JP2001048012A - トンネル工事における点検用の移動足場装置 - Google Patents

トンネル工事における点検用の移動足場装置

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JP2001048012A
JP2001048012A JP11222133A JP22213399A JP2001048012A JP 2001048012 A JP2001048012 A JP 2001048012A JP 11222133 A JP11222133 A JP 11222133A JP 22213399 A JP22213399 A JP 22213399A JP 2001048012 A JP2001048012 A JP 2001048012A
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tunnel
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博 酒本
Kenji Abe
健二 安部
Ryokichi Marui
良吉 丸居
Toshio Shimoda
敏雄 下田
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Izumi Cosmo Co Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
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Izumi Cosmo Co Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド工法等によるトンネル工事におい
て、従来の門型状フレームを具備した点検足場の外形を
大きく変更することなく、当該点検足場を工事中のトン
ネル内に既設の運搬台車用の軌道レールを利用して容易
に移動させることができる点検移動用の足場装置を提供
すること。 【解決手段】 トンネル内の下部に設置された台梁上1
に敷設した軌道レール2上を工事用の資材,機材等を前
記トンネルに搬出入するために走行させられる動力車,
運搬台車3を跨いで前記台梁1上に配置されるように形
成した点検用足場Aを構成する門型フレーム4を具備す
ると共に、前記フレーム4における前後の支柱6に、昇
降手段13によって前記支柱6に沿って昇降させられ、か
つ、前記軌道レール2に載架される車輪12を具備した水
平姿勢の梁部材11を設け、該梁部材11を降下端部に位置
付けて前記車輪12を前記軌道レール2に強制載架させ、
前記門型フレーム4の下面を前記台梁1の上面から浮か
せてその状態を保持することにより、前記点検用の足場
Aが前記軌道レール2上を移動できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の工法による
トンネル工事、例えばシールド工法によるトンネル工事
において、セグメント組立後、その後方においてセグメ
ント連結ボルトの増締めや漏水箇所の補修等など、種々
の点検や作業を実施するため、動力車,運搬台車(以
下、単に「運搬車」という)に干渉することなく、当該
運搬台車用の軌道レール上を走行して移動できるように
トンネル内に配置される正面から視て門型状をなす点検
用の移動足場装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばシールド工法においては、シール
ド機による堀削推進の後方において、逐次、断面円形状
等に組み立てられるシールドセグメントの下部に台梁を
仮設枕木として架設し、該台梁上に運搬台車用の軌道レ
ールを敷設してトンネル内に工事用資材,機材を搬入で
きるようにすると共に、シールド機後方の所要区間に、
前記シールド機に後続する台車を載架するための後続台
車用レールをいわゆる「打って返し」法により敷設して
いる。一方、このような工事中のトンネルにおいては、
工事終了区間を、点検用足場を組立てて様々な仕上がり
具合の良否を点検したり、点検後の補修などをすること
が行われる。この点検は、例えばシールド工法において
は、セグメント組立後、シールド機の後方に位置付けた
前記点検足場の作業台において、種々の点検を実行しセ
グメントボルトの増締めや漏水箇所の補修等の作業が行
われる。
【0003】上記の点検足場は、トンネル工事の進行、
シールド工法ではセグメントの組立が進捗するに従って
前方へ移動する必要があるが、従来は、前記台梁の上に
運搬台車用の軌道レールより広軌の、点検足場を移動さ
せるためのレールを敷設し、このレール上を点検足場を
移動させるようにしている。然し乍ら、上記の従来手法
では、トンネルの長さに沿って台梁上に敷設されている
運搬台車用の軌道レールとは別に、点検足場を移動させ
るためのレールの敷設作業が不可欠である。一方、点検
足場の移動のためのレールに、後続台車用レールを利用
するとしても、後続台車が配列される位置と点検足場の
配置位置がトンネル内で異なっているため、いずれにし
てもレールの「打って返し」法による敷設作業をしなけ
