JP2001050731A - 自動車変速機用変位測定兼制御装置 - Google Patents

自動車変速機用変位測定兼制御装置

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JP2001050731A
JP2001050731A JP2000189347A JP2000189347A JP2001050731A JP 2001050731 A JP2001050731 A JP 2001050731A JP 2000189347 A JP2000189347 A JP 2000189347A JP 2000189347 A JP2000189347 A JP 2000189347A JP 2001050731 A JP2001050731 A JP 2001050731A
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measuring element
axis
shaft
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JP2000189347A
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Dieter Tischer
ティッシャー ディーター
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Hydraulik Ring GmbH
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    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/68Inputs being a function of gearing status
    • F16H59/70Inputs being a function of gearing status dependent on the ratio established
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/02Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using mechanical means
    • G01D5/04Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using mechanical means using levers; using cams; using gearing
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単であると共に、低コストで製作可
能であり、かつ組み込みスペースが狭くて済むように、
変位測定兼制御装置を形成する。 【解決手段】 自動車変速機用の変位測定兼制御装置
は、変速機のシフタシャフト2と協働する少なくとも1
個の測定要素5を備え、この測定要素に測定装置が付設
されている。測定要素5は少なくとも1つの測定面6を
備え、この測定面はシフタシャフト2の軸方向と回転方
向に勾配を有し、かつ測定装置と協働する操作可能な少
なくとも1個の触知要素8に接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機のシフタシ
ャフトと協働する少なくとも1個の測定要素を備え、こ
の測定要素に測定装置が付設されている、自動車変速機
用の変位測定兼制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の自動化されたマニュアル式変速
機の場合には、自動車変速機のシャフタ軸が軸方向に移
動させられ、その軸線回りに回転し、それによって例え
ば変速機のシフトゲートを選択し、ぞれぞれのギヤに入
れる。この場合、シフタシャフトの軸方向操作と回転は
それぞれ1個の測定装置によって検出される。この2個
の測定装置に基づいて、この変位測定兼制御装置は構造
的に複雑に形成され、製作コストが高く、大きな組み込
みスペースを必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、構造が簡単であると共に、低コストで製作可能で
あり、かつ組み込みスペースが狭くて済むように、冒頭
に述べた種類の変位測定兼制御装置を形成することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭に述べ
