JP2001046508A - 医療用ガイドワイヤ - Google Patents

医療用ガイドワイヤ

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JP2001046508A JP2000158672A JP2000158672A JP2001046508A JP 2001046508 A JP2001046508 A JP 2001046508A JP 2000158672 A JP2000158672 A JP 2000158672A JP 2000158672 A JP2000158672 A JP 2000158672A JP 2001046508 A JP2001046508 A JP 2001046508A
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    • A61M2025/09175Guide wires having specific characteristics at the distal tip

Abstract

(57)【要約】 【課題】 体内でのファイバスコープによる視認性に優
れると共に、ガイドワイヤを体内に挿入し、あるいは体
内から抜出す際に、ガイドワイヤの位置の把握がしやす
くした医療用ガイドワイヤを提供する。 【解決手段】 基部側に比べて小径とされた先端部A
と、この先端部Aに連続して基部側に伸び、体内に挿入
される部分となる中間部Bと、この中間部Bに連続して
更に基部側に伸び、体内には挿入されない部分となる基
端部Cとを有する芯材11を備える。この芯材11には
合成樹脂膜21,22,23が被覆されていて、少なく
とも前記中間部Bに被覆された合成樹脂膜21に螺旋状
の模様21aが形成されており、前記先端部Aに被覆さ
れた合成樹脂22又は前記基端部Cに被覆された合成樹
脂膜23の少なくとも一方には該模様が付されていな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば血管、尿
管、胆管、気管などの人体の管状器官にカテーテルを挿
入する際、カテーテルの先端を目的箇所に導くために用
いられる医療用ガイドワイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、血管、尿管、胆管、気管などの人
体の管状器官における検査・治療のため、カテーテルを
挿入して造影剤などの薬剤を投与したり、先端にバルー
ンを有するカテーテルを挿入して管状器官の狭窄部を拡
張したりすることが行われている。カテーテルの挿入に
際しては、管状器官内に、まず、比較的細くて柔軟なガ
イドワイヤを挿入し、ガイドワイヤの先端を目的箇所に
到達させた後、このガイドワイヤの外周に沿ってカテー
テルを挿入する。
【0003】カテーテルを利用した治療方法の一例とし
て、図6には、胆管の閉塞部を拡張する方法が示されて
いる。図において、1は十二指腸、2は胆管、3は内視
鏡である。内視鏡3は、複数のルーメンを有する本体チ
ューブ4と、そのうちの一つのルーメンに挿入されたフ
ァイバスコープ5とを有している。ファイバスコープ5
の先端6は、本体チューブ4の先端部から側方に突出し
て胆管2内を指向した状態に配置されている。また、本
体チューブ4に形成された別のルーメンを通して、ガイ
ドワイヤ7及びバルーンカテーテル8が挿入されてい
る。
【0004】この治療に際しては、まず、十二指腸1内
に挿入された内視鏡3を通してガイドワイヤ7を挿入
し、ガイドワイヤ7の先端を十二指腸1から胆管2内に
導き、更に胆管2の狭窄部2aに導く。この状態で、ガ
イドワイヤ7の外周に被せるようにしてバルーンカテー
テル8を挿入し、バルーンカテーテル8の先端を上記狭
窄部2aに導く。その後、常法によりバルーンカテーテ
