JP2001046372A - 超音波画像表示装置 - Google Patents

超音波画像表示装置

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JP2001046372A
JP2001046372A JP22870599A JP22870599A JP2001046372A JP 2001046372 A JP2001046372 A JP 2001046372A JP 22870599 A JP22870599 A JP 22870599A JP 22870599 A JP22870599 A JP 22870599A JP 2001046372 A JP2001046372 A JP 2001046372A
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JP
Japan
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image
mode
doppler waveform
time
mode image
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JP22870599A
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English (en)
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Kazuya Akagi
和哉 赤木
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、ドプラ波形画像やMモード画
像を表示する超音波画像表示装置において、読影者が拡
張期や収縮期といった心臓の拍動時相を特定する作業を
支援することにある。 【解決手段】本発明は、ドプラモードとBモードとの混
成スキャンにより収集したドプラ波形画像と複数枚のB
モード画像とを記憶するメモリユニット29と、複数枚
のBモード画像各々にBモードスキャン時刻を表すタイ
ムコードを関連付けるCPU31と、ドプラ波形画像と
メモリユニット29から選択的に読み出されたBモード
画像とを同時表示するディスプレイ27と、選択的に読
み出されたBモード画像に関連付けられているタイムコ
ードに従ってドプラ波形画像にマーカを付けるマーカジ
ェネレータ35とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血流速度分布の経
時的な変化を表しているドプラ波形画像や組織構造の経
時的な変化を表しているMモード画像等の超音波画像を
表示するための超音波画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】循環器系の診断では、血流速度分布の経
時的な変化を表しているドプラ波形画像や組織構造の経
時的な変化を表しているMモード画像が有効とされる。
また、循環器系の診断では、拡張期や収縮期といった心
臓の拍動時相を特定し、その特定した時相における血流
速度分布や組織構造を検討することが非常に重要とされ
ている。従来では、ドプラ波形画像やMモード画像を観
てその形状や変位の状態から心臓の拍動時相を読影者が
自信の判断で特定することが行われていた。
【0003】しかし、この判断は熟練を要する作業であ
り、このためドプラ波形画像やMモード画像から特定し
た拡張期等が実際には多少ずれているといった事態が起
こらないとも限らない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ドプ
ラ波形画像やMモード画像を表示する超音波画像表示装
置において、読影者が拡張期や収縮期といった心臓の拍
動時相を特定する作業を支援することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、ドプラ
モードとBモードとの混成スキャンにより収集したドプ
ラ波形画像と複数枚のBモード画像とを記憶する記憶手
段と、前記複数枚のBモード画像各々に、Bモードスキ
ャン時刻を表すタイムコードを関連付ける手段と、前記
ドプラ波形画像と前記記憶手段から選択的に読み出され
たBモード画像とを同時表示する手段と、前記記憶手段
から選択的に読み出されたBモード画像に関連付けられ
ているタイムコードに従って前記ドプラ波形画像にマー
カを付ける手段とを具備してなる。
【0006】(2)本発明は、Mモード画像と複数枚の
Bモード画像とを記憶する記憶手段と、前記複数枚のB
モード画像各々に、Bモードスキャン時刻を表すタイム
コードを関連付ける手段と、前記Mモード画像と前記記
憶手段から選択的に読み出されたBモード画像とを同時
表示する手段と、前記記憶手段から選択的に読み出され
たBモード画像に関連付けられているタイムコードに従
って前記Mモード画像にマーカを付ける手段とを具備し
てなる。
【0007】(3)本発明は、生体からの参照信号に基
づいて生成された生体情報図とドプラ波形画像とを記憶
する記憶手段と、前記生体情報図と前記ドプラ波形画像
とを同時表示する手段と、前記生体情報図に対して操作
者が所望の時相を指定する手段と、前記指定された時相
に従って前記ドプラ波形画像にマーカを付ける手段とを
具備してなる。
【0008】(4)本発明は、生体からの参照信号に基
づいて生成された生体情報図とMモード画像とを記憶す
る記憶手段と、前記生体情報図と前記Mモード画像とを
同時表示する手段と、前記生体情報図に対して操作者が
