JPH05156680A - 水洗便器 - Google Patents
水洗便器Info
- Publication number
- JPH05156680A JPH05156680A JP9393791A JP9393791A JPH05156680A JP H05156680 A JPH05156680 A JP H05156680A JP 9393791 A JP9393791 A JP 9393791A JP 9393791 A JP9393791 A JP 9393791A JP H05156680 A JPH05156680 A JP H05156680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- water
- flush toilet
- wash water
- pressure chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 労力を要することなく簡単な操作で洗浄する
ことができるとともに、常に一定した洗浄能力で洗浄す
ることができる水洗便器を提供する。 【構成】 タンク２の排水側に接続されたポンプ３と、
ポンプ３に接続されポンプ３からの給水により勢力が付
与され復元力により洗浄水を押し出す加圧手段４を備え
た水圧室５と、水圧室５に接続された便器ボウル１上部
の噴出孔６と、水圧室５と噴出孔６との間に設けられる
開閉手段７と、ポンプ３と開閉手段７とを制御する制御
手段８とを備えてなるものであり、水圧室５に一定圧力
が付与された洗浄水を一定量貯水することができ、常に
洗浄水の吐出力と吐出量を一定にすることができるもの
である。また、ポンプ３と開閉手段７とを制御する制御
手段８とを備えているため、ペダル操作等の労力を要し
ないものである。
ことができるとともに、常に一定した洗浄能力で洗浄す
ることができる水洗便器を提供する。 【構成】 タンク２の排水側に接続されたポンプ３と、
ポンプ３に接続されポンプ３からの給水により勢力が付
与され復元力により洗浄水を押し出す加圧手段４を備え
た水圧室５と、水圧室５に接続された便器ボウル１上部
の噴出孔６と、水圧室５と噴出孔６との間に設けられる
開閉手段７と、ポンプ３と開閉手段７とを制御する制御
手段８とを備えてなるものであり、水圧室５に一定圧力
が付与された洗浄水を一定量貯水することができ、常に
洗浄水の吐出力と吐出量を一定にすることができるもの
である。また、ポンプ３と開閉手段７とを制御する制御
手段８とを備えているため、ペダル操作等の労力を要し
ないものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、加圧した洗浄水により
便器ボウル１を洗浄してなるロータンク式の水洗便器に
関するものである。
便器ボウル１を洗浄してなるロータンク式の水洗便器に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】くみ取り式トイレ等に使用される簡易水
洗便器は、くみ取り回数を少なくするために、少量の加
圧した洗浄水により便器ボウル１を洗浄することができ
るように設計されている。第２図ａ）に示すように、排
便前には、便器ボウル１の底部に溜水を溜めることによ
り汚物の付着を少なくすることができるとともに、臭い
や虫の侵入を防ぐことができるものであり、そして、第
２図ｂ）に示すように、排便後の汚物排出時には、足踏
みによるペダル操作、手動によるレバー操作等を行い、
フラッパー弁１０の作動による排出の開放と加圧した洗
浄水の吐出とを同時に行うものである。
洗便器は、くみ取り回数を少なくするために、少量の加
圧した洗浄水により便器ボウル１を洗浄することができ
るように設計されている。第２図ａ）に示すように、排
便前には、便器ボウル１の底部に溜水を溜めることによ
り汚物の付着を少なくすることができるとともに、臭い
や虫の侵入を防ぐことができるものであり、そして、第
２図ｂ）に示すように、排便後の汚物排出時には、足踏
みによるペダル操作、手動によるレバー操作等を行い、
フラッパー弁１０の作動による排出の開放と加圧した洗
浄水の吐出とを同時に行うものである。
【０００３】なお、ペダル９等を勢いよく操作すること
により、一定量の洗浄水を便器ボウル１内に勢いよく吐
出することができるものである。
により、一定量の洗浄水を便器ボウル１内に勢いよく吐
出することができるものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、少量の加圧した洗浄水により便器ボウル１を洗浄
することができるものである。
ては、少量の加圧した洗浄水により便器ボウル１を洗浄
することができるものである。
【０００５】しかしながら、この水洗便器においては、
足踏みによるペダル操作、手動によるレバー操作等を行
い、加圧した洗浄水の吐出を行うものである。
足踏みによるペダル操作、手動によるレバー操作等を行
い、加圧した洗浄水の吐出を行うものである。
【０００６】このため、この水洗便器においては、操作
に労力を要するとともに、操作力の個人差により洗浄能
力にばらつきが発生するものである。
に労力を要するとともに、操作力の個人差により洗浄能
力にばらつきが発生するものである。
【０００７】そこで本発明は、上記従来の技術における
問題を解決するために発明されたものであり、すなわち
その課題は、労力を要することなく簡単な操作で洗浄す
ることができるとともに、常に一定した洗浄能力で洗浄
することができる水洗便器を提供することである。
問題を解決するために発明されたものであり、すなわち
その課題は、労力を要することなく簡単な操作で洗浄す
ることができるとともに、常に一定した洗浄能力で洗浄
することができる水洗便器を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の水洗便器におい
ては、加圧した洗浄水により便器ボウル１を洗浄してな
るロータンク式の水洗便器において、タンク２の排水側
に接続されたポンプ３と、ポンプ３に接続されポンプ３
からの給水により勢力が付与され復元力により洗浄水を
押し出す加圧手段４を備えた水圧室５と、水圧室５に接
続された便器ボウル１上部の噴出孔６と、水圧室５と噴
出孔６との間に設けられる開閉手段７と、ポンプ３と開
閉手段７とを制御する制御手段８とを備えてなるもので
あり、水圧室５に一定圧力が付与された洗浄水を一定量
貯水することができるものである。また、加圧手段４と
しては、バネ１１、ピストン、エアー等が用いられる。
また、開閉手段７としては、弁方式、バルブ方式等が用
いられる。また、制御手段８としては、電気制御による
スイッチ操作、リモコン操作が一般的である。また、便
器ボウル１の底部に溜水を溜めることにより汚物の付着
を少なくすることができるとともに、臭いや虫の侵入を
防ぐことができるフラッパー弁１０を設けておくほうが
良いものである。
ては、加圧した洗浄水により便器ボウル１を洗浄してな
るロータンク式の水洗便器において、タンク２の排水側
に接続されたポンプ３と、ポンプ３に接続されポンプ３
からの給水により勢力が付与され復元力により洗浄水を
押し出す加圧手段４を備えた水圧室５と、水圧室５に接
続された便器ボウル１上部の噴出孔６と、水圧室５と噴
出孔６との間に設けられる開閉手段７と、ポンプ３と開
閉手段７とを制御する制御手段８とを備えてなるもので
あり、水圧室５に一定圧力が付与された洗浄水を一定量
貯水することができるものである。また、加圧手段４と
しては、バネ１１、ピストン、エアー等が用いられる。
また、開閉手段７としては、弁方式、バルブ方式等が用
いられる。また、制御手段８としては、電気制御による
スイッチ操作、リモコン操作が一般的である。また、便
器ボウル１の底部に溜水を溜めることにより汚物の付着
を少なくすることができるとともに、臭いや虫の侵入を
防ぐことができるフラッパー弁１０を設けておくほうが
良いものである。
【０００９】
【作用】本発明の水洗便器においては、水圧室５に一定
圧力が付与された洗浄水を一定量貯水することができる
ため、常に洗浄水の吐出力と吐出量を一定にすることが
できるものである。また、ポンプ３と開閉手段７とを制
御する制御手段８とを備えているため、ペダル操作等の
労力を要しないものである。
圧力が付与された洗浄水を一定量貯水することができる
ため、常に洗浄水の吐出力と吐出量を一定にすることが
できるものである。また、ポンプ３と開閉手段７とを制
御する制御手段８とを備えているため、ペダル操作等の
労力を要しないものである。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を、図面に示した実施例に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【００１１】第１図ａ）、ｂ）の水洗便器は、本発明の
一実施例で、加圧した洗浄水により便器ボウル１を洗浄
