JP7304510B2 - 洗濯システム、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、洗濯システム、及びプログラムに関する。
特許文献1は、端末から選択した洗濯コースを洗濯機に設定可能な洗濯システムを開示する。
特許文献1における洗濯システムは、洗濯機と、洗濯機と通信可能な端末と、を備える。端末は、洗濯機に予め記憶されている複数の洗濯コースを選択可能に表示し、選択された洗濯コースを洗濯機に送信する。洗濯機は、受信した情報に基づいて洗濯コースを設定し、設定された洗濯コースを表示する。
特開2014-33765号公報
前記従来の洗濯システムは、端末により新たな洗濯コースを作成し、作製した新たな洗濯コースに基づいて洗濯機を運転させることはできなかった。
本開示は、使用者の入力操作及び登録操作により作成されるオリジナルコースにおいて、ユーザビリティを向上できる洗濯システム、及びプログラムを提供する。
本開示における洗濯システムは、サーバと、前記サーバと相互に通信可能に構成された洗濯機と、前記サーバと相互に通信可能に構成された端末と、を備える洗濯システムであって、前記洗濯機は、運転終了とともに前記サーバと通信できなくなるように構成され、前記端末は、使用者の入力操作及び登録操作により、一連の洗濯シーケンスの制御内容を組み合わせて作成されるパラメータ設定と、オリジナルコースの名称であるコース名に関する情報と、により構成されるオリジナルコースを作成可能であり、前記端末は、前記コース名に関する情報が入力されていない状態である場合、前記オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないようにし、前記パラメータ設定は、洗い行程、濯ぎ行程、及び脱水行程の少なくとも一つを含む一連の洗濯シーケンスの制御内容に関する情報で構成されており、前記端末は、前記パラメータ設定における、洗い行程、濯ぎ行程、及び脱水行程に関する全てのパラメータが0に設定されている場合、前記オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないようにする。
本開示における洗濯システム、及びプログラムは、使用者の入力操作及び登録操作により作成されるオリジナルコースの登録作業において、ユーザビリティを向上できる。
実施の形態1における洗濯システムの制御系の構成を示すブロック図 同洗濯システムにおけるデータベースの構成を示す図 同洗濯システムの使用開始登録のシーケンス図 同洗濯システムのオリジナルコースの設定情報登録のシーケンス図 同洗濯システムの端末が表示するコース選択画面を示す模式図 同洗濯システムの端末が表示する我が家流コース選択画面を示す模式図 同洗濯システムの端末が表示するオリジナルコースの設定情報入力画面を示す模式図 同洗濯システムの端末が表示するオリジナルコースの第1のエラー表示を示す模式図 同洗濯システムの端末が表示するオリジナルコースの第2のエラー表示を示す模式図 同洗濯システムの端末が表示するオリジナルコースの第3のエラー表示を示す模式図 同洗濯システムの端末が表示するオリジナルコースの設定情報編集画面を示す模式図 同洗濯システムの予め洗濯機に記憶された洗濯コースの洗濯機制御を示すタイミングチャート 同洗濯システムの端末が表示する運転開始画面を示す模式図 同洗濯システムの洗濯機が表示する洗濯機運転表示画面を示す図 同洗濯システムの端末が表示する端末運転表示画面を示す図 同洗濯システムのオリジナルコースの洗濯機制御を示すタイミングチャート 同洗濯システムの端末が表示する運転開始画面を示す図 同洗濯システムの洗濯機が表示する洗濯機運転表示画面示す図 同洗濯システムの端末が表示する端末運転表示画面を示す図
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。なお、添付図面および以下の説明によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、図1~19を用いて、実施の形態1を説明する。
(基本構成)
図1は、実施の形態1における洗濯システムの制御系の構成を示すブロック図、図2は、同洗濯システムにおけるデータベースの構成を示す図である。
洗濯機1は、洗濯機機能部4と、洗濯機制御部3と、洗濯機記憶部5と、洗濯機通信部2と、洗濯機操作表示部6と、を備えている。
洗濯機機能部4は、洗濯機のハードウェアを示している。洗濯機のハードウェア構成は、主に、筐体内に弾性支持された水槽と、水槽内に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽を回転駆動させる駆動手段と、水槽に開閉可能に給水する給水弁と、洗濯水を排水する排水経路を開閉自在に遮断する排水弁と、洗濯水を加熱するヒータ装置、等により構成される。なお、洗濯機機能部4は、上記以外に、洗剤自動投入装置、乾燥装置、ミスト発生装置、除菌装置、等を備えていてもよい。洗濯機機能部4は、洗濯機制御部3の制御指示により、駆動手段、給水弁、排水弁、ヒータ装置等の負荷装置を駆動し、一連の洗濯シーケンスを実行する。
洗濯機制御部3は、洗濯動作をするための一連の洗濯シーケンスを制御する。一般的に、洗濯シーケンスは、衣類を洗うための洗い行程、洗剤を流すための濯ぎ行程、衣類から水分を取り除く脱水行程、衣類を乾かす乾燥行程、を組み合わせて構成されている。洗濯機制御部3は、洗濯機記憶部5に記憶された一連の洗濯シーケンスを参照し、洗濯機機能部4に運転を指示して負荷装置を駆動させる。
洗濯機記憶部5は、一連の洗濯シーケンスを洗濯コースとして記憶可能に構成されている。また、本実施の形態における洗濯機記憶部5は、それぞれの洗濯コースに付与された名称を表示する画像データを記憶している。本実施の形態では、上記の画像データをコー
ス名に関する画面表示と定義する。
