別の通信システムを利用した方が良い。
【0013】モジュール追加制御手段は、通信に利用し
ている移動体通信システムを他のシステムに切り替える
必要が生じたときに、切替先の移動体通信システムに対
応した通信機能を実現するソフトウェアモジュールの制
御を前記プログラマブルデバイスの制御に追加する。こ
の追加によって、現在通信に利用しているシステムとは
別のシステムとの間で通信するために必要な機能が追加
される。
【0014】モジュール追加制御手段によって機能が追
加されたときには、請求項1の通信方式切替無線端末
は、切替前の移動体通信システムとの間、並びに切替先
の移動体通信システムとの間で実質的に同時に通信が可
能になる。このため、通話を中断することなく通信に利
用する移動体通信システムを瞬時に切り替えることがで
きる。
【0015】通信方式切替無線端末が通信に利用する移
動体通信システムを切り替えると、切替前の移動体通信
システムに対応する通信機能は不要になる。従って、モ
ジュール解放制御手段は不要になった通信機能を実現す
るソフトウェアモジュールを前記プログラマブルデバイ
スの制御から解放する。請求項2は、互いに種類が異な
る複数の移動体通信システムの無線基地局との間で無線
通信が可能な無線端末が通信に利用する移動体通信シス
テムを切り替えるための通信方式切替方法であって、前
記無線端末では、利用可能な種類の異なる複数の移動体
通信システムに属する複数の無線基地局からそれぞれ受
信した複数の受信信号に基づいて、それぞれの無線基地
局との間の伝搬環境に関する伝搬環境データを測定し、
前記無線端末では、前記伝搬環境データと、それに対応
する移動体通信システムの固有のシステム特性データと
に基づいて、各移動体通信システムの通信品質QoSを
計算し、前記無線端末では、前記無線端末が通信に利用
している第1の無線基地局に対して、複数の移動体通信
システムのそれぞれに関する通信品質QoSを報告し、
前記第1の無線基地局では、前記無線端末から報告され
た各移動体通信システムの通信品質QoSに基づいて、
各移動体通信システムの通信品質QoSに順位付けを行
い、前記第1の無線基地局では、各移動体通信システム
の通信品質QoSの順位を自局が属する移動体通信シス
テムの第1の移動関門交換局に報告し、前記第1の移動
関門交換局では、前記基地局から報告された、通信品質
QoSの順位に応じた順番で、切替先の移動体通信シス
テムを特定し、切替先の移動体通信システムに属する第
2の移動関門交換局に対して、切替先の移動体通信シス
テムに属する第2の無線基地局と前記無線端末との接続
可否を問い合わせ、前記第1の移動関門交換局では、前
記問い合わせの結果、前記第2の無線基地局と前記無線
端末との接続が可能な場合に、前記第2の無線基地局に
対してシステム間ハンドオーバによる移動体通信システ
ムの切替を要求することを特徴とする。
【0016】請求項2では、無線端末は各移動体通信シ
ステムに関する伝搬環境データを測定するために、利用
可能な移動体通信システムに属する複数の無線基地局か
らそれぞれ信号を受信する。また、無線端末は各移動体
通信システムの通信品質QoSを、前記伝搬環境データ
とそれに対応する移動体通信システムの固有のシステム
特性データとに基づいて計算する。そして、前記無線端
末は、それが通信に利用している第1の無線基地局に対
して、複数の移動体通信システムのそれぞれに関する通
信品質QoSを報告する。
【0017】この通信品質QoSを受信した第1の無線
基地局では、報告された各移動体通信システムの通信品
質QoSに基づいてそれらの通信品質QoSに順位付け
を行い、その順位を自局が属する移動体通信システムの
第1の移動関門交換局に報告する。つまり、複数のQo
Sの比較により、少なくとも無線端末が現在通信に利用
している移動体通信システムの通信品質よりも品質の高
いサービスを提供できる他の移動体通信システムが存在
するか否かを識別できる。
【0018】第1の移動関門交換局では、前記基地局か
ら報告された通信品質QoSの順位に応じた順番で、切
替先の移動体通信システムを特定する。通常は、通信品
質QoSが最大の移動体通信システムを切替先として選
択すればよい。但し、選択した切替先の移動体通信シス
テムにチャネルの空きがない場合もある。
【0019】そこで、第1の移動関門交換局は切替先の
移動体通信システムに属する第2の移動関門交換局に対
して、切替先の移動体通信システムに属する第2の無線
基地局と前記無線端末との接続可否を問い合わせる。こ
の問い合わせの結果、第2の無線基地局と無線端末との
接続が可能な場合には、第2の無線基地局に対してシス
テム間ハンドオーバによる移動体通信システムの切替を
要求する。
【0020】このような手順により、システム間ハンド
オーバを開始することができる。すなわち、無線端末が
