JP2001050419A - バルブ装置 - Google Patents

バルブ装置

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JP2001050419A
JP2001050419A JP11219566A JP21956699A JP2001050419A JP 2001050419 A JP2001050419 A JP 2001050419A JP 11219566 A JP11219566 A JP 11219566A JP 21956699 A JP21956699 A JP 21956699A JP 2001050419 A JP2001050419 A JP 2001050419A
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JP
Japan
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valve
diaphragm
cone
force
water supply
Prior art date
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Pending
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JP11219566A
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English (en)
Inventor
Akihiko Koba
昭彦 木場
Katsuhiko Nagano
勝彦 長野
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、操作力が低く構造が簡単で
信頼性の高い手動操作用のバルブを提供することにあ
る。 【解決手段】 自動フラッシュバルブの圧力室側に設け
た電気的に操作させるダイヤフラムバルブのコーンを梃
子の原理で傾け開閉させるため、シート面に懸かる水圧
に対し垂直方向に力を与えてシート面を開閉操作する必
要が無く水圧操作力を軽減出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイヤフラムバルブ
と当ダイヤフラムバルブを開閉させる電磁弁を有し、且
つ電磁弁以外で、前記バルブを開閉する手段を有するこ
とでマニュアル操作可能なバルブに係り、特に好適な大
便器用自動フラッシュバルブ、フットスイッチ用バルブ
等に関する。
【0002】
【従来の技術】1.従来の技術では図3に示す、大便器
用自動フラッシュバルブ50の問題点として、マニュア
ルボタン51の操作力が高い点がある。従来の大便器用
自動フラッシュバルブ構造では、ピストンバルブ52の
圧力室53側にピストンバルブ52を手動で開けるため
のパイロット用シート面54を設けている。パイロット
用シート面54を開閉操作するには垂直方向に力を与え
る必要があった。従って、操作時にパイロット用シート
面54に発生する水圧を全て受けるので、高水圧時の操
作力が非常に高くなった。
【0003】更に、ピストンバルブ52の圧力室53側
に設けた電気的にダイヤフラムバルブ55を開けるため
電磁弁56と、パイロット開閉用のバルブの手動操作用
のバルブ57が、別体のため、部品のコスト高であると
共に部品点数が多くなり信頼性も低かった。
【0004】又、別の従来技術では図4に示す、大便器
用自動フラッシュバルブ60の問題点として、マニュア
ルボタン61の操作力が高い点がある。ピストン本体6
2に内蔵したリリーフバルブ63を開閉させ、ピストン
本体62を動作させるが、リリーフバルブ63が上下に
動くため、リリーフバルブ63の止水性を維持しにく
い。従って、止水性向上のため、リリーフバルブ63の
押さえを強くする必要があり故に操作力が高い。
【0005】2.図5に示すフットスイッチユニット7
0が停電時、弁の開操作はダイヤフラムバルブ71のコ
ーン72を1次側に押し上げることにより行っているが
構造上、シート面に懸かる水圧に対し垂直方向に力を与
えてシート面を開閉操作する必要があった。従って、高
水圧時の操作力が非常に高くなった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決するためになされたもので、本発明の目的は、操作
力が低く構造が簡単で信頼性の高い手動操作用のバルブ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記1.に対し、請求項1は、自動フラッシュバル
ブの圧力室側に設けた電気的に操作させるダイヤフラム
バルブのコーンを梃子の原理で傾け開閉させるため、シ
ート面に懸かる水圧に対し垂直方向に力を与えてシート
面を開閉操作する必要が無く水圧操作力を軽減出来る。
又、電気操作用と手動操作用とが、共用出来るため、構
造が簡素化出来る。
【0008】上記2.に対し、梃子の原理を用いて小さ
い力で操作可能なため、操作方法も使用法によって押し
