JP2001046781A - 洗濯機等の制御装置 - Google Patents

洗濯機等の制御装置

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JP2001046781A
JP2001046781A JP11222395A JP22239599A JP2001046781A JP 2001046781 A JP2001046781 A JP 2001046781A JP 11222395 A JP11222395 A JP 11222395A JP 22239599 A JP22239599 A JP 22239599A JP 2001046781 A JP2001046781 A JP 2001046781A
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Yoshitoyo Kenjo
好豊 見城
Fumio Ota
文夫 太田
Takayuki Ishihara
隆行 石原
Hisashi Imahashi
久之 今橋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶手段に記憶したプログラムに基づいて制
御する洗濯機等の制御装置において、製品が市場に出て
からも、製品の動作プログラムを書き換えることができ
るようにして、常に最新の機能で製品を使えるように
し、買い換え期間を延長可能とし、省資源を実現できる
ようにする。 【解決手段】 洗濯機等の家庭電化製品を動作させるた
めのプログラムを書き込んだ第一記憶手段10と、動作
内容等の一時的データを書き込む第二記憶手段11と、
プログラムの書き換え用制御プログラムを書き込んだ第
三記憶手段12とを制御手段2により制御し、第一記憶
手段10のプログラムを書き換えるための信号を受信手
段13により受信するよう構成し、第一記憶手段10を
フラッシュメモリーで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶手段に記憶し
たプログラムに基づいて制御する洗濯機等の制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】成熟商品と言われて久しい家庭電化製品
も、近年の半導体技術の進歩による低コスト化で、イン
バーター、高メモリー内蔵マイコン、高速マイコン等が
採用されるようになったことや、また、生活研究も活発
に行われるようになり、新しい機能が続々と登場してき
ている。洗濯機においても、洗うためのソフトが色々開
発され、家庭で洗えるアイテムの種類も非常に広がって
来ている。
【0003】従来の洗濯機は、図7に示すような制御装
置50を搭載している。制御手段51は、操作表示手段
52により入力された設定内容に基づいて、洗い、すす
ぎ、脱水の各行程を逐次制御するもので、モータ駆動手
段53、パワースイッチング手段54を介してモータ5
5、排水弁56、給水弁57、液体洗剤投入装置58な
どを逐次制御する。
【0004】第一記憶手段59は、制御手段51による
逐次制御に必要なプログラムを記憶している。第二記憶
手段60は、運転時の一時的なデータを記憶している。
回転検知手段61は、モータ55からの信号に基づいて
ロータ位置や回転数を検知する。布量判定手段62は、
回転検知手段61のデータに基づいて布量を判定し、制
御手段51に入力する。水位検知手段63は、水受け槽
の水位を検知し、制御手段51に入力する。
【0005】電源回路64は、商用電源65を直流に変
換して、モータ駆動手段53等に直流電力を供給する。
66は電源スイッチである。
【0006】第一記憶手段59は、制御手段51による
逐次制御に必要なプログラムを記憶しており、読み出し
専用でよいので、マスクROMを使用している。このR
OMは、洗濯機の運転に必要なすべてのデータを保有し
ている。第二記憶手段60は、運転時の一時的なデータ
を記憶しているので、RAMを使用している。
【0007】このように構成されていて、第一記憶手段
59のマスクROMに書き込まれたプログラムによっ
て、パルセーターや洗濯兼脱水槽の駆動方法を変えた
り、給排水制御等により、色々な洗い方ができるように
なっていて、家庭で洗えるアイテムが衣類はもとより、
それ以外の分野にも広がってきている。例えば、洗濯兼
脱水槽を回転させて洗う方式では、電気カーペットカバ
ーやぬいぐるみなども洗えるようになってきている。
【0008】このように、洗濯機も企業努力の結果、年
々進化して非常に好ましい一方、洗濯機を購入されるユ
ーザーから見れば、昨年買った洗濯機が今年はもう旧式
となってしまうのは、何とも悲しいことである。もし、
昨年買った洗濯機に、今年開発された新しい洗浄ソフト
を盛り込むことができれば、洗濯機は何時までも最新式
