JP2001049661A - 既設コンクリート杭の耐震補強方法 - Google Patents
既設コンクリート杭の耐震補強方法Info
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- JP2001049661A JP2001049661A JP11222638A JP22263899A JP2001049661A JP 2001049661 A JP2001049661 A JP 2001049661A JP 11222638 A JP11222638 A JP 11222638A JP 22263899 A JP22263899 A JP 22263899A JP 2001049661 A JP2001049661 A JP 2001049661A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】既設杭の耐震補強が、比較的簡単に、また既設
建造物の破壊を少なくして低コストで施工できる既設コ
ンクリート杭の耐震補強補強方法の提供。 【解決手段】既設コンクリート杭１が設置されている杭
頭部周囲の地表面より、コンクリート杭１が内部に挿入
可能な口径の鋼管７を継ぎ足しながらジェット水噴射及
びジャッキによる加圧によって地中の所定深さまで挿入
し、その挿入された鋼管７とコンクリート杭１との間に
セメントミルク等の充填材を詰めて前記既設杭に対して
鋼管を一体化させる。
建造物の破壊を少なくして低コストで施工できる既設コ
ンクリート杭の耐震補強補強方法の提供。 【解決手段】既設コンクリート杭１が設置されている杭
頭部周囲の地表面より、コンクリート杭１が内部に挿入
可能な口径の鋼管７を継ぎ足しながらジェット水噴射及
びジャッキによる加圧によって地中の所定深さまで挿入
し、その挿入された鋼管７とコンクリート杭１との間に
セメントミルク等の充填材を詰めて前記既設杭に対して
鋼管を一体化させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物の基礎用な
どとして既に設置されている既設コンクリート杭の耐震
補強方法に関する。
どとして既に設置されている既設コンクリート杭の耐震
補強方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、建造物の耐震性の見直しが各分野
においてなされており、特に高架道路等のコンクリート
脚柱については、その補強工事の必要性が発生し、各種
の補強方法が提案されている。
においてなされており、特に高架道路等のコンクリート
脚柱については、その補強工事の必要性が発生し、各種
の補強方法が提案されている。
【０００３】一方、建造物の基礎として地中に設置され
た既設コンクリート杭あっても、その耐震補強が必要な
多くの事例が存在しているが、既設杭に対する適切な耐
震補強方法については殆ど提案されていないのが現状で
ある。
た既設コンクリート杭あっても、その耐震補強が必要な
多くの事例が存在しているが、既設杭に対する適切な耐
震補強方法については殆ど提案されていないのが現状で
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の如き
状況に鑑み、既設コンクリート杭の耐震補強が、比較的
簡単に、また既存の建造物の破壊を少なくして低コスト
で施工できる既設コンクリート杭の耐震補強補強方法の
提供を目的としたものである。
状況に鑑み、既設コンクリート杭の耐震補強が、比較的
簡単に、また既存の建造物の破壊を少なくして低コスト
で施工できる既設コンクリート杭の耐震補強補強方法の
提供を目的としたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
既設コンクリート杭が設置されている杭頭部周囲の地表
面に、該コンクリート杭が内部に挿入可能な口径の鋼管
を設置し、該鋼管を継ぎ足しながら該コンクリート杭を
内部に挿入した状態でらジェット水噴射及びジャッキに
よる加圧によって地中の所定深さまで挿入し、その挿入
された鋼管と前記コンクリート杭との間にセメントミル
ク等の充填材を詰めて前記既設杭に対して鋼管を一体化
させることにある。なお、この方法において、コンクリ
ート頭部の頂面に棒状の緊張材を固定し、該緊張材にジ
ャッキの反力を取って鋼管を圧入させることが好まし
い。