所望の時相を指定する手段と、前記指定された時相に従
って前記Mモード画像にマーカを付ける手段とを具備し
てなる。
【0009】(5)本発明は、生体からの参照信号に基
づいて生成された生体情報図とドプラ波形画像とを記憶
する記憶手段と、前記生体情報図と前記ドプラ波形画像
とを同時表示する手段と、前記生体情報図上に操作者が
所望の時相を指定する手段と、前記指定された時相に対
応する前記ドプラ波形画像上の位置よりも任意の遅延時
間だけ遅れた位置にマーカを付ける手段とを具備してな
る。
【0010】(6)本発明は、生体からの参照信号に基
づいて生成された生体情報図とMモード画像とを記憶す
る記憶手段と、前記生体情報図と前記Mモード画像とを
同時表示する手段と、前記生体情報図上に操作者が所望
の時相を指定する手段と、前記指定された時相に対応す
る前記Mモード画像上の位置よりも任意の遅延時間だけ
遅れた位置にマーカを付ける手段とを具備してなる。
【0011】(7)本発明は、(5)又は(6)の装置
において、前記遅延時間を操作者が任意に指定するため
の手段をさらに備えてなる。
【0012】(8)本発明は、ドプラモードとBモード
との混成スキャンにより収集したドプラ波形画像と複数
枚のBモード画像とを記憶する記憶手段と、前記複数枚
のBモード画像各々に、Bモードスキャン時刻を表すタ
イムコードを関連付ける手段と、前記ドプラ波形画像を
表示する手段と、前記ドプラ波形画像上に操作者が所望
の時相を指定する手段と、前記記憶されている複数枚の
Bモード画像の中から前記指定された時相に対応するB
モード画像をタイムコードに従って特定し、この特定し
たBモード画像を前記記憶手段から選択的に読み出させ
て前記ドプラ波形画像と同時に表示させる手段とを具備
してなる。
【0013】(9)本発明は、Mモード画像と複数枚の
Bモード画像とを記憶する記憶手段と、前記複数枚のB
モード画像各々に、Bモードスキャン時刻を表すタイム
コードを関連付ける手段と、前記Mモード画像を表示す
る手段と、前記Mモード画像上に操作者が所望の時相を
指定する手段と、前記記憶されている複数枚のBモード
画像の中から前記指定された時相に対応するBモード画
像をタイムコードに従って特定し、この特定したBモー
ド画像を前記記憶手段から選択的に読み出させて前記M
モード画像と同時に表示させる手段とを具備してなる。
【0014】(10)本発明は、生体からの参照信号に
基づいて生成された生体情報図と複数枚のBモード画像
とを記憶する記憶手段と、前記複数枚のBモード画像各
々に、Bモードスキャン時刻を表すタイムコードを関連
付ける手段と、前記生体情報図を表示する手段と、前記
生体情報図上に操作者が所望の時相を指定する手段と、
前記記憶されている複数枚のBモード画像の中から前記
指定された時相に対応するBモード画像をタイムコード
に従って特定し、この特定したBモード画像を前記記憶
手段から選択的に読み出させて前記生体情報と同時に表
示させる手段とを具備してなる。
【0015】(11)本発明は、ドプラ波形画像とMモ
ード画像とを記憶する記憶手段と、前記ドプラ波形画像
と前記Mモード画像とを同時表示する手段と、前記ドプ
ラ波形画像上に操作者が所望の時相を指定する手段と、
前記指定された時相に従って前記Mモード画像にマーカ
を付ける手段とを具備してなる。
【0016】(12)本発明は、ドプラ波形画像とMモ
ード画像とを記憶する記憶手段と、前記ドプラ波形画像
と前記Mモード画像とを同時表示する手段と、前記Mモ
ード画像上に操作者が所望の時相を指定する手段と、前
記指定された時相に従って前記ドプラ波形画像にマーカ
を付ける手段とを具備してなる。
【0017】(13)本発明は、(1)乃至(6)、
(11)及び(12)のいずれかの装置において、前記
マーカは計測用マーカとして用いられる。
【0018】(14)本発明は、ドプラ波形画像と他の
種類の超音波画像とを記憶する手段と、前記ドプラ波形
画像に対して前記他の種類の超音波画像を各々のスキャ
ン時刻に従って時間的に関連付ける手段とを具備してな
る。
【0019】(15)本発明は、Mモード画像と他の種
類の超音波画像とを記憶する手段と、前記Mモード画像
に対して前記他の種類の超音波画像を各々のスキャン時
刻に従って時間的に関連付ける手段とを具備してなる。
【0020】(16)本発明は、(3)、(4)、
(5)、(6)、(10)のいずれかの装置において、
前記参照信号は、心電信号、心音信号、呼吸信号の少な
くとも1つである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
よる超音波画像表示装置を好ましい実施形態により説明
する。図1に、本実施形態に係る超音波画像表示装置の
構成を示す。超音波プローブ11の先端部分には、圧電
セラミック等の複数の振動素子が1次元又は2次元に配
列されている。送受信ユニット(T/R)13は、受信
系と送信系とを有している。送信系は、クロック発生器
から発振されたクロックに従って超音波の送信レート
(毎秒送信回数)を決定するためのレートパルスをレー
トパルス発生器で生成し、このレートパルスを送信遅延
回路で適当に遅延し、そしてこの遅延されたレートパル
スに従ってパルサからプローブ11に高周波の電圧パル
スを印加するようになっている。また、受信系は、被検
体からのエコーによる機械的な振動によって振動素子に
発生した微弱な電気信号をプリアンプで増幅し、この増
幅した電気信号を受信遅延回路で適当に遅延し、そして
この遅延した電気信号を加算器で加算することにによ