であり、常に最高の機能の洗濯機を使うことができる。
従って、買い換え期間も長くなり、省資源にもつなが
り、地球環境保全にも役立つ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の洗
濯機では、家庭電化製品を動作させるプログラムが、第
一記憶手段59のマスクROMに書き込まれている上、
書き換え手段もないので、一旦メーカーを出てしまった
製品は、プログラムを書き換えることができないという
問題があった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、製品
が市場に出てからも、製品の動作プログラムを書き換え
ることができるようにして、常に最新の機能で製品を使
えるようにし、買い換え期間を延長可能とし、省資源を
実現できるようにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯機等の家庭電化製品を動作させるため
のプログラムを書き込んだ第一記憶手段と、動作内容等
の一時的データを書き込む第二記憶手段と、プログラム
の書き換え用制御プログラムを書き込んだ第三記憶手段
とを制御手段により制御し、第一記憶手段のプログラム
を書き換えるための信号を受信手段により受信するよう
構成し、第一記憶手段をフラッシュメモリーで構成した
ものである。
【0012】これにより、製品が市場に出てからも、製
品の動作プログラムを書き換えることができて、常に最
新の機能で製品を使うことができ、買い換え期間を延長
することができて、省資源を実現することができる。
【0013】
【発明の実態の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯機等の家庭電化製品を動作させるためのプログ
ラムを書き込んだ第一記憶手段と、動作内容等の一時的
データを書き込む第二記憶手段と、プログラムの書き換
え用制御プログラムを書き込んだ第三記憶手段と、前記
第一記憶手段、第二記憶手段、第三記憶手段を制御する
制御手段と、前記第一記憶手段のプログラムを書き換え
るための信号を受信する受信手段とを備え、前記第一記
憶手段をフラッシュメモリーで構成したものであり、受
信手段が書き換え用プログラムを受信すると、制御手段
が受信したプログラムで、第一記憶手段のフラッシュメ
モリーに書き込んだプログラムを電気的に書き換えるこ
とができる。このように、外部から受信手段に信号を送
ることにより、市場に出た製品でも容易に製品の動作プ
ログラムを書き換えることができて、常に最新の機能で
製品を使うことができ、買い換え期間を延長することが
できて、省資源を実現することができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、受信手段が書き換え
用の新プログラムを受信した場合、第三記憶手段のプロ
グラムに従い、第一記憶手段のプログラムを受信した新
プログラムに書き換えるようにしたものであり、第三記
憶手段のプログラムは、受信したプログラムが書き換え
てもよい信号であるか判断するID判別プログラムと書
き換えの制御プログラムと受信プログラムの終了を検知
し報知するプログラムとからなっており、マスクROM
に書き込まれている。したがって、正しいプログラムを
受信したときだけ正しい手順で第一記憶手段のプログラ
ムを書き換えることができ、不正な信号で第一記憶手段
のプログラムが壊されるのを防止することができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、操作表示動作を行う操作表示手段
を備え、第一記憶手段のプログラムは、洗濯機等の家庭
電化製品を動作させるプログラムと、前記操作表示手段
の表示内容を制御するプログラムとを有し、前記第一記
憶手段のプログラムを受信した新プログラムに書き換え
ることにより、洗濯機等の家庭電化製品の動作と表示を
連動して変更するように構成したものであり、新プログ
ラムの動作内容が大幅に改善され、従来の操作表示手段
の表示と一致しなくなっても、表示制御プログラムによ
って、表示内容を動作内容に一致させることができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、受信手段は、赤外線通信により書
き換え用の新プログラムを受信するように構成したもの
であり、非接触で信号を受信することができ、洗濯機等
の水を扱う製品では、防水処理が行い易い。また、赤外
線信号は、目視範囲しか到達しないので、電波のように
遠くにある製品まで信号が届くことがないので、製品の
ID管理等が不要になる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、洗濯機へ
の適用例について、図面を参照しながら説明する。