ればならないため、作業が面倒な上に、多くの作業者を
必要とするし、しかも前記作業には危険を招く場合も多
々ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来技術に鑑み、シールド工法等によるトンネル工事
において、従来の門型状フレームを具備した点検足場の
外形を大きく変更することなく、当該点検足場を工事中
のトンネル内に既設の運搬台車用の軌道レールを利用し
て容易に移動させることができる点検移動用の足場装置
を提供することを、その課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の移動点検足場装置の主な
構成は、トンネル内の下部に設置された台梁上に敷設し
た軌道レール上を工事用の資材,機材等を前記トンネル
に搬出入するために走行させられる動力車,運搬台車を
跨いで前記台梁上に配置されるように形成した点検用足
場を構成する門型フレームを具備すると共に、前記フレ
ームにおける前後の支柱に、昇降手段によって前記支柱
に沿って昇降させられ、かつ、前記軌道レールに載架さ
れる車輪を具備した水平姿勢の梁部材を設け、該梁部材
を降下端部に位置付けて前記車輪を前記軌道レールに強
制載架させ、前記門型フレームの下面を前記台梁の上面
から浮かせてその状態を保持することにより、前記点検
用の足場が前記軌道レール上を移動できるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0006】上記の本発明足場装置の具体的な構成は、
トンネル工事用の資材,機材等を該トンネルに搬出入す
る動力車,運搬台車が走行するため前記トンネル内に設
置された台梁上に敷設された軌道レールの外側に該レー
ルと平行なベースフレームを配し、該ベースフレーム上
に少なくとも4本の支柱を立設してその支柱の上部に作
業台を形成し、前記動力車,運搬台車を跨ぐ大きさに形
成された門型フレームを具備した点検用足場において、
前記ベースフレームにその支柱と平行でほぼ同長の昇降
用案内杆を立設すると共に、該案内杆に、前記軌道レー
ルの上を転動する車輪を下部に設けた梁部材を昇降可能
に架設して支持させ、前記昇降用案内杆の作用で前記梁
部材を下降させその車輪を前記軌道レール上に強制的に
当接させることにより前記ベースフレームを前記台梁と
軌道レールから浮上させ、この位置に前記梁部材を保持
して前記点検用足場を軌道レール上を走行させるように
したことを特徴とするものである。
【0007】即ち、本発明のトンネル工事における点検
用の移動足場装置の一つの例は、その点検足場を移動さ
せるために、工事中のトンネルの長さ方向に沿って台梁
上に既に敷設されている運搬台車用の軌道レールを利用
するようにしたもので、点検足場のフレームとしてベー
スフレームに立設した4本の支柱に沿って立設した昇降
用案内杆に、運搬台車の車輪と同じ軌道幅に合う車輪を
下面に取付けた梁部材を前記案内杆の最上位に降下可能
に架設しておき、該梁部材を送りネジや油圧シリンダ、
捲上機等の昇降手段により下降させ、この梁部材に設け
た車輪が台梁上の軌道レール上に当接して載架された
ら、この車輪を更に少し強制降下させたところでこの状
態をロック又はクランプすることにより、点検足場のベ
ースフレームの下面を台梁から浮上させ、この点検足場
が運搬台車用の軌道レール上を移動できるようにしたも
ので、点検足場の移動を、それ専用のレールを敷設する
ことなく、従って、そのため多くの人手を必要とせず
に、しかも危険性もなく、点検作業用の足場の移動を安
全裡に行うことができる。
【0008】本発明において、前記梁部材を昇降させる
手段としては、昇降案内杆をネジ杆により構成すると共
に梁部材に該ネジ杆に螺合するナットを取付けると共
に、門型フレームの上部を駆動部材の取付部としその上
に前記ネジ杆の回転駆動源として例えば減速機構を含む
モータを配備することにより、該モータを駆動すれば、
梁部材がネジ杆による昇降案内杆に案内されて支柱と平
行に昇降するように形成している。そして、この点検用
足場の移動に際しては、梁部材を下降させて該梁部材の
下面に取付けた車輪が台梁上の運搬台車用の軌道レール
に当接させ、門型フレームの最下端面が台梁の上方に浮
上するまでモータを駆動して、この状態を固定する。ま
た、点検足場を移動させた後は、前記モータを上記とは
逆に駆動して、梁部材を門型フレームの支柱の上端近く
まで上昇させると、門型フレームの下方には、運搬台車
がその軌道レール上を支障なく走行できる空間が確保さ
れる。
【0009】本発明においては、梁部材の昇降手段とし
て前記モータに代えて流体圧シリンダを用い、該シリン
ダを駆動すれば梁部材がリニアガイド等の昇降案内杆に
案内されて昇降するようにしてもよく、また、門型フレ
ームの上部に設けた捲上機のワイヤにより梁部材を前記
案内杆に沿って吊下支持させておき、必要に応じて前記
ワイヤを巻き上げたり巻き戻したりすることにより、梁
部材を支柱つまり案内杆に沿って昇降させるようにして
もよい。これらの場合において、昇降案内杆の下端部近
傍にのみネジを形成すると共に、前記案内杆にガイドさ
