JP2001046249A - 柄を曲げたお玉 - Google Patents
柄を曲げたお玉Info
- Publication number
- JP2001046249A JP2001046249A JP11252063A JP25206399A JP2001046249A JP 2001046249 A JP2001046249 A JP 2001046249A JP 11252063 A JP11252063 A JP 11252063A JP 25206399 A JP25206399 A JP 25206399A JP 2001046249 A JP2001046249 A JP 2001046249A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- handle
- pot
- ladle
- fulcrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、鍋の縁に乗せて置くことができ、
なおかつ置く角度が自動的に定まる機能的で安全なお玉
を提供する。 【解決手段】 お玉の長い柄の部分を、山(3)と谷
(4)から成る波の形(5)に形成し、この山の峰
(3)の下側の曲面(6)を支点にすることにより、お
玉の先(1)の方と取っ手(2)の双方の重心が支点
(6)よりも低くできると共に、(6)を支点にして双
方の重さも釣り合いがとれた、曲げた柄の曲面(6)を
支点にバランスを保つことを特徴とする。
なおかつ置く角度が自動的に定まる機能的で安全なお玉
を提供する。 【解決手段】 お玉の長い柄の部分を、山(3)と谷
(4)から成る波の形(5)に形成し、この山の峰
(3)の下側の曲面(6)を支点にすることにより、お
玉の先(1)の方と取っ手(2)の双方の重心が支点
(6)よりも低くできると共に、(6)を支点にして双
方の重さも釣り合いがとれた、曲げた柄の曲面(6)を
支点にバランスを保つことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍋の中の具や汁を
かきまぜながら調理したり、調理した鍋の中の物を他の
器に移したりするためのお玉に関するものである。
かきまぜながら調理したり、調理した鍋の中の物を他の
器に移したりするためのお玉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のお玉は柄の部分が直線のため、加
熱調理中の鍋の縁にお玉の柄を立て掛けて置くと、お玉
が取っ手の所まで鍋の中にすべり込んで間もなく取っ手
が熱くなり、取っ手を焦がしたり、これに手を触れてや
けどをすることもあった。又、これを防ぐために、加熱
調理中の鍋にお玉を置かないようにしていたが、途中で
お玉を何回も使う場合には面倒で手間が掛かるだけでな
く、お玉の置き場所に困ることも多く不便であった。し
かも、お玉の取っ手が鍋の縁から斜めに外に出ていると
蓋も安定しないので、鍋を持ち運ぶときにも不便があっ
た。
熱調理中の鍋の縁にお玉の柄を立て掛けて置くと、お玉
が取っ手の所まで鍋の中にすべり込んで間もなく取っ手
が熱くなり、取っ手を焦がしたり、これに手を触れてや
けどをすることもあった。又、これを防ぐために、加熱
調理中の鍋にお玉を置かないようにしていたが、途中で
お玉を何回も使う場合には面倒で手間が掛かるだけでな
く、お玉の置き場所に困ることも多く不便であった。し
かも、お玉の取っ手が鍋の縁から斜めに外に出ていると
蓋も安定しないので、鍋を持ち運ぶときにも不便があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の不都
合を解消し、鍋と一体化して利用できる機能的で安全な
お玉の提供を目的とする。
合を解消し、鍋と一体化して利用できる機能的で安全な
お玉の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】お玉の長い柄の部分を、
山(3)と谷(4)から成る波の形(5)に形成し、こ
の山の峰(3)の下側の曲面(6)を支点にすることに
より、お玉の先(1)の方と取っ手(2)の双方の重心
が支点(6)よりも低くできると共に、(6)を支点に
して双方の重さも釣り合いがとれた、曲げた柄の曲面
(6)を支点にバランスを保つことを特徴とする。
山(3)と谷(4)から成る波の形(5)に形成し、こ
の山の峰(3)の下側の曲面(6)を支点にすることに
より、お玉の先(1)の方と取っ手(2)の双方の重心
が支点(6)よりも低くできると共に、(6)を支点に
して双方の重さも釣り合いがとれた、曲げた柄の曲面
(6)を支点にバランスを保つことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のお玉はこのような構造か
ら成るお玉であるから、お玉の柄の部分を鍋の縁に立て
掛けたり、引っ掛けたり、挟んだり、くわえたりするこ
ともなく、曲げた柄の曲面(6)を鍋の縁(7)にバラ
ンス良く容易に乗せて置くことができる。
ら成るお玉であるから、お玉の柄の部分を鍋の縁に立て
掛けたり、引っ掛けたり、挟んだり、くわえたりするこ
ともなく、曲げた柄の曲面(6)を鍋の縁(7)にバラ
ンス良く容易に乗せて置くことができる。
【0006】
【実施例】ようするにこのお玉は、支点だけでバランス
を保つことができる玩具のやじろべえを応用したお玉で
あるが、支点が曲面(6)になっているので、鍋の縁
(7)に曲面(6)を乗せてあるお玉に手や物が当たっ
ても、お玉が玩具のやじろべえのように長く揺れ動くこ
ともなく、自動的に角度が定まる安全なお玉である。
を保つことができる玩具のやじろべえを応用したお玉で
あるが、支点が曲面(6)になっているので、鍋の縁
(7)に曲面(6)を乗せてあるお玉に手や物が当たっ
ても、お玉が玩具のやじろべえのように長く揺れ動くこ
ともなく、自動的に角度が定まる安全なお玉である。
【0007】しかし他方、従来利用されているお玉の形
状を考えると、お玉の先(1)と取っ手(2)の距離や
角度の関係は、使い慣れた従来のお玉と同じ方が望まし
いものであり、またその方が使い易いものである。その
意味で、柄の部分の山(3)と谷(4)の大きさや形を
調節して、お玉の先(1)の方と取っ手(2)の双方の
位置関係を従来のお玉と同じにしているのである。
状を考えると、お玉の先(1)と取っ手(2)の距離や
角度の関係は、使い慣れた従来のお玉と同じ方が望まし
いものであり、またその方が使い易いものである。その
意味で、柄の部分の山(3)と谷(4)の大きさや形を
調節して、お玉の先(1)の方と取っ手(2)の双方の
位置関係を従来のお玉と同じにしているのである。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、お玉の曲げた柄の曲面
(6)を鍋の縁(7)にバランス良く容易に乗せて置く
