JP2001052288A - 徘徊者検出および落し物防止等の音声通報装置 - Google Patents

徘徊者検出および落し物防止等の音声通報装置

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JP2001052288A
JP2001052288A JP11262519A JP26251999A JP2001052288A JP 2001052288 A JP2001052288 A JP 2001052288A JP 11262519 A JP11262519 A JP 11262519A JP 26251999 A JP26251999 A JP 26251999A JP 2001052288 A JP2001052288 A JP 2001052288A
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Koji Nakamura
紘二 中村
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    • G08B21/02Alarms for ensuring the safety of persons
    • G08B21/0202Child monitoring systems using a transmitter-receiver system carried by the parent and the child
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    • G08B21/0247System arrangements wherein the alarm criteria uses signal strength
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
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    • G08B13/02Mechanical actuation
    • G08B13/14Mechanical actuation by lifting or attempted removal of hand-portable articles
    • G08B13/1427Mechanical actuation by lifting or attempted removal of hand-portable articles with transmitter-receiver for distance detection

Abstract

(57)【要約】 【目的】 痴呆症・徘徊者を早期に精度良く検出できる
小型で経済的な装置の提供と、この装置の他分野での利
用方法の拡大を図ることにある。 【構成】 無線式の子機と親機で構成され、電波を送受
信する通信手段1および11と、電源を供給する電源手
段2および12と、通信信号と記憶データと音声出力信
号を処理する信号処理手段3および13と、発報音声や
通信コード番号や通信距離等のデータを記憶する記憶手
段4および14と、前記信号処理手段3および13から
の指示で音声を出力する音声出力手段5および15と、
親機には前記記憶手段14の記憶データの設定変更や設
定指定ができる設定手段16とを設けた徘徊者検出およ
び落し物防止等の音声通報装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は痴呆症・徘徊者や迷子の
犬猫の検出装置、落し物や忘れ物の防止装置、手荷物の
盗難防止装置に係わり、親機と子機とで無線通信をし
て、異常時に音声により報知する音声通報装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に従来の痴呆症・徘徊者の検出装置
としては、図11に示すように徘徊者にPHS(簡易型
携帯電話)を保持させ、徘徊者探索・追跡システムとし
て、パソコン等で地理情報システム(GIS)2と高精
度PHS利用位置探索システム3とを組み合わせて、通
信手段1からISDN回線を介し、PHS基地局のPH
Sアンテナから電波を発信して、徘徊者の位置を探索す
るシステムが、通産省の次世代GISモデル事業として
実用化されつつある。その結果は、平均40〜70メー
トルの誤差で位置の特定ができ、徘徊者探索までの平均
所要時間は2時間6分と報告されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の徘徊者探索・追跡システムでは、徘徊者が
いなくなった事に親族が気付いてから、徘徊者を探索す
る事になり探索時間がかかり過ぎる欠点がある。探索時
間がかかり過ぎると徘徊者が事故に遭遇する確立が高く
なる問題がある。
【0004】また、探索位置の誤差が40〜70メート
ルもあり、探索位置がわかってから、その位置へ徘徊者
を探しに行く間に、徘徊者が移動していると、さらに探
索が困難になる問題がある。
【0005】一方、探索装置はパソコン等のため、操作
する人が限定されると共に、持ち運びが不便なため、徘
