JP2001051614A - 液晶表示制御装置およびペン入力情報処理装置 - Google Patents

液晶表示制御装置およびペン入力情報処理装置

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JP2001051614A
JP2001051614A JP22448299A JP22448299A JP2001051614A JP 2001051614 A JP2001051614 A JP 2001051614A JP 22448299 A JP22448299 A JP 22448299A JP 22448299 A JP22448299 A JP 22448299A JP 2001051614 A JP2001051614 A JP 2001051614A
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Masaaki Takehara
正哲 竹原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外光の照射量が少ないときでも反射型液晶表
示装置によって充分な輝度で表示を行い、かつ電力消費
も抑える。 【解決手段】 反射型液晶ディスプレイ5の前面に、外
光の照射量が少ないときの補助光となるフロントライト
6を設ける。外光の照射量は、センサ付ペン11に設け
る照射光量センサ12で検出する。反射型液晶ディスプ
レイ5で表示される情報の輝度は、センサ付ペン11の
先端に設ける輝度センサ13で検出する。輝度データお
よび照射量データを判断し、フロントライト6の点灯/
消灯、または点灯時の輝度レベルが調整される。基準輝
度変更スイッチ15を操作すれば、最低必要輝度を変更
することができる。フロントライト点消灯切換スイッチ
14を操作すれば、強制的な点灯/消灯も可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型の情報処理
装置などで用いられ、特にポインティングデバイスとし
てペンを使用可能な液晶表示制御装置およびペン入力情
報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータなどの情報処理
装置では、出力装置として画面表示装置が用いられてい
る。画面表示装置は、情報処理の途中経過や結果を、直
ちに表示することができ、マン・マシン・インタフェー
スを達成して重要な操作環境の1つとなっている。近
年、この装置に、液晶表示装置を利用する場合が多くな
りつつある。液晶表示装置は、薄型軽量かつ低消費電力
という利点があり、ワードプロセッサ、パーソナルコン
ピユータなどに広く用いられている。
【0003】液晶表示装置では、薄膜トランジスタなど
のスイッチング素子でアクティブマトリクスが構成され
るTFT方式のものが多い。TFT方式の液晶表示装置
には、バックライトによって表示装置の背面側を照明
し、背面側から前面側に透過する照射光によって可視化
を行う透過型のものと、表示装置前面側からの照射光を
反射させて可視化を行う反射型のものとがある。
【0004】透過型の液晶表示装置では、表示輝度は背
面側からの透過光で確保されるため、外光が前面側に照
射された場合、外光によって透過光の割合が減少してし
まう。このため、外光が強い屋外では充分な輝度を確保
することができない。反射型液晶表示装置では、屋外で
利用したときに前面からの照射光が充分に得られるの
で、表示輝度を確保することができる利点がある。反射
型液晶表示装置に対して外光の照射量が増えるほど反射
光量が増え、表示輝度が大きくなる。しかしながら、反
射型液晶表示装置では、その原理的な構造によって、屋
内などで充分な外光照射量を確保することができないと
きには、表示が見えにくくなってしまう。このため、反
射型液晶表示装置では、輝度を確保するための補助光源
として、フロントライトを用いることがある。フロント
ライトは、液晶の表示面に対し、前面から補助光を提供
し、輝度不足を補う。
【0005】透過型の液晶表示装置と反射型の液晶表示
装置との特徴を併せ持つ表示装置として、半透過型液晶
表示装置も存在する。半透過型液晶表示装置では、屋外
など、充分な外光が得られるときには反射型液晶表示装
置として表示を行い、屋内などで充分な外光照射量を確
保することができないときには、透過型液晶表示装置と
して、バックライトを用いて表示を行う。特開平9−3
11317号公報には、半透過型液晶表示装置で、使用
環境の光量の変化および温度の変化に対応して最適な表
示状態が得られるように、バックライトの輝度および液
