JP2001047139A - 変形型屋根材の製造装置及び製造方法と、この変形型屋根材で構成する屋根 - Google Patents
変形型屋根材の製造装置及び製造方法と、この変形型屋根材で構成する屋根Info
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- JP2001047139A JP2001047139A JP11228330A JP22833099A JP2001047139A JP 2001047139 A JP2001047139 A JP 2001047139A JP 11228330 A JP11228330 A JP 11228330A JP 22833099 A JP22833099 A JP 22833099A JP 2001047139 A JP2001047139 A JP 2001047139A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来は、湾曲状屋根であり、地面(GL)から直
接曲面状の建家となり、その隅部空間のたちが低くなる
ので、隅部空間の有効利用が図れない課題がある。壁に
別の板材を利用して、隅部空間のたちを高くすることも
可能であるが、施工の複雑化・長期化を招来する。 【解決手段】 本発明は、数個の成形ロール及び軸端一方
にフランシ゛成形ロールを備えた移動可能な一方ロール3と、一方ロー
ルに対峙する数個の成形ロール及び軸端他方にフランシ゛成形ロール
を備えた対の他方ロール4を設け、一方ロールの成形ロールと他方
ロールの成形ロール、及び一方ロールのフランシ゛成形ロールを介して一
方向に湾曲した変形型屋根材を成形し、他方ロールの成形ロ
ールと一方ロールの成形ロール、及び他方ロールのフランシ゛成形ロールを
介して他方向に湾曲した変形型屋根材を成形する構成で
ある。変形型屋根材を、確実かつ正確に成形できる。変
形型屋根材で構築された建屋の空間を有効利用できる。
接曲面状の建家となり、その隅部空間のたちが低くなる
ので、隅部空間の有効利用が図れない課題がある。壁に
別の板材を利用して、隅部空間のたちを高くすることも
可能であるが、施工の複雑化・長期化を招来する。 【解決手段】 本発明は、数個の成形ロール及び軸端一方
にフランシ゛成形ロールを備えた移動可能な一方ロール3と、一方ロー
ルに対峙する数個の成形ロール及び軸端他方にフランシ゛成形ロール
を備えた対の他方ロール4を設け、一方ロールの成形ロールと他方
ロールの成形ロール、及び一方ロールのフランシ゛成形ロールを介して一
方向に湾曲した変形型屋根材を成形し、他方ロールの成形ロ
ールと一方ロールの成形ロール、及び他方ロールのフランシ゛成形ロールを
介して他方向に湾曲した変形型屋根材を成形する構成で
ある。変形型屋根材を、確実かつ正確に成形できる。変
形型屋根材で構築された建屋の空間を有効利用できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変形型屋根材の製造
装置及び製造方法と、この変形型屋根材で構成する屋根
に関する。
装置及び製造方法と、この変形型屋根材で構成する屋根
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スチールハウスは、構造物骨組みと湾曲
状屋根素材(建築用板、金属板)でなる構成であり、簡
易、低コスト建物として重宝されている。この湾曲状屋根
素材及び湾曲状屋根としては、特公平4-30503号(文献
(1))がある。この発明は、長尺の金属板の中央部を円
弧状に形成するとともに、当該長尺の金属板の長手方向
の両端に折曲締結部と折曲屈曲部を形成し、当該長尺の
金属板を長手方向において湾曲状に形成する。この湾曲
状の長尺の金属板でト゛ーム形建家を構築する際に、前記締
結部と屈曲部とを嵌合し、この締結部の端片を折曲締結
する構成である。
状屋根素材(建築用板、金属板)でなる構成であり、簡
易、低コスト建物として重宝されている。この湾曲状屋根
素材及び湾曲状屋根としては、特公平4-30503号(文献
(1))がある。この発明は、長尺の金属板の中央部を円
弧状に形成するとともに、当該長尺の金属板の長手方向
の両端に折曲締結部と折曲屈曲部を形成し、当該長尺の
金属板を長手方向において湾曲状に形成する。この湾曲
状の長尺の金属板でト゛ーム形建家を構築する際に、前記締
結部と屈曲部とを嵌合し、この締結部の端片を折曲締結
する構成である。
【0003】またスチールハウスであるが、湾曲度を変更でき
る特異な形状の屋根ができる屋根材としては、特開平10
-249443号(文献(2))がある。この発明は、導入用の対
のヒ゜ンチロールと、屋根材の長手方向に小波形状を形成する
対のササ゛ナミロールと、傾斜角度の変更と左右方向に移動でき
る対のアーチ曲げロールと、アーチ曲げの支点となる受けロールと、
成形品に円弧をつける二組の押えロールでなり、前記アーチ曲
げロールの傾斜角度の変更と左右方向への移動を利用して
湾曲度を変更できる特異な形状でハセ゛部を有する長手方
向の両端の屋根材を提供することにある。
る特異な形状の屋根ができる屋根材としては、特開平10
-249443号(文献(2))がある。この発明は、導入用の対
のヒ゜ンチロールと、屋根材の長手方向に小波形状を形成する
対のササ゛ナミロールと、傾斜角度の変更と左右方向に移動でき
る対のアーチ曲げロールと、アーチ曲げの支点となる受けロールと、
成形品に円弧をつける二組の押えロールでなり、前記アーチ曲