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
既設コンクリート杭が設置されている杭頭部周囲の地表
面に、該コンクリート杭が内部に挿入可能な口径の鋼管
を設置し、該鋼管を継ぎ足しながら該コンクリート杭を
内部に挿入した状態でらジェット水噴射及びジャッキに
よる加圧によって地中の所定深さまで挿入し、その挿入
された鋼管と前記コンクリート杭との間にセメントミル
ク等の充填材を詰めて前記既設杭に対して鋼管を一体化
させることにある。なお、この方法において、コンクリ
ート頭部の頂面に棒状の緊張材を固定し、該緊張材にジ
ャッキの反力を取って鋼管を圧入させることが好まし
い。
【０００６】また、本発明の他の特徴は、建造物下の既
設コンクリート杭頭部の周囲を掘削して作業空間を形成
し、該作業空間内に複数の縦割りにした鋼管部材を搬入
して前記コンクリート杭頭部外周を被覆する配置に組み
立てることにより鋼管を前記杭頭部外周に設置し、該鋼
管を継ぎ足しながジェット水噴射及びジャッキによる加
圧によって地中の所定深さまで挿入し、その挿入された
鋼管と前記コンクリート杭との間にセメントミルク等の
充填材を詰めて前記既設コンクリート杭に対して鋼管を
一体化させることにある。
設コンクリート杭頭部の周囲を掘削して作業空間を形成
し、該作業空間内に複数の縦割りにした鋼管部材を搬入
して前記コンクリート杭頭部外周を被覆する配置に組み
立てることにより鋼管を前記杭頭部外周に設置し、該鋼
管を継ぎ足しながジェット水噴射及びジャッキによる加
圧によって地中の所定深さまで挿入し、その挿入された
鋼管と前記コンクリート杭との間にセメントミルク等の
充填材を詰めて前記既設コンクリート杭に対して鋼管を
一体化させることにある。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
【０００８】図１〜図４は本発明を上部に建造物がない
既設コンクリート杭に実施する例を示しおり、図中１は
地中に打設された既設コンクリート杭である。先ず、図
１に示すように既設コンクリート杭１頭部に設置されて
いるアンカープレート２のタップ３にカプラー４を取り
付けるとともに、既設コンクリート杭１の側部に足場５
を組み立てる。
既設コンクリート杭に実施する例を示しおり、図中１は
地中に打設された既設コンクリート杭である。先ず、図
１に示すように既設コンクリート杭１頭部に設置されて
いるアンカープレート２のタップ３にカプラー４を取り
付けるとともに、既設コンクリート杭１の側部に足場５
を組み立てる。
【０００９】次いでクレーン６を使用して鋼管７ａを既
設コンクリート杭１の頭部外周の地盤表面に立設し、鋼
管７ａ内にＰＣ鋼棒からなる緊張材８を挿入し、その下
端をカプラー４に固定するともに、鋼管７の下端内周面
にジェット水噴射ノズル９を固定するとともにこれに連
通するジェット水供給パイプ１０を鋼管７ａの内面に添
わせて設置する。
設コンクリート杭１の頭部外周の地盤表面に立設し、鋼
管７ａ内にＰＣ鋼棒からなる緊張材８を挿入し、その下
端をカプラー４に固定するともに、鋼管７の下端内周面
にジェット水噴射ノズル９を固定するとともにこれに連
通するジェット水供給パイプ１０を鋼管７ａの内面に添
わせて設置する。
【００１０】尚、ジェット水噴射ノズル９及びジェット
水供給パイプ１０は、予め鋼管７ａ内に設置しておいて
もよい。
水供給パイプ１０は、予め鋼管７ａ内に設置しておいて
もよい。
【００１１】次いで図２に示すように、鋼管７の頂部に
加圧用の架台１１を設置し、該架台１１上にセンターホ
ールジャッキ１２を載置すると同時に、該センターホー
ルジャッキ１２のチャック内に緊張材８挿通させこれを
挟持させ、給水パイプ１０にポンプ１３からのホース１
４を連通させ、ジェット水を供給しながらジャッキを作
動させ、緊張材８に反力を取って鋼管７ａを地中に圧入
する。
加圧用の架台１１を設置し、該架台１１上にセンターホ
ールジャッキ１２を載置すると同時に、該センターホー
ルジャッキ１２のチャック内に緊張材８挿通させこれを
挟持させ、給水パイプ１０にポンプ１３からのホース１
４を連通させ、ジェット水を供給しながらジャッキを作
動させ、緊張材８に反力を取って鋼管７ａを地中に圧入
する。
【００１２】このようにして所定深さまで圧入した後、
図３に示すようにホース１４、ジャッキ１２及び架台１
１を除去し、鋼管７ｂをクレーン６により吊り上げて先