晶表示装置のコントラストを制御する先行技術が開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−31131
7号公報の先行技術では、半透過型液晶表示装置で外光
と温度とを検出するセンサをそれぞれ設け、外部光量の
変化および液晶表示面の温度によって、バックライトの
輝度およびコントラストを制御している。しかし、実際
の液晶表示画面における輝度は、液晶面に表示されてい
る内容によっても変化するので、外部光量の変化および
液晶表示面の温度に基づく制御では充分に確保すること
ができない可能性がある。たとえば、比較的外光照射量
が確保できるときであっても、表示画面が全体的に暗い
ときには、実際の液晶面からの輝度を充分に確保するこ
とができず、画面の情報を認識することが困難となる可
能性がある。
【0007】また、ペンコンピユータなど、画面上の位
置をポインティングデバイスによって操作して指示する
場合には、操作者のペンを持つ手などでペン先など必要
な部分に対する外光が遮られることがある。光が遮られ
ていない位置に外光センサが設けられているときには、
充分な光量を確保することができていると認識されてし
まうけれども、ペン先の位置に対しては充分な輝度を確
保することができない可能性がある。
【0008】液晶表示装置の輝度を確保するために用い
るフロントライトやバックライトは、電力を消費するの
で、情報処理装置における全消費電力量のうちで大きな
部分を占める。特にバッテリを電源とする携帯型の情報
処理装置などでは、フロントライトやバックライトを常
時点灯してしまうと、バッテリなどの持続時間に大きな
影響を与えてしまう。理想的には、情報処理機器を操作
していて、かつ充分な輝度を確保することがてきないと
きのみ、フロントライトやバックライトが点灯した方が
好ましい。
【0009】本発明の目的は、情報表示に充分な輝度を
確保することができ、かつ電力消費を抑えることができ
る液晶表示制御装置およびペン入力情報処理装置を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、反射型液晶表
示デバイスによって情報の表示を行う表示手段と、表示
手段の前面に設けられ、表示パネルの前面から背面の方
向に光を照射する前面照明手段と、表示手段からの表示
輝度を検出する表示輝度検出手段と、表示パネル前面へ
の外光の照射量を検出する外光量検出手段と、表示輝度
検出手段によって検出される表示輝度が予め設定される
最適基準値を満たすように、外光量検出手段によって検
出される外光の照射量に基づき、前面照明手段による表
示手段への照射光量を制御する照明制御手段とを含むこ
とを特徴とする液晶表示制御装置である。
【0011】本発明に従えば、表示手段は反射型液晶表
示デバイスによって情報の表示を行い、表示手段の前面
に背面の方向に光を照射する前面照明手段が設けられ
る。表示手段は反射型液晶表示デバイスによって情報の
表示を行うので、外光の照射量が充分あれば、前面照明
手段からは光を照射しないでも充分な情報の表示を行う
ことができる。表示手段からの表示輝度は表示輝度検出
手段によって検出され、外光の照射量は外光量検出手段
によって検出される。前面照明手段の照射光量は、表示
輝度検出手段によって検出される表示輝度が予め設定さ
れる最適基準値を満たすように、外光量検出手段によっ
て検出される外光の照射量に基づき、照明制御手段によ
って制御される。前面照明手段の照射光量が表示輝度が
最適基準値を満たすように制御されるので、操作者にと
って見やすい情報の表示を行わせることができる。
【0012】また本発明で前記最適基準値を変更可能な
基準値変更手段を、備えることを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、制御手段が照射光量を制
御する際に、表示輝度の基準となる最適基準値を基準値
変更手段で変更することができるので、利用者の見やす
い輝度に調整することができる。
【0014】また本発明は、前記前面照明手段が点灯状
態または消灯状態となるように、操作者が手動で切換操
作可能な点消灯切換手段を備えることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、点消灯切換手段で、前面
照明手段の点灯状態または消灯状態の切換えを手動で行
うことができるので、利用者の判断に従って前面照明手
段の制御を行うことができる。
【0016】さらに本発明は、反射型液晶表示デバイス
によって情報の表示を行う表示手段と、表示手段の前面
に設けられ、表示パネルの前面から背面の方向に光を照
射する前面照明手段と、操作者の手動操作で、表示手段
の前面側を移動可能であり、先端部で位置を指示するペ