洗濯機通信部2は、中継手段(図示せず)を介して通信ネットワーク20と接続し、通信ネットワーク20を介してサーバ通信部31や端末通信部41と接続されている。洗濯機通信部2は、電源の入切状態、洗濯運転中における運転状況、等の洗濯機1の状態に関する情報を、サーバ通信部31に送信する。また、洗濯機通信部2は、サーバ通信部31から制御指示を受信する。制御指示とは、電源の入切の指示、予約時間に運転開始させる予約設定指示、現在の洗濯機1の現在状態を送信させる指示、等である。本実施の形態における洗濯機通信部2は、洗濯機1の電源がON状態の時のみ通信ネットワーク20と接続されているが、洗濯機1の電源がOFF状態においても洗濯機通信部2には電源を供給し、洗濯機1の電源がOFF状態であっても通信ネットワーク20と接続可能に構成してもよい。
洗濯機操作表示部6は、タッチパネルにより構成されており、洗濯機記憶部5に記憶された画像データを表示するとともに、ユーザによる選択結果を入力可能に構成されている。ユーザは、洗濯機操作表示部6の操作により洗濯運転を開始させることができる。洗濯機操作表示部6は、洗濯機制御部3により制御されており、洗濯機機能部4により実施される一連の洗濯シーケンスの運転状況を表示する。
サーバ30は、インターネット上に構築されており、サーバ通信部31と、処理部32と、操作画面生成部33と、ユーザ情報部34と、設定情報部35と、等を備えている。
サーバ通信部31は、通信ネットワーク20を介し、洗濯機1や端末40と通信可能に構成されており、端末40から送信された操作指示を受信し、洗濯機1に対して制御指示を送信する。
処理部32は、端末40から受信した操作指示と、洗濯機1から受信した洗濯機1の現在状態との整合をとり、洗濯機1に対する制御指示が妥当か否か判別する。例えば、洗濯機1が既に運転中である場合、洗濯機1は予約設定を受け付けない状態となっている。従って、処理部32は、洗濯機1に対する予約設定指示を送信しないと判別することで、無駄な通信を減らして通信量を抑制する。なお、処理部32は、洗濯機1上に設けてもよい。以降は、処理部32はサーバ30上にあるとして説明をする。
操作画面生成部33は、洗濯機1の現在状態に応じて、端末40向けの操作画面を生成する。例えば、洗濯機1の現在状態が初期待機の場合には、コースや詳細設定を選択する画面を生成する。生成された操作画面は、サーバ通信部31、通信ネットワーク20を介し、端末40に送信される。以降、操作画面の生成については説明を割愛する。
ユーザ情報部34は、洗濯機使用開始登録において登録された洗濯機1の情報を記憶する。ユーザ情報部34に記憶された情報は、洗濯機1の固有の識別番号である個体識別IDと、ユーザを識別するユーザIDと、洗濯機1の機種に関する情報である個体情報と、ユーザが自ら設定したユーザ情報と、を含む。なお、ユーザ情報は、ユーザの名前、性別、年齢等を含んでもよい。
設定情報部35は、後述するオリジナルコースの設定情報登録を行うと、個体識別IDと、それぞれのオリジナルコース毎に設定入力された設定情報と、を紐づけて記憶する。設定情報は、オリジナルコースの名称であるコース名と、洗濯機機能部4の制御情報であるパラメータ設定と、を含む。オリジナルコースについては後述する。
端末40は、ユーザが所持している携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等であ
り、端末通信部41と、端末操作表示部42と、等を備えている。
端末通信部41は、サーバ30と情報を送受信する役割を有しており、操作画面の受信や、洗濯機1への操作指示の送信、洗濯機1の設定情報や使用設定情報の送受信、等を行う。
端末操作表示部42は、サーバ30から送信される操作画面を表示する。表示方法は、洗濯機1のために端末40上にインストールされた専用アプリケーションを想定しているが、端末40に予め実装されたソフトウェアや、複数の装置に適用可能なアプリケーションを適用してもよい。以降は、専用アプリケーションである洗濯機アプリケーションを例に説明する。
なお、洗濯機1と、サーバ30と、端末40との関係性は、一対一対一に限定されるものではない。例えば、サーバ30に対して複数の洗濯機1が接続されていてもよく、これにより、サーバ30は、複数の家庭に設置された洗濯機1を管理することが可能となる。また、一台の洗濯機1に対して複数の端末40が接続されていてもよく、これにより、家庭に設置された洗濯機1を複数人の家族構成員で使用することが可能となる。以降は、サーバ30に対して複数の洗濯機1が接続されており、更に、家庭に設置された一台の洗濯機1に対し、複数の端末40が接続されている状態を例に説明する。
(洗濯機使用開始登録)
図3を用いて、洗濯機使用開始登録について説明する。
図3は、実施の形態1における洗濯システムの使用開始登録のシーケンス図である。
ユーザは、洗濯アプリケーションを初めて使用する際、洗濯機使用開始登録をする必要がある。洗濯機使用開始登録を開始すると、端末40は、サーバ30を介し、洗濯機1に個体識別IDを要求する(S1)。洗濯機1は、サーバ30を介し、個体識別IDを送信する(S2)。端末40は、サーバ30に対して洗濯機使用開始登録を要求するとともに、ユーザが入力したユーザIDと、個体識別IDと、洗濯機1の個体情報とを送信する。なお、個体情報は、端末40により送信されず、個体識別IDに基づいてサーバ30が判別してもよい。サーバ30は、ユーザID、個体識別ID、個体情報を紐づけて、ユーザ情報部34にレコードとして追加する(S4)。サーバ30が端末40に洗濯機使用開始登録の結果を通知すると(S5)、洗濯機使用開始登録が完了する。洗濯機使用開始登録が完了すると、設定情報登録、洗濯機制御、等の動作が使用可能となる。
(我が家流コース)
図4~図11を用いて、オリジナルコースの設定情報登録について説明する。
図4は、実施の形態1における洗濯システムのオリジナルコースの設定情報登録のシーケンス図、図5は、同洗濯システムの端末が表示するコース選択画面を示す模式図、図6は、同洗濯システムの端末が表示する我が家流コース選択画面を示す模式図、である。