げロールの傾斜角度の変更と左右方向への移動を利用して
湾曲度を変更できる特異な形状でハセ゛部を有する長手方
向の両端の屋根材を提供することにある。
【0004】次に長尺物等を曲げるロールヘ゛ンタ゛ーでは、特
開昭61-229424号(文献(3))がある。特開平3-124320号
(文献(4))がある。文献(3)は、左右移動する1本の上ロ
ールと、対の下ロールとで構成され、鋼板の後退前進と、前
記上ロールの移動とを利用して鋼板の曲げロスをなくし、歩
留りがよく、かつ高精度の鋼製ハ゜イフ゜を提供することに
ある。また文献(4)では、1本の上ロールと、対の下ロールを配
備し、ランナーフ゜レート(被加工物)の妄動防止を図るために
上ロールの両端にフランシ゛押えロールを設ける構成であり、前記
の如く、妄動及び波打現象防止を図ることにある。
開昭61-229424号(文献(3))がある。特開平3-124320号
(文献(4))がある。文献(3)は、左右移動する1本の上ロ
ールと、対の下ロールとで構成され、鋼板の後退前進と、前
記上ロールの移動とを利用して鋼板の曲げロスをなくし、歩
留りがよく、かつ高精度の鋼製ハ゜イフ゜を提供することに
ある。また文献(4)では、1本の上ロールと、対の下ロールを配
備し、ランナーフ゜レート(被加工物)の妄動防止を図るために
上ロールの両端にフランシ゛押えロールを設ける構成であり、前記
の如く、妄動及び波打現象防止を図ることにある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】文献(1)は湾曲状屋根
であり、地面(GL)から直接曲面状の建家となり、その
隅部空間のたちが低くなる。これにより、当該隅部空間
の有効利用が図れない課題がある。尚、壁に別の板材を
利用して、前記隅部空間のたちを高くすることも可能で
あるが、施工の複雑化・長期化を招来すること、接続部
の水密性・接続等に工夫及び作業を要し問題があるこ
と、価格が上昇すること、等の課題がある。
であり、地面(GL)から直接曲面状の建家となり、その
隅部空間のたちが低くなる。これにより、当該隅部空間
の有効利用が図れない課題がある。尚、壁に別の板材を
利用して、前記隅部空間のたちを高くすることも可能で
あるが、施工の複雑化・長期化を招来すること、接続部
の水密性・接続等に工夫及び作業を要し問題があるこ
と、価格が上昇すること、等の課題がある。
【0006】文献(2)は湾曲状屋根用の屋根材の範疇で
あり、かつ当該屋根材は、ルーフ専用を目的とすることか
ら、建家を一体的に構成する屋根材の構成には不向であ
る。またこの発明は、平板状の屋根素材(鋼板)より折
板屋根材を構成する一連の成形機である。従って、本発
明の曲げ機械(変形型屋根材の製造装置)とは相違す
る。
あり、かつ当該屋根材は、ルーフ専用を目的とすることか
ら、建家を一体的に構成する屋根材の構成には不向であ
る。またこの発明は、平板状の屋根素材(鋼板)より折
板屋根材を構成する一連の成形機である。従って、本発
明の曲げ機械(変形型屋根材の製造装置)とは相違す
る。
【0007】文献(3)、(4)は、ともにロールヘ゛ンタ゛ーであ
り、前記文献(2)と同様一連の成形機であるので、本発
明の曲げ機械(変形型屋根材の製造装置)とは相違す
る。また文献(3)は精緻な制御を目的としており、本発
明には採用できないと思われる。また文献(4)も略同様
に考えられる。
り、前記文献(2)と同様一連の成形機であるので、本発
明の曲げ機械(変形型屋根材の製造装置)とは相違す
る。また文献(3)は精緻な制御を目的としており、本発
明には採用できないと思われる。また文献(4)も略同様
に考えられる。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、直線
状屋根素材と湾曲状屋根素材又は湾曲方向を異にする湾
曲状屋根素材とで変形型屋根材を、確実かつ正確に成形
すること、この変形型屋根材の提供を介して、建屋の空
間を有効利用すること、等を目的とする。
状屋根素材と湾曲状屋根素材又は湾曲方向を異にする湾
曲状屋根素材とで変形型屋根材を、確実かつ正確に成形
すること、この変形型屋根材の提供を介して、建屋の空
間を有効利用すること、等を目的とする。
【0009】請求項1は、フレームに移動可能に設けた数個
の成形ロール及び軸端一方にフランシ゛成形ロールを備えた一方ロール
と、このフレームに設けた前記一方ロールに対峙する数個の成
形ロール及び軸端他方にフランシ゛成形ロールを備えた正逆転する
他方ロールと、この軸端一方及び軸端他方のフランシ゛成形ロール
を区々に使用する構成の変形型屋根材の製造装置であっ
て、前記一方ロールの成形ロールと他方ロールの成形ロール、及び一
方ロールのフランシ゛成形ロールを介して一方向に湾曲した変形型
屋根材を成形し、前記他方ロールの成形ロールと一方ロールの成
形ロール、及び他方ロールのフランシ゛成形ロールを介して他方向に湾
曲した変形型屋根材を成形し、前記軸端一方及び軸端他
方のフランシ゛成形ロールを区々に使用して、湾曲方向異にする
変形型屋根材を製造する変形型屋根材の製造装置であ
る。
の成形ロール及び軸端一方にフランシ゛成形ロールを備えた一方ロール
と、このフレームに設けた前記一方ロールに対峙する数個の成
形ロール及び軸端他方にフランシ゛成形ロールを備えた正逆転する
他方ロールと、この軸端一方及び軸端他方のフランシ゛成形ロール
を区々に使用する構成の変形型屋根材の製造装置であっ