現在通信に利用している移動体通信システムの通信品質
よりも品質の高いサービスを提供できる他の移動体通信
システムが存在する場合に、品質の良い移動体通信シス
テムに切り替えるためのシステム間ハンドオーバ制御を
行う。
【0021】請求項3は、請求項2の通信方式切替方法
において、前記第1の無線基地局では、自局が属する移
動体通信システムの通信品質QoSについては、自局が
保持するシステム特性データを考慮して受信した通信品
質QoSを修正することを特徴とする。もしも、無線端
末が検出した通信品質が良好であったとしても、基地局
における装置リソース(利用可能なメモリ,CPUの処
理能力など)が残り少ない場合には、実際の通信品質が
その後に悪化する可能性がある。
【0022】請求項3では、第1の無線基地局が保持す
るシステム特性データを考慮して、そのシステムの通信
品質QoSを修正するので、システム間ハンドオーバを
行うべきか否かをより適切に判断できる。請求項4は、
請求項2の通信方式切替方法において、前記無線端末
が、受信レベル,マルチパス遅延特性,ビット誤り率,
フレーム誤り率及びパケット誤り率の少なくとも1つを
前記伝搬環境データとして利用し通信品質QoSを計算
することを特徴とする。
【0023】請求項5は、請求項2の通信方式切替方法
において、前記無線端末が、伝送速度,セキュリティ特
性,通信料金,装置リソース及び消費電力の少なくとも
1つを前記システム特性データとして利用し通信品質Q
oSを計算することを特徴とする。請求項6は、請求項
3の通信方式切替方法において、前記第1の無線基地局
が、チャネル容量,装置リソース及び消費電力の少なく
とも1つを自局が保持する前記システム特性データとし
て利用し前記通信品質QoSを修正することを特徴とす
る。
【0024】請求項7は、請求項2の通信方式切替方法
において、前記第1の移動関門交換局が前記第2の無線
基地局に対してシステム間ハンドオーバによる移動体通
信システムの切替を要求した時に、前記第1の無線基地
局と前記無線端末との通信を継続したままの状態で、前
記第1の移動関門交換局の制御により、通信相手局と接
続された回線を前記第2の移動関門交換局を経由して前
記第2の無線基地局まで接続し、前記第2の無線基地局
と前記無線端末との間の切替先無線通信回線を確保し、
前記切替先無線通信回線が確保された後で、前記無線端
末が通信に利用する移動体通信システムを切り替え、前
記第2の移動関門交換局が、前記第1の移動関門交換局
に対して前記第1の無線基地局と前記無線端末との接続
を解放するための要求を行い、この要求に応答して、前
記第1の移動関門交換局は前記第1の無線基地局と前記
無線端末との接続を解放することを特徴とする。
【0025】請求項7では、無線端末と通信相手局とが
2つの回線で並列に接続された後で切替前の移動体通信
システムの回線が切断される。このため、移動体通信シ
ステムの切替に伴って通話が中断するのを防止できる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の通信方式切替無線端末及
び通信方式切替方法の1つの実施の形態について、図1
〜図8を参照して説明する。この形態は全ての請求項に
対応する。
【0027】図1はこの形態の無線端末の構成を示すブ
ロック図である。請求項1の通信方式切替無線端末を具
体化した無線端末の構成が図1に示されている。図2は
通信システムの構成例を示すブロック図である。図3は
システム間ハンドオーバ制御シーケンス(1)を示すフ
ローチャートである。図4はシステム間ハンドオーバ制
御シーケンス(2)を示すフローチャートである。
【0028】図5は移動端末がQoSを求める処理を示
すフローチャートである。図6は移動端末のQoS計算
処理を示すブロック図である。図7は通信中の基地局が
QoSを修正する処理を示すフローチャートである。図
8は通信中の基地局がQoSを修正する処理を示すブロ
ック図である。この形態では、請求項1のマルチモード
送受信手段,プログラマブルデバイス,品質信号受信制
御手段,品質情報送出手段,モジュール追加制御手段及
びモジュール解放制御手段は、それぞれマルチモード送
受信ユニット10,プログラマブル処理ユニット20,
通信品質検出プログラム36,システム切替プログラム
35,モジュール追加プログラム37及びモジュール解
放プログラム38として具体化されている。
【0029】また、請求項2の無線端末,第1の無線基
地局,第1の移動関門交換局,第2の移動関門交換局及
び第2の無線基地局は、それぞれ移動局MS,基地局B
S−A,移動関門交換機MGS−A,移動関門交換機M
GS−B及び基地局BS−Bに対応する。図1に示す無
線端末は、マルチモード送受信ユニット10,プログラ
マブル処理ユニット20,表示ユニット31,操作ボー