本実施の形態では、我が家流コースを、ユーザが洗濯機1を操作することで変更可能なパラメータを組み合わせて作成された洗濯シーケンス、と定義する。我が家流コースには、「サブコース」と、「オリジナルコース」とが含まれる。本実施の形態では、「サブコース」は、製造時に洗濯機記憶部5に予め記憶された洗濯シーケンス、「オリジナルコース」は、端末40によって作成された洗濯シーケンスと定義する。
図4に示すように、端末40は、洗濯機使用開始登録が完了した状態で洗濯アプリケー
ションが起動されると、サーバ30にユーザ情報呼出を要求するとともに、ユーザIDを送信する(T1)。サーバ30は、ユーザ情報部34から、ユーザIDと紐づく個体識別ID及び個体情報と、を取得し(T2)、端末40に送信する(T3)。なお、個体識別IDに紐づく設定情報が、設定情報部35に既に登録されている場合は、設定情報も送信してよい。
本実施の形態における洗濯アプリケーションは、同一の個体識別IDに紐づけられている場合、どのユーザIDにおいても同一の画面を表示する。なお、年齢等のユーザ情報に基づいて画面を変更してもよいし、ユーザ情報に基づく情報を画面に表示してもよい。
図5に示すように、コース選択画面101は、洗濯運転のみである「洗濯」、洗濯運転から引き続き乾燥運転を行う「洗濯~乾燥」、又は乾燥運転のみである「乾燥」、等の運転モードを選択可能に表示する。本実地の形態では、図5に示すように、「洗濯~乾燥」が選択されている。
また、コース選択画面101は、標準的な洗濯シーケンスである「おまかせ」や、「我が家流コース」、「毛布コース」等を選択可能に表示する。なお、「おまかせ」及び「毛布コース」は、製造時に洗濯機記憶部5に予め記憶された洗濯シーケンスの一例として例示している。コース選択画面101で表示される製造時に予め記憶された洗濯シーケンスは、標準的な洗濯シーケンスや毛布を洗濯する目的の洗濯シーケンスに限定するものではなく、他の目的に応じた洗濯シーケンスであってもよい。
ユーザが「おまかせ」又は「毛布コース」を選択すると、画面表示は後述する運転開始画面104Aへと遷移する。ユーザが「我が家流コース」を選択した場合、画面表示は我が家流コース選択画面102へと遷移する。なお、設定情報の取得は、ユーザが「我が家流コース」を選択した場合に行ってもよく、設定情報の取得後に、我が家流コース選択画面102へ遷移するように構成してもよい。
図6に示すように、我が家流コース選択画面102は、「+コース作成」と、「お好み」、「音を抑える」、「濯ぎ1回」に例示されるサブコースと、「パパ専用」に例示される設定情報部35に登録済みのオリジナルコースと、を選択可能に表示する(T4)。ユーザが「+コース作成」を選択した場合、画面表示は後述する設定情報入力画面103Aへと遷移する(T5)。
登録済みのオリジナルコースにおいては、後述するように、ユーザが入力し、登録したコース名が表示されている。また、コース名の下部には「確認/編集」が選択可能に表示されており、ユーザが「確認/編集」を選択すると、画面表示は設定情報編集画面103Bへと遷移する(T5’)。
(オリジナルコースの設定情報登録の動作)
図7は、実施の形態1における洗濯システムの端末が表示するオリジナルコースの設定情報入力画面を示す模式図、図8は、同洗濯システムの端末が表示するオリジナルコースの第1のエラー表示を示す模式図、図9は、同洗濯システムの端末が表示するオリジナルコースの第2のエラー表示を示す模式図、図10は、同洗濯システムの端末が表示するオリジナルコースの第3のエラー表示を示す模式図、図11は、同洗濯システムの端末が表示するオリジナルコースの設定情報編集画面を示す模式図である。
図7に示すように、設定情報入力画面103Aは、コース名、及び、ユーザが洗濯機1を操作することで変更可能なパラメータ設定、を入力可能に構成されている(T6)。
本実施の形態では、ユーザが洗濯機1を操作することで変更可能なパラメータの一例とし
て、洗い時間、濯ぎ回数、脱水時間、乾燥の強度を例示している。
ユーザは、コース名を入力するとともに各パラメータ設定を組み合わせることで、お気に入りの洗濯シーケンスを作成する。作成したオリジナルコースにコース名を付与することで、作製した複数のオリジナルコースが見分けやすくなるとともに、他の家族が作成したオリジナルコースを見分けやすくしている。
設定情報入力画面103Aにおいて、ユーザが「登録せずに運転する」を選択すると、端末40はサーバ30に洗濯機制御を要求するとともに個体識別ID及びパラメータ設定を送信する。洗濯機制御を要求する以降の動作は、後述するC3、C4、C5、C6、及びC7の動作と同様に行う。ユーザが「登録する」を選択すると、端末40はサーバ30に設定情報登録を要求するとともに個体識別ID及び設定情報を送信する(T6)。サーバ30は、設定情報部35に、個体識別IDと設定情報とを紐づけたレコードを追加させる(T7)。
ユーザが「登録する」を選択した際、所定の条件を満たしている場合、ダイアログボックスとしてエラー表示を行う。それぞれのエラー表示において、ユーザが「戻る」を選択すると設定情報入力画面103Aへと戻る。
図8に示すように、ユーザがコース名を空欄としていた場合、第1のエラー表示108が表示され、コース名の入力を促す。なお、ユーザが「登録せずに運転する」を選択した場合、第1のエラー表示108は表示されない。
図9に示すように、入力されていたコース名が既に登録済のコース名と重複していた場合、当該コース名は登録できない旨の第2のエラー表示109が表示される。洗濯機1に対して複数の端末40を接続した場合、他の端末40により登録されたコース名を知らずに入力する可能性がある。従って、第2のエラー表示109を表示することで、コース名の重複を抑止する。なお、ユーザが「登録せずに運転する」を選択した場合、第2のエラー表示109は表示されない。
