JP2002143952A - ロールヘミング装置及びそれを用いたロールヘミング加工方法 - Google Patents

ロールヘミング装置及びそれを用いたロールヘミング加工方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外周フランジが縮みフランジの部位を予備曲
げする際に、ローラの角度を調整してもローラと下型の
ガイド面との接点の位置が大きく変化しないロールヘミ
ング装置を提供すること。 【解決手段】 本発明に係るロールヘミング装置は、下
型50に、被ヘミング材WのアウタパネルPoが載置さ
れる被ヘミング材載置面55の周縁で、アウタパネルP
oの外周フランジPfの折曲基点Mより所定距離延長し
た稜線51から下方に、凸曲面状のガイド面53を形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アウタパネルの外
周フランジをローラにより押圧してインナパネル側に折
り曲げることにより、アウタパネルとインナパネルとを
一体化するロールヘミング装置及びそれを用いたロール
ヘミング加工方法に関し、特に、外周フランジの予備曲
げ時にローラ角度を変更しても、外周フランジがその折
曲基端部で折り曲がるように、ローラの案内を可能にし
たロールヘミング装置及びそれを用いたロールヘミング
加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロールヘミング装置は、図6に示
すように、外周フランジPfを起立せしめたアウタパネ
ルPoを下型150に載置し、その上にインナパネルP
iを、該インナパネルPiの外周縁Pgが前記アウタパ
ネルPoの外周フランジPfの内側に位置するように載
置し、ロボットアームの先端に設けられたローラ支持部
に回転自在に取り付けたローラ120の押圧力により、
前記アウタパネルPoの外周フランジPfをインナパン
ネルPi側に折り曲げることにより、被ヘミング材Wで
あるアウタパネルPoとインナパネルPiとを一体化す
るものである。
【0003】また、このアウタパネルPoの外周フラン
ジPfをインナパネルPi側に予備曲げするために、下
型150に、被ヘミング材載置面155に対して約45
°の傾斜でローラ120のガイド面151を形成し、こ
のガイド面151にローラ120の転動面121を当接
しながら、ローラ120が被ヘミング材Wを一周するこ
とにより、外周フランジPfをある角度折り曲げる所謂
予備曲げを行って、その後、ロボットアームによりロー
ラ120の転動面121がインナパネルPiの外周縁P
gの上面と略平行となるようにして、被ヘミング材Wを
一周することにより本曲げを行い、外周フランジPfを
インナパネルPi側に折り曲げることが行われている。
【0004】ところで、外周フランジPfの折り曲げ部
は他の外板部材(フェンダ等)あるいは他のヘミング材
(ドア等)との間隙を一定に形成すると見栄えもよく、
外形デザインの品質の良さを物語るものであるため、外
周フランジPfの折り曲げ部は曲線状の高い寸法精度が
要求される。すなわち、外周フランジPfの折曲基点m
で、予備曲げ時から本曲げに至るまで確実に折り曲げる
ことが要求される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8に示す
ような車両の蓋物の被ヘミング材Wの多くは、外形線が
三次元の曲線で、外周フランジPf側すなわち被ヘミン
グ材Wを下型150に載置した状態で上方が凹部、すな
わち、アウタパネルPo側が凸形状となる形状が多い。
一般的に、図9に示すように、金属板の曲げ加工におい
て、平面視で外側に凸形状のフランジHcを曲げる場合
は、フランジHcが元の展開形状より短くなるので縮み
フランジとなる。これに対して、図10に示すように、
平面視で外側に凹形状のフランジHtを曲げる場合は、
フランジHtが元の展開形状より長くなるので伸びフラ
ンジとなる。そして、図9、図10に示す金属板が下方
に凸形状の場合は、伸び、縮みフランジの度合いがさら
に高くなる。この場合、フランジHc、Htが平面視で
直線であっても、下方に凸形状の場合は、縮みフランジ
となる。さらに、この縮みフランジを金属板側にさらに
折り曲げてヘミングする場合は、再び縮みフランジとな
る。
【0006】このことを図8の被ヘミング材Wに当ては
めて考えると、辺A、B、C、Dのうち、辺Aは、外板
側への凸形状は顕著ではないが、平面視で凹形状であり
伸びフランジである。辺Bは、平面視で直線形状である
が外板側への凸形状が大きく、この点で縮みフランジで
ある。また、辺C、Dはいずれも平面視で外側に凸形状
をしているので縮みフランジであるが、特に辺Cは外板
側への凸形状も大きく、縮みフランジの程度が厳しい。
