JP2001047672A - プリンタ、プリンタの制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体 - Google Patents

プリンタ、プリンタの制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体

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JP2001047672A
JP2001047672A JP11224469A JP22446999A JP2001047672A JP 2001047672 A JP2001047672 A JP 2001047672A JP 11224469 A JP11224469 A JP 11224469A JP 22446999 A JP22446999 A JP 22446999A JP 2001047672 A JP2001047672 A JP 2001047672A
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Toshihiro Shima
敏 博 島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2部目以降の印刷を速やかに行う。 【解決手段】 印刷タスク60は受信した印刷用のデー
タを受信データRVDTとしてハードディスク39に格
納する。言語解釈タスク61は、ハードディスク39か
ら受信データRVDTを読み出して言語解釈を行い、印
刷要求PREQを生成して、RAM36に展開して印刷
タスク62に送信する。この際、言語解釈タスク61
は、2部目以降の印刷をする必要があるには、2部目以
降の印刷をするのに必要な印刷用のデータを、印刷の種
類に応じて、受信データRVDTしてハードディスク3
9に保持し、又は、印刷要求PREQとしてハードディ
スク39に保持する。そして、言語解釈タスク61は、
ハードディスク39に保持した受信データRVDT又は
印刷要求PREQに基づいて、2部目以降の印刷を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、プリン
タの制御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒
体に関し、特に、コレート印刷や保存印刷の可能なプリ
ンタ、コレート印刷や保存印刷をする際のプリンタの制
御方法、及び、そのための処理を記録した記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】ページプリンタ等のレーザプリンタは、
コレート印刷や保存印刷といった様々な種類の印刷をす
ることが可能になってきている。
【0003】コレート印刷とは、丁合印刷とも呼ばれる
ものであり、ページの順番を揃えて複数部数印刷する機
能である。近似のことを行う印刷方法として、コピー印
刷というものもある。コピー印刷とは、スタック印刷と
も呼ばれるものであり、同じページを必要な部数分連続
して印刷する機能である。
【0004】具体的に説明すると、第1ページ、第2ペ
ージ、第3ページの合計3ページからなる印刷物を2部
印刷する場合を例にあげると、コレート印刷では、第1
ページ−第2ページ−第3ページの印刷物と、第1ペー
ジ−第2ページ−第3ページの印刷物とが印刷される。
つまり、ページの順番が揃った状態で印刷物が2部印刷
される。
【0005】コピー印刷では、第1ページ−第1ページ
−第2ページ−第2ページ−第3ページ−第3ページの
順に印刷物が印刷される。したがって、コピー印刷を行
った場合は、ユーザはそれぞれ重複するページ毎に仕分
け作業を行った上で、必要な印刷物が2部得られること
になる。このため、ユーザにとっては、コピー印刷より
もコレート印刷の方が使い勝手がよい。
【0006】しかし、コレート印刷を行うプリンタは、
全部数の印刷が終了するまで、全ページの印刷用のデー
タを保持しておく必要がある。この印刷用のデータを保
持するためにメモリを用いると、大容量のメモリが必要
となる。しかし、高価なメモリを大量に搭載するのはコ
スト増を招くため好ましくない。このため、プリンタに
メモリの代わりにハードディスクを搭載したものが考え
られている。
【0007】プリンタがハードディスクを備える場合、
印刷用のデータを受信したプリンタは、すべてのデータ
を一旦ハードディスクに書き込み、このハードディスク
に書き込まれたデータを用いて印刷を行う。このため、
ハードディスクの容量さえあれば、そのページ数に制限
されることなくコレート印刷を行うことが可能になる。
また、メモリの容量にとらわれることなくコレート印刷
を行うことができるので、メモリ容量の少ないプリンタ
機種であっても、ハードディスクを導入することでコレ
ート印刷が可能になる。このため、ハードディスクに格
納されたデータは、印刷ジョブが完了するまでの間、プ
リンタで保持されることになる。
【0008】また、プリンタに大容量のメモリが搭載さ
れている場合でも、プリンタのプログラムがメモリを占
有することもあり、複雑な図形やページ数が多い場合に
は、コレート印刷ができないこともある。さらに、プリ
ンタの種類によっては、メモリを大容量に増設できない
場合もある。このような場合には、必要な部数分の印刷
用のデータをコンピュータが各部毎にプリンタへ送信す
ることにより、コレート印刷を実現していたが、1部
目、2部目、3部目と印刷用のデータをコンピュータか
らプリンタに送信するため、コンピュータの開放が極端
に遅くなるという問題がある。例えば、5ページのもの
を10部印刷する場合、50ページ分の処理が必要であ
る。このような問題は、プリンタにハードディスクを搭
載し、コレート印刷で部数印刷を実現することにより解
決できると考えられている。
【0009】保存印刷とは、複数部数を印刷する際に、
1部目については試し印刷をし、この試し印刷の印刷物
をユーザが確認した上で、ユーザの印刷指示に基づい
て、2部目以降の印刷をするという機能である。この保
存印刷をすると、ユーザは試し印刷の結果、何らかの間
違いや不良に気づいた場合、2部目以降の印刷は省略す
ることができ、用紙やトナーの節約を図ることができ
る。
【0010】この保存印刷を実現するには、1部目の印
刷が完了してから、2部目以降の印刷をするまで、その
印刷用のデータを保持しておく必要がある。この印刷用
のデータは、そのデータ量が多いことから、ハードディ
スクに格納される場合が多い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ハー
ドディスクを搭載したプリンタが印刷用のデータを一旦
ハードディスクに格納した上で2部目以降の印刷を行う
手法として、受信した印刷用のデータを言語解釈前にハ
ードディスクに格納する方法と、言語解釈後にハードデ
ィスクに格納する方法がある。
【0012】ここで、印刷物の印刷には種々の要求が存
在する。例えば、上述したコレート印刷や保存印刷を行
う場合や、カラー印刷やモノクロ印刷を行う場合があ
る。
【0013】従来においては、このような印刷の種類に
よらず、ハードディスクに印刷用のデータを格納する手
法は固定的なものであった。すなわち、2部目以降の印
刷用のデータを言語解釈前にハードディスクに格納する
タイプである場合には、その印刷の種類によらずに、常
に、言語解釈前の受信データをハードディスクにデータ
を格納していた。一方、2部目以降の印刷用のデータを
言語解釈後にハードディスクに格納するタイプである場
合には、その印刷の種類によらずに、常に、言語解釈後