ン入力手段と、ペン入力手段の先端寄りの位置に設けら
れ、表示手段からの表示輝度を検出する表示輝度検出手
段と、ペン入力手段の基端寄りの位置に設けられ、外光
の照射量を検出する外光量検出手段と、ペン入力手段の
先端部の位置を検出し、該位置に対応する情報処理を行
う情報処理手段とを含むことを特徴とするペン入力情報
処理装置である。
【0017】本発明に従えば、ペン入力手段で表示手段
の前面に対して位置を指定しながら情報処理を行う際
に、ペン入力手段に表示輝度検出手段および外光量検出
手段をそれぞれ先端寄りの位置および基端寄りの位置に
備えるので、ペン入力手段の先端寄りの位置での表示輝
度と、ペン入力手段を操作する手の陰とはならない位置
での外光の照射量を検出し、ペン入力手段の先端側での
表示輝度が適切に得られるように前面照明手段の制御を
行うことができる。
【0018】また本発明で前記ペン入力手段への操作の
有無を検出する操作検出手段を備え、前記情報処理手段
は、操作検出手段によってペン入力手段への操作が検出
されるとき、前記表示輝度検出手段および前記外光量検
出手段からの検出データを処理し、表示輝度データおよ
び照明量データとして前記照明制御手段に与えることを
特徴とする。
【0019】本発明に従えば、ペン入力手段の先端部の
位置を入力して情報処理を行う際に、表示輝度検出手段
および外光量検出手段からの検出データの処理を行い、
表示輝度データおよび照射量データとして制御手段に与
えるので、ペン入力手段から情報処理手段に各種データ
をまとめて与えて、効率的に処理させることができる。
【0020】また本発明で前記ペン入力手段は、前記最
適基準値を変更可能な基準値変更手段を、備えることを
特徴とする。
【0021】本発明に従えば、前面照明手段の制御の基
準となる最適基準値を変更可能な基準値変更手段をペン
入力手段に設けるので、操作者は容易に最適な画面表示
状態に調節することができる。
【0022】また本発明で前記ペン入力手段は、前記前
面照明手段が点灯状態または消灯状態となるように、操
作者が手動で切換操作可能な点消灯切換手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、ペン入力手段に前面照明
手段を点灯状態または消灯状態となるように手動で切換
え操作可能な点消灯切換手段を備えるので、操作者の判
断に従って前面照明手段による表示手段への照明状態を
調整することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態と
してのペン入力情報処理装置1の概略的な構成を示す。
ペン入力情報処理装置1では、液晶表示制御装置2に出
力情報を表示する情報処理装置3に対し、ペン入力装置
4で情報の入力を行う。ペン入力装置4は、ポインティ
ングデバイスとして、液晶表示制御装置2で表示を行う
反射型液晶ディスプレイ5の前面に沿って移動させるこ
とができる。液晶表示制御装置2は、反射型液晶ディス
プレイ5による情報の表示が見やすくなるように、外光
の照射量が少ないときにフロントライト6で反射型液晶
ディスプレイ5の前面を照射し、外光の光量の不足を補
うことができる。ペン入力装置4の先端部の位置は、タ
ブレット7によって座標データとして検出される。
【0025】ペン入力装置4は、操作者の手10によっ
て保持されて操作されるセンサ付ペン11と、センサ付
ペン11の基端部寄りの位置に設けられる照射光量セン
サ12、センサ付ペン11の先端部寄りの位置に設けら
れる輝度センサ13、センサ付ペン11の中間部の胴体
の側面に設けられるフロントライト点消灯切換スイッチ
14および基準輝度変更スイッチ15を含む。
【0026】図2は、図1の液晶表示制御装置2および
ペン入力装置4に関連する部分の構成を示す。マイクロ
コンピュータ21は、中央処理装置としてのCPUなど
を含み、主記憶部22内のROMに予め格納されている
プログラムに従って動作し、主記憶部22内のRAMに
プログラムやデータを一時的に記憶しながら図1のフロ
ントライト6の制御を行う。点灯/消灯制御部23およ
び輝度制御部24は、フロントライト6の光源となるラ
ンプ25の点灯/消灯状態の切換制御と、点灯状態での
輝度制御とを行う。タブレットインタフェース26は、
タブレット7からペン入力装置4の先端部で指定される
座標データや、センサ付ペン11に備えられる照射光量
センサ12からの外光の照射量データ、輝度センサ13
によって検出される反射型液晶ディスプレイ5の表面の
輝度と、フロントライト点消灯切換スイッチ14への操
作結果と、基準輝度変更スイッチ15の操作状態とを表
すデータをタブレットインタフェース26を介して入力
する。ランプ25は、フロントライト6として、反射型
