JP2001050810A - 走査光学系のビーム測定方法及び装置 - Google Patents

走査光学系のビーム測定方法及び装置

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JP2001050810A
JP2001050810A JP11229103A JP22910399A JP2001050810A JP 2001050810 A JP2001050810 A JP 2001050810A JP 11229103 A JP11229103 A JP 11229103A JP 22910399 A JP22910399 A JP 22910399A JP 2001050810 A JP2001050810 A JP 2001050810A
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scanning
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optical
measuring
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Nobuo Oguma
信夫 小熊
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査光学系のビーム測定において、測定の自
動化、測定時間の短縮等を図った測定方法及び装置を提
供する。 【解決手段】 本発明の走査光学系のビーム測定方法
は、走査光学系1の出射ビームB′を被走査面上に光ス
ポットとして結像させ光学特性を測定する方法であっ
て、移動自在な光学特性センサ15,16を、演算手段
により指定した所望の測定位置に移動して位置制御する
とともに、上記回転偏向手段5の回転角度を制御して上
記光学特性センサ15,16に上記光ビームb′を入射
させ、該光学特性センサ15,16の出力から上記演算
手段により走査光学系1の光学特性等を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多面鏡等の回転偏
向手段を用いる走査光学系を被測定物とし、該走査光学
系の光ビームを測定する方法及び装置に関し、特に走査
光学系から出射する光ビームを被測定面と等価な像面上
にて光スポットとして結像させ、結像する光ビームの光
量、ビーム径等の諸特性値を計測し、走査光学系の光学
特性を求めるためのビーム測定に関する。
【0002】
【従来の技術】回転多面鏡を用いた走査光学系は、レー
ザ光を発光するLD光源と、回転多面鏡と、結像光学系
等から構成されている。そして、結像光学系としては、
fθレンズを使用し、結像光学系の結像面には、回転ド
ラム形状の感光体が置かれるのが一般的である。
【0003】LD光源からの光ビームは回転多面鏡の各
反射面から反射され、多面鏡の回転によって結像面、す
なわち、感光体面上を一方向に走査し、1本の走査線を
潜像として形成する。多面鏡が回転して次の反射面に移
ると、感光体が走査線の一ピッチ分回転し、前の走査線
の隣に次の走査線を描く。多面鏡が反射面を変えるごと
に一本づつ走査線が形成され、これが積層されて、原稿
画像ができあがることになる。この光ビームの移動する
走査方向を主走査方向と呼んでいる(像高方向ともい
う)。
【0004】このような回転多面鏡を用いた走査光学系
では、積層された多数の走査線が、すべて平行で、かつ
等ピッチでなければならない。もし、走査光の軌跡がず
れたり、平行でなくなったりすると画像不良の原因とな
る。このため、回転多面鏡の各面からの光ビームの光学
特性を測定し、規格から外れた走査光学系は除外する等
の対策が必要となる。
【0005】従来、このような走査光学系におけるビー
ム特性の測定は、次のようにして行っていた。まず、走
査光学系の走査面(測定装置から見て被走査面と仮想さ
れるある像面)上に、受光センサを配置し、この受光セ
ンサに回転多面鏡の走査光を入射させる。受光センサと
しては、副走査方向に延びるラインセンサやその受光面
が像面に一致するように配置されるエリアセンサを使用
する。受光センサには、通常、CCDセンサが用いられ
る。そして多面鏡の1つの反射面でLD光源からの光ビ