図10は、洗濯運転のみを実行する「洗濯」が選択された場合において、設定情報入力画面103Aにエラー表示が表示されたときを示している。図10に示すように、全てのパラメータが0に設定されていた場合、第3のエラー表示110が表示され、何れかのパラメータは0にならないよう入力することを促す。図10では、洗濯運転が選択されている場合において、「洗い」、「濯ぎ」、「脱水」の全てが0に設定された状態で「登録する」が選択されたときを例示している。仮に、全てのパラメータが0に設定された状態で遠隔操作を実行すると、図16に示す洗濯機制御の内容実行(C5)において、即座に洗濯機1の運転が終了する。本実施の形態における洗濯機1は、運転終了とともに電源がOFFとなりサーバ30と通信できなくなるため、遠隔操作による洗濯運転を実行できなくなる。従って、オリジナルコースの設定情報登録において、全てのパラメータを0に設定できないようにしている。なお、ユーザが「登録せずに運転する」を選択した場合においても、第3のエラー表示110が表示されてもよい。
図11に示すように、設定情報編集画面103Bは、設定情報入力画面103Aと同様に、コース名及びパラメータ設定が編集可能に構成されており、作成時に入力したコース名及びパラメータ設定がデフォルトの値として表示される。ユーザが、コース名又はパラメータ設定を変更した後、「変更」を選択すると、端末40は、サーバ30に設定情報登録を要求するとともに個体識別ID及び設定情報を送信する(T6)。「変更」が選択された際、設定情報入力画面103Aにおいて、ユーザが「登録」又は「登録せずに運転する」を選択されたた際と同様、所定の条件を満たした場合にはダイアログボックスとして
エラー表示を行ってもよい。サーバ30は、設定情報部35に、個体識別IDと設定情報とを紐づけて、レコードを編集させる(T7)。
その後、サーバ30は、設定情報登録を追加・編集した旨を、端末40に送信する(T8)。
本実施の形態では、洗濯機1を複数人の家族構成員で使用する状態を想定しており、一台の洗濯機1に対して複数の端末40が接続されている。従って、ユーザが気づかないうちに、他の端末40からオリジナルコースのパラメータ設定が変更される虞がある。そこで、設定情報編集画面103Bは、画面下部に更新日時を表示することにより、他の端末40からパラメータの変更が加えられていないか容易に確認できる。
(サブコース使用時の洗濯運転の開始)
図12~図15を用いて、製造時に洗濯機記憶部5に予め記憶された洗濯シーケンスを運転する際の、遠隔操作による洗濯機制御に関する処理を説明する。
図12は、実施の形態1における洗濯システムの予め洗濯機に記憶された洗濯コースの洗濯機制御を示すタイミングチャート、図13は、同洗濯システムの端末が表示する運転開始画面を示す模式図、図14は、同洗濯システムの洗濯機が表示する洗濯機運転表示画面を示す図、図15は、同洗濯システムの端末が表示する端末運転表示画面を示す図である。
図13の運転開始画面104Aは、製造時に洗濯機記憶部5に予め記憶された洗濯シーケンスが選択された場合の運転開始画面を例示している。コース選択画面101(図5)において洗濯コースを選択すると、又は我が家流コース選択画面102(図6)においてサブコースを選択すると、運転開始画面104Aへ遷移する。なお、この時、予約設定等、追加で設定情報を入力できるようにしてもよい。
運転開始画面104Aは、選択された洗濯シーケンスのコース名を示す端末コース名表示部43と、運転を開始させる端末運転開始部44と、予約設定等を含む設定情報43aを表示する。従って、ユーザは、選択した洗濯コースを運転開始前に確認した上で、洗濯機1に洗濯運転を開始させることができる。端末40は、運転開始画面104Aにおいて端末運転開始部44が操作されると、洗濯機制御に関する処理を開始する。
端末40は、サーバ30に対し、洗濯運転開始の洗濯機制御を要求するとともに個体識別ID及び制御情報を送信する(U1)。制御情報には、選択された洗濯コースに関する情報が含まれている。サーバ30は、洗濯機1に対して洗濯制御を要求して洗濯運転を開始させる(U2)。
洗濯運転が開始すると(U3)、洗濯機操作表示部6は、洗濯運転を開始する旨を表示し、その後に現在の運転状況を示す洗濯機運転表示画面201Aに遷移する。図14に示すように、洗濯機運転表示画面201Aは、運転中の洗濯コースのコース名を表示するコース名表示部7と、一連の洗濯シーケンスにおける現在の運転状況を示す現在行程表示部8と、を表示する。
本実施の形態におけるコース名表示部は、「我が家流~音を抑える~」を例示している。サブコースは、洗濯機1に対して製造時に予め記憶された洗濯シーケンスであるため、コース名を示す画像が予め洗濯機記憶部5に記憶されている。従って、洗濯機制御部3は、洗濯機記憶部5に記憶されたコース名に関する画面を読み出し、コース名としてコース名表示部7に表示する(図14)。
洗濯機1は、所定時間毎にサーバ30に対し、現在の制御情報を送信し(U4)、サーバ30は、端末40に対し、現在の制御情報に基づく洗濯機1の運転状況を報知する(U5)。
図15に示すように、端末運転表示画面105Aは、運転中の洗濯コースのコース名を表示する端末コース名表示部43と、一連の洗濯シーケンスにおける現在の運転状況を示す端末現在行程表示部45と、を表示する。図15では、端末コース名表示部43の一例として、「我が家流~音を抑える~」、端末現在行程表示部45の一例として、「残り時間:30分」と「現在行程:洗い中」を例示しているが、これに限定されるものではない。
(オリジナルコース使用時の洗濯運転の開始)
図16~図19を用いて、オリジナルコースを運転する際の、遠隔操作による洗濯機制御に関する処理を説明する。
図16は、同洗濯システムのオリジナルコースの洗濯機制御を示すタイミングチャート、図17は、同洗濯システムの端末が表示する運転開始画面を示す図、図18は、同洗濯システムの洗濯機が表示する洗濯機運転表示画面示す図、図19は、同洗濯システムの端末が表示する端末運転表示画面を示す図である。