た種類の変位測定兼制御装置において、本発明に従い、
測定要素が少なくとも1つの測定面を備え、この測定面
がシフタシャフトの軸方向と回転方向に勾配を有し、か
つ測定装置と協働する操作可能な少なくとも1個の触知
要素に接触することによって解決される。
【0005】本発明による装置の場合には、シフタシャ
フトの回転運動と移動を検出するために、測定装置を1
個だけしか必要としない。測定面がシフタシャフトの軸
方向と回転方向に勾配(傾斜)を有するので、この測定
面に接触する触知要素は、シフタシャフトの回転時と移
動時に操作されるので、シフタシャフトの両運動を1個
の測定装置によって検出可能である。従って、本発明に
よる装置は構造が簡単に形成され、低コストで製作可能
である。装置は更に、測定装置を1個だけしか使用しな
いため、組み込みスペースがわずかで済むので、変位測
定兼制御装置のためにわずかなスペースしか供されない
自動車にも組み込み可能である。
【0006】本発明の他の特徴は他の請求項、以下の説
明および図面から明らかである。
【発明の実施の形態】図に示した若干の実施の形態に基
づいて本発明を詳しく説明する。
【0007】変位測定兼制御装置は自動化された自動車
変速機のためのものである。このような変速機はシフタ
シャフトを備えている。このシフタシャフトは、変速機
のシフトゲートに達し、ギヤを入れることができるよう
にするために、2個のアクチュエータによってその軸線
回りに回転可能および軸方向に摺動可能である。図1に
は、変速機1の一部が示してある。この変速機のシフタ
シャフト2はギヤアクチュエータ3の延長部材4に相対
回転しないようにかつ長さが変わらないように連結され
ている。勿論、シフタシャフト2を1本の軸で形成する
ことができる。延長部4の自由端には、測定要素5が相
対回転しないようにかつ長さが変わらないように装着さ
れている。この測定要素は延長部材4の軸線に対して9
0°と異なる角度をなす端面部分6を備えている。この
端面部分は例えば180°の角度範囲にわたって延びて
いる。残りの端面部分6′は、延長部材4の軸線に対し
て90°の角度をなす平面として形成されている。全部
の端面6,6′は環状面として形成されている(図
2)。端面部分6には触知体7が載っている。この触知
体は片腕状の揺動レバー8の自由端に設けられている。
測定要素5は鉢状に形成され、延長部材4の軸線に対し
て垂直な底9を備えている。この底から環状壁10が垂
直に突出している。環状壁はリング状の端面6,6′を
備えている。
【0008】揺動レバー8は軸11に相対回転しないよ
うに装着されている。この軸は延長部材4に対して垂直
であり、装置の組み立て状態で延長部材4の下側の範囲
に配置されている(図1)。軸11は測定装置12と協
働する。この測定装置は図2に示唆的に示してあり、例
えば回転ポテンショメータである。測定装置12はギヤ
アクチュエータ3のケーシングに固定されていると有利
である。軸11はケーシング補強部13(図2)に回転
可能に支承されている。
【0009】触知体7は少なくとも1個のばね14によ
って端面6,6′の方に付勢されている。このばねは揺
動レバー8の自由端近くに作用している。シフタシャフ
ト2ひいては延長部材4が軸方向に移動すると、測定要
素5はそれに対応して移動する。その際、揺動レバー8
は、測定要素5の端面部分6に接触する触知体7を介し
て、時計回りまたは反時計回りに揺動する。揺動レバー
が軸11に相対回転しないように装着されているので、
軸はそれに対応して回転する。シフタシャフト2が図1
において左側に移動すると、揺動レバー8は圧縮ばね1
4の力に抗して反時計回りに揺動する。これに対して、
シフタシャフト2が図1において右側に移動すると、揺
動レバー8は圧縮ばね14の力を受けて時計回りに揺動
する。軸11の回転運動は測定装置12によって検出さ
れる。
【0010】シフタシャフト2ひいては延長部材4がシ
フタシャフトのその都度の軸方向位置においてその軸線
回りに回転すると、測定要素5はシフタシャフト2の軸
線と一致するその軸線回りに回転する。測定要素5の端
面部分6がシフタシャフト2または延長部材4の軸線に
対して90°と異なる角度をなしているので、測定要素
5の回転は同様に揺動レバー8の回転を生じる。シフタ
シャフト2の回転方向に応じて、揺動レバー8は時計回
りまたは反時計回りに揺動する。
【0011】図3は変速機のシフトパターンを例示的に
示している。このシフトパターンは5速の前進ギヤと、