り、指向性を持った受信信号を生成するようになってい
る。
【0022】Bモードユニット15は、図示しないが、
検波回路と対数増幅器とアナログデジタルコンバータと
から構成されていて、送受信ユニット15からの受信信
号を検波回路で検波し、この検波信号を対数増幅器52
で対数増幅(対数圧縮)し、そしてこの対数増幅された
検波信号をアナログデジタルコンバータでディジタル信
号に変換するようになっている。このBモードユニット
15の出力(Bモード画像データと称する)はディジタ
ルスキャンコンバータ21を介してディスプレイ27に
送られ表示されると共に、メモリユニット29に送られ
記憶される。
【0023】このBモード画像データには、CPU31
により時間情報としてタイムコードが関連付けられてい
る。このタイムコードは、スキャン開始時点からの経過
時間を表すコードでもよいし、スキャンの実際の時刻を
表すコードでもよい。
【0024】Mモードユニット17は、一般的には、B
モードユニット15と共用されているものであるが、こ
こでは説明の便宜上、別々に示している。その構成は、
Bモードユニット15と共通であるので、ここでは省略
する。このMモードユニット17の出力(Mモード画像
データと称する)はディジタルスキャンコンバータ21
を介してディスプレイ27に送られ表示されると共に、
メモリユニット29に送られ記憶される。このMモード
画像は、1本の超音波走査線に関する1次元の組織画像
を時間軸(横軸)に沿って平行に並べた画像であって、
1次元の組織画像を収集するために超音波送受信を行っ
た時刻は、Mモード画像の横軸の位置に完全に対応して
いる。この意味で、Mモード画像には本来的に時間情報
が与えられていると言える。
【0025】ドプラモードユニット19は、送受信ユニ
ット15からの受信信号をまず直交検波回路においてド
プラ偏移周波数の成分だけをもつ位相の異なる2チャン
ネルのドプラ信号を生成し、この検波信号をパルス波
(PW)モード時にはレンジゲートでゲートをかけて、
任意の深さに設定したサンプルボリュームのドプラ信号
を切り出す。なお、連続波(CW)モード時にはレンジ
ゲートに代えてドプラ信号の周波数帯域を高速フーリエ
変換器(FFT)のサンプリング周波数まで落とすこと
になる。そして、このドプラ信号から血流成分を帯域フ
ィルタで取り出して、さらに高速フーリエ変換器(FF
T)で周波数解析にかけることにより、各周波数成分
(速度成分)の強さを表す周波数スペクトラム(速度分
布)を計算するようになっている。このドプラモードユ
ニット19の出力(ドプラ波形画像データと称する)は
ディジタルスキャンコンバータ21を介してディスプレ
イ27に送られ表示されると共に、メモリユニット29
に送られ記憶される。このドプラ波形画像は、サンプル
ボリューム内又は1本の超音波走査線上の血流に関する
速度分布を時間軸(横軸)に沿って平行に並べた画像で
あって、この速度分布を収集するために超音波送受信を
繰り返し行った時刻は、当該ドプラ波形画像の横軸の位
置に完全に対応している。この意味で、ドプラ波形画像
には本来的に時間情報が与えられていると言える。
【0026】生体からの参照信号に基づいて心電図、心
音図、呼吸信号等の生体情報図を生成し出力する手段と
して、ここでは、心電計23と心音計25とを例に説明
する。心電計23は、被検体の心電図(ECG)を計測
し、また心音計25は被検体の心音図(PCG)を計測
するものである。これら心電図と心音図は、ディジタル
スキャンコンバータ21を介してディスプレイ27に送
られ表示されると共に、メモリユニット29に送られ記
憶される。これら心電図と心音図は、心電レベル、心音
レベルを時間軸(横軸)に対して分布したグラフであっ
て、これら心電レベル、心音レベルを計測した時刻は、
当該心電図や心音図の横軸の位置に完全に対応してい
る。この意味で、心電図と心音図には、本来的に時間情
報が与えられていると言える。
【0027】CPU31は、メモリユニット29に記憶
されるBモード画像各々に対してそのスキャン時刻を表
す時間情報(タイムコード)を関連付けるという上述し
た機能の他に、この時間情報に基づいてドプラ波形画
像、Mモード画像、Bモード画像、心電図、心音図の間
で時間的に関連付けて、メモリユニット29からデータ
の読み出しやマーカジェネレータ35からの時相マーカ
の読み出しを制御する機能と、トラックボール33等の
入力機器の操作量に応じてマーカジェネレータ35から
の時相指定用マーカの読み出しを制御する機能という本
発明に関わる重要な機能を装備している。
【0028】次に本実施形態の動作について説明する。
まず、スキャンの動きについて説明する。ここでは、B
モード画像を得るために超音波送受信毎に超音波走査線
を動かしていくスキャン動作と、ドプラ波形画像を得る
ために特定の1本の超音波走査線に対して超音波の送受
信を16回等の所定回数繰り返す動作とが交互に行われ
るいわゆる混成スキャン(B/Dスキャン)が行われ
る。なお、Mモード画像は、Bモード画像の中の指定し
た1本の超音波走査線に関する1次元の画像を取り出し
て時間軸に沿って並べた画像であるので、そのための超
音波送受信動作としては上記Bモードのためのスキャン
動作に含まれているものである。
【0029】このような混成スキャンにより、ドプラ波
形画像、Mモード画像及びBモード画像が超音波検査中
に収集され、メモリユニット29に次々と記憶されてい
く。このとき上述したように、Bモード画像には、CP
U31によって、スキャンタイミングを表すタイムコー