我が家流コース選択画面102(図6)においてオリジナルコースを選択すると、図17に示す運転開始画面104Bに遷移する。運転開始画面104Bは、運転開始画面104Aと同様、端末コース名表示部43と、端末運転開始部44と、予約設定等を含む設定情報43aを表示する。運転開始画面104Bでは、コース名表示部7の一例として、「我が家流~パパ専用~」と例示されている。端末40は、運転開始画面104Bにおいて端末運転開始部44が操作されると、洗濯機制御に関する処理を開始する。
端末40は、サーバ30に対し、洗濯運転開始の洗濯機制御を要求するとともに個体識別ID及び制御情報を送信する(C1)。オリジナルコース選択時の制御情報には、コース名等に例示される選択内容に関する設定情報が含まれる。サーバ30は、受信した個体識別ID及び制御情報に基づき、洗濯機設定内容テーブルに保存されたパラメータ設定を取得し(C2)、制御情報に反映させる(C3)。
サーバ30は、洗濯機1に対し、洗濯運転の開始を要求するとともに設定反映済み制御情報を送信する(C4)。洗濯機1は、設定反映済み制御情報に基づき、洗濯機機能部4を駆動させて洗濯運転を開始させる(C5)。
遠隔操作、又は洗濯機1に対する直接の入力操作により洗濯運転の開始が指示されると、洗濯機制御部3は、洗濯機機能部4を制御して、選択された洗濯コースにおける一連の洗濯シーケンスの実行を開始させる。図18に示すように、洗濯機運転表示画面201Bは、運転中の洗濯コースのコース名を表示するコース名表示部7と、一連の洗濯シーケンスにおける現在の運転状況を示す現在行程表示部8と、を表示する。洗濯機操作表示部6は、洗濯運転を開始する旨を表示し、その後に一連の洗濯シーケンスにおける現在の運転状況を表示する。
コース名表示部7は、製造時に予め洗濯機記憶部5に記憶された「アプリ」と表示する画像を表示し、オリジナルコースを実行する旨を表示する。それぞれのオリジナルコースに登録された固有のコース名を表示するためには、複数の文字データを組み合わせて表示する必要があり、使用可能な平仮名、片仮名、漢字、アルファベット等を全て洗濯機記憶
部5に記憶させなければならない。そのため、本実施の形態では、オリジナルコースに関する画像表示を「アプリ」に統一することで、洗濯機記憶部5に記憶するデータ量を低減している。オリジナルコースである旨を示す画像表示は、「アプリ」に限定されず、「オリジナル」等の他の文字表示や、アイコン等の絵表示であっても構わない。
洗濯機1は、オリジナルコース運転時においても、製造時に洗濯機記憶部5に予め記憶された洗濯シーケンスを運転する際と同様、所定時間毎にサーバ30に対し、現在の制御情報を送信する(C6)。サーバ30は、端末40に対し、現在の制御情報に基づく洗濯機1の運転状況を報知する(C7)。
図19に示すように、端末運転表示画面105Bは、運転中の洗濯コースのコース名を表示する端末コース名表示部43と、一連の洗濯シーケンスにおける現在の運転状況を示す端末現在行程表示部45と、を表示する。
図19では、端末コース名表示部43の一例として、「我が家流」を例示している。図16に示すように、サーバ30から洗濯機1への洗濯機制御要求(C4)、洗濯機1からサーバ30への洗濯機制御応答(C6)、サーバ30から端末40への洗濯機制御応答(C7)は、コース名に関する情報を送受信していない。コース名に関する情報は文字データでありデータ量が多いため、コース名に関する情報を送受信しないことで通信量を抑制できる。
また、端末現在行程表示部45は、サーバ30を介して洗濯機1から受信した現在の制御情報に基づき、一連の洗濯シーケンスにおける現在の運転状況を表示している。従って、洗濯機1から受信した現在の制御情報にはコース名に関する情報が含まれていないため、端末現在行程表示部45はコース名を表示しない。
なお、C1において選択されたコース名に関する情報をサーバ30又は端末40が記憶し、記憶された履歴に基づき、端末現在行程表示部45がコース名を表示する構成であってもよい。ただし、洗濯機1から受信した現在の制御情報のみに基づき、現在の運転状況を表示する構成の方が信頼性は高い。
(作用等)
以上のように、本実施の形態における洗濯システムは、サーバ30と、サーバ30と相互に通信可能に構成された洗濯機1と、サーバ30と相互に通信可能に構成された端末40と、を備える洗濯システムであって、端末40は、使用者の入力操作及び登録操作により、一連の洗濯シーケンスの制御内容を組み合わせて作成されるパラメータ設定と、オリジナルコースの名称であるコース名に関する情報と、により構成されるオリジナルコースを作成可能であり、端末40は、コース名に関する情報が入力されていない状態である場合、オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないようにする。
これにより、端末40は、コース名に関する情報が入力されていない状態である場合、オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように制御できる。
そのため、コース名が入力されていない状態でオリジナルコースが登録されることを抑止できる。
本実施の形態のように、端末40は、登録操作が行われた時にコース名に関する情報が入力されていない状態である場合、第1のエラー表示108によりコース名に関する情報が入力されていない旨を報知してもよい。
これにより、コース名が入力されていない状態で登録操作が行われた場合、エラー表示
により報知することができる。そのため、コース名を入力することをユーザに促すことができる。
本実施の形態のように、端末40は、登録操作をせずに、「登録せずに運転する」を選択した場合、コース名に関する情報が入力されているか否かにかかわらずオリジナルコースの作成に関する登録処理を終了し、パラメータ設定をサーバ30に送信し、洗濯機1は、サーバ30から受信したパラメータ設定に基づき、運転を実行してもよい。
