JP2001048594A - ディスプレイ基板用フロートガラス - Google Patents

ディスプレイ基板用フロートガラス

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JP2001048594A JP22424999A JP22424999A JP2001048594A JP 2001048594 A JP2001048594 A JP 2001048594A JP 22424999 A JP22424999 A JP 22424999A JP 22424999 A JP22424999 A JP 22424999A JP 2001048594 A JP2001048594 A JP 2001048594A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】銀電極形成時の黄色着色の問題が起らないディ
スプレイ基板用フロートガラスを得る。 【解決手段】Na2O、K2OおよびLi2Oからなる群
から選ばれた1種以上を含有し、その含有量の合計R2
Oが1〜20モル%であり、溶融スズと接触していない
側の表面の銀拡散能が15μg/cm2以下であるディ
スプレイ基板用フロートガラス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(PDP)、フィールドエミッションディス
プレイ(FED)、等のフラットパネルディスプレイの
基板に好適なフロートガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フラットパネルディスプレイ、特
に薄型平板型ガス放電表示パネルの1種であるPDPが
注目を集め、精力的に開発されている。PDPは、前面
ガラス基板、背面ガラス基板および隔壁によりセルが区
画形成されており、セル中でプラズマ放電を発生させる
ことによりセル内壁の蛍光体層が発光し画像を形成す
る。
【0003】PDPの前面ガラス基板および背面ガラス
基板には、ガラス基板の大型化が容易であり、かつ平坦
性・均質性に優れるフロートガラス(溶融スズの上で溶
融ガラスを浮上搬送しながら板状に成形した板状ガラ
ス)が使用されている。前面ガラス基板のトップ面(溶
融スズと接触していない側の表面)にはITO(インジ
ウムがドープされたスズ酸化物)からなる透明電極が形
成され、その上にスクリーン印刷法により銀ペーストを
塗布後550〜600℃で焼成して銀電極が形成され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記銀電極形成
時に前面ガラス基板が黄色に着色し、PDPカラー表示
の品位が低下する問題があった。すなわち、白色を表示
させた画面が全体に黄色味を帯びたり、また青色を表示
させた画面の輝度が低下したりする問題があった。この
黄色着色は、前記銀電極形成時に前面ガラス基板表面か
ら内部(表面層)に拡散したAgイオンが該表面層に存
在するFe2+、Sn2+、等によって還元されてAg0
なり、これが凝集して生成したコロイドの発色によるも
のと考えられる。なお、ガラス基板のボトム面(溶融ス
ズと接触していた側の表面)はスズ濃度が高く、そのた
めと考えられるが、通常はボトム面に銀電極を形成した
場合の黄色着色はトップ面に銀電極を形成する場合に比
べ顕著である。したがって通常はトップ面に銀電極が形
成される。本発明は、以上の問題を解決するディスプレ
イ基板用フロートガラスの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶融スズ上で
溶融ガラスを浮上搬送しながら板状に成形したフロート
ガラスであって、Na2O、K2OおよびLi2Oからな
る群から選ばれた1種以上を含有し、その含有量の合計
2Oが1〜20モル%であり、溶融スズと接触してい
ない側の表面の下記銀拡散能が15μg/cm2以下で
あるディスプレイ基板用フロートガラスを提供する。
【0006】なお、前記銀拡散能は以下のようにして測
定される。 (1)溶融スズと接触していない側のフロートガラス表
面に、銀粒子、バインダおよび有機溶剤を含有する銀ペ
ーストを塗布し、大気中において580℃で1時間焼成
して、厚さが10μm以上であり、かつAg含有量が9
5重量%以上である膜を形成する。 (2)硝酸により前記膜をフロートガラス表面から除去
する。
【0007】(3)前記膜が除去されたフロートガラス
表面をフッ酸と硫酸の混合液により溶解し、前記表面の
ガラスを抽出する。 (4)前記抽出されたガラス中のAg量(単位:μg)
を、誘導結合プラズマ法により測定する。 (5)前記Ag量を、前記表面の面積(単位:cm2
により除して銀拡散能を算出する。 本発明者は、銀拡散能と前記銀電極形成時の黄色着色と