徊者の親族一人ではとても簡単には探索できない不便性
がある。
【0006】さらに、一般に徘徊者の徘徊で困るのは、
親族が寝ている夜中の徘徊であり、親族が徘徊に気が付
くのが遅れることである。早く気が付けば徘徊を止める
ことができる。また、従来の探索システムでは、徘徊者
自身にPHS電話を保持させているが、一般の人でもP
HS電話を腰に付けたりして、保持したままで寝る人は
あまりいない。大抵は枕元に置いて寝る。これはPHS
電話がまだ大き過ぎるからである。
【0007】また、従来の徘徊者探索システムの規模は
大き過ぎ、徘徊者の自宅から遠い場所での探索には便利
であるが、徘徊者の自宅の近くで徘徊していた場合は経
済的なシステムではない。
【0008】一方、落し物防止については、従来は落し
物に鈴等を付けて音で確認したりしているが、車のキー
ホルダ等に鈴を付けた場合は、運転中は車の振動で絶え
ず音がしてうるさいので、あまり付ける人はいない。し
かし、車のキーを紛失した場合は非常に困る。その他、
財布を落としたり、荷物を電車の網棚に置き忘れたり、
落し物や忘れ物をした場合に困ることが多い。
【0009】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、従来のPHS電話より小型で軽い物を徘徊者に保持
させ、徘徊者がいなくなった時点で親族に報知すると共
に、徘徊者自身からも自分が徘徊者のため親族に連絡し
てほしいとのアナウンスをさせることにより、徘徊者の
周囲の人が認識できて、親族に通報することができる徘
徊者検出の音声通報装置を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明の他の課題として、車のキー
や財布等を紛失することがあり、どこで紛失したか分か
らない場合が多い。さらに、電車の網棚の荷物を置き忘
れたまま電車を降りてしまう場合等あり、落し物や忘れ
物を本人にすぐ音声で報知して防止する、音声通報装置
を提供することを他の目的とする。
【0011】一方、さらに本発明の他の課題として、海
外旅行等での盗難事故で、自分の側に置いたカバン等が
一寸のスキに盗難にあったり、空港で預けた荷物が出て
こないで紛失したりすることがある。このような場合に
カバンや荷物から、これは盗難品か紛失品ですと英語等
でアナウンスさせ、周囲の人に通報する盗難防止と紛失
品発見の、音声通報装置を提供することを他の目的とす
る。
【0012】また、小型で軽く取り扱いが簡単であり、
徘徊者だけでなく迷子の犬や猫等にも取り付けられ、迷
子も検出できる音声通報装置を提供することも目的とす
る。
【0013】さらに、携帯電話等と機能を共有させ、経
済的な応用範囲の広い持ち運びも便利な親機の音声通報
装置の提供も目的にする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、痴呆症・徘徊者検出の
音声通報装置において、徘徊者が保持する子機として、
子機から電波を送信して親機と通信する通信手段と、そ
の子機に電源を供給する電源手段と、通信信号と記憶デ
ータおよび音声出力信号を処理する通信処理手段と、発
報音声や通信コード番号および通信距離等のデータを記
憶する記憶手段と、前記通信手段に親機からの応答信号
の返信がない場合に、前記信号処理手段の指示で音声を
出力する音声出力手段とを備えた子機と、徘徊者の親族
が保持する親機として、前記子機からの電波を受信し
て、前記子機に対し応答信号を返信する通信手段と、そ
の親機に電源を供給する電源手段と、通信信号と記憶デ
ータおよび音声出力信号を処理する信号処理手段と、発
報音声や通信コード番号および通信距離等のデータを記
憶する記憶手段と、前記通信手段に子機との通信信号が
ない場合に、前記信号処理手段の指示で音声を出力する
音声出力手段と、前記記憶手段の記憶データの設定変更
と設定指定ができる設定手段とを備えた親機とで構成さ
れたことを特徴とする徘徊者検出の音声通報装置であ
る。
【0015】請求項2に対応する発明は、請求項1記載
の徘徊者検出の音声通報装置において、徘徊者が保持す
る子機として、親機からの電波を受信して、親機に対し
応答信号を返信する通信手段と、その子機に電源を供給
する電源手段と、通信信号と記憶データおよび音声出力
信号を処理する通信処理手段と、発報音声や通信コード
番号および通信距離等のデータを記憶する記憶手段と、
前記通信手段に親機からの通信信号がない場合に、前記
信号処理手段の指示で音声を出力する音声出力手段とを
備えた子機と、徘徊者の親族が保持する親機として、親
機から電波を送信して、前記子機と通信する通信手段
と、その親機に電源を供給する電源手段と、通信信号と
記憶データおよび音声出力信号を処理する信号処理手段
と、発報音声や通信コード番号および通信距離等のデー
タを記憶する記憶手段と、前記通信手段に子機からの応
答信号の返信がない場合に、前記信号処理手段の指示で
音声を出力する音声出力手段と、前記記憶手段の記憶デ
ータの設定変更と設定指定ができる設定手段とを備えた
親機とで構成されたことを特徴とする徘徊者検出の音声
通報装置である。
【0016】請求項3に対応する発明は、請求項1およ