ド32,音声処理ユニット33,通信制御ユニット3
4,システム切替プログラム35,通信品質検出プログ
ラム36,モジュール追加プログラム37,モジュール
解放プログラム38及びソフトウェアモジュールライブ
ラリ39を備えている。
【0030】また、マルチモード送受信ユニット10に
はマルチバンドアンテナ11,給電線12,受信用高周
波増幅器13及び送信用電力増幅器14が備わってい
る。マルチバンドアンテナ11及び給電線12は、広帯
域の周波数帯及び様々な無線通信モードに対応してい
る。
【0031】このため、マルチモード送受信ユニット1
0はPDC,PHS,CDMA−ONEなどの様々な移
動体通信サービスのそれぞれとの間で無線信号の送受信
が可能になっている。マルチモード送受信ユニット10
と接続されたプログラマブル処理ユニット20は、DS
P21及びFPGA22を内蔵している。このマルチモ
ード送受信ユニット10は、通信に必要な各種機能(変
復調器,シンセサイザ,音声コーデック,通信プロトコ
ルなど)をDSP21及びFPGA22に組み込むプロ
グラムによってフレキシブルに実現可能なハードウェア
である。
【0032】表示ユニット31は、相手先電話番号など
の文字情報を表示するための表示装置である。操作ボー
ド32は、相手先の電話番号の入力に利用されるテンキ
ーなどを備える入力装置である。音声処理ユニット33
は、送信音声を入力するマイクロホンや受信した音声を
出力するスピーカを備えている。通信制御ユニット34
は、マイクロコンピュータなどを内蔵した制御装置であ
り、この無線端末全体の制御を行う。
【0033】システム切替プログラム35は、互いに異
なる移動体通信サービスを提供する複数の通信システム
間でハンドオーバ制御を行う際に利用されるプログラム
であり、通信制御ユニット34によって実行される。通
信品質検出プログラム36は、通信システム間のハンド
オーバ制御の際に各通信システムに関する通信品質Qo
Sを検出するためのプログラムであり、通信制御ユニッ
ト34によって実行される。
【0034】モジュール追加プログラム37は、それま
でとは異なる移動体通信サービスを提供する通信システ
ムと通信する際に必要な機能をプログラマブル処理ユニ
ット20及び通信制御ユニット34に追加するための制
御を行うプログラムであり、通信制御ユニット34によ
って実行される。実際の機能は、追加するソフトウェア
モジュール40によって実現される。
【0035】モジュール解放プログラム38は、この無
線端末が通信する通信システムを切り替えた後で不要に
なる切替前の通信システムに対応する機能をプログラマ
ブル処理ユニット20及び通信制御ユニット34から解
放するための制御を行うプログラムであり、通信制御ユ
ニット34によって実行される。ソフトウェアモジュー
ルライブラリ39には、様々な移動体通信サービスのそ
れぞれに対応づけられたプログラムやデータを備える多
数のソフトウェアモジュール40が保持されている。
【0036】1つのソフトウェアモジュール40をプロ
グラマブル処理ユニット20及び通信制御ユニット34
に組み込むことにより、1つの移動体通信サービスに対
応する通信を行うことができる。この形態では、同時に
2つのソフトウェアモジュール40をプログラマブル処
理ユニット20及び通信制御ユニット34に組み込み、
2種類の通信システムとの間で同時に無線通信を行うこ
とができる。
【0037】図2に示す移動局MS(Mobile Station)
として、図1に示す無線端末を用いることができる。図
2において、基地局BS(Base Station)−Aと基地局
BS−Bとは互いに異なる移動体通信サービスを提供す
る通信システムに属している。例えば、基地局BS−A
がPDSのサービスを提供し、基地局BS−BがPHS
のサービスを提供する場合を想定することができる。
【0038】また、移動関門交換機MGS(Mobile Gat
eway Switch)−Aは基地局BS−Aと同じ通信システ
ムに属している。移動関門交換機MGS−Aには、基地
局BS−Aと同じ通信システムに属する多数の基地局が
接続されている。同様に、移動関門交換機MGS−Bは
基地局BS−Bと同じ通信システムに属している。移動
関門交換機MGS−Bには、基地局BS−Bと同じ通信
システムに属する多数の基地局が接続されている。
【0039】また、移動関門交換機MGS−A及び移動
関門交換機MGS−Bは、それぞれ移動通信システム間
関門交換機MISGS(Mobile Inter-System Gateway
Switch)と接続されている。更に、移動通信システム間
関門交換機MISGSには固定電話と接続される固定ネ
ットワーク53が接続されている。ここでは、図2にお
いて移動局MSが移動体通信サービス(A)を利用して
