JP2001051258A - 保護膜および液晶表示素子 - Google Patents
保護膜および液晶表示素子Info
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Abstract
が可能な表示性能に優れた液晶表示素子作製のための保
護膜および液晶配向能を有する保護膜を備えた表示性能
に優れた液晶表示素子を提供すること。 【解決手段】 [A](a1)不飽和カルボン酸および
/または不飽和カルボン酸無水物、(a2)エポキシ基
含有不飽和化合物、および(a3)前記(a1)および
(a2)以外のオレフィン系不飽和化合物、の共重合
体、[B]エチレン性不飽和結合を有する重合性化合
物、並びに[C]感放射線重合開始剤を含有する感放射
線性樹脂組成物から形成され、液晶配向能を有する保護
膜およびこの保護膜を備えた液晶表示素子。
Description
表示素子に関する。さらに詳しくは、液晶配向性が良好
であり、かつ、従来の配向膜工程の省略を可能にする、
液晶配向能を有する保護膜および当該保護膜を備えた液
晶表示素子に関する。
リアミドおよびポリエステルなどの樹脂溶液をITO上
に塗布−焼成して薄膜形成し、ラビング処理により液晶
分子の配向能を付与して液晶配向膜とする方法が、液晶
表示素子作製工程で広く用いられてきた。しかしなが
ら、高精細な液晶表示素子においてはラビング処理工程
におけるダストの発生が問題であり、大型液晶表示素子
においては、表示面を均一にムラなくラビングすること
に限界があった。ラビングに代わる配向処理方法として
は、特許第260866号公報に示されているような偏
向紫外線を配向膜に照射する方法や、特開平6−130
391号公報などに示されているようなイオンビームを
配向膜に照射する方法が提案されている。
光デバイスは、製造工程中に、例えば溶剤、酸、アルカ
リ溶液などに浸漬処理されたり、配線電極層を製膜する
際にスパッタリングにより表面が局部的に高温加熱され
るなどの苛酷な処理を受けることがある。このため、こ
れら素子には、製造時の変質を防ぐためにその表面に保
護膜が設けられる場合がある。この保護膜には、上記の
ような処理に耐えうる諸特性が要求され、具体的には、
基体または下層との密着性に優れていること、平滑で表
面硬度が高いこと、透明性に優れていること、長期に亘
って着色、黄変、白化等の変質がないように耐熱性およ
び耐光性に優れていること、耐溶剤性、耐酸性、耐アル
カリ性などの耐薬品性や耐水性に優れていることなどが
要求される。
どによれば、最近、有効画素部以外の場所にスペーサー
を形成することができる、セルギャップ幅のコントロー
ルが容易などの観点から、スペーサーをフォトリソグラ
フィーにより形成する方法が提案されているが、フォト
リソグラフィー工程が1つ増えることにより、コスト高
というデメリットがあった。
ストで、スペーサーレス、ラビングレスが可能な表示性
能に優れた液晶表示素子作製のための保護膜を提供する
ことにある。本発明の他の目的は、本発明の液晶配向能
を有する保護膜を備えた、表示性能に優れた液晶表示素
子を提供することにある。本発明のさらに他の目的およ
び利点は、以下の説明から明らかになろう。
利点は、本発明によれば、第1に、[A](a1)不飽
和カルボン酸および/または不飽和カルボン酸無水物、
(a2)エポキシ基含有不飽和化合物、および(a3)
前記(a1)および(a2)以外のオレフィン系不飽和
化合物、の共重合体、[B]エチレン性不飽和結合を有
する重合性化合物、並びに[C]感放射線重合開始剤を
含有する感放射線性樹脂組成物から形成され、液晶配向
能を有する保護膜によって達成される。
2に、上記感放射線性組成物から形成された有機膜にイ
オンビームを照射して得られた保護膜によって達成され
る。さらに、本発明の上記目的および利点は、第3に、
上記保護膜を備えた液晶表示素子によって達成される。
「有機膜にイオンビームを照射することによって、有機
膜上に微細な溝が形成され、液晶分子がこの溝の角度、
方向によって立体的な規制を受けて配向する」ものと考
えられる。従って、イオンビームによる配向処理が施さ
れる有機膜に要求される特性は、イオンビームによっ
て、容易にエッチングされること。形成された溝が変
形しにくいこと、つまり、熱などの外的刺激によって分
子鎖が運動しにくいことである。
意検討を重ねた結果、保護膜の形成材料として好適に用
いられる上記[A]、[B]および[C]成分を含有す
る感放射線性樹脂組成物から得られる有機膜が、上記の
如き要求を満たしているとともに、保護膜として従来か
ら要求される諸特性を備えていることを究明し、本発明
に到達した。すなわち、本発明で用いられる保護膜は、
液晶配向膜としての機能をも有し、なおかつフォトリソ
グラフィー法により有効画素部以外の場所にスペーサー
機能を有する部位を形成することも可能である。
線性樹脂組成物について詳述する。本発明で用いられる
感放射線性樹脂組成物は、上記のとおり、共重合体
[A]、重合性化合物[B]および重合開始剤[C]か
らなる。
よび化合物(a3)を溶媒中で、重合開始剤の存在下に
ラジカル重合することによって製造することができる。
合物(a1)から誘導される構成単位を、好ましくは3
〜25重量%、特に好ましくは5〜20重量%含有して
いる。この構成単位が3重量%未満である共重合体は、
アルカリ水溶液に溶解しにくくなり、一方25重量%を
超える共重合体はアルカリ水溶液に対する溶解性が大き
くなりすぎる傾向にあり、保護膜の膜厚のコントロール
が困難になる。化合物(a1)としては、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸などのモノカルボン
酸;マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、メサコン
酸、イタコン酸などのジカルボン酸;およびこれらジカ
ルボン酸の無水物が挙げられる。これらのうち、アクリ
ル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸などが共重合反応
性、アルカリ水溶液に対する溶解性および入手が容易で
ある点から好ましく用いられる。これらは、単独である
いは組み合わせて用いられる。
合物(a2)から誘導される構成単位を、好ましくは1
0〜70重量%、特に好ましくは20〜60重量%含有
している。この構成単位が10重量%未満の場合は、ス
ペーサー機能を有する保護膜を形成する場合に、得られ
るスペーサー部位の強度が低下する傾向にあり、一方7
