JP2001045711A - 鉄道車両用主誘導電動機 - Google Patents

鉄道車両用主誘導電動機

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JP2001045711A
JP2001045711A JP11221499A JP22149999A JP2001045711A JP 2001045711 A JP2001045711 A JP 2001045711A JP 11221499 A JP11221499 A JP 11221499A JP 22149999 A JP22149999 A JP 22149999A JP 2001045711 A JP2001045711 A JP 2001045711A
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frame
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Kenji Sonoyama
賢司 園山
Masamichi Sakane
正道 坂根
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱部と軸受部との間に断熱層を設けること
により軸受に対する熱伝導を減少せしめ、あるいは、ブ
ラケットの冷却効果を高めることにより軸受の温度上昇
を抑制し、保守回帰の延長が可能な鉄道車両用主誘導電
動機を得る。 【解決手段】 スロットに固定子コイル2が巻回された
固定子鉄心1と、この固定子鉄心1を保持するフレーム
3と、このフレーム3の両側に設けられたブラケット4
および6と、この各ブラケット4および6に保持された
軸受5および7と、この軸受5および7に両端部が回転
自在に支承された回転子軸10と、この回転子軸10に
固定され、回転子導体9を有する回転子鉄心8と、固定
子鉄心1から各軸受5および7にいたる熱伝導経路に介
在する断熱層17および18と、回転子鉄心8から各軸
受5および7にいたる熱伝導経路に介在する断熱層19
とを備えるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道車両に使用
される主誘導電動機の軸受部の冷却構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば特開平8ー237908
号公報に開示されているような従来の鉄道車両用主誘導
電動機の構成を示す要部断面図である。図において、1
は固定子鉄心、2は固定子鉄心1のスロットに巻回され
た固定子コイルで、固定子鉄心1は有底円筒状のフレー
ム3の内径に取り付けられている。4はフレーム3の有
底部3aの中央開口部に取り付けられ、軸受5を保持す
る反出力側ブラケット、6はフレーム3の開口側に取り
付けられ、軸受7を保持する出力側ブラケット、8は固
定子鉄心1の内径に所定の空隙を介して設けられ、回転
子導体9を有する回転子鉄心で、回転子鉄心8は軸受5
および7に回転自在に支承された回転子軸10に固定さ
れている。11は回転子軸10に取り付けられ、ファン
ブレード12とガイドリング13とを有するファン、1
4はフレーム3に設けられた冷却風排出口、15はフレ
ーム3に設けられた冷却風導入口、16は回転子鉄心8
に設けられた冷却風の通気孔である。
【0003】このように構成された従来の鉄道車両用主
誘導電動機において、固定子コイル2に交流電力が入力
されると固定子鉄心1には回転磁界が発生し、この回転
磁界により回転子導体9には誘導電流が誘起され、この
誘導電流と回転磁界とにより回転子鉄心8にはトルクが
発生し、回転子軸10が回転して車両の車輪を駆動す
る。主誘導電動機の運転中は固定子コイル2と回転子導
体9との電流による銅損と、回転磁界により固定子鉄心
1と回転子鉄心8とに生ずる鉄損とにより電動機各部の
温度が上昇するが、回転子軸10に設けられたファン1
1の回転により、ファンブレード12とガイドリング1
3とで囲まれた部分の空気が遠心力で冷却風排出口14
から排出され、この排出によって生ずる負圧により冷却
風導入口15から冷却風が導入され、回転子鉄心8に設
けられた通気孔16および固定子鉄心1と回転子鉄心8
との間の隙間を通り、各部を絶縁物の耐熱限界以下に冷
却するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の鉄