操作、引き操作、回転操作等が可能。
【0009】
【発明の実施の態様】図1から図2に本発明の第1実施
例を示す。図1は本発明のバルブ装置51を便器用フラ
ッシュバルブ1に設けた場合の断面図である。図2は要
部の拡大断面図である。図1に示すフラッシュバルブ1
は閉じている状態では、バルブ本体2の1次側給水路3
と2次側給水路4の間に設けられた弁座5にピストンバ
ルブ6のシール部7が当接し、閉じている。ピストンバ
ルブ6の上部にはピストンバルブ6の上部に形成された
圧力室8と1次側給水路3を隔てる隔壁9が形成され、
隔壁9の周面にはパッキン10を嵌合する溝11が設け
られている。パッキン10により圧力室8と1次側給水
路3は水密に隔てられている。なお、ピストンバルブ6
の上部に形成された圧力室8と1次側流路3は隔壁9に
設けた小穴12により連通されている。
【0010】ピストンバルブ6の上部は圧力室8の蓋部
材13に設けたバイパス流路14より2次側給水路4と
連通されている。バイパス流路14の途中には電磁弁1
5が設けられ、バイパス流路14に設けられた弁座16
を電磁弁15の弁体17で開閉することにより、バイパ
ス流路14を開閉する。バイパス流路14と電磁弁15
が、ピストンバルブ6を動作させる駆動手段50とな
る。図1の状態ではバイパス流路14を電磁弁15で閉
じている。圧力室8の上部の蓋部材13にはピストンバ
ルブ6の上昇限度を調整するための調整部材20を螺合
している。
【0011】ここで、便器を大洗浄するために、大洗浄
用の操作部を操作すると、電磁弁15が開き、バイパス
流路14から圧力室8内の水が2次側流路4へ流れだ
す。圧力室8内の水がバイパス流路14を通じて流れだ
すと圧力室8内の圧力が下がり、1次側給水路3の圧力
により、ピストンバルブ6が圧力室8側に押し上げら
れ、ピストンバルブ6の上部が調整部材20に当接する
まで上昇する。バルブ本体の弁座5からピストンバルブ
6のシール部7が離れるため、1次側流路3から2次側
流路4へ水が流れ出し、便器を洗浄する。
【0012】所定時間が経過すると、電磁弁15が閉
じ、圧力室8からの水の流出が止まり、小穴12を通じ
て1次側流路3からの水の流入により圧力室8の圧力が
上昇し、ピストンバルブ6は下方へ移動しはじめる。ピ
ストンバルブ6が下降し、ピストンバルブ6のシール部
7がバルブ本体の弁座5に当接するとバルブが閉じ、2
次側流路4からの吐水が終わる。
【0013】次ぎに、停電等により電磁弁15が開閉で
きなくなった場合には手動操作部30を操作することに
より手動バルブ24を開き洗浄を行う。図2に基づき手
動洗浄について詳細に説明する。バイパス流路14の途
中に弁座16が設けられ、弁座16には弁体17として
のダイヤフラムバルブ31が当接している。バイパス流
路14のヘ弁座16より上流側が、バイパス流路の1次
側給水路21となり、弁座16より下流側がバイパス流
路の2次側給水路22となる。ダイヤフラムバルブ17
は板状の弾性体からなるダイヤフラム32と、ダイヤフ
ラム32の中央にパイロット穴33を有するコーン34
を固定している。コーン34のフランジ部35には、ダ
イヤフラム32の上流側と下流側を連通する小孔36が
設けられている。ダイヤフラムバルブ17の上部には電
磁弁15が設けられており、コーン34のパイロット穴
3333の上部は、電磁弁15の弁体37に当接してい
る。電磁弁15の弁体37は電磁弁15のコイル38内
に収納され、ばね39によりコーン34側に押圧されて
いる。
【0014】コーン34はバイパス流路14の弁座16
の下流側に延設され、2次側延長部23を形成してい
る。コーン34の下端部に相当する位置に手動操作部3
0が設けられている。手動操作部30は外部から操作可
能な押し棒40と、押し棒40を外方の押圧するばね4
1と、押し棒40を支持する支持部材42と、シール材
43とから構成されている。図2はフラッシュバルブ1
が止水している状態であり、バイパス流路14の弁座1
6にダイヤフラムバルブ31のダイヤフラム32が当接
し、コーン34の挿通孔33の上部に電磁弁15の弁体
37に当接している。
【0015】この状態で、手動操作部30の押し棒40
を押すと、押し棒4が右側に移動し、コーン34の下部
に当接し、コーン34を弁座16の左側を支点として傾
けるため、コーン34に固定されているダイヤフラム3
2の右側が弁座16から離れ、バイパス流路14の弁座
16より上流の水が弁座16より下流側に流れ出し、2
次側給水路4に流れる。
【0016】バイパス流路14の水が流れ出すと、圧力
室8の水圧が低下し、1次側給水路3の水圧によりピス
トンバルブ6が上昇し、弁座5が開き、1次側給水路3
の水が2次側給水路4に流れ出し便器を洗浄できる。押
し棒40を押すのをやめると、ばね41の押圧力によ
り、押し棒40が左側に移動し、コーン34からはなれ
るため、コーン34が弁体37を介してばね39で押圧
され、垂直な状態に戻り、ダイヤフラム32が弁座16
に着座する。ダイヤフラム32が弁座16に着座すると
バイパス流路14の水は流出しないため、圧力室8に小