れるハーフナットを梁部材に埋設しておき、梁部材が下
降させられてハーフナットがこのネジ部に達したら、前
記ナットを閉じてモータにより該ネジを回転させるか、
又は、予め梁部材に設けている前記ナットを回転駆動さ
せることにより、梁部材の車輪を台梁上の運搬台車用の
軌道レールの上に当接させ、点検足場におけるフレーム
の最下面が走行に支障ないレベルに台梁から浮上するま
でモータを駆動する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例を図
により説明する。図1は、本発明の一例の足場装置を、
シールド工法においてセグメント内に既設の運搬台車用
の軌道レール上に載架させた状態の正面図、図2は図1
の側面図である。
【0011】図において、Tはセグメントを円形のトン
ネル状に組立てて構成したシールドセグメント、1は該
シールドセグメントTの下部に設置した仮設枕木となる
台梁、2は該台梁1の上に設置した動力車や運搬台車用
の軌道レールで、工事中のトンネルの坑口から切羽まで
配置されており、図1に鎖線で示す動力車や運搬台車3
の車輪(図示せず)が載架されるものである。4は、前
記レール2の外側に、当該レール2と平行な向きで台梁
1の上に配した左右のベースフレーム5と、左,右のベ
ースフレーム5,5の前後に、夫々に立設した4本の支
柱6と、該支柱6の上部を平面矩形状をなすように連結
した上部フレーム梁7とから成る点検足場用の門型フレ
ームである。この門型フレーム4は、その正面間口が前
記動力車や運搬台車3の正面外形より大きく、一例とし
て奥行きを5m程度、高さを前記台車3の約2倍程度に
形成している。また、この門型フレーム4における上部
フレーム梁7の上方には平台状の作業台8が、また、上
部フレーム梁7の左,右側には、正面から見て左,右に
突出したギャラリー状の作業台9が設けられている。
【0012】10は前記4本の支柱6の内側において、ベ
ースフレーム5と上部フレーム梁7の間に回転可能に立
設した4本の棒状をなす昇降案内杆で、図示した例では
送りネジ杆を用いている。11は、下面に前記台梁1に設
置されている運搬台車用の軌道レール2に載架される車
輪12を下面側に具備すると共に、左右両端に、前記昇降
案内杆10であるネジ杆に螺合させるナットnを設け、こ
のナットnによって前記ベースフレーム5の前後におい
て左右の案内杆10,10に、それぞれ支持させた前,後の
梁部材で、各昇降案内杆10のネジ杆を回転駆動させる
と、この梁部材11は左,右のナットnの作用によりベー
スフレーム5の前,後において、それぞれ左右の昇降案
内杆10に案内されて昇降するようになっている。なお、
12aは各車輪12に連結した走行用モータである。また、
前,後の梁部材11は、それらの左,右を連結梁11aによ
り結合し、ここでは平面矩形状をなす走行台枠フレーム
に形成されている。
【0013】一方、前記案内杆10の回転駆動部は、上部
フレーム梁7に支持させて形成した駆動部材の設置部の
上にモータ13を取付け、該モータ13の回転を、シャフト
や回転方向変換機構等の回転伝達部材14を介して前記ベ
ースフレーム5の前後における左,右の昇降案内杆10に
伝動することにより、上述したように前,後の梁部材11
を昇降させるようにしており、以上により本発明による
点検用の移動足場Aの一例を形成する。
【0014】本発明の点検用の移動足場Aは、一例とし
て上述のように構成されるもので、あるから、次にその
作用について説明する。即ち、本発明の点検用の足場A
の移動は、原則として、その足場Aを位置付けたい場所
の軌道レール2の上にそのレール2を使用する動力車や
運搬台車3がないときに行う。
【0015】上記足場Aの移動は、そのためにまず、モ
ータ13を駆動し、該モータ13の回転を回転伝達部材14を
介しベースフレーム5の前後において、夫々、左右の昇
降案内杆10に伝達し、前,後の梁部材11に取付けられ左
右の昇降案内杆10に螺合している各ナットnの作用によ
り前,後の梁部材11をそれぞれに同期して下降させる。
ベースフレーム5の前後の梁部材11の下降が続きその下
面に取付けられている車輪12が台梁1の軌道レール2に
当接すると、門型フレーム4はその前後の下端面が同期
して台梁1から浮上し始め、更に少し梁部材11が下降さ
せられると、前記フレーム4はそのベースフレーム5,
5が台梁1の上に浮き、前記の前後の梁部材11における
各車輪12がレール2の上に走行可能に載架された状態に
なる。そこで、前後の梁部材11の位置を夫々に前記の各
案内杆10の上で固定する。
【0016】次に、上記の状態におかれた足場Aにおけ
る各車輪12のモータ12aを夫々に、同期して駆動させる
と、本発明の点検用移動足場Aは、軌道レール2の上を
自走することになる。従って、本発明の点検用移動足場
Aを所望の位置まで移動させたら各モータ12aを停止
し、前記昇降用のモータ13を上記の場合とは逆方向に駆
動することにより、梁部材11を元の位置に上昇させる。
梁部材11が元位置(門型フレーム4の上方)に復帰した
ら、モータ13の駆動を停止して、作業台8,9の上にお