て、前記一方ロールの成形ロールと他方ロールの成形ロール、及び一
方ロールのフランシ゛成形ロールを介して一方向に湾曲した変形型
屋根材を成形し、前記他方ロールの成形ロールと一方ロールの成
形ロール、及び他方ロールのフランシ゛成形ロールを介して他方向に湾
曲した変形型屋根材を成形し、前記軸端一方及び軸端他
方のフランシ゛成形ロールを区々に使用して、湾曲方向異にする
変形型屋根材を製造する変形型屋根材の製造装置であ
る。
【0010】請求項2の発明は、変形型屋根材を成形す
る際、狭い場所又は限られた場所等を利用して行うこと
ができること、例えば、多くの現場で簡便かつ他に迷惑
を掛けることなく成形できることを目的とする。
る際、狭い場所又は限られた場所等を利用して行うこと
ができること、例えば、多くの現場で簡便かつ他に迷惑
を掛けることなく成形できることを目的とする。
【0011】請求項2は、フレームが、ヘ゛ース上に旋回自在に
設けられている構成の変形型屋根材の製造装置である。
設けられている構成の変形型屋根材の製造装置である。
【0012】請求項3は、前述の請求項1と略同じ目的を
達成することにある。
達成することにある。
【0013】請求項3は、既製の折板屋根材を、移動位
置にある成形ロール及び軸端一方のフランシ゛成形ロールでなる一
方ロールと、成形ロール及び軸端他方のフランシ゛成形ロールでなる対
の正逆転する他方ロール間に供給し、所定長さ通過させて
一方の直線状屋根素材を設け、その後移動位置にある一
方ロールを復帰し、この原位置の一方ロールと前記他方ロールが
接近し、この一方及び他方ロール間で前記折板屋根材を曲
面状に折曲げていき湾曲状屋根素材を設け、その後、原
位置にある一方ロールを移動し、この移動位置にある一方ロ
ールと前記他方ロール間に供給し、所定長さ通過させて他方
の直線状屋根素材を設け、前記少なくとも一方又は他方
の直線状屋根素材と前記湾曲状屋根素材を形成する変形
型屋根材の製造方法である。
置にある成形ロール及び軸端一方のフランシ゛成形ロールでなる一
方ロールと、成形ロール及び軸端他方のフランシ゛成形ロールでなる対
の正逆転する他方ロール間に供給し、所定長さ通過させて
一方の直線状屋根素材を設け、その後移動位置にある一
方ロールを復帰し、この原位置の一方ロールと前記他方ロールが
接近し、この一方及び他方ロール間で前記折板屋根材を曲
面状に折曲げていき湾曲状屋根素材を設け、その後、原
位置にある一方ロールを移動し、この移動位置にある一方ロ
ールと前記他方ロール間に供給し、所定長さ通過させて他方
の直線状屋根素材を設け、前記少なくとも一方又は他方
の直線状屋根素材と前記湾曲状屋根素材を形成する変形
型屋根材の製造方法である。
【0014】請求項4の発明は、建屋の空間を有効利用
できる構造とすること、及び有効利用を介して収容物の
確保、スヘ゜ースの拡充を図ること、等を目的とする。
できる構造とすること、及び有効利用を介して収容物の
確保、スヘ゜ースの拡充を図ること、等を目的とする。
【0015】請求項4は、鋼材柱とアーチ型の鋼材トラスで枠
組構成した建造物骨組みに、変形型屋根材を被覆固止
し、この変形型屋根材を順次並設するとともに、当該変
形型屋根材相互間を締結部と屈曲部で緊締結合し、前記
変形型屋根材の取付け及び緊締結合を介して構成される
変形型屋根材で構成する屋根である。
組構成した建造物骨組みに、変形型屋根材を被覆固止
し、この変形型屋根材を順次並設するとともに、当該変
形型屋根材相互間を締結部と屈曲部で緊締結合し、前記
変形型屋根材の取付け及び緊締結合を介して構成される
変形型屋根材で構成する屋根である。
【0016】
【発明の実施の形態】図6(イ)、(ロ)、(ニ)、(ホ)の場合に
は、変形型屋根材の製造装置の前後には、例えば、折板
屋根材を供給する供給装置と、成形された一方の直線状
屋根素材等を誘導するカ゛イト゛装置とが設置されている
(以下同じ)。この変形型屋根材の製造装置の一方ロール
は移動位置にあって、他方ロールとの間に隙間が形成され
ている。この隙間に折板屋根材を供給するとともに、締
結部を軸端一方(又は軸端他方)の一方(又は他方)の
フランシ゛成形ロールを利用して妄動することなく搬送できる特
徴があり、かつこの搬送で、一方の直線状屋根素材が成
形される。この折板屋根材を所定長さ通過させた段階で
(一方の直線状屋根素材を所定長さ成形した段階で)、
少なくとも他方ロールの回転を止め移動位置にある一方ロール
を復帰し、他方ロールとの間で折板屋根材を圧接する。こ
の操作により、締結部を備えた一方の直線状屋根素材の
成形が終了する。
は、変形型屋根材の製造装置の前後には、例えば、折板
屋根材を供給する供給装置と、成形された一方の直線状
屋根素材等を誘導するカ゛イト゛装置とが設置されている
(以下同じ)。この変形型屋根材の製造装置の一方ロール
は移動位置にあって、他方ロールとの間に隙間が形成され
ている。この隙間に折板屋根材を供給するとともに、締
結部を軸端一方(又は軸端他方)の一方(又は他方)の
フランシ゛成形ロールを利用して妄動することなく搬送できる特
徴があり、かつこの搬送で、一方の直線状屋根素材が成
形される。この折板屋根材を所定長さ通過させた段階で
(一方の直線状屋根素材を所定長さ成形した段階で)、
少なくとも他方ロールの回転を止め移動位置にある一方ロール
を復帰し、他方ロールとの間で折板屋根材を圧接する。こ
の操作により、締結部を備えた一方の直線状屋根素材の
成形が終了する。
【0017】この状態において、順次他方ロールを回転す