1つの後退ギヤと、3つのシフトゲートを備えている。
その都度ギヤ1〜5,Rを入れるために、シフタシャフ
ト2は変位−sまたは+sだけ移動させられる。入れら
れるギヤのためにその都度望ましいシフトゲートN1,
N2またはN3を選択するために、シフタシャフト2は
その軸線回りに寸法α+またはα−だけ回転させられ
る。
【0012】図4は他の種類の変速機を示している。こ
の変速機の場合には、シフタシャフト2を軸方向に摺動
させることによって(+s,−s)、変速機のそれぞれ
のシフトゲートに達する。続いて、その都度選択された
シフトゲートN1,N2またはN3内で、所望なギヤを
入れるためにシフタシャフト2をその軸線回りに寸法α
+またはα−だけ回転させる。
【0013】図5は測定要素5の具体的な形状を示して
いる。測定面6は軸方向に見て(図5の右側部分)、1
80°にわたって延びる部分リングの面として形成され
ている。測定面6はその半分の直径にわたって一定の勾
配を有する。シフタシャフト2の軸線の下側の範囲に軸
線11を有する揺動レバー8は、好ましくは丸められた
その触知体7の刃先7′が、シフタシャフト2の軸線の
高さ位置で測定面6に接触している。図示した状態で
は、触知体7は変速機1の中央のシフトゲートに対応す
る中立位置N2にある。測定要素5をその軸線回りに所
望な方向に回転させるかあるいはその軸方向に移動させ
ることにより、揺動レバー8はこの中央の中立位置N2
から軸線11回りに反時計回りに揺動可能である。丸め
られた刃先7′は部分円筒状に形成され、湾曲中心7″
を有する。レバー8の揺動の際、この湾曲中心7″は、
図5に破線で記入した、軸線11を中心とする円弧Kに
沿って移動する。同時に、測定面6と部分円筒状の刃先
面7′との間の接触線が、揺動レバー8の揺動角度に応
じて部分円筒状の刃先面に沿って移動する。刃先面を部
分円筒状に形成したことにより、摩擦が小さいので、揺
動レバー8はシフタシャフト2の小さな調節変位の場合
にも確実に揺動可能である。
【0014】揺動レバー8が図5に示した位置を占める
と、揺動レバーは変速機1の中央の中立位置N2にあ
る。この状態で、測定要素5が正の回転方向(+α)ま
たは負の回転方向(回転角度−α)に回転することによ
り、図4から判るように、4速または3速のギヤに入れ
られる。測定要素5の回転により、図5において細い破
線で示すように測定面6の位置が変化する。測定要素5
のこの回転運動の際、測定要素の軸方向摺動は生じな
い。
【0015】中央の中立位置N2から出発して、変速機
1の他の両中立位置N1またはN3に移動させるために
は、測定要素5を変位−sまたは+sだけ軸方向に移動
させなければならない。この場合、測定面6はその軸方
向位置を変更し、中立位置N1または中立位置N3では
太い破線で示した位置にある。測定要素5のこの軸方向
移動時に、湾曲中心7″は円弧Kに沿って位置N1′ま
たはN3′に移動する。
【0016】触知体7の刃先7′が位置N1′にあると
(これは変速機1の中立位置N1に相当する)、測定要
素5が正の角度+αまたは負の角度−αだけ回転するこ
とにより、2速または1速のギヤに入れられる。測定要
素5のその軸線回りの回転運動の際、測定面6は角度+
αまたは−αだけ移動する。これは軸線11回りの揺動
レバー8の揺動を生じるので、丸められた刃先7′の湾
曲中心7″は位置1′または2′に達する。
【0017】変速機が中立位置N3に達すると、測定面
6は太い破線で示した位置にある。測定要素5がその軸
線回りに角度+αまたは−αだけだけ回転すると、この
中立位置N3から出発して、後退ギヤRまたは5速のギ
ヤが入る。測定要素5のこの回転運動の際、測定面6は
対応した寸法だけ移動する。それによって、揺動レバー
8は湾曲中心7″が位置R′または5′に達するように
揺動する。中立位置N3では湾曲中心7″は個所N3′
にある。
【0018】図6には、図5に関連する測定装置12の
電圧−変位−グラフが示してある。変速機1の場合、シ
フト変位+s,−sと回転角度αまたは−αが構造的に
設定され、不変である。測定面6の傾斜角度βと、中立
位置N2を通る半径方向平面または測定要素5の軸線と
揺動レバー8の軸線11との間の間隔A,Bは、図6の
電圧−変位−グラフにおいて1速と後退Rの間の間隔が
少なくともほぼ同じ8つの電圧区間に分割されるように
互いに調和しなければならない。それによって、その都
度次の高い前進ギヤに、対応する高さの電圧値が割り当
てられる。それによって、その都度の電圧の高さを介し
