JP2001052475A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2001052475A
JP2001052475A JP11223202A JP22320299A JP2001052475A JP 2001052475 A JP2001052475 A JP 2001052475A JP 11223202 A JP11223202 A JP 11223202A JP 22320299 A JP22320299 A JP 22320299A JP 2001052475 A JP2001052475 A JP 2001052475A
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JP
Japan
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magnetic recording
recording medium
housing
casing
medium insertion
Prior art date
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Pending
Application number
JP11223202A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Inoue
幸弘 井上
Koji Watabe
浩治 渡部
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵埃の装置内への侵入を遮断し、装置内の温
度上昇を抑制した磁気記録再生装置を提供すること。 【解決手段】 情報を記録/再生するメカニズム1のみ
を覆うために組合わされて筐体を構成する下部本体ケー
ス(筐体基底)3と、上部本体ケース(筐体補助)2と
を設け、その下部本体ケース(筐体基底)3と、上部本
体ケース(筐体補助)2との接合する部分の隙間には、
第1の遮断弾性部材4を充填し、前面ケース7と上部本
体ケース(筐体補助)2との接合する部分の隙間には、
第2の遮断弾性部材6を充填する。さらに、磁気記録媒
体挿入口8と、該磁気記録媒体挿入口8を、磁気記録媒
体挿入時の案内をするガイドリブ11と、第3の遮断弾
性部材12で覆い形成した磁気記録媒体挿入蓋9とを設
ける。該メカニズム1を制御する制御回路基板10は、
筐体の外側に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
に関し、特にリムーバルな磁気記録再生装置における、
防塵構造の改良および装置内での温度上昇の抑制に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】DLT、8mm、DDS、QIC、M
O、FDD、CD−ROMといった、記録媒体を使用す
るリムーバブルな磁気記録再生装置においては、該記録
媒体は本体に搭載されて使用されるため、防塵構造が要
求されるものであった。従来、この様な機器の筐体にお
いては、装置内の温度低下を目的として、筐体に数多く
の穴を設けており、また、磁気記録媒体を挿脱するため
の磁気記録媒体挿入口に挿入蓋が設けられ、挿入口に磁
気記録媒体挿入時のガイドリブが形成されている。
【0003】即ち、図3に、従来の磁気記録再生装置の
外観図を示し、図4には詳細図を示す。両図に示される
ように、上記従来の磁気記録再生装置は、磁気記録媒体
に記録/再生するためのメカニズム1aと、上記メカニ
ズム1aを制御する制御回路を有する制御回路基板10
aとを一体として、これを、複数の穴2bのあいた上部
本体ケース(筐体補助)2aと、複数の穴3bのあいた
下部本体ケース(筐体基底)3aとで覆い、かつ、磁気
記録媒体挿入面50aは、挿入口8aが形成された前面
ケース7aにより覆われ、上記挿入口8aには、該磁気
記録媒体挿入時の案内をするガイドリブ13が設けら
れ、上記挿入口8aとの間に間隙14をもって、上記ガ
イドリブ13の形状にあわせて、開可能な挿入蓋9aが
設置されたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の筐体構造では、装置が本体に搭載されると、本体内
を冷却する目的で、複数の穴をあけた筐体より吸引した
空気に、塵埃が含まれていた場合、磁気記録媒体の表面
に塵埃が付着して、記録/再生エラーを引き起こしてい
た。また、筐体の複数の穴をなくしただけでは、メカニ
ズムと制御回路基板を覆う、上部本体ケース(筐体補
助)と、下部本体ケース(筐体基底)との接合部よりの
塵埃を遮断することは困難であり、加えて、磁気記録媒
体を挿脱するための磁気記録媒体挿入口に磁気記録媒体
挿入時の案内をするガイドリブを設けているため、磁気
記録媒体挿入口と挿入蓋間の間隙を無くすことは非常に
困難であった。さらに、上記塵埃の遮断を実行した場
合、逆に筐体内の温度が上昇するという新たな問題が発
生することになる。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、筐体内への塵埃の侵入を遮断し、磁気媒体が