の印刷要求をハードディスクに格納していた。
【0014】しかし、印刷の種類によっては、2部目以
降の印刷用のデータとして、言語解釈前の受信データを
ハードディスクに格納して保持した方が好ましい場合も
あり、逆に、言語解釈後の印刷要求をハードディスクに
格納して保持した方が好ましい場合もあった。
【0015】そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされ
たものであり、印刷の種類に応じて、2部目以降の印刷
をするのに必要なデータを、言語解釈前の状態でハード
ディスクに保持する方法と、言語解釈後の状態でハード
ディスクに保持する方法とを使いわけることのできるプ
リンタを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るプリンタは、2部目以降の印刷をする
のに必要な印刷用のデータを、印刷の種類に応じて、言
語解釈前の受信データとして補助記憶装置に保持する
か、又は、言語解釈後の印刷要求として補助記憶装置に
保持するかを切り換えることを特徴とする。そして、本
発明に係るプリンタは、補助記憶装置に保持した受信デ
ータ又は印刷要求に基づいて、2部目以降の印刷を行
う。これにより、印刷の種類に応じた最適な形式で2部
目以降の印刷用のデータを保持することができ、可及的
に速やかに2部目以降の印刷をすることが可能になる。
【0017】この場合、印刷要求に基づいて印刷を行う
際には、印刷要求を記憶装置に展開し、この記憶装置に
展開した印刷要求に基づいて印刷を行うようしてもよ
い。
【0018】具体的には、本発明に係るプリンタは、コ
レート印刷に際し、記憶装置に全ページの印刷要求が展
開できたときには、この記憶装置に展開された印刷要求
に基づいて、2部目以降の印刷を行うようにするとよ
い。記憶装置に全ページ分の印刷要求を展開できた場合
には、この記憶装置に展開された印刷要求を用いて2部
目以降の印刷をすることにより、速やかなコレート印刷
を実現することができる。
【0019】また、コレート印刷又は保存印刷に際し、
記憶装置に全ページの印刷要求が展開しきれなかったと
きには、印刷要求がカラー印刷の場合は印刷要求を2部
目以降の印刷用のデータとして補助記憶装置に保持し、
印刷要求がモノクロ印刷の場合は受信データを2部目以
降の印刷用のデータとして補助記憶装置に保持するよう
にするとよい。カラー印刷用の受信データは階調表現が
なされているため、一般にそのデータ量が多く、また、
言語解釈にも時間がかかる。このため、カラー印刷の場
合は、言語解釈後の印刷要求を補助記憶装置に格納した
方が、言語解釈前の受信データを再度言語解釈して用い
るより、短い時間で2部目以降の印刷を完了することが
多い。一方、モノクロ印刷の受信データのデータ量は一
般にカラー印刷ほどは大きくなく、言語解釈に要する時
間も短い。このため、モノクロ印刷の場合は、補助記憶
装置にある受信データを再度言語解釈して用いた方が、
言語解釈後の印刷要求を別途補助記憶装置に格納するよ
り、短い時間で2部目以降の印刷を完了することができ
る。
【0020】これに対して、コレート印刷又は保存印刷
に際し、記憶装置に全ページの印刷要求が展開しきれな
かったときには、記憶装置上の印刷要求の大きさと補助
記憶装置上の受信データの大きさとを比較し、受信デー
タの方が小さい場合には、この受信データを2部目以降
の印刷用のデータとして補助記憶装置に保持し、そうで
ない場合には、印刷要求を2部目以降の印刷用のデータ
として補助記憶装置に保持するようにしてもよい。この
ようにすれば、カラー印刷でも受信データの方が印刷要
求よりも大きさが小さい場合や、モノクロ印刷でも印刷
要求の方が受信データよりも大きさが小さい場合でも、
的確にデータの大きさの小さい方式で2部目以降の印刷
用のデータを補助記憶装置に保持することができる。こ
のため、補助記憶装置の効率的な利用を図ることができ
る。
【0021】さらに、補助記憶装置上の受信データの方
が、記憶装置上の印刷要求よりも小さい場合であって
も、受信データから印刷要求を生成するのに所定時間以
上必要とする場合には、印刷要求を2部目以降の印刷用
のデータとして補助記憶装置に保持するようにしてもよ
い。このようにすれば、たとえ印刷要求の方が受信デー
タよりも大きさが小さい場合であっても、印刷要求を再
度生成するのに長時間かかるような印刷について、2部
目以降の印刷を速やかに行うことができる。
【0022】また、通常の1部印刷の場合には、印刷要
求に基づく印刷が完了した時点で、補助記憶装置に格納
してある受信データを削除し、印刷要求の保持も行わな
い。これが1部印刷の通常の処理である。
【0023】また、本発明はプリンタの制御方法として
実現することも可能である。また、このようにプリンタ
を制御するためのプログラムを記録媒体に記録し、この
記録媒体に記録したプログラムをプリンタに読み込ませ
てた上で実行させることにより、本発明を実現すること
も可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明に係るプリンタは、言語解
釈タスクがハードディスクから受信データを読み出し
て、この受信データに基づいて印刷要求を生成し、印刷
タスクに送信する。この印刷要求を受信した印刷タスク
はRAM上にこの印刷タスクを展開し、全ページ分を展
開できた場合には、RAM上に展開した印刷要求に基づ
いてコレート印刷を行う。一方、RAM上に展開しきれ
なかった場合には、モノクロ印刷のときには、ハードデ
ィスクから同じ受信データを再び読み出して2部目以降
の印刷を行い、カラー印刷のときには、ハードディスク
に印刷要求を格納しこの印刷要求に基づいて2部目以降
の印刷を行う。また、保存印刷の場合にも、ハードディ
スクに印刷要求を格納しこの印刷要求に基づいて2部目
以降の印刷を行う。このように印刷の種類に応じて、最
適な形式で2部目以降の印刷用のデータを保持すること
としたので、2部目以降の印刷を速やかに行うことがで
きるものである。より詳しくを以下に説明する。
【0025】まず、図1に基づいて、本発明の1つの実
施形態に係るプリンタの概略的構成を説明する。図1
は、本実施形態に係るプリンタの概略構成を示すブロッ
ク図である。この図1に示すように、プリンタ10は、
主としてコントローラ20とプリンタエンジン22とを
備えて構成されている。本実施形態では、プリンタ10
はレーザ印刷式のページプリンタである。
【0026】コントローラ20は、CPU30と、イン
ターフェース32、34と、RAM(Random Access Me
mory)36と、ROM(Read Only Memory)38と、ハ
ードディスク39とを、備えて構成されている。これら
CPU30と、インターフェース32、34と、RAM
36と、ROM38と、ハードディスク39とは、バス
50を介して相互に接続されている。また、インターフ
ェース34とインターフェース52を介して、コントロ
ーラ20はプリンタエンジン22と接続されている。
【0027】RAM36は本実施形態に係る揮発性記憶
装置(記憶装置)を構成し、ROM38は本実施形態に
係る不揮発性記憶装置を構成し、ハードディスク39は
本実施形態における補助記憶装置を構成する。
【0028】CPU30は、インターフェース32を介
してLAN(Local Area Network)等の外部のネットワ
ーク54との間でデータ通信を行うとともに、インター
フェース34、52を介してプリンタエンジン22とデ
ータ通信を行う。このCPU30は、本実施形態におけ
る中央処理装置を構成する。
【0029】ネットワーク54には、コンピュータが接