【0007】これらの各辺を予備曲げする場合、辺Aの
伸びフランジをローラ120により予備曲げしても、外
周フランジPfが伸びフランジであるため、該外周フラ
ンジPfがさらに展開されて、その板端は元の長さより
さらに伸びるだけで、縮みフランジとは逆に余って波打
つようなことが無く、折り曲げ部はきれいに折り曲げら
れる。しかし、辺B、Cは縮みフランジの度合いが大き
いため、ローラ120で予備曲げすると、外周フランジ
Pfの材料が余り気味になるため、外周フランジPfが
波をうつという問題が生じる。波をうつと見切り線がス
ムースな線に見えず、見苦しいものとなる。このため、
予備曲げ時に、図7に示すように、ローラ120の角度
を修正するようにロボットをティーチングして、外周フ
ランジPfとローラ120の当接角度を変更することに
より、この波うちを防止する必要があった。
【0008】しかし、予備曲げの途中でローラ120の
当接角度を変更すると、ローラ120とガイド面151
との当接点152が折曲基点mから遠ざかり、その結
果、当接点152がローラ120の支持点であるため、
ローラ120の押圧荷重により、ローラ120が図示右
方向へ滑ってローラ120のヘミング軌跡から外れると
いう問題が発生し易かった。また、ローラ120の転動
面121が外周フランジPfの折曲基点mから離れるた
め、折曲基点mにおける外周フランジPfの曲げ半径が
大きくなってはっきり曲がらず、外周フランジPfの先
端に向かって湾曲した形状で予備曲げされるため、この
状態で本曲げされると、この湾曲部を押しつぶすことと
なり、見切り線が波うつ状態が発生するという問題があ
る。
【0009】そこで、本発明は、かかる課題を解決すべ
く、外周フランジが縮みフランジの部位を予備曲げする
際に、ローラの角度を調整してもローラと下型のガイド
面との接点の位置が大きく変化しないロールヘミング装
置とそれを用いたロールヘミング加工方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロールヘミ
ング装置は、外周フランジを起立せしめたアウタパネル
にインナパネルを重ねた状態で両パネルを下型上に位置
決め載置し、該アウタパネルの外周フランジをロボット
アームに回転自在に支持させたローラにより押圧してイ
ンナパネル側に折り曲げることにより、アウタパネルと
インナパネルとを一体化するロールヘミング装置におい
て、前記下型に、被ヘミング材載置面の周縁をアウタパ
ネルの外周フランジの折曲基点より所定距離延長して稜
線とし、該稜線から下方に、ローラが当接し転動する凸
曲面状のガイド面を形成したことを特徴とする。上記ロ
ールヘミング装置によれば、外周フランジの予備曲げ時
にローラは下型の稜線に接しながら外周フランジと接
し、さらに、ローラの角度修正時は、ローラは常にガイ
ド面の凸曲面に接するので、下型に対してローラが滑る
ことがなく、しかも外周フランジの折曲基点から大きく
離れずに外周フランジを押圧するため、外周フランジを
折曲基点で折り曲げることができる。したがって、ロー
ルヘミングした見切線が波うつことがない。
【0011】また、本発明に係るロールヘミング加工方
法は、前述のロールヘミング装置を用いたロールヘミン
グ加工方法であって、アウタパネルの外周フランジを、
該外周フランジが緩やかな縮みフランジの部位は、ロー
ラの転動面が下型の稜線に当接しながら転動して予備曲
げを行い、外周フランジが縮みフランジの厳しい部位
は、ローラの転動面が前記稜線と離れた位置のガイド面
上で点接触するようにローラの角度を調整して、ガイド
面と点接触しながら転動して予備曲げするようにしたこ
とを特徴とする。上記ロールヘミング加工方法によれ
ば、ローラの転動面が常に下型に設けた凸曲面状のガイ
ド面に点接触しながら転動して予備曲げし、特に、外周
フランジが縮みフランジの厳しい部位では予備曲げの途
中で下型に対するローラの角度を調整しても、その点接
触の位置が大きく変わらないので、下型に対してローラ
を滑らせることなく円滑にでき、ティーチングの修正を
必要とせず、一回の予備曲げだけで本曲げにうつること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るロールヘミン
グ装置及びそれを用いたロールヘミング加工方法の一の
実施の形態について図面を参照して以下に説明する。本
実施の形態で用いられる被ヘミング材は、自動車のフー
ドパネルである。ここで、図1は、本発明のロールヘミ
ング装置の全体を示す側面図である。図2は、本発明の
ロールヘミング装置の主要部の拡大断面図である。
【0013】(構成)本発明に係るロールヘミング装置
の構成について説明する。ロールヘミング装置10は、
図1に示すように、従来と同様に外周フランジPfを起