設置される筐体内の温度上昇を少なくすることのできる
磁気記録再生装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明にかかる磁気記録再生装置は、磁気記録媒体
に記録/再生を行なうためのメカニズムのみを、防塵構
造を有した筐体で覆って、これを、該メカニズムを制御
する、制御回路を有する回路基板を外に設けるようにし
たもので、これにより、磁気記録媒体への塵埃の付着
や、筐体内の温度上昇を抑えることができるようにした
ものである。
【0007】本発明の請求項1にかかる磁気記録再生装
置は、磁気記録媒体に対し、情報の記録/再生を行なう
メカニズムを、隙間なく覆う筐体を有し、上記メカニズ
ムを制御する制御回路を有する制御回路基板を、上記筐
体の外に設けてなるよう構成したものであり、磁気記録
媒体への塵埃の付着を無くし、筐体内の温度上昇を抑制
するという作用を有する。
【0008】本発明の請求項2にかかる磁気記録再生装
置は、磁気記録媒体に対し、情報の記録/再生を行なう
メカニズムを、隙間なく覆う筐体を構成する筐体基底、
および筐体補助と、上記筐体基底と筐体補助とが接合す
る部分の隙間を、遮断するための第1の遮断弾性部材
と、磁気記録媒体が挿入される磁気媒体挿入口と、上記
磁気媒体挿入口を覆う磁気記録媒体挿入蓋と、上記筐体
と上記磁気記録媒体挿入蓋とが接合する部分の隙間を、
遮断するための第2の遮断弾性部材と、上記筐体の外側
に設けられた、上記メカニズムを制御する制御回路を有
する制御回路基板とを備えた、ことを特徴とするもので
あり、磁気記録媒体への塵埃の付着を無くし、筐体内の
温度上昇を抑制するという作用を有する。
【0009】本発明の請求項3にかかる磁気記録再生装
置は、上記磁気記録媒体挿入蓋が、上記磁気記録媒体挿
入口と上記磁気記録媒体挿入蓋の接した面の隙間を遮断
するための第3の遮断弾性部材を備え、上記磁気記録媒
体の挿入時のガイドとなるリブを形成し、上記磁気記録
媒体挿入口と上記磁気記録媒体挿入蓋との間に間隙が設
けられていない、ことを特徴としたので、磁気記録媒体
挿入口と磁気記録媒体挿入蓋との間の密閉性を高めると
いう作用を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態1に
ついて、図面を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
磁気記録再生装置を分解した図を示す。図1において、
メカニズム1は、上部より覆う上部本体ケース(筐体補
助)2と、下部より覆う下部本体ケース(筐体基底)3
とによって完全に覆われる。この時、上部本体ケース
(筐体補助)2と下部本体ケース(筐体基底)3との接
合する部分の隙間を遮断するために、第1の遮断弾性部
材4を用いる。これは、上部本体ケース(筐体補助)2
と下部本体ケース(筐体基底)3の隙間よりの塵埃の侵
入を防ぎ、磁気記録媒体への塵埃の付着を無くす作用が
ある。また、上部本体ケース(筐体補助)2には、該磁
気記録媒体が挿入される磁気記録媒体挿入口5が設けら
れている。また、上部本体ケース(筐体補助)2の磁気
記録媒体挿入口5が形成された面50には、前面ケース
7が接合され、上部本体ケース(筐体補助)2と前面ケ
ース7との接合する部分の隙間を遮断するために、該両
者間に第2の遮断弾性部材6を介挿している。これ
は、、第1の遮断弾性部材4と同様に塵埃の侵入を防
ぎ、磁気記録媒体への塵埃の付着を無くす作用がある。
また、上記前面ケース7には、磁気記録媒体挿入口8が
形成され、かつ磁気記録媒体挿入口8には開閉可能な磁
気記録媒体挿入蓋9が設置されており、磁気記録媒体が
挿入している、していないにかかわらず、磁気記録媒体
挿入口8よりの塵埃の侵入を防ぐ作用がある。
【0011】次に、上記前面ケース7の詳細を図2に示
す。図において(a)は上記前面ケース7の正面の図、
また、(b)は、断線A−Aの断面図である。上記前面
ケース7に設置されている上記磁気記録媒体挿入蓋9
は、蓋開閉のための部品9bを設け、該磁気記録媒体挿
入時の案内をするガイドリブ11が形成されており、上
記記録媒体挿入口8と上記記録媒体挿入蓋9の接した面
の隙間を遮断するため、第3の遮断弾性部材12を用い
る。これも、第1の遮断弾性部材4、第2の遮断弾性部
材6同様に、塵埃の侵入を防ぎ、磁気記録媒体への塵埃
の付着を無くす作用がある。さらに、磁気記録媒体挿入
口と磁気記録媒体挿入蓋との間の密閉性を高めるという
作用もある。
【0012】また、上記メカニズム1を駆動するための
制御信号が通る制御信号線は、上記上部本体ケース(筐
体補助)2と上記下部本体ケース(筐体基底)3が接合
する部分より筐体外部に出され、上記メカニズム1を制
御する制御回路基板10に接続される。熱を発生する電
子機器部品10bは、制御回路基板10上に設けられる
ので、筐体内の温度上昇を抑制する作用がある。
【0013】このような本発明の実施の形態1における
磁気記録再生装置の構成では、上記記録媒体挿入口8よ
り挿入された該磁気記録媒体に対し、情報の記録/再生
を行なうためのメカニズム1のみを、防塵構造を有した
筐体で覆って、これを、上記メカニズム1を制御する制
御回路を有する制御回路基板10から外に設けたので、