これにより、「登録せずに運転する」を選択した場合、コース名を入力せずに遠隔操作による洗濯運転を実施できる。そのため、一回きりの洗濯運転では必要のないコース名に関する情報を登録しなくて済む。
本実施の形態のように、端末40は、コース名に関する情報が入力された状態で登録操作が行われると、パラメータ設定及びコース名に関する情報をサーバ30に送信し、サーバ30はパラメータ設定とコース名に関する情報とを紐づけて記憶してもよい。
本実施の形態のように、パラメータ設定は、洗い行程、濯ぎ行程、及び脱水行程の少なくとも一つを含む一連の洗濯シーケンスの制御内容に関する情報で構成されており、
端末は、パラメータ設定における、洗い行程、濯ぎ行程、及び脱水行程に関する全てのパラメータが0に設定されている場合、オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないようにしてもよい。
これにより、洗い行程、濯ぎ行程、及び脱水行程に関する全てのパラメータが0に設定された状態で、遠隔操作による洗濯運転が実行できないように制御できる。そのため、遠隔操作による運転開始とともに即座に運転終了することを抑止できる。
本実施の形態のように、パラメータ設定は、乾燥行程を含む一連の洗濯シーケンスの制御内容に関する情報で構成されており、端末40は、脱水行程に関するパラメータを0に設定できないように構成されていてもよい。
これにより、乾燥工程を含む一連の洗濯シーケンスにおいて、乾燥工程が行われる前に確実に脱水工程を行わせることができる。そのため、乾燥工程を必要とする程、水を含んでいる洗濯物に対して、脱水が為された状態で乾燥運転を実行できる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、洗濯機の一例として乾燥機能を備えた洗濯機を説明した。洗濯機は、洗濯運転が実行可能であればよいので、乾燥機能は備えていなくてもよい。
実施の形態1では、遠隔操作による運転終了後の洗濯機の動作の一例として、運転終了とともに電源がOFFとなる洗濯機1を説明した。洗濯機は、ユーザが洗濯機1を直接操作しない限り、運転終了後には遠隔操作による運転開始を受け付けないように構成されていればよい。従って、洗濯機は、運転終了とともに電源がOFFとなる構成に限定されず、遠隔操作による制御のみを受付不可とする構成であってもよい。また、洗濯機のドアが開閉されるまで、遠隔操作による制御を受付不可とする構成であってもよい。
実施の形態1では、オリジナルコースの一例として、我が家流コースに含まれるオリジナルコースを説明した。オリジナルコースは、ユーザが洗濯機1を操作することで変更可能なパラメータの組合せにより構成された我が家流コースでなくてもよい。すなわち、オリジナルコースは、ユーザが洗濯機1を操作することで変更可能なパラメータの組合せに限定されず、洗濯機機能部4を制御する際に必要となるパラメータの組合せで構成されていればよい。例えば、水位、水温、攪拌速度、乾燥行程における風量、乾燥行程における加熱温度、総運転時間、等のパラメータで構成されていてもよい。
実施の形態1では、コース名に関する情報が入力されていない状態である場合、オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように制御する構成の一例として、ユーザが「登録する」を選択した際に所定の条件を満たしている場合、ダイアログボックスとしてエラー表示を行い、設定情報入力画面103Aへと戻る構成を説明した。オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないようにする構成は、これに限定されず、「登録する」が選択不可となるように制御してもよい。また、「登録する」を非表示、又はグレーアウトにしてもよい。また、ダイアログボックスによるエラー表示ではなく、独立したエラー画面へ遷移してもよい。
実施の形態1では、コース登録により既に登録されたコース名と同じであった場合には、オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように制御する構成の一例として、ユーザが「登録する」を選択した際に所定の条件を満たしている場合、ダイアログボックスとしてエラー表示を行い、設定情報入力画面103Aへと戻る構成を説明した。オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないようにする構成は、これに限定されず、「登録する」を選択不可となるように制御してもよい。また、「登録する」を非表示、又はグレーアウトにしてもよい。
実施の形態1では、洗い行程、濯ぎ行程、及び脱水行程に関する全てのパラメータが0に設定されているときにはオリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように制御する構成の一例として、ユーザが「登録する」を選択した際に所定の条件を満たしている場合、ダイアログボックスとしてエラー表示を行い、設定情報入力画面103Aへと戻る構成を説明した。洗い行程、濯ぎ行程、及び脱水行程に関する全てのパラメータが0に設定されているときにはオリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように制御する構成は、これに限定されない。例えば、全てのパラメータが0に設定されているときには、「登録する」を選択不可となるように制御してもよい。また、「登録する」を非表示、又はグレーアウトにしてもよい。また、他の全てのパラメータが0に設定された場合は、最後の一つのパラメータは0を入力不可とするように制御してもよい。また、洗濯乾燥運転においては、洗い行程、濯ぎ行程、脱水行程、及び乾燥行程に関する全てのパラメータが0に設定されているときにはオリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように制御してもよい。