固定電話の通信相手局51と通話している状態を想定す
る。つまり、移動局MSと基地局BS−Aとの間が無線
回線で接続され、移動局MSは基地局BS−A,移動関
門交換機MGS−A,移動通信システム間関門交換機M
ISGS,固定ネットワーク53,加入者線52を介し
て通信相手局51と接続されている。
【0040】図2の例では、移動局MSが通信中の移動
体通信サービス(A)とは異なる別の移動体通信サービ
ス(B)の無線ゾーン内にも位置しているので、移動局
MSは利用する移動体通信サービスを切り替えて通信す
ることが可能である。図1の無線端末を図2の移動局M
Sとして用いる場合には、システム間ハンドオーバ制御
を実施することにより、通話中に自動的に移動体通信サ
ービスを切り替えることができる。このシステム間ハン
ドオーバの制御シーケンスについて、図3及び図4を参
照して説明する。この例では、図2に示す移動体通信サ
ービス(A)を利用して通話している途中で移動体通信
サービス(B)にハンドオーバする場合を想定してい
る。
【0041】移動局MSは、図3のステップS10で利
用可能な全てのサービスの通信品質QoSをそれぞれ計
算する。具体的には、図5に示す処理を行う。これは、
図1の通信品質検出プログラム36の処理を通信制御ユ
ニット34が実行することを意味する。図5のステップ
S70では、利用可能な(受信可能な)全てのサービス
の各通信システム(基地局)からの無線信号を受信す
る。ステップS71では、受信した無線信号に基づい
て、それぞれの通信システムの受信レベル及びビット誤
り率を測定する。
【0042】ステップS72では、受信した無線信号の
周波数などに基づいてそれを送信している通信システム
の種類(PDC,PHSなど)を特定する。ステップS
73では、それぞれの通信システムに関するシステム固
有の特性データ(伝送レート,消費電力,通信料金な
ど)を入力する。また、ステップS74では各特性デー
タの重み係数(図6のw(1)〜w(n))のデータを入力
する。なお、通信制御ユニット34上には様々なシステ
ムのシステム固有の特性データ並びに前記重み係数のデ
ータが予め保持されている。
【0043】ステップS75では、図6に示すような計
算処理により、通信システム毎の通信品質QoSを求め
る。上記の処理により通信システム毎の通信品質QoS
を求めた後で、移動局MSの処理は図3のステップS1
1に進む。ステップS11では、現在通信している基地
局BS−Aに対してステップS10で求めた各通信シス
テムの通信品質QoSの情報を報告する。
【0044】この報告を基地局BS−Aが受信すると、
基地局BS−Aの処理はステップS20からS21に進
む。ステップS21では、自局が保持するシステム特性
データを利用して通信品質QoSを修正する。修正する
通信品質QoSは、自局を含む通信システムに関するも
ののみである。実際の処理の内容は、図7に示すとおり
である。
【0045】図7のステップS80では、移動局MSか
ら送信される全ての通信システムの通信品質QoSを受
信する。ステップS81では、受信した複数の通信品質
QoSの中から当局が属する通信システムの通信品質Q
oS(1)を抽出する。ステップS82では、当局のシス
テム特性データ(チャネル容量,装置リソース,消費電
力など)を入力する。ステップS83では、各特性デー
タの重み係数のデータを入力する。重み係数のデータ
は、固定データとして予め基地局BS−A上に保持され
ている。
【0046】ステップS84では、当局が属する通信シ
ステムの通信品質QoS(1)を再計算して修正する。具
体的には、図8に示すような計算を行う。次に、基地局
BS−Aの処理は図3のステップS22に進む。ステッ
プS22では、移動局MSが利用可能なサービスとして
検出した全てのサービスの通信品質QoSの値を互いに
比較してそれらの大小関係の順序を識別する。
【0047】そして、ステップS22の結果、移動局M
Sが現在利用しているサービスよりもQoSの大きな別
のサービスを利用できる場合には、通信品質QoSのの
大小関係の順序をステップS23で移動関門交換機MG
S−Aに報告する。移動関門交換機MGS−Aがステッ
プS23の基地局BS−Aからの報告を受信すると、移
動関門交換機MGS−Aの処理はステップS30からS
31に進む。ステップS31では、移動局MSが現在利
用しているサービスよりもQoSの大きな別のサービス
を利用できるか否かを識別する。QoSの大きな別のサ
ービスを利用できる場合には、ステップS31からS3
2に進む。
【0048】ステップS32では、QoSが最大のサー
ビスを提供する通信システムに属する移動関門交換機M
GS−Bに対して、移動局MSの現在位置が属する無線
ゾーンの空きチャネルの有無を問い合わせる。この問い
合わせは、移動通信システム間関門交換機MISGSを