に圧入した鋼管７ａの上に連続配置に設置し、両鋼管７
ａ，７ｂを溶接して一体化させる。然る後、先に設置し
た給水パイプ１０、緊張材８を延長するとともに、架台
１１、ジャッキ１２を同様にして設置し、再度所定深さ
まで圧入する。
図３に示すようにホース１４、ジャッキ１２及び架台１
１を除去し、鋼管７ｂをクレーン６により吊り上げて先
に圧入した鋼管７ａの上に連続配置に設置し、両鋼管７
ａ，７ｂを溶接して一体化させる。然る後、先に設置し
た給水パイプ１０、緊張材８を延長するとともに、架台
１１、ジャッキ１２を同様にして設置し、再度所定深さ
まで圧入する。
【００１３】このように鋼管７ａ，７ｂ……を順次継ぎ
足しつつ地盤中への圧入を繰り返し、図４に示すように
必要な補強深さまで鋼管７を挿入した後、鋼管７と既設
コンクリート杭１との間に洗浄水を注入して鋼管７内部
の土砂を洗い出した後、セメントミルク１５からなる充
填材をポンプにより圧送して注入し、補強を完了する。
尚、充填材はセメントミルクの他、高流動性のモルタル
やその他の流動性があり経時的に固化する材料が使用で
きる。
足しつつ地盤中への圧入を繰り返し、図４に示すように
必要な補強深さまで鋼管７を挿入した後、鋼管７と既設
コンクリート杭１との間に洗浄水を注入して鋼管７内部
の土砂を洗い出した後、セメントミルク１５からなる充
填材をポンプにより圧送して注入し、補強を完了する。
尚、充填材はセメントミルクの他、高流動性のモルタル
やその他の流動性があり経時的に固化する材料が使用で
きる。
【００１４】図５〜図８は、本発明を既存の構造物２０
の下に設置されている既設コンクリート杭１の補強に実
施する例を示しており、まず既設構造物２０の床下を掘
削し、補強しようとする既設コンクリート杭１の上端部
周囲に作業空間２１を形成する。
の下に設置されている既設コンクリート杭１の補強に実
施する例を示しており、まず既設構造物２０の床下を掘
削し、補強しようとする既設コンクリート杭１の上端部
周囲に作業空間２１を形成する。
【００１５】次いで鋼管を作業空間の高さに応じて適切
な長さに切断し、さらにこれを複数に縦割した鋼管部材
２２，２２を搬入し、これを既設コンクリート杭１の周
囲を覆う円筒配置に並べ、相互間を溶接して鋼管２３ａ
を形成させる。尚、各鋼管部材２２には予めジェット水
噴射ノズル２４及びこれに連通する給水パイプ２５を設
置しておく。
な長さに切断し、さらにこれを複数に縦割した鋼管部材
２２，２２を搬入し、これを既設コンクリート杭１の周
囲を覆う円筒配置に並べ、相互間を溶接して鋼管２３ａ
を形成させる。尚、各鋼管部材２２には予めジェット水
噴射ノズル２４及びこれに連通する給水パイプ２５を設
置しておく。
【００１６】このようにして鋼管２３ａを設置した後、
図６に示すように該鋼管頂部に建造物２０に反力を持た
せてジャッキ２６を設置し、給水パイプ２５にホース２
７を連通させ、ジェット水噴射ノズル２４からジェット
水を噴射させつつジャッキ２６を作動させて鋼管２３を
地中に圧入する。
図６に示すように該鋼管頂部に建造物２０に反力を持た
せてジャッキ２６を設置し、給水パイプ２５にホース２
７を連通させ、ジェット水噴射ノズル２４からジェット
水を噴射させつつジャッキ２６を作動させて鋼管２３を
地中に圧入する。
【００１７】このようにして鋼管２３ａを所定長さ圧入
した後、図７に示すようにホース２７、ジャッキ２６を
外し、前述と同様に鋼管部材２２，２２を搬入して既設
コンクリート杭１の周囲に添わせて円筒状の鋼管２３ｂ
とし、その内周面の給水パイプ２５を先に圧入した鋼管
２３ａのものと連通指せるとともに、該鋼管２３ｂの下
端を鋼管２３ａの上端に溶接し、前述と同様にジャッキ
２６及びホース２７をセットして再度圧入する。
した後、図７に示すようにホース２７、ジャッキ２６を
外し、前述と同様に鋼管部材２２，２２を搬入して既設
コンクリート杭１の周囲に添わせて円筒状の鋼管２３ｂ
とし、その内周面の給水パイプ２５を先に圧入した鋼管
２３ａのものと連通指せるとともに、該鋼管２３ｂの下
端を鋼管２３ａの上端に溶接し、前述と同様にジャッキ
２６及びホース２７をセットして再度圧入する。
【００１８】このようにして鋼管２３を必要な補強深さ
まで挿入した後、図８に示すように鋼管２３と既設コン
クリート杭１との間に洗浄水を注入して鋼管２３内の土
砂を洗い出した後、セメントミルク２８をポンプにより
圧送して注入し、補強を完了する。