液晶ディスプレイ5の表示画面に対し、前面側から補助
光を与え、画面の表示輝度を確保するために設けられ
る。ランプ25の点灯または消灯状態や、輝度を制御す
るためのデータは、タブレットコントローラ27を介し
てマイクロコンピュータ21に入力され、外光の照射量
に基づいて、適切な表示輝度が得られ、かつ消費電力が
少なくなるように制御量が算出される。
【0027】図3は、図1の液晶表示制御装置2に関連
する部分の構成を示す。フロントライト6は、反射型液
晶ディスプレイ5で、外光の照射量が少ないときに液晶
画面の輝度不足を補うために設けられ、反射型液晶ディ
スプレイ5の表面に貼り付けられる偏光板28と、光源
となるランプ25とから構成される。ランプ25は、偏
光板28の側端面から光を導入させ、偏光板28内で光
を反射型液晶ディスプレイ5の前面から背面の方向に屈
折させて、反射型液晶ディスプレイ5の前面に補助光を
照射させる。反射型液晶ディスプレイ5で反射される光
は、そのまま偏光板28を通過して、操作者の目に到達
する。反射型液晶ディスプレイ5の背面側には、タブレ
ット7が設けられ、図1に示すポインティングデバイス
であるペン入力装置4の先端部の位置を検出する。先端
部の位置は、電磁誘導方式などによって非接触で検出す
る。反射型液晶ディスプレイ5の前面側でタッチパネル
方式で位置を検出したり、反射型液晶ディスプレイ5に
設けられるアクティブマトリクスを利用して位置を検出
することもできる。
【0028】図4は、図1のペン入力情報処理装置1で
の大略的な制御の流れを示す。図1のペン入力装置4が
操作者によって操作されると、ペン入力検出手段31に
よって操作が検出される。ペン入力検出手段31は、た
とえばマイクロコンピュータ21に対する割込み処理な
どによって実現される。ペン入力検出手段31がタブレ
ット7に対してのセンサ付ペン11の入力操作を検出す
ると、センサ付ペン11から、表示光量検出手段として
の輝度センサ13からの画面輝度データ、外光照射量検
出手段としての照射光量センサ12からの照射量デー
タ、基準輝度変更スイッチ手段としての基準輝度変更ス
イッチ15からのスイッチング状態、および点消灯切換
スイッチ手段としてのフロントライト点消灯切換スイッ
チ14からのスイッチング状態を、ポインティングデー
タ処理手段32に送出させる。
【0029】ポインティングデータ処理手段32は、タ
ブレット7からのポインティングデータを認識し、画面
輝度データと照射量データ、および輝度スイッチと点消
灯スイッチの情報をフロントライト制御手段33に渡
す。フロントライト制御手段33は、輝度スイッチおよ
び点消灯スイッチの情報と、画面輝度データおよび照射
量データとを判断し、輝度不足の際にフロントライト点
灯状態切換手段である点灯/消灯制御部23およびフロ
ントライト輝度調整手段である輝度制御部24に対し、
フロントライトの制御を指示する。フロントライト手段
であるフロントライト6の輝度を上昇させる制御を行
う。フロントライト点灯状態切換手段である点灯/消灯
制御部23は、指示に従って、フロントライト手段であ
るフロントライト6に対し、点灯または消灯の制御を行
う。フロントライト輝度調整手段である輝度制御部24
は、指示に従って、フロントライト6に対し、輝度の増
減を行う。ポインティングデータ処理手段32およびフ
ロントライト制御手段33は、図2のマイクロコンピュ
ータ21のプログラム処理によって実現される。
【0030】図5は、本実施形態でのフロントライト6
の点灯、消灯、および輝度の増減を行うマイクロコンピ
ュータ21による処理手順の概要を示す。処理手順の開
始後、ステップs1では、図3のペン入力検出手段31
として、マイクロコンピュータ21への割込みが発生す
る。図4のポインティングデータ処理手段では、図3の
表示光量検出手段と外光照射量検出手段、基準輝度変更
スイッチ手段と点消灯切換スイッチ手段とからのデータ
を、ペン入力装置4から切り出す。ステップs3では、
フロントライト点消灯切換スイッチ14のスイッチング
状態に従って、分岐判断を行う。フロントライト点消灯
切換スイッチ14が点灯操作されていれば、強制点灯が
指示されているものとみなされる。フロントライト点消
灯切換スイッチ14が消灯状態にあれば、ステップs4
に進む。
【0031】ステップs4では、基準輝度変更スイッチ
15によって、基準輝度の変更が指示されているか否か
を判断する。変更が指示されていると判断されるときに
は、ステップs5で基準輝度である「最低必要輝度」を
変更する。ステップs4で、基準輝度の変更が指示され
ていないと判断されるとき、またはステップs5が終了
すると、ステップs6に進む。ステップs6では、輝度