介して移動関門交換機MGS−Aから移動関門交換機M
GS−Bに転送される。
【0049】空きチャネルの問い合わせを受けると、移
動関門交換機MGS−Bの処理はステップS50からS
51に進む。ステップS51では、移動関門交換機MG
S−Bは移動局MSの現在位置が属する無線ゾーンを管
理している基地局BS−Bについて空きチャネルの有無
を調べ、その結果を移動関門交換機MGS−Aに報告す
る。
【0050】移動関門交換機MGS−Aが移動関門交換
機MGS−Bから空きチャネルなしの回答を受けた場合
には、移動関門交換機MGS−Aの処理はステップS3
2からS31に戻る。この場合には、2番目にQoSが
大きい他のサービスを利用できるか否かを識別する。空
きチャネルがない場合には、QoSの大きさの順番に従
って、他サービスの有無を順次に調べる。
【0051】移動関門交換機MGS−Aが移動関門交換
機MGS−Bから空きチャネルありの回答を受けた場合
には、移動関門交換機MGS−Aの処理はステップS3
2からS33に進む。ステップS33では、移動通信シ
ステム間関門交換機MISGSに対してシステム切替要
求を送出する。また、ステップS34では、移動関門交
換機MGS−Aは基地局BS−Bの空きチャネルを、基
地局BS−Aを介して移動局MSに通知する。
【0052】一方、移動関門交換機MGS−Aからのシ
ステム切替要求を受けると、移動通信システム間関門交
換機MISGSの処理はステップS40からS41に進
む。ステップS41では、移動局MSと通信している通
信相手の加入者線52を切替先の通信システムの移動関
門交換機MGS−Bまで接続する。この場合、移動関門
交換機MGS−Bの処理はステップS52からS53に
進む。ステップS53では、接続された加入者線52
を、基地局BS−Bまで延長接続する。
【0053】加入者線52が基地局BS−Bまで延長接
続されると、基地局BS−Bの処理はステップS60か
らS61に進む。一方、図3のステップS34で移動関
門交換機MGS−Aが送出した空きチャネルの通知が移
動局MSに届くと、移動局MSの処理はステップS12
からS13に進む。
【0054】ステップS13では、モジュール追加プロ
グラム37の制御により移動体通信サービス(B)の通
信機能を実現するための特定のソフトウェアモジュール
40を通信制御ユニット34にロードして実行可能にす
る。
【0055】また、そのソフトウェアモジュール40を
用いてプログラマブル処理ユニット20のプログラムを
書き換え、移動体通信サービス(B)の通信機能を追加
する。この通信機能の追加により、移動局MSは2つの
移動体通信サービス(A,B)を同時に利用可能にな
る。そして次のステップS14に進む。基地局BS−B
のステップS61の処理と、移動局MSのステップS1
4の処理との両者によって、基地局BS−Bと移動局M
Sとの間の無線回線が確保される。
【0056】基地局BS−Bと移動局MSとの間の無線
回線が接続されると、移動局MSは2種類の回線を並列
的に同時に使用して通信相手局51と接続されたことに
なる。つまり、移動局MSから基地局BS−A,移動関
門交換機MGS−A,移動通信システム間関門交換機M
ISGS,固定ネットワーク53,加入者線52を介し
て通信相手局51を接続する回線と、移動局MSから基
地局BS−B,移動関門交換機MGS−B,移動通信シ
ステム間関門交換機MISGS,固定ネットワーク5
3,加入者線52を介して通信相手局51を接続する回
線とが同時に形成される。
【0057】従って、移動局MSは一時的に2種類の移
動体通信サービスを同時に利用して通信相手局51との
間で通信することになる。基地局BS−Bと移動局MS
との間の無線回線が接続されると、移動局MSの処理は
ステップS14からS15に進む。ステップS15で
は、移動局MSは利用するシステムの切替を行う。
【0058】実際には、移動局MSは2種類のシステム
の通信機能を既に備えているので、切替により不要にな
る切替前の通信システムに対応した通信機能の解放を行
う。この処理は、図1のモジュール解放プログラム38
の実行により実現される。この解放により、他の通信機
能の追加が再び可能になる。
【0059】ステップS16では、移動局MSにおける
システムの切替が完了したので、通信中の基地局BS−
Bに対して切替完了を報告する。移動局MSからの切替
完了の通知を受けると、基地局BS−Bの処理はステッ
プS62からS63に進む。ステップS63では、基地
局BS−Bは移動関門交換機MGS−Bに対して完了報
告を行う。
【0060】基地局BS−Bから完了報告を受けると、
移動関門交換機MGS−Bの処理はステップS54から
S55に進む。ステップS55では、移動関門交換機M
GS−Bは移動通信システム間関門交換機MISGSに