び請求項2記載の徘徊者検出の音声通報装置において、
前記子機の音声出力手段を削除して、前記親機のみで音
声出力するようにしたことを特徴とする落し物防止等の
音声通報装置である。
【0017】請求項4に対応する発明は、請求項2記載
の徘徊者検出の音声通報装置において、前記親機からの
盗難発報指示の電波により、盗難音声を強制的に発報す
る子機とで構成されたことを特徴とする盗難防止の音声
通報装置である。
【0018】請求項5に対応する発明は、請求項1、請
求項2、請求項3および請求項4記載の子機において、
非接触ICカードまたはPHS無線カード等を採用し、
特に電池電源とスピーカによる音声出力手段とを備えた
ことを特徴とする音声通報装置の子機である。
【0019】請求項6に対応する発明は、請求項1、請
求項2、請求項3および請求項4記載の親機において、
携帯電話やPHS端末等と通信手段、電源手段、信号処
理手段、記憶手段、音声出力手段、設定手段の機能の一
部を共有して、親機の機能を携帯電話やPHS端末内に
収納して、経済的に構成したことを特徴とする前記音声
通報装置の親機である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1と図2は本発明に係わる、徘徊者検
出および落し物防止等の音声通報装置の基本的な構成を
示す図である。
【0021】この徘徊者検出および落し物防止等の音声
通報装置の特徴は、子機と親機の間で、設定された距離
に相当する強さの電波を送受信していて、お互いに電波
が通じない距離になった場合に子機と親機で、それぞれ
のメッセージを音声で発報するものである。
【0022】先ず、図1の子機は、マイクロ波型非接触
ICカードまたはPHS無線カード等を採用したもの
で、この子機には住所、氏名、年齢、電話番号等記入で
きるようになっている。図1の子機において、通信手段
1はトランシーバのICチップ等であり、通信手段1に
は通信電波を送受信するアンテナと信号処理手段3が接
続されている。通信手段1の通信電波は2ギガHz帯の
マイクロ波を選定しているが、一般の携帯電話のメガH
z帯やキロHz帯としても良い。この通信手段1は信号
処理手段3から、指定された距離に相当する強さの電波
を送受信するようになっている。尚、徘徊者の場合の距
離は30メートル位、落し物や忘れ物の場合は5メート
ル位が良い。
【0023】次に、図1の子機の電源手段2は小型の電
池等であり、子機内の各機能手段に対し電源を供給する
ものである。尚、一般の非接触ICカードやPHS無線
カード等は、自分自身では電池等の電源は装備していな
く、ICカードの場合はICリーダ・ライタから電磁波
を受けて直流電源を供給したり、PHS無線カードでは
パソコンや携帯端末から電源を供給している方法が多い
が、本発明では長時間の通信や音声出力でパワーを必要
とするため、特に電池を備えている。
【0024】また、図1の子機の信号処理手段3はマイ
クロプロセッサ等であり、記憶手段4に記憶されている
発報音声と通信コード番号および通信距離等を抽出して
処理をする。そして通信コード番号は従来の携帯電話番
号等に相当するもので、親機を認識させるものであり、
通信距離は親機との通信距離を設定するものである。こ
の信号処理手段3は通信コード番号を付加した、通信距
離に相当する強さの電波を、前記通信手段1で送受信す
る信号処理も行う。さらに前記通信手段1が親機との通
信が不可になった場合に、音声出力手段5で発報音声の
メッセージを出力させる処理も行う。
【0025】次に、図1の子機の記憶手段4は、フラッ
シュメモリやEEPROM等の記憶媒体であり、ICカ
ードの場合はICリーダ・ライタから、PHS無線カー
ドではパソコン等により、事前に発報音声の種類や音
量、親機との通信コード番号および通信距離等のデータ
を登録したものを記憶するものである。
【0026】そして、図1の子機の音声出力手段5は小
型のスピーカ等であり、前記信号処理手段3から指示の
あった発報音声と音量で、メッセージを出力するもので
ある。尚、従来の非接触ICカードやPHS無線カード
にはスピーカは装備していなく、PHS無線カードで音
声通話サービスとして小型イヤホンマイクが付属された
ものがあるのみである。
【0027】一方、図1の親機は前記子機と同様に、非
接触ICカードやPHS無線カードにしても良いが、本
発明では携帯電話やPHS端末等と機能の一部が共有で
きて経済的なため、携帯電話内に組み込んだ親機を想定
している。
【0028】先ず、図1の親機において、通信手段11
はトランシーバのICチップ等であり、通信手段11に
は通信電波を送受信するアンテナと信号処理手段13が
接続されている。通信手段11の通信電波は2ギガHz
帯のマイクロ波を選定しているが、一般の携帯電話のメ
ガHz帯やキロHz帯としても良い。この通信手段11
は信号処理手段13から、指定された距離に相当する強
さの電波を送受信するようになっている。尚、徘徊者の
場合の距離は30メートル位、落し物や忘れ物の場合は
5メートル位が良い。
【0029】次に、図1の親機の電源手段12は小型の
電池等であり、親機内の各機能手段に対し電源を供給す