まで挿入した後、図８に示すように鋼管２３と既設コン
クリート杭１との間に洗浄水を注入して鋼管２３内の土
砂を洗い出した後、セメントミルク２８をポンプにより
圧送して注入し、補強を完了する。
【００１９】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る既設コンク
リート杭の耐震補強補強方法では、既設コンクリート杭
が設置されている杭頭部周囲の地表面に、該コンクリー
ト杭が内部に挿入可能な口径の鋼管を設置し、該鋼管を
継ぎ足しなが該コンクリート杭を内部に挿入した状態で
ジェット水噴射及びジャッキによる加圧によって地中の
所定深さまで挿入し、その挿入された鋼管と前記コンク
リート杭との間にセメントミルク等の充填材を詰めて既
設コンクリート杭に対して鋼管を一体化させるようにし
たことにより、大型の機械を必要とせずに、短期間に少
ない経費で補強工事ができ、また、狭い場所でも施工が
可能であ等の効果がある。
リート杭の耐震補強補強方法では、既設コンクリート杭
が設置されている杭頭部周囲の地表面に、該コンクリー
ト杭が内部に挿入可能な口径の鋼管を設置し、該鋼管を
継ぎ足しなが該コンクリート杭を内部に挿入した状態で
ジェット水噴射及びジャッキによる加圧によって地中の
所定深さまで挿入し、その挿入された鋼管と前記コンク
リート杭との間にセメントミルク等の充填材を詰めて既
設コンクリート杭に対して鋼管を一体化させるようにし
たことにより、大型の機械を必要とせずに、短期間に少
ない経費で補強工事ができ、また、狭い場所でも施工が
可能であ等の効果がある。
【００２０】また、コンクリート頭部の頂面に棒状の緊
張材を固定し、該緊張材にジャッキの反力を取って鋼管
を圧入させるようにすることにより、簡単な装置で鋼管
の圧入が可能となり、全体の工費を減少させることがで
きる。
張材を固定し、該緊張材にジャッキの反力を取って鋼管
を圧入させるようにすることにより、簡単な装置で鋼管
の圧入が可能となり、全体の工費を減少させることがで
きる。
【００２１】更に、建造物下の既設コンクリート杭頭部
の周囲を掘削して作業空間を形成し、該作業空間内に複
数の縦割りにした鋼管を搬入して前記コンクリート杭頭
部外周を被覆する配置に組み立てることにより該鋼管を
前記杭頭部外周に設置し、該鋼管を継ぎ足しながら地中
の所定深さまで挿入し、その挿入された鋼管と前記コン
クリート杭との間にセメントミルク等の充填材を詰めて
前記既設杭に対して鋼管を一体化させるようにしたこと
により、建造物下の既設コンクリート杭の補強をも建造
物の破壊を最小限に留めつつ耐震補強施工ができること
となったものである。
の周囲を掘削して作業空間を形成し、該作業空間内に複
数の縦割りにした鋼管を搬入して前記コンクリート杭頭
部外周を被覆する配置に組み立てることにより該鋼管を
前記杭頭部外周に設置し、該鋼管を継ぎ足しながら地中
の所定深さまで挿入し、その挿入された鋼管と前記コン
クリート杭との間にセメントミルク等の充填材を詰めて
前記既設杭に対して鋼管を一体化させるようにしたこと
により、建造物下の既設コンクリート杭の補強をも建造
物の破壊を最小限に留めつつ耐震補強施工ができること
となったものである。
【図１】本発明方法の一実施形態の鋼管設置状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図２】同上の鋼管圧入状態を示す断面図である
【図３】同上の鋼管継ぎ足し状態を示す側面図である。
【図４】同上の充填材注入状態を示す断面図である。
【図５】本発明方法の他の実施形態の作業空間形成後の
鋼管部材組み立て状態を示す側面図である。
鋼管部材組み立て状態を示す側面図である。
【図６】同上の鋼管圧入状態の断面図である。
【図７】同上の鋼管継ぎ足し状態を示す側面図である。
【図８】同上の充填材注入状態を示す断面図である。
１ 既設コンクリート杭 ２ アンカープレート ３ タップ ４ カプラー ５ 足場 ６ クレーン ７ａ，７ｂ 鋼管 ８ 緊張材 ９ ジェット水噴射ノズル １０ ジェット水供給パイプ １１ 架台 １２ センターホールジャッキ １３ ポンプ １４ ホース １５ セメントミルク ２０ 既設構造物 ２１ 作業空間 ２２ 鋼管部材 ２３ａ，２３ｂ 鋼管 ２４ ジェット水噴射ノズル ２５ 給水パイプ ２６ ジャッキ ２７ ホース ２８ セメントミルク
Claims (3)
- 【請求項１】既設コンクリート杭が設置されている杭頭