ームを反射させ、例えばラインセンサ上に光像を結像さ
せる。ラインセンサには多数の画素が等間隔で並んでお
り、ビームは複数の画素の上に広がる光スポットとして
結像する。そこで、各画素の出力を検出すれば、光像が
ラインセンサ上のどの位置に結像したかは簡単に知るこ
とができ、その位置をラインセンサの長さ方向の座標等
で示すことができる。
【0006】この操作を多面鏡の各反射面について行
い、各反射面に対する結像位置、ビーム形状等を測定す
れば、多面鏡の全ての反射面の面倒れや走査線の曲がり
を求めることができる。また、受光センサとして2次元
方向に画素を配したエリアセンサを用いれば、これに光
スポットとして結像させてビーム径等の光学特性を効率
的に計測することができる。以上のような計測は、受光
センサを上下左右や奥手前へ移動させることで任意の像
面、座標位置にて可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の測
定では、光学特性を計測する時、被測定ユニットの主走
査(像高)方向、副走査方向等により特定される像面上
の任意の座標点で受光処理を行うために、人手によって
受光センサの位置決め、および偏向器(回転多面鏡)の
位置決めが行われており、測定に時間がかかった。
【0008】そこで、本発明は、このような不具合を解
消するために考えられたもので、受光センサ、偏向器等
の位置決め作業を自動化し、測定時間の短縮、操作性の
向上、測定の精度の向上等を図った測定方法及び装置を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の走査光学系のビーム測定方法は、回転偏向手
段により光ビームを走査する走査光学系からの出射ビー
ムを、被走査面と等価な像面上に光スポットとして結像
させ、光学特性を測定するビーム測定方法であって、移
動自在な光学特性センサを、該光学特性センサの出力を
取り込み可能な演算手段により指定した所望の測定位置
に移動して位置制御するとともに、上記回転偏向手段の
回転角度を制御して上記光学特性センサに上記光ビーム
を入射させ、該光学特性センサの出力から上記演算手段
により走査光学系の光学特性を測定することを特徴とし
ている。
【0010】上記光学特性センサを主走査方向に駆動し
て上記光ビームの主走査領域から演算手段が割り出した
主走査位置へ位置制御し、また、上記光学特性センサを
デフォーカス方向に駆動して所定のデフォーカス領域か
ら演算手段が割り出したデフォーカス位置へ位置制御
し、また、上記光学特性センサを副走査方向に駆動して
所定の副走査領域から演算手段が割り出した副走査位置
へ位置制御することができる。
【0011】上記光学特性センサに光ビームの入射位置
検知手段を設け、該入射位置検知手段から得られる受光
位置情報を上記演算手段に取り込ませ上記回転偏向手段
の回転角度を制御して、上記光学特性センサの受光部に
光ビームを入射させることができる。
【0012】さらに、上記光学特性センサの少なくとも
1方向の変位量を検出し、該変位量に基づいて上記演算
手段により上記所望の測定位置に対する誤差を算出し、
位置補正することができる。
【0013】上記請求項1から6のいずれかの方法で測
定を行い、上記演算手段により割り出された各主走査位
置又は各デフォーカス位置にて光学特性を測定し、それ
ぞれの方向における計測データを比較することができ
る。
【0014】つぎに、本発明の走査光学系のビーム測定
装置は、回転偏向手段により光ビームを走査する走査光
学系からの出射ビームを、被走査面と等価な像面上に光
スポットとして結像させ、光学特性を求めるビーム測定
装置であって、移動自在な光学特性センサと、少なくと
も該光学特性センサを主走査方向に移動して所望の測定
位置へ移動させるセンサ移動手段と、上記回転偏向手段
の回転角度を制御して光スポットの結像位置を変位させ
る偏向器回転手段と、上記光学特性センサの可動方向で
割り出された任意の測定位置にてその光学特性センサの
受光部に光スポットが結像するように上記センサ移動手
段及び上記偏向器回転手段を駆動制御するとともに各測
定位置の光学特性センサの出力から光ビームの諸特性値
を計測し、走査光学系の光学特性を測定する演算手段
と、を有することを特徴としている。