0重量%を超える場合は共重合体の保存安定性が低下す
る傾向にある。
酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、α−エチルア
クリル酸グリシジル、α−n−プロピルアクリル酸グリ
シジル、α−n−ブチルアクリル酸グリシジル、アクリ
ル酸−3,4−エポキシブチル、メタクリル酸−3,4−
エポキシブチル、アクリル酸−6,7−エポキシヘプチ
ル、メタクリル酸−6,7−エポキシヘプチル、α−エ
チルアクリル酸−6,7−エポキシヘプチル、o−ビニ
ルベンジルグリシジルエーテル、m−ビニルベンジルグ
リシジルエーテル、p−ビニルベンジルグリシジルエー
テルなどが挙げられる。これらのうち、メタクリル酸グ
リシジル、メタクリル酸−6,7−エポキシヘプチル、
o−ビニルベンジルグリシジルエーテル、m−ビニルベ
ンジルグリシジルエーテル、p−ビニルベンジルグリシ
ジルエーテルなどが共重合反応性を高めるとともに、得
られる保護膜の膜強度を高める点から好ましく用いられ
る。これらは、単独であるいは組み合わせて用いられ
る。
合物(a3)から誘導される構成単位を、好ましくは1
0〜70重量%、特に好ましくは20〜50重量%含有
している。この構成単位が10重量%未満の場合は、共
重合体[A]の保存安定性が低下する傾向にあり、一方
70重量%を超える場合は共重合体[A]がアルカリ水
溶液に溶解しにくくなる。
タクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルメタ
クリレート、sec−ブチルメタクリレート、t−ブチ
ルメタクリレートなどのメタクリル酸アルキルエステ
ル;メチルアクリレート、イソプロピルアクリレートな
どのアクリル酸アルキルエステル;シクロヘキシルメタ
クリレート、2−メチルシクロヘキシルメタクリレー
ト、ジシクロペンタニルメタクリレート、ジシクロペン
タニルオキシエチルメタクリレート、イソボロニルメタ
クリレートなどのメタクリル酸環状アルキルエステル;
シクロヘキシルアクリレート、2−メチルシクロヘキシ
ルアクリレート、ジシクロペンタニルアクリレート、ジ
シクロペンタオキシエチルアクリレート、イソボロニル
アクリレートなどのアクリル酸環状アルキルエステル;
フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリレートなど
のメタクリル酸アリールエステル;フェニルアクリレー
ト、ベンジルアクリレートなどのアクリル酸アリールエ
ステル;マレイン酸ジエチル、フマル酸ジエチル、イタ
コン酸ジエチルなどのジカルボン酸ジエステル;2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレートなどのヒドロキシアルキルエステル;
およびスチレン、α−メチルスチレン、m−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−メト
キシスチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリルアミド、メ
タクリルアミド、酢酸ビニル、1,3−ブタジエン、イ
ソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエンなどが
挙げられる。
クリレート、ジシクロペンタニルメタクリレート、p−
メトキシスチレン、2−メチルシクロヘキシルアクリレ
ート、1,3−ブタジエンなどが共重合反応性およびア
ルカリ水溶液に対する溶解性の点から好ましい。これら
は、単独であるいは組み合わせて用いられる。
[A]は、カルボキシル基および/またはカルボン酸無
水物基ならびにエポキシ基とを有しており、アルカリ水
溶液に対して適切な溶解性を有するとともに、特別な硬
化剤を併用しなくとも加熱により容易に硬化させること
ができる。
脂組成物は、現像する際に良好なアルカリ溶解性を示
し、また膜べりすることなく、容易に所定パターンの保
護膜を形成することができる。
しては、具体的には、例えばメタノール、エタノールな
どのアルコール類;テトラヒドロフランなどのエーテル
類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテルなどのグリコールエーテ
ル類;メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブ
アセテートなどのエチレングリコールアルキルエーテル
アセテート類;ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジエチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチ
ルエーテルなどのジエチレングリコール類;プロピレン
グリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチ
ルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテル、
プロピレングリコールブチルエーテルなどのプロピレン
グリコールモノアルキルエーテル類;プロピレングリコ
ールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコール
エチルエーテルアセテート、プロピレングリコールプロ
ピルエーテルアセテート、プロピレングリコールブチル
エーテルアセテートなどのプロピレングリコールアルキ
ルエーテルアセテート類;プロピレングリコールメチル
エーテルプロピオネート、プロピレングリコールエチル
エーテルプロピオネート、プロピレングリコールプロピ
ルエーテルプロピオネート、プロピレングリコールブチ
ルエーテルプロピオネートなどのプロピレングリコール
アルキルエーテルアセテート類;トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素類;メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノン、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノ
ンなどのケトン類;および酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル、2−ヒドロキシプロピオン酸
エチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸メチ
ル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、
ヒドロキシ酢酸メチル、ヒドロキシ酢酸エチル、ヒドロ
キシ酢酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸プロピ
ル、乳酸ブチル、3−ヒドロキシプロピオン酸メチル、
3−ヒドロキシプロピオン酸エチル、3−ヒドロキシプ
ロピオン酸プロピル、3−ヒドロキシプロピオン酸ブチ
ル、2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸メチル、メト
キシ酢酸メチル、メトキシ酢酸エチル、メトキシ酢酸プ
ロピル、メトキシ酢酸ブチル、エトキシ酢酸メチル、エ
トキシ酢酸エチル、エトキシ酢酸プロピル、エトキシ酢
酸ブチル、プロポキシ酢酸メチル、プロポキシ酢酸エチ
ル、プロポキシ酢酸プロピル、プロポキシ酢酸ブチル、
ブトキシ酢酸メチル、ブトキシ酢酸エチル、ブトキシ酢
酸プロピル、ブトキシ酢酸ブチル、2−メトキシプロピ
オン酸メチル、2−メトキシプロピオン酸エチル、2−
メトキシプロピオン酸プロピル、2−メトキシプロピオ
ン酸ブチル、2−エトキシプロピオン酸メチル、2−エ
トキシプロピオン酸エチル、2−エトキシプロピオン酸
プロピル、2−エトキシプロピオン酸ブチル、2−ブト
キシプロピオン酸メチル、2−ブトキシプロピオン酸エ
チル、2−ブトキシプロピオン酸プロピル、2−ブトキ
シプロピオン酸ブチル、3−メトキシプロピオン酸メチ
ル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシプ
ロピオン酸プロピル、3−メトキシプロピオン酸ブチ
ル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプ
ロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸プロピ
ル、3−エトキシプロピオン酸ブチル、3−プロポキシ
プロピオン酸メチル、3−プロポキシプロピオン酸エチ
ル、3−プロポキシプロピオン酸プロピル、3−プロポ
キシプロピオン酸ブチル、3−ブトキシプロピオン酸メ
チル、3−ブトキシプロピオン酸エチル、3−ブトキシ
プロピオン酸プロピル、3−ブトキシプロピオン酸ブチ
ルなどのエステル類が挙げられる。
始剤としては、一般的にラジカル重合開始剤として知ら
れているものが使用でき、例えば2,2’−アゾビスイ
ソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメ
チルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス−(4−メ
トキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)などのアゾ
化合物;ベンゾイルペルオキシド、ラウロイルペルオキ
シド、t−ブチルペルオキシピバレート、1,1’−ビ
ス−(t−ブチルペルオキシ)シクロヘキサンなどの有
機過酸化物;および過酸化水素が挙げられる。ラジカル
重合開始剤として過酸化物を用いる場合には、過酸化物
を還元剤とともに用いてレドックス型開始剤としてもよ
い。
リスチレン換算重量平均分子量(以下、「Mw」とい
う)が、通常、2×103〜5×105、好ましくは5×
103〜1×105であることが望ましい。Mwが2×1
03未満であると、得られる被膜は、現像性、残膜率な
どが低下したり、またパターン形状、耐熱性などに劣る
ことがあり、一方5×105を超えると、アルカリ溶解
性が低下しすぎたりパターン形状に劣ることがある。
能、2官能または3官能以上の(メタ)アクリレート
が、重合性が良好であり、得られる保護膜の膜強度が向
上する点から好ましく用いられる。
は、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、カルビトール(メタ)アクリレート、イソボルニル
(メタ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)ア
クリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−
2−ヒドロキシプロピルフタレートなどが挙げられ、そ
の市販品としては、例えばアロニックスM−101、同
M−111、同M−114(東亜合成化学工業(株)
製)、KAYARAD TC−110S、同TC−12
0S(日本化薬(株)製)、ビスコート158、同23
11(大阪有機化学工業(株)製)が挙げられる。
は、例えばエチレングリコール(メタ)アクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,
9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、ポリプロ
ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノキ
シエタノールフルオレンジアクリレートなどが挙げら
れ、その市販品としては、例えばアロニックスM−21
0、同M−240、同M−6200(東亜合成化学工業
(株)製)、KAYARAD HDDA、同HX−22
0、同R−604(日本化薬(株)製)、ビスコート2
60、同312、同335HP(大阪有機化学工業
(株)製)などが挙げられる。
しては、例えばトリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、トリ((メタ)アクリロイロキシエチル)フォ
スフェート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アク
リレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アク
リレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アク
リレートなどが挙げられ、その市販品としては、例えば
アロニックスM−309、同M−400、同M−40
2、同M−405、同M−450、同M−7100、同
M−8030、同M−8060(東亜合成化学工業
(株)製)、KAYARAD TMPTA、同DPH
A、同DPCA−20、同DPCA−30、同DPCA
−60、同DPCA−120(日本化薬(株)製)、ビ
スコート295、同300、同360、同GPT、同3
PA、同400(大阪有機化学工業(株)製)などが挙