ル8の先端部外周に装着されたバルーン9を膨らませ、
バルーン9で狭窄部2aをこすることにより、狭窄部2
aの拡張を行う。
【0005】しかし、1回の作業では狭窄部2aを十分
に拡張できないことが多いので、バルーンカテーテル8
を抜いて、更に大きな径のバルーンを有する別のバルー
ンカテーテルを再度挿入し、より大きく膨らんだバルー
ンで再度狭窄部2aをこすって拡張することが行われて
いる。
【0006】上記のように、バルーンカテーテルを交換
する際には、最初のバルーンカテーテル8を抜くとき
に、ガイドワイヤ7が動いてしまわないように保持する
必要があるが、内視鏡3のファイバスコープ5を通して
内部を撮像しても、ガイドワイヤ7が動いているかどう
かを視認しづらく、ガイドワイヤ7の先端部の位置がバ
ルーンカテーテルの交換作業中にずれてしまうことがあ
った。
【0007】このような問題を解決するため、米国特許
5,379,779号には、ガイドワイヤの芯材の外周
全体に、螺旋模様を有するチューブを被覆し、上記螺旋
模様によってガイドワイヤの動きを内視鏡によって視認
しやすくする技術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記米
国特許5,379,779号に記載されたガイドワイヤ
においては、体内でのファイバスコープによる視認性は
向上するものの、ガイドワイヤ全体に螺旋模様が付され
ているため、ガイドワイヤの挿入時における位置の把握
はしづらかった。例えば、医師がガイドワイヤを体内に
挿入するときに、ガイドワイヤがどのくらいの長さまで
体内に挿入されたかなどについての把握はしづらかっ
た。
【0009】特に、ファイバスコープの映像をモニタに
写し出して作業を行う手術室では、モニタが見やすいよ
うに暗い室内となっており、非常に細いガイドワイヤに
おいては、その端部の位置確認がしづらいという問題が
あった。
【0010】したがって、本発明の目的は、体内でのフ
ァイバスコープによる視認性に優れると共に、ガイドワ
イヤを体内に挿入し、あるいは体内から抜出す際に、ガ
イドワイヤの端部の位置の把握がしやすくした医療用ガ
イドワイヤを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1は、基部側に比べて小径とされた先端
部と、この先端部に連続して基部側に伸びる中間部と、
この中間部に連続して更に基部側に伸びる基端部とを有
する芯材を備え、前記芯材には合成樹脂膜が被覆されて
いて、少なくとも前記中間部に被覆された合成樹脂膜に
螺旋状の模様が形成されており、前記先端部に被覆され
た合成樹脂膜又は前記基端部に被覆された合成樹脂膜の
いずれか少なくとも一方には、該模様が形成されていな
い部分があることを特徴とする医療用ガイドワイヤを提
供するものである。
【0012】上記第1の発明によれば、ガイドワイヤの
少なくとも中間部に螺旋状の模様が付されていることに
より、体内でのファイバスコープによる視認性が向上す
る。そして、ガイドワイヤの先端部又は基端部に螺旋状
の模様がない部分を設けることにより、医師がガイドワ
イヤを体内に挿入する際に、螺旋状の模様がある部分と
ない部分との境界を認識することによって、ガイドワイ
ヤがどの程度まで体内に挿入されたか、あるいは体内に
挿入すべき残りの長さがあとどのくらいあるか、更には
ガイドワイヤの挿入位置が変化しているかなどについて
の位置の把握がしやすくなる。例えば、ガイドワイヤの
先端部に螺旋状の模様がない部分を設けた場合には、医
師がガイドワイヤを体内に挿入する際に、螺旋状の模様
のない部分を認識して、挿入作業を慎重に行う必要があ
る先端の径の細い部分がどこまでかなどの把握ができ、
それによって挿入速度を加減することができる。
【0013】本発明の第2は、前記第1の発明におい
