JP2003284889A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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Abstract
つ迅速に設定できるようにした洗濯機を提供する。 【解決手段】 洗濯機1は、制御回路11により洗濯運
転の制御を行う。ホーム端末7は、インターネット8を
通じて洗濯制御情報提供サーバ9から洗濯運転に関する
情報を入手可能に構成される。洗濯運転のサービスが選
ばれると、表示パネル7aには、「洗い」運転の各コー
スと共に、「すすぎ」、「脱水」、「乾燥」運転の各コ
ースも表示される。「洗い」のコースが選択されると、
「すすぎ」以降のコースには、その「洗い」コースに対
応した運転内容の条件が設定されたものとして表示され
る。使用者は、詳細な運転条件を意識せず、対応するコ
ースを選んで設定することで適切な運転内容を設定して
洗濯運転を行うことができるようになる。
Description
水の運転態様について設定可能な構成の洗濯機およびラ
ンドリーシステムに関する。
においては、洗濯運転の開始に際して使用者が所望の洗
濯コースを選んでスタートさせることで、洗い,すす
ぎ,脱水の各行程の運転制御を設定されたコースの条件
にしたがって行うようになっている。これにより、使用
者は、各行程毎に操作をすることなく簡単に洗濯を行う
ことができる。
おいて、設定可能なコースの種類は限られており、例え
ば、洗いコースの中の「さっと」コースを選ぶと、洗
い、すすぎ、脱水、乾燥のいずれも「さっと」に設定さ
れてしまうため、ある行程だけ「さっと」に設定したく
てもできないものであった。
間的な制約からコースの設定内容を部分的に変更して好
みの洗濯運転をしたくなる場合があるが、このような場
合には、コース設定ではなく、個別に運転条件を設定す
るなどの必要があり、操作が面倒になる不具合があっ
た。
方法では、各運転コースに適した設定を使用者が行うこ
とになるが、たとえば、上記した「さっと」に相当する
洗い運転の条件を設定した後、すすぎ、脱水の各運転条
件に応じて所望する条件はどの程度の設定をすればよい
かという点についてはその指標がなく初めての使用者が
設定するには難しい。
識した条件を覚えておいて設定するなどの必要がある。
さらには、洗濯物の量に応じてそれらの条件を変更する
必要の生ずるため、使用者が所望する運転条件を簡単に
設定することができないという不具合があった。
あり、その目的は、使用者が実施したい洗濯の運転条件
を簡単且つ迅速に設定できるようにした洗濯機およびラ
ンドリーシステムを提供することにある。
に、本発明では次の構成を採用している。請求項1記載
の洗濯機では、洗い,すすぎ,脱水の運転態様について
設定可能な構成の洗濯機を対象とし、洗いの運転態様が
設定されると、その設定内容に応じてその後のすすぎ,
脱水の各設定内容を補正すると共に選択された条件で運
転制御する制御手段を設ける構成としたところに特徴を
有する。
より洗いの運転態様が選択設定されると、制御手段によ
りその設定された洗いの運転態様に応じてその後のすす
ぎ,脱水の設定内容が補正された状態で表示され、これ
を選択して設定することで、使用者は簡単且つ確実に洗
いの運転態様に応じた設定内容を選ぶことができるよう
になる。
といったコースがあるとして、これを設定した場合に
は、すすぎや脱水の行程においても標準的な設定状態が
静かに運転される状態となり、さらに、その標準的な設
定状態を好みに応じて変更設定することができるように
なる。
いて、乾燥運転機能を備えたものを対象とし、前記制御
手段を、乾燥運転機能についても洗いの運転態様に応じ
て設定内容を補正して実行するように構成したところに
特徴を有する。
一環した作業を使用者が所望する運転態様で迅速且つ確
実に設定することができるようになる。例えば、洗いの
行程の運転態様として「静かに」といったコースが設定
され、乾燥運転の行程では、標準的な運転態様としてこ
の「静かに」という運転態様が基準となった運転条件が
設定される。
は、通常の標準的な洗いの運転態様における乾燥運転の
条件に比べてドラムの回転数などが静音状態を形成する
方向に補正されるので、そのまま標準を選択しても静か
な運転が行われるが、使用者によってはさらに静かな運
転状態を望む場合や、短時間で乾燥運転を行いたい場合
などに好みの設定に変更することができるようになる。
