JP3015729B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP3015729B2 JP8125345A JP12534596A JP3015729B2 JP 3015729 B2 JP3015729 B2 JP 3015729B2 JP 8125345 A JP8125345 A JP 8125345A JP 12534596 A JP12534596 A JP 12534596A JP 3015729 B2 JP3015729 B2 JP 3015729B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波診断装置に関
し、特に心腔の輪郭などをトレースラインとして表示す
る超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、心腔(例えば、左心室)の輪郭を
自動的に検出し、その輪郭のトレース画像を表示する超
音波診断装置が提案されている。このトレース画像によ
れば、心腔輪郭の時間変化や心腔面積の時間変化を観察
でき、心臓疾病の診断に当たって有用な情報を得られ
る。
【0003】ここで、心腔の輪郭の検出は例えば次のよ
うに行われる。まず心腔内に所定の基準点が設定され、
その基準点から放射状に複数の参照軸が設定される。そ
して、各参照軸に沿ってエッジ検出が行われ、各エッジ
検出点を連結することにより、心腔の輪郭に沿ったトレ
ースラインを含むトレース画像が形成される。従来の超
音波診断装置では、上記のトレース画像はリアルタイム
で表示され、例えば1秒間に10〜30枚表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、各トレース画
像は瞬時に切り替わることになり、個々のトレースライ
ンを把握するのは困難であり、また一連の動きを把握す
るのも困難であった。さらに、例えば拡張末期や収縮末
期などの特定時相のトレース画像を見たい場合には、い
ったんメモリに格納したトレース画像をループ再生させ
たり、ビデオ録画した後に再生させる操作などが必要と
なっていた。前者によると、メモリ容量を増大させなけ
ればならない問題があり、後者によると操作が繁雑であ
るという問題がある。特に、超音波診断において重要な
リアルタイム性が損なわれるという問題もあった。
【0005】なお、特開平7−250834号公報には
本出願人が先に提案した超音波診断装置が開示されてい
るが、本発明とは基本原理が異なっている。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、リアルタイムでトレース画像
を表示しながら、輪郭の一連の動きを容易に把握できる
新しい画像を形成することにある。
【0007】また、本発明の目的は、臓器の運動周期に
合わせて所定期間の動きを抽出してその時間変化を表現
可能なトレース画像を形成することにある。
【0008】また、本発明の目的は、特定時相のトレー
スデータのみを特に識別表示できるようにし、疾病診断
に有益な画像情報を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、超音波の送受波により得られたエコーデ
ータに基づいて、各フレームごとに組織の輪郭を検出
し、その輪郭を表すトレースデータを出力する輪郭検出
手段と、前記各フレームのトレースデータに対して重み
付けを行いつつ、複数のフレーム間にわたってトレース
データを積算することにより積算トレース画像を形成す
る積算トレース画像形成手段と、前記トレース画像を表
示する表示手段と、を含むことを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、各フレームのトレース
データに対して重み付けが行われつつそれらが合成(積
算)されて積算トレース画像が形成され、その積算トレ
ース画像が表示される。この積算トレース画像は、現在
のフレーム画像から所定フレーム前の過去のトレース画
像までを積算したものであり、過去のトレース画像が残
像のように表現される。この場合、重み付けとして、最
新のトレース画像から過去へ向けて輝度(階調)又は色
相(色合い)が可変される。残像を行う期間は自在に設
定でき、望ましくは臓器運動の1周期内に設定される。
この積算トレース画像によれば、臓器の一連の動きを過
去のものと比較しながら経時的に容易に把握できる。も
ちろん、本発明に係る積算トレース画像はリアルタイム
で表示可能である。
