JP2001048565A - 光ファイバ母材の延伸方法 - Google Patents

光ファイバ母材の延伸方法

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JP2001048565A JP11224751A JP22475199A JP2001048565A JP 2001048565 A JP2001048565 A JP 2001048565A JP 11224751 A JP11224751 A JP 11224751A JP 22475199 A JP22475199 A JP 22475199A JP 2001048565 A JP2001048565 A JP 2001048565A
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fiber preform
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diameter measuring
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    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/01205Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments
    • C03B37/01225Means for changing or stabilising the shape, e.g. diameter, of tubes or rods in general, e.g. collapsing
    • C03B37/0124Means for reducing the diameter of rods or tubes by drawing, e.g. for preform draw-down
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦型の炉における光ファイバ母材の延伸作業
において、光ファイバ母材の周囲を均一に加熱し、その
外径及び外周の熱履歴を均一にして、製造される光ファ
イバの品質を向上させる。 【解決手段】 加熱炉6内に鉛直に配置された光ファイ
バ母材3を下方に移動させながら加熱炉6内に設けたヒ
ータ7で順次加熱延伸してその外径を縮小させる際に、
加熱部分の下方に設置した下方側外径測定装置9で光フ
ァイバ母材3の水平方向の位置を測定し、その結果に基
づいて、下方側外径測定装置9よりも下方に設置した下
部チャック5を水平方向に移動させて、下方側外径測定
装置位置における光ファイバ母材3の中心軸位置をヒー
タ7の中心線位置と一致するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ母材の
縦型延伸装置を使った延伸方法に関する。
【0002】
【従来の技術】VAD法等によって製造された多孔質ガ
ラス母材は、脱水・焼結工程を経て透明ガラス化されて
光ファイバ母材となる。その後、光ファイバ母材は線引
き炉にセットして端部を加熱溶融して光ファイバを線引
きするが、光ファイバ母材の外径が均一でない場合ある
いは細い外径の光ファイバ母材を必要とする場合は、線
引き前に外径を一定値まで加熱縮径して外径を均一化す
る延伸作業を行うことがある。
【0003】従来の延伸作業では、光ファイバ母材を横
型のガラス旋盤に取付け、光ファイバ母材を中心軸周り
に回転させながら順次長手方向にバーナで加熱し、長手
方向両側のチャックの間隔を徐々に拡大させて加熱部分
にて光ファイバ母材を長手方向に引き伸ばしている。ま
た、延伸直後の光ファイバ母材の外径をレーザ式外径測
定装置等を使って測定し、その測定結果に基づいてチャ
ックの移動速度を制御するといった制御も行われてい
る。
【0004】光ファイバ母材から得られる光ファイバの
生産性を向上させるため、光ファイバ母材は大型化の方
向にあるが、光ファイバ母材の延伸をバーナの加熱で行
なう方法は大きな熱量が得られず、大型の光ファイバ母
材の延伸には適さない。また光ファイバ母材は大型にな
ると、自重で加熱軟化した部分が垂れ下がり真っ直ぐな
光ファイバ母材を得ることが難しいという問題がある。
そこで、リング状のヒータを有する縦型の加熱炉を使っ
て光ファイバ母材を加熱延伸する方法が採り入れられて
いる。
【0005】図2(A)はそのような従来技術による延
伸装置の主要部を示す縦断面図であって、図2(B)は
Z方向横断面図である。図2において、1、2は支持
棒、3は光ファイバ母材、4’は上部チャック、5’は
下部チャック、6は加熱炉、7はヒータ、10は外径測
定装置である。
【0006】光ファイバ母材3は、その上下に連結した
支持棒1及び2を上部チャック4’及び下部チャック
5’で把持し、光ファイバ母材3を加熱炉6内に配置し
てヒータ7で加熱する。上部チャック4’及び下部チャ