続されている。ここで、コンピュータとは広義のコンピ
ュータであり、パーソナルコンピュータ、ワークステー
ション、ワードプロセッサ、デジタルカメラ等が含まれ
るものとする。
【0030】図2は、本実施形態に係るプリンタ10が
備えるタスクの一部を示す図である。この図2に示すよ
うに、CPU30は、複数の「タスク」(「プロセス」
と呼ばれることもある)のいずれかを排他的に実行す
る。本実施形態では、CPU30は、通信タスク60、
言語解釈タスク61、印刷タスク62、その他のタスク
63を排他的に選択して実行する。なお、これらの代表
的なタスク以外にもCPU30にタスクは存在する。そ
の他のタスクとしては、例えば、プリンタのアイドル状
態を実行するアイドルタスク等がある。これらのタスク
はRAM36に格納されている。
【0031】タスクの切り換え、すなわち、CPU30
をどのタスクに割り当てるかの管理は、スケジューラ7
0によって行われる。スケジューラ70には、各タスク
の優先度を格納した優先度テーブルと、各タスクの優先
度を変更する優先度変更部とが設けられている。そし
て、スケジューラ70は、優先度テーブルに格納された
優先度に基づいて各タスクのいずれかにCPU30を割
り当てる。このスケジューラ70もRAM36に格納さ
れているプログラムであり、CPU30で実行される。
また、スケジューラ70は、このプリンタ10が備える
マルチタスクOS(Operating System)の機能の1つで
ある。つまり、このマルチタスクOS上で、前述した各
タスクは動作する。
【0032】上述したように構成されているコントロー
ラ20の主たる機能は、ネットワーク54から印刷用の
データを受信して、この受信データをプリンタエンジン
22で印刷可能な構成の印刷データに変換することであ
る。この印刷データは、インターフェース34、52を
介してプリンタエンジン22に転送され、このプリンタ
エンジン22で印刷が行われる。
【0033】次に、図3に基づいて、プリンタ10が備
える通信タスク60と言語解釈タスク61と印刷タスク
62の処理内容を説明する。図3は、通信タスク60と
言語解釈タスク61と印刷タスク62との間のメッセー
ジの送受と処理内容を説明するための図である。
【0034】この図3に示すように、通信タスク60
は、ネットワーク54を介して受信したパケットからヘ
ッダやチェックサム等の余分なデータを除去して、受信
データRVDTとしてハードディスク39に格納する。
言語解釈タスク61は、ハードディスク39から受信デ
ータRVDTを読み出して解析を行い、印刷要求PRE
Qを生成して、RAM36上に展開し、印刷タスク62
に送信する。
【0035】ここで、印刷要求PREQは、印刷要求構
造体をなしている。この印刷要求構造体は、ページ毎に
生成され、例えば、用紙サイズ、各ページの印刷部数、
表面/裏面指定の別、そのページの構成内容を示す中間
コードデータを含んでいる。
【0036】そのページの構成内容を中間コードデータ
にするのは、メモリ消費量を低減するためである。例え
ば、コンピュータからの印刷用のデータが文字コードで
ある場合、この文字を印刷するためには、文字コードに
応じたフォントデータを読み出して必要な加工処理を行
い、印刷出力用の最終イメージデータに変換する必要が
ある。あるページを印刷するためには、そのページを構
成するすべての文字のビットイメージデータを生成すれ
ばよいが、ページ全体のビットイメージデータを生成す
るのでは、メモリを多量に消費する。このため、言語解
釈タスク61は、ページ全体のビットイメージデータそ
のものを保持するのではなく、部分部分のイメージを保
持する中間コードの状態で保持するようになっている。
このように生成された中間コードを含む印刷要求構造体
は、ページ毎に印刷要求PREQとして、言語解釈タス
ク61から印刷タスク62に送信される。
【0037】この印刷要求PREQを受信した印刷タス
ク62は、このRAM36に展開した印刷要求PREQ
に基づいてプリンタエンジン22を駆動して印刷を行
う。
【0038】この印刷要求PREQが複数の部数を印刷
するコレート印刷の場合がある。印刷要求PREQがコ
レート印刷の場合には、すべてのページの印刷要求PR
EQがRAM36に展開できたときには、印刷タスク6
1は、このRAM36に展開された印刷要求PREQを
用いて指定された部数のコレート印刷を行う。
【0039】図4は、5ページからなる印刷物を3部の
コレート印刷する例であるが、5ページ分の印刷要求P
REQ(1)〜PREQ(5)がすべてRAM36上に
展開されている。このため、印刷タスク62は、このR
AM36に展開された印刷要求PREQ(1)〜PRE
Q(2)を用いて3部のコレート印刷を行うことができ
る。
【0040】一方、印刷要求PREQがコレート印刷の
場合には、すべてのページの印刷要求PREQがRAM
36に展開しきれない場合もある。この場合、モノクロ
印刷であるときには、言語解釈タスク61は、RAM3
6に展開した印刷要求PREQのうち、印刷が終了した
ページのうちの一部のページの印刷要求PREQを削除
しながら、最終ページの印刷要求PREQまでをRAM
36に展開し、1部印刷を行う。そして、言語解釈解釈
タスク61は、2部目以降は、ハードディスク39から
受信データRVDTを再度読み込んで、言語解釈を行っ
て再印刷要求PREQを生成し、RAM36に展開し、
印刷タスク62に送信する。この印刷要求PREQを受
信した印刷タスクは、この印刷要求PREQに基づい
て、2部目の印刷を行う。プリンタ10は、この動作を
繰り返すことにより、指定部数のコレート印刷を実行す
る。
【0041】また、印刷要求PREQがコレート印刷の
場合で、すべてのページの印刷要求PREQがRAM3
6に展開しきれない場合において、カラー印刷であると
きには、言語解釈タスク61は、RAM36に展開した
印刷要求PREQのうち、印刷が終了した印刷要求PR
EQをハードディスク39に格納した後、この印刷要求
PREQをRAM36上から削除する。そして、2部目
以降は、言語解釈タスク61がハードディスク39から
印刷要求PREQを読み込んで、RAM36上に展開
し、印刷タスク62が印刷を行う。プリンタ10は、こ
の動作を繰り返すことにより、指定部数のコレート印刷
を実行する。
【0042】また、印刷要求PREQが保存印刷である
場合もある。この保存印刷である場合には、言語解釈タ
スク61は、1部目の印刷の際にRAM36に展開した
印刷要求PREQをハードディスク39に格納する。そ
して、言語解釈タスク61は、ユーザから残りの部数を
印刷する印刷指示を受けたときに、ハードディスク39
から印刷要求PREQを読み出してRAM36上に展開
し、印刷タスク62が印刷を実行する。
【0043】ここで、コレート印刷、カラー印刷、保存
印刷の場合に、上述したようなデータの取扱いをするの
は、以下のような理由によるものである。
【0044】上述したように、コレート印刷で、かつ、
カラー印刷の場合は、言語解釈後のデータである印刷要
求PREQをハードディスク39に格納し保存する。一
般に、カラー印刷の場合、コンピュータから受信した受
信データは、各画素毎に階調表現がなされており、その
データ量は極めて大きい。このため、カラー印刷用の受
信データRVDTについて、言語解釈をするには相応の
時間を必要とする。したがって、言語解釈がなされた後
の印刷要求PREQをハードディスク39に格納し、こ
のハードディスク39に格納した印刷要求PREQを読
み出して2部目以降を印刷することにより、プリンタエ
ンジン22をエンジンスピードで印刷することが可能に