るものである。本発明では長時間の通信や音声出力でパ
ワーを必要とするため、特に電池を備えている。尚、携
帯電話内に組み込んだ場合は、電池は共有できる。
【0030】また、図1の親機の信号処理手段13はマ
イクロプロセッサ等であり、記憶手段14に記憶されて
いる発報音声と通信コード番号および通信距離等を抽出
して処理をする。そして通信コード番号は従来の携帯電
話番号等に相当するもので、子機を認識させるものであ
り、通信距離は子機との通信距離を設定するものであ
る。この信号処理手段13は通信コード番号を付加し
た、通信距離に相当する強さの電波を、前記通信手段1
1で送受信する信号処理も行う。さらに前記通信手段1
1が子機との通信が不可になった場合に、音声出力手段
15で発報音声のメッセージを出力させる処理も行う。
【0031】次に、図1の親機の記憶手段14は、フラ
ッシュメモリやEEPROM等の記憶媒体であり、IC
リーダ・ライタやパソコン等により、事前に発報音声の
種類や音量、親機との通信コード番号および通信距離等
のデータを登録したものを記憶するものである。
【0032】そして、図1の親機の音声出力手段15は
小型のスピーカ等であり、前記信号処理手段13から指
示のあった発報音声と音量で、メッセージを出力するも
のである。
【0033】一方、図1の親機の設定手段16は、押し
ボタンやLCD等の操作表示装置であり、前記記憶手段
14に記憶したデータの設定変更や、記憶データの設定
指定ができるものである。例えば、通信距離や音声音量
の変更とか、記憶している発報メッセージの組み合わせ
や削除の指定とかができる。この設定手段16の操作表
示のイメージは、一般の携帯電話の操作表示部と近似な
ものである。尚、この親機で設定したデータは子機にも
送信して、子機が記憶手段4で記憶している記憶データ
も変更ができるようになっている。
【0034】尚、子機と親機の間の、電波の送受間の伝
搬損失は、受信電力に着目して式で示すと、一般に、
Pr=Pt・Gt・Gr・λ/(4πd)で表され
る。通常はデシベル(dB)表示で、電力はdBm(1
mW=0dBm)表示で取り扱うので、[Pr]など
を、10log10Prとすると下記のようになる。
[Pr]=[Pt]+[Gt]+2・[λ/d]+2・
[1/4π]+[Gr]このことは、伝搬損失は距離の
2乗に比例するということである。ただし、Prは受信
電力、Ptは送信電力、Gtは送信アンテナ利得、λは
無線周波波長、dは送受間距離(m)、Grは受信アン
テナ利得である。すなわち、子機と親機の送受間距離を
指定すると、前記信号処理手段3および13は、上記例
の演算式等により、送受間距離に相当する強さの電波の
電力を算出して、前記通信手段1および11に電波の強
さを指示できる。
【0035】次に、図2は落し物防止等の音声通報装置
の構成を示したもので、図2の子機は前記図1の子機に
対し、音声出力手段5がないものであり、他は親機を含
め前記の図1と同様であるので説明は省略する。図2は
図1と同じ構成にして子機で自分は落し物ですと発報さ
せても良いが、通信距離を5メートル位に設定すること
により、親機の発報で持ち主は落し物をしたとすぐ判る
ので、子機には特に音声出力手段5はなくても良い。
【0036】このため、前記図1と図2の構成の違い
は、図2の子機に音声出力手段5がないだけであり、他
は全て同様である。
【0037】以上のように構成された徘徊者検出および
落し物防止、さらに盗難防止の音声通報装置の動作につ
いて、図3から図10を参照しながら説明する。先ず、
図3は請求項1に係わる、前記図1の子機の動作を説明
するフローチャートであり、子機から親機に対し電波を
送信するものである。
【0038】図3において、事前に前記子機の記憶手段
4に、必要とする発報音声と通信コード番号および通信
距離等を登録する(ST1)。そうすると、前記記憶手
段4が登録データを記憶する(ST2)。次に前記信号
処理手段3が登録された通信コード番号と通信距離を確
認する(ST3)。
【0039】次に、前記信号処理手段3からの指示によ
り、前記通信手段1は親機に対して、通信コード番号と
通信距離に対応した強さの電波を送信する(ST4)。
そしてその電波を親機が受信した場合は、親機から応答
信号の返信があるので確認する(ST5)。
【0040】もし、親機からの応答信号がある場合は、
前記ステップST4に戻り、親機からの応答信号を繰り
返し確認する(ST6)。そして子機と親機の間の距離
が離れて、前記記憶手段4に登録された通信距離に対応
した電波が届かなく、親機の応答が確認できなくなった
場合に、前記信号処理手段3が前記記憶手段4に登録さ
れた発報音声データを抽出し、前記音声出力手段5に対
しその音声の発報を指示する(ST7)。
【0041】そうすると、子機の音声出力手段5は音声
を発報する(ST8)。そして終了する。尚、徘徊者検
出の音声通報装置の子機の発報メッセージ例としては、
私は徘徊者です。発見した方は電話00−0000番中
村まで連絡御願いします。等とスピーカで繰り返し発報
する。このことは、一般の通行人や周囲の人に発見を依
頼して、徘徊者を検出するものである。また、子機には