道車両用主誘導電動機では損失による発熱と絶縁物など
の耐熱限界とに見合った冷却がなされるように構成され
ているが、特に、小型で大容量化された鉄道車両用主誘
導電動機においては、固定子鉄心1や回転子鉄心8の温
度は固定子コイル2などの絶縁物の耐熱限界近辺まで上
昇することが多々あり、このために、固定子鉄心1の発
熱がフレーム3とブラケット4および6の熱伝導経路を
経由して軸受5および7に加わり、また、回転子鉄心8
の発熱が回転子軸10を経由して軸受5および7に加わ
って軸受5および7の温度を高め、軸受に使用されてい
る潤滑グリースの劣化を早める結果、軸受の保守点検を
頻繁に行う必要が生じ、保守回帰が延長できないなどの
問題を有していた。
【0005】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたもので、発熱部と軸受部との間に断熱層を
設けることにより軸受に対する熱伝導を減少せしめ、あ
るいは、ブラケットの冷却効果を高めることにより軸受
の温度上昇を抑制し、グリースの劣化を防止して、保守
回帰の延長が可能な鉄道車両用主誘導電動機を得ること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる鉄道車
両用主誘導電動機は、スロットに固定子コイルが巻回さ
れた固定子鉄心と、この固定子鉄心を保持するフレーム
と、このフレームの両側端に設けられたブラケットと、
この各ブラケットに保持された軸受と、この各軸受に両
端部が回転自在に支承された回転子軸と、この回転子軸
に固定され、回転子導体を有する回転子鉄心と、固定子
鉄心から各軸受にいたる熱伝導経路に介在する断熱層
と、回転子鉄心から各軸受にいたる熱伝導経路に介在す
る断熱層とを備えるようにしたものである。
【0007】また、固定子鉄心から各軸受にいたる熱伝
導経路に介在する断熱層が合成樹脂などの熱伝導率の低
い材料により形成され、フレームと各ブラケットとの係
合面に介在されるように構成したものである。さらに、
固定子鉄心から各軸受にいたる熱伝導経路に介在する断
熱層が合成樹脂などの熱伝導率の低い材料により形成さ
れ、各ブラケットと各軸受との係合面に介在されるよう
に構成したものである。さらにまた、回転子鉄心から各
軸受にいたる熱伝導経路に介在する断熱層が合成樹脂な
どの熱伝導率の低い材料により形成され、回転子軸と各
軸受との係合面に介在されるように構成したものであ
る。
【0008】また、スロットに固定子コイルが巻回され
た固定子鉄心と、この固定子鉄心を保持するフレーム
と、このフレームの両側端に設けられ、軸受を保持する
と共にこの軸受保持部に近接して環状の空気室が設けら
れたブラケットと、このブラケットに保持された各軸受
に両端部が回転自在に支承された回転子軸と、この回転
子軸に固定され、回転子導体を有する回転子鉄心とを備
え、環状の空気室の上部と下部とに環状の空気室と外気
とを連通する複数の換気路が設けられるようにしたもの
である。
【0009】さらに、スロットに固定子コイルが巻回さ
れた固定子鉄心と、この固定子鉄心を保持するフレーム
と、このフレームの両側端に設けられ、軸受を保持する
と共にこの軸受保持部に近接して環状の空気室が設けら
れたブラケットと、このブラケットに保持された各軸受
に両端部が回転自在に支承された回転子軸と、この回転
子軸に固定され、回転子導体を有する回転子鉄心と、環
状の空気室と外気とを連通すると共に、鉛直線に対して
ほぼ対称位置に傾斜して設けられた複数の外気導入用換
気路と、環状の空気室から外気に連通する排出用換気路
と、外気導入用換気路の外気側開口端に設けられた走行
風導入用のガイドとを備えるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1ないし図3
は、この発明の実施の形態1の鉄道車両用主誘導電動機
の構成を示す要部断面図であり、上記の従来例と同一部
分には同一符号が付与されている。図1において、1は
スロットに固定子コイル2が巻回された固定子鉄心、3
は円筒部の内径に固定子鉄心1を保持固定する有底円筒
状のフレーム、4はフレーム3の有底部3aの中央開口
部に取り付けられ、フレーム3との取付面に断熱材17
が設けられると共に、軸受5を保持する反出力側ブラケ
ット、6はフレーム3の開口側に取り付けられ、フレー
ム3との取付面に断熱材18が設けられると共に、軸受
7を保持する出力側ブラケット、8は固定子鉄心1の内