ック5’の移動操作により光ファイバ母材3は上方から
下方に移動させ、ヒータ7によって光ファイバ母材3の
下部から上部に向かって順次加熱を行なう。そのとき、
上部チャック4’と下部チャック5’の移動速度を変え
ることによってその間隔を徐々に拡大させ、それによっ
て光ファイバ母材3をその加熱軟化部分において引き伸
ばして外径を縮小させる。
【0007】また、加熱部分の下方には外径測定装置1
0を配置して縮小した光ファイバ母材の外径を測定し、
その値に応じて下部チャック5’の移動速度を制御し、
縮小した外径が常に一定値となるように制御する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】延伸前の光ファイバ母
材はその長手方向に中心軸が直線状でなく曲がりが生じ
ている場合がある。特に大型の光ファイバ母材は小型の
場合に比べてその傾向が大きい。ところで、曲がりの生
じた光ファイバ母材を縦型の加熱炉でそのまま延伸する
と、光ファイバ母材がヒータを通過する時、必ずしもヒ
ータの中心を通過せず、光ファイバ母材の周囲に加わる
加熱が均一にならないことがある。その場合、延伸後の
光ファイバ母材の真直性が悪化したり、光ファイバ母材
の外周位置によって加熱履歴が異なったり、外径が均一
でないとかいったことが起こる。また、その光ファイバ
母材から光ファイバを線引きすると、光ファイバの横断
面の形状が真円でなく楕円になってしまうことがある。
【0009】本発明は、光ファイバ母材の延伸作業にお
ける光ファイバ母材の加熱を周囲方向に対して均一とな
るようにして、光ファイバ母材から品質の良い光ファイ
バが得られるようにする光ファイバ母材の延伸方法を提
供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ母材
の延伸方法は、光ファイバ母材をその中心軸を鉛直にし
て加熱炉内に配置し、該光ファイバ母材を下方に移動さ
せながら加熱炉内に設けたリング状のヒータでその光フ
ァイバ母材を周囲から長手方向に順次加熱してその外径
を縮小させるものであって、光ファイバ母材の加熱部分
の下方に下方側外径測定装置を設置して少なくとも光フ
ァイバ母材の水平方向の位置を測定し、該水平方向の位
置の測定結果に基づいて、下方側外径測定装置よりも更
に下方に設置した下部チャックを水平方向に移動させ
て、前記下方側外径測定装置の設置箇所における光ファ
イバ母材の中心軸位置がヒータの中心線位置と一致する
ように制御するものである。
【0011】これによって、光ファイバ母材の下方側外
径測定装置の箇所では、光ファイバ母材の中心軸はヒー
タの中心線と一致するので、そこからあまり離れていな
い光ファイバ母材のヒータによる加熱部分でも光ファイ
バ母材の中心軸をヒータの中心線とほぼ一致させること
が出来、光ファイバ母材の周囲からの加熱を均一にする
ことが出来、均一な外径で熱履歴も周囲方向で均一なも
のとすることが出来る。
【0012】更に、加熱部分の上方に上方側外径測定装
置を併せて設置して、それにより少なくとも光ファイバ
母材の水平方向の位置を測定し、該水平方向の位置の測
定結果に基づいて、上方側外径測定装置よりも更に上方
に設置した上部チャックを水平方向に移動させて、前記
上方側外径測定装置の設置箇所における光ファイバ母材
の中心位置がヒータの中心線位置と一致するように制御
するようにすれば、更にヒータによる加熱部分における
光ファイバ母材の中心軸をヒータの中心線とより正確に
一致させることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1(A)は、本発明の光ファイ
バ母材の延伸方法に使用する延伸装置の主要部を示す縦
断面図であって、図1(B)はZ方向横断面図である。
図1において、1、2は支持棒、3は光ファイバ母材、
4は上部チャック、5は下部チャック、6は加熱炉、7
はヒータ、8は上方側外径測定装置、9は下方側外径測
定装置である。
【0014】光ファイバ母材3の上下の端部にはそれぞ
れ、石英ガラス等で出来た円柱状の支持体1又は2を溶
接等により連結して、その支持体1及び2をそれぞれ上
部チャック4及び下部チャック5で把持して、少なくと
も光ファイバ母材3の部分を加熱炉6の中に配置する。
加熱炉6にはリング状のカーボン等で出来たヒータ7が
配置されており、そのリングの孔に光ファイバ母材3を
通過させて加熱して軟化させる。
【0015】上部チャック4及び下部チャック5は、図
示しないギア等によって下方に移動することが出来るよ
うになっており、光ファイバ母材3は下部から上部に向
かって長手方向に順次加熱される。また、上部チャック
4の下方への移動速度よりも下部チャック5の下方への
移動速度は大きく設定されているので、光ファイバ母材
3の加熱軟化した部分は引き伸ばされ、加熱域を通過し
た光ファイバ母材3の外径は縮小され、光ファイバ母材
3は延伸される。
【0016】ヒータ7の下方約100mm程度離れた箇
所には、下方側外径測定装置9を設置して、縮径後の光