て、変速機1の前進ギヤの割り当てが可能である。最大
の電圧値は、最大の変速比を有するギヤ(後退ギヤR)
を入れるときに達成される。
【0019】上記の構造により、シフタシャフト2の軸
方向摺動と回転運動が1個の測定装置12によって検出
可能である。従って、変位測定兼制御装置は構造的に非
常に簡単に形成され、それによって低コストで製作可能
であり、部品が少なく、従ってコンパクトに形成され
る。
【0020】図3のシフトパターンを有する自動車の場
合、シフトゲートN1,N2,N3の選択はシフタシャ
フト2の軸方向の移動ではなく、シフタシャフトのその
軸線回りの回転によって行われる。その都度選択された
シフトゲートにおいて、それぞれのギヤを入れるため
に、シフタシャフト2ひいては測定要素5が変位+sま
たは−sだけ移動させられる。このような変速機の場合
にも、1個の測定装置によって、シフタシャフト2の回
転運動と縦方向運動が検出される。
【0021】変位測定兼制御装置は、上記の自動車変速
機よりも少ない数のギヤまたは多い数のギヤを有する自
動車変速機にも使用可能である。この場合、装置の基本
的な作用は変わらない。
【0022】図7,8の実施の形態の場合、測定要素5
の斜めの端面に、ばねで付勢された突棒15が接触す
る。この突棒は磁石16を支持している。本実施の形態
では、この磁石はリング状に形成されているが、部分リ
ングの形、円筒形または直方体の形でもよい。突棒15
として、低コストの軸受ころを使用すると有利である。
突棒はギヤアクチュエータ3のケーシング内に移動可能
に支承され、圧縮ばね14の力を受けている。この圧縮
ばねは一端がギヤアクチュエータ3のケーシングに支持
され、他端が磁石16に支持されている。磁石は測定装
置12に沿って摺動可能である。この測定装置はギヤア
クチュエータ3のケーシング内に保護されて収容されて
いる。測定装置12が非接触式センサであると有利であ
る。しかし、測定装置12としてポテンショメータを使
用してもよい。この場合、磁石16の代わりに摺動体が
設けられる。
【0023】前の実施の形態に基づいて詳細に説明した
ように、測定要素5はシフタシャフト2の軸方向移動に
よって移動させられる。この場合、測定要素のリング状
の端面6に作用する突棒15は、対応する寸法だけ移動
する。磁石16が軸方向に相対的に動かないように突棒
15に取付けられているので、磁石16は測定装置12
に沿って移動する。この測定装置は対応する信号を発生
する。シフタシャフト2、ひいては測定要素5がその軸
線回りに回転すると、端面6が傾斜しているので、突棒
15は磁石16と共に、測定面6の傾斜に相応して測定
装置12に沿って軸方向に移動し、測定装置は対応する
信号を発生する。突棒16は測定要素5またはシフタシ
ャフト2の軸線に対して平行に設けられている。
【0024】この実施の形態の作用は、図5,6に基づ
いて揺動レバー8について説明した機能と完全に一致す
る。前の実施の形態と異なり、突棒は円軌道に沿って移
動するのではなく、直線に沿って移動する。
【0025】図7,8の実施の形態の場合にも、シフタ
シャフト1の縦方向移動と軸方向移動を検出するため
に、測定装置12が1個だけ設けられている。自動車変
速機に応じて、シフタシャフト2を回転させることによ
り、変速機のそれぞれのシフトゲートが選択されるかま
たはギヤが入れられる。軸方向の移動によって、ギヤが
入れられるかまたは変速機のシフトゲートが選択され
る。
【0026】図9,10の実施の形態の場合には、測定
要素5が延長部材4に相対回転しないようにかつ軸方向
に移動しないように取付けられている。従って、延長部
材4がシフタシャフト2を介して軸方向に移動するかま
たはその軸線回りに回転すると、測定要素5は同様に軸
方向に移動するかまたは延長部材4の軸線回りに揺動す
る 。測定要素5はレバーアーム18を備えている。こ
のレバーアームは自由端に傾斜面17を備えている。こ
の傾斜面はシフタシャフト2の移動方向とそれに対して
横方向に上り傾斜となっている。突棒15がばね力を受
けて傾斜面17に接触する。突棒はギヤアクチュエータ
3のケーシング内に支承され、自由端に環状磁石16を
支持している。この環状磁石は測定装置12と協働す
る。突棒15を測定要素5の方向に付勢する圧縮ばね1
4は一端が環状磁石16に接触し、他端がギヤアクチュ
エータ3のケーシング壁に接触している。
【0027】測定装置12は好ましくは、環状磁石16
と協働する非接触式センサである。しかし、測定装置1
2はポテンショメータでもよい。この場合、環状磁石1