ドが関連付けられる。また、これらドプラ波形画像、M
モード画像及びBモード画像の収集及び記憶と並行し
て、心電図及び心音図が計測され、ドプラ波形画像等と
同様に、メモリユニット29に記憶される。
【0030】次に、以上のように記憶されたドプラ波形
画像、Mモード画像、Bモード画像、心電図、心音図の
間の時間的な関連付け(タイムリンク)の動きについて
説明する。なお、タイムリンクをかける対象や、タイム
リンクをかける元と先の違いによりタイムリンク動作が
若干相違する場合があるので、様々なケースを順番に説
明していくものとする。タイムリンクをかける対象や、
タイムリンクをかける元と先の違いは、トラックボール
33等の入力機器を介して操作者が任意に指定できるよ
うになっている。
【0031】(Bモード画像からドプラ波形画像に対し
てタイムリンクをかけるケース)図2(a),(b)に
示すように、メモリユニット29に記憶されたドプラ波
形画像(D)がそこから読み出され、ディスプレイ27
に表示される。次に、メモリユニット29に記憶された
複数のBモード画像の中から操作者がトラックボール3
3等の入力機器を介して任意に選択した1枚のBモード
画像が、メモリユニット29から読み出され、ディスプ
レイ27にMモード画像と同時表示される。
【0032】CPU31では、選択された1枚のBモー
ド画像に関連付けられているタイムコードに従って、マ
ーカジェネレータ35からの時相マーカの読み出しを制
御する。この時相マーカはドプラ波形画像上にCPU3
5により制御された位置で合成され、図2(a),
(b)に示すように表示される。
【0033】このケースでは、時相マーカがドプラ波形
画像上に合成される位置は、当該ドプラ波形画像と同時
表示されているBモード画像を収集したスキャン時刻に
リンクしている。従って、読影者としては、ドプラ波形
画像の中で所望の拍動時相、例えば拡張期を特定したい
ときには、拡張期のBモード画像を選択すればよい。こ
のように読影対象のドプラ波形画像の形状や変位の状態
だけから所望の時相を特定するよりも、本ケースのよう
に、それと合わせてBモード画像に表現されている組織
構造の状態から拡張期を判断することの方が、時相特定
の精度を向上させることができる。
【0034】(Bモード画像からMモード画像に対して
タイムリンクをかけるケース)図3(a),(b)に示
すように、メモリユニット29に記憶されたMモード画
像(M)がそこから読み出され、ディスプレイ27に表
示される。次に、メモリユニット29に記憶された複数
のBモード画像の中から操作者がトラックボール33等
の入力機器を介して任意に選択した1枚のBモード画像
が、メモリユニット29から読み出され、ディスプレイ
27にMモード画像と同時表示される。
【0035】CPU31では、選択された1枚のBモー
ド画像に関連付けられているタイムコードに従って、マ
ーカジェネレータ35からの時相マーカの読み出しを制
御する。この時相マーカはMモード画像上にCPU35
により制御された位置で合成され、図3(a),(b)
に示すように表示される。
【0036】このケースでも、時相マーカがMモード画
像上に合成される位置は、当該Mモード画像と同時表示
されているBモード画像を収集したスキャン時刻にリン
クしている。従って、読影者としては、Mモード画像の
中で所望の拍動時相、例えば拡張期を特定したいときに
は、拡張期のBモード画像を選択すればよい。このよう
に読影対象のMモード画像の形状や変位の状態だけから
所望の時相を特定するよりも、本ケースのように、それ
と合わせてBモード画像に表現されている組織構造の状
態から拡張期を判断することの方が、時相特定の精度を
向上させることができる。
【0037】(心電図からドプラ波形画像に対してタイ
ムリンクをかけるケース)図4に示すように、メモリユ
ニット29に記憶されたドプラ波形画像がそこから読み
出され、ディスプレイ27に表示される。次に、メモリ
ユニット29に記憶された心電図(ECG)が、メモリ
ユニット29から読み出され、ディスプレイ27にドプ
ラ波形画像と同時表示される。
【0038】次に、操作者によりトラックボール33等
により時相指定用マーカが心電図上の所望の時相、例え
ば拡張期に配置される。このとき、CPU31では、時
相指定用マーカで指定した時相に従って、マーカジェネ
レータ35からの時相マーカの読み出しを制御する。こ
の時相マーカはドプラ波形画像上にCPU35により制
御された位置で合成され、図4に示すように表示され
る。
【0039】このケースでも、時相マーカがドプラ波形
画像上に合成される位置は、当該ドプラ波形画像と同時
表示されている心電図に対して時相指定用マーカで指定
した時相にリンクしている。従って、読影者としては、
ドプラ波形画像の中で所望の拍動時相、例えば拡張期を
特定したいときには、時相指定用マーカを心電図上の拡
張期に合わせればよい。このように読影対象のドプラ波
形画像の形状や変位の状態だけから所望の時相を特定す
るよりも、本ケースのように、それと合わせて心電図か
ら拡張期を判断することの方が、時相特定の精度を向上
させることができる。
【0040】(心電図からMモード画像に対してタイム
リンクをかけるケース)図5に示すように、メモリユニ
ット29に記憶されたMモード画像がそこから読み出さ
れ、ディスプレイ27に表示される。次に、メモリユニ
ット29に記憶された心電図(ECG)が、メモリユニ
ット29から読み出され、ディスプレイ27にMモード
画像と同時表示される。
【0041】次に、操作者によりトラックボール33等