【0018】図1に示すように、制御装置1は、洗濯機
の制御装置を示しており、制御手段2は、操作表示手段
3により入力された設定内容に基づいて、洗い、すす
ぎ、脱水の一連の行程を逐次制御するもので、モータ駆
動手段4、パワースイッチング手段5を介して、モータ
6、排水弁7、給水弁8、液体洗剤投入装置9などを逐
次制御する。
【0019】第一記憶手段10は、制御手段2による逐
次制御に必要なプログラムを記憶しており、フラッシュ
メモリーで構成している。第二記憶手段11は、動作時
の一時的データを記憶しており、RAMで構成してい
る。第三記憶手段12は、プログラム書き換えの制御プ
ログラムを書き込んでおり、マスクROMで構成してい
る。受信手段13は、外部から送られて来た信号を受信
して制御手段2に入力する。
【0020】回転検知手段14は、モータ6からの信号
に基づいて、モータ6のロータ位置や回転数を検知す
る。布量判定手段15は、回転検知手段14のデータに
基づいて布量を検知し、制御手段2に入力する。水位検
知手段16は、水受け槽の水位を検知し、制御手段2に
入力する。電源回路17は、商用電源18を直流に変換
してモータ駆動手段4等に直流電力を供給する。19は
電源スイッチである。
【0021】また、受信手段13は、図2に示すよう
に、赤外線受光器20と復調器21とで構成しており、
外部の赤外線送信機22の信号を受けて、プログラム信
号に変換して制御手段2に入力する。
【0022】操作表示手段3を構成する操作パネルは、
図3および図4に示すように、液晶表示部23と、操作
スイッチ24〜33等で構成している。図3は、プログ
ラム書き換え前の状態で、図4は、プログラム書き換え
後の状態で、液晶表示部23の表示が変わっている。
【0023】図5は洗濯機の断面図で、水受け槽34
は、回転自在に配設した洗濯兼脱水槽35を内包し、吊
り棒36により外枠37に吊り下げている。水受け槽3
4の上部には水受け槽カバー38を設けている。水受け
槽カバー38には、水飛び防止用の内蓋39を設け、そ
の上部に外蓋40を設けている。
【0024】モータ6は、洗濯兼脱水槽35を駆動す
る。モータ6のオンオフや回転数は、制御装置1により
制御されている。排水弁7は洗濯兼脱水槽35内の洗濯
液を排水し、給水弁8は、水受け槽カバー38に設けた
給水部38aを介して洗濯兼脱水槽35に給水する。液
体洗剤投入装置9は、洗濯物の量に合わせて適量の液体
洗剤を洗濯兼脱水槽34に自動投入するものである。
【0025】図6は、プログラム書き換えのフローチャ
ートである。
【0026】上記構成において動作を説明する。まず、
一般的な洗濯機の動作を説明し、その後、本発明による
洗濯機の動作用プログラムの書き換えについて説明す
る。
【0027】洗濯物を洗濯兼脱水槽35に入れて、図3
の電源スイッチ24を押すと電源が入り、他のスイッチ
の操作が可能になる。スタートスイッチ25は、通常の
洗濯動作をスタートさせるスイッチで、このスタートス
イッチ25を押すことにより、布量検知をした後、布量
に相応した量の洗剤を洗剤自動投入器9により投入し、
給水弁8により適正水量を供給して、通常の洗濯動作を
開始する。
【0028】コース設定スイッチ26は、上記以外の方
法で洗濯するときに、洗濯するアイテムによって洗い方
を選択するためのスイッチで、コース設定スイッチ26
の上に表示されているコースを設定することができる。
【0029】予約スイッチ27は、予約運転を設定する
スイッチで、この予約スイッチ27を押すことにより、
時刻スイッチ28の上の二桁の数字表示ランプが点灯
し、時刻スイッチ28で洗濯時間を予約できる。
【0030】水量スイッチ29、洗剤スイッチ30、水
流スイッチ31は、布量に基づいて自動的に決定される
水量、洗剤量、水流の強さを、多め・少な目、強め・弱
め等にシフトするスイッチで、これらのスイッチでシフ
ト量を入力後、セットスイッチ32を押すことによっ
て、シフト量を設定できる。
【0031】このように、最近の洗濯機には色々な機能
が備わっているが、新しい機能も次々と開発され、製品
は年々進化して行く。一例を図4に示す。液晶表示部、
各スイッチには図3と同じ番号を付与しているが、これ
等ハード部分は図3と同じで変わらないので、同じ番号
にしている。見かけ上変更になっているのは、液晶表示
部23の中の表示内容である。
【0032】スイッチ26のコース選択では、「ゴシゴ
シ」の代わりに「糊付け」機能が付加されている。スイ
ッチ27の「予約」は「自動」に、すなわち予約運転の
設定から自動運転の設定機能に進化している。スイッチ
28は、自動運転する時刻の設定用で、スイッチ29、
30で月と曜日ごとに自動運転する時刻を設定できるよ
うにしている。スイッチ31は、洗濯物の量が所定量以
下の日には自動運転を中止するようにしているので、そ