部周囲の地表面に、該コンクリート杭が内部に挿入可能
な口径の鋼管を設置し、該鋼管を継ぎ足しながら該コン
クリート杭を内部に挿入した状態でジェット水噴射及び
ジャッキによる加圧によって地中の所定深さまで挿入
し、その挿入された鋼管と前記コンクリート杭との間に
セメントミルク等の充填材を詰めて前記既設杭に対して
鋼管を一体化させることを特徴としてなる既設コンクリ
ート杭の耐震補強補強方法。 - 【請求項２】コンクリート頭部の頂面に棒状の緊張材を
固定し、該緊張材にジャッキの反力を取って鋼管を圧入
させる請求項１に記載の既設コンクリート杭の耐震補強
補強方法。 - 【請求項３】建造物下の既設コンクリート杭頭部の周囲
を掘削して作業空間を形成し、該作業空間内に複数の縦
割りにした鋼管部材を搬入して前記コンクリート杭頭部
外周を被覆する配置に組み立てることにより鋼管を前記
杭頭部外周に設置し、該鋼管を継ぎ足しながジェット水
噴射及びジャッキによる加圧によって地中の所定深さま
で挿入し、その挿入された鋼管と前記コンクリート杭と
の間にセメントミルク等の充填材を詰めて前記既設コン
クリート杭に対して鋼管を一体化させることを特徴とし
てなる既設コンクリート杭の耐震補強補強方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11222638A JP2001049661A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 既設コンクリート杭の耐震補強方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11222638A JP2001049661A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 既設コンクリート杭の耐震補強方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001049661A true JP2001049661A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16785603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11222638A Pending JP2001049661A (ja) | 1999-08-05 | 1999-08-05 | 既設コンクリート杭の耐震補強方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001049661A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002004301A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-09 | Shiraishi Corp | 柱状構造物の補強方法 |
| CN102505685A (zh) * | 2011-11-22 | 2012-06-20 | 苏州市建筑设计研究院有限责任公司 | 管桩缺陷的处理方法 |
| CN112726590A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-30 | 南通大学 | 一种钻孔灌注桩质量缺陷的处理方法 |
-
1999
- 1999-08-05 JP JP11222638A patent/JP2001049661A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002004301A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-01-09 | Shiraishi Corp | 柱状構造物の補強方法 |
| CN102505685A (zh) * | 2011-11-22 | 2012-06-20 | 苏州市建筑设计研究院有限责任公司 | 管桩缺陷的处理方法 |
| CN112726590A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-30 | 南通大学 | 一种钻孔灌注桩质量缺陷的处理方法 |
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