対して完了報告を行う。移動関門交換機MGS−Bから
の完了報告を受けると、移動通信システム間関門交換機
MISGSの処理はステップS42からS43に進む。
ステップS43では、移動通信システム間関門交換機M
ISGSは移動関門交換機MGS−Aに対して完了報告
を行う。
【0061】移動通信システム間関門交換機MISGS
からの完了報告を受けると、移動関門交換機MGS−A
の処理はステップS35からS36に進む。ステップS
36では、移動関門交換機MGS−Aは基地局BS−A
との回線接続を切断する。また、移動関門交換機MGS
−Aとの間の回線が切断されると、基地局BS−Aの処
理はステップS24からS25に進む。ステップS25
では、基地局BS−Aは移動局MSとの間の無線チャネ
ルを解放する。
【0062】なお、移動端末が通信品質QoSを求める
際に利用する特性項目(受信レベル,ビット誤り率,フ
レーム誤り率,パケット誤り率,装置リソース,消費電
力,通信料金,音質,セキュリティ,伝送レートなど)
については、必要に応じて追加したり減らすことができ
る。また、QoSを計算する際に用いる各重み係数につ
いては、端末の利用者の要求,通信環境,伝搬環境など
に応じて端末毎に変更しても良い。
【0063】上記のように無線端末が複数種類の移動体
通信システムを適応的に選択するシステム間ハンドオー
バを実施しながら通信を行う場合の効果を調べるため
に、コンピュータを用いてシミュレーションを実施し
た。このシミュレーションにおいては、以下に示す条件
を想定した。システム間ハンドオーバの選択の条件につ
いては、伝搬環境の特性データとして無線端末の受信レ
ベルを用い、システム固有の特性データとしては伝送レ
ート(通信速度)を用いている。そして、受信レベルを
連続的に測定し、受信レベルが閾値以上のシステムの中
で伝送レートが最大のシステムを選択する。
【0064】通信対象のシステムとしては、マイクロセ
ルシステムSA,セルラシステムSB,MEO衛星シス
テムSCを想定し、各システムの基地局に無線端末がア
クセスしてパケットデータ通信を行うものとする。各シ
ステムの特性は次の通りである。 マイクロセルシステムSA 周波数帯:1.9GHz アクセス方式:TDMA/TDD フェージング:2波レイリー(Equal level) シンボルレート:192kbaud 変調方式:π/4シフトQPSK 伝送レート:32kbit/s セルラシステムSB: 周波数帯:800MHz アクセス方式:TDMA/FDD フェージング:2波レイリー(Equal level) シンボルレート:21kbaud 変調方式:π/4シフトQPSK 伝送レート:9.6kbit/s MEO衛星システムSC: 周波数帯:2.5GHz(ダウンリンク) アクセス方式:DS−CDMA/FDD フェージング:ライス(C/M=10dB) シンボルレート:3.6kbaud 変調方式:O−QPSK 伝送レート:2.4kbit/s なお、CDMAのシステムについては、制御用パイロッ
トチャネルを共通PN符号系列を用いて逆拡散した結果
から推定した受信レベルを利用することができる。
【0065】ここでは、システム間ハンドオーバを実施
しない場合の各システムの下り回線における平均パケッ
ト伝送成功率及びスループットが次のようになる場合の
伝搬環境を想定して伝送路モデルを作成した。 マイクロセルシステムSA 平均パケット伝送成功率:50.3[%] スループット:16.09[kbit/s] セルラシステムSB 平均パケット伝送成功率:39.1[%] スループット:3.75[kbit/s] MEO衛星システムSC 平均パケット伝送成功率:95.9[%] スループット:2.30[kbit/s] また、無線端末が約14km/hで移動し、マイクロセ
ルシステムSA及びセルラシステムSBについては2波
レイリーフェージングを受け、MEO衛星システムSC
についてはライスフェージングを受けると仮定した。
【0066】このシミュレーションにおける各システム
の受信レベル変動及びシステム選択の結果は図9に示す
通りである。システム選択の条件については、受信レベ
ルの平均受信レベルに対する(−10dB)値をパケッ
ト棄却の閾値とし、この閾値以上のシステムの中で伝送
レートが最大のシステムを選択する場合を想定した。但
し、パケット長はフェード長に比べて十分に小さく、シ
ステム切替に要する時間としては20msを仮定した。
【0067】システム間ハンドオーバを実施した場合の
平均パケット伝送成功率及びスループットは次の通りで
あった。 平均パケット伝送成功率:91.6[%] スループット:19.64[kbit/s] 以上のように、システム間ハンドオーバの実施により平
均パケット伝送成功率及びスループットが改善されるこ
とを確認できた。
【0068】