ことができる。しかもこの場合、お玉の先が鍋の底や中
の具や汁に触れてお玉の角度が変わっても、バランスを
保とうとするお玉の自然の働きにより、お玉が鍋の縁
(7)から中にも外にもずれ落ちないので、お玉の機能
と安全性を高めることができる。従って、このお玉は、
鍋の大きさや深さや中の具や汁の量にも関係なく、容易
に鍋の縁に乗せて置くことができる。又、お玉を鍋の縁
に乗せる場合、お玉が自動的に角度を変えて安定するの
で置く角度を定める必要がない。これらのことからもわ
かるように、このお玉は先の部分が鍋の中の具や汁に触
れて発生する浮力も利用できるので、具や汁の量や状態
によっては、お玉の先の部分を具や汁の中でも上でも自
由に置くこともできる。又、鍋の縁に乗せて置いてある
お玉に手や物が当たっても、当たった衝撃をお玉が揺れ
て吸収してくれるので鍋を倒すこともなく、お玉の揺れ
もすぐに止まる安全なお玉である。しかも、加熱調理中
の鍋の縁にお玉を乗せて置いても、お玉の取っ手が鍋の
縁から横外に遠退いて熱くならないので、安心して利用
できる安全なお玉である。又、鍋の縁にお玉を乗せて置
いても蓋が平らに安定する利点もある。尚、本発明のお
玉の構造は、他の柄の長い調理器具や食器具及び道具等
にも応用できるものである。
(6)を鍋の縁(7)にバランス良く容易に乗せて置く
ことができる。しかもこの場合、お玉の先が鍋の底や中
の具や汁に触れてお玉の角度が変わっても、バランスを
保とうとするお玉の自然の働きにより、お玉が鍋の縁
(7)から中にも外にもずれ落ちないので、お玉の機能
と安全性を高めることができる。従って、このお玉は、
鍋の大きさや深さや中の具や汁の量にも関係なく、容易
に鍋の縁に乗せて置くことができる。又、お玉を鍋の縁
に乗せる場合、お玉が自動的に角度を変えて安定するの
で置く角度を定める必要がない。これらのことからもわ
かるように、このお玉は先の部分が鍋の中の具や汁に触
れて発生する浮力も利用できるので、具や汁の量や状態
によっては、お玉の先の部分を具や汁の中でも上でも自
由に置くこともできる。又、鍋の縁に乗せて置いてある
お玉に手や物が当たっても、当たった衝撃をお玉が揺れ
て吸収してくれるので鍋を倒すこともなく、お玉の揺れ
もすぐに止まる安全なお玉である。しかも、加熱調理中
の鍋の縁にお玉を乗せて置いても、お玉の取っ手が鍋の
縁から横外に遠退いて熱くならないので、安心して利用
できる安全なお玉である。又、鍋の縁にお玉を乗せて置
いても蓋が平らに安定する利点もある。尚、本発明のお
玉の構造は、他の柄の長い調理器具や食器具及び道具等
にも応用できるものである。
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の使用中の斜視図である。
1 お玉の先 2 お玉の取っ手 3 波の形にした柄の山の峰 4 波の形にした柄の谷 5 波の形にした柄 6 支点となる曲面 7 鍋の縁
Claims (1)
- 【請求項1】 曲げた柄の曲面を支点にバランスを保つ
ことを特徴とする柄を曲げたお玉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11252063A JP2001046249A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 柄を曲げたお玉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11252063A JP2001046249A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 柄を曲げたお玉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001046249A true JP2001046249A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=17232049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11252063A Pending JP2001046249A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 柄を曲げたお玉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001046249A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008030288A1 (en) * | 2006-09-08 | 2008-03-13 | Desalvo Ronald D | Hygienic utensil |
WO2013173448A1 (en) * | 2012-05-15 | 2013-11-21 | VisualQs, LLC | System and apparatus for assisting a user in portion control while eating |
-
1999
- 1999-08-04 JP JP11252063A patent/JP2001046249A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008030288A1 (en) * | 2006-09-08 | 2008-03-13 | Desalvo Ronald D | Hygienic utensil |
WO2013173448A1 (en) * | 2012-05-15 | 2013-11-21 | VisualQs, LLC | System and apparatus for assisting a user in portion control while eating |
US8763845B2 (en) | 2012-05-15 | 2014-07-01 | VisualQs, LLC | System and apparatus for assisting a user in portion control while eating |
US9351595B2 (en) | 2012-05-15 | 2016-05-31 | VisualQs, LLC | System and apparatus for assisting a user in portion control while eating |
US9585500B2 (en) | 2012-05-15 | 2017-03-07 | VisualQs, LLC | System and apparatus for assisting a user in portion control while eating |
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