おいて、前記制御手段を、選ばれた洗いの設定内容に応
じて、以後の行程で前記設定内容に不適合な組み合わせ
については選択できないように構成した。
合な組み合わせとして、例えば使用者に設定して欲しく
ない組み合わせなどのについて、選択された洗いの運転
態様では確実に洗濯が仕上げられないような条件を外し
て表示させることができるので、使用者が選ぶことがで
きる設定では、いずれにおいても確実に洗濯を行うこと
ができるようになる。
合わせとして、使用者に設定して欲しくない組み合わせ
について選択できないようにすることは、例えば、表示
をしない場合、表示をするが選択できないことがわかる
ように表示する場合、あるいは表示はしているが、操作
をしても選択することができない場合など、いろいろな
態様を採用することができる。
て、前記制御手段を、電源が投入されるとその初期状態
では設定内容を標準設定を選択しているように構成し
た。上記構成によれば、使用する頻度の高い標準設定を
選択する場合には、初期状態においてすでに選択状態と
なっているので、簡単且つ迅速に運転態様の設定を行う
ことができるようになる。
て、運転態様を記憶するための記憶手段を設け、前記制
御手段を、電源が投入された状態では、現在の設定状態
を前記記憶手段に記憶させ、電源が再投入されたときに
前記記憶手段に記憶された運転態様を設定するように構
成した。
いた設定内容を再び設定する場合には、そのまま選択状
態にある運転態様を設定することができるようになり、
設定内容を忘れてしまった場合でも、そのまま使用する
ことができうになるので、使い勝手が向上する。
水の運転態様について設定可能な構成の洗濯機を対象と
し、洗いの運転態様が設定されると、その後のすすぎ,
脱水の各設定内容を洗いの設定内容に応じた標準的な運
転態様を選択可能に表示させる制御手段を設けたところ
に特徴を有する。
様を設定すると、これに対応したすすぎ、脱水について
の標準的な設定内容を選択した状態で表示させ、使用者
が標準的な設定で運転を実施する場合には、そのままで
運転を開始させるだけで済み、また、設定を各行程別に
変える場合には、あらかじめ選択されている状態を基準
として変更することができるので、目安となる基準を認
識しながら所望の設定条件を確実に選んで設定すること
ができるようになる。
て、制御手段により、設定された運転内容を表示手段に
表示させるように構成した。上記構成によれば、使用者
が選択して設定した各種の条件が具体的にどのような運
転内容となるのかを認識することができると共に、所望
の運転態様が設定されたか否かを確認することができる
ようになる。
い,すすぎ,脱水の運転態様について設定可能な構成の
洗濯機と、洗濯機に対応した運転態様で洗いの設定内容
およびその洗いの設定内容に応じたすすぎ,脱水の設定
内容の情報を提供可能なWebサーバと、このWebサ
ーバに対してネットワークを通じて前記洗濯機の運転制
御に必要な情報を取得して前記洗濯機に提供する端末装
置とから構成したところに特徴を有する。
合に、使用者が洗い運転の設定内容を選択して設定する
と、これに対応したすすぎ、脱水の各運転内容について
Webサーバから端末装置を通じてデータを取得し、こ
れを設定可能な運転態様して利用することができるよう
になる。
のあらゆる態様に対応したすすぎ、脱水の各行程に対応
した運転態様のデータを記憶保持している必要がない。
したがって、運転態様に対応したデータを多数記憶する
必要がないので、記憶容量を大きくとる構成とする必要
がない。
bサーバから取得する構成としているので、Webサー
バ側で洗い運転に対応した新しい条件の運転内容が更新
されると、これを取り込んで最新のデータに基づいた運
転態様で洗濯運転を実施することができるようになり、
例えば、新しい素材の洗い方が開発された場合や新方式
の洗い方が開発された場合などに、その運転態様を使っ
て洗濯運転を実施することができるようになる。
面を参照しながら説明する。図2はシステムの全体構成
を概略的に示し、図1は本発明に関わる要部の電気的構
成を示している。図2において、洗濯機1は、ランドリ
ー機器例えばドラム式の全自動洗濯乾燥機であり、他の
家電機器である冷蔵庫2、電子レンジ3、エアコン4、
クッキングヒータ5などと共に、ネットワークとしての
家庭内LAN6を介して端末装置であるホーム端末7と
の間で、情報通信が可能に設けられている。
るインターネット8を介してWebサーバとしての洗濯