実施の形態1では、「洗濯~乾燥」を選択し、乾燥工程を含む一連の洗濯乾燥シーケンスであるオリジナルコースを作成している。乾燥工程を行う前には、洗濯物を脱水しておく必要がある。従って、乾燥工程を含むオリジナルコースを作成する場合には、脱水工程に0を入力できないように制御してもよい。また、脱水工程に0を入力した場合、自動で「洗濯」の画面へと切り替え、乾燥工程を含まない洗濯シーケンスの作成画面へと変更してもよい。
実施の形態1では、洗濯機操作表示部の一例としてタッチパネルを説明した。
本開示の装置とユーザとの間のユーザインタフェース(洗濯機操作表示部)は様々な実施の形態が考えられる。洗濯機操作表示部は、入力インタフェースおよび出力インタフェ
ースの両方又はいずれか一方を含むように構成してもよい。また、入力インタフェースおよび出力インタフェースを別々に設けてもよい。入力インタフェースは、ユーザが本開示の装置に対して情報を入力するために用いられる。出力インタフェースは、本開示の装置がユーザに対して情報を出力するために用いられる。
入力インタフェースとしては様々な実施の形態が考えられる。例えば、機械式の操作部材類で入力インタフェースを構成してもよい。また、タッチパネルは、接触式のものに限定されず、非接触式のものを用いてもよい。また、ユーザの発する音を本開示の装置が受信することで、入力インタフェースとしてもよい。このような構成としてはスマートスピーカ等が該当する。
また、出力インタフェースとしても様々な実施の形態が考えられる。例えば、ディスプレイで出力インタフェースを構成してもよい。ディスプレイとしては、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等のディスプレイを使用できる。ユーザインタフェースは、本開示の装置に設けてもよいし、本開示の装置とは別体として設けてもよい。ユーザインタフェースを本開示の装置と別体として設ける場合は、ユーザインタフェースと本開示の装置との間を、有線又は無線により通信可能とする。
本開示における運転制御部は、本開示における装置を制御できるコントローラであればよい。コントローラは様々な態様で実現可能である。例えば、コントローラとしてプロセッサを用いてもよい。コントローラとしてプロセッサを用いれば、プログラムを格納している記憶媒体からプログラムをプロセッサに読み込ませ、プロセッサによりプログラムを実行することで、各種処理を実行することが可能となる。このため、記憶媒体に格納されたプログラムを変更することで処理内容を変更できるので、制御内容の変更の自由度を高めることができる。プロセッサとしては、例えば、CPU(Central Processing Unit)、及び、MPU(Micro-Processing Unit)等がある。記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ、及び、光ディスク等がある。また、コントローラとしてプログラムの書き換えが不可能なワイヤードロジックを用いてもよい。コントローラとしてワイヤードロジックを用いれば、処理速度の向上に有効である。ワイヤードロジックとしては、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等がある。また、コントローラとして、プロセッサとワイヤードロジックとを組み合わせて実現してもよい。コントローラを、プロセッサとワイヤードロジックとを組み合わせて実現すれば、ソフトウェア設計の自由度を高めつつ、処理速度を向上することができる。また、コントローラと、コントローラと別の機能を有する回路とを、1つの半導体素子で構成してもよい。別の機能を有する回路としては、例えば、A/D・D/A変換回路等がある。また、コントローラは、1つの半導体素子で構成してもよいし、複数の半導体素子で構成してもよい。複数の半導体素子で構成する場合、特許請求の範囲に記載の各制御を、互いに異なる半導体素子で実現してもよい。さらに、半導体素子と抵抗又はコンデンサ等の受動部品とを含む構成によってコントローラを構成してもよい。
本開示における洗濯機通信部は、中継手段を介して通信ネットワークに接続するものであればよい。例えば、洗濯機通信部は、中継手段と有線で接続する態様であってもよいし、中継手段と無線で通信接続する態様であってもよい。
有線接続の手段には、例えば、Ethernet(イーサネット:登録商標)規格に基づく有線LAN、又は、光ファイバーケーブルを用いた有線接続等がある。無線接続の手段には、WiFi(ワイファイ:登録商標)ルータと無線通信するIEEE802.11対応の無線LAN、第3世代移動通信システム(通称3G)、第4世代移動通信システム(通称4G)、第5世代移動通信システム(通称5G)、IEEE 802.16対応の
WiMax(ワイマックス:登録商標)、又は、LPWA(Low Power Wide Area)等がある。また、近距離で無線接続する手段には、Bluetooth(ブルートゥース:登録商標)による通信、ループアンテナを介したNFC(Near Field Communication)による通信、又は、赤外線通信等がある。
中継手段は、前述のWiFiルータや、ゲートウェイ、3Gや4Gに対応した外部端末を想定している。
本開示は、端末やサーバと通信する装置に適用可能である。具体的には、洗濯機、エアコン、冷蔵庫、電子レンジ等に代表される装置に、本開示は適用可能である。
1 洗濯機
2 洗濯機通信部
3 洗濯機制御部
4 洗濯機機能部
5 洗濯機記憶部
6 洗濯機操作表示部
7 コース名表示部
8 現在行程表示部
20 通信ネットワーク
30 サーバ
31 サーバ通信部
32 処理部
33 操作画面生成部
34 ユーザ情報部
35 設定情報部
40 端末
41 端末通信部
42 端末操作表示部
43 端末コース名表示部
44 端末運転開始部
45 端末現在行程表示部
101 コース選択画面
102 我が家流コース選択画面
103A 設定情報入力画面
103B 設定情報編集画面
104A 運転開始画面
104B 運転開始画面
105A 端末運転表示画面