データが最低必要輝度よりも小さいか否かを判断する。
輝度データが必要最低輝度より小さいと判断されるとき
は、ステップs7に進む。
【0032】ステップs7では、フロントライト6が消
灯中であるか否かを判断する。フロントライト6が消灯
中であると判断されるとき、またはステップs3で、強
制点灯が指示されていると判断されるときは、ステップ
s8に進む。ステップs8では、フロントライト制御手
段33が、フロントライト6の点灯を行うためのフロン
トライト点灯指示を、フロントライト6の点消灯を切換
える点灯/消灯制御部23に与える。この結果、ステッ
プs9でフロントライト6は点灯される。
【0033】ステップs7でフロントライト6が消灯中
ではないと判断されるときは、ステップs10に進み、
輝度を向上させるために、変更輝度レベルを+1とし、
1段階だけ輝度レベル増加させることを設定する。ステ
ップs11では、フロントライト輝度調整手段である輝
度制御部24に対して、設定されている輝度レベルの変
化分だけの輝度変更を指示する。この結果、ステップs
12では、フロントライト6の輝度増減が行われる。
【0034】ステップs6で、輝度データが最低必要輝
度より小さくないと判断されるときには、ステップs1
3でフロントライト6が消灯中であるか否かが判断され
る。フロントライト6が消灯中でないと判断されるとき
は、ステップs14以下、省電力を目的として、輝度を
減少させる。ステップs14では、フロントライト6現
在の輝度レベルが最低レベルか否かを判断する。最低レ
ベルでなければ、ステップs15で変更輝度レベルをー
1とし、輝度レベルを1段階減少させることを設定し、
ステップs11に進む。ステップs14で輝度レベルが
最低レベルであると判断されるときは、点灯状態のまま
輝度レベルを低下させることができないので、ステップ
s16でフロントライト点灯状態切換手段である点灯/
消灯制御部23に、フロントライト6の消灯を指示す
る。この結果、ステップs17では、フロントライト6
の消灯が行われる。ステップs9、ステップs12また
はステップs17が終了したとき、あるいはステップs
13でフロントライト6が消灯中であると判断されると
きは、ステップs1に戻る。
【0035】以上説明した実施形態では、ペン入力装置
4を備えるペン入力情報処理装置1に本発明を適用して
いるけれども、照射光量センサ12および輝度センサ1
3と同等の構成を備えれば、ペン入力装置4がない状態
の液晶表示制御装置2のみで、外光の照射条件の変動に
対して情報表示に充分な輝度を確保することができ、か
つ電力消費を抑えることができる効果を奏する。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、反射型液
晶表示デバイスによって情報の表示を行う際に、外光の
照射量を検出し、表示手段の表示輝度を検出して、外光
の照射下で、予め設定される最適基準値を満たす表示輝
度で情報の表示が可能なように、表示手段の前面から背
面の方向に光を照射する前面照明手段の制御を行うこと
ができる。
【0037】また本発明によれば、表示手段で前面照明
手段を制御して表示輝度を適合させる表示輝度の最適基
準値は、基準値変更手段で変更することができるので、
利用者にとって情報の表示が判りやすい最適基準値に、
表示輝度を設定することができる。
【0038】また本発明によれば、点消灯切換手段を手
動で操作し、前面照明手段を点灯状態または消灯状態と
なるように切換え操作することができるので、操作者の
判断で前面照明手段を点灯させたり消灯させたりするこ
とができる。
【0039】さらに本発明によれば、反射型液晶表示デ
バイスの前面でペン入力手段を操作して情報の処理を行
う際に、ペン入力手段の先端寄りの位置に設ける表示輝
度検出手段と、基端寄りの位置に設ける外光量検出手段
によって、表示輝度および外光の照射量を検出しなが
ら、表示輝度が最適基準値となるように前面照明手段を
制御することができる。
【0040】また本発明によれば、ペン入力手段の位置
のデータや、ペン入力手段に設けられる表示輝度検出手
段および外光量検出手段の検出データを、情報処理手段
で処理して、表示輝度データおよび外光の照射量データ
として制御手段に与え、効率よく前面照明手段の制御を
行わせることができる。
【0041】また本発明によれば、ペン入力手段の操作
者が、表示輝度を容易に調整することができる。
【0042】また本発明によれば、ペン入力手段の操作
者が、前面照明手段を点灯状態または消灯状態に切換え
操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のペン入力情報処理装置
1の概略的な構成を示す簡略化した分解斜視図である。