の中止する量を入力するスイッチである。スイッチ32
は前述の入力内容を設定するためのスイッチである。
【0033】このように表示が変わっているということ
は、当然、表示用プログラムとともに洗濯機動作用プロ
グラムも変更されている。従来では、図3の機能の洗濯
機と、図4の機能の洗濯機は別々に存在し、図3の洗濯
機を図4の洗濯機に進化させることは、容易にはできな
かったが、本発明により簡単に洗濯機を進化させること
ができる。それを可能にした第一記憶手段10に書き込
まれている洗濯機の動作用プログラムと表示プログラム
を書き換える方法について説明する。
【0034】図6のステップ41で、赤外線送信機22
より、図4に進化させるためのプログラムを赤外線に乗
せて送信する。赤外線に乗せる信号は、前述の洗濯機を
動作させるためのプログラムと表示用プログラムの他
に、前記プログラムの前にID確認のための信号と、前
記プログラムの後にプログラム送信終了確認の信号が付
加されている。
【0035】この4つの信号を赤外線に乗せて洗濯機に
向けて送信すると、ステップ42で、制御装置1の受信
手段13に設けた赤外線受光器20により受信し、その
信号を復調器21に送り、ステップ43で制御手段2が
扱える信号に変換し、ステップ44で制御手段2に入力
する。制御手段2は、ステップ45で第三記憶手段12
に書き込んだID信号と比較し、ID信号が不一致の場
合はステップ46へ進み、第一記憶手段10のプログラ
ムの書き換えを中止し、第一記憶手段10のプログラム
は温存する。
【0036】ID信号が一致している場合は、書き換え
のための正しい信号と判断し、ステップ47へ進み、プ
ログラムを書き換えする。第一記憶手段10をフラッシ
ュメモリーで構成しているので、まず、第三記憶手段1
2のプログラムに基づいて、フラッシュメモリーの全ビ
ットに0データを書き込んだ上で、チップ全体の0デー
タを消去して書き込みの準備をする。
【0037】つぎに、ID信号に続けて送られてきた動
作プログラムと表示プログラムを、第一記憶手段10に
書き込む。動作プログラムと表示プログラムの書き込み
の終了確認は、2つのプログラムに続いて送られて来た
送信終了確認信号を制御手段2が確認した時点で行わ
れ、書き込み作業を終了するとともに、ステップ49に
て操作表示手段3で書き込み完了を報知し、プログラム
書き換え作業は全て完了する。
【0038】つぎに、電源スイッチ24を一旦切って再
度入れると、第一記憶手段10に書き込んだ新しいプロ
グラムが起動し、表示は図4に示すようになり、動作内
容も新しいプログラムに基づいて行われるようになる。
【0039】このように、第一記憶手段10のプログラ
ムを何時でも書き換えられるようにしたことにより、ユ
ーザーが製品を買われた後でも、何年か後に新しい機能
が開発されたとき、機能を更新させることにより、常に
最新の機能で製品を使うことができ、また家庭のライフ
ステージに合わせてプログラム内容を変更することもで
き、最高の満足度でご使用することができるとともに、
買い換え期間も伸びて省資源にもつながる。
【0040】また、メーカー側から見ると、製品ができ
上がった後で、プログラムを書き込めばよいので、開発
期間の短縮にもなる。また、市場でトラブルが発生した
ときでも、個別対応が容易に取れる。
【0041】なお、上記実施例では、洗濯機の実施例に
ついて述べたが、衣類乾燥機、食器洗い乾燥機、炊飯
器、電子レンジ等、ほとんどの家庭電化製品に実施する
ことができ、洗濯機と同様の効果を上げることができ
る。特に、ハードがほぼ完成の域に達し、あまり変更が
ない製品については、極めて効果が高い。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯機等の家庭電化製品を動作させるた
めのプログラムを書き込んだ第一記憶手段と、動作内容
等の一時的データを書き込む第二記憶手段と、プログラ
ムの書き換え用制御プログラムを書き込んだ第三記憶手
段と、前記第一記憶手段、第二記憶手段、第三記憶手段
を制御する制御手段と、前記第一記憶手段のプログラム
を書き換えるための信号を受信する受信手段とを備え、
前記第一記憶手段をフラッシュメモリーで構成したか
ら、受信手段が書き換え用プログラムを受信すると、制
御手段が受信したプログラムで、第一記憶手段のフラッ
シュメモリーに書き込んだプログラムを電気的に書き換
えることができる。このように、外部から受信手段に信
号を送ることにより、市場に出た製品でも容易に製品の
動作プログラムを書き換えることができて、常に最新の
機能で製品を使うことができ、また、家庭のライフステ
ージに合わせてプログラム内容を変更することもでき、
最高の満足度で使用することができるとともに、買い換
え期間を延長することができて、省資源を実現すること