105B 端末運転表示画面
108 第1のエラー表示
109 第2のエラー表示
110 第3のエラー表示
201A 洗濯機運転表示画面
201B 洗濯機運転表示画面

Claims (10)

  1. サーバと、前記サーバと相互に通信可能に構成された洗濯機と、前記サーバと相互に通信可能に構成された端末と、を備える洗濯システムであって、
    前記洗濯機は、運転終了とともに前記サーバと通信できなくなるように構成され、
    前記端末は、使用者の入力操作及び登録操作により、一連の洗濯シーケンスの制御内容を組み合わせて作成されるパラメータ設定と、オリジナルコースの名称であるコース名に関する情報と、により構成されるオリジナルコースを作成可能であり、
    前記端末は、前記コース名に関する情報が入力されていない状態である場合、前記オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように
    前記パラメータ設定は、洗い行程、濯ぎ行程、及び脱水行程の少なくとも一つを含む一連の洗濯シーケンスの制御内容に関する情報で構成されており、
    前記端末は、前記パラメータ設定における、洗い行程、濯ぎ行程、及び脱水行程に関する全てのパラメータが0に設定されている場合、前記オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないようにする、
    洗濯システム。
  2. 前記端末は、登録操作が行われた時に前記コース名に関する情報が入力されていない状態である場合、前記コース名に関する情報が入力されていない旨を報知する、
    請求項1に記載の洗濯システム。
  3. 前記端末は、登録操作をせずに、作成した前記オリジナルコースを登録せずに運転する旨を選択した場合、前記コース名に関する情報が入力されているか否かにかかわらず前記オリジナルコースの作成に関する登録処理を終了し、前記パラメータ設定を前記サーバに送信し、前記洗濯機は、前記サーバから受信した前記パラメータ設定に基づき、運転を実行する、
    請求項1又は2に記載の洗濯システム。
  4. 前記端末は、前記コース名に関する情報が入力された状態で登録操作が行われると、前記パラメータ設定及び前記コース名に関する情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、記パラメータ設定と前記コース名に関する情報とを紐づけて記憶する、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の洗濯システム。
  5. 前記パラメータ設定は、乾燥行程を含む一連の洗濯シーケンスの制御内容に関する情報で構成されており、
    前記端末は、脱水行程に関するパラメータを0に設定できないように構成されている、
    請求項1~のいずれか一項に記載の洗濯システム。
  6. 端末にインストールされる洗濯機アプリケーションのプログラムであって、
    運転終了とともに前記サーバと通信できなくなる洗濯機のための一連の洗濯シーケンスの制御内容が組み合わせられたパラメータ設定と、オリジナルコースの名称であるコース名に関する情報と、を入力可能に表示し、入力されている前記パラメータ設定及び前記コース名に関する情報とをコース登録することを選択可能に表示する入力ステップと、
    前記コース登録をすることを選択した時に、前記コース名に関する情報が入力されていない状態である場合、前記オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように制御する制御ステップと、
    前記コース名に関する情報が入力されている状態において前記パラメータ設定及び前記コース名に関する情報をコース登録することが選択された場合、洗い行程、濯ぎ行程、及び脱水行程に関する全てのパラメータが0に設定されているときには前記オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように制御するステップと、
    を端末に実行させるためのプログラム。
  7. 前記オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように制御するステップにおいて、前記コース登録をすることを選択した時に、前記コース名に関する情報が入力されていない状態である旨を報知し、前記入力ステップを再度実施する、
    請求項に記載のプログラム。
  8. 記コース名に関する情報が入力されている状態において、入力されている前記パラメータ設定及び前記コース名に関する情報をコース登録することを選択可能に表示するステップをさらに備える、
    請求項6または7に記載のプログラム。
  9. 記コース名が、前記コース登録により既に登録された前記コース名と同じであった場合には、前記オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように制御する制御ステップをさらに備える、
    請求項6~8のいずれか一項に記載のプログラム。
  10. 端末にインストールされる洗濯機アプリケーションのプログラムであって、
    運転終了とともに前記サーバと通信できなくなる洗濯機のための一連の洗濯シーケンスの制御内容に関する情報であるパラメータ設定と、オリジナルコースの名称であるコース名に関する情報と、を入力可能に表示するステップと、
    前記コース名に関する情報が入力されている状態において前記パラメータ設定及び前記コース名に関する情報をコース登録することが選択された場合、洗い行程、濯ぎ行程、及び脱水行程に関する全てのパラメータが0に設定されているときには前記オリジナルコースの作成に関する登録処理が完了しないように制御する制御ステップと、
    を端末に実行させるためのプログラム。
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