げられる。これらの単官能、2官能または3官能以上の
(メタ)アクリレートは、単独であるいは組み合わせて
用いられる。
ジカル重合開始剤、感放射線カチオン重合開始剤などを
使用することができる。
線照射条件が酸素雰囲気下であるか、無酸素雰囲気下で
あるかを考慮することが必要である。放射線照射を無酸
素雰囲気下で行う場合には、一般的なあらゆる種類の感
放射線ラジカル重合開始剤および感放射線カチオン重合
開始剤を使用することができる。一方、酸素雰囲気下で
放射線照射を行うときには、感放射線ラジカル重合開始
剤の種類によっては、酸素によりラジカルが失活し、感
度の低下が起こり、スペーサー機能を有する保護膜を形
成する場合に、スペーサー部位となる放射線照射部分の
残膜率、圧縮強度などが充分に得られない場合があり、
感放射線ラジカル重合開始剤を選択して使用する必要が
ある。しかし、感放射線カチオン重合開始剤は、酸素に
よる活性種の失活はほとんどなく、酸素雰囲気下でも、
無酸素雰囲気下でも区別なく自由に使用できる。
えばベンジル、ジアセチルなどのα−ジケトン類;ベン
ゾインなどのアシロイン類;ベンゾインメチルエーテ
ル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピ
ルエーテルなどのアシロインエーテル類;チオキサント
ン、2,4−ジエチルチオキサントン、チオキサントン
−4−スルホン酸、ベンゾフェノン、4,4’−ビス
(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4’−ビス
(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンなどのベンゾフェノ
ン類;アセトフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェ
ノン、α,α’−ジメトキシアセトキシベンゾフェノ
ン、2,2’−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、p−メトキシアセトフェノン、2−メチル[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−1−プ
ロパノン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−
(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オンなど
のアセトフェノン類;アントラキノン、1,4−ナフト
キノンなどのキノン類;フェナシルクロライド、トリブ
ロモメチルフェニルスルホン、トリス(トリクロロメチ
ル)−s−トリアジンなどのハロゲン化合物;2,4,6
−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイ
ドなどのアシルホスフィンオキサイド;およびジ−t−
ブチルパーオキサイドなどの過酸化物が挙げられる。
としては、たとえばIRGACURE−184、同36
9、同500、同651、同907、同1700、同8
19、同1000、同2959、同149、同180
0、同1850、Darocur−1173、同111
6、同2959、同1664、同4043(チバ・スペ
シャルティ・ケミカルズ社製)、KAYACURE−D
ETX 、同 MBP、同 DMBI 、同 EPA、
同 OA(日本化薬(株)製)、VICURE−10、
同55(STAUFFER Co.LTD 製)、TR
IGONALP1(AKZO Co.LTD 製)、S
ANDORAY 1000(SANDOZCo.LTD
製)、DEAP(APJOHN Co.LTD
製)、QUANTACURE−PDO、同 ITX、同
EPD(WARD BLEKINSOP Co.LT
D 製)等が挙げられる。
ては、例えばフェニルジアゾニウムテトラフルオロボレ
ート、フェニルジアゾニウムヘキサフルオロホスホネー
ト、フェニルジアゾニウムヘキサフルオロアルセネー
ト、フェニルジアゾニウムトリフルオロメタンスルホナ
ート、フェニルジアゾニウムトリフルオロアセテート、
フェニルジアゾニウム−p−トルエンスルホナ塩類;お
よび(1−6−η−クメン)(η−シクロペンタジエニ
ル)鉄(1+)六フッ化リン酸(1−)などのメタロセ
ン化合物が挙げられる。
としては、例えばジアゾニウム塩であるアデカウルトラ
セットPP−33(旭電化工業(株)製)、スルホニウ
ム塩であるOPTOMER SP−150、同−170
(旭電化工業(株)製)、およびメタロセン化合物であ
るIrgacure261(チバ・スペシャルティ・ケ
ミカルズ社製)などが挙げられる。
または感放射線カチオン重合開始剤と感放射線増感剤と
を併用することによって酸素による失活の少ない、高感
度の感放射線性樹脂組成物を得ることも可能である。使
用される放射線としては、可視光線、紫外線、遠紫外
線、電子線、X線等を使用できるが、波長が190〜4
50nmの範囲にある放射線が好ましく、特に360n
mの放射線(紫外線)が好ましい。
[A]、重合性化合物[B]および重合開始剤[C]の
各成分を均一に混合することによって調製される。通
常、本発明の感放射線性樹脂組成物は、適当な溶媒に溶
解されて溶液状態で用いられる。例えば共重合体
[A]、重合性化合物[B]、重合開始剤[C]および
その他の配合剤を、所定の割合で混合することにより、
溶液状態の感放射線性樹脂組成物を調製することができ
る。
体[A]100重量部に対して、重合性化合物[B]
を、好ましくは10〜150重量部、より好ましくは2
0〜120重量部および重合開始剤[C]を、好ましく
は1〜50重量部、より好ましくは5〜30重量部の割
合で含有している。
合は、スペーサー機能を有する保護膜を形成する場合に
得られるスペーサーの膜べりや強度の低下を生じやす
く、150重量部を超える場合は得られる保護膜の膜厚
のコントロールが困難になる。また重合開始剤[C]の
量が1重量部未満の場合は、スペーサー機能を有する保
護膜を形成する場合に得られるスペーサー部位の膜べり
や強度の低下を生じやすく、50重量部を超える場合は
液晶中への溶出物が増加し得られる液晶表示素子の電圧
保持率が低下しやすい。
いられる溶媒としては、共重合体[A]、重合性化合物
[B]および重合開始剤[C]の各成分を均一に溶解
し、各成分と反応しないものが用いられる。
ルなどのアルコール類;テトラヒドロフランなどのエー
テル類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチ
レングリコールモノエチルエーテルなどのグリコールエ
ーテル類;メチルセロソルブアセテート、エチルセロソ
ルブアセテートなどのエチレングリコールアルキルエー
テルアセテート類;ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジ
エチレングリコールジメチルエーテルなどのジエチレン
グリコール類;プロピレングリコールメチルエーテル、
プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリ
コールプロピルエーテル、プロピレングリコールブチル
エーテルなどのプロピレングリコールモノアルキルエー
テル類;プロピレングリコールメチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールエチルエーテルアセテート、
プロピレングリコールプロピルエーテルアセテート、プ
ロピレングリコールブチルエーテルアセテートなどのプ
ロピレングリコールアルキルエーテルアセテート類;プ
ロピレングリコールメチルエーテルプロピオネート、プ
ロピレングリコールエチルエーテルプロピオネート、プ
ロピレングリコールプロピルエーテルプロピオネート、
プロピレングリコールブチルエーテルプロピオネートな
どのプロピレングリコールアルキルエーテルアセテート
類;トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン、4−ヒドロキシ−
4−メチル−2−ペンタノンなどのケトン類;および酢
酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、2
−ヒドロキシプロピオン酸エチル、2−ヒドロキシ−2
−メチルプロピオン酸メチル、2−ヒドロキシ−2−メ
チルプロピオン酸エチル、ヒドロキシ酢酸メチル、ヒド
ロキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸ブチル、乳酸メチ
ル、乳酸エチル、乳酸プロピル、乳酸ブチル、3−ヒド
ロキシプロピオン酸メチル、3−ヒドロキシプロピオン
酸エチル、3−ヒドロキシプロピオン酸プロピル、3−
ヒドロキシプロピオン酸メチル、3−ブトキシプロピオ
ン酸エチル、3−ブトキシプロピオン酸プロピル、3−
ブトキシプロピオン酸ブチルなどのエステル類が挙げら
れる。
反応性および塗膜の形成のしやすさから、グリコールエ
ーテル類、エチレングリコールアルキルエーテルアセテ
ート類、エステル類およびジエチレングリコール類が好
ましく用いられる。
することもできる。併用できる高沸点溶媒としては、例
えばN−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルム
アミド、N−メチルホルムアニリド、N−メチルアセト
アミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピ
ロリドン、ジメチルスルホキシド、ベンジルエチルエー
テル、ジヘキシルエーテル、アセトニルアセトン、イソ
ホロン、カプロン酸、カプリル酸、1−オクタノール、
1−ノナノール、ベンジルアルコール、酢酸ベンジル、
安息香酸エチル、シュウ酸ジエチル、マレイン酸ジエチ
ル、γ−ブチロラクトン、炭酸エチレン、炭酸プロピレ
ン、フェニルセロソルブアセテートなどが挙げられる。
本発明の感放射線性樹脂組成物は、本発明の目的を損な
わない範囲で、必要に応じて上記以外に他の成分を含有
していてもよい。
するための界面活性剤を挙げることができる。その市販
品としては、例えばBM−1000、BM−1100
(BMCHEMIE社製)、メガファックF142D、
同F172、同F173、同F183(大日本インキ化
学工業(株)製)、フロラードFC−135、同FC−
170C、同FC−430、同FC−431(住友スリ
ーエム(株)製)、サーフロンS−112、同S−11
3、同S−131、同S−141、同S−145、同S
−382、同SC−101、同SC−102、同SC−
103、同SC−104、同SC−105、同SC−1
06(旭硝子(株)製)、エフトップEF301、同3
03、同352(新秋田化成(株)製)、SH−28P
A、SH−190、SH−193、SZ−6032、S
F−8428、DC−57、DC−190(東レシリコ
ーン(株)製)などフッ素およびシリコーン系界面活性
剤が挙げられる。
エーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポ
リオキシエチレンオレイルエーテルなどのポリオキシエ
チレンアルキルエーテル類;ポリオキシエチレンオクチ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテルなどのポリオキシエチレンアリールエーテル
類;ポリオキシエチレンジラウレート、ポリオキシエチ
レンジステアレートなどのポリオキシエチレンジアルキ
ルエステル類などのノニオン系界面活性剤;オルガノシ
ロキサンポリマーKP341(信越化学工業(株)
製)、(メタ)アクリル酸系共重合体ポリフローNo.
57、95(共栄社油脂化学工業(株)製)などが挙げ
られる。
00重量部に対して、好ましくは5重量部以下、より好
ましくは2重量部以下で用いられる。界面活性剤の量が
5重量部を超える場合は、塗布時の膜あれが生じやすく
なる。
着助剤を使用することもできる。このような接着助剤と
しては、官能性シランカップリング剤が好ましく使用さ
れ、例えばカルボキシル基、メタクリロイル基、イソシ
アネート基、エポキシ基などの反応性置換基を有するシ
ランカップリング剤が挙げられる。具体的にはトリメト
キシシリル安息香酸、γ−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニル
トリメトキシシラン、γ−イソシアナートプロピルトリ
エトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エ
チルトリメトキシシランなどが挙げられる。
00重量部に対して、好ましくは20重量部以下、より
好ましくは10重量部以下の量で用いられる。接着助剤
の量が20重量部を超える場合は、現像残りが生じやす
くなる。また上記のように調製された組成物溶液は、孔
径0.5μm程度のミリポアフィルタなどを用いて濾過
した後、使用に供することもできる。
形成する場合は、まず、該組成物を下地基板表面、通
常、パターニングされた透明導電膜が設けられた基板の
透明導電膜側表面に塗布し、プレベークにより溶媒を除