【0015】上記光学特性センサが、光ビームの入射位
置を検知するビームセンサを有し、また、上記光学特性
センサが、光量センサを有する構成とすることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1及び図2は、本発明の測定装置の
構成を示す図である。これらの図に示す被測定ユニット
の走査光学系1は、電源2から電気の供給を受けてレー
ザ光を出射するLD光源3と、LD光源3のレーザが透
過するシリンダレンズ4と、LD光源3からのビームB
を反射しビームB′に偏向する偏向器としての回転多面
鏡5と、この回転多面鏡5の図示しない専用モータと、
結像光学系としてのfθレンズ6と、からなり、これら
が測定台7上に組み込まれている。
【0017】上記電源2はマイクロコンピュータ10の
指示にしたがってLD光源3をON、0FFする。また
通常、回転多面鏡5は専用モータによって回転され、そ
の回転角度に応じて光ビームBを偏向する。光ビーム
B′はfθレンズ6を介して被走査面上に光スポットと
して結像するが、上記回転多面鏡5の回転により光スポ
ットの軌道は主走査方向Xに沿って走査線として書き込
まれる。ここで一の鏡面で偏向されるビームB′は、被
測定面と仮想されるある任意の像面上で主走査方向Xに
所定距離の軌道を描き、これを主走査領域とする。
【0018】ビーム測定にあたり光スポットの結像位置
を変位制御するため、偏向器である回転多面鏡5の上部
には偏向器回転手段としての偏向器自動回転ステージ1
2が接続されている。偏向器自動回転ステージ12は、
外部の回転ステージ支持台11によって位置決めされ、
例えばステッピングモータを回転多面鏡5に対向するよ
うに配置しその間にカップリング等を設け、バックラッ
シュのないように結合したものである。そして、偏向器
自動回転ステージ12にはコントローラ13を介してマ
イクロコンピュータ10から制御信号が入力され、回転
多面鏡5の回転角度量、すなわち光スポットの結像位置
が制御される。
【0019】上記走査光学系から出射するビームB′を
測定する光学特性センサは、光ビームB′の光スポット
形状を計測可能なビームセンサ14と、ビームB′の光
量を計測可能な光量センサ15とからなり、互いに主走
査方向Xに距離Lで離間させて配置したものである。こ
れらビームセンサ14及び光量センサ15の受光部14
a,15aにはエリアCCDを用いている。また、ビー
ムセンサ14は、ビーム形状を測定するだけでなく演算
手段に受光情報信号を送るビームの入射位置の検知手段
を兼ねている。この入射位置の検知手段としてはスリッ
トスキャニング方式、ラインCCD等を使用することが
できる。なお図2において、ビームセンサ14の受光部
14aと被測定ユニットの前端基準との間は距離dとし
ている。これらビームセンサ14及び光量センサ15は
各々マイクロコンピュータ10に接続している。各々の
受光部14a,15aの画素からの出力がマイクロコン
ピュータ10の演算手段(CPU)に取り込まれ、駆動
手段等の制御及びデータ演算のために一時記憶される。
【0020】センサ移動手段は次のように構成される。
すなわち、上記光学特性センサは主走査方向X(像高方
向)へ移動するためのX方向自動ステージ18及びデフ
ォーカス方向Yへ移動するためのY方向自動ステージ1
7に載せてある。また、図2に示すようにY方向自動ス
テージ17上では、ビームセンサ14が副走査方向Zへ
移動するためのZ方向自動ステージ16上に載せてあ
り、光量センサ15がY方向自動ステージ17上にある
光量測定用のθ自動回転ステージ19に載せている。こ
れにより受光部15aに入射する角度を調整可能であ
る。さらに、これらセンサ移動手段と、光学特性センサ
との間に、センサ変位量を検出するための位置センサを
取り付け、光学特性センサの実際の移動量を演算手段に
送ることができる。
【0021】そして上記各自動ステージ16,17,1
8,19も各々コントローラ13を経由してマイクロコ
ンピュータ10に連結されており、マイクロコンピュー
タ10の演算手段が計算した測定位置データに基づいて
光学特性センサを各方向へ駆動制御する。このとき、ビ
ームセンサ14と、光量センサ15とが一緒のY方向自
動ステージ17上に設けられ、X及びY方向への移動は