6は摺動体と置き換えられる。
【0028】シフタシャフト2が軸方向に移動すると、
傾斜面17が移動方向に上り傾斜または下り傾斜となっ
ているので、延長部材4の軸線に対して垂直に配置され
た突棒15は軸方向に移動する。シフタシャフト2が図
9において左側に移動すると、突棒15は圧縮ばね14
の力に抗して上方に移動する。シフタシャフト2が図9
において右側に移動すると、突棒15は圧縮ばね14の
力を受けて下方に移動する。
【0029】シフタシャフト2がその軸線回りに回転す
ると、同様に突棒15が軸方向に移動する。なぜなら、
傾斜面17がシフタシャフト2の軸方向だけでなく、そ
れに対して横方向に上り傾斜となっているからである。
従って、シフタシャフト2またはそれに連結された延長
部材4がその軸線回りに回転すると、傾斜面17を介し
て突棒15が軸方向に移動する。
【0030】突棒15の移動変位と、それによって発生
した測定装置12の電圧値は、図5,6に基づいて詳細
に説明したように、互いに調和し、それによって測定装
置12は、どのシフトゲートが選択されたかあるいはど
のギヤが入れられたかを一義的に検出することができ
る。これは図5,6に基づいて詳細に説明してある。突
棒15の載置端部は、前の実施の形態の場合のように、
半球状に形成されているので、それと測定要素5の傾斜
面との間の摩擦が最小となる。
【0031】図11に示すように、揺動レバー8は図
1,2に示した実施の形態と同様に、触知体7によって
傾斜面17に接触してもよい。この場合、揺動レバー8
を相対回転しないように取り付けた軸11は、延長部材
4またはシフタシャフト2に対して平行である。測定要
素5が回転または移動することにより、揺動レバー8は
図1〜6に基づいて詳細に説明したように、揺動させら
れる。それによって、この実施の形態の場合にも、1個
の測定装置12によって、シフタシャフト2の縦方向移
動と回転運動を検出することができる。
【0032】図9〜11の実施の形態の場合の傾斜面1
7は平らに形成されている。傾斜面17は勿論、シフタ
シャフト2の回転方向およびまたはそれに対して横方向
に湾曲するように形成可能である。しかし、この湾曲部
は、シフタシャフト2ひいては測定要素5の回転および
または移動時に突棒15が軸方向に移動するかまたは揺
動レバー8が揺動するように形成しなければならない。
従って、湾曲した傾斜面17はシフタシャフト2または
測定要素5の回転方向に上り傾斜を有することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車変速機用変位測定兼制御装
置の概略的な部分断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】自動車変速機のシフト方法を示す図である。
【図4】他の自動車変速機のシフト方法を示す図であ
る。
【図5】測定要素に接触する揺動レバーを備えた、図
1,2に示した本発明による装置の測定要素の拡大側面
図である。
【図6】図1,2に示した本発明による装置の電圧−変
位−グラフである。
【図7】本発明による自動車変速機用変位測定兼制御装
置の第2の実施の形態を示す概略的な正面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿った断面図で
ある。
【図9】本発明による自動車変速機用変位測定兼制御装
置の第3の実施の形態の、図7と同様な正面図である。
【図10】図9のX−X線に沿った断面図である。
【図11】本発明による自動車変速機用変位測定兼制御
装置の他の実施の形態の、図10と同様な断面図であ
る。
【符号の説明】
1 変速機 2 シフタシャフト 4 延長部材 5 測定要素 6,17 測定面 7 触知体 7′ 刃先 8 触知要素(揺動レバー) 12 測定装置 15 触知要素(突棒) 16 磁石

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機のシフタシャフトと協働する少な
    くとも1個の測定要素を備え、この測定要素に測定装置
    が付設されている、自動車変速機用の変位測定兼制御装
    置において、測定要素(5)が少なくとも1つの測定面
    (6,17)を備え、この測定面がシフタシャフト
    (2)の軸方向と回転方向に勾配を有し、かつ測定装置
    (12)と協働する操作可能な少なくとも1個の触知要
    素(8,15)に接触することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 測定要素(5)がシフタシャフト(2)