【発明の効果】本発明の通信方式切替無線端末及び通信
方式切替方法によれば、1台の端末で様々な種類の移動
体通信サービスを利用することができ、通話中に通信を
中断することなくより通信品質の高い移動体通信サービ
スに自動的に移行することもできる。
【0069】また、ソフトウェアの制御による機能の追
加及び解放によってシステムを切り替えるので、ハード
ウェアの構成を複雑化することなく様々な移動体通信サ
ービスを利用可能な端末を実現できる。更に、無線端末
が複数の移動体通信サービスから品質の良いサービスを
選択して通信することにより、基地局などの装置リソー
スを有効に活用することができるため、通信事業者にお
いてはネットワークや基地局の設置コスト及び開発コス
トの低減につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の無線端末の構成を示すブロック図
である。
【図2】通信システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】システム間ハンドオーバ制御シーケンス(1)
を示すフローチャートである。
【図4】システム間ハンドオーバ制御シーケンス(2)
を示すフローチャートである。
【図5】移動端末がQoSを求める処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】移動端末のQoS計算処理を示すブロック図で
ある。
【図7】通信中の基地局がQoSを修正する処理を示す
フローチャートである。
【図8】通信中の基地局がQoSを修正する処理を示す
ブロック図である。
【図9】各システムの受信レベル変動及びシステム選択
結果を示すグラフである。
【符号の説明】
10 マルチモード送受信ユニット 11 マルチバンドアンテナ 12 給電線 13 受信用高周波増幅器 14 送信用電力増幅器 20 プログラマブル処理ユニット 21 DSP 22 FPGA 31 表示ユニット 32 操作ボード 33 音声処理ユニット 34 通信制御ユニット 35 システム切替プログラム 36 通信品質検出プログラム 37 モジュール追加プログラム 38 モジュール解放プログラム 39 ソフトウェアモジュールライブラリ 40 ソフトウェアモジュール 51 通信相手局 52 加入者線 53 固定ネットワーク MS 移動局 BS−A,BS−B 基地局 MGS−A,MGS−B 移動関門交換機 MISGS 移動通信システム間関門交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 一浩 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 久保田 周治 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA11 BB03 CC08 HH00 LL05 5K051 AA02 DD15 EE01 FF04 GG06 5K067 AA23 BB04 CC24 DD43 DD45 DD46 EE04 EE10 EE16 EE24 FF02 HH23 JJ36 JJ39 JJ51 JJ55 KK15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアの切り替えにより互いに種
    類が異なる複数の移動体通信システムの無線基地局との
    間で無線通信が可能な通信方式切替無線端末であって、 互いに通信方式や周波数が異なる複数の移動体通信シス
    テムにそれぞれ属する複数の無線基地局との間の無線信
    号の送受信に対応した空中線及び給電線を備えるマルチ
    モード送受信手段と、 前記マルチモード送受信手段と接続可能で、通信に必要
    な変復調,フィルタなどの様々な機能をプログラム可能
    なプログラマブルデバイスと、 前記プログラマブルデバイスを制御して、複数の移動体
    通信システムの無線基地局からの無線信号をほぼ同時に
    受信する品質信号受信制御手段と、 前記品質信号受信制御手段の制御により各無線基地局か
    ら受信した信号に基づいて検出される伝搬環境に関する
    特性データ、及び各移動体通信システムのシステム固有
    の特性データに基づいて、各移動体通信システムに対応
    する通信品質QoSを計算し、複数の移動体通信システ
    ムの通信品質QoSを通信中の無線基地局に対して送出
    する品質情報送出手段と、 通信に利用している移動体通信システムを他のシステム
    に切り替える必要が生じたときに、切替先の移動体通信
    システムに対応した通信機能を実現するソフトウェアモ
    ジュールの制御を前記プログラマブルデバイスの制御に
    追加するモジュール追加制御手段と、 不要になった通信機能を実現するソフトウェアモジュー