ると、この他方ロールの回転と一方ロールの抑制とにより折板
屋根材は順次湾曲に折り曲げられることで、湾曲屋根材
が成形される。この操作を所定時間行って湾曲状屋根素
材を成形した段階で、他方ロールの回転を停止し、かつ一
方ロールを移動して移動位置に到らしめる。この操作によ
り、直線状屋根素材と湾曲状屋根素材の成形が終了す
る。
ると、この他方ロールの回転と一方ロールの抑制とにより折板
屋根材は順次湾曲に折り曲げられることで、湾曲屋根材
が成形される。この操作を所定時間行って湾曲状屋根素
材を成形した段階で、他方ロールの回転を停止し、かつ一
方ロールを移動して移動位置に到らしめる。この操作によ
り、直線状屋根素材と湾曲状屋根素材の成形が終了す
る。
【0018】この一方ロールが移動位置にあり、かつ他方ロ
ールとの間に隙間が形成されている状態で、この隙間に折
板屋根材を供給するとともに、締結部を軸端一方のフランシ
゛成形ロールを利用して妄動することなく搬送することで、
前述と同様に他方の直線状屋根素材が成形される。この
折板屋根材を所定長さ通過させた段階で、少なくとも他
方ロールの回転を止める。この操作により、締結部を備え
た他方の直線状屋根素材の成形が終了する。
ールとの間に隙間が形成されている状態で、この隙間に折
板屋根材を供給するとともに、締結部を軸端一方のフランシ
゛成形ロールを利用して妄動することなく搬送することで、
前述と同様に他方の直線状屋根素材が成形される。この
折板屋根材を所定長さ通過させた段階で、少なくとも他
方ロールの回転を止める。この操作により、締結部を備え
た他方の直線状屋根素材の成形が終了する。
【0019】最後に、この他方の直線状屋根素材を切断
することにより、この例では、締結部を備えた一方・他
方の直線状屋根素材と、湾曲状屋根素材とで略トンネル形の
屋根(明かり取り窓を設けることもできる)が成形され
る。
することにより、この例では、締結部を備えた一方・他
方の直線状屋根素材と、湾曲状屋根素材とで略トンネル形の
屋根(明かり取り窓を設けることもできる)が成形され
る。
【0020】図6(ハ)の場合には、この変形型屋根材の製
造装置の一方ロールは移動位置にあって、他方ロールとの間に
隙間が形成されている。この隙間に折板屋根材を供給す
るとともに、締結部を軸端一方の一方のフランシ゛成形ロールを
利用して妄動することなく搬送できる特徴があり、かつ
この搬送で、一方の直線状屋根素材が成形される。この
折板屋根材を所定長さ通過させた段階で(一方の直線状
屋根素材を所定長さ成形した段階で)、少なくとも他方
ロールの回転を止め移動位置にある一方ロールを復帰し、他方
ロールとの間で折板屋根材を圧接する。この操作により、
締結部を備えた一方の直線状屋根素材の成形が終了す
る。
造装置の一方ロールは移動位置にあって、他方ロールとの間に
隙間が形成されている。この隙間に折板屋根材を供給す
るとともに、締結部を軸端一方の一方のフランシ゛成形ロールを
利用して妄動することなく搬送できる特徴があり、かつ
この搬送で、一方の直線状屋根素材が成形される。この
折板屋根材を所定長さ通過させた段階で(一方の直線状
屋根素材を所定長さ成形した段階で)、少なくとも他方
ロールの回転を止め移動位置にある一方ロールを復帰し、他方
ロールとの間で折板屋根材を圧接する。この操作により、
締結部を備えた一方の直線状屋根素材の成形が終了す
る。
【0021】この状態において、順次他方ロールを回転す
ると、この他方ロールの回転と一方ロールの抑制とにより折板
屋根材は順次湾曲に折り曲げられることで、一方向に湾
曲した湾曲屋根材が成形される。この操作を所定時間行
って一方向に湾曲した湾曲状屋根素材を成形した段階
で、他方ロールの回転を停止し、かつ一方ロールを移動して移
動位置に到らしめる。この操作により、直線状屋根素材
と一方向に湾曲した湾曲状屋根素材の成形が終了する。
ると、この他方ロールの回転と一方ロールの抑制とにより折板
屋根材は順次湾曲に折り曲げられることで、一方向に湾
曲した湾曲屋根材が成形される。この操作を所定時間行
って一方向に湾曲した湾曲状屋根素材を成形した段階
で、他方ロールの回転を停止し、かつ一方ロールを移動して移
動位置に到らしめる。この操作により、直線状屋根素材
と一方向に湾曲した湾曲状屋根素材の成形が終了する。
【0022】その後、他方ロールを逆回転し、この他方ロール
の逆回転と一方ロールの抑制とにより一方向に湾曲した湾
曲屋根材を順次戻す。そして、この一方向に湾曲した湾
曲屋根材が戻された段階で、他方ロールを停止し、かつ一
方ロールを復帰して原位置に戻し、他方ロールとの間に隙間が
形成されるので、前記一方の直線状屋根素材を引き抜
き、本装置から一方の直線状屋根素材及び一方向に湾曲
した湾曲屋根材でなる加工途中の素材を引き抜く。
の逆回転と一方ロールの抑制とにより一方向に湾曲した湾
曲屋根材を順次戻す。そして、この一方向に湾曲した湾
曲屋根材が戻された段階で、他方ロールを停止し、かつ一
方ロールを復帰して原位置に戻し、他方ロールとの間に隙間が
形成されるので、前記一方の直線状屋根素材を引き抜
き、本装置から一方の直線状屋根素材及び一方向に湾曲
した湾曲屋根材でなる加工途中の素材を引き抜く。
【0023】続いて、加工途中の素材を一方ロールと他方ロ
ールとの間に隙間(場合により挾持でもよい)に供給する
とともに、締結部を軸端他方(又は軸端一方)の他方
(又は一方)のフランシ゛成形ロールを利用して妄動することな