いて所定の点検作業を行うのである。
【0017】なお、実際のシールド工法においては、点
検用の足場Aにはその作業台8,9に換気配管(図示せ
ず)などを支持するようにしたり、その他、シールドセ
グメントTの内側の空所に所要の機材を配備している
が、本発明は点検足場の移動機構に係るものであるか
ら、図面上、それらは省略している。また、上記例は、
シールド工法のトンネルに本発明の移動足場を適用した
ものであるが、本発明足場装置は、他の工法によるトン
ネル工事にもそのまま適用できること勿論である。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、シール
ドセグメントなどにより構築される、トンネル内の下部
に設置された台梁上に敷設した軌道レール上を工事用の
資材,機材等を前記トンネルに搬出入するために走行さ
せられる動力車,運搬台車を跨いで前記台梁上に配置さ
れるように形成した点検用足場を構成する門型フレーム
を具備すると共に、前記フレームにおける前後の支柱
に、昇降手段によって前記支柱に沿って昇降させられ、
かつ、前記軌道レールに載架される車輪を具備した水平
姿勢の梁部材を設け、該梁部材を降下端部に位置付けて
前記車輪を前記軌道レールに強制載架させ、前記門型フ
レームの下面を前記台梁の上面から浮かせてその状態を
保持することにより、前記点検用の足場が前記軌道レー
ル上を移動できるようにしたから、従来の門型状フレー
ムを具備した点検足場の全体の形状を大きく変更するこ
となく、また、点検足場を移動させるための専用レール
も敷設しないで済むため、専用レール敷設用の作業者を
必要としないで、容易に点検足場を移動させることが可
能になり、更に、移動作業は安全に行われ、危険を招く
おそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の足場装置を、シールド工法にお
いてセグメント内に既設の運搬台車用の軌道レール上に
載架させた状態の正面図。
【図2】図1の側面図。
【符号の説明】
T シールドセグメント A 本発明の移動点検足場 1 台梁 2 レール 3 動力車又は運搬台車 4 門型フレーム 5 ベースフレーム 6 支柱 7 上部フレーム梁 8,9 作業台 10 昇降案内杆 11 梁部材 12 車輪 12a 車輪用モータ 13 梁部材昇降用モータ 14 回転伝達部材 n ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安部 健二 大阪府大阪市都島区片町2丁目10番5号 株式会社熊谷組大阪支店内 (72)発明者 丸居 良吉 大阪府大阪市都島区片町2丁目10番5号 株式会社熊谷組大阪支店内 (72)発明者 下田 敏雄 西宮市山口町阪神流通センター1丁目108 番地 株式会社イズミ内 Fターム(参考) 2D055 BA01 GB11 LA16 2E003 CA01 CB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル内の下部に設置された台梁上に
    敷設した軌道レール上を工事用の資材,機材等を前記ト
    ンネルに搬出入するために走行させられる動力車,運搬
    台車を跨いで前記台梁上に配置されるように形成した点
    検用足場を構成する門型フレームを具備すると共に、前
    記フレームにおける前後の支柱に、昇降手段によって前
    記支柱に沿って昇降させられ、かつ、前記軌道レールに
    載架される車輪を具備した水平姿勢の梁部材を設け、該
    梁部材を降下端部に位置付けて前記車輪を前記軌道レー
    ルに強制載架させ、前記門型フレームの下面を前記台梁
    の上面から浮かせてその状態を保持することにより、前
    記点検用の足場が前記軌道レール上を移動できるように
    したことを特徴とするトンネル工事における点検用の移
    動足場装置。
  2. 【請求項2】 トンネル工事用の資材,機材等を該トン
    ネルに搬出入する動力車,運搬台車が走行するため前記
    トンネル内に設置された台梁上に敷設された軌道レール
    の外側に該レールと平行なベースフレームを配し、該ベ
    ースフレーム上に少なくとも4本の支柱を立設してその
    支柱の上部に作業台を形成し、前記動力車,運搬台車を
    跨ぐ大きさに形成された門型フレームを具備した点検用
    足場において、前記ベースフレームにその支柱と平行で
    ほぼ同長の昇降用案内杆を立設すると共に、該案内杆
    に、前記軌道レールの上を転動する車輪を下部に設けた
    梁部材を昇降可能に架設して支持させ、前記昇降用案内
    杆の作用で前記梁部材を下降させその車輪を前記軌道レ
    ール上に強制的に当接させることにより前記ベースフレ
    ームを前記台梁と軌道レールから浮上させ、この位置に
    前記梁部材を保持して前記点検用足場を軌道レール上を
    走行させるようにしたことを特徴とするトンネル工事に
    おける点検用の移動足場装置。
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