住所、氏名、年齢、電話番号等記入されているので、発
見者は近所の人か遠くの人かの判断もでき、徘徊者の親
族がくるまで一時的に保護できる。
【0042】次に図4は請求項1に係わる、前記図1の
親機の動作を説明するフローチャートであり、子機から
の発信電波を受信する親機のものである。
【0043】図4において、事前に前記親機の記憶手段
14に、必要とする発報音声と通信コード番号および通
信距離等を登録する(ST11)。そうすると、前記記
憶手段14が登録データを記憶する(ST12)。次に
前記信号処理手段13が登録された通信コード番号と通
信距離を確認する(ST13)。
【0044】次に、前記信号処理手段13からの指示に
より、前記通信手段11は子機からの、通信コード番号
と通信距離に対応した強さの電波を受信する(ST1
4)。そして子機との通信信号があるかを確認する(S
T15)。もし、子機との通信信号がある場合は、子機
に対し応答信号を返信する(ST16)。そして、前記
ステップST14に戻り、子機からの通信信号を繰り返
し確認する。
【0045】もし、親機と子機の距離が離れ、子機との
通信信号が確認できなくなった場合は、前記信号処理手
段13が、前記記憶手段14に登録された発報音声デー
タを抽出し、前記音声出力手段15に対し、その音声の
発報を指示する(ST17)。そうすると、前記音声出
力手段15は音声を発報する(ST18)。
【0046】次に、親機の音声の発報を中止するか確認
する(ST19)。発報を中止しない場合は発報が継続
される。もし発報を中止する場合は、前記設定手段16
を操作して親機の発報を中止させる(ST20)。そし
て終了する。
【0047】尚、徘徊者検出の音声通報装置の親機の発
報メッセージ例としては、○○さんが徘徊しましたので
対応下さい等とスピーカで発報する。このことは夜中で
も、親族が親機を保持していれば、徘徊者に付き添って
いなくても、登録した通信距離以上になった場合には、
自動的に親機が発報してくれるので、すぐに親族が対応
できる。
【0048】次に図5は請求項2に係わる、前記図1の
動作を説明するフローチャートであり、前記図3との相
違は電波の送受信が逆で、親機からの発信電波を受信す
る子機のものである。
【0049】図5において、事前に前記子機の記憶手段
4に、必要とする発報音声と通信コード番号および通信
距離等を登録する(ST21)。そうすると、前記記憶
手段4が登録データを記憶する(ST22)。次に前記
信号処理手段3が登録された通信コード番号と通信距離
を確認する(ST23)。
【0050】次に、前記信号処理手段3からの指示によ
り、前記通信手段1は親機からの、通信コード番号と通
信距離に対応した強さの電波を受信する(ST24)。
そして親機との通信信号があるかを確認する(ST2
5)。もし、親機との通信信号がある場合は、親機に対
し応答信号を返信する(ST26)。そして、前記ステ
ップST24に戻り、親機からの通信信号を繰り返し確
認する。
【0051】もし、親機と子機の距離が離れ、親機との
通信信号が確認できなくなった場合は、前記信号処理手
段3が、前記記憶手段4に登録された発報音声データを
抽出し、前記音声出力手段5に対し、その音声の発報を
指示する(ST27)。そうすると、前記音声出力手段
5は音声を発報する(ST28)。そして終了する。
【0052】尚、本発明の音声通報装置は、徘徊者の検
出だけでなく、ペットの犬や猫の迷子検出にも利用でき
る。すなわち、前記の子機を犬や猫の首に取り付け、発
報メッセージ例としては、私は迷子の犬のメリーです。
発見した方は電話00−0000番中村まで連絡御願い
します。お礼は致します。等とスピーカで繰り返し発報
する。このようにすると、犬の周囲の人は、この犬は迷
子犬とわかり、飼い主に連絡するとお礼ももらえるの
で、一般的に発見者は犬を確保して飼い主に連絡するこ
とになる。
【0053】次に、図6は請求項2に係わる、前記図1
の親機の動作を説明するフローチャートであり、親機か
ら子機に対し電波を送信するものである。
【0054】図6において、事前に前記親機の記憶手段
14に、必要とする発報音声と通信コード番号および通
信距離等を登録する(ST31)。そうすると、前記記
憶手段14が登録データを記憶する(ST32)。次に
前記信号処理手段13が登録された通信コード番号と通
信距離を確認する(ST33)。
【0055】次に、前記信号処理手段13からの指示に
より、前記通信手段11は子機に対して、通信コード番
号と通信距離に対応した強さの電波を送信する(ST3
4)。そして、その電波を子機が受信した場合は、子機
から応答信号の返信があるので確認する(ST35)。
【0056】もし、子機からの応答信号がある場合は、
前記ステップST34に戻り、子機からの応答信号を繰
り返し確認する(ST36)。そして子機と親機の間の
距離が離れて、前記記憶手段14に登録された通信距離
に対応した電波が届かなく、子機の応答が確認できなく
なった場合に、前記信号処理手段13が前記記憶手段1
4に登録された発報音声データを抽出し、前記音声出力
手段15に対しその音声の発報を指示する(ST3
7)。そうすると、前記音声出力手段15は音声を発報