く順次搬送し、この加工途中の素材の一方向に湾曲した
湾曲屋根材が到達した段階で、一方ロールを復帰し、原位
置に移動し、この他方ロールを回転すると、この他方ロールの
回転と一方ロールの抑制とにより折板屋根材は順次逆方向
に湾曲に折り曲げられることで、他方向に湾曲した湾曲
屋根材が成形される。この操作を所定時間行って他方向
に湾曲した湾曲状屋根素材を成形した段階で、他方ロール
の回転を停止し、かつ一方ロールを移動して移動位置に到
らしめる。この操作により、直線状屋根素材と一方向及
び他方向に湾曲した湾曲状屋根素材の成形が終了する。
ールとの間に隙間(場合により挾持でもよい)に供給する
とともに、締結部を軸端他方(又は軸端一方)の他方
(又は一方)のフランシ゛成形ロールを利用して妄動することな
く順次搬送し、この加工途中の素材の一方向に湾曲した
湾曲屋根材が到達した段階で、一方ロールを復帰し、原位
置に移動し、この他方ロールを回転すると、この他方ロールの
回転と一方ロールの抑制とにより折板屋根材は順次逆方向
に湾曲に折り曲げられることで、他方向に湾曲した湾曲
屋根材が成形される。この操作を所定時間行って他方向
に湾曲した湾曲状屋根素材を成形した段階で、他方ロール
の回転を停止し、かつ一方ロールを移動して移動位置に到
らしめる。この操作により、直線状屋根素材と一方向及
び他方向に湾曲した湾曲状屋根素材の成形が終了する。
【0024】その後は、前記の引き抜く作業及び一方向
に湾曲した湾曲屋根材の成形と略同様な操作により次の
一方向に湾曲した湾曲屋根材が成形される。
に湾曲した湾曲屋根材の成形と略同様な操作により次の
一方向に湾曲した湾曲屋根材が成形される。
【0025】そして、一方ロールが移動位置にあり、かつ
他方ロールとの間に隙間が形成されている状態で、この隙
間に折板屋根材を供給するとともに、締結部を軸端他方
のフランシ゛成形ロールを利用して妄動することなく搬送するこ
とで、前述と同様に他方の直線状屋根素材が成形され
る。この折板屋根材を所定長さ通過させた段階で、少な
くとも他方ロールの回転を止める。この操作により、締結
部を備えた他方の直線状屋根素材の成形が終了する。
他方ロールとの間に隙間が形成されている状態で、この隙
間に折板屋根材を供給するとともに、締結部を軸端他方
のフランシ゛成形ロールを利用して妄動することなく搬送するこ
とで、前述と同様に他方の直線状屋根素材が成形され
る。この折板屋根材を所定長さ通過させた段階で、少な
くとも他方ロールの回転を止める。この操作により、締結
部を備えた他方の直線状屋根素材の成形が終了する。
【0026】最後に、この他方の直線状屋根素材を切断
することにより、この例では、締結部を備えた一方・他
方の直線状屋根素材と、一方向及び他方向等に湾曲され
た湾曲状屋根素材とで略波形の屋根が成形される。
することにより、この例では、締結部を備えた一方・他
方の直線状屋根素材と、一方向及び他方向等に湾曲され
た湾曲状屋根素材とで略波形の屋根が成形される。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0028】1は軸200及び転子201を介してヘ゛ース2に略36
0°の範囲で旋回可能に設けられたフレームで、このフレーム1に
は一方ロール3(図面では右側ロール)と、対の他方ロール4(図
面では左側ロール)が回転自在に設けられている。図中5は
フレーム1に設けた駆動部で、この駆動部5により前記対の他
方ロール4は正逆回転される。この例では、減速機モーター51と
ヘ゛ルト52で構成されているが限定されない。
0°の範囲で旋回可能に設けられたフレームで、このフレーム1に
は一方ロール3(図面では右側ロール)と、対の他方ロール4(図
面では左側ロール)が回転自在に設けられている。図中5は
フレーム1に設けた駆動部で、この駆動部5により前記対の他
方ロール4は正逆回転される。この例では、減速機モーター51と
ヘ゛ルト52で構成されているが限定されない。
【0029】一方ロール3は、前記フレーム1に移動自在(図面
では、左右方向)に設けられており、フレーム1に差渡した
回転軸300と、この回転軸300に設けた算盤球状(一例で
ある)の成形ロール301と、回転軸300の軸端一方300a(軸
端上側)に設けたフランシ゛成形ロール302(一例である)で構
成されており、前記他方ロール4に追従して回転する構成で
ある。そして、この軸端一方300aに設けたフランシ゛成形ロール
302は、一方向に湾曲した湾曲屋根材を成形するときに
使用する。尚、一方ロール3は、フレーム1に蟻溝嵌合を利用し
て移動する移動枠板303と、この移動枠板303の移動を司
るハント゛ル304で構成されており、このハント゛ル304により移動
する。この一方ロール3の移動は、垂直(水平)状態で確実か
つスムース゛に行われる。このハント゛ル304に代えて自動コントロール
する構成も可能である。また一方ロール3の移動距離を利用
して、例えば、一方向又は他方向に湾曲した湾曲屋根材
の湾曲角度の調整ができる。従って、この湾曲角度を変
更し、多種多様な形状・形態の屋根が構築できること
と、汎用性の向上と、販路の拡充等が期待できる。
では、左右方向)に設けられており、フレーム1に差渡した
回転軸300と、この回転軸300に設けた算盤球状(一例で
ある)の成形ロール301と、回転軸300の軸端一方300a(軸
端上側)に設けたフランシ゛成形ロール302(一例である)で構
成されており、前記他方ロール4に追従して回転する構成で