径に所定の空隙を介して設けられ、回転子導体9を有す
る回転子鉄心で、回転子鉄心8は回転子軸10に固定さ
れ、回転子軸10は軸受5および7に断熱材19を介し
て回転自在に支承されている。11は回転子軸10に取
り付けられ、ファンブレード12とガイドリング13と
を有するファン、14はフレーム3に設けられた冷却風
排出口、15はフレーム3に設けられた冷却風導入口、
16は回転子鉄心8に設けられた冷却風の通気孔であ
る。なお、各断熱材17、18、および、19は例えば
合成樹脂、あるいは、セラミックなどの熱伝導率の低い
材料により形成されている。
【0011】また、図1が固定子鉄心1から各軸受5お
よび7に至る熱伝導経路において、熱伝導を妨げる断熱
材17および18が反出力側ブラケット4と出力側ブラ
ケット6に設けられたものであるのに対し、図2の実施
例の構成は、断熱材17および18がフレーム3側に設
けられ、これにブラケット4および6が取り付けられる
ようにしたものである。さらに、図3の実施例の構成
は、固定子鉄心1から各軸受5および7に対する熱伝導
を妨げる断熱材20が軸受5および7とブラケット4お
よび6との間に設けられるようにしたものである。
【0012】このように構成されたこの発明の実施の形
態1の鉄道車両用主誘導電動機において、図1の場合、
主誘導電動機の運転中、固定子側では固定子鉄心1の鉄
損と固定子コイル2の銅損とにより固定子鉄心1の温度
が上昇し、回転子側では回転子鉄心8の鉄損と回転子導
体9の銅損とにより回転子鉄心8の温度が上昇する。固
定子鉄心1の温度はフレーム3を介してブラケット4お
よび6に熱伝導され、さらにブラケット4および6から
軸受5および7に熱伝導される。また、回転子鉄心8の
温度は回転子軸10を介して軸受5および7に熱伝導さ
れるが、この実施の形態の鉄道車両用主誘導電動機にお
いては、熱伝導の経路に断熱材17、18、19が介在
しているため、断熱材17、18、19の部分で熱勾配
が大きくなり、熱の下流側においては温度上昇が低減さ
れ、軸受5および7の温度は大幅に低減されて潤滑グリ
ースの劣化が抑制され、保守の期間を大幅に延長するこ
とが可能になるものである。また、図2および図3の構
成においても断熱材の取付法ないしは取付場所が変わる
だけで同様の効果が得られるものである。
【0013】実施の形態2.図4および図5は、この発
明の実施の形態2の鉄道車両用主誘導電動機の構成を示
す要部断面図と反出力側の側面図である。図において、
1は固定子コイル2を有する固定子鉄心、3は固定子鉄
心1を保持固定する有底円筒状のフレーム、4はフレー
ム3の有底部3aの中央開口部に取り付けられ、軸受5
を保持する反出力側ブラケット、6はフレーム3の開口
側に取り付けられ、軸受7を保持する出力側ブラケッ
ト、8は回転子導体9を有する回転子鉄心、10は回転
子鉄心8を固定し、軸受5および7に回転自在に支承さ
れる回転子軸、11はファンブレード12とガイドリン
グ13とを有するファン、14は冷却風排出口、15は
冷却風導入口、16は回転子鉄心8に設けられた冷却風
の通気孔である。
【0014】また、21は反出力側ブラケット4の軸受
保持部に近接して設けられた環状の空気室、22は空気
室21の上部と外気とを連通する上部換気路、図5に示
した23は空気室21の下部と外気とを連通する下部換
気路で、上部換気路22は外気に向かって上方に、ま
た、下部換気路23は外気に向かって下方に傾斜して設
けられる。24は出力側ブラケット6の軸受保持部に近
接して設けられた環状の空気室、25は空気室24の上
部と外気とを連通する上部換気路であり、図示しないが
空気室24の下部と外気とを連通する下部換気路が反出
力ブラケット4側と同様に設けられ、上部換気路25は
外気に向かって上方に、下部換気路は外気に向かって下
方に傾斜している。
【0015】このように構成されたこの発明の実施の形
態2の鉄道車両用主誘導電動機において、固定子鉄心1
の温度と回転子鉄心8の温度とは各熱伝導経路を通って
各軸受5および7に伝達されるが、各ブラケット4およ
び6の軸受保持部には近接して環状の空気室21および
24が設けられており、各空気室21と24とのそれぞ
れの上部と下部とが換気路により外気に連通されている
ので、各ブラケット4および6の軸受保持部に伝達され
る熱は空気室21および24内の空気にも伝達されてこ
れを加熱し、加熱された空気は上部換気路から対流によ