    ルを前記プログラマブルデバイスの制御から解放するモ
    ジュール解放制御手段とを設けたことを特徴とする通信
    方式切替無線端末。
  2. 【請求項2】 互いに種類が異なる複数の移動体通信シ
    ステムの無線基地局との間で無線通信が可能な無線端末
    が通信に利用する移動体通信システムを切り替えるため
    の通信方式切替方法であって、 前記無線端末では、利用可能な種類の異なる複数の移動
    体通信システムに属する複数の無線基地局からそれぞれ
    受信した複数の受信信号に基づいて、それぞれの無線基
    地局との間の伝搬環境に関する伝搬環境データを測定
    し、 前記無線端末では、前記伝搬環境データと、それに対応
    する移動体通信システムの固有のシステム特性データと
    に基づいて、各移動体通信システムの通信品質QoSを
    計算し、 前記無線端末では、前記無線端末が通信に利用している
    第1の無線基地局に対して、複数の移動体通信システム
    のそれぞれに関する通信品質QoSを報告し、 前記第1の無線基地局では、前記無線端末から報告され
    た各移動体通信システムの通信品質QoSに基づいて各
    移動体通信システムの通信品質QoSに順位付けを行
    い、 前記第1の無線基地局では、各移動体通信システムの通
    信品質QoSの順位を自局が属する移動体通信システム
    の第1の移動関門交換局に報告し、 前記第1の移動関門交換局では、前記基地局から報告さ
    れた、通信品質QoSの順位に応じた順番で、切替先の
    移動体通信システムを特定し、切替先の移動体通信シス
    テムに属する第2の移動関門交換局に対して、切替先の
    移動体通信システムに属する第2の無線基地局と前記無
    線端末との接続可否を問い合わせ、 前記第1の移動関門交換局では、前記問い合わせの結
    果、前記第2の無線基地局と前記無線端末との接続が可
    能な場合に、前記第2の無線基地局に対してシステム間
    ハンドオーバによる移動体通信システムの切替を要求す
    ることを特徴とする通信方式切替方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の通信方式切替方法において、
    前記第1の無線基地局では、自局が属する移動体通信シ
    ステムの通信品質QoSについては、自局が保持するシ
    ステム特性データを考慮して受信した通信品質QoSを
    修正することを特徴とする通信方式切替方法。
  4. 【請求項4】 請求項2の通信方式切替方法において、
    前記無線端末が、受信レベル,マルチパス遅延特性,ビ
    ット誤り率,フレーム誤り率及びパケット誤り率の少な
    くとも1つを前記伝搬環境データとして利用し通信品質
    QoSを計算することを特徴とする通信方式切替方法。
  5. 【請求項5】 請求項2の通信方式切替方法において、
    前記無線端末が、伝送速度,セキュリティ特性,通信料
    金,装置リソース及び消費電力の少なくとも1つを前記
    システム特性データとして利用し通信品質QoSを計算
    することを特徴とする通信方式切替方法。
  6. 【請求項6】 請求項3の通信方式切替方法において、
    前記第1の無線基地局が、チャネル容量,装置リソース
    及び消費電力の少なくとも1つを自局が保持する前記シ
    ステム特性データとして利用し前記通信品質QoSを修
    正することを特徴とする通信方式切替方法。
  7. 【請求項7】 請求項2の通信方式切替方法において、 前記第1の移動関門交換局が前記第2の無線基地局に対
    してシステム間ハンドオーバによる移動体通信システム
    の切替を要求した時に、前記第1の無線基地局と前記無
    線端末との通信を継続したままの状態で、 前記第1の移動関門交換局の制御により、通信相手局と
    接続された回線を前記第2の移動関門交換局を経由して
    前記第2の無線基地局まで接続し、 前記第2の無線基地局と前記無線端末との間の切替先無
    線通信回線を確保し、前記切替先無線通信回線が確保さ
    れた後で、前記無線端末が通信に利用する移動体通信シ
    ステムを切り替え、 前記第2の移動関門交換局が、前記第1の移動関門交換
    局に対して前記第1の無線基地局と前記無線端末との接
    続を解放するための要求を行い、 この要求に応答して、前記第1の移動関門交換局は前記
    第1の無線基地局と前記無線端末との接続を解放するこ
    とを特徴とする通信方式切替方法。
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