【図2】図1のペン入力情報処理装置1の概略的な電気
的構成を示すブロック図である。
【図3】図1の液晶表示制御装置2の部分的な構成を示
す簡略化した分解斜視図である。
【図4】図1のペン入力情報処理装置1での大略的な制
御の流れを示すブロック図である。
【図5】図2のマイクロコンピュータ21によるフロン
トライト6の制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ペン入力装置 2 液晶表示制御装置 3 情報処理装置 4 ペン入力装置 5 反射型液晶ディスプレイ 6 フロントライト 7 タブレット 10 手 11 センサ付ペン 12 照射光量センサ 13 輝度センサ 14 フロントライト点消灯切換スイッチ 15 基準輝度変更スイッチ 21 マイクロコンピュータ 23 点灯/消灯制御部 24 輝度制御部 27 タブレットコントローラ 31 ペン入力検出手段
フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA18 TA17 2H093 NC48 NC49 NC50 NC54 NC55 ND02 ND07 NE06 5B087 AA09 AB04 AC09 AE09 BC03 BC26 CC02 CC12 CC20 CC24 5G435 AA01 BB12 BB16 DD14 EE22 LL07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射型液晶表示デバイスによって情報の
    表示を行う表示手段と、 表示手段の前面に設けられ、表示パネルの前面から背面
    の方向に光を照射する前面照明手段と、 表示手段からの表示輝度を検出する表示輝度検出手段
    と、 表示パネル前面への外光の照射量を検出する外光量検出
    手段と、 表示輝度検出手段によって検出される表示輝度が予め設
    定される最適基準値を満たすように、外光量検出手段に
    よって検出される外光の照射量に基づき、前面照明手段
    による表示手段への照射光量を制御する照明制御手段と
    を含むことを特徴とする液晶表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記最適基準値を変更可能な基準値変更
    手段を、備えることを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記前面照明手段が点灯状態または消灯
    状態となるように、操作者が手動で切換操作可能な点消
    灯切換手段を備えることを特徴とする請求項1または2
    記載の液晶表示制御装置。
  4. 【請求項4】 反射型液晶表示デバイスによって情報の
    表示を行う表示手段と、 表示手段の前面に設けられ、表示パネルの前面から背面
    の方向に光を照射する前面照明手段と、 操作者の手動操作で、表示手段の前面側を移動可能であ
    り、先端部で位置を指示するペン入力手段と、 ペン入力手段の先端寄りの位置に設けられ、表示手段か
    らの表示輝度を検出する表示輝度検出手段と、 ペン入力手段の基端寄りの位置に設けられ、外光の照射
    量を検出する外光量検出手段と、 ペン入力手段の先端部の位置を検出し、該位置に対応す
    る情報処理を行う情報処理手段とを含むことを特徴とす
    るペン入力情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ペン入力手段への操作の有無を検出
    する操作検出手段を備え、 前記情報処理手段は、操作検出手段によってペン入力手
    段への操作が検出されるとき、前記表示輝度検出手段お
    よび前記外光量検出手段からの検出データを処理し、表
    示輝度データおよび照明量データとして前記照明制御手
    段に与えることを特徴とする請求項4記載のペン入力情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ペン入力手段は、前記最適基準値を
    変更可能な基準値変更手段を、備えることを特徴とする
    請求項4または5記載のペン入力情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ペン入力手段は、前記前面照明手段
    が点灯状態または消灯状態となるように、操作者が手動
    で切換操作可能な点消灯切換手段を備えることを特徴と
    する請求項4〜6のいずれかに記載のペン入力情報処理
    装置。
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