り放出され、下部換気路から冷気が供給されることにな
り、結果として軸受保持部が冷却されて各軸受5および
7の温度上昇は低レベルとなり、各軸受の潤滑グリース
の劣化が抑制され、保守点検の期間を延長することがで
きることになる。
【0016】実施の形態3.図6および図7は、この発
明の実施の形態3の鉄道車両用主誘導電動機の構成を示
す要部断面図と反出力側の側面図である。図において、
21は反出力側ブラケット4の軸受保持部に近接して設
けられた環状の空気室、26は空気室21と外気とを連
通する導入用換気路で、図7に示すように、電動機取付
状態における鉛直線27に対してほぼ対称位置に傾斜し
て複数個設けられ、外気に対して開口する部分には走行
風ガイド28が取り付けられている。29は空気室21
と外気とを連通する排出用換気路で、外気に対して開口
する部分には排出ガイド30が取り付けられている。
【0017】また、24は出力側ブラケット6の軸受保
持部に近接して設けられた環状の空気室、31は空気室
24と外気とを連通する導入用換気路であり、反出力側
ブラケット4の場合と同様に、導入用換気路31は鉛直
線27に対してほぼ対称位置に傾斜して複数個設けら
れ、外気に対して開口する部分には走行風ガイド28が
取り付けられている。また、図示しないが空気室24と
外気とを連通する排出用換気路が反出力側ブラケット4
の場合と同様に設けられ、外気に対して開口する部分に
は排出ガイドが取り付けられている。
【0018】このように構成されたこの発明の実施の形
態3の鉄道車両用主誘導電動機においては、この主誘導
電動機を搭載する鉄道車両が走行中は、車両の前方から
の走行風が走行風ガイド28と導入用換気路26または
31とを経由して空気室21または空気室24に導入さ
れ、空気室21および24は強制換気されて各ブラケッ
ト4および6と各軸受5および7とを冷却する。導入用
換気路26および31は鉛直線27に対してほぼ対称位
置に傾斜して設けられているので、鉄道車両が上り線路
を走行するときも下り線路を走行するときもほぼ同一条
件で冷却され、潤滑グリースの劣化が抑制され、保守の
期間を延長することができる。
【0019】なお、走行風ガイド28の構造を図7の矢
印32あるいは33のいずれの方向の走行風でも導入用
換気路26または31に取り込める構成とすることによ
り、導入用換気路26と31とをそれぞれ複数個設ける
ことなく、それぞれ1個づつの導入用換気路で強制換気
することもでき、また、このような走行風ガイドを複数
個の導入用換気路に使用する場合、強制換気の効率を向
上することもできる。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の鉄道
車両用主誘導電動機によれば、発熱源である固定子鉄心
や回転子鉄心と軸受との間の熱伝導経路上に断熱材を設
け、熱伝導を妨げる構成としたので軸受の温度上昇を抑
制することができ、また、ブラケットの軸受取付部の近
辺に空気室を設けて自然対流、もしくは、車両の走行に
伴う走行風により換気し、軸受の温度を低減するように
構成したので、軸受の潤滑グリースの劣化を防止するこ
とができ、保守点検の期間の延長が可能な優れた鉄道車
両用主誘導電動機を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の鉄道車両用主誘導
電動機の構成を示す要部断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の鉄道車両用主誘導
電動機の変形例の構成を示す要部断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の鉄道車両用主誘導
電動機の変形例の構成を示す要部断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の鉄道車両用主誘導
電動機の構成を示す要部断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の鉄道車両用主誘導
電動機の構成を示す側面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3の鉄道車両用主誘導
電動機の構成を示す要部断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3の鉄道車両用主誘導
電動機の構成を示す側面図である。