なる。すなわち、プリンタエンジン22を間欠的に停止
させることなく動作させることが可能になる。
【0045】また、カラー印刷の受信データRVDTを
言語解釈し、画素毎に2値表現された印刷要求PREQ
については、そのデータ量は、受信データRVDTより
も小さくなっている。このため、2部目以降を印刷する
際には、言語解釈後の印刷要求PREQをハードディス
ク39から読み出して印刷した方が、ハードディスク3
9の容量を削減でき、また、プリンタエンジンもエンジ
ンスピードで動作させることが可能になる。
【0046】これは、プリンタエンジン22を用いて迅
速な印刷を実現するためには、プリンタエンジン22を
なるべく停止させずに連続して動作させる方が望ましい
からである。プリンタエンジン22が一旦停止すると、
次に起動する前に定着ヘッドの加熱などの余分なステッ
プが必要となり、時間のロスが生ずるからである。した
がって、印刷速度を最大に維持するためには、プリンタ
エンジン22が連続して動作できるよう印刷タスク62
はプリンタエンジン22に印刷用のデータを供給する必
要がある。
【0047】これに対して、コレート印刷で、かつ、モ
ノクロ印刷の場合は、ハードディスク39に格納してあ
る言語解釈前のデータである受信データRVDTを使用
する。モノクロ印刷の場合は、コンピュータから受信し
た受信データRVDTのデータ量はそれほど大きくな
く、言語解釈に要する時間もカラー印刷ほど長くはな
い。このため、モノクロ印刷の場合は、2部目以降の印
刷の際には、言語解釈前の受信データRVDTをハード
ディスク39から読み出しても、プリンタエンジンをエ
ンジンスピードで印刷することが可能になる。すなわ
ち、生成された印刷要求PREQを別途ハードディスク
39に格納する場合には、この格納時間が必要となる。
しかし、モノクロ印刷の場合は、受信データRVDTを
言語解釈するのに要する時間が短いので、この格納時間
を省いた方が、迅速に2部目以降の印刷をすることがで
きるのでる。
【0048】保存印刷の場合には、解釈後のデータであ
る印刷要求PREQをハードディスク39に格納し、保
存する。1部目の印刷で所望の印刷物が得られたとユー
ザが判断した場合には、ユーザの印刷指示に基づいて、
ハードディスク39に格納した印刷要求を読み出して、
指定部数の印刷を実行する。
【0049】これに対して、コレート印刷でない場合や
保存印刷でない場合は、1部を印刷すれば足りるので、
印刷が完了した印刷要求PREQを順次RAM36上か
ら削除すればよい。
【0050】次に、図5乃至図15に基づいて、RAM
36にすべてのページの印刷要求PREQが展開しきれ
なかった場合の処理動作を、モノクロのコレート印刷を
例にして説明する。
【0051】図5乃至図15は、7ページからなる印刷
物を4部のコレート印刷する例であるが、図5に示すよ
うに、RAM36上には第1ページ〜第5ページまでの
印刷要求PREQ(1)〜PREQ(5)しか展開でき
ない。このため、1部目の印刷においては、図6に示す
ように、言語解釈タスク61は、カラー印刷の場合は、
第1ページの印刷の終了した時点で第1ページの印刷要
求PREQ(1)をハードディスク39に格納した上で
RAM36上から破棄する。一方、モノクロ印刷の場合
は、ハードディスク39に格納することなく、そのまま
RAM36上から破棄する。そして、言語解釈タスク6
1は、第6ページの印刷要求PREQ(6)をRAM3
6に取り込む。
【0052】次に、図7に示すように、言語解釈タスク
61は、カラー印刷の場合は、第2ページの印刷の終了
した時点で第2ページの印刷要求PREQ(2)をハー
ドディスク39に格納した上でRAM36上から破棄す
る。一方、モノクロ印刷の場合は、ハードディスク39
に格納することなく、そのままRAM36上から破棄す
る。そして、言語解釈タスク61は、第7ページの印刷
要求PREQ(7)をRAM36に取り込む。これによ
り、最終ページである第7ページの印刷要求PREQ
(7)までをRAM36上に展開できるので、印刷タス
ク62は、1部目の印刷を最終ページまで行うことがで
きる。
【0053】次に、2部目以降の印刷を行う。図3に示
すように、2部目の以降の印刷においては、言語解釈タ
スク61は、RAM36上に存在しない印刷要求PRE
Qのページを印刷する際には、カラー印刷の場合は、ハ
ードディスク39からそのページの印刷要求PREQを
読み出しRAM36に展開し直す必要がある。一方、モ
ノクロ印刷の場合は、ハードディスク39から受信デー
タRVDTを読み出して、再度言語解釈を行って、その
ページの印刷要求PREQを生成した上で、RAM36
に展開し直す必要がある。
【0054】具体的には、図8に示すモノクロのコレー
ト印刷の例では、言語解釈タスク61は、第3ページの
印刷要求PREQ(3)と第4ページの印刷要求PRE
Q(4)とをRAM36上から破棄し、第1ページの印
刷要求PREQ(1)をRAM36に取り込む。具体的
には、第1ページの印刷要求PREQ(1)をRAM3
6に展開するのに必要なだけ、ページ番号の小さい印刷
要求PREQから順にRAM36上から破棄し、この空
いた領域に第1ページの印刷要求PREQ(1)を取り
込む。このRAM36に展開された第1ページの印刷要
求PREQに基づいて、印刷タスク62は、2部目につ
いての第1ページの印刷を行う。
【0055】図9に示すように、同様の手順で、言語解
釈タスク61及び印刷タスク62は、第2ページの印刷
を行う。さらに、図10、図11に示すように、言語解
釈タスク61及び印刷タスク62は、第3ページ、第4
ページの印刷を行う。
【0056】図11に示すように、2部目の印刷につい
ての第5ページ〜第7ページの印刷要求PREQ(5)
〜PREQ(7)は、RAM36にすでに展開されてい
る。このため、第5ページ〜第7ページについては、こ
の印刷要求PREQ(5)〜PREQ(7)に基づいて
印刷を行うことが可能である。つまり、ハードディスク
39から読み込んだ受信データRVDTのすべてを再度
解釈しなおす必要はなく、第1ページ〜第4ページまで
を再度解釈して、印刷要求PREQを生成すれば足り
る。このため、第5ページ〜第7ページについては、メ
モリコレートと同様のパフォーマンスを得ることが可能
になる。但し、RAM36の容量や印刷要求PREQの
大きさ等によっては、すべてのページの印刷要求PRE
QをRAM36上から破棄した上で、すべてのページの
印刷要求PREQを再度生成する必要がある場合も生じ
得る。このようにして、2部目の印刷を行う。
【0057】また、3部目の印刷については、図8乃至
図11に示した処理を繰り返すことにより印刷を行う。
【0058】最終部の印刷においては、つまり、この例
では4部目の印刷においては、第1ページ〜第4ページ
の印刷は、上述した図8乃至図11と同様の手順で印刷
を行う。図12に示すように、第4ページの印刷が終了
した場合には、言語解釈タスク61は、この第4ページ
の印刷要求PREQ(4)をRAM36上から破棄す
る。続いて、印刷タスク62は、RAM36上に存在す
る第5ページの印刷要求PREQ(5)に基づいて、第
5ページの印刷を行う。
【0059】第5ページの印刷が終了した場合には、図
13に示すように、言語解釈タスク61は、この第5ペ
ージの印刷要求PREQ(5)をRAM36上から破棄
する。これは、この印刷が最終部の印刷であるので、第
5ページの印刷要求PREQ(5)を必要とすることは
もはやないからである。続いて、印刷タスク62は、R
AM36上に存在する第6ページの印刷要求PREQ
(6)に基づいて、第6ページの印刷を行う。