運転制御情報提供サーバ9にアクセス可能に設けられて
おり、その洗濯運転制御情報提供サーバ9が管理するデ
ータベース10に記憶されている洗濯運転に関する制御
データを得ることができるようになっている。
の家電機器2〜5などについても、それぞれに対応した
Webサーバにアクセスしてさまざまな制御データを受
信することができると共に、それらの家電機器の制御や
情報の授受を行うことができる。また、ホーム端末7
は、インターネット8を通じて他のサーバにアクセスし
て情報を得ることができると共に、メールの送受信など
も行うことができるように構成されている。
うに、携帯型端末装置のような形状で、前面には表示パ
ネル7aが設けられると共に、電源スイッチ7b、ホー
ムスイッチ7cおよびメールスイッチ7dなどが配設さ
れている。表示パネル7aは、その表地面部分に透明電
極で構成されたタッチスイッチが設けられており、表示
された状態の文字やパターンなどの表示部分を指などで
触れることにより、所望の条件のものを選択設定するこ
とができるように構成されている。
説明する。なお、図1には、本発明に関わる要部の構成
を示しており、他の構成については省略して示してい
る。洗濯機1において、洗濯運転および乾燥運転の電気
的制御を行う制御回路11は、CPU、ROM、RAM
などを主体として構成されるもので、あらかじめ洗濯運
転に関する制御プログラムや他の制御に関するプログラ
ムが記憶されている。
各種の装置として、ドラム用モータ12、給水弁13、
排水弁14、ファン用モータ15、温風用ヒータ16な
どが接続され、駆動制御されるようになっている。ま
た、制御回路11には、設定状態を示したり他の情報を
表示するための表示部17、スイッチあるいはタッチパ
ネルからなる入力部18、水位センサや回転センサなど
の各種センサ19が接続されると共に、前述のホーム端
末7との間で通信を行なうための通信インターフェース
20が接続されている。
M、RAMや各種回路を備えた制御回路21が配設され
ており、表示パネル7aの表示制御や通信制御を行なう
制御機能を備えている。この制御回路21には、入力部
22として表示パネル7aのタッチパネルの操作入力や
電源スイッチ7b,ホームスイッチ7c、メールスイッ
チ7dが接続されており、各操作入力を受け付けるよう
に構成されている。
ネット8に接続するための通信部であり、制御回路21
から洗濯制御情報提供サーバ9にアクセス可能に設けら
れている。また、通信インターフェース24は、洗濯機
1の通信インターフェース20との間で家庭内LAN6
を介して通信を行なうためのもので、制御回路21に接
続されている。この場合、家庭内LAN6は、有線LA
N方式で構築しても良いし、ホーム端末7の携帯性を高
める目的からブルートゥースなどの無線LAN方式ある
いは赤外線信号を用いたLANで構築することもでき
る。
る。なお、この実施形態においては、ホーム端末7によ
り洗濯機1の運転態様を設定する場合を想定しており、
以下、このホーム端末7の表示パネル7aによる表示状
態について説明する。
されると、制御回路21は図4に示す画面を表示パネル
7aに表示する。この表示画面においては、上辺部と左
辺部には固定的な表示が設定されており、それらを除い
た部分のメイン画面Aに表示される内容が操作に伴って
変化するように設定されている。
ス内容に移行するためのメニューが表示されている。例
えば、インターネット8に接続する場合にサイトを登録
しておく「お気に入り」メニュー、家電製品を用いて家
事などをする場合に便利な「手伝ってくれる」メニュ
ー、インターネット8に接続して各種情報を得るための
「楽しませてくれる」メニュー、各種のトラブルや医療
相談などの情報を受けることができる「助けてくれる」
メニュー、生活センターに接続したり位置情報サービス
を受けるための「守ってくれる」メニューなどが表示さ
れている。
から、「手伝ってくれる」メニューから「お洗濯サービ
ス」表示部A1のボタンB1を選んで、表示パネル7a
の該当する部分をタッチ操作して入力することができ
る。なお、この場合には、ランドリーに関連する入力部
としては、「お洗濯サービス」表示部A1以外に、画面
上部に表示されている全自動洗濯乾燥機の形象表示部A
2部分のボタンB2をタッチ操作して選択することもで
きるようになっている。
御回路21は、表示パネル7aのメイン画面Aを図5の
ように切換える。この画面においては、「お洗濯ナビ」