穴12から水が流入し、ピストンバルブ6を押し下げ、
弁座5にピストンバルブ6のシール部が当接し、1次側
給水路3から2次側給水路4への水の流出が止まり洗浄
が終了する。
【0017】以上は停電等により、電磁弁15が作動し
ない場合のダイヤフラムバルブの動作であるが、電磁弁
15が正常に動作する場合を説明する。洗浄操作部が操
作されると、電磁弁15のコイル38が励磁し、弁体3
7が上方に移動するため、コーン34の挿通孔33が開
き圧力室44の水が流出し、圧力室44の圧力がり、バ
イパス流路14の水圧によりダイヤフラム32が上方に
押し上げられ弁座16が開きバイパス流路14内の水
が、2次側給水路4に流出する。バイパス流路14の水
が流れ出すと、圧力室8の水圧が低下し、1次側給水路
3の水圧によりピストンバルブ6が上昇し、弁座5が開
き、1次側給水路3の水が2次側給水路4に流れ出し便
器を洗浄できる。
【0018】所定時間が経過すると、電磁弁15への通
電が切れ、弁体37がばね39の押圧力により、下方へ
移動し、コーン34のパイロット穴33を塞ぐ。コーン
34の挿通口33が塞がれると、圧力室44から水が流
出しないため、圧力室44へは小穴36からの水の流入
によりダイヤフラム32を押し下げ、弁座16を閉じ
る。ダイヤフラム32が弁座16に着座するとバイパス
流路14の水は流出しないため、圧力室8に小穴12か
ら水が流入し、ピストンバルブ6を押し下げ、弁座5に
ピストンバルブ6のシール部が当接し、1次側給水路3
から2次側給水路4への水の流出が止まり洗浄が終了す
る。
【0019】以上の実施例では、手動バルブのダイヤフ
ラムのコーンを傾けるためには、コーン延長部の径方向
から力を伝達する手段として、押し棒による押し力を利
用しているが、コーン延長部に引っ張り棒を接続して、
引っ張り棒による引っ張り力を利用してもよい。また、
コーン延長部に回転部材を接続して、回転力を利用して
もよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ダイヤフラムバルブにおいて、梃子
の原理で、コーンにモーメントを与えることにより、シ
ート面を開閉しマニュアル操作を行うことを特徴とする
バルブの構造のものであり、作用点がシート面より離れ
るためモーメントによる操作力の軽減が出来る。従っ
て、シート面に垂直に力を与える場合より、開弁に要す
る力を軽減出来る。又、マニュアルバルブ・電磁弁開閉
用のバルブは共通化され、信頼性が向上する。
【0021】請求項2は、ダイヤフラムのコーン延長部
に径方向から力を伝達する手段を、押し力又は、引っ張
り力、回転力等によることにより、簡単に操作可能。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】要部の断面図。
【図3】従来技術を示す断面図。
【図4】別の従来技術示す断面図。
【図5】更に別の従来技術示す断面図。
【符号の説明】
15…電磁弁 17…ダイヤフラムバルブ 21…1次側給水路(バイパス流路の1次側給水路) 22…2次側給水路(バイパス流路の1次側給水路) 23…2次側延長部 24…手動バルブ 33…パイロット穴 34…コーン 36…小穴 44…圧力室 51…バルブ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D039 BA08 3H055 AA02 AA11 CC03 DD22 EE04 EE05 3H056 AA01 AA07 BB32 CA07 CB03 CC12 CD01 DD04 EE10 GG05 3H106 DA07 DA13 DA23 DA35 DB02 DB12 DB23 DB32 DC02 DC14 DC17 DD03 EE34 EE48 KK07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側給水路と圧力室とを繋ぐ小穴と、
    圧力室と2次側給水路を繋ぐパイロット穴を有するコー
    ンを中心部に持ち、前記コーンは2次側給水路の軸方向
    に延長すると共に、電気的に前記パイロット穴を開閉し
    ダイヤフラムバルブを開閉させる電磁弁を有するバルブ
    装置において、前記ダイヤフラムバルブのコーン2次側
    延長部に径方向から力を加え、パイロット穴を開けず
    に、ダイヤフラムバルブを開閉させる手動バルブを有す
    ることを特徴とするバルブ装置
  2. 【請求項2】 ダイヤフラムのコーンを傾けるため、コ
    ーン延長部に径方向から力を伝達する手段は、押し力又
    は、引っ張り力、回転力によることを特徴とする請求項
    1記載のバルブ装置。
JP11219566A 1999-08-03 1999-08-03 バルブ装置 Pending JP2001050419A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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