て、前記芯線の前記先端部及び前記中間部には、螺旋模
様が形成された第1合成樹脂膜が被覆され、この第1合
成樹脂膜の上に透明な第2合成樹脂膜が被覆され、この
第2合成樹脂膜の表面に親水性樹脂が被覆されている医
療用ガイドワイヤを提供するものである。
【0014】上記第2の発明によれば、第1合成樹脂膜
に形成された螺旋模様が透明な第2合成樹脂膜を通して
視認されるので、内視鏡等によってガイドワイヤの動き
を確認しやすくなる。また、第2合成樹脂膜の表面に親
水性樹脂が被覆されているので、体内に挿入されて水や
血液に濡らされる先端部及び中間部の潤滑性を高めるこ
とができる。
【0015】本発明の第3は、前記第1の発明におい
て、前記芯線の前記中間部には、螺旋模様が形成された
第1合成樹脂膜が被覆され、前記芯線の前記先端部に
は、表面に親水性樹脂が被覆された第2合成樹脂膜が被
覆されている医療用ガイドワイヤを提供するものであ
る。
【0016】上記第3の発明によれば、中間部に付され
た第1合成樹脂膜の螺旋模様を直接視認できるので、透
明な第2合成樹脂膜を通して見た場合よりも視認性が向
上すると共に、先端部には表面に親水性樹脂が被覆され
た前記第2合成樹脂膜が被覆されているので、潤滑性も
十分に維持することができる。
【0017】本発明の第4は、前記第1〜第3の発明の
いずれか1つにおいて、前記芯線の前記先端部から前記
中間部にかけて、X線不透過性材料からなるマーカーが
所定間隔で取付けられている医療用ガイドワイヤを提供
するものである。
【0018】上記第4の発明によれば、芯材の先端部に
X線不透過性材料からなるマーカーが所定間隔で取付け
られていることにより、芯材の先端部の位置がX線を利
用したモニタ上で確認しやすくなると共に、上記マーカ
ーの間隔によって患部狭窄箇所の長さ等を把握しやすく
なり、それによって患部に適したバルーンカテーテルを
選択することが可能となる。
【0019】本発明の第5は、前記第1〜第4の発明の
いずれか1つにおいて、前記螺旋模様の間隔が所定位置
で変化している医療用ガイドワイヤを提供するものであ
る。
【0020】上記第5の発明によれば、ファイバースコ
ープ等の限られた視野範囲でも、模様間隔の所定位置で
の変化から、それが模様上の先端側か、基端側かを把握
することができる。
【0021】本発明の第6は、前記第1の発明におい
て、前記先端部に被覆された合成樹脂膜に前記模様が形
成されていない部分があり、前記基端部に被覆された合
成樹脂膜には前記模様が形成されている医療用ガイドワ
イヤを提供するものである。
【0022】上記第6の発明によれば、螺旋状の模様の
ない部分が、先端部のみに設けられるので、ファイバー
スコープの映像をモニタで写し出しながら作業を行う暗
い手術室内でも、ガイドワイヤの先端部を瞬時に把握で
きる。また、ガイドワイヤの先端部がファイバースコー
プより患者の体内に挿入し始めるとき、モニタに写し出
された径の細い柔軟な先端部がどこまでかの把握がしや
すくなり、それによって挿入速度を調整して作業性を向
上することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1には、本発明による医療用ガ
イドワイヤの一実施形態が示されている。このガイドワ
イヤ10は、基部側に比べて小径とされた先端部Aと、
この先端部Aに連続して基部側に伸び、主に体内に挿入
される部分となる中間部Bと、この中間部Bに連続して
更に基部側に伸び、主に体内に挿入されない部分となる
基端部Cとを有する芯材11を備えている。先端部A
は、最先端に向けて次第に小径となる形状をなすことが
好ましく、例えばテーパ状、段状等をなす形状が好まし
い。この実施形態ではテーパ状をなしている。
【0024】芯材11としては、超弾性材料、ステンレ
ス、ピアノ線などの弾性材料が用いられる。超弾性材料