【0011】本発明の好適な態様では、前記トレースデ
ータの積算期間は生体信号に基づいて設定され、前記生
体信号に同期して前記積算トレース画像が周期的に表示
される。生体信号は例えば心電信号、脈波信号、呼吸信
号であり、積算トレース画像を自動的かつ周期的に繰り
返し表示することが可能となる。
【0012】また、本発明の好適な態様では、生体信号
に基づいてトレースデータの積算期間を設定する設定手
段と、前記積算期間が経過した時点で積算トレース画像
を保持する保持手段と、前記積算期間の開始前に積算ト
レース画像をリセットするリセット手段と、を含む。積
算期間の経過後に積算トレース画像をホールドさせてお
けば、画像の把握を十分に行うことができる。
【0013】また、本発明の好適な態様では、前記積算
トレース画像中で任意の時相のトレースデータのみを識
別表示させるタグ処理を行う手段を有する。また、本発
明の好適な態様では、前記積算トレース画像中で最新フ
レームのトレースデータのみを識別表示させるタグ処理
を行う手段を有する。このようなタグ処理によれば、特
定時相のトレースデータのみを浮かび上がらせることが
できる。
【0014】また、本発明の好適な態様では、前記トレ
ース画像中の各トレースデータに時間的な相違を表す着
色を施す手段を有する。
【0015】なお、本発明は特に心臓の診断に有用であ
るが、他の運動する臓器について適用することもでき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】
[基本原理の説明]あらかじめ得られている心腔(心筋
内膜)のトレースデータ(境界データ)をDATA[i] とす
る。例えば、連続した3フレーム分のトレースデータは
トレース画像として図1のように表示される。すなわ
ち、この図1は従来例であり、各フレームごとにトレー
ス画像が逐次切り替わって表示される。しかし、このよ
うな表示を行うと、各トレースデータが瞬時に切り替わ
ることから組織の動きを把握し難いという問題がある。
特に、過去の動きと現在の動きを対比して観察すること
は困難である。
【0017】そこで、本発明では、次のような処理を行
って残像を有する積算トレース画像を形成している。積
算期間内におけるフレーム数をNとし、各トレースデー
タの輝度(又は画素値)の振幅を時間的に減衰させつつ
積算した結果をDATA[i]'とすると、そのDATA[i]'は以下
の式1で表される。
【0018】
【数1】 すなわち、
【数2】 DATA[i]'=[DATA[i] −(COEF×0)] +[DATA[i-1] −(COEF×1)] +[DATA[i-2] −(COEF×2)]+… …(2) である。ここで、i はフレーム番号であり、j は積算カ
ウント数であり、Nは積算する全フレーム数であり、CO
EFは[最大輝度/(N-1) ]で定義される。
【0019】ちなみに、N=3の場合、各時相での積算
トレース画像は次のようになる。
【0020】
【数3】 DATA[0]'=DATA[0] DATA[1]'=DATA[1] +DATA[0] ×0.5 DATA[2]'=DATA[2] +DATA[1] ×0.5 +DATA[0] ×0.0 …(3) 図2は各時相の積算トレース画像が示されており、本発
明によれば、過去のトレースデータを残像として残すこ
とができる。この場合、過去に遡るほど輝度値を小さく
することもできるが、色相や彩度を変化させてもよい。
【0021】なお、上記1式では減算により残像処理を
行っているが、1未満の係数の乗算により残像処理を行
うこともできる。いずれにしても、最新フレームから過
去にかけて輝度又は色相などを順次変化させつつ各トレ
ース画像を合成して積算トレース画像が形成される。
【0022】[生体信号に同期した積算処理の説明]例
えば心臓機能の診断においては、心電信号に同期させて
所定期間内でのみ積算トレース表示を行わせるのが好適
である。これにより、より一層残像による効果を高める
ことができる。
【0023】図3に示すように、例えば心電波形のR波
からR波までの間に5フレームが存在している場合、収
縮・拡張運動を行っている心臓に対して積算期間T
B は、R波から積算期間開始までの期間を表すTA と積
算期間に相当するゲート期間TBとによって設定するこ
とができる。図3に示すTC は積算期間が経過した後の
次のR波までの期間を示すものであり、この期間TC
期間TA とを加算した期間が積算トレース画像をホール
ドする期間である。このような積算期間の設定はフレー