の間に強い相関があることを見出し、本発明に至った。
【0008】
【発明の実施の形態】本明細書において、フロートガラ
スの吸光度Aは、たとえば以下のようにして測定され
る。 (1)フロートガラスの410nmにおける透過率T0
を測定する。 (2)溶融スズと接触していない側のフロートガラス表
面(以下トップ面という。)に、銀粒子、バインダおよ
び有機溶剤を含有する銀ペースト(添川理化学社製、ド
ータイトD−550)を50μmの厚さとなるように塗
布する。ドータイトD−550は、バインダとしてアク
リル樹脂を、有機溶剤としてトルエンをそれぞれ含有し
ている。
【0009】(3)大気中において200℃/時で昇温
し、580℃で1時間焼成した後、60℃/時で冷却
し、Ag含有量が99重量%、厚さが15μmの膜をト
ップ面に形成する。 (4)硝酸(濃度:20重量%)を用いて前記膜をトッ
プ面から除去する。 (5)波長410nmにおける透過率Tを測定する。 (6)A=−log10(T/T0)によりAを算出す
る。
【0010】本発明のディスプレイ基板用フロートガラ
ス(以下単に本発明のフロートガラスという。)の吸光
度Aは0.023以下であることが好ましい。0.02
3超では、銀電極形成にともなう黄色着色が問題になる
おそれがある。より好ましくは0.010以下、特に好
ましくは0.005以下である。
【0011】本発明のフロートガラスにおいて、銀拡散
能が大きくなると、銀電極形成にともなう黄色着色が強
くなり吸光度Aが増大する。銀拡散能は、好ましくは1
0μg/cm2以下、より好ましくは8μg/cm2以下
である。
【0012】本発明のフロートガラスの50〜350℃
における平均線膨張係数は、PDP、FED等の製造に
使用されるガラスフリットの焼成体の前記平均線膨張係
数と整合させるために、60×10-7〜100×10-7
/℃であることが好ましい。より好ましくは70×10
-7〜90×10-7/℃である。50〜350℃における
平均線膨張係数を、以下単に膨張係数という。
【0013】本発明のフロートガラスの20℃における
比重は2.7以下であることが好ましい。2.7超では
ディスプレイ基板が重くなりすぎるおそれがある。より
好ましくは2.65以下である。
【0014】本発明のフロートガラスは、ガラス溶解時
の溶融ガラスの粘度を低下させるために、Na2O、K2
OおよびLi2Oからなる群から選ばれた1種以上を含
有する。その含有量の合計R2Oが1モル%未満では溶
融ガラスの粘度を低下させる効果が小さい。好ましくは
5モル%以上である。20モル%超では化学的耐久性お
よび/または電気絶縁性が低下する。好ましくは16モ
ル%以下、より好ましくは15モル%以下、特に好まし
くは13モル%以下である。
【0015】本発明のフロートガラスは、ガラス溶解時
の溶融ガラスの粘度を低下させるために、MgO、Ca
O、SrOおよびBaOからなる群から選ばれた1種以
上を含有することが好ましい。その含有量の合計MOは
5〜25モル%であることが好ましい。5モル%未満で
は溶融ガラスの粘度を低下させる効果が小さいおそれが
ある。より好ましくは10モル%以上、特に好ましくは
16モル%以上である。25モル%超では銀拡散能が大
きくなりすぎるおそれがある。より好ましくは21モル
%以下、特に好ましくは18モル%以下である。
【0016】本発明のフロートガラスは、銀拡散能を小
さくするために、または破壊じん性を大きくするため
に、またはガラス溶解時の溶融ガラスの粘度を低下させ
るために、B23を0.1〜30モル%の範囲で含有す
ることが好ましい。0.1モル%未満では銀拡散能低
下、破壊じん性増大または溶融ガラス粘度低下の効果が
小さいおそれがある。より好ましくは1モル%以上、特
に好ましくは2モル%以上である。30モル%超では膨
張係数が小さくなりすぎるおそれがある。より好ましく
は20モル%以下、特に好ましくは10モル%以下であ
る。
【0017】本発明のフロートガラスにおいては、銀拡
散能を小さくするために、MO+R 2O−(B23含有
量)が26モル%以下であることが好ましい。より好ま
しくは25モル%以下、特に好ましくは24モル%以下
である。
【0018】本発明のフロートガラスは、実質的にモル
%表示で、 SiO2 45〜75、 Al23 0〜20、 B23 0〜20、 ZrO2 0〜10、 MgO 0〜15、 CaO 0〜15、 SrO 0〜15、 BaO 0〜15、 Na2O 0〜15、 K2O 0〜15、 Li2O 0〜15、 からなり、MOが5〜21、かつR2Oが5〜16であ
ることが好ましい。
【0019】上記好ましい組成の限定理由を、モル%を
単に%と表記して以下に述べる。SiO2はネットワー