としては、Ni−Ti合金、Cu−Zn−X(X=A
l,Fe等)合金、Ni−Ti−X(X=Fe,Cu,
V,Co等)合金等が好ましく用いられる。
【0025】前記Ni−Ti合金等は、形状記憶合金と
して、形状記憶効果や超弾性(擬弾性)効果を持つこと
が広く知られており、その内、超弾性(擬弾性)効果を
持つものは、降伏点をこえる変形ひずみにより永久変形
してしまう通常の金属材料とは異なり、降伏点をこえる
変形ひずみを与えても、除荷すると永久変形せずにもと
の形状へ復帰し、ねじりや曲げに対する戻り特性も大き
いため、ガイドワイヤの芯材として好適であり、更に超
弾性(擬弾性)効果を発揮する温度条件が人や動物の体
内温度か、もしくはそれ以下に設定されたものが良い。
【0026】超弾性(擬弾性)については、日本規格協
会発行のJIS H 7001を参照することができ
る。
【0027】治療対象によっても異なるが、芯材11の
先端部の長さAは30〜500mm程度が好ましく、中
間部の長さBは100〜3000mm程度が好ましく、
基端部の長さCは1000〜6000mm程度が好まし
い。また、芯材11の直径は、0.2〜2.0mm程度
の範囲で目的に応じて適宜設定される。
【0028】芯材11の先端部A及び中間部Bには、螺
旋模様が形成された第1合成樹脂膜21が被覆されてい
る。この第1合成樹脂膜21としては、例えばポリエチ
レン、フッ素樹脂等が使用され、その厚さは0.01〜
1mm程度が好ましい。第1合成樹脂膜21は、例えば
2色の熱収縮性を有する合成樹脂材料を、回転する円筒
状の口金から同時に押出して螺旋模様を有するチューブ
状に成形し、このチューブを芯材11の先端部A及び中
間部Bの外周に被せ、熱収縮させる方法などによって、
芯材11に被覆させることがでできる。ただし、2色の
樹脂塗料を芯材11の外周に螺旋模様をなすように塗布
することによって被覆したり、2色の樹脂を直接芯材へ
押し出して被覆することもできる。
【0029】この第1合成樹脂膜21の外周には、透明
な第2合成樹脂膜22が被覆されている。第2合成樹脂
膜22としては、その表面に親水性樹脂を被覆できる材
料が好ましく使用され、例えば、ポリウレタン、ポリエ
ーテルブロックアミド、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ
スチレン、フッ素系樹脂、シリコン樹脂等が採用され
る。第2合成樹脂膜22の厚さは、特に限定されない
が、0.1〜1mm程度が好ましい。
【0030】第2合成樹脂膜22の被覆方法は、特に限
定されないが、例えば、上記のような樹脂からなる、芯
材11の外径よりも小さい内径を有するチューブを形成
しておき、このチューブを溶剤によって膨潤させること
により、芯材11の外径よりも太い内径とし、このチュ
ーブを芯材11の先端部A及び中間部Bに被覆した後
に、上記溶剤を乾燥させることによりチューブを収縮さ
せて被覆する方法などが好ましく採用される。なお、例
えば樹脂チューブとしてポリウレタンを用いた場合、膨
潤させるための溶剤としては、ジクロロメタン、メチル
エチルケトン(MEK)、トルエンなどが好ましく用い
られる。なお、第2合成樹脂膜22は、芯材11の周り
に一体に押出す方法や、芯材11を樹脂液中に浸漬して
塗布する方法などによって形成することもできる。
【0031】第2合成樹脂膜22の表面には、図示しな
い親水性樹脂が被覆される。この親水性樹脂としては、
−OH、−CONH2 、−COOH、−NH2 、−CO
-、−SO3-などの親水性基を有する樹脂であって、
好ましくは樹脂チューブ30の表面に結合できる官能基
を有するものが好ましく採用される。例えば、ポリビニ
ルピロリドン、ポリエチレングリコールなどが好ましく
採用される。
【0032】第2合成樹脂膜22と親水性樹脂との結合
構造としては、例えば、第2合成樹脂膜22として、イ