去することによって塗膜を形成する。このときプレベー
クの温度、時間を調整することで塗膜の膜厚をコントロ
ールすることもできる。次に、スペーサー機能を有さな
い保護膜を形成しようとする場合には、保護膜が所定の
膜厚になるように使用する現像液の種類、現像液濃度、
現像時間、現像方法を選択し現像する。その後ポストベ
ークを行い塗膜を硬化させる。ポストベークの前に全面
を露光し未架橋の保護膜部を光架橋させてもよい。
成しようとする場合には、所定のマスクを介してスペー
サー部位のみを露光後、各部位が所定の膜厚になるよう
に使用する現像液の種類、現像液濃度、現像時間、現像
方法を選択し現像する。その後ポストベークを行い塗膜
を硬化させる。ポストベークの前に全面を露光し未架橋
の保護膜部を光架橋させてもよい。また、スペーサー部
位を露光した後、スペーサー部位よりも低い露光量でス
ペーサー部位以外の保護膜部を露光してもよい。
として、例えばスプレー法、ロールコート法、回転塗布
法などの各種の方法を採用することができる。また、プ
レベークの条件は、各成分の種類、配合割合などによっ
ても異なるが、通常70〜120℃で1〜15分間程度
である。次にプレベークされた塗膜に、スペーサーを有
する保護膜を形成しようとする場合には、所定パターン
マスクを介して紫外線などの放射線を照射し、さらに現
像液により現像し、不要な部分を除去して所定パターン
を形成する。現像方法は液盛り法、ディッピング法、シ
ャワー法などのいずれでもよく、現像時間は通常10〜
180秒間である。
えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、アンモ
ニアなどの無機アルカリ類;エチルアミン、n−プロピ
ルアミンなどの1級アミン類;ジエチルアミン、ジ−n
−プロピルアミンなどの2級アミン類;トリメチルアミ
ン、メチルジエチルアミン、ジメチルエチルアミン、ト
リエチルアミンなどの3級アミン類;ジメチルエタノー
ルアミン、メチルジエタノールアミン、トリエタノール
アミンなどの3級アミン類;ピロール、ピペリジン、N
−メチルピペリジン、N−メチルピロリジン、1,8−
ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5
−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネンなどの環状
3級アミン類;ピリジン、コリジン、ルチジン、キノリ
ンなどの芳香族3級アミン類;テトラメチルアンモニウ
ムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシ
ドなどの4級アンモニウム塩の水溶液を使用することが
できる。また上記アルカリ水溶液に、メタノール、エタ
ノールなどの水溶性有機溶媒および/または界面活性剤
を適当量添加した水溶液を現像液として使用することも
できる。
さらに圧縮空気や圧縮窒素で風乾させることによって、
保護膜が形成される。その後この保護膜を、ホットプレ
ート、オーブンなどの加熱装置により、所定温度、例え
ば150〜250℃で、所定時間、例えばホットプレー
ト上なら5〜30分間、オーブン中では30〜90分間
加熱処理をすることにより目的とする保護膜を得ること
ができる。スペーサー機能を有する保護膜を形成する場
合、スペーサー部位以外の保護膜層の厚みは、現像条件
の制御などの手法によって、0.01μm〜1μmに制
御されていることが好ましく、更に好ましくは0.03
μm〜0.2μmの範囲である。0.01μm未満では保
護膜層による下地の凹凸低減効果、下地からの汚染防止
効果が十分発揮されず、1μm以上では、液晶表示素子
としての残像特性が悪化する。また、スペーサー部位の
形状は、通常、柱状に形成される。
照射することにより、液晶分子の配向能を被膜に付与す
ることができる。イオンビームのイオン種としては、窒
素、ヘリウム、アルゴン、ネオン、ガリウムなどのイオ
ンビームを用い、イオンビーム照射時あるいは照射後
に、イオン中和のための電子を供給することが好まし
い。イオンにかかる加速電圧は1キロV以下であり、好
ましくは100〜500Vである。 また、イオンビー
ムの基板に対する照射方向を、法線方向から傾けること
によって、プレチルト角を持たせて液晶を配向させるこ
とも可能である。
開平8−234207号公報、特開平7−168187
号公報、特開平6−222366号公報や特開平6−2
81937号公報に示されているような、紫外線、イオ
ンビーム、電子ビームを部分的に照射することによって
プレチルト角を変化させるような処理、あるいは特開平
5−107544号公報に示されているような、上記配
向処理された液晶配向膜上にレジスト膜を部分的に形成
し、先行の液晶配向方向とは異なる方向に配向処理を行
った後、前記レジスト膜を除去して、液晶配向方向を変
化させるような処理を行うことによって、液晶表示素子
の視界特性を改善することも可能である。
る。まず、本発明の液晶配向能を有する保護膜が形成さ
れた基板を2枚作成し、それぞれの保護膜における液晶
配向方向が直交または逆平行となるように、2枚の基板
を間隙(セルギャップ)を介して対向させ、2枚の基板
の周辺部をシール剤を用いて貼り合わせ、基板の表面お
よびシール剤により区画されたセルギャップ内に液晶を
充填し、充填孔を封止して液晶セルを構成する。そし
て、液晶セルの外表面、すなわち、液晶セルを構成する
それぞれの基板の他面側に、偏光板を、その偏光方向が
当該基板の一面に形成された保護膜の液晶配向方向と一
致または直交するように貼り合わせることにより、本発
明の液晶表示素子を得る。上記シール剤としては、例え
ば硬化剤およびスペーサーとしての酸化アルミニウム球
を含有したエポキシ樹脂などを用いることができる。
液晶、スメクティック型液晶を挙げることができる。そ
の中でもネマティック型液晶が好ましく、例えばシッフ
ベース系液晶、アゾキシ系液晶、ビフェニル系液晶、フ
ェニルシクロヘキサン系液晶、エステル系液晶、ターフ
ェニル系液晶、ビフェニルシクロヘキサン系液晶、ピリ
ミジン系液晶、ジオキサン系液晶、ビシクロオクタン系
液晶、キュバン系液晶などが用いられる。また、これら
の液晶に、例えばコレスチルクロライド、コレステリル
ノナエート、コレステリルカーボネートなどのコレステ
リック液晶や商品名「C−15」、「CB−15」(メ
ルク社製)として販売されているようなカイラル剤など
を添加して使用することもできる。さらに、p−デシロ
キシベンジリデン−p−アミノ−2−メチルブチルシン