立せしめたアウタパネルPoを下型50に載置し、その
上にインナパネルPiを、該インナパネルPiの外周縁
Pgが前記アウタパネルPoの外周フランジPfの内側
に位置するように位置決め載置し、ロボット101のロ
ボットアーム11の先端に設けられたローラ支持部12
に回転自在に取り付けたローラ20の押圧力により、前
記アウタパネルPoの外周フランジPfをインナパンネ
ルPi側に折り曲げることにより、被ヘミング材Wであ
るアウタパネルPoとインナパネルPiとを一体化する
ものである。
【0014】本発明に係るロールヘミング装置の下型5
0は、図2に示すように、被ヘミング材Wのアウタパネ
ルPoが載置される被ヘミング材載置面55の周縁で、
アウタパネルPoの外周フランジPfの折曲基点Mより
所定距離延長して稜線51とし、この稜線51から下方
に、凸曲面状のガイド面53を形成したものである。
【0015】すなわち、図3に示すように、下型50の
被ヘミング材載置面55を被ヘミング材Wの外方向へ延
長し、外周フランジPfの折曲基点Mより面方向に2m
mの位置を稜線51とし、ローラ20の転動面21がこ
の稜線51で被ヘミング材載置面55と約45°の角度
で接するようにロボットをテーィチングし、この状態
で、ローラ20の転動面21から稜線51を通る垂線k
を引き、この垂線kから稜線51を通る半径rが5mm
の円弧を描く。そして、この半径rは、稜線51から距
離bが3mmだけ離れた下型50の外形線に吸収され
て、凸曲面状のガイド面53が形成される。
【0016】つぎに、本発明に係るロールヘミング装置
10のローラ20は、図2、図3に示すように、少なく
とも、外周フランジPfを予備曲げ、本曲げする時に外
周フランジPfを押圧する転動面21を有する。
【0017】(作用)次に、以上のように構成された本
発明のロールヘミング装置を用いたロールヘミング加工
方法について、図2及び図4に基づき説明する。下型5
0に被ヘミング材Wを載置し、図示しないクランプで該
被ヘミング材Wを下型50に位置決めし、固定する。そ
して、予めのティーチングによりロボットアーム11に
取り付けたローラ20の転動面21を被ヘミング材Wの
外周フランジPfの先端に、該外周フランジPfの折れ
曲がり角度より鋭角度でインナパネルPi側に押圧しな
がら、下型50の被ヘミング材載置面55とローラ20
の転動面21が約45°の角度でガイド面53の稜線5
1に当接させ、この状態を保ちながらローラ20を転動
させて外周フランジPfを予備曲げする。
【0018】そして、被ヘミング材Wの外周フランジP
fが縮みフランジの箇所を予備曲げする場合は、図4に
示すように、ローラ20の転動面21が下型50の被ヘ
ミング材載置面55となす角度を45°より若干大きく
なるように調整して、ローラ20の転動面21がガイド
面53の湾曲部のローラ接点52に点接触しながら外周
フランジPfを押圧して予備曲げするようにロボットを
ティーチングしておく。
【0019】そうすると、ローラ20の転動面21はガ
イド面53とは常にローラ接点52で点接触することと
なり、ローラ20へのロボットからの押圧力に対する下
型50からの反力が、ローラ20の転動面21に垂直に
掛かるため、ローラ20が下型50に対して滑ることな
く、ガイド面53上を転動することができる。
【0020】また、ローラ20の角度を大きく変更して
も、転動面21とガイド面53とのローラ接点52は稜
線51から大きく遠ざかることなく、小さなガイド面5
3の範囲内にある。したがって、ローラ20の転動面2
1は外周フランジPfの折曲基点Mに近い位置で外周フ
ランジPfと当接して予備曲げするので、外周フランジ
Pfはその折曲基点Mから湾曲することなくはっきりと
折れ曲がることとなり、折り曲げ部の波うちは発生しな
い。
【0021】このように、本実施の形態に係るロールヘ
ミング装置及びそれを用いたロールヘミング加工方法
は、下型50に、被ヘミング材WのアウタパネルPoが
載置される被ヘミング材載置面55の周縁で、アウタパ
ネルPoの外周フランジPfの折曲基点Mより所定距離
延長した稜線51から下方に、凸曲面状のガイド面53
を形成してロールヘミング装置10を構成し、このロー
ルヘミング装置10を用いて、アウタパネルPoの外周
フランジPfを、外周フランジPfが緩やかな縮みフラ
ンジの部位は、ローラ20の転動面21が下型50の稜
線51に当接しながら転動して予備曲げを行い、縮みフ
ランジの厳しい部位は、ローラ20の転動面21が45
°より若干大きくなるようにローラ20の角度を調整し
てローラ接点52で点接触しながら転動するようにした
ロールヘミング加工方法としたので、ローラ角度を調整
してもローラが滑ることなく予備曲げできるので、外周
フランジPfが縮みフランジの部位でも一回の予備曲げ