する(ST38)。
【0057】次に、親機の音声の発報を中止するか確認
する(ST39)。発報を中止しない場合は発報が継続
される。もし発報を中止する場合は、前記設定手段16
を操作して親機の発報を中止させる(ST40)。そし
て終了する。
【0058】尚、犬や猫の迷子検出に利用する場合の、
音声通報装置の親機の発報メッセージ例としては、愛犬
メリーがいなくなりましたので探して下さい等と、登録
した通信距離以上になった場合には、自動的に親機が発
報する。このため飼い主が親機を保持している場合は、
すぐ判り対応ができる。
【0059】次に、図7は請求項3に係わる、前記図2
の子機の動作を説明するフローチャートであり、前記図
3のフローチャートからステップST7とステップST
8を削除し、音声を発報させないようにしたものであ
る。すなわち、落し物や忘れ物の場合は登録してある通
信距離は5メートル位であり、すぐわかるので特に子機
では音声を発報させなくても良い。
【0060】図7において、事前に前記子機の記憶手段
4に、必要とする発報音声と通信コード番号および通信
距離等を登録する(ST41)。そうすると、前記記憶
手段4が登録データを記憶する(ST42)。次に前記
信号処理手段3が登録された通信コード番号と通信距離
を確認する(ST43)。
【0061】次に、前記信号処理手段3からの指示によ
り、前記通信手段1は親機に対して、通信コード番号と
通信距離に対応した強さの電波を送信する(ST4
4)。そしてその電波を親機が受信した場合は、親機か
ら応答信号の返信があるので確認する(ST45)。
【0062】もし、親機からの応答信号がある場合は、
前記ステップST44に戻り、親機からの応答信号を繰
り返し確認する(ST46)。そして子機と親機の間の
距離が離れて、前記記憶手段4に登録された通信距離に
対応した電波が届かなく、親機の応答が確認できなくな
った場合には終了する。
【0063】次に、図8は請求項3に係わる、前記図2
の親機の動作を説明するフローチャートであり、前記図
4のフローチャートのステップST19とステップST
20がないものである。すなわち、落し物や忘れ物の場
合は登録してある通信距離は5メートル位であり、親機
で音声を発報すると持ち主は落し物等とすぐわかり、子
機の側に拾いにくるので、5メートル以内になると子機
との通信が再開し、音声発報が自動的に中止になる。こ
のため、前記図4のステップST19とステップST2
0の機能は特に必要としない。
【0064】図8において、事前に前記親機の記憶手段
14に、必要とする発報音声と通信コード番号および通
信距離等を登録する(ST51)。そうすると、前記記
憶手段14が登録データを記憶する(ST52)。次に
前記信号処理手段13が登録された通信コード番号と通
信距離を確認する(ST53)。
【0065】次に、前記信号処理手段13からの指示に
より、前記通信手段11は子機からの、通信コード番号
と通信距離に対応した強さの電波を受信する(ST5
4)。そして子機との通信信号があるかを確認する(S
T55)。もし、子機との通信信号がある場合は、子機
に対し応答信号を返信する(ST56)。そして、前記
ステップST54に戻り、子機からの通信信号を繰り返
し確認する。
【0066】もし、親機と子機の距離が離れ、子機との
通信信号が確認できなくなった場合は、前記信号処理手
段13が、前記記憶手段14に登録された発報音声デー
タを抽出し、前記音声出力手段15に対し、その音声の
発報を指示する(ST57)。そうすると、前記音声出
力手段15は音声を発報する(ST58)。そして終了
する。
【0067】尚、落し物防止の音声通報装置の親機の発
報メッセージ例としては、車のキーを落としたので拾っ
て下さい等とスピーカで発報する。このことは、本人が
気がつかない時にポケットから自然に落ちた場合でもす
ぐに対応できる。
【0068】次に、図9は請求項4に係わる、前記図1
の子機の動作を説明するフローチャートであり、前記図
3および図5との相違は親機からの盗難発報の指示電波
により、強制的に盗難メッセージを発報することであ
る。
【0069】図9において、事前に前記子機の記憶手段
4に、必要とする発報音声と通信コード番号および通信
距離等を登録する(ST61)。そうすると、前記記憶
手段4が登録データを記憶する(ST62)。次に前記
信号処理手段3が登録された通信コード番号と通信距離
を確認する(ST63)。
【0070】次に、前記通信手段1が親機からの盗難電
波を受信したか確認する(ST64)。もし、盗難電波
を受信した場合は、前記信号処理手段3が、前記記憶手
段4に登録された盗難発報音声データを抽出し、前記音
声出力手段5に対し、その音声の発報を指示する(ST
65)。
【0071】そうすると、子機の前記音声出力手段5は
盗難音声を発報する(ST66)。そして、親機から発
報中止信号があるか確認する(ST67)。発報中止信
号がない場合は、そのまま盗難音声の発報を継続する。
もし、発報中止信号があった場合は、子機の盗難発報を
中止させる(ST68)。そして終了する。
【0072】尚、盗難防止の音声通報装置の盗難発報メ