ナメートなどの強誘電性液晶も使用することができる。
としては、ポリビニルアルコールを延伸配向させなが
ら、ヨウ素を吸収させたH膜と呼ばれる偏光膜を酢酸セ
ルロース保護膜で挟んだ偏光板またはH膜そのものから
なる偏光板などを挙げることができる。
に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるも
のではない。以下の実施例および比較例により作製され
た各液晶表示素子における評価方法を以下に示す。
ン中で保管後の2時点で顕微鏡観察し、異常ドメインの
有無を目視評価。いずれの時点でも、電圧をオン・オフ
させた時に液晶セル中の異常ドメインがない場合を「良
好」と判断。 (II)液晶表示素子の残像消去時間 液晶表示素子に直流電圧5Vを24時間印加した後電圧
をOFFとし、目視で残像が消去するまでの時間を測定
した。5分以内であれば良好である。 (III)液晶表示素子の電圧保持率 液晶表示素子に5Vの電圧を60マイクロ秒の印加時
間、500ミリ秒のスパンで印加した後、印加解除から
500ミリ秒後の電圧保持率を測定した。測定装置は
(株)東陽テクニカ製VHR−1を使用し、60℃で行
った。 (IV)液晶表示素子のプレチルト角 「T.J.Schffer,et.al.,J.Appl.Ph
ys.,vol.19,2013(1980)」に記載の方
法に準拠し、He−Neレーザー光を用いる結晶回転法
により測定した。
サー機能を有する保護膜の性能評価] (I)スペーサー強度の評価 得られたスペーサー付き保護膜のスペーサー部位の圧縮
強度を微小圧縮試験機(MCTM−200、島津製作所
製)を用いて評価した。直径50μmの平面圧子によ
り、一定速度でスペーサー部位に荷重を加え(0.27
gf/sec.)、スペーサー部位に割れ、破壊が生じ
たときの荷重(破壊荷重)、歪み(破壊歪み:破壊時の
圧縮変位をスペーサー部位の高さで割った値を%で表し
たもの)を測定した(測定温度:23℃)。結果を表1
に示す。
査型電子顕微鏡で観察した。断面形状の評価基準を図1
に示す。形状がAやBのように長方形あるいは台形のス
ペーサー部位が薄膜上に形成された場合を良好(○)と
し、Cのようにスペーサー部位とその他の部位との境界
部に歪みが生じたり、Dのように保護膜部に膜荒れが見
られたときは不良(×)とした。
ブン中、250℃で60分加熱した。スペーサー部位の
高さおよびスペーサー部位以外の保護膜部膜厚の寸法変
化率が加熱前後で5%以内で断面形状に変化がない時を
○、寸法変化率が5%を越える時、あるいは、パターン
の断面形状が上記(III)においてA,B以外に変形した
ときを×とした。
(株)製))を用いてスペーサー部位以外の保護膜部の4
00〜800nmの透過率を測定した。このとき最低透
過率が97%を超えた場合を[○]、90〜97%の場
合を[△]、90%未満の場合を[×]とした。
後におけるスペーサー部位以外の保護膜部の透過率の変
化により耐熱変色性を評価した。このときの変化率が5
%未満である場合を[○]、5〜10%である場合を
[△]、10%を超えた場合を[×]とした。なお透過
率は(V)透明性の評価と同様にして求めた。
4時間)後の碁盤目テープ剥離試験により評価した。評
価結果は碁盤目100個中、残った碁盤目の数で表し
た。
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)7重量部および
ジエチレングリコールメチルエチルエーテル200重量
部を仕込んだ。引き続きスチレン25重量部、メタクリ
ル酸10重量部、メタクリル酸ジシクロペンタニル20
重量部、メタクリル酸グリシジル45重量部を仕込み窒
素置換した後、ゆるやかに撹拌を始めた。溶液の温度を
70℃に上昇させ、この温度を5時間保持し共重合体
[A−1]を含む重合体溶液を得た。得られた重合体溶
液の固形分濃度は33.0重量%であり、重合体の重量
平均分子量は、24,000であった(重量平均分子量
はGPC(ゲルパーミエイションクロマトグラフィー)
HLC−8020(東ソー(株)製)を用いて測定し
たポリスチレン換算分子量である)。
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)7重量部および
ジエチレングリコールメチルエチルエーテル200重量
部を仕込んだ。引き続きスチレン21重量部、メタクリ
ル酸16重量部、メタクリル酸ジシクロペンタニル18
重量部およびメタクリル酸グリシジル45重量部を仕込
み窒素置換した後、ゆるやかに撹拌を始めた。溶液の温
度を70℃に上昇させ、この温度を5時間保持し共重合
体[A−2]を含む重合体溶液を得た。得られた重合体
溶液の固形分濃度は33.2重量%であり、重合体の重
量平均分子量は、27,000であった。
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)5重量部および
ジエチレングリコールメチルエチルエーテル150重量
部を仕込んだ。引き続きスチレン21重量部、メタクリ
ル酸16重量部、メタクリル酸ジシクロペンタニル18
重量部およびメタクリル酸グリシジル40重量部を仕込
み窒素置換した後、さらに1,3−ブタジエンを5重量
部仕込みゆるやかに撹拌を始めた。溶液の温度を70℃
に上昇させ、この温度を5時間保持し共重合体[A−
3]を含む重合体溶液を得た。得られた重合体溶液の固
形分濃度は32.5重量%であり、重合体の重量平均分
子量は、30,000であった。
(固形分)と、成分[B]としてのKAYARAD D
PHA(日本化薬(株)製)50重量部と、成分[C]
としての2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニ
ル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン(イルガキ
ュア907;チバ・スペシャルティー・ケミカルズ社
製)30重量部とを混合し、固形分濃度が33重量%に
なるようにジエチレングリコールメチルエチルエーテル
に溶解させた後、孔径0.5μmのミリポアフィルタで
濾過して感放射線性樹脂組成物の溶液(S−1)を調製
した。
成 ガラス基板上にスピンナーを用いて、上記組成物溶液
(S−1)を塗布した後、90℃で3分間ホットプレー
ト上でプレベークして塗膜を形成した。上記で得られた
塗膜に所定パターンマスクを用いて、365nmでの強
度が10mW/cm2である紫外線をスペーサー部位に
30秒間照射した。この際の紫外線照射は酸素雰囲気下
(空気中)で行った。次いでテトラメチルアンモニウム
