JP2001046173A - 人体スパイラルチェアー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車の座席へ各個人の座高に合わせ、人体正常
姿勢で着座できる形状の背当てとする。 【解決手段】 椅子の背当てを、正常姿勢で着座できる
形状とし、上下を２分する。上部は上下移動可能とし、
頭当ては頸椎８番までの長さとする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、車の椅子の背当て
と、頭当ての形状と構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】さなざまな、形状の背当てがあるが、座
高に合わせて正常姿勢で着座できない。

【０００３】背当てが、上下に２分割されたのもある
が、これらは座高に合わせて上下移動しないものであ
る。（特開平０６−７２２１５号特開平０６−７２２１
９号実開平０３−６４１３１号）。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】人体が正常姿勢を保
ち、着座することは疲労を最小限に抑え健康体を保ため
に必要とされる。車は常に振動と大小の衝撃が繰り返さ
れ疲労が増幅される。特に、頸椎は６ｋｇ程の重量を振
動と共に受けているために、正しく補助し、重量を外部
へ抜こうとするものである。

【０００５】腰椎部も、体の中心で上記と同様に大切な
部分であるため、腰曲線に添った形状の背当てとし、個
人の座高に合わせ、人体正常姿勢の着座ができる形状の
背当てにするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めに、本発明のスパイラルチェアーにおいては背当て部
を２分し、上部を各個人の座高に合わせ上下移動が可能
とする。

【０００７】頭当ては下部頸椎８番までとし、首曲線の
形状とする。

【０００８】背当て上部は、肩と脊椎正常曲線の形状と
する。

【０００９】背当て下部は、腰の正常曲線の形状とす
る。

【００１０】上部背当ての移動は、両横にガイド軸と軸
受けを必要とし、移動方法は電動手動・油圧・圧縮空気
圧等が考えられる。

【００１１】

【発明実施の形態】発明実施の形態を実施例にもとずき
図面を参照して説明する。図１に於いて、車の椅子の前
面図であり背当て部が上下２個に分かれている

【００１２】図３は、車の椅子の側面図で、人体正常姿
勢で着座可能な形状と成っており座高に合わせて上下移
動できるようになっているが、上限５ｃｍの重なりは必
要である。

【００１３】子供等が着座する場合においては、１５の
斜線の着脱可能な予備カバーを使用すれば、従来の形状
の背当てとなる。尚１５のカバー後部は、スパイラルチ
ェアーと凸凹の形状である。

【００１４】既に、考案されている頭部及び、背当ての
角度が変えられる機能の妨げと成らないように、６の移
動を取り付ける必要がある。１の頭部角度移動は、垂直
より後ろにならない注意を要する。

【００１５】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。

【００１６】不自然な筋肉及び、骨格の負担を少なくし
医学上正常とされる着座姿勢に補助され、より、均等に
背もたれ及び、外部へ力を抜くことができ、筋肉及び、
骨格の負担を軽くする。

【００１７】各個人の、座高に合わせことが可能で、１
５のカバーを装備することにより従来の椅子としても使
用できる。

【００１８】着座時、最も大切な箇所を補助できる。

【００１９】特に、リクライニング時により強調された
無理な姿勢から開放される。

【図面の簡単な説明】

【図１】車の椅子の前部の平面図である。

【図２】車の椅子の後部の平面図である。

【図３】車の椅子の側面図である。

【図４】車の椅子の上下ガイド部である。

【符号の説明】

１ 車座席頭受け。 ２ 車座席背当て上部。 ３ 車座席背当て下部。 １０ ガイド部。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】車の椅子の背当で、頭当て部が、頭部と頸
   椎８番までの曲線に添った頭当て
2. 【請求項２】車の椅子の背当部が上下２個に分かれ、着
   座する人の座高に合わせて上下する。
3. 【請求項３】背当下部は、人体正常姿勢の腰曲線とす
   る。
4. 【請求項４】背当上部は、人体正常姿勢の肩、脊椎曲線
   とする。