    またはこのシフタシャフトに連結された延長部材(4)
    に軸方向に動かないように取付けられていることを特徴
    とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 測定要素(5)がシフタシャフト(2)
    またはこのシフタシャフトに連結された延長部材(4)
    に相対回転しないように取付けられていることを特徴と
    する請求項1または2記載の装置。
  4. 【請求項4】 測定要素(5)が少なくとも円弧の一部
    に沿って設けられた端面(6)を備え、この端面がシフ
    タシャフト(2)の回転軸線に対して90°と異なる角
    度をなし、測定面を形成していることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか一つに記載の装置。
  5. 【請求項5】 測定面(6,17)が一平面内に設けら
    れていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つ
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 触知要素(8)が揺動レバーであること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の相
    違。
  7. 【請求項7】 揺動レバー(8)の軸線がシフタシャフ
    ト(2)に対して垂直であることを特徴とする請求項6
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 揺動レバー(8)の軸線がシフタシャフ
    ト(2)に対して平行であることを特徴とする請求項6
    記載の装置。
  9. 【請求項9】 揺動レバー(8)がそれから横方向に突
    出する触知体(7)によって測定面(6,17)に接触
    していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つ
    に記載の装置。
  10. 【請求項10】 触知体(7)が丸められたまたは球状
    の尖端部または刃先(7′)を有することを特徴とする
    請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 触知要素(8,15)がばね力を受け
    て測定面(6,17)に接触していることを特徴とする
    請求項1〜10のいずれか一つに記載の装置。
  12. 【請求項12】 触知要素(15)が突棒であることを
    特徴とする請求項1〜5と11のいずれか一つに記載の
    装置。
  13. 【請求項13】 突棒(15)が半球状の端部を有する
    ことを特徴とする請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 突棒(15)がシフタシャフト(2)
    に対して平行に延びていることを特徴とする請求項12
    または13記載の装置。
  15. 【請求項15】 突棒(15)がシフタシャフト(2)
    に対して垂直に延びていることを特徴とする請求項12
    または13記載の装置。
  16. 【請求項16】 突棒(15)が少なくとも1個の磁石
    (16)を支持し、この磁石が測定装置(12)に沿っ
    て接触しないで摺動可能であることを特徴とする請求項
    12〜15のいずれか一つに記載の装置。
  17. 【請求項17】 磁石(16)がリング状に、リングの
    一部の形に、円筒状にまたは直方体状に形成されている
    ことを特徴とする請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 測定装置(12)が長さ方向ポテンシ
    ョメータであることを特徴とする請求項1〜17のいず
    れか一つに記載の装置。
  19. 【請求項19】 測定装置(12)が回転ポテンショメ
    ータであることを特徴とする請求項1〜17のいずれか
    一つに記載の装置。
  20. 【請求項20】 測定装置(12)が非接触式回転また
    は角度センサであることを特徴とする請求項1〜17の
    いずれか一つに記載の装置。
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