【図8】 従来の鉄道車両用主誘導電動機の構成を示す
要部断面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心、2 固定子コイル、3 フレーム、3
a 有底部、4 反出力側ブラケット、5、7 軸受、
6 出力側ブラケット、8 回転子鉄心、9 回転子導
体、10 回転子軸、11ファン、14 冷却風排出
口、15 冷却風導入口、16 通気孔、17、18、
19、20 断熱材、21、24 空気室、22、25
上部換気路、23 下部換気路、26、31 導入用
換気路、28 走行風ガイド、29 排出用換気路、3
0 排出ガイド、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H609 BB02 BB12 BB18 PP02 PP06 PP07 PP08 PP09 PP11 QQ02 QQ13 QQ23 RR03 RR16 RR24 RR27 RR32 RR38 RR40 RR42 RR44 RR58 RR69 RR73

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットに固定子コイルが巻回された固
    定子鉄心、この固定子鉄心を保持するフレーム、このフ
    レームの両側に設けられたブラケット、この各ブラケッ
    トに保持された軸受、この各軸受に両端部が回転自在に
    支承された回転子軸、この回転子軸に固定され回転子導
    体を有する回転子鉄心、前記固定子鉄心から前記各軸受
    にいたる熱伝導経路に介在する断熱層、前記回転子鉄心
    から前記各軸受にいたる熱伝導経路に介在する断熱層を
    備えたことを特徴とする鉄道車両用主誘導電動機。
  2. 【請求項2】 固定子鉄心から各軸受にいたる熱伝導経
    路に介在する断熱層が合成樹脂などの熱伝導率の低い材
    料により形成され、フレームと各ブラケットとの係合面
    に介在するように構成されたことを特徴とする請求項1
    に記載の鉄道車両用主誘導電動機。
  3. 【請求項3】 固定子鉄心から各軸受にいたる熱伝導経
    路に介在する断熱層が合成樹脂などの熱伝導率の低い材
    料により形成され、各ブラケットと各軸受との係合面に
    介在するように構成されたことを特徴とする請求項1に
    記載の鉄道車両用主誘導電動機。
  4. 【請求項4】 回転子鉄心から各軸受にいたる熱伝導経
    路に介在する断熱層が、合成樹脂などの熱伝導率の低い
    材料により形成され、回転子軸と各軸受との係合面に介
    在するように構成されたことを特徴とする請求項1に記
    載の鉄道車両用主誘導電動機。
  5. 【請求項5】 スロットに固定子コイルが巻回された固
    定子鉄心、この固定子鉄心を保持するフレーム、このフ
    レームの両側端に設けられ、軸受を保持すると共にこの
    軸受保持部に近接して環状の空気室が設けられたブラケ
    ット、このブラケットに保持された前記各軸受に両端部
    が回転自在に支承された回転子軸、この回転子軸に固定
    され、回転子導体を有する回転子鉄心を備え、前記環状
    の空気室の上部と下部とに前記環状の空気室と外気とを
    連通する複数の換気路が設けられたことを特徴とする鉄
    道車両用主誘導電動機。
  6. 【請求項6】 スロットに固定子コイルが巻回された固
    定子鉄心、この固定子鉄心を保持するフレーム、このフ
    レームの両側端に設けられ、軸受を保持すると共にこの
    軸受保持部に近接して環状の空気室が設けられたブラケ
    ット、このブラケットに保持された前記各軸受に両端部
    が回転自在に支承された回転子軸、この回転子軸に固定
    され、回転子導体を有する回転子鉄心、前記環状の空気
    室と外気とを連通すると共に、鉛直線に対してほぼ対称
    位置に傾斜して設けられた複数の外気導入用換気路、前
    記環状の空気室から外気に連通する排出用換気路、前記
    外気導入用換気路の外気側開口端に設けられた走行風導
    入用のガイドを備えたことを特徴とする鉄道車両用主誘
    導電動機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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