ある。そして、この軸端一方300aに設けたフランシ゛成形ロール
302は、一方向に湾曲した湾曲屋根材を成形するときに
使用する。尚、一方ロール3は、フレーム1に蟻溝嵌合を利用し
て移動する移動枠板303と、この移動枠板303の移動を司
るハント゛ル304で構成されており、このハント゛ル304により移動
する。この一方ロール3の移動は、垂直(水平)状態で確実か
つスムース゛に行われる。このハント゛ル304に代えて自動コントロール
する構成も可能である。また一方ロール3の移動距離を利用
して、例えば、一方向又は他方向に湾曲した湾曲屋根材
の湾曲角度の調整ができる。従って、この湾曲角度を変
更し、多種多様な形状・形態の屋根が構築できること
と、汎用性の向上と、販路の拡充等が期待できる。
【0030】他方ロール4は、前記フレーム1に設けられてお
り、フレーム1に差渡した回転軸400と、この回転軸400に設
けた算盤球状の成形ロール401と、回転軸400の軸端他方400
a(軸端下側)に設けたフランシ゛成形ロール402で構成されてお
り、駆動部5を利用して回転される。そして、この他方ロ
ール4の回転により前記一方ロール3が追従して回転する。ま
たこの軸端他方400aに設けたフランシ゛成形ロール402は、一方
向又は他方向に湾曲した湾曲屋根材を成形するときに使
用する。尚、この他方ロール4の本数は限定されない。また
この他方ロール4の一本又は数本を移動できる構成として、
この他方ロール4の移動を利用して、例えば、一方向又は他
方向に湾曲した湾曲屋根材の湾曲角度の調整ができる。
従って、前述と同じ効果が期待できる。またこの湾曲角
度の調整を、前記の一方ロール3の場合と合わせて行うこと
もできる。
り、フレーム1に差渡した回転軸400と、この回転軸400に設
けた算盤球状の成形ロール401と、回転軸400の軸端他方400
a(軸端下側)に設けたフランシ゛成形ロール402で構成されてお
り、駆動部5を利用して回転される。そして、この他方ロ
ール4の回転により前記一方ロール3が追従して回転する。ま
たこの軸端他方400aに設けたフランシ゛成形ロール402は、一方
向又は他方向に湾曲した湾曲屋根材を成形するときに使
用する。尚、この他方ロール4の本数は限定されない。また
この他方ロール4の一本又は数本を移動できる構成として、
この他方ロール4の移動を利用して、例えば、一方向又は他
方向に湾曲した湾曲屋根材の湾曲角度の調整ができる。
従って、前述と同じ効果が期待できる。またこの湾曲角
度の調整を、前記の一方ロール3の場合と合わせて行うこと
もできる。
【0031】尚、図示しないが、前記一方ロール3と他方ロー
ル4を、フレーム1に垂設し、この一方ロール3をフレーム1に昇降可能
に設ける構成として、この一方ロール3と他方ロール4の近接を
利用して、前記直線状・湾曲状屋根素材を成形すること
も可能である。また他方ロール4の一方を、ハント゛ル及び螺軸
等を利用して移動する構成も可能である。
ル4を、フレーム1に垂設し、この一方ロール3をフレーム1に昇降可能
に設ける構成として、この一方ロール3と他方ロール4の近接を
利用して、前記直線状・湾曲状屋根素材を成形すること
も可能である。また他方ロール4の一方を、ハント゛ル及び螺軸
等を利用して移動する構成も可能である。
【0032】図中10は折板屋根材(形状、寸法は一例で
ある)、11は折板屋根材10の締結部、12は折板屋根材10
の屈曲部を示す。また13は直線状屋根素材14、14aと湾
曲状屋根素材15で構成される変形型屋根材を示す。この
変形型屋根材13の締結部11と他の変形型屋根材(図示せ
ず)の屈曲部(図示せず)を緊締結合(締結部11で屈曲
部を挾持)し、この変形型屋根材13を緊締する。尚、15
aは一方向に湾曲した湾曲状屋根素材、15bは他方向に湾
曲した湾曲状屋根素材をそれぞれ示す。
ある)、11は折板屋根材10の締結部、12は折板屋根材10
の屈曲部を示す。また13は直線状屋根素材14、14aと湾
曲状屋根素材15で構成される変形型屋根材を示す。この
変形型屋根材13の締結部11と他の変形型屋根材(図示せ
ず)の屈曲部(図示せず)を緊締結合(締結部11で屈曲
部を挾持)し、この変形型屋根材13を緊締する。尚、15
aは一方向に湾曲した湾曲状屋根素材、15bは他方向に湾
曲した湾曲状屋根素材をそれぞれ示す。
【0033】図中20は建屋Hの鋼材柱、21は建屋Hのアーチ
型の鋼材トラスを示しており、この鋼材柱20及び/又は柱ア
ーチ型の鋼材トラス21には、緩衝材、断熱材等を介して変形
型屋根材13が設けられる。そして、この鋼材柱20及び/
又は柱アーチ型の鋼材トラス21は図6(イ)〜(ホ)の建屋Hの形状に
より変更される。また同図(ホ)は従来例を示すが、本発
明においても成形可能である。
型の鋼材トラスを示しており、この鋼材柱20及び/又は柱ア
ーチ型の鋼材トラス21には、緩衝材、断熱材等を介して変形
型屋根材13が設けられる。そして、この鋼材柱20及び/
又は柱アーチ型の鋼材トラス21は図6(イ)〜(ホ)の建屋Hの形状に
より変更される。また同図(ホ)は従来例を示すが、本発
明においても成形可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明は、数個の成形ロール及び軸
端一方にフランシ゛成形ロールを備えた移動可能な一方ロールと、
この一方ロールに対峙する数個の成形ロール及び軸端他方にフラ
ンシ゛成形ロールを備えた対の他方ロールを設け、一方ロールの成形