【0060】第6ページの印刷が終了した場合には、図
14に示すように、言語解釈タスク61は、この第6ペ
ージの印刷要求PREQ(6)をRAM36上から破棄
する。これは、この印刷が最終部の印刷であるので、第
6ページの印刷要求PREQ(6)を必要とすることは
もはやないからである。続いて、印刷タスク62は、R
AM36上に存在する第7ページの印刷要求PREQ
(7)に基づいて、第6ページの印刷を行う。
【0061】第7ページの印刷が終了した場合には、図
15に示すように、言語解釈タスク61は、この第7ペ
ージの印刷要求PREQ(7)をRAM36上から破棄
する。これにより、4部のコレート印刷が完了する。
【0062】次に、図16乃至図21に基づいて、プリ
ンタ10が印刷の種類に応じて2部目以降の印刷用のデ
ータの保存形式を切り換える処理を詳しく説明する。図
16乃至図21は、言語解釈タスク61の処理内容を説
明するためのフローチャートを示す図である。これらの
図のうち、図16乃至図19は1部目の印刷処理を示す
フローチャートであり、図20は2部目〜指定部数−1
までの印刷処理を示すフローチャートであり、図21は
最終部の印刷処理を示すフローチャートである。
【0063】まず、図16に示すように、言語解釈タス
ク61はハードディスク39から読み込んだ受信データ
RVDTに基づいて第1ページの印刷要求PREQをR
AM36上に展開する(ステップS10)。そして、こ
の印刷要求PREQに基づいて第1ページの印刷を実行
する(ステップS11)。続いて、言語解釈タスク61
は、その印刷がコレート印刷又は保存印刷かどうかを判
断する(ステップS12)。
【0064】コレート印刷や保存印刷でない場合(ステ
ップS12:No)、つまり通常の1部印刷の場合は、
RAM36上の第1ページの印刷要求PREQと、ハー
ドディスク39上の第1ページの受信データRVDTと
を削除する(ステップS13)。続いて、その印刷物に
2ページ目以降が存在するかどうかを判断する(ステッ
プS14)。その印刷物に2ページ目以降が存在しない
場合(ステップS14:No)には、この印刷物の印刷
処理は終了する。
【0065】処理中の印刷物に2ページ目以降が存在す
る場合(ステップS14:Yes)には、新たなページ
の印刷要求PREQをRAM36上に展開する(ステッ
プS15)。そして、このRAM36上に展開した印刷
要求PREQに基づいて印刷を実行する(ステップS1
6)。続いて、RAM36上のそのページの印刷要求P
REQと、ハードディスク39上のそのページの受信デ
ータRVDTとを削除する(ステップS17)。
【0066】次に、処理中の印刷物の最終ページまで印
刷をしたかどうかを判断する(ステップS18)。最終
ページまで印刷していない場合(ステップS18:N
o)には、上述したステップS15からの処理を繰り返
す。最終ページまで印刷した場合(ステップS18:Y
es)には、この印刷物の印刷処理は終了する。
【0067】上述したステップS12において、コレー
ト印刷又は保存印刷であると判断した場合(ステップS
12:Yes)には、図17に示すように、ハードディ
スク39上の受信データRVDTのデータサイズの方
が、印刷要求PREQをハードディスク39に格納した
データサイズよりも、小さいかどうかを判断する(ステ
ップS20)。
【0068】ハードディスク39上の受信データRVD
Tのデータサイズの方が小さい場合(ステップS20:
Yes)には、受信データRVDTから印刷要求PRE
Qを生成するのに長い時間を必要とする印刷であるかど
うかを判断する(ステップS21)。具体的には、カラ
ー印刷や、写真のモノクロ印刷等である場合には、印刷
要求PREQを生成するのに長時間かかる印刷であると
判断する。
【0069】印刷要求PREQを生成するのに長時間必
要とする印刷である場合(ステップS21:No)に
は、変数Cに「0」を代入する(ステップS22)。こ
れに対して、印刷要求PREQを生成するのに長時間必
要としない印刷である場合(ステップS21:Ye
s)、又は、ハードディスク39上の受信データRVD
Tの方が印刷要求PREQのデータサイズよりも小さく
ならない印刷である場合には、変数Cに「1」を代入す
る(ステップS23)。
【0070】ここで変数Cは、2部目以降の印刷のため
のデータの保存形式を識別するための変数である。変数
Cが「0」である場合には、2部目以降の印刷用のデー
タを受信データRVDTを再度解釈して生成する。一
方、変数Cが「1」である場合には、2部目以降の印刷
用のデータを印刷要求PREQとしてハードディスク3
9に保持しておくのである。
【0071】上述したステップS22で変数Cに「0」
を代入した後は、図18に示すように、新たなページの
印刷要求PREQをRAM36上に展開する(ステップ
S30)。続いて、メモリ不足せずに印刷要求PREQ
がRAM36上に展開できたかどうかを判断する(ステ
ップS31)。
【0072】メモリが不足して印刷要求PREQがRA
M36上に展開できなかった場合(ステップS31:N
o)には、RAM上にすでに展開されている印刷要求P
REQのうち、最も小さいページ番号のものをRAM3
6上から削除する(ステップS32)。そして、上述し
たステップS30に戻る。
【0073】ステップS31において、メモリが足りて
印刷要求PREQがRAM36上に展開できた場合(ス
テップS31:Yes)には、そのRAM36上に展開
された印刷要求PREQを用いて、そのページの印刷を
実行する(ステップS33)。
【0074】次に、処理中の印刷物の最終ページまで印
刷したかどうかを判断する(ステップS34)。最終ペ
ージまで印刷していない場合(ステップS34:No)
には、上述したステップS30に戻る。
【0075】図17に示したステップS23で変数Cに
「1」を代入した後は、図19に示すように、新たなペ
ージの印刷要求PREQをRAM36上に展開する(ス
テップS40)。続いて、メモリ不足せずに印刷要求P
REQがRAM36上に展開できたかどうかを判断する
(ステップS41)。
【0076】メモリが不足して印刷要求PREQがRA
M36上に展開できなかった場合(ステップS41:N
o)には、RAM上にすでに展開されている印刷要求P
REQのうち、最も小さいページ番号のものをハードデ
ィスク39に格納する(ステップS42)。続いて、そ
のページの印刷要求PREQをRAM36上から削除す
る(ステップS43)。そして、上述したステップS4
0に戻る。
【0077】ステップS41において、メモリが足りて
印刷要求PREQがRAM36上に展開できた場合(ス
テップS41:Yes)には、そのRAM36上に展開
された印刷要求PREQを用いて、そのページの印刷を
実行する(ステップS44)。続いて、そのページの受
信データRVDTをハードディスク39から削除する
(ステップS45)。
【0078】次に、処理中の印刷物の最終ページまで印
刷したかどうかを判断する(ステップS46)。最終ペ
ージまで印刷していない場合(ステップS46:No)
には、上述したステップS40に戻る。
【0079】図18に示したステップS34において最
終ページまで印刷したと判断した場合(ステップS3
4:Yes)、又は、図19に示したステップS46に
おいて最終ページまで印刷したと判断した場合(ステッ
プS46:Yes)には、図20に示すように、印刷し
たページをカウントする変数nを1に設定する(ステッ
プS50)。続いて、第nページの印刷要求PREQが
RAM36上に存在するかどうかを判断する(ステップ
S51)。第nページの印刷要求PREQがRAM36
に存在する場合(ステップS51:Yes)には、その