クフォーマーであり必須である。45%未満では耐熱性
または化学的耐久性が低下する。好ましくは50%以上
である。75%超では膨張係数が小さくなりすぎる。好
ましくは70%以下である。
【0020】Al23は必須ではないが、ガラス転移点
を高くし耐熱性を高くするために20%まで含有しても
よい。20%超では、膨張係数が小さくなりすぎるおそ
れがある。好ましくは15%以下である。
【0021】B23は必須ではないが、銀拡散能を小さ
くするために、または破壊じん性を大きくするために、
またはガラス溶解時の溶融ガラスの粘度を低下させるた
めに、20%まで含有してもよい。20%超では膨張係
数が小さくなりすぎるおそれがある。より好ましくは1
5%以下である。B23を含有する場合は0.1%以上
含有することが好ましい。より好ましくは1%以上、特
に好ましくは2%以上である。
【0022】ZrO2は必須ではないが、ガラス転移点
を高くするために10%まで含有してもよい。10%超
ではガラスが不安定になり、またガラスが傷つきやすく
なるおそれがある。より好ましくは6%以下である。
【0023】MgO、CaO、SrOおよびBaOはガ
ラス溶解時の溶融ガラスの粘度を低下させる成分であ
り、少なくともこのうちの1種を含有しなければならな
い。MgO、CaO、SrOおよびBaOの含有量の合
計MOが5%未満では上記効果が小さい。好ましくは1
0モル%以上、より好ましくは16モル%以上である。
21モル%超では銀拡散能が大きくなりすぎる。より好
ましくは18モル%以下である。MgO、CaO、Sr
O、BaOのそれぞれの含有量は15%以下である。1
5%超では、失透温度が高くなりすぎる。
【0024】Na2O、K2OおよびLi2Oはガラス溶
解時の溶融ガラスの粘度を低下させる成分であり、少な
くともこのうちの1種を含有しなければならない。Na
2O、K2OおよびLi2Oの含有量の合計R2Oが5モル
%未満では上記効果が小さい。好ましくは5モル%以上
である。16モル%超では化学的耐久性および/または
電気絶縁性が低下する。好ましくは13モル%以下であ
る。Na2O、K2O、Li2Oのそれぞれの含有量は1
5%以下である。15%超では電気絶縁性が低下する。
【0025】本発明の好ましい態様のフロートガラスは
実質的に上記成分からなるが、本発明の目的を損なわな
い範囲で他の成分を10%まで含有してもよい。たとえ
ば、ガラスの溶解、清澄、成形性の改善のためにS
3、F、As23、Sb23、等を合量で1%まで含
有してもよい。また、化学的耐久性を向上させるために
TiO2、SnO2、ZnO、等を合量で9%まで含有し
てもよい。また、ガラスを着色するためにFe23、N
iO、CoO、等を合量で1%まで含有してもよい。
【0026】本発明のフロートガラスは、たとえば次の
ようにして製造される。目標組成となるように通常使用
される原料を調合し、これを溶解炉中で加熱溶融する。
バブリングや清澄剤の添加や撹拌などによってガラスの
均質化を行い、周知のフロート法により所定の板厚に成
形する。本発明のフロートガラスは、PDP、FED、
等のフラットパネルディスプレイの基板に好適である。
【0027】
【実施例】表のSiO2からK2Oまでの欄にモル%表示
で示した組成のガラスを溶解炉で溶融し、フロート法に
より板状に成形して厚さ2.8mmのフロートガラスを
得た。
【0028】このフロートガラスから2cm×3cmの
大きさのガラス板を切り出し、そのトップ面に添川理化
学社製の銀ペースト(商品名:ドータイトD−550)
を50μmの厚さに塗布した。大気中において200℃
/時で昇温し、580℃で1時間焼成後、60℃/時で
冷却し、厚さが15μm、Ag含有量が99重量%の膜
を形成した。
【0029】次に硝酸(濃度:20重量%)を用いて前
記膜を除去した。膜除去後のガラス板を、3規定の硫酸
と48%フッ酸とを20:1の割合で混合したフツ硫酸
に20分浸漬し、ガラス板の表面を約100μmエッチ
ングした。このフツ硫酸溶液をサンドバス上で水分が蒸
発するまで加熱乾固した。
【0030】得られた固化物を3規定の硫酸(10m
l)中で超音波洗浄を行い、次に、沈殿物と上澄み液に
遠心分離して該上澄み液を採取した。この上澄み液につ
いて誘導結合プラズマ法により338.28nmにおけ
る発光強度を求め、これから検量線を用いてAg濃度を
得た。このAg濃度と上澄み液の体積からガラス板表面
に存在していたAg量(単位:μg)を算出した。この
Ag量をガラス板の面積(6cm2)により除して銀拡
散能(単位:μg/cm2)を算出した。表に結果を示
す。
【0031】また、吸光度A、膨張係数(単位:10-7
/℃)、比重、ガラス転移点(単位:℃)についても測
定した。 吸光度A:前述の方法により測定した。透過率は日立製