ファイバ母材3の外径及び水平方向の位置を測定する。
下方側外径測定装置9は、レーザ式非接触型のもので発
光器と受光器からなる点では従来技術のものと変わらな
いが、光ファイバ母材の外径以外にその水平位置をも測
定出来るようにしたものを使用する。また下方側外径測
定装置9は、X方向、Y方向の2方向の水平方向に配置
して、光ファイバ母材3の外径及び位置を2方向から測
定出来るようにする。なお、外径測定装置の種類によっ
ては、若干精度は劣るが、X方向にのみ設置してもX方
向及びY方向の位置を測定することが出来るものもある
ので、それを使うことも可能である。
【0017】また、ヒータ7の上方約500mmの箇所
には、上方側外径測定装置8を設置して、縮径前の光フ
ァイバ母材3の外径及び水平方向の位置を測定すること
も出来る。上方側外径測定装置8は下方側外径測定装置
9と同種の装置であって、上方側外径測定装置8の場合
も通常はX方向、Y方向の2方向に配置し、光ファイバ
母材3の外径及び水平方向の位置を2方向から測定出来
るようにする。
【0018】また、上部チャック4及び下部チャック5
は、光ファイバ母材3の下方へ移動させる機能と共に、
図示しない制御機構によってX方向、Y方向の水平方向
の位置調整機能をもたせたチャックを使用する。そし
て、下方側外径測定装置9の位置測定結果に基づいて、
光ファイバ母材3の中心軸位置が、ヒータ7の中心線位
置と一致するように少なくとも下部チャック5を移動さ
せる制御を行なう。
【0019】これによって、光ファイバ母材3の下方側
外径測定装置9の箇所では、光ファイバ母材3の中心軸
がヒータ7の中心線と一致するように制御されるので、
その箇所からあまり離れていないヒータ7の加熱箇所で
も光ファイバ母材3の中心軸はヒータ7の中心線とほぼ
一致し、光ファイバ母材3の外周の均一な加熱を行なう
ことが出来る。
【0020】勿論、下方側外径測定装置9の測定結果に
基づいて、上部チャック4及び下部チャック5の両方を
同時に移動させて、光ファイバ母材3の中心軸位置が、
ヒータ7の中心線位置と一致するようにすることも可能
である。
【0021】また、下方側外径測定装置9の位置測定結
果に基づいて、下方側外径測定装置9の箇所で光ファイ
バ母材3の中心軸がヒータ7の中心線と一致するように
下部チャック5を移動させる制御を行なうと共に、上方
側外径測定装置8の位置測定結果に基づいて、上方側外
径測定装置8の箇所で光ファイバ母材3の中心軸がヒー
タ7の中心線と一致するように上部チャック4を移動さ
せる制御を行なえば、光ファイバ母材3が長手方向に曲
がっていても、ヒータ7の上下にある上方側外径測定装
置8及び下方側外径測定装置9の箇所でそれぞれ光ファ
イバ母材3の中心軸がヒータ7の中心線と一致するよう
に制御される。
【0022】それによって、ヒータ7の箇所での光ファ
イバ母材3の中心軸位置をより正確にヒータ7の中心線
に合わせることが出来、光ファイバ母材3の外周の加熱
の均一性を一層高めることが出来る。
【0023】また従来技術と同様に、下方側外径測定装
置9の外径測定結果の基づいて、縮径された光ファイバ
母材3の外径が所定の値になるように下部チャック5の
移動速度を制御することによって、縮径された光ファイ
バ母材の外径を一定にすることが出来る。
【0024】以上、加熱炉6内を光ファイバ母材3が特
に中心軸周りの回転をすることなく降下させる例を説明
したが、上部チャック4及び下部チャック5に中心軸周
りに光ファイバ母材3を回転させる機構を追加して、光
ファイバ母材3を中心軸周りに回転させながら降下させ
て延伸を行なうことも出来る。また、それと同時に、上
方側外径測定装置8及び下方側外径測定装置9にてそれ
ぞれ外径及び水平方向の位置を測定し、上方側外径測定
装置8の位置測定結果によって上部チャック4の水平位
置を制御し、併せて、下方側外径測定装置9の位置測定
結果によって下部チャック5の水平位置を制御し、下方
側外径測定装置9の外径測定結果によって下部チャック
5の移動速度を制御する。このように光ファイバ母材の
中心軸周りの回転と水平位置の制御を併せて行なうこと
で、更に均一な加熱を実現し、外周が均一な熱履歴を有
し外径が均一で真直な光ファイバ母材を得ることが出来
る。
【0025】また、光ファイバ母材が中心軸周りに回転
している場合であっても、上方側外径測定装置又は下方
側外径測定装置による水平方向の位置測定は、演算処理
の仕方を変えるだけで可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明の光ファイバ母材の延伸方法は、
光ファイバ母材を鉛直にして加熱炉内に配置しヒータで
加熱してその外径を縮小させるものであって、光ファイ
バ母材の加熱部分の下方に設置した下方側外径測定装置
で光ファイバ母材の水平方向の位置を測定し、該水平方
向の位置測定結果に基づいて、下部チャックを水平方向
に移動させて光ファイバ母材の中心軸位置がヒータの中
心線位置と一致するように制御するものであるので、下