ロールと他方ロールの成形ロール、及び一方ロールのフランシ゛成形ロールを
介して一方向に湾曲した変形型屋根材を成形し、他方ロー
ルの成形ロールと一方ロールの成形ロール、及び他方ロールのフランシ゛成
形ロールを介して他方向に湾曲した変形型屋根材を成形す
る構成である。従って、直線状屋根素材と湾曲状屋根素
材とでなる変形型屋根材を、確実かつ正確に成形できる
こと、又はこの変形型屋根材で構築された建屋の空間を
有効利用できること、等の特徴がある。
端一方にフランシ゛成形ロールを備えた移動可能な一方ロールと、
この一方ロールに対峙する数個の成形ロール及び軸端他方にフラ
ンシ゛成形ロールを備えた対の他方ロールを設け、一方ロールの成形
ロールと他方ロールの成形ロール、及び一方ロールのフランシ゛成形ロールを
介して一方向に湾曲した変形型屋根材を成形し、他方ロー
ルの成形ロールと一方ロールの成形ロール、及び他方ロールのフランシ゛成
形ロールを介して他方向に湾曲した変形型屋根材を成形す
る構成である。従って、直線状屋根素材と湾曲状屋根素
材とでなる変形型屋根材を、確実かつ正確に成形できる
こと、又はこの変形型屋根材で構築された建屋の空間を
有効利用できること、等の特徴がある。
【0035】請求項2の発明は、フレームが、ヘ゛ース上に旋回
自在に設けられている構成である。従って、変形型屋根
材を成形する際、狭い場所又は限られた場所等を利用し
て行うことができること、又は多くの現場で簡便かつ他
に迷惑を掛けることなく成形できること、等の特徴があ
る。
自在に設けられている構成である。従って、変形型屋根
材を成形する際、狭い場所又は限られた場所等を利用し
て行うことができること、又は多くの現場で簡便かつ他
に迷惑を掛けることなく成形できること、等の特徴があ
る。
【0036】請求項3は、既製の折板屋根材を、移動位
置にある成形ロール及び軸端一方のフランシ゛成形ロールでなる一
方ロールと、成形ロール及び軸端他方のフランシ゛成形ロールでなる対
の他方ロール間に供給し、所定長さ通過させて一方の直線
状屋根素材を設け、その後、移動位置にある一方ロールを
復帰し、この復帰位置の一方ロールと他方ロールが接近し、こ
の一方及び他方ロール間で折板屋根材を曲面状に折曲げて
いき湾曲状屋根素材を設け、その後、復帰位置にある一
方ロールを移動し、この移動位置にある一方ロールと他方ロール
間に供給し、所定長さ通過させて他方の直線状屋根素材
を設ける構成である。従って、請求項1と略同じ特徴が
期待できる。
置にある成形ロール及び軸端一方のフランシ゛成形ロールでなる一
方ロールと、成形ロール及び軸端他方のフランシ゛成形ロールでなる対
の他方ロール間に供給し、所定長さ通過させて一方の直線
状屋根素材を設け、その後、移動位置にある一方ロールを
復帰し、この復帰位置の一方ロールと他方ロールが接近し、こ
の一方及び他方ロール間で折板屋根材を曲面状に折曲げて
いき湾曲状屋根素材を設け、その後、復帰位置にある一
方ロールを移動し、この移動位置にある一方ロールと他方ロール
間に供給し、所定長さ通過させて他方の直線状屋根素材
を設ける構成である。従って、請求項1と略同じ特徴が
期待できる。
【0037】請求項4の発明は、屋根を、鋼材柱とアーチ型
の鋼材トラスでなる建造物骨組みを、変形型屋根材で被覆
固止し、この変形型屋根材を順次並設するとともに、変
形型屋根材相互間を締結部と屈曲部で緊締結合し、変形
型屋根材の取付け及び緊締結合を介して構成される。従
って、建屋の空間を有効利用できること、及び有効利用
を介して収容物の確保、スヘ゜ースの拡充が図れること、等
の特徴がある。
の鋼材トラスでなる建造物骨組みを、変形型屋根材で被覆
固止し、この変形型屋根材を順次並設するとともに、変
形型屋根材相互間を締結部と屈曲部で緊締結合し、変形
型屋根材の取付け及び緊締結合を介して構成される。従
って、建屋の空間を有効利用できること、及び有効利用
を介して収容物の確保、スヘ゜ースの拡充が図れること、等
の特徴がある。
【図1】変形型屋根材の製造装置の正面図である。
【図2】変形型屋根材の製造装置の平面図である。
【図3】一方及び他方ロールの関係を示す展開図である。
【図4】一方及び他方ロールと、折板屋根材及び一方及び他
方の直線状屋根素材等との関係を説明する模式図であ
り、(イ)は折板屋根材の供給時、(ロ)は一方の直線状屋根
素材の成形を、(ハ)は湾曲状屋根素材の成形初期、(ニ)は
湾曲状屋根素材の成形過程、(ホ)は湾曲状屋根素材の成
形過程、(ヘ)は他方の直線状屋根素材の成形を、それぞ
れ示す。
方の直線状屋根素材等との関係を説明する模式図であ
り、(イ)は折板屋根材の供給時、(ロ)は一方の直線状屋根
素材の成形を、(ハ)は湾曲状屋根素材の成形初期、(ニ)は
湾曲状屋根素材の成形過程、(ホ)は湾曲状屋根素材の成
形過程、(ヘ)は他方の直線状屋根素材の成形を、それぞ
れ示す。
【図5】一方向及び他方向に湾曲した湾曲状屋根素材を
拡大して示した図であり、(イ)は一方向に湾曲した湾曲
状屋根素材、(ロ)は他方向に湾曲した湾曲状屋根素材、
をそれぞれ示す。
拡大して示した図であり、(イ)は一方向に湾曲した湾曲
状屋根素材、(ロ)は他方向に湾曲した湾曲状屋根素材、
をそれぞれ示す。
【図6】変形型屋根材で構築される各種建屋の外観の一
部欠截の模式図であり、(イ)は略トンネル形の屋根、(ロ)は変
形トンネル形の屋根、(ハ)は波形の屋根、(ニ)は山形屋根、
(ホ)はアーチ形の屋根、を示す。
部欠截の模式図であり、(イ)は略トンネル形の屋根、(ロ)は変