作所製自記分光光度計U−3500により測定した。 膨張係数:示差熱膨張計を用いて測定した。 比重:約30gのガラスについて、アルキメデス法によ
り測定した。 ガラス転移点:示差熱膨張計により得られた膨張曲線の
屈曲点に相当する温度を読み取った。
【0032】
【表1】
【0033】例1は実施例、例2〜4は比較例である。
なお、例4は周知のソーダライムガラスのフロートガラ
スである。
【0034】表に示した銀拡散能(D)と吸光度Aのデ
ータを累乗式でフィティングした結果、次式で良くフィ
ティングできることを見出した。 吸光度A=9×10-6×D2.9 この式を用いてDが15μg/cm2のときの吸光度A
を求めると0.023であり、銀電極形成時の黄色着色
が問題にならないレベルであると考えられる。
【0035】
【発明の効果】本発明のガラスは、特にトップ面の銀拡
散能が15μg/cm2以下となっているので、トップ
面に銀電極を形成した時の黄色着色がない、または少な
いフラットパネルディスプレイの基板が得られる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4G059 AA08 AB11 AB14 AC30 HB13 HB14 HB15 HB17 4G062 AA01 AA03 BB01 DA05 DA06 DA07 DB01 DB02 DB03 DB04 DC01 DC02 DC03 DC04 DD01 DE01 DF01 EA01 EA02 EA03 EB01 EB02 EB03 EC01 EC02 EC03 ED01 ED02 ED03 EE01 EE02 EE03 EF01 EF02 EF03 EG01 EG02 EG03 FA01 FB01 FC01 FC02 FC03 FD01 FE01 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA10 HH20 JJ10 KK10 MM27 5C035 EE01 EE08 EE09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融スズ上で溶融ガラスを浮上搬送しなが
    ら板状に成形したフロートガラスであって、Na2O、
    2OおよびLi2Oからなる群から選ばれた1種以上を
    含有し、その含有量の合計R2Oが1〜20モル%であ
    り、溶融スズと接触していない側の表面の下記銀拡散能
    が15μg/cm2以下であるディスプレイ基板用フロ
    ートガラス。銀拡散能は以下のようにして測定される。 (1)溶融スズと接触していない側のフロートガラス表
    面に、銀粒子、バインダおよび有機溶剤を含有する銀ペ
    ーストを塗布し、大気中において580℃で1時間焼成
    して、厚さが10μm以上であり、かつAg含有量が9
    5重量%以上である膜を形成する。 (2)硝酸により前記膜をフロートガラス表面から除去
    する。 (3)前記膜が除去されたフロートガラス表面をフッ酸
    と硫酸の混合液により溶解し、前記表面のガラスを抽出
    する。 (4)前記抽出されたガラス中のAg量(単位:μg)
    を、誘導結合プラズマ法により測定する。 (5)前記Ag量を、前記表面の面積(単位:cm2
    により除して銀拡散能を算出する。
  2. 【請求項2】MgO、CaO、SrOおよびBaOから
    なる群から選ばれた1種以上を含有し、その含有量の合
    計MOが5〜25モル%である請求項1に記載のディス
    プレイ基板用フロートガラス。
  3. 【請求項3】B23を含有し、その含有量が0.1〜2
    0モル%である請求項1または2に記載のディスプレイ
    基板用フロートガラス。
  4. 【請求項4】MgO、CaO、SrOおよびBaOから
    なる群から選ばれた1種以上を含有し、その含有量の合
    計MO(モル%)と前記R2O(モル%)との和からB2
    3の含有量を減じた値が26モル%以下である請求項
    1、2または3に記載のディスプレイ基板用フロートガ
    ラス。
  5. 【請求項5】実質的にモル%表示で、 SiO2 45〜75、 Al23 0〜20、 B23 0〜20、 ZrO2 0〜10、 MgO 0〜15、 CaO 0〜15、 SrO 0〜15、 BaO 0〜15、 Na2O 0〜15、 K2O 0〜15、 Li2O 0〜15、 からなり、前記MOが5〜21、かつ前記R2Oが5〜
    16である請求項1、2、3または4に記載のディスプ
    レイ基板用フロートガラス。
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