ムカウンタ(図示せず)のカウント値に基づいて制御さ
れ、このフレームカウンタは積算期間TB の開始からカ
ウントアップされ、ホールド期間の終端でリセットされ
るものである。すなわちフレームカウンタのカウント値
が0から2の間では積算処理が実行され、それ以降のカ
ウント値が3から5の間ではカウント値が2のときに作
成された積算トレース画像がホールドされ、このような
工程がR波の周期Tごとに繰り返される。
【0024】図4には、図3に示したように、R波間の
フレーム数が5である場合の積算処理結果が示されてい
る。上述したように、フレーム番号すなわちフレームカ
ウントのカウント値が0から2までの間では積算処理が
実行され、すなわち積算トレース画像が順次更新されて
作成される。その期間の後のフレーム番号3から5の間
ではフレーム番号2で作成された積算トレース画像がホ
ールドされる。従って、1周期の所定期間において画像
が更新され、その後に画像が固定される表示が周期的に
行われる。従って、このような表示によれば、臓器の動
きをリアルタイムで把握しながら各部位の一連の動きを
詳細に認識することが可能となる。
【0025】[タグ処理の説明]図5には、所定の時相
のトレースデータのみに対して識別処理(タグ処理)を
行う場合の例が示されている。例えばこの図5に示され
る例では、時系列に沿って各トレースデータに対しては
白黒(又は特定色)の階調が割り当てられており、これ
と同時に所定の時相のトレースデータに対しては所定の
色付けがなされている。これが符号200で示されてい
る。このようなタグ処理によれば、ユーザーによって任
意の時相を指定することにより、その時相のトレースデ
ータのみを他のトレースデータから際立たせることがで
き、例えば拡張末期又は収縮末期の輪郭像を明瞭に表示
することが可能となる。もちろんこのようなタグ処理は
所定時相のトレースデータを高輝度とすることによって
も行うことができ、あるいは他のトレースデータと色を
異ならせることによっても行うことができる。
【0026】このようなタグ処理は、ユーザーによって
所定の時相を指定することにより行わせてもよいが、例
えば最新のトレースデータに対してタグ処理を行っても
よい。かかる処理によれば常に最新のトレースデータの
みをより強調して表示することが可能であり、現在の状
況をより画像上で明瞭に表示することが可能となる。
【0027】[装置の説明]次に、本実施形態の超音波
診断装置について図6及び図7を用いて説明する。図6
には、本実施形態の超音波診断装置の全体構成がブロッ
ク図で示されている。タイミング信号発生器10からタ
イミング信号が出力されると、走査制御器12が送受信
器14に対して走査制御信号を出力する。これにより送
受信器14からプローブ16に対して所定の送信繰返し
周期で駆動パルスが供給される。この駆動パルスにより
プローブ16から超音波パルスが生体内に放射され、生
体内にて反射した超音波がプローブ16にて受波され
る。プローブ16から出力された受信信号は送受信器1
4を介して増幅器18に送られ、この増幅器18にて所
定の増幅が行われた後、検波器20において受信信号が
検波される。そして、A/D変換器22において受信信
号がデジタル信号に変換され、断層画像情報としてDS
C(デジタルスキャンコンバータ)24に送られる。こ
のDSC24は画像合成機能や画像補間機能などを有す
る。
【0028】一方、送受信器14から出力された受信信
号は、分岐されて直交検波器26に入力される。この直
交検波器26にはタイミング信号発生器10から所定の
参照信号100が入力されており、その参照信号100
を利用して受信信号が検波される。これにより得られた
複素信号は、A/D変換器28においてデジタル信号に
変換された後、クラッタ除去フィルタ30に送られ、心
臓壁などの低速運動成分が除去される。そして、自己相
関器32おいて、受信信号に対していわゆる自己相関演
算が実行され、血流速度演算器34にてその自己相関結
果に基づいて血流速度が演算される。これにより形成さ
れたドプラ画像は上記同様にDSC24に送られる。な
お、以上の構成は従来の超音波診断装置と同様である。
【0029】次に、心腔内膜検出器36及び積算トレー
ス画像形成部38について説明する。
【0030】A/D変換器28から出力された複素信号
は心腔内膜検出器36に入力されている。この心腔内膜
検出器36はタイミング信号発生器から出力されたフレ
ーム同期信号に基づいて各フレームにおいて心腔内膜の
検出を行っている。この場合、例えば超音波画像上の心