ソシアネート基が残存する樹脂を用いるか、イソシアネ
ート基と反応性を有する樹脂を用い、イソシアネート基
と反応性を有する樹脂を用いる場合には、更にイソシア
ネート基を有する化合物を反応させた後、これらのイソ
シアネート基を介して、ポリビニルピロリドン、ポリエ
チレングリコールなどの親水性樹脂を結合させる方法な
どが好ましく用いられる。このような親水性樹脂膜40
の形成方法は、例えば、特開平5−184666号、特
開平7−80078号、特開平7−124263号に詳
しく示されている。
【0033】一方、芯材11の基端部Cの外周には、螺
旋模様を有さず、表面に親水性樹脂が被覆されていない
第3合成樹脂膜23が被覆されている。第3合成樹脂膜
としては、例えばポリエチレン、フッ素樹脂などが好ま
しく使用され、その厚さは0.01〜1mm程度が好ま
しい。
【0034】このガイドワイヤ10は、上記のような構
成からなるので、透明な第2合成樹脂膜22を通して、
その下地をなす第1合成樹脂膜21の螺旋模様21aが
視認される。したがって、体内に挿入した際に内視鏡な
どによってガイドワイヤ10の動きを視認しやすくな
り、ガイドワイヤ10の移動を阻止しつつカテーテルを
抜くなどの作業がしやすくなる。
【0035】また、基端部Cには、螺旋模様のない第3
合成樹脂膜23が被覆されているので、中間部Bと基端
部Cとの境界部24が明瞭になり、ガイドワイヤ10を
体内に挿入する際に、基端部Cの境界部24の位置を見
ることによって、ガイドワイヤ10がどのくらいまで体
内に挿入されたか、あとどのくらいの長さ挿入しなけれ
ばならないか、あるいは体内に挿入されたガイドワイヤ
10が移動したかなどの判断がしやすくなり、作業性を
向上させることができる。
【0036】更に、芯材11の先端部A及び中間部Bに
は、内側から第1合成樹脂膜21、第2合成樹脂膜22
が順次被覆され、第2合成樹脂膜22の表面には図示し
ない親水性樹脂が被覆されているので、水や血液で濡れ
たときに極めて良好な滑り性を発揮する。このため、体
内の管状組織に対する滑り性及びカテーテル等に対する
滑り性を向上させることができる。
【0037】図2には、本発明による医療用ガイドワイ
ヤの他の実施形態が示されている。なお、以下に述べる
各実施形態において、図1に示したものと実質的に同一
部分には同符合を付して、その説明を省略することにす
る。
【0038】このガイドワイヤ20は、基本的には図1
に示したガイドワイヤ10と同じ構成をなしている。す
なわち、芯材11の先端部A及び中間部Bの外周に、螺
旋模様を有する第1合成樹脂膜21と、表面に親水性樹
脂が被覆された透明な第2合成樹脂膜22とが被覆され
ており、芯材11の基端部Cの外周には、螺旋模様を有
さず、表面に親水性樹脂が被覆されていない第3合成樹
脂膜23が被覆されている。
【0039】ただし、このガイドワイヤ20において
は、芯材11の先端部Aと中間部Bの一部に、X線不透
過性の金属コイルからなるマーカー25が所定間隔で装
着されており、このマーカー25を覆うように前記第1
合成樹脂膜21及び第2合成樹脂膜22が形成されてい
る点が相違している。この場合、X線不透過性の金属コ
イルとしては、例えば金、白金、銀、ビスマス、タング
ステン、又はこれらの金属を含有する合金が好ましく用
いられる。また、金属コイルを芯材11に固着する手段
としては、ろう材による溶接、接着剤による接着等の手
段を採用することができる。
【0040】このガイドワイヤ20によれば、X線不透
過性の金属コイルからなるマーカー25が所定間隔で装
着されていることにより、ガイドワイヤ20を体内に挿
入したときに、X線モニターでマーカー25の位置を確
認することにより、ガイドワイヤ20の先端部の位置か
中間部の位置かを確実に把握することができ、また、マ