してなるロータンク式の水洗便器において、タンク２の
排水側に接続されたポンプ３と、ポンプ３に接続されポ
ンプ３からの給水により勢力が付与され復元力により洗
浄水を押し出す加圧手段４を備えた水圧室５と、水圧室
５に接続された便器ボウル１上部の噴出孔６と、水圧室
５と噴出孔６との間に設けられる電磁弁１２からなる開
閉手段７と、ポンプ３と開閉手段７とを電気制御する制
御手段８とを備えてなるものである。水圧室５には、バ
ネ１１の一端に圧縮板１３を有し他端を水圧室５内面に
固定してなる加圧手段４が設けられている。便器ボウル
１の底部にはフラッパー弁１０が設けられている。制御
手段８は、ポンプ３、水圧室５に上下部に設けられた位
置検知センサー１５、電磁弁１２、フラッパー弁１０に
接続された制御回路１４をコントローラー１６により操
作してなるものである。
一実施例で、加圧した洗浄水により便器ボウル１を洗浄
してなるロータンク式の水洗便器において、タンク２の
排水側に接続されたポンプ３と、ポンプ３に接続されポ
ンプ３からの給水により勢力が付与され復元力により洗
浄水を押し出す加圧手段４を備えた水圧室５と、水圧室
５に接続された便器ボウル１上部の噴出孔６と、水圧室
５と噴出孔６との間に設けられる電磁弁１２からなる開
閉手段７と、ポンプ３と開閉手段７とを電気制御する制
御手段８とを備えてなるものである。水圧室５には、バ
ネ１１の一端に圧縮板１３を有し他端を水圧室５内面に
固定してなる加圧手段４が設けられている。便器ボウル
１の底部にはフラッパー弁１０が設けられている。制御
手段８は、ポンプ３、水圧室５に上下部に設けられた位
置検知センサー１５、電磁弁１２、フラッパー弁１０に
接続された制御回路１４をコントローラー１６により操
作してなるものである。
【００１２】次に動作を説明する。排便前、ポンプ３
は停止した状態、フラッパー弁１０、電磁弁１２は閉じ
た状態にあり、便器ボウル１の底部には溜水、水圧室５
には加圧された洗浄水がそれぞれ貯水されている。排
便後、まず、フラッパー弁１０と電磁弁１２とを略同時
に開放し、バネ１１の復元力により洗浄水を噴出孔６か
ら勢いよく吐出し、便器ボウル１を洗浄する。下部の
位置検知センサー１５がバネ１１の復元力により降下し
てきた圧縮板１３を検知し、フラッパー弁１０を閉じる
のと略同時にポンプ３を作動する。便器ボウル１に溜
水が貯水されると電磁弁１２を閉じる。ポンプ３から
の給水により圧縮板１３が上昇し、バネ１１に勢力が付
与され水圧室５に加圧された洗浄水が貯水される。上
部の位置検知センサー１５がポンプ３からの給水により
上昇してきた圧縮板１３を検知し、ポンプ３を停止し、
排便前の状態に戻る。
は停止した状態、フラッパー弁１０、電磁弁１２は閉じ
た状態にあり、便器ボウル１の底部には溜水、水圧室５
には加圧された洗浄水がそれぞれ貯水されている。排
便後、まず、フラッパー弁１０と電磁弁１２とを略同時
に開放し、バネ１１の復元力により洗浄水を噴出孔６か
ら勢いよく吐出し、便器ボウル１を洗浄する。下部の
位置検知センサー１５がバネ１１の復元力により降下し
てきた圧縮板１３を検知し、フラッパー弁１０を閉じる
のと略同時にポンプ３を作動する。便器ボウル１に溜
水が貯水されると電磁弁１２を閉じる。ポンプ３から
の給水により圧縮板１３が上昇し、バネ１１に勢力が付
与され水圧室５に加圧された洗浄水が貯水される。上
部の位置検知センサー１５がポンプ３からの給水により
上昇してきた圧縮板１３を検知し、ポンプ３を停止し、
排便前の状態に戻る。
【００１３】
【発明の効果】上述の如く、本発明の水洗便器において
は、常に洗浄水の吐出力と吐出量を一定にすることがで
きるため、使用者により洗浄能力にばらつきを生じると
いうことがなく、常に一定した洗浄能力で洗浄すること
ができるものである。
は、常に洗浄水の吐出力と吐出量を一定にすることがで
きるため、使用者により洗浄能力にばらつきを生じると
いうことがなく、常に一定した洗浄能力で洗浄すること
ができるものである。
【００１４】また、ポンプ３と開閉手段７とを制御する
制御手段８とを備えているため、ペダル操作等の労力を
要することなく、スイッチ操作等の簡単な操作で洗浄す
ることができるものである。
制御手段８とを備えているため、ペダル操作等の労力を
要することなく、スイッチ操作等の簡単な操作で洗浄す
ることができるものである。
【図１】本発明の一実施例である水洗便器を示す断面図
であり、ａ）は全体、ｂ）は要部である。
であり、ａ）は全体、ｂ）は要部である。