として、「衣類で選ぶ」コース、「(普段の衣類を)洗
い方で選ぶ」コース、「乾燥の仕方で選ぶ(乾燥の
み)」コースとが設定されている。ここでは、洗い方を
選んでから、すすぎ、脱水、乾燥などの条件を設定する
ことを行なうので、「洗い方で選ぶ」コースを選択す
る。なお、画面下部に示される「他社ホームページリン
ク」の表示部は、洗剤メーカなどのホームページへのリ
ンクが表示されるようになっている。
ると、制御回路21は、図6に示すような画面を表示さ
せるようになる。この画面では、「洗い」運転につい
て、「洗い標準」、「洗いしっかり」、「短時間」、
「静かに」および「つけおき」の5通りのコースを選ぶ
ことができる。いま、例えば、図示のように「洗い標
準」を選ぶと(タッチ操作により選択する)、「すす
ぎ」運転については、「すすぎ標準」、「念入り」、
「さっと」の3通りのコースを選ぶことができるように
なる。それぞれのコースは、「洗い標準」に対応してあ
らかじめ設定されているもので、例えば、同じ「すすぎ
標準」コースでも、「洗い」運転のコースが異なる場合
には、運転内容はその「洗い」運転のコースに対応した
異なる条件に設定されている。
「脱水標準」、「強く」、「弱く」の3通りのコースが
設定されており、さらに、「乾燥」運転については、
「標準」、「しっかり」、「縮み低減」、「アイロ
ン」、「ヒーター弱」、「なし」の6通りのコースが設
定可能に設けられている。そして、これらの各コースに
ついても、「洗い」運転のコースに対応した運転内容が
設定されている。
「すすぎ」運転や「脱水」運転において、不適切となる
運転内容のものがあり、この場合には、該当する表示ボ
タンそのものを非表示状態とするようになっている。例
えば、図7に示すように、「洗い」運転の「つけおき」
コースを選択した場合には、「すすぎ」運転では、その
洗い運転の内容から「さっと」コースを設定することは
ふさわしくない。
かじめ洗剤を溶かした水に洗濯物を漬け置くことでしつ
こい汚れを落としやすくする洗い方であるから、このよ
うに時間をかけて洗う洗い方に対応してすすぎ運転を短
時間で行なう「さっと」コースは馴染まない。このよう
な理由から、「洗い」運転で「つけおき」コースが選択
された場合には、「すすぎ」運転では、「すすぎ標
準」、「念入り」の2通りのコースが有効に設定するこ
とができるコースとして表示されるようになる。
ースを選択した場合には、図8に示すように、「すす
ぎ」運転で「さっと」コースを選ぶことができるように
なっている。したがって、いったん「洗い」運転で「つ
けおき」コースを選択した場合でも、再び「洗い標準」
などのコースを選択すれば「すすぎ」運転で「さっと」
コースが選択可能なコースとして表示される。
標準」コースを選んだ場合と、「静かに」コースを選ん
だ場合とで、「すすぎ」運転、「脱水」運転の各運転内
容の設定がどのように変化するかを示したものである。
ここで、条件を示している基準となる洗濯物の重量は例
えば標準重量である4kgである。
水流A(ドラム用モータ12の回転数150rpmで
1.3秒オン、1.0秒オフを繰り返す)で10分運転
することが標準である。これに対して、「すすぎ」運転
では、中間脱水回転数を880rpmで水流B(ドラム
用モータ12の回転数120rpmで1.1秒オン、
0.9秒オフを繰り返す)で2分を基準として、「標
準」(すすぎ標準)コースがこれを3回実施し、「しっ
かり」(念入り)コースが4回、「さっと」コースで2
回実施するように設定される。
設定された場合は、「すすぎ」運転では、中間脱水回転
数を600rpmで水流Bで2.5分を基準として、
「標準」(すすぎ標準)コースがこれを3回実施し、
「しっかり」(念入り)コースが4回、「さっと」コー
スで2回実施するように設定される。
は、「洗い標準」コースの場合に、回転数880rpm
であり、「静かに」コースの場合に回転数600rpm
で、「標準」(脱水標準)コースが7分、「しっかり」
(強く)コースが9分、「さっと」(弱く)コースが5
分に設定されている。なお、洗濯物の重量が変動すれば
各条件についてもそれにあわせた適切な条件となるよう
に設定されている。
と、制御回路21は、設定されたコースの運転内容につ
いて、表示パネル7aに図10に示すように表示するよ
うになっている。この画面では、洗濯物の重量が決まっ
ていない場合が想定されており、「洗い」運転の時間は
10〜18分と幅を持った値として示されている。「す