ーカー25が所定間隔で装着されているので、ガイドワ
イヤ20の先端部から中間部がスケール(ものさし)と
しての機能をはたし、狭窄部の長さ等も把握しやすくな
る。
【0041】図3には、本発明による医療用ガイドワイ
ヤの更に他の実施形態が示されている。この実施形態で
は、図2の実施形態と同様に、芯材11の先端部Aと中
間部Bの一部に、X線不透過性の金属コイルからなるマ
ーカー25が所定間隔で装着されている。
【0042】そして、芯材11の先端部Aの基部側から
中間部Bの外周に、螺旋模様を有する第1合成樹脂膜2
1が被覆されており、この第1合成樹脂膜21に隣接し
てその先端側(芯材11の先端部Aの先端側部分)に、
表面に親水性樹脂が被覆された第2合成樹脂膜22が被
覆されている。更に、第1合成樹脂膜21に隣接してそ
の基部側(芯材11の基端部C)に、螺旋模様を有さ
ず、表面に親水性樹脂が被覆されていない第3合成樹脂
膜23が被覆されている。
【0043】このガイドワイヤ30によれば、芯材11
の先端部Aの基部側から中間部Bの外周に、螺旋模様を
有する第1合成樹脂膜21が被覆されており、この第1
合成樹脂膜21が外部に露出しているので、螺旋模様2
1aの視認性を向上させることができる。
【0044】また、芯材11の先端部Aの先端側部分に
は、表面に親水性樹脂が被覆された第2合成樹脂膜22
が被覆されているので、体内に挿入したときの滑り性も
良好に維持される。
【0045】更に、螺旋模様21aを有する部分(第1
合成樹脂膜21の被覆部)と、螺旋模様21aがない部
分(第2合成樹脂膜22及び第3合成樹脂膜23の部
分)との境界24,26がそれぞれ明瞭であるため、体
内から抜き出された基部側においては上記境界24によ
って、体内に挿入された先端側においては上記境界26
によって、ガイドワイヤの長さや位置を確認しやすくな
り、作業性を向上させることができる。
【0046】なお、上記螺旋模様21aがない部分を形
成する、第2合成樹脂膜22と第3合成樹脂膜23と
は、例えば色を変えるなどして、識別できるものである
ことが好ましい。それによって、暗い手術室でも、ガイ
ドワイヤのどちらの端部が先端かを容易に把握すること
ができる。
【0047】図4には、本発明による医療用ガイドワイ
ヤの更に他の実施形態が示されている。このガイドワイ
ヤ40は、基本的には、図2に示したガイドワイヤと同
じ構造をなしている。
【0048】すなわち、芯材11の先端部A及び中間部
Bの先端側にX線不透過性の金属コイルからなるマーカ
ー25が所定間隔で装着されており、このマーカー25
を覆うように、先端部A及び中間部Bの外周に第1合成
樹脂膜21及び第2合成樹脂膜22が形成されている。
更に、基端部Cの外周には第3合成樹脂膜23が形成さ
れている。
【0049】そして、このガイドワイヤ40において
は、前記第2合成樹脂膜22に、X線不透過性材料を含
有する、軸方向に沿ったストライプ状のライン22aが
設けられている点が前記実施形態と異なっている。第2
合成樹脂膜22は、X線不透過性材料を含有する樹脂
と、X線不透過性材料を含有しない樹脂とを同図(c)
に示すような断面形状で押出成形したチューブを、芯材
11に被覆して収縮させることにより、芯材11に密着
させて形成されている。なお、上記チューブの収縮は、
例えば熱収縮や、溶剤の乾燥などの手段によって行うこ
とができる。また、上記X線不透過性材料としては、例
えばビスマス、硫酸バリウム、タングステンなどの粉末
が好ましく用いられる。
【0050】このガイドワイヤ40は、第2合成樹脂膜
22のX線不透過性材料を含有しない部分から、その下
地となっている第1合成樹脂膜21の螺旋模様が透けて
見えるので、この螺旋模様によって体内における動きを
視認しやすくなる。また、X線不透過性材料を含有す
る、軸方向に沿ったストライプ状のライン22aによっ