形トンネル形の屋根、(ハ)は波形の屋根、(ニ)は山形屋根、
(ホ)はアーチ形の屋根、を示す。
1 フレーム 2 ヘ゛ース 200 軸 201 転子 3 一方ロール 300 回転軸 300a 軸端一方 301 成形ロール 302 フランシ゛成形ロール 303 移動枠板 304 ハント゛ル 4 他方ロール 400 回転軸 400a 軸端他方 401 成形ロール 402 フランシ゛成形ロール 5 駆動部 51 減速機モーター 52 ヘ゛ルト 10 折板屋根材 11 締結部 12 屈曲部 13 変形型屋根材 14 一方の直線状屋根素材 14a 他方の直線状屋根素材 15 湾曲状屋根素材 15a 一方向に湾曲した湾曲状屋根素材 15b 他方向に湾曲した湾曲状屋根素材 20 鋼材柱 21 鋼材トラス H 建屋
Claims (4)
- 【請求項1】 フレームに移動可能に設けた数個の成形ロール
及び軸端一方にフランシ゛成形ロールを備えた一方ロールと、このフ
レームに設けた前記一方ロールに対峙する数個の成形ロール及び
軸端他方にフランシ゛成形ロールを備えた正逆転する他方ロール
と、この軸端一方及び軸端他方のフランシ゛成形ロールを区々に
使用する構成の変形型屋根材の製造装置であって、 前記一方ロールの成形ロールと他方ロールの成形ロール、及び一方ロー
ルのフランシ゛成形ロールを介して一方向に湾曲した変形型屋根
材を成形し、前記他方ロールの成形ロールと一方ロールの成形ロー
ル、及び他方ロールのフランシ゛成形ロールを介して他方向に湾曲し
た変形型屋根材を成形し、前記軸端一方及び軸端他方の
フランシ゛成形ロールを区々に使用して、湾曲方向異にする変形
型屋根材を製造する変形型屋根材の製造装置。 - 【請求項2】 上記のフレームが、ヘ゛ース上に旋回自在に設け
られている請求項1に記載の変形型屋根材の製造装置。 - 【請求項3】 既製の折板屋根材を、移動位置にある成
形ロール及び軸端一方のフランシ゛成形ロールでなる一方ロールと、成
形ロール及び軸端他方のフランシ゛成形ロールでなる対の正逆転す
る他方ロール間に供給し、所定長さ通過させて一方の直線
状屋根素材を設け、その後移動位置にある一方ロールを復
帰し、この原位置の一方ロールと前記他方ロールが接近し、こ
の一方及び他方ロール間で前記折板屋根材を曲面状に折曲
げていき湾曲状屋根素材を設け、その後、原位置にある
一方ロールを移動し、この移動位置にある一方ロールと前記他
方ロール間に供給し、所定長さ通過させて他方の直線状屋
根素材を設け、前記少なくとも一方又は他方の直線状屋
根素材と前記湾曲状屋根素材を形成する変形型屋根材の
製造方法。 - 【請求項4】 鋼材柱とアーチ型の鋼材トラスで枠組構成した
建造物骨組みに、変形型屋根材を被覆固止し、この変形
型屋根材を順次並設するとともに、当該変形型屋根材相
互間を締結部と屈曲部で緊締結合し、前記変形型屋根材
の取付け及び緊締結合を介して構成される変形型屋根材
で構成する屋根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11228330A JP2001047139A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 変形型屋根材の製造装置及び製造方法と、この変形型屋根材で構成する屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11228330A JP2001047139A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 変形型屋根材の製造装置及び製造方法と、この変形型屋根材で構成する屋根 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001047139A true JP2001047139A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16874774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11228330A Withdrawn JP2001047139A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 変形型屋根材の製造装置及び製造方法と、この変形型屋根材で構成する屋根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001047139A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100358403B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2002-10-25 | 유병섭 | 이형 선재의 교정 및 절단장치 |
-
1999
- 1999-08-12 JP JP11228330A patent/JP2001047139A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100358403B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2002-10-25 | 유병섭 | 이형 선재의 교정 및 절단장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061107 |