方側外径測定装置の位置からあまり離れていない光ファ
イバ母材のヒータによる加熱部分でも光ファイバ母材の
中心軸をヒータの中心線とほぼ一致させることが出来、
光ファイバ母材の周囲の加熱を均一にすることが出来、
光ファイバ母材の外径を均一にかつ外周の熱履歴も均一
にすることが出来る。従って、この光ファイバ母材を使
えば、横断面が真円で外径が均一な光ファイバを得るこ
とが出来る。
【0027】更に併せて、光ファイバ母材の加熱部分の
上方に設置した上方側外径測定装置にて光ファイバ母材
の水平方向の位置を測定し、該水平方向の位置の測定結
果に基づいて、上部チャックを水平方向に移動させて、
前記上方側外径測定装置の設置箇所における光ファイバ
母材の中心位置がヒータの中心線位置と一致するように
制御するようにすれば、ヒータによる加熱部分における
光ファイバ母材の中心軸をヒータの中心線とより正確に
一致させることが可能になる。
【0028】また、上部チャック、下部チャックに回転
機構を付与して光ファイバ母材をその中心軸周りに回転
させながら降下させるようにすれば、光ファイバ母材の
周囲方向の加熱の均一性がより高まるので、更に均一な
加熱を行なうことが出来、光ファイバ母材の外径を均一
にかつ曲がりの少ないものにすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の光ファイバ母材の延伸方法に
使用する延伸装置の主要部を示す縦断面図であって、
(B)はZ方向横断面図である。
【図2】(A)は従来技術による光ファイバ母材の延伸
方法に使用する延伸装置の主要部を示す縦断面図であっ
て、(B)はZ方向横断面図である。
【符号の説明】
1、2:支持棒 3:光ファイバ母材 4、4’:上部チャック 5、5’:下部チャック 6:加熱炉 7:ヒータ 8:上方側外径測定装置 9:下方側外径測定装置 10:外径測定装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ母材の上下に連結する支持体
    をそれぞれ上部チャック及び下部チャックで把持して該
    光ファイバ母材をその中心軸を鉛直にして加熱炉内に配
    置し、該光ファイバ母材を下方に移動させながら、加熱
    炉内に設けたリング状のヒータで該光ファイバ母材を周
    囲から長手方向に順次加熱して、該光ファイバ母材の外
    径を縮小させる光ファイバ母材の延伸方法において、前
    記光ファイバ母材の加熱部分の下方に下方側外径測定装
    置を設置して少なくとも光ファイバ母材の水平方向の位
    置を測定し、該下方側外径測定装置の位置測定結果に基
    づいて、該下方側外径測定装置よりも更に下方にて光フ
    ァイバ母材に連結した支持体を把持する下部チャックを
    水平方向に移動させて、前記下方側外径測定装置の設置
    箇所における光ファイバ母材の中心軸位置がヒータの中
    心線位置と一致するように光ファイバ母材の位置を制御
    することを特徴とする光ファイバ母材の延伸方法。
  2. 【請求項2】 光ファイバ母材をその中心軸を鉛直にし
    て加熱炉内に配置し、該光ファイバ母材を下方に移動さ
    せながら加熱炉内に設けたリング状のヒータでその光フ
    ァイバ母材を周囲から長手方向に順次加熱して、該光フ
    ァイバ母材の外径を縮小させる光ファイバ母材の延伸方
    法において、前記光ファイバ母材の加熱部分の上方及び
    下方にそれぞれ上方側、下方側外径測定装置を設置して
    少なくとも光ファイバ母材の水平方向の位置を測定し、
    該上方側外径測定装置の位置測定結果に基づいて、前記
    上方側外径測定装置よりも更に上方にて前記光ファイバ
    母材に連結した支持体を把持する上部チャックを水平方
    向に移動させ、併せて、下方側外径測定装置の位置測定
    結果に基づいて、前記下方側外径測定装置よりも更に下
    方にて前記光ファイバ母材に連結した支持体を把持する
    下部チャックを水平方向に移動させて、前記上方側及び
    下方側外径測定装置の設置箇所における光ファイバ母材
    の中心軸位置がヒータの中心線位置と一致するように光
    ファイバ母材の位置を制御することを特徴とする光ファ
    イバ母材の延伸方法。
  3. 【請求項3】 前記上部チャック及び前記下部チャック
    に前記光ファイバ母材を中心軸周りに回転させる機能を
    もたせて、該光ファイバ母材を中心軸周りに回転させな
    がら下方に移動させることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の光ファイバ母材の延伸方法。
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JPH1081531A (ja) 延伸方法

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