て、X線モニターによるガイドワイヤ全体の視認性が良
好となり、作業性をより良好にすることができる。
【0051】図5には、本発明による医療用ガイドワイ
ヤの更に他の実施形態が示されている。このガイドワイ
ヤ40は、第1合成樹脂膜21に設けられた螺旋模様の
態様が前記実施形態と異なっている。
【0052】すなわち、このガイドワイヤ40では、芯
材11の先端部A及び中間部Bに第1合成樹脂膜21が
形成され、基端部Cの外周には第3合成樹脂膜23が形
成されている。そして、芯材11の先端部A及び中間部
Bを覆う第1合成樹脂膜21には、先端側から順に螺旋
模様21a、21b、21cが形成されている。すなわ
ち、先端部の先端側A1には、螺旋間隔の広い螺旋模様
21aが形成され、先端部の基端側A2には、螺旋間隔
が上記よりも広がった螺旋模様21bが形成され、中間
部Bには、螺旋間隔が更に広がった螺旋模様21cが形
成されており、各螺旋模様の境界では螺旋間隔が急激に
変化して、ファイバースコープ等で容易に視認できるよ
うにされている。
【0053】その結果、このガイドワイヤ40によれ
ば、ファイバースコープ等の限られた視野範囲でも、模
様間隔の所定位置での変化から、それが模様上の先端側
か、基端側かを把握できるという利点が得られる。
【0054】なお、螺旋模様の間隔は、5〜50mmの
範囲で設定されることが好ましく、螺旋模様を付す範囲
の長さは、500〜5000mm程度が適当である。
【0055】また、螺旋模様の間隔を変化させるだけで
なく、螺旋幅、模様色、螺旋模様間の色等を同時に変化
させてもよい。
【0056】図7には、本発明による医療用ガイドワイ
ヤの更に他の実施形態が示されている。このガイドワイ
ヤ50は、X線不透過性の金属コイルからなるマーカー
25が先端に取付けられた芯材11を有している。そし
て、芯材11の先端部Aの一部、詳しくは先端から所定
長さの部分A’には、螺旋模様のない第2合成樹脂膜2
7が被覆されている。芯材11の上記以外の部分には、
螺旋模様21aを有する第1合成樹脂膜21が被覆され
ている。
【0057】この実施形態の場合、第1合成樹脂膜21
及び第2合成樹脂膜27は、フッ素樹脂で形成されてい
るが、第2合成樹脂膜27については、親水性樹脂を表
面に有する、第1合成樹脂膜21とは異なる樹脂膜で構
成されていてもよい。
【0058】このガイドワイヤ50によれば、ファイバ
ースコープの映像をモニタで写し出しながら作業を行う
暗い手術室内でも、ガイドワイヤ50の先端部を瞬時に
把握できる。すなわち、ガイドワイヤ50のどちらの端
部が先端であるかを確実かつ迅速に把握することがで
き、作業性が向上する。
【0059】また、ガイドワイヤ50の先端部を患者の
体内に挿入し始めるとき、模様のある部分とない部分と
の境界26により、挿入時に慎重な作業を要する径の細
い柔軟な先端部がどこまでかの把握がしやすくなり、そ
れによって挿入速度を調整して作業性を向上することが
できる。
【0060】なお、以上の各実施形態においては、模様
のない部分を先端又は基端から所定長さの部分に設けて
いるが、模様のない部分を先端部A又は基端部Cの途中
の一部に設けてもよい。その場合、模様のない部分の幅
は、少なくとも螺旋模様21aの間隔よりも広いことが
好ましく、螺旋模様21aの間隔の2倍以上広いことが
より好ましい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の医療用ガ
イドワイヤによれば、ガイドワイヤの少なくとも中間部
に螺旋状の模様が付されていることにより、体内でのフ
ァイバスコープによる視認性が向上する。また、ガイド
ワイヤの先端部又は基端部に螺旋状の模様がない部分を
設けることにより、医師がガイドワイヤを体内に挿入す
る際に、螺旋状の模様がある部分とない部分との境界を