により時相指定用マーカが心電図上の所望の時相、例え
ば拡張期に配置される。このとき、CPU31では、時
相指定用マーカで指定した時相に従って、マーカジェネ
レータ35からの時相マーカの読み出しを制御する。こ
の時相マーカはMモード画像上にCPU35により制御
された位置で合成され、図5に示すように表示される。
【0042】このケースでも、時相マーカがMモード画
像上に合成される位置は、当該Mモード画像と同時表示
されている心電図に対して時相指定用マーカで指定した
時相にリンクしている。従って、読影者としては、Mモ
ード画像の中で所望の拍動時相、例えば拡張期を特定し
たいときには、時相指定用マーカを心電図上の拡張期に
合わせればよい。このように読影対象のMモード画像の
形状や変位の状態だけから所望の時相を特定するより
も、本ケースのように、それと合わせて心電図から拡張
期を判断することの方が、時相特定の精度を向上させる
ことができる。
【0043】(心音図からドプラ波形画像に対してタイ
ムリンクをかけるケース)図6に示すように、メモリユ
ニット29に記憶されたドプラ波形画像がそこから読み
出され、ディスプレイ27に表示される。次に、メモリ
ユニット29に記憶された心音図(PCG)が、メモリ
ユニット29から読み出され、ディスプレイ27にドプ
ラ波形画像と同時表示される。
【0044】次に、操作者によりトラックボール33等
により時相指定用マーカが心音図上の所望の時相、例え
ば拡張期に配置される。このとき、CPU31では、時
相指定用マーカで指定した時相に従って、マーカジェネ
レータ35からの時相マーカの読み出しを制御する。こ
の時相マーカはドプラ波形画像上にCPU35により制
御された位置で合成され、図6に示すように表示され
る。
【0045】このケースでも、時相マーカがドプラ波形
画像上に合成される位置は、当該ドプラ波形画像と同時
表示されている心音図に対して時相指定用マーカで指定
した時相にリンクしている。従って、読影者としては、
ドプラ波形画像の中で所望の拍動時相、例えば拡張期を
特定したいときには、時相指定用マーカを心音図上の拡
張期に合わせればよい。このように読影対象のドプラ波
形画像の形状や変位の状態だけから所望の時相を特定す
るよりも、本ケースのように、それと合わせて心音図か
ら拡張期を判断することの方が、時相特定の精度を向上
させることができる。
【0046】(心音図からMモード画像に対してタイム
リンクをかけるケース)図7に示すように、メモリユニ
ット29に記憶されたMモード画像がそこから読み出さ
れ、ディスプレイ27に表示される。次に、メモリユニ
ット29に記憶された心音図(PCG)が、メモリユニ
ット29から読み出され、ディスプレイ27にドプラ波
形画像と同時表示される。
【0047】次に、操作者によりトラックボール33等
により時相指定用マーカが心音図上の所望の時相、例え
ば拡張期に配置される。このとき、CPU31では、時
相指定用マーカで指定した時相に従って、マーカジェネ
レータ35からの時相マーカの読み出しを制御する。こ
の時相マーカはMモード画像上にCPU35により制御
された位置で合成され、図7に示すように表示される。
【0048】このケースでも、時相マーカがMモード画
像上に合成される位置は、当該Mモード画像と同時表示
されている心音図に対して時相指定用マーカで指定した
時相にリンクしている。従って、読影者としては、Mモ
ード画像の中で所望の拍動時相、例えば拡張期を特定し
たいときには、時相指定用マーカを心音図上の拡張期に
合わせればよい。このように読影対象のMモード画像の
形状や変位の状態だけから所望の時相を特定するより
も、本ケースのように、それと合わせて心音図から拡張
期を判断することの方が、時相特定の精度を向上させる
ことができる。
【0049】なお、心電図や心音図から、ドプラ波形画
像やMモード画像に対してタイムリンクをかけるケース
では、図8に示すように、操作者はトラックボール33
等を操作して任意にディレータイム(遅れ時間)を設定
することができるようになっている。つまり、図8にお
いて、心電図や心音図で時相指定用マーカを使って指定
した所望の時相に対して完全にリンクするドプラ波形画
像やMモード画像上での時相は、破線として示してい
る。ここでは、この完全にリンクする時相から、任意の
ディレータイムだけ遅れた位置に、時相マーカを配置し
ようとするものである。これは非常に効果的な手法であ
り、心電図や心音図の動きは、心臓の拍動に対してほぼ
リアルタイムで反映している。一方、ドプラ波形画像や
Mモード画像は、心臓から離れた部位で収集されること
がある。つまり、心臓の拍動時相で考えると、心電図や
心音図の動きに対して、ドプラ波形画像やMモード画像
の動きは、心臓から当該検査部位までの血流の伝搬時間
分だけ遅れて追従する傾向にある。従って、上述したよ
うに完全にリンクする時相から任意のディレータイムだ
け遅れた位置に、時相マーカを配置することにより、こ
のような心臓の拍動時相上のずれを補償することができ
る。
【0050】(ドプラ波形画像からBモード画像に対し
てタイムリンクをかけるケース)図9に示すように、メ
モリユニット29に記憶されたドプラ波形画像(D)が
そこから読み出され、ディスプレイ27に表示される。
この表示されたドプラ波形画像に対して、操作者はトラ
ックボール33等を操作して時相指定用マーカを所望と
する時相(位置)に指定する。
【0051】CPU31では、時相指定用マーカで指定
した時相にリンクしている1枚のBモード画像を、メモ