該磁気記録媒体への塵埃の付着や、筐体内の温度上昇を
抑制するという効果が得られる。また、上記メカニズム
1は、該磁気記録媒体が挿入された後に、上記磁気記録
媒体挿入蓋9を確実に閉じることにより、塵埃の侵入が
遮断され、塵埃の該磁気記録媒体の表面への付着を抑制
できるという効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1にかか
る磁気記録再生装置によれば、磁気記録媒体に対し、情
報の記録/再生を行なうメカニズムを、隙間なく覆う筐
体を有し、上記メカニズムを制御する制御回路を有する
制御回路基板を、上記筐体の外に設けてなるよう構成し
たので、磁気記録媒体への塵埃の付着を無くし、筐体内
の温度上昇を抑制するという効果が得られる。
【0015】本発明の請求項2にかかる磁気記録再生装
置によれば、磁気記録媒体に対し、情報の記録/再生を
行なうメカニズムを、隙間なく覆う筐体を構成する筐体
基底、および筐体補助と、上記筐体基底と筐体補助とが
接合する部分の隙間を、遮断するための第1の遮断弾性
部材と、磁気記録媒体が挿入される磁気媒体挿入口と、
上記磁気媒体挿入口を覆う磁気記録媒体挿入蓋と、上記
筐体と上記磁気記録媒体挿入蓋とが接合する部分の隙間
を、遮断するための第2の遮断弾性部材と、上記筐体の
外側に設けられた、上記メカニズムを制御する制御回路
を有する制御回路基板とを備えた、構成としたので、磁
気記録媒体への塵埃の付着を無くし、筐体内の温度上昇
を抑制するという効果が得られる。
【0016】本発明の請求項3にかかる磁気記録再生装
置によれば、上記磁気記録媒体挿入蓋が、上記磁気記録
媒体挿入口と上記磁気記録媒体挿入蓋の接した面の隙間
を遮断するための第3の遮断弾性部材を備え、上記磁気
記録媒体の挿入時のガイドとなるリブを形成し、上記磁
気記録媒体挿入口と上記磁気記録媒体挿入蓋との間に間
隙が設けられていない、ことを特徴としたので、磁気記
録媒体挿入口と磁気記録媒体挿入蓋との間の密閉性を高
めるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による磁気記録再生装置
の分解図である。
【図2】(a)本発明の実施の形態1による前面ケース
の正面図である。(b)本発明の実施の形態1による前
面ケースの断面図である。
【図3】従来例による磁気記録再生装置の分解図であ
る。
【図4】従来例による磁気記録再生装置における前面ケ
ースの詳細図である。
【符号の説明】
1 メカニズム 2 上部本体ケース(筐体補助) 3 下部本体ケース(筐体基底) 4 第1の遮断弾性部材 5 磁気記録媒体挿入口 50 磁気記録媒体挿入面 6 第2の遮断弾性部材 7 前面ケース 8 磁気記録媒体挿入口 9 磁気記録媒体挿入蓋 9b 磁気記録媒体挿入蓋開閉のための部品 A−A 断線 10 制御回路基板 10b 電子機器部品 11 ガイドリブ 12 第3の遮断弾性部材 13 ガイドリブ 14 間隙 1a メカニズム 2a 上部本体ケース(筐体補助) 2b 複数の穴 3a 下部本体ケース(筐体基底) 3b 複数の穴 50a 磁気記録媒体挿入面 7a 前面ケース 8a 磁気記録媒体挿入口 9a 磁気記録媒体挿入蓋 10a 制御回路基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体に対し、情報の記録/再生
    を行なうメカニズムを、隙間なく覆う筐体を有し、 上記メカニズムを制御する制御回路を有する制御回路基
    板を、上記筐体の外に設けてなる、 ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 磁気記録媒体に対し、情報の記録/再生
    を行なうメカニズムを、隙間なく覆う筐体を構成する筐
    体基底、および筐体補助と、 上記筐体基底と筐体補助とが接合する部分の隙間を、遮
    断するための第1の遮断弾性部材と、 磁気記録媒体が挿入される磁気記録媒体挿入口と、 上記磁気記録媒体挿入口を覆う磁気記録媒体挿入蓋と、 上記筐体と上記磁気記録媒体挿入蓋とが接合する部分の
    隙間を、遮断するための第2の遮断弾性部材と、 上記筐体の外側に設けられた、上記メカニズムを制御す
    る制御回路を有する制御回路基板とを備えた、 ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の磁気記録再生装置におい
    て、 上記磁気記録媒体挿入蓋が、上記磁気記録媒体挿入口と
    上記磁気記録媒体挿入蓋の接した面の隙間を遮断するた
    めの第3の遮断弾性部材を備え、 上記磁気記録媒体の挿入時のガイドとなるリブを形成
    し、 上記磁気記録媒体挿入口と上記磁気記録媒体挿入蓋との
    間に間隙が設けられていない、 ことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP11223202A 1999-08-06 1999-08-06 磁気記録再生装置 Pending JP2001052475A (ja)

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