腔内に所定の基準点が設定され、次に、その基準点から
放射状に複数の参照軸が設定され、各参照軸においてエ
ッジ検出を行うことにより心腔内膜が検出されている。
これにより得られたトレースデータは次の積算トレース
画像形成部38に送られる。
【0031】図7には、積算トレース画像形成部38の
具体的な構成例が示されている。制御部40はこの積算
トレース画像形成部38内の各構成の制御を行うもので
あり、図3に示した積算期間の設定及び各種の表示モー
ドに対応する制御を行っている。この制御部40には図
示されていない設定器によって遅延量TA 及びゲート期
間TB (いずれも図3参照)が入力されている。また、
タイミング信号発生器10からフレーム同期信号102
が入力され、更に生体信号検出器(図示せず)から生体
信号として心電信号104が入力されている。制御部4
0はこれらの信号に基づき、変換制御信号110、メモ
リ制御信号112、係数信号114を出力している。
【0032】心腔内膜検出器36から出力されたトレー
スデータは、データ変換器42において所定の変換処理
が行われた後、最新のトレースデータとして加算器44
に出力されている。一方、フレームメモリ48には過去
の積算トレースデータが格納される。具体的には最新の
トレースデータが加算器46にて過去の積算トレースデ
ータと加算され、フレームメモリ48内に格納される。
そして、フレームメモリ48から読み出された積算トレ
ースデータは加算器50において係数信号114が表す
値分だけ減算され、すなわち重み付けが行われて、その
処理結果である積算トレースデータが加算器44に送ら
れると共に上述した加算器46に送られている。従っ
て、加算器44では、最新トレースデータとその最新ト
レースデータを除く過去分の積算トレースデータとが加
算され、その加算結果が積算トレース画像として図6に
示すようにDSC24に送られている。なお、DSC2
4では、必要に応じて各画像が合成されあるいは切り替
えられており、DSC24から出力された画像情報はD
/A変換器41にてアナログ信号に戻された後、表示器
43に送られ画像表示が行われる。
【0033】次に、図7に戻って、積算トレース画像形
成部38の具体的な動作について説明する。
【0034】トレース・シングルモードにおいては、最
新のトレースデータのみを単独で出力させるために、デ
ータ変換器42では入力される最新のトレースデータが
そのままスルーされ、加算器50に入力される係数信号
114の値が最大にされてフレームメモリ48内のデー
タがクリアされる。すなわち、加算器44から最新のト
レースデータのみが出力される。
【0035】次に、積算トレース・ノーマル表示モード
では、データ変換器42において最新のトレースデータ
がスルーされ、加算器50に入力される係数信号114
の値がゲート期間において最大値から0へ変化するよう
に制御される。この場合、ゲート期間以外のホールド期
間においては、メモリ制御信号112によって最新のト
レースデータのフレームメモリ48への書き込みが禁止
され、これと共に加算器50に入力される係数信号11
4の値が0にされ、フレームメモリ内のデータがそのま
ま加算器44に出力される。この際、データ変換器42
では最新のトレースデータがカットされ、フレームメモ
リ48にてホールドされた積算トレースデータのみが出
力されることになる。
【0036】次に、タグ処理モードの場合において、任
意の時相のトレースデータにタグ処理を行う場合には、
上記同様に回路の動作が行われるが、データ変換器42
では、指定された所定の時相のトレースデータに対して
それを識別させるための強調処理が行われ、それにより
得られたタグデータが加算器44に出力されて画像合成
される。このタグデータはホールド期間が終了するまで
ラッチされ、ホールド期間の終了と共にリセットされ
る。なお、このモードでは最新トレースデータはデータ
変換器42を介して加算器44にそのまま出力される
が、タグデータをより識別させるために最新トレースデ
ータの輝度などをやや落としてもよい。
【0037】次に、最新のトレースデータに対してタグ
処理を行う場合には、上記同様に各回路が動作するが、
データ変換器42では最新のトレースデータに対して強
調処理が行われ、その最新トレースデータが上記同様に
加算器44に送られる。
【0038】なお、以上の実施形態では、心電信号のR
波を利用したが、そのR波の代わりにS波、T波あるい
はU波などを用いてもよい。または、心電信号以外の他
の生体信号を利用して積算期間の設定を行ってもよい。