距離Lを維持したまま共に移動する。
【0022】上記構成によりマイクロコンピュータ10
は、上記ビームセンサ14のビーム検知と、X方向自動
ステージ18の変位量とから、ビームB′の光スポット
位置を主走査方向Xで特定する。またマイクロコンピュ
ータ10の演算手段が、各センサ移動手段の可動領域等
の測定範囲を複数に分割し測定ポイントの座標等を演算
する。
【0023】さらに光学特性センサの位置制御におい
て、各自動ステージ16〜18の位置センサから得られ
る移動量を目標値と比較し、センサ停止位置の誤差を検
出できる。これは制御の偏差としてフィードバックさせ
光学特性センサの位置を目標の座標に一致させる。また
誤差を残したまま計測し、光学特性の演算の際に位置デ
ータの補正に使用するため記憶させておいてもよい。
【0024】つぎに、図を参照しながら上記構成の測定
装置を用いた測定方法の実施例を説明する。図3は、本
実施例の測定方法を示すフローチャートである。まず、
マイクロコンピュータ10の演算手段は各自動ステージ
16〜18の可動領域あるいは必要な測定領域から必要
な測定箇所を割り出して各測定位置の座標を演算し一時
格納する(S101)。例えば、主走査方向Xの7箇所
を測定する場合、主走査領域が300mmであればその
中心位置を原点としその左右へ±150mmの横座標を
割り当てる。これにより50mm間隔で7箇所の主走査
位置が指定可能となる。
【0025】測定位置の演算が終われば、測定位置デー
タを読み出してコントローラ13を介してX方向自動ス
テージ18を駆動操作する(S102,S103)。こ
こでX方向自動ステージ18の位置センサからの位置デ
ータを測定位置の目標座標と比較して偏差量を求める。
この偏差を再びX方向自動ステージ18の操作に変換
し、位置誤差が無くなるまでループさせれば位置補正が
行われる(S104)。
【0026】ここで被測定物である走査光学系1のLD
光源3を点灯すればレーザはシリンダレンズ4を透過
し、回転多面鏡5のある一の鏡面5aで反射し、fθレ
ンズ6を経て光学特性センサ近傍のある像面に到達す
る。
【0027】光学特性センサが所定の主走査位置へ配置
されると、次にビームB′の光スポット位置を動かして
光学特性センサのビームセンサ14に入射させる(S1
05)。このため演算手段は、ビームセンサ14の座標
位置とビームセンサ14のレーザ検知とに基づいて回転
多面鏡5に必要な回転角度を演算し、偏向器自動回転ス
テージ12を駆動制御して光スポットをビームセンサ1
4の受光部14aのX方向中心へ位置制御する。こうし
て測定箇所の像高位置が決まる。
【0028】なお、上記像高位置と同様にして、Y方向
自動ステージ17を駆動制御することにより演算手段が
割り出した任意のデフォーカス位置に光学特性センサを
設定できる。
【0029】次に、副走査方向Zの入射位置を補正する
(S106)。光スポットの全体を捉え受光部14aの
中央位置に入射するように、Z方向自動ステージ16を
駆動制御する。そして演算手段にビームセンサ14の各
画素からの出力を取り込みビーム形状を計測する(S1
07)。ここで、上記Z方向自動ステージ16の操作量
(センサ変位量)に、ビームセンサ14での上下方向の
位置を加算しビーム入射位置の副走査位置とする。
【0030】その後、光量等のビーム特性を計測するた
めに光量センサ15にビームB′を入射させる(S10
8)。ここで光量センサ15はビームセンサ14から像
高方向に所定距離Lだけ離間して配置されているので、
X方向自動ステージ18を駆動し光量センサ15を像高
方向に所定距離Lだけ変位させれば光量センサ15にビ
ームが入射される。そして、演算手段は光量センサ15
からの出力に基づいて光量を計測する(S109)。計
測された光量レベルからビーム強度や光重心位置等の特
性値を計算する(S110)。
【0031】上記測定位置の読み取りから光量等の計測
までの工程は、カウンタN=7となるまで順次繰り返し
主走査方向Xの7箇所を測定する。また、デフォーカス
方向Yも同様に計測し、複数のデフォーカス位置での計
測データが得られる。各方向で計測データを比較するこ
とにより被測定物である走査光学系の光学特性を知るこ
とができる。例えば主走査方向Xの副走査位置を比較す