ッセージ例としては、この品物は盗難品ですので警察へ
通報して下さい等とスピーカで発報し、周囲の人に通報
する。また、紛失品の場合には紛失のメッセージで通報
するようにする。さらに、海外旅行で使用の場合は英文
の発報メッセージ等にする。
【0073】次に、図10は本発明の請求項4に係わ
る、前記図1の親機の動作を説明するフローチャートで
あり、前記図4および図6との相違は盗難発生時に、親
機から子機に対し盗難音声を発報させる電波を強制的に
送信する事である。
【0074】図10において、事前に前記親子機の記憶
手段14に、必要とする発報音声と通信コード番号およ
び通信距離等を登録する(ST71)。そうすると、前
記記憶手段14が登録データを記憶する(ST72)。
次に前記信号処理手段13が登録された通信コード番号
と通信距離を確認する(ST73)。
【0075】次に、手荷物の紛失は盗難かどうか確認す
る(ST74)。もし、盗難だった場合は子機に対し、
盗難発報を指示する操作を前記設定手段16で行う(S
T75)。そうすると、前記通信手段11は子機に対
し、通信コード番号と盗難発報電波を送信する(ST7
6)。
【0076】そして盗難品が発見された場合は、子機の
盗難発報を中止させるために、前記設定手段16を操作
する(ST77)。そうすると、親機は前記通信手段1
1から子機に対し、盗難発報の中止信号を送信する(S
T78)。そして終了する。
【0077】尚、前記の盗難防止の音声通報装置は、通
信距離の設定を200〜300メートルにした場合の説
明であるが、前記徘徊者検出の音声通報装置の機能と、
盗難防止の機能とを組み合わせ、通信距離の設定を2個
できるようにすることにより、自分の側に置いた手荷物
が盗難にあった場合で、親機と子機の距離が5メートル
以上になった場合には、先ず親機で紛失の音声を発報
し、それから親機を操作して子機に対し、盗難メッセー
ジを発報する方法にしても良い。
【0078】従って、以上のような実施例の構成によれ
ば、親機と子機の通信距離が登録した通信距離以上に離
れ、通信ができなくなると親機および子機から、それぞ
れのメッセージが発報される。このことは、徘徊者検出
の音声通報装置では、親族が徘徊者を絶えず監視してい
なくても、徘徊者いなくなったことを即知して対応でき
る。また対応が遅れた場合でも、一般の通行人からの連
絡により、徘徊者がどこにいるか判明できる。
【0079】また、従来は人が歩いていても徘徊者なの
か一般の普通の人なのか、または犬や猫でも迷子なのか
どうか判断ができなかったが、本発明の方法によると、
自らアナウンスするので一般の通行人にも判断でき、検
出が早くなる効果がある。このため発見者が徘徊者や犬
猫を保護して、相手先に連絡することにより精度の良い
検出ができる。
【0080】また、落し物防止や忘れ物防止の音声通報
装置では、子機と親機の距離が5メートル位離れただけ
で通報してくれるので、落し物や忘れ物に早く気が付く
ことができる。
【0081】さらに、盗難防止の音声通報装置では、周
囲の人に盗難品とアナウンスされるので、犯人は盗難品
を持ったまま逃げることができなくなる。また、外国で
利用する時は盗難のアナウンスを英語だけでなく、その
国の言葉で行うことにより、尚一層盗難防止の効果があ
る。
【0082】尚、本発明は徘徊者検出、迷子の犬猫等検
出、落し物防止、忘れ物防止、盗難防止の音声通報装置
を実施例にして説明したが、他の分野に応用しても良
い。
【0083】また、本発明の徘徊者検出および落し物防
止等の音声通報装置は、通信手段、電源手段、信号処理
手段、記憶手段、音声出力手段、設定手段で構成されて
いるが、特にこれらの構成要素に限定されるものではな
い。その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を奏する。請求項1および請求項2の発明
によれば、従来のような大規模なシステムではないので
経済的に構成でき、装置も小型で軽く、また取り扱いも
容易であり、さらに保護者への通報も早い、精度の良い
徘徊者検出装置を提供できる。また、迷子の犬や猫等の
検出にも応用ができる。
【0085】次に、請求項3の発明においては、落し物
や忘れ物を報知してくれるので、貴重品に利用した場合
には、特に有効な効果がある。
【0086】また、請求項4の発明においては、盗難時
にすぐ対応できるので、盗難品の発見が早くなる効果が
ある。
【0087】さらに、請求項5の発明においては、非接
触ICカードやPHS無線カード等の子機に、電池電源
とスピーカを装備しているので、電源と音量パワーを強
力にできる、小型で軽い音声通報装置の子機を製作でき
る効果がある。
【0088】一方、請求項6の発明においては、一般の
携帯電話やPHS端末等と組み合わせることにより、機
能を共有できる部分もあるため経済的に製作でき、また
電話も使用できるため活用範囲が広い、音声通報装置の
親機を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置を適用した請求項1および請求項
2の基本的な構成を示す図。
【図2】 本発明装置を適用した請求項3の基本的な構
成を示す図。