印刷要求PREQを用いて印刷を実行する(ステップS
70)。
【0080】上述したステップS51において、第nペ
ージの印刷要求PREQがRAM36上に存在しなかっ
た場合(ステップS51:No)には、変数Cが1であ
るかどうかを判断する(ステップS52)。
【0081】変数Cが1である場合(ステップS52:
Yes)には、第nページの印刷要求PREQがハード
ディスク39上に存在するというこであるので、そのハ
ードディスク39から第nページの印刷要求PREQを
読み込んで、RAM36上に展開する(ステップS5
3)。続いて、メモリ不足せずに印刷要求PREQがR
AM36上に展開できたかどうかを判断する(ステップ
S54)。
【0082】メモリが不足して印刷要求PREQがRA
M36上に展開できなかった場合(ステップS54:N
o)には、RAM上にすでに展開されている印刷要求P
REQのうち、最も小さいページ番号のものをRAM3
6上から削除する(ステップS55)。そして、上述し
たステップS53に戻る。
【0083】ステップS54において、メモリが足りて
印刷要求PREQがRAM36上に展開できた場合(ス
テップS54:Yes)には、そのRAM36上に展開
された印刷要求PREQを用いて、そのページの印刷を
実行する(ステップS70)。
【0084】上述したステップS52において、変数C
が1でないと判断した場合(ステップS52:No)に
は、変数Cが0であるというこであり、第nページの印
刷要求PREQがハードディスク39上に存在しないと
いうことであるので、ハードディスク39から第nペー
ジの受信データRVDTを読み込んで、言語解釈を行い
第nページの印刷要求PREQを生成し、この印刷要求
PREQをRAM36上に展開する(ステップS5
6)。続いて、メモリ不足せずに印刷要求PREQがR
AM36上に展開できたかどうかを判断する(ステップ
S57)。
【0085】メモリが不足して印刷要求PREQがRA
M36上に展開できなかった場合(ステップS57:N
o)には、RAM上にすでに展開されている印刷要求P
REQのうち、最も小さいページ番号のものをRAM3
6上から削除する(ステップS58)。そして、上述し
たステップS56に戻る。
【0086】ステップS57において、メモリが足りて
印刷要求PREQがRAM36上に展開できた場合(ス
テップS57:Yes)には、そのRAM36上に展開
された印刷要求PREQを用いて、そのページの印刷を
実行する(ステップS70)。
【0087】ステップS70における印刷が終了した後
は、言語解釈タスク61は、第nページがその印刷物の
最終ページであるかどうかを判断する(ステップS7
1)。最終ページでない場合(ステップS71:No)
には、nに1を加えて、つまり、印刷するページを次の
ページにして、上述したステップS51からの処理を繰
り返す。
【0088】ステップS71において最終ページである
と判断した場合(ステップS71:Yes)には、次の
部の印刷が最後の部の印刷であるかどうかを判断する
(ステップS73)。最後の部の印刷でない場合(ステ
ップS73:No)には、上述したステップS50から
の処理を繰り返す。すなわち、次の部の印刷処理を開始
する。
【0089】最後の部の印刷である場合(ステップS7
3:Yes)には、図21に示すように、印刷したペー
ジをカウントする変数nを1に設定する(ステップS8
0)。続いて、第nページの印刷要求PREQがRAM
36上に存在するかどうかを判断する(ステップS8
1)。第nページの印刷要求PREQがRAM36に存
在する場合(ステップS81:Yes)には、その印刷
要求PREQを用いて印刷を実行する(ステップS8
2)。
【0090】上述したステップS81において、第nペ
ージの印刷要求PREQがRAM36上に存在しなかっ
た場合(ステップS81:No)には、変数Cが1であ
るかどうかを判断する(ステップS83)。
【0091】変数Cが1である場合(ステップS83:
Yes)には、第nページの印刷要求PREQがハード
ディスク39上に存在するというこであるので、そのハ
ードディスク39から第nページの印刷要求PREQを
読み込んで、RAM36上に展開する(ステップS8
4)。続いて、メモリ不足せずに印刷要求PREQがR
AM36上に展開できたかどうかを判断する(ステップ
S85)。
【0092】メモリが不足して印刷要求PREQがRA
M36上に展開できなかった場合(ステップS85:N
o)には、RAM上にすでに展開されている印刷要求P
REQのうち、最も小さいページ番号のものをRAM3
6上から削除する(ステップS86)。そして、上述し
たステップS84に戻る。
【0093】ステップS85において、メモリが足りて
印刷要求PREQがRAM36上に展開できた場合(ス
テップS85:Yes)には、そのRAM36上に展開
された印刷要求PREQを用いて、そのページの印刷を
実行する(ステップS87)。
【0094】上述したステップS83において、変数C
が1でないと判断した場合(ステップS83:No)に
は、変数Cが0であるというこであり、第nページの印
刷要求PREQがハードディスク39上に存在しないと
いうことであるので、ハードディスク39から第nペー
ジの受信データRVDTを読み込んで、言語解釈を行い
第nページの印刷要求PREQを生成し、この印刷要求
PREQをRAM36上に展開する(ステップS8
8)。続いて、メモリ不足せずに印刷要求PREQがR
AM36上に展開できたかどうかを判断する(ステップ
S89)。
【0095】メモリが不足して印刷要求PREQがRA
M36上に展開できなかった場合(ステップS89:N
o)には、RAM上にすでに展開されている印刷要求P
REQのうち、最も小さいページ番号のものをRAM3
6上から削除する(ステップS90)。そして、上述し
たステップS88に戻る。
【0096】ステップS89において、メモリが足りて
印刷要求PREQがRAM36上に展開できた場合(ス
テップS89:Yes)には、そのRAM36上に展開
された印刷要求PREQを用いて、そのページの印刷を
実行する(ステップS91)。
【0097】次に、言語解釈タスク61は、ハードディ
スク39上の第nページの受信データRVDTを削除す
る(ステップS92)。この時点で第nページの受信デ
ータRVDTをハードディスク39上から削除するの
は、ここでは最終部の印刷であり、もはや印刷の終了し
た第nページの受信データRVDTを必要とすることは
ないので、可能な限り早いタイミングでこれを削除する
ためである。
【0098】このステップS92におけるハードディス
ク39上の受信データRVDTの削除をした後、又は、
上述したステップS87における印刷の実行が終了した
後には、言語解釈タスク61は、その印刷が保存印刷で
あるかどうかを判断する(ステップS93)。その印刷
が保存印刷でない場合(ステップS93:No)には、
ハードディスク39上の第nページの印刷要求PREQ
を削除する(ステップS94)。
【0099】このステップS94における第nページの
印刷要求PREQの削除が終了した場合、又は、その前
のステップS93において保存印刷であると判断した場
合(ステップS93:Yes)、又は、上述したステッ
プS82における印刷が終了した場合には、RAM36
上における第nページの印刷要求PREQを削除する
(ステップS95)。この時点で第nページの印刷要求
PREQをRAM36上から削除するのは、ここでは最
終部の印刷であり、もはや印刷の終了した第nページの
印刷要求PREQを必要とすることはないので、可能な