認識することによって、ガイドワイヤがどの程度まで体
内に挿入されたか、あるいは体内に挿入すべき残りの長
さがあとどのくらいあるか、更にはガイドワイヤの挿入
位置が変化しているかなどについての位置の把握がしや
すくなる。更に、本発明において、螺旋状の模様のない
部分を先端部又は基端部のどちらか一方に設けた場合に
は、ファイバースコープの映像をモニタで写し出しなが
ら作業を行う暗い手術室内でも、ガイドワイヤ50の先
端部を瞬時に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による医療用ガイドワイヤの一実施形態
を示し、(a)は側断面図、(b)は側面図である。
【図2】本発明による医療用ガイドワイヤの他の実施形
態を示し、(a)は側断面図、(b)は側面図である。
【図3】本発明による医療用ガイドワイヤの更に他の実
施形態を示し、(a)は側断面図、(b)は側面図であ
る。
【図4】本発明による医療用ガイドワイヤの更に他の実
施形態を示し、(a)は側断面図、(b)は側面図、
(c)は横断面図である。
【図5】本発明による医療用ガイドワイヤの更に他の実
施形態を示し、(a)は側断面図、(b)は側面図であ
る。
【図6】胆管の狭窄部を拡張する治療方法の一例を示す
説明図である。
【図7】本発明による医療用ガイドワイヤの更に他の実
施形態を示し、(a)は側断面図、(b)は側面図であ
る。
【符号の説明】
10、20,30,40,50 医療用ガイドワイヤ 11 芯材 21 第1合成樹脂膜 21a,21b,21c 螺旋模様 22 第2合成樹脂膜 22a X線不透過性材料を含有するライン 23 第3合成樹脂膜 24,26 境界 25 マーカー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部側に比べて小径とされた先端部と、
    この先端部に連続して基部側に伸びる中間部と、この中
    間部に連続して更に基部側に伸びる基端部とを有する芯
    材を備え、前記芯材には合成樹脂膜が被覆されていて、
    少なくとも前記中間部に被覆された合成樹脂膜に螺旋状
    の模様が形成されており、前記先端部に被覆された合成
    樹脂膜又は前記基端部に被覆された合成樹脂膜のいずれ
    か少なくとも一方には、該模様が形成されていない部分
    があることを特徴とする医療用ガイドワイヤ。
  2. 【請求項2】 前記芯線の前記先端部及び前記中間部に
    は、螺旋模様が形成された第1合成樹脂膜が被覆され、
    この第1合成樹脂膜の上に透明な第2合成樹脂膜が被覆
    され、この第2合成樹脂膜の表面に親水性樹脂が被覆さ
    れている請求項1記載の医療用ガイドワイヤ。
  3. 【請求項3】 前記芯線の前記中間部には、螺旋模様が
    形成された第1合成樹脂膜が被覆され、前記芯線の前記
    先端部には、表面に親水性樹脂が被覆された第2合成樹
    脂膜が被覆されている請求項1記載の医療用ガイドワイ
    ヤ。
  4. 【請求項4】 前記芯線の前記先端部から前記中間部に
    かけて、X線不透過性材料からなるマーカーが所定間隔
    で取付けられている請求項1〜3のいずれか1つに記載
    の医療用ガイドワイヤ。
  5. 【請求項5】 前記螺旋模様の間隔が所定位置で変化し
    ている請求項1〜4のいずれか1つに記載の医療用ガイ
    ドワイヤ。
  6. 【請求項6】 前記先端部に被覆された合成樹脂膜に前
    記模様が形成されていない部分があり、前記基端部に被
    覆された合成樹脂膜には前記模様が形成されている請求
    項1記載の医療用ガイドワイヤ。
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