【図２】本発明の従来例である水洗便器を示す断面図で
あり、ａ）は排便前、ｂ）は洗浄時である。
あり、ａ）は排便前、ｂ）は洗浄時である。
１ 便器ボウル ２ タンク ３ ポンプ ４ 加圧手段 ５ 水圧室 ６ 噴出孔 ７ 開閉手段 ８ 制御手段 ９ ペダル １０ フラッパー弁 １１ バネ １２ 電磁弁 １３ 圧縮板 １４ 制御回路 １５ 位置検知センサー １６ コントローラー
Claims (1)
- 【請求項１】 加圧した洗浄水により便器ボウル１を洗
浄してなるロータンク式の水洗便器において、タンク２
の排水側に接続されたポンプ３と、ポンプ３に接続され
ポンプ３からの給水により勢力が付与され復元力により
洗浄水を押し出す加圧手段４を備えた水圧室５と、水圧
室５に接続された便器ボウル１上部の噴出孔６と、水圧
室５と噴出孔６との間に設けられる開閉手段７と、ポン
プ３と開閉手段７とを制御する制御手段８とを備えてな
る水洗便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9393791A JPH05156680A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 水洗便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9393791A JPH05156680A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 水洗便器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05156680A true JPH05156680A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=14096350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9393791A Pending JPH05156680A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 水洗便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05156680A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10306661A1 (de) * | 2003-02-18 | 2005-03-31 | Dix, Dietmar | Wasserkasten für Klosetts |
| DE102007060644A1 (de) * | 2007-12-15 | 2009-06-18 | Ali Aghakhani | Wasserregulierendes elektrisches Vorsatzgerät |
| WO2013154363A1 (ko) * | 2012-04-12 | 2013-10-17 | 코웨이 주식회사 | 가압장치 및 이를 구비한 양변기의 세척수 배수구조 |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP9393791A patent/JPH05156680A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10306661A1 (de) * | 2003-02-18 | 2005-03-31 | Dix, Dietmar | Wasserkasten für Klosetts |
| DE102007060644A1 (de) * | 2007-12-15 | 2009-06-18 | Ali Aghakhani | Wasserregulierendes elektrisches Vorsatzgerät |
| DE102007060644B4 (de) * | 2007-12-15 | 2012-03-08 | Ali Aghakhani | Wasserregulierendes elektrisches Vorsatzgerät |
| WO2013154363A1 (ko) * | 2012-04-12 | 2013-10-17 | 코웨이 주식회사 | 가압장치 및 이를 구비한 양변기의 세척수 배수구조 |
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