リユニット29に記憶されている複数のBモード画像の
中からタイムコードに従って特定し、この特定した1枚
のBモード画像をメモリユニット29から読み出させ、
ディスプレイ27にドプラ波形画像と同時表示させる。
【0052】このように読影対象のドプラ波形画像の形
状や変位の状態だけから所望の時相を特定するよりも、
本ケースのように、Bモード画像に表現されている組織
構造の状態を参照する方が、時相特定の精度を向上させ
ることができるものである。
【0053】(Mモード画像からBモード画像に対して
タイムリンクをかけるケース)図10に示すように、メ
モリユニット29に記憶されたMモード画像(M)がそ
こから読み出され、ディスプレイ27に表示される。こ
の表示されたMモード画像に対して、操作者はトラック
ボール33等を操作して時相指定用マーカを所望とする
時相(位置)に指定する。
【0054】CPU31では、時相指定用マーカで指定
した時相にリンクしている1枚のBモード画像を、メモ
リユニット29に記憶されている複数のBモード画像の
中からタイムコードに従って特定し、この特定した1枚
のBモード画像をメモリユニット29から読み出させ、
ディスプレイ27にMモード画像と同時表示させる。
【0055】このように読影対象のMモード画像の形状
や変位の状態だけから所望の時相を特定するよりも、本
ケースのように、Bモード画像に表現されている組織構
造の状態を参照する方が、時相特定の精度を向上させる
ことができるものである。
【0056】(心電図又は心音図からBモード画像に対
してタイムリンクをかけるケース)図11に示すよう
に、メモリユニット29に記憶された心電図(又は心音
図)がそこから読み出され、ディスプレイ27に表示さ
れる。この表示された心電図に対して、操作者はトラッ
クボール33等を操作して時相指定用マーカを所望とす
る時相(位置)に指定する。
【0057】CPU31では、時相指定用マーカで指定
した時相にリンクしている1枚のBモード画像を、メモ
リユニット29に記憶されている複数のBモード画像の
中からタイムコードに従って特定し、この特定した1枚
のBモード画像をメモリユニット29から読み出させ、
ディスプレイ27に心電図と同時表示させる。このよう
に心電図又は心音図から、所望時相のBモード画像を選
択的に表示させることができる。
【0058】(ドプラ波形画像からMモード画像に対し
てタイムリンクをかけるケース)図12に示すように、
メモリユニット29に記憶されたドプラ波形画像がそこ
から読み出され、ディスプレイ27に表示される。次
に、メモリユニット29に記憶されたMモード画像が、
メモリユニット29から読み出され、ディスプレイ27
にドプラ波形画像と同時表示される。
【0059】次に、操作者によりトラックボール33等
により時相指定用マーカがドプラ波形画像上の所望の時
相、例えば拡張期に配置される。このとき、CPU31
では、時相指定用マーカで指定した時相に従って、マー
カジェネレータ35からの時相マーカの読み出しを制御
する。この時相マーカはMモード画像上にCPU35に
より制御された位置で合成され、図12に示すように表
示される。
【0060】このケースでは、時相マーカがMモード画
像上に合成される位置は、当該Mモード画像と同時表示
されているドプラ波形画像に対して時相指定用マーカで
指定した時相にリンクしている。従って、読影者として
は、Mモード画像の中で所望の拍動時相、例えば拡張期
を特定したいときには、時相指定用マーカをドプラ波形
画像上の拡張期に合わせればよい。このように読影対象
のMモード画像の形状や変位の状態だけから所望の時相
を特定するよりも、本ケースのように、それと合わせて
ドプラ波形画像から拡張期を判断することの方が、時相
特定の精度を向上させることができる。
【0061】(Mモード画像からドプラ波形画像に対し
てタイムリンクをかけるケース)図13に示すように、
メモリユニット29に記憶されたMモード画像がそこか
ら読み出され、ディスプレイ27に表示される。次に、
メモリユニット29に記憶されたドプラ波形画像が、メ
モリユニット29から読み出され、ディスプレイ27に
Mモード画像と同時表示される。
【0062】次に、操作者によりトラックボール33等
により時相指定用マーカがMモード画像上の所望の時
相、例えば拡張期に配置される。このとき、CPU31
では、時相指定用マーカで指定した時相に従って、マー
カジェネレータ35からの時相マーカの読み出しを制御
する。この時相マーカはドプラ波形画像上にCPU35
により制御された位置で合成され、図13に示すように
表示される。
【0063】このケースでは、時相マーカがドプラ波形
画像上に合成される位置は、当該ドプラ波形画像と同時
表示されているMモード画像に対して時相指定用マーカ
で指定した時相にリンクしている。従って、読影者とし
ては、ドプラ波形画像の中で所望の拍動時相、例えば拡
張期を特定したいときには、時相指定用マーカをMモー
ド画像上の拡張期に合わせればよい。このように読影対
象のドプラ波形画像の形状や変位の状態だけから所望の
時相を特定するよりも、本ケースのように、それと合わ
せてMモード画像から拡張期を判断することの方が、時
相特定の精度を向上させることができる。
【0064】以上のように、本実施形態では、ドプラ波
形画像、Mモード画像、Bモード画像、さらに心電図や
心音図の間を時間的に関連付けることができるので、例
えば読影対象のドプラ波形画像からだけでは判断し難い
拍動時相を、それとは異なる種類のMモード画像、Bモ
ード画像、さらには心電図や心音図を参照して特定する