すぎ」運転や、「脱水」運転についても同様である。
れた後、「送信」ボタンを操作すると、この運転内容に
対応した制御コードが洗濯機1側に家庭内LAN6を通
じて送信される。洗濯機1においては、制御回路11に
おいて制御コードを受信すると、その制御内容に基づい
て洗濯運転を制御するようになる。これにより、設定し
た条件で所望の洗濯運転を実施することができる。
入された状態で、図11に示すように、あらかじめ「洗
い」、「すすぎ」、「脱水」、「乾燥」の各運転態様に
ついて、すべて「標準」に対応するコースをデフォルト
として設定するようにしたり、あるいは、図12に示す
ように前回設定した条件(例えば「洗いしっかり」コー
スとそれに対応した各設定条件)に設定するなどの各種
の設定モードを指定することができるようになってい
る。これにより、使用者の使い勝手に応じてさまざまな
設定内容で初期状態を得ることができるようになる。
ースの内容がわかりづらい場合もあるので、これに対応
して運転内容に関する説明を表示することができるよう
に構成されている。例えば、図6の表示画面の下部に配
置された「内容説明」のボタンを操作すると、図13に
示すような画面が表示される。「洗い」を選択して操作
すると、図14に示すような説明画面が表示される。こ
の説明画面では、「標準」、「しっかり」、「短時間」
の各コースについての内容が説明されている。
と、次の図15に示す説明画面が表示される。ここでは
「静かに」、「つけおき」の各コースについての説明が
表示される。各説明は、必要に応じてイラストと共に表
示されるので、理解しやすく、初めての使用者でも間違
えることなく確実に設定することができるようになる。
「脱水」、「乾燥」の各運転コースの設定に際しても、
図13の内容説明の画面から対応するボタンを選んで操
作することにより、それぞれのコースの内容が表示され
る。「すすぎ」のボタンが操作されると、図16に示す
説明画面が表示される。「脱水」のボタンが操作される
と、図17に示す説明画面が表示される。さらに、「乾
燥」のボタンが操作されると、図18、図19に示す説
明画面が表示されるようになっている。
り、インターネット8を介して洗濯制御情報提供サーバ
9にアクセスして、洗濯機1の洗濯運転に必要な各種の
情報を入手したり、この洗濯機1で利用することができ
る新しい洗い方法などについての情報を入手して適用す
ることができる。
例えば、図6の表示画面で、「洗い」運転の選択可能な
コースとして項目が増えた状態で表示され、「内容説
明」ボタンを操作することで、新しい洗い方法について
の説明も確認することができるので、洗濯機1の制御回
路11側にあらかじめ洗い方法についての条件データな
どが記憶されていない場合でも、随時対応するものをホ
ーム端末7を通じて取り込んで選択運転の制御に適用す
ることができるようになる。
末7の表示パネル7aに表示される「洗い方で選ぶ」コ
ースの表示画面から所望のコースを選択すると、制御回
路21により、選ばれた各コースに対応して設定された
条件で「すすぎ」以降の各運転のコースが設定表示され
るので、使用者は、選んだ「洗い方」のコースを基準と
した「標準」あるいはそれよりも念入りに行なうコース
や短時間で行なうコースなどを選択して設定することが
できる。
な条件設定に対応した制御コードを多数記憶する必要が
なくなるので、メモリなどの記憶手段の容量を少なくす
ることができるので、安価に構成することができる。
は、「すすぎ」以降の運転態様で不適切な組み合わせの
コースが発生することがあるが、この場合を想定して不
適切なコースを非表示とすることで選択できないように
したので、確実に洗濯運転を実行させることができるよ
うになる。
制御情報提供サーバ9から最新の情報を入手して洗濯運
転を行なうことができるので、常に最適な洗濯を行なわ
せることができるようになる。
のではなく、次のように変形または拡張できる。ホーム
端末7の表示パネル7aの表示により「洗い」運転のコ
ースの選択や他のコースの選択を行なうようにしたが、
これに限らず、洗濯機1の本体表示部で同じことを行な
うように構成しても良い。この場合には、必要な情報を
ホーム端末7を経由して洗濯制御情報提供サーバ9にア
クセスして制御データなどの情報を得る構成とすること
で対応できる。
「すすぎ」運転以下の各運転コースの設定については、
表示されている各コースは運転内容がそのままで、表示
させるボタンの種類を変えることで実質的に適正なコー