ができる。また、メーカー側から見ると、製品ができ上
がった後でプログラムを書き込めばよいので、開発期間
の短縮にもなる。
【0043】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、受信手段が書き換え用の新プログラムを受信
した場合、第三記憶手段のプログラムに従い、第一記憶
手段のプログラムを受信した新プログラムに書き換える
ようにしたから、正しいプログラムを受信したときだけ
正しい手順で第一記憶手段のプログラムを書き換えるこ
とができ、不正な信号で第一記憶手段のプログラムが壊
されるのを防止することができる。
【0044】また、請求項3に記載の発明によれば、操
作表示動作を行う操作表示手段を備え、第一記憶手段の
プログラムは、洗濯機等の家庭電化製品を動作させるプ
ログラムと、前記操作表示手段の表示内容を制御するプ
ログラムとを有し、前記第一記憶手段のプログラムを受
信した新プログラムに書き換えることにより、洗濯機等
の家庭電化製品の動作と表示を連動して変更するように
構成したから、新プログラムの動作内容が大幅に改善さ
れ、従来の操作表示手段の表示と一致しなくなっても、
表示制御プログラムによって、表示内容を動作内容に一
致させることができる。
【0045】また、請求項4に記載の発明によれば、受
信手段は、赤外線通信により書き換え用の新プログラム
を受信するように構成したから、非接触で信号を受信す
ることができ、洗濯機等の水を扱う製品では、防水処理
が行い易い。また、赤外線信号は、目視範囲しか到達し
ないので、電波のように遠くにある製品まで信号が届く
ことがないので、製品のID管理等が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の洗濯機等の制御装置のブロ
ック回路図
【図2】同洗濯機等の制御装置の要部ブロック回路図
【図3】同洗濯機等の制御装置のプログラム書き換え前
の操作表示手段の一部切欠した正面図
【図4】同洗濯機等の制御装置のプログラム書き換え後
の操作表示手段の一部切欠した正面図
【図5】同洗濯機等の制御装置を備えた洗濯機の断面図
【図6】同洗濯機等の制御装置の要部動作フローチャー
【図7】従来の洗濯機等の制御装置のブロック回路図
【符号の説明】
2 制御手段 10 第一記憶手段 11 第二記憶手段 12 第三記憶手段 13 受信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 隆行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 今橋 久之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA10 BA11 BB15 JB02 JC00 LC07 LC30 LC37 MA01 MA06 MA09 MA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機等の家庭電化製品を動作させるた
    めのプログラムを書き込んだ第一記憶手段と、動作内容
    等の一時的データを書き込む第二記憶手段と、プログラ
    ムの書き換え用制御プログラムを書き込んだ第三記憶手
    段と、前記第一記憶手段、第二記憶手段、第三記憶手段
    を制御する制御手段と、前記第一記憶手段のプログラム
    を書き換えるための信号を受信する受信手段とを備え、
    前記第一記憶手段をフラッシュメモリーで構成した洗濯
    機等の制御装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、受信手段が書き換え用の新
    プログラムを受信した場合、第三記憶手段のプログラム
    に従い、第一記憶手段のプログラムを受信した新プログ
    ラムに書き換えるようにした請求項1記載の洗濯機等の
    制御装置。
  3. 【請求項3】 操作表示動作を行う操作表示手段を備
    え、第一記憶手段のプログラムは、洗濯機等の家庭電化
    製品を動作させるプログラムと、前記操作表示手段の表
    示内容を制御するプログラムとを有し、前記第一記憶手
    段のプログラムを受信した新プログラムに書き換えるこ
    とにより、洗濯機等の家庭電化製品の動作と表示を連動
    して変更するように構成した請求項2記載の洗濯機等の
    制御装置。
  4. 【請求項4】 受信手段は、赤外線通信により書き換え
    用の新プログラムを受信するように構成した請求項2記
    載の洗濯機等の制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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