ることにより走査線曲がりが求まり、これらを回転多面
鏡5の鏡面間で比較すれば面倒れ量等が求まる。以下、
本実施例の測定結果の数例を示す。
【0032】図4は、被測定ユニットの最適像面位置を
示す線図である。同図では縦軸にビーム径をとり、光軸
方向に分割された各デフォーカス位置にて計測した各ビ
ーム径の比較している。ここで最適像面とはビーム径が
最小となる像面であり、この例では、デフォーカス方向
Yの中心原点から−ammの位置が最適像面を与えるデ
フォーカス位置である。
【0033】図5は、被測定ユニットの主走査方向X
(像高方向)における傾き角度αを示す線図である。同
図では主走査領域300mmの範囲で7箇所の像高位置
に分割して光量を計測した結果である。ここで各像高位
置の計測光量を、幾つかの折点、特に左右両端の2値を
直線で結んで一定の傾きに近似することで、走査光学系
1の主走査方向Xにおける特性値の傾きαが求まる。ま
た、縦軸に光重心の副走査位置をとれば測定ユニットの
傾き角度を知ることができる。
【0034】図6は、被測定ユニットのデフォーカス方
向Y(光軸方向)における傾き角度βを示す線図であ
る。これはデフォーカス領域6mmの範囲で7箇所を測
定した結果である。この例でも前後両端の2値を直線で
結び一定の傾きに近似し、走査光学系1のデフォーカス
方向Yの傾き角度βが求まる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転偏向手段により光ビームを走査する走査光学系から
の出射ビームを、被走査面と等価な像面上に光スポット
として結像させ、光学特性を測定する場合に、測定の自
動化、測定時間の短縮、操作性の向上、測定精度の向上
等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の測定装置及び被測定ユニットの構成
を示す平面図である。
【図2】本実施例の測定装置及び被測定ユニットの構成
を示す側面図である。
【図3】本実施例の測定方法を説明するフローチャート
である。
【図4】デフォーカス方向のビーム径を比較する線図で
ある。
【図5】主走査方向で割り出した計測結果を比較する線
図である。
【図6】デフォーカス方向で割り出した計測結果を比較
する線図である。
【符号の説明】
1 走査光学系(被測定ユニット) 5 回転偏向手段(回転多面鏡) 10 演算手段(マイクロコンピュータ) 12 偏向器回転手段 14,15 光学特性センサ 14a,15a 光学特性センサの受光部 14 ビームセンサ 15 光量センサ 16,17,18,19 センサ移動手段 B′ 回転偏向手段からの光ビーム X 主走査方向 Y デフォーカス方向 Z 副走査方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA19 CC21 DD03 DD06 DD10 DD19 EE04 FF01 FF22 GG06 GG12 HH04 HH18 JJ02 JJ03 JJ25 JJ26 KK02 LL10 LL15 MM16 PP04 QQ23 QQ25 QQ28 RR02 RR08 SS04 UU03 UU06 2G065 AA04 AB09 BA04 BA34 BB07 BB49 BC13 BC17 BC19 BC35 DA01 DA05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転偏向手段により光ビームを走査する
    走査光学系からの出射ビームを、被走査面と等価な像面
    上に光スポットとして結像させ、光学特性を測定するビ
    ーム測定方法であって、 移動自在な光学特性センサを、該光学特性センサの出力
    を取り込み可能な演算手段により指定した所望の測定位
    置に移動して位置制御するとともに、上記回転偏向手段
    の回転角度を制御して上記光学特性センサに上記光ビー
    ムを入射させ、該光学特性センサの出力から上記演算手
    段により走査光学系の光学特性を測定することを特徴と
    する走査光学系のビーム測定方法。
  2. 【請求項2】 上記光学特性センサを主走査方向に駆動
    し、上記光ビームの主走査領域から演算手段が割り出し
    た主走査位置へ位置制御することを特徴とする請求項1