限り早いタイミングでこれを削除するためである。
【0100】次に言語解釈タスク61は、第nページが
その印刷物の最終ページであるかどうかを判断する(ス
テップS96)。最終ページでない場合(ステップS9
6:No)には、nに1を加えて、つまり、印刷するペ
ージを次のページにして、上述したステップS81から
の処理を繰り返す。
【0101】ステップS96において最終ページである
と判断した場合(ステップS71:Yes)には、この
印刷物の印刷処理は終了する。
【0102】以上のように、本実施形態に係るプリンタ
10によれば、印刷の種類に応じて2部目以降の印刷用
のデータの保持形式を変えたので、速やかに2部目以降
の印刷物を得ることができる。
【0103】すなわち、コレート印刷又は保存印刷の際
にRAM36に全ページの印刷要求PREQを展開でき
た場合には、このRAM36に展開された印刷要求PR
EQを使用して、コレート印刷又は保存印刷をすること
としたので、プリンタエンジン22をエンジンスピード
で動作させることができ、可及的に短い時間で印刷をす
ることができる。
【0104】また、コレート印刷又は保存印刷の際にR
AM36に全ページの印刷要求PREQを展開できなか
った場合で、かつ、カラー印刷である場合には、印刷要
求PREQをハードディスク39に一旦格納し、このハ
ードディスク39に格納した印刷要求PREQを用いて
2部目以降のコレート印刷をすることとしたので、プリ
ンタエンジン22をエンジンスピードで動作させること
ができ、可及的に短い時間で印刷をすることができる。
すなわち、カラー印刷の場合、階調表現されている受信
データRVDTの言語解釈をするにあたり、モノクロ印
刷と比べて長い時間を必要とする。しかも、カラー印刷
の場合、言語解釈後の印刷要求PREQは2値データに
変換されているので、そのデータ量も受信データRVD
Tと比べて小さい。このため、ハードディスク39に印
刷要求PREQを格納しておき、これを読み出して2部
目以降の印刷をすることにより、プリンタエンジン22
を間欠的に停止させることなく動作させることができる
ようになる。
【0105】コレート印刷又は保存印刷の際にRAM3
6に全ページの印刷要求PREQを展開できなかった場
合で、かつ、モノクロ印刷である場合には、2部目以降
の印刷についても、ハードディスク39に格納してある
受信データRVDTを読み出して、言語解釈タスク61
で言語解釈を行って、印刷要求PREQを生成する。そ
して、この印刷要求PREQを印刷タスク62に送信
し、印刷タスク62でこの印刷要求PREQに基づいて
印刷を行う。モノクロ印刷における受信データRVDT
はカラー印刷と比べてデータ量が小さく、また、言語解
釈に要する時間も短い。このため、ハードディスク39
に格納してある受信データRVDTを再度読み出して解
釈した方が、別途、印刷要求PREQをハードディスク
39に格納するより、短い時間でコレート印刷を行うこ
とができる。
【0106】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、上述した各タスクは、
複数のタスクを1つにまとめ実現してもよいし、1つの
タスクをさらに複数に分割して実現してもよい。
【0107】さらに、上述した実施形態において、カラ
ー印刷の場合でも、文字やグラフィックのみのデータで
ある場合には、モノクロ印刷の場合と同様に、受信デー
タRVDTから再度言語解釈を行って印刷要求PREQ
を生成するようにしてもよい。反対に、モノクロ印刷の
場合でも、写真等の階調表現データから構成される印刷
の場合には、カラー印刷と同様に印刷要求PREQをハ
ードディスク39に保持するようにしてもよい。これら
の切り替えは、RAM36における印刷要求PREQの
格納領域が不足した時点で判断すればよいので、事後的
に決定することが可能である。
【0108】また、上述の実施形態で説明した各処理に
ついては、これら各処理を実行するためのプログラムを
フロッピーディスクやCD−ROM(Compact Disc-Rea
d Only Memory)等の記録媒体に記録して、記録媒体の
形で頒布することが可能である。この場合、このプログ
ラムが記録された記録媒体をプリンタ10に読み込ま
せ、実行させることにより、上述した実施形態を実現す
ることができる。
【0109】また、プリンタ10は、オペレーションシ
ステムや別のアプリケーションプログラム等の他のプロ
グラムを備える場合がある。この場合、プリンタ10の
備える他のプログラムを活用し、記録媒体にはそのプリ
ンタ10が備えるプログラムの中から、本実施形態と同
等の処理を実現するプログラムを呼び出すような命令を
記録するようにしてもよい。
【0110】さらに、このようなプログラムは記録媒体
の形ではなく、ネットワークを通じて搬送波として頒布
することも可能である。ネットワーク上を搬送波の形で
伝送されたプログラムは、プリンタ10に取り込まれ
て、このプログラムを実行することにより上述した実施
形態を実現することができる。
【0111】また、記録媒体にプログラムを記録する際
や、ネットワーク上を搬送波として伝送される際に、プ
ログラムに関するデータの暗号化や圧縮化がなされてい
る場合がある。この場合には、これら記録媒体や搬送波
からプログラムに関するデータを読み込んだプリンタ1
0は、その復号化や伸張化を行った上で、実行する必要
がある。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプリ
ンタよれば、2部目以降の印刷をするのに必要な印刷用
のデータを、印刷の種類に応じて、言語解釈前の受信デ
ータとして補助記憶装置に保持するか、又は、言語解釈
後の印刷要求として補助記憶装置に保持するかを切り換
え、そして、補助記憶装置に保持した受信データ又は印
刷要求に基づいて、2部目以降の印刷を行うこととした
ので、印刷の種類に応じた最適な形式で2部目以降の印
刷用のデータを保持することができ、可及的に速やかに
2部目以降の印刷をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施形態に係るプリンタのハー
ドウェア構成を示す図。
【図2】図1に示したプリンタが備えるマルチタスクオ
ペレーティングシステム上で動作するタスクの一部を示
す図。
【図3】図1に示したプリンタが備える通信タスクと言
語解釈タスクと印刷タスクの動作を概略的に説明するた
めの図。
【図4】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できた場合)。
【図5】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できなかった場
合(1部目))。
【図6】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できなかった場
合(1部目))。
【図7】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できなかった場
合(1部目))。
【図8】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できなかった場
合(2部目〜最終部))。
【図9】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できなかった場
合(2部目〜最終部))。
【図10】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できなかった場
合(2部目〜最終部))。