だけで本曲げにうつることができ、ロールヘミング加工
の時間を短縮することが可能となった。
【0022】なお、本発明は前記実施の形態のものに限
定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様
々な変更が可能である。例えば、前記実施の形態では、
ローラ20の転動面21が平面の例で説明したが、これ
に限られず、図5に示すように、転動面21に溝230
を設けたローラ220であっても、溝以外の平面部21
0をガイド面53に当接して使用することも可能であ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、外周フランジを起立せしめた
アウタパネルにインナパネルを重ねた状態で両パネルを
下型上に位置決め載置し、該アウタパネルの外周フラン
ジをロボットアームに回転自在に支持させたローラによ
り押圧してインナパネル側に折り曲げることにより、ア
ウタパネルとインナパネルとを一体化するロールヘミン
グ装置において、前記下型に、被ヘミング材載置面の周
縁をアウタパネルの外周フランジの折曲基点より所定距
離延長して稜線とし、該稜線から下方に、ローラが当接
し転動する凸曲面状のガイド面を形成してロールヘミン
グ装置を構成し、このロールヘミング装置を利用してロ
ーラの転動面が常に前記凸曲面状のガイド面に点接触し
ながら予備曲げする工程と、ローラの転動面を被ヘミン
グ材載置面と平行になるように臨ませて本曲げする工程
とからなるロールヘミング加工方法としたので、ローラ
の角度を調整しても下型に対してローラが滑らず、常に
外周フランジの折曲基点の近くで予備曲げでき、外周フ
ランジの状態に係わらず、一回で予備曲げでき、加工時
間の短縮が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係るロールヘミング
装置の全体を示す側面図である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係るロールヘミング
装置の主要部の拡大断面図である。
【図3】本発明の一の実施の形態に係るロールヘミング
装置のガイド面成形方法を示す断面図である。
【図4】本発明の一の実施の形態に係るロールヘミング
装置のローラ角度調整中の断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係るロールヘミング
装置の主要部の拡大断面図である。
【図6】従来のロールヘミング装置の主要部の拡大断面
図である。
【図7】従来のロールヘミング装置のローラ角度調整中
の断面図である。
【図8】被ヘミング材の一例を示す平面図である。
【図9】一般的な縮みフランジを説明する斜視図であ
る。
【図10】一般的な伸びフランジを説明する斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 ロールヘミング装置 20 ローラ 21 転動面 50 下型 51 稜線 52 ローラ接点 53 ガイド面 55 被ヘミング材載置面 Pi インナパネル Po アウタパネル Pf 外周フランジ Pg 外周縁 W 被ヘミング材 M 折曲基点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周フランジを起立せしめたアウタパネ
    ルにインナパネルを重ねた状態で両パネルを下型上に位
    置決め載置し、該アウタパネルの外周フランジをロボッ
    トアームに回転自在に支持させたローラにより押圧して
    インナパネル側に折り曲げることにより、アウタパネル
    とインナパネルとを一体化するロールヘミング装置にお
    いて、 前記下型に、被ヘミング材載置面の周縁をアウタパネル
    の外周フランジの折曲基点より所定距離延長して稜線と
    し、該稜線から下方に、ローラが当接し転動する凸曲面
    状のガイド面を形成したことを特徴とするロールヘミン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のロールヘミング装置を
    用いたロールヘミング加工方法であって、 アウタパネルの外周フランジを、該外周フランジが緩や
    かな縮みフランジの部位は、ローラの転動面が下型の稜
    線に当接しながら転動して予備曲げを行い、外周フラン
    ジが縮みフランジの厳しい部位は、ローラの転動面が前
    記稜線と離れた位置のガイド面上で点接触するようにロ
    ーラの角度を調整して、ガイド面と点接触しながら転動
    して予備曲げするようにしたロールヘミング加工方法。
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