【0039】上記の実施形態では、トレースデータの振
幅を減衰させる場合に、加算器(減算処理)を利用した
が、もちろん乗算器を利用して減衰処理を行わせてもよ
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば輪
郭の一連の動きを容易に把握できる積算トレース画像を
提供することができる。また、本発明によれば臓器の運
動周期に合わせてゲート期間内で積算トレース画像を成
長形成でき他の期間においてはその積算トレース画像を
ホールドすることができる。さらに、本発明によれば特
定時相のトレースデータのみを特に明瞭に表示できるの
で、疾病診断に有用な画像情報を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のトレースデータの表示方法を示す図で
ある。
【図2】 本発明に係る積算トレース画像の表示方法を
示す図である。
【図3】 心電波形に同期した積算期間の設定を説明す
るための図である。
【図4】 積算期間とホールド期間の関係を示す図であ
る。
【図5】 タグ処理を説明するための図である。
【図6】 本実施形態の超音波診断装置のブロック図で
ある。
【図7】 積算トレース画像形成部の具体的な構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
36 心腔内膜検出器、38 積算トレース画像形成
部、40 制御部、42データ変換器、44,46,5
0 加算器、48 フレームメモリ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波の送受波により得られたエコーデ
    ータに基づいて、各フレームごとに組織の輪郭を検出
    し、その輪郭を表すトレースデータを出力する輪郭検出
    手段と、 前記各フレームのトレースデータに対して重み付けを行
    いつつ、複数のフレーム間にわたってトレースデータを
    積算することにより積算トレース画像を形成する積算ト
    レース画像形成手段と、 前記積算トレース画像を表示する表示手段と、を含み、 前記積算トレース画像形成手段は、 生体信号の1周期内で積算期間とホールド期間とを設定
    する期間設定手段と、 前記積算期間で形成された積算トレース画像を前記ホー
    ルド期間内においてホールドする保持手段と、 前記積算期間の開始に先立って前記積算トレース画像を
    リセットするリセット手段と、 前記生体信号の1周期内で任意の時相を指定するための
    時相指定手段と、 前記積算トレース画像の中で前記指定された時相のトレ
    ースデータのみに対して強調処理を施すタグ処理手段
    と、 を含み、 前記生体信号に同期して、前記タグ処理が施された積算
    トレース画像が繰り返し表示される ことを特徴とする超
    音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記トレースデータの積算期間は生体信号に基づいて設
    定され、 前記生体信号に同期して前記積算トレース画像が周期的
    に表示されることを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 生体信号に基づいてトレースデータの積算期間を設定す
    る設定手段と、 前記積算期間が経過した時点で積算トレース画像を保持
    する保持手段と、 前記積算期間の開始前に積算トレース画像をリセットす
    るリセット手段と、 を含むことを特徴とする超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記積算トレース画像中で任意の時相のトレースデータ
    のみを識別表示させるタグ処理を行う手段を有すること
    を特徴とする超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 前記積算トレース画像中で最新フレームのトレースデー
    タのみを識別表示させるタグ処理を行う手段を有するこ
    とを特徴とする超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置において、 前記積算トレース画像中の各トレースデータに時間的な
    相違を表す着色を施す手段を有することを特徴とする超
    音波診断装置。
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