【図11】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できなかった場
合(2部目〜最終部))。
【図12】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できなかった場
合(最終部))。
【図13】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できなかった場
合(最終部))。
【図14】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できなかった場
合(最終部))。
【図15】RAM上に印刷要求を展開した状態を示す図
(全ページの印刷要求がRAM上に展開できなかった場
合(最終部))。
【図16】本実施形態に係るプリンタにおける言語解釈
タスクの処理を説明するためのフローチャートを示す図
(1部目:コレート印刷や保存印刷でない場合)。
【図17】本実施形態に係るプリンタにおける言語解釈
タスクの処理を説明するためのフローチャートを示す図
(1部目:コレート印刷又は保存印刷の場合)。
【図18】本実施形態に係るプリンタにおける言語解釈
タスクの処理を説明するためのフローチャートを示す図
(1部目:コレート印刷又は保存印刷で2部目以降の印
刷用のデータを受信データから再度生成する場合)。
【図19】本実施形態に係るプリンタにおける言語解釈
タスクの処理を説明するためのフローチャートを示す図
(1部目:コレート印刷又は保存印刷で2部目以降の印
刷用のデータを予めハードディスクに印刷要求として保
持しておく場合)。
【図20】本実施形態に係るプリンタにおける言語解釈
タスクの処理を説明するためのフローチャートを示す図
(2部目〜最終部−1部目)。
【図21】本実施形態に係るプリンタにおける言語解釈
タスクの処理を説明するためのフローチャートを示す図
(最終部)。
【符号の説明】
10 プリンタ 20 コントローラ 22 プリンタエンジン 30 CPU 32、34 インターフェース 36 RAM 38 ROM 39 ハードディスク 50 バス 52 インターフェース 54 ネットワーク 60 通信タスク 61 言語解釈タスク 62 印刷タスク 63 その他のタスク 70 スケジューラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した印刷用のデータを受信データとし
    て補助記憶装置に格納し、この補助記憶装置から読み出
    した前記受信データの言語解釈を行った上で印刷要求を
    生成し、この印刷要求に基づいて印刷を行うプリンタで
    あって、 2部目以降の印刷をするのに必要な印刷用のデータを、
    印刷の種類に応じて、言語解釈前の前記受信データとし
    て前記補助記憶装置に保持するか、又は、言語解釈後の
    前記印刷要求として前記補助記憶装置に保持するかを切
    り換え、前記補助記憶装置に保持した前記受信データ又
    は前記印刷要求に基づいて、2部目以降の印刷を行うこ
    とを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】前記印刷要求に基づいて印刷を行う際に
    は、前記印刷要求を記憶装置に展開し、この記憶装置に
    展開した前記印刷要求に基づいて印刷を行うことを特徴
    とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】コレート印刷に際し、前記記憶装置に全ペ
    ージの前記印刷要求が展開できたときには、この記憶装
    置に展開された前記印刷要求に基づいて、2部目以降の
    印刷を行うことを特徴とする請求項2に記載のプリン
    タ。
  4. 【請求項4】コレート印刷又は保存印刷に際し、前記記
    憶装置に全ページの前記印刷要求が展開しきれなかった
    ときには、前記印刷要求がカラー印刷の場合は前記印刷
    要求を2部目以降の印刷用のデータとして前記補助記憶
    装置に保持し、前記印刷要求がモノクロ印刷の場合は前
    記受信データを2部目以降の印刷用のデータとして前記
    補助記憶装置に保持することを特徴とする請求項2又は
    請求項3に記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】コレート印刷又は保存印刷に際し、前記記
    憶装置に全ページの前記印刷要求が展開しきれなかった
    ときには、前記記憶装置上の前記印刷要求の大きさと前
    記補助記憶装置上の前記受信データの大きさとを比較
    し、 前記受信データの方が小さい場合には、前記受信データ
    を2部目以降の印刷用のデータとして前記補助記憶装置
    に保持し、 前記受信データの方が小さくない場合には、前記印刷要
    求を2部目以降の印刷用のデータとして前記補助記憶装
    置に保持する、 ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のプリン
    タ。
  6. 【請求項6】前記補助記憶装置上の前記受信データの方
    が、前記記憶装置上の前記印刷要求よりも小さい場合で
    あっても、前記受信データから前記印刷要求を生成する
    のに所定時間以上必要とする場合には、 前記印刷要求を2部目以降の印刷用のデータとして前記
    補助記憶装置に保持する、 ことを特徴とする請求項5に記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】通常の1部印刷の場合には、前記印刷要求
    に基づく印刷が完了した時点で、前記補助記憶装置に格
    納してある前記受信データを削除し、前記印刷要求の保
    持も行わないことを特徴とする請求項1乃至請求項6の
    いずれかに記載のプリンタ。
  8. 【請求項8】受信した印刷用のデータを受信データとし
    て補助記憶装置に格納し、この補助記憶装置から読み出
    した前記受信データの言語解釈を行った上で印刷要求を
    生成し、この印刷要求に基づいて印刷を行うプリンタの
    制御方法であって、 2部目以降の印刷をするのに必要な印刷用のデータを、
    印刷の種類に応じて、言語解釈前の前記受信データとし
    て前記補助記憶装置に保持するか、又は、言語解釈後の
    前記印刷要求として前記補助記憶装置に保持するかを切
    り換え、前記補助記憶装置に保持した前記受信データ又
    は前記印刷要求に基づいて、2部目以降の印刷を行うこ
    とを特徴とするプリンタの制御方法。
  9. 【請求項9】受信した印刷用のデータを受信データとし
    て補助記憶装置に格納し、この補助記憶装置から読み出
    した前記受信データの言語解釈を行った上で印刷要求を
    生成し、この印刷要求に基づいて印刷を行うプリンタを
    制御するためのプログラムが記録された記録媒体であっ
    て、 2部目以降の印刷をするのに必要な印刷用のデータを、
    印刷の種類に応じて、言語解釈前の前記受信データとし
    て前記補助記憶装置に保持するか、又は、言語解釈後の
    前記印刷要求として前記補助記憶装置に保持するかを切
    り換え、前記補助記憶装置に保持した前記受信データ又
    は前記印刷要求に基づいて、2部目以降の印刷を行うよ
    うにプリンタを制御するためのプログラムが記録された
    記録媒体。
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