ことができる。従って、読影対象のドプラ波形画像やM
モード画像の形状や変位の状態だけから所望の時相を特
定するよりも、その精度を向上させることができる。
【0065】なお、上述した実施形態において、図14
に示すように、上述したタイムリンクによって他の種類
の画像(図14ではBモード画像)からドプラ波形画像
上に特定した時相マーカを、時相を表すだけでなく、そ
のまま血流速度等の計測用のマーカとして流用するよう
にしてもよい。
【0066】本発明は、上述してきたような実施形態に
限定されることなく、種々変形して実施可能であること
は言うまでもない。
【0067】
【発明の効果】本発明では、ドプラ波形画像、Mモード
画像、Bモード画像、さらに心電図や心音図の間を時間
的に関連付けることができるので、例えばBモード画像
や心電図や心音図から所望とする拍動時相を判断し、そ
の時相をドプラ波形画像やMモード画像上にマーカで示
すといった使い方が可能になる。従って、読影対象のド
プラ波形画像やMモード画像の形状や変位の状態だけか
ら所望の時相を特定するよりも、その精度を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る超音波画像表示装置
の構成を示すブロック図。
【図2】本実施形態によるBモード画像からドプラ波形
画像に対してタイムリンクをかける場合の表示画面例を
示す図。
【図3】本実施形態によるBモード画像からMモード画
像に対してタイムリンクをかける場合の表示画面例を示
す図。
【図4】本実施形態による心電図(ECG)からドプラ
波形画像に対してタイムリンクをかける場合の表示画面
例を示す図。
【図5】本実施形態による心電図からMモード画像に対
してタイムリンクをかける場合の表示画面例を示す図。
【図6】本実施形態による心音図(PCG)からドプラ
波形画像に対してタイムリンクをかける場合の表示画面
例を示す図。
【図7】本実施形態による心音図からMモード画像に対
してタイムリンクをかける場合の表示画面例を示す図。
【図8】本実施形態による心電図からドプラ波形画像に
対して血流伝播時間を考慮した上でタイムリンクをかけ
る場合の表示画面例を示す図。
【図9】本実施形態によるドプラ波形画像からBモード
画像に対してタイムリンクをかける場合の表示画面例を
示す図。
【図10】本実施形態によるMモード画像からBモード
画像に対してタイムリンクをかける場合の表示画面例を
示す図。
【図11】本実施形態による心電図からBモード画像に
対してタイムリンクをかける場合の表示画面例を示す
図。
【図12】本実施形態によるドプラ波形画像からMモー
ド画像に対してタイムリンクをかける場合の表示画面例
を示す図。
【図13】本実施形態によるMモード画像からドプラ波
形画像に対してタイムリンクをかける場合の表示画面例
を示す図。
【図14】本実施形態によるBモード画像からドプラ波
形画像に対するタイムリンクによるマーカに従って流速
計測を行った場合の表示画面例を示す図。
【符号の説明】
11…超音波プローブ、 13…送受信ユニット(T/R)、 15…Bモードユニット、 17…Mモードユニット、 19…ドプラモードユニット、 21…ディジタルスキャンコンバータ(DSC)、 23…心電計、 25…心音計、 27…ディスプレイ、 29…メモリユニット、 31…CPU、 33…トラックボール、 35…マーカジェネレータ。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドプラモードとBモードとの混成スキャ
    ンにより収集したドプラ波形画像と複数枚のBモード画
    像とを記憶する記憶手段と、 前記複数枚のBモード画像各々に、Bモードスキャン時
    刻を表すタイムコードを関連付ける手段と、 前記ドプラ波形画像と前記記憶手段から選択的に読み出
    されたBモード画像とを同時表示する手段と、 前記記憶手段から選択的に読み出されたBモード画像に
    関連付けられているタイムコードに従って前記ドプラ波
    形画像にマーカを付ける手段とを具備したことを特徴と
    する超音波画像表示装置。
  2. 【請求項2】 Mモード画像と複数枚のBモード画像と
    を記憶する記憶手段と、 前記複数枚のBモード画像各々に、Bモードスキャン時
    刻を表すタイムコードを関連付ける手段と、 前記Mモード画像と前記記憶手段から選択的に読み出さ
    れたBモード画像とを同時表示する手段と、 前記記憶手段から選択的に読み出されたBモード画像に
    関連付けられているタイムコードに従って前記Mモード
    画像にマーカを付ける手段とを具備したことを特徴とす
    る超音波画像表示装置。
  3. 【請求項3】 生体からの参照信号に基づいて生成され
    た生体情報図とドプラ波形画像とを記憶する記憶手段
    と、 前記生体情報図と前記ドプラ波形画像とを同時表示する
    手段と、 前記生体情報図に対して操作者が所望の時相を指定する
    手段と、 前記指定された時相に従って前記ドプラ波形画像にマー
    カを付ける手段とを具備したことを特徴とする超音波画
    像表示装置。
  4. 【請求項4】 生体からの参照信号に基づいて生成され
    た生体情報図とMモード画像とを記憶する記憶手段と、 前記生体情報図と前記Mモード画像とを同時表示する手
    段と、 前記生体情報図に対して操作者が所望の時相を指定する
    手段と、 前記指定された時相に従って前記Mモード画像にマーカ