スを表示させるようにすることもできる。
合で説明したが、乾燥機能を持たない全自動洗濯機に同
様の趣旨で適用することができる。この場合には、「乾
燥」運転のコースについては設定が表示されない。
洗濯機1の本体内の記憶手段に記憶させることで、外部
と通信を行なわない構成とすることもできる。この場合
には、記憶手段の記憶容量が増大することと、最新の情
報に更新されることはないが、外部通信機能を設けなく
とも簡単に対応することができるようになる。
以降のコースで選択が不適切となるものについて、非表
示とすることで対応したが、表示状態として選択不能で
あることがわかるように薄く表示したり、あるいは操作
しても受け付けないようにして選択不能とすることがで
きる。
に、本発明の洗濯機は、洗い,すすぎ,脱水の運転態様
について設定可能な構成の洗濯機において、洗いの運転
態様が設定されると、その設定内容に応じてその後のす
すぎ,脱水の各設定内容を補正すると共に選択された条
件で運転制御する制御手段を設ける構成としたので、使
用者により洗いの運転態様が選択設定されると、制御手
段によりその設定された洗いの運転態様に応じてその後
のすすぎ,脱水の設定内容が補正された状態で表示さ
れ、これを選択して設定することで、使用者は簡単且つ
確実に洗いの運転態様に応じた設定内容を選ぶことがで
きるようになるという優れた効果を奏する。
条件を示す図
(その1)
(その2)
装置)、7aは表示パネル、8はインターネット(ネッ
トワーク)、9は洗濯制御情報提供サーバ(Webサー
バ)、10はデータベース、11は制御回路、20は通
信インターフェース、21は制御回路、23は外部ネッ
トワーク通信部、24は通信インターフェースである。
Claims (8)
- 【請求項1】 洗い,すすぎ,脱水の運転態様について
設定可能な構成の洗濯機において、 洗いの運転態様が設定されると、その設定内容に応じて
その後のすすぎ,脱水の各設定内容を補正すると共に選
択された条件で運転制御する制御手段を備えたことを特
徴とする洗濯機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の洗濯機において、 乾燥運転機能を備え、 前記制御手段は、乾燥運転機能についても洗いの運転態
様に応じて設定内容を補正して実行することを特徴とす
る洗濯機。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の洗濯機におい
て、 前記制御手段は、選ばれた洗いの設定内容に応じて、以
後の行程で前記設定内容に不適合な組み合わせについて
は選択できないように構成されていることを特徴とする
洗濯機。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の洗
濯機において、 前記制御手段は、電源が投入されるとその初期状態では
設定内容を標準設定を選択しているように構成されてい
ることを特徴とする洗濯機。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の洗
濯機において、 運転態様を記憶するための記憶手段を備え、 前記制御手段は、電源が投入された状態では、現在の設
定状態を前記記憶手段に記憶させ、電源が再投入された
ときに前記記憶手段に記憶された運転態様を設定するこ
とを特徴とする洗濯機。 - 【請求項6】 洗い,すすぎ,脱水の運転態様について
設定可能な構成の洗濯機において、 洗いの運転態様が設定されると、その後のすすぎ,脱水
の各設定内容を洗いの設定内容に応じた標準的な運転態
様を選択可能に表示させる制御手段を設けたことを特徴
とする洗濯機。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の洗
濯機において、 前記制御手段は、設定された運転内容を表示手段に表示
させることを特徴とする洗濯機。 - 【請求項8】 洗い,すすぎ,脱水の運転態様について
設定可能な構成の洗濯機と、 前記洗濯機に対応した運転態様で洗いの設定内容および
その洗いの設定内容に応じたすすぎ,脱水の設定内容の
情報を提供可能なWebサーバと、 このWebサーバに対してネットワークを通じて前記洗
濯機の運転制御に必要な情報を取得して前記洗濯機に提
供する端末装置とから構成されていることを特徴とする
ランドリーシステム。
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