【図3】 本発明装置の請求項1の子機の動作を説明す
るフローチャート。
【図4】 本発明装置の請求項1の親機の動作を説明す
るフローチャート。
【図5】 本発明装置の請求項2の子機の動作を説明す
るフローチャート。
【図6】 本発明装置の請求項2の親機の動作を説明す
るフローチャート。
【図7】 本発明装置の請求項3の子機の動作を説明す
るフローチャート。
【図8】 本発明装置の請求項3の親機の動作を説明す
るフローチャート。
【図9】 本発明装置の請求項4の子機の動作を説明す
るフローチャート。
【図10】 本発明装置の請求項4の親機の動作を説明
するフローチャート。
【図11】 従来の徘徊者検出装置の構成の一例を示す
図。 1,11…通信手段、2,12…電源手段、3,13…
信号処理手段、4,14…記憶手段、5,15…音声出
力手段、16…設定手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 痴呆症・徘徊者検出の音声通報装置にお
    いて、徘徊者が保持する子機として、子機から電波を送
    信して親機と通信する通信手段と、その子機に電源を供
    給する電源手段と、通信信号と記憶データおよび音声出
    力信号を処理する通信処理手段と、発報音声や通信コー
    ド番号および通信距離等のデータを記憶する記憶手段
    と、前記通信手段に親機からの応答信号の返信がない場
    合に、前記信号処理手段の指示で音声を出力する音声出
    力手段とを備えた子機と、徘徊者の親族が保持する親機
    として、前記子機からの電波を受信して、前記子機に対
    し応答信号を返信する通信手段と、その親機に電源を供
    給する電源手段と、通信信号と記憶データおよび音声出
    力信号を処理する信号処理手段と、発報音声や通信コー
    ド番号および通信距離等のデータを記憶する記憶手段
    と、前記通信手段に子機との通信信号がない場合に、前
    記信号処理手段の指示で音声を出力する音声出力手段
    と、前記記憶手段の記憶データの設定変更と設定指定が
    できる設定手段とを備えた親機とで構成されたことを特
    徴とする徘徊者検出の音声通報装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の徘徊者検出の音声通報装
    置において、徘徊者が保持する子機として、親機からの
    電波を受信して、親機に対し応答信号を返信する通信手
    段と、その子機に電源を供給する電源手段と、通信信号
    と記憶データおよび音声出力信号を処理する通信処理手
    段と、発報音声や通信コード番号および通信距離等のデ
    ータを記憶する記憶手段と、前記通信手段に親機からの
    通信信号がない場合に、前記信号処理手段の指示で音声
    を出力する音声出力手段とを備えた子機と、徘徊者の親
    族が保持する親機として、親機から電波を送信して、前
    記子機と通信する通信手段と、その親機に電源を供給す
    る電源手段と、通信信号と記憶データおよび音声出力信
    号を処理する信号処理手段と、発報音声や通信コード番
    号および通信距離等のデータを記憶する記憶手段と、前
    記通信手段に子機からの応答信号の返信がない場合に、
    前記信号処理手段の指示で音声を出力する音声出力手段
    と、前記記憶手段の記憶データの設定変更と設定指定が
    できる設定手段とを備えた親機とで構成されたことを特
    徴とする徘徊者検出の音声通報装置。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2記載の徘徊者検
    出の音声通報装置において、前記子機の音声出力手段を
    削除して、前記親機のみで音声出力するようにしたこと
    を特徴とする落し物防止等の音声通報装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の徘徊者検出の音声通報装
    置において、前記親機からの盗難発報指示の電波によ
    り、盗難音声を強制的に発報する子機とで構成されたこ
    とを特徴とする盗難防止の音声通報装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3および請
    求項4記載の子機において、非接触ICカードまたはP
    HS無線カード等を採用し、特に電池電源とスピーカに
    よる音声出力手段とを備えたことを特徴とする音声通報
    装置の子機。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3および請
    求項4記載の親機において、携帯電話やPHS端末等と
    通信手段、電源手段、信号処理手段、記憶手段、音声出
    力手段、設定手段の機能の一部を共有して、親機の機能
    を携帯電話やPHS端末内に収納して、経済的に構成し
    たことを特徴とする前記音声通報装置の親機。
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