ヒドロキシド0.5重量%水溶液で25℃で90秒間現
像した後、純水で1分間リンスした。これらの操作によ
り、パターン底部が12μm×12μm角のスペーサー
パターンを形成することができた。次いで、365nm
での強度が10mW/cm2である紫外線を全面に30
秒間照射した。
保護膜をオーブン中で220℃で60分間加熱し硬化さ
せスペーサー部位の高さ3.5μmでスペーサー部位以
外の保護膜部の膜厚が0.1μmのスペーサー機能を有
する薄膜を得た(ここでのスペーサー部位の高さとは保
護膜上面からスペーサー上部までの高さを言う)。スペ
ーサー部位の形状、力学特性、密着性など諸性能の評価
結果を表1にまとめた。
れた基板を2枚準備し、それぞれの膜表面に、基板から
の角度が法線方向に40°となる方向から、アルゴンイ
オンビームを真空下、200Vの加速電圧で、10秒間
照射した。次に、上記一対の基板の保護膜を有するそれ
ぞれの外縁に、直径5.5μmの酸化アルミニウム球入
りエポキシ樹脂接着剤をスクリーン印刷塗布した後、当
該一対の基板を保護膜面が相対するように、しかもイオ
ンビーム照射方向が直行するように重ね合わせて圧着
し、接着剤を硬化させた。
ネマティック型液晶(メルク社製、MLC−5081)
を充填した後、アクリル系光硬化接着剤で液晶注入口を
封止し、基板の外側の両面に偏光板を、偏光板の偏光方
向がそれぞれの基板の保護膜のイオンビーム照射方向と
一致するように張り合わせ、液晶表示素子を作製した。
得られた液晶表示素子の液晶の配向性、プレチルト角、
電圧保持率および残像消去について評価を行ったとこ
ろ、液晶の配向性は初期、高温保管後共に良好で、プレ
チルト角は5°、電圧保持率は99%、残像消去時間は
3.5分と小さい値であった。
−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ
プロパン−1−オン(イルガキュア907;チバ・スペ
シャルティー・ケミカルズ社製)30重量部の代わりに
ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフ
ォスフィンオキサイド(イルガキュア819;チバ・ス
ペシャルティー・ケミカルズ社製)25重量部を使用し
た他は、実施例1と同様にして組成物溶液(S−2)を
調製し、実施例1と同様に、本発明の保護膜および液晶
表示素子を得て、スペーサー特性、液晶表示素子性能を
評価した。結果を表1、2に示す。
合体[A−2]を用いた他は、実施例2と同様にして組
成物溶液(S−3)を調製し、実施例1と同様に、本発
明の保護膜および液晶表示素子を得て、スペーサー特
性、液晶表示素子性能を評価した。結果を表1、2に示
す。
合体[A−3]を用いた他は、実施例2と同様にして組
成物溶液(S−4)を調製し、実施例1と同様に、本発
明の保護膜および液晶表示素子を得て、スペーサー特
性、液晶表示素子性能を評価した。結果を表1、2に示
す。
5nmでの強度が10mW/cm2である紫外線を全面
に3秒間照射した他は、実施例2と同様の処理を行い本
発明の保護膜および液晶表示素子を得、スペーサー特
性、液晶表示素子性能を評価した。結果を表1、2に示
す。
例2と同様の処理を行い本発明の保護膜および液晶表示
素子を得、スペーサー特性、液晶表示素子性能を評価し
た。結果を表1、2に示す。
(基板に垂直の方向)の条件とする以外は実施例1と同様
の方法で液晶表示素子を作製し、表示性能を評価した。
結果を表2に示す。
いた以外は実施例1と同様の方法で液晶表示素子を作製
し、表示性能を評価した。結果を表2に示す。
C−6608に変更する以外は実施例7と同様に液晶表
示素子を作製し、表示性能を評価した。結果を表2に示
す。
することなく、保護膜に直接イオンビームを照射するこ
とで液晶配向能が付与される。さらに、熱により形状
の変化や変色がなく圧縮強度の高い、ギャップ制御用ス
ペーサーを有する保護膜を形成できる。、により
得られた液晶表示素子は、これまでの作製工程に比べ、 (1)フォトリソグラフィー工程が増えるが、配向膜の印
刷−ラビング等の工程が省略でき、歩留まり、コストダ
ウンが期待できる。(2)スペーサーが所望の位置に配置
できる、球状スペーサーに比べ圧縮強度が大きいなど液
晶パネルに加わる外部圧力に対する耐性が改善できる。
これらの効果は、TN型およびSTN型液晶表示素子に
好適に使用できる以外に、使用する液晶を選択すること
により、SH(Super Homeotropic)
型、IPS(In−Plane Switching)
型、強誘電性および反強誘電性の液晶表示素子などにも
好適に使用することができる。さらに、本発明方法によ
り調製した保護膜を有する液晶表示素子は、種々の装置
に有効に使用でき、例えば卓上計算機、腕時計、置時
計、係数表示板、ワードプロセッサ、パーソナルコンピ
ューター、液晶テレビなどの表示装置に用いられる。
説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 [A](a1)不飽和カルボン酸および
/または不飽和カルボン酸無水物、(a2)エポキシ基
含有不飽和化合物、および(a3)前記(a1)および
(a2)以外のオレフィン系不飽和化合物、の共重合
体、[B]エチレン性不飽和結合を有する重合性化合
物、並びに[C]感放射線重合開始剤を含有する感放射
線性樹脂組成物から形成され、液晶配向能を有する保護
膜。 - 【請求項2】 請求項1記載の感放射線性樹脂組成物か
ら形成された有機膜にイオンビームを照射して得られ
た、請求項1記載の保護膜。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の保護膜を備えた
液晶表示素子。
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---|---|---|---|
JP22305499A JP4019404B2 (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 保護膜および液晶表示素子 |
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JP22305499A JP4019404B2 (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 保護膜および液晶表示素子 |
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