    記載の走査光学系のビーム測定方法。
  3. 【請求項3】 上記光学特性センサをデフォーカス方向
    に駆動し、所定のデフォーカス領域から演算手段が割り
    出したデフォーカス位置へ位置制御することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の走査光学系のビーム測定方法。
  4. 【請求項4】 上記光学特性センサを副走査方向に駆動
    し、所定の副走査領域から演算手段が割り出した副走査
    位置へ位置制御することを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の走査光学系のビーム測定方法。
  5. 【請求項5】 上記光学特性センサに光ビームの入射位
    置検知手段を設け、該入射位置検知手段から得られる受
    光位置情報を上記演算手段に取り込ませ上記回転偏向手
    段の回転角度を制御して、上記光学特性センサの受光部
    に光ビームを入射させることを特徴とする請求項1から
    4のいずれかに記載の走査光学系の光ビーム測定方法。
  6. 【請求項6】 上記光学特性センサの少なくとも1方向
    の変位量を検出し、該変位量に基づいて上記演算手段に
    より上記所望の測定位置に対する誤差を算出し、位置補
    正することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記
    載の走査光学系の光ビーム測定方法。
  7. 【請求項7】 上記請求項1から6のいずれかの方法で
    測定を行い、上記演算手段により割り出された各主走査
    位置又は各デフォーカス位置にて光学特性を測定し、そ
    れぞれの方向における計測データを比較することにより
    走査光学系の傾きを求めることを特徴とする請求項1か
    ら6のいずれかに記載の走査光学系のビーム測定方法。
  8. 【請求項8】 回転偏向手段により光ビームを走査する
    走査光学系からの出射ビームを、被走査面と等価な像面
    上に光スポットとして結像させ、光学特性を求めるビー
    ム測定装置であって、 移動自在な光学特性センサと、少なくとも該光学特性セ
    ンサを主走査方向に移動して所望の測定位置へ移動させ
    るセンサ移動手段と、上記回転偏向手段の回転角度を制
    御して光スポットの結像位置を変位させる偏向器回転手
    段と、上記光学特性センサの可動方向で割り出された任
    意の測定位置にてその光学特性センサの受光部に光スポ
    ットが結像するように上記センサ移動手段及び上記偏向
    器回転手段を駆動制御するとともに各測定位置の光学特
    性センサの出力から光ビームの諸特性値を計測し、走査
    光学系の光学特性を測定する演算手段と、を有すること
    を特徴とする走査光学系のビーム測定装置。
  9. 【請求項9】 上記光学特性センサが、光ビームの入射
    位置を検知するビームセンサを有することを特徴とする
    請求項8記載の走査光学系のビーム測定装置。
  10. 【請求項10】 上記光学特性センサが、光量センサを
    有することを特徴とする請求項8又は9記載の走査光学
    系のビーム測定装置。
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JP2006118954A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Seiko Epson Corp ポリゴンミラーを用いた面倒れ補正方式の光走査光学系の共役位置の連続測定方法及び測定装置

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JP2006118954A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Seiko Epson Corp ポリゴンミラーを用いた面倒れ補正方式の光走査光学系の共役位置の連続測定方法及び測定装置
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