    を付ける手段とを具備したことを特徴とする超音波画像
    表示装置。
  5. 【請求項5】 生体からの参照信号に基づいて生成され
    た生体情報図とドプラ波形画像とを記憶する記憶手段
    と、 前記生体情報図と前記ドプラ波形画像とを同時表示する
    手段と、 前記生体情報図上に操作者が所望の時相を指定する手段
    と、 前記指定された時相に対応する前記ドプラ波形画像上の
    位置よりも任意の遅延時間だけ遅れた位置にマーカを付
    ける手段とを具備したことを特徴とする超音波画像表示
    装置。
  6. 【請求項6】 生体からの参照信号に基づいて生成され
    た生体情報図とMモード画像とを記憶する記憶手段と、 前記生体情報図と前記Mモード画像とを同時表示する手
    段と、 前記生体情報図上に操作者が所望の時相を指定する手段
    と、 前記指定された時相に対応する前記Mモード画像上の位
    置よりも任意の遅延時間だけ遅れた位置にマーカを付け
    る手段とを具備したことを特徴とする超音波画像表示装
    置。
  7. 【請求項7】 前記遅延時間を操作者が任意に指定する
    ための手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5又
    は6記載の超音波画像表示装置。
  8. 【請求項8】 ドプラモードとBモードとの混成スキャ
    ンにより収集したドプラ波形画像と複数枚のBモード画
    像とを記憶する記憶手段と、 前記複数枚のBモード画像各々に、Bモードスキャン時
    刻を表すタイムコードを関連付ける手段と、 前記ドプラ波形画像を表示する手段と、 前記ドプラ波形画像上に操作者が所望の時相を指定する
    手段と、 前記記憶されている複数枚のBモード画像の中から前記
    指定された時相に対応するBモード画像をタイムコード
    に従って特定し、この特定したBモード画像を前記記憶
    手段から選択的に読み出させて前記ドプラ波形画像と同
    時に表示させる手段とを具備したことを特徴とする超音
    波画像表示装置。
  9. 【請求項9】 Mモード画像と複数枚のBモード画像と
    を記憶する記憶手段と、 前記複数枚のBモード画像各々に、Bモードスキャン時
    刻を表すタイムコードを関連付ける手段と、 前記Mモード画像を表示する手段と、 前記Mモード画像上に操作者が所望の時相を指定する手
    段と、 前記記憶されている複数枚のBモード画像の中から前記
    指定された時相に対応するBモード画像をタイムコード
    に従って特定し、この特定したBモード画像を前記記憶
    手段から選択的に読み出させて前記Mモード画像と同時
    に表示させる手段とを具備したことを特徴とする超音波
    画像表示装置。
  10. 【請求項10】 生体からの参照信号に基づいて生成さ
    れた生体情報図と複数枚のBモード画像とを記憶する記
    憶手段と、 前記複数枚のBモード画像各々に、Bモードスキャン時
    刻を表すタイムコードを関連付ける手段と、 前記生体情報図を表示する手段と、 前記生体情報図上に操作者が所望の時相を指定する手段
    と、 前記記憶されている複数枚のBモード画像の中から前記
    指定された時相に対応するBモード画像をタイムコード
    に従って特定し、この特定したBモード画像を前記記憶
    手段から選択的に読み出させて前記生体情報図と同時に
    表示させる手段とを具備したことを特徴とする超音波画
    像表示装置。
  11. 【請求項11】 ドプラ波形画像とMモード画像とを記
    憶する記憶手段と、 前記ドプラ波形画像と前記Mモード画像とを同時表示す
    る手段と、 前記ドプラ波形画像上に操作者が所望の時相を指定する
    手段と、 前記指定された時相に従って前記Mモード画像にマーカ
    を付ける手段とを具備したことを特徴とする超音波画像
    表示装置。
  12. 【請求項12】 ドプラ波形画像とMモード画像とを記
    憶する記憶手段と、 前記ドプラ波形画像と前記Mモード画像とを同時表示す
    る手段と、 前記Mモード画像上に操作者が所望の時相を指定する手
    段と、 前記指定された時相に従って前記ドプラ波形画像にマー
    カを付ける手段とを具備したことを特徴とする超音波画
    像表示装置。
  13. 【請求項13】 前記マーカは計測用マーカとして用い
    られることを特徴とする請求項1乃至6、11及び12
    のいずれか1項に記載の超音波画像表示装置。
  14. 【請求項14】 ドプラ波形画像と他の種類の超音波画
    像とを記憶する手段と、 前記ドプラ波形画像に対して前記他の種類の超音波画像
    を各々のスキャン時刻に従って時間的に関連付ける手段
    とを具備したことを特徴とする超音波画像表示装置。
  15. 【請求項15】 Mモード画像と他の種類の超音波画像
    とを記憶する手段と、 前記Mモード画像に対して前記他の種類の超音波画像を
    各々のスキャン時刻に従って時間的に関連付ける手段と
    を具備したことを特徴とする超音波画像表示装置。
  16. 【請求項16】 前記参照信号は、心電信号、心音信
    号、呼吸信号の少なくとも1つであることを特徴とする
    請求項3、4、5、6、10のいずれか一項記載の超音
    波画像表示装置。
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