JP2001045118A - 折り畳み式携帯通信機のキーボタン構造 - Google Patents
折り畳み式携帯通信機のキーボタン構造Info
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- JP2001045118A JP2001045118A JP11216591A JP21659199A JP2001045118A JP 2001045118 A JP2001045118 A JP 2001045118A JP 11216591 A JP11216591 A JP 11216591A JP 21659199 A JP21659199 A JP 21659199A JP 2001045118 A JP2001045118 A JP 2001045118A
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Abstract
るケース体の表面により押圧されることがなく、かつキ
ーボタンを容易に操作できるようにする。 【解決手段】 携帯電話機2を利用すべく第2のケース
体8を開放すると、第1および第2の歯車28、30は
第2のケース体8の開放動作に連動して矢印Bの方向に
回転する。その結果、第1および第2の歯車28、30
に係合する第1および第2のアーム24、26の歯部2
4A、26Aは第1のケース体6の表面34側に移動
し、第1および第2のアーム24、26はシャフト32
を中心に揺動する。これにより、回路基板は第1および
第2のアーム24、26とともに揺動し、キーボタン1
2は、そのほとんどが、第1のケース体6の開口を通じ
て第1のケース体6の表面34から外側へ突出する。し
たがって、キーボタン12を容易に操作することが可能
となる。
Description
折り畳み式携帯通信機のキーボタン構造に関するもので
ある。
例を示す斜視図、図6は同断面側面図、図7は図5の携
帯電話機を折り畳んだ状態を示す断面側面図である。こ
の携帯電話機102は、ヒンジ部104を介して相互に
開閉自在に連結された第1および第2のケース体10
6、108と、第1および第2のケース体106、10
8を閉じたとき第2のケース体108に対向する第1の
ケース体106の表面に配列された複数のキーボタン1
10と、第1のケース体106に収容され複数のキーボ
タン110を一方の面上に支持する基板112とを含ん
でいる。
装置114が収容され、キーボタン110を押圧して入
力された電話番号などの各種の情報が液晶表示装置11
4に表示される構成となっている。第2のケース体10
8の端部近傍には受話器を成すスピーカ116が設けら
れ、一方、第1のケース体106の端部近傍には送話器
を成すマイク118が設けられている。
携帯電話機102では、図7に示したように、折り畳ん
で第1および第2のケース体106、108を閉じたと
き、第2のケース体108の表面が第1のケース体10
6のキーボタン110を押圧すると、携帯電話機102
が誤った動作をしたり、あるいは長時間継続してキーボ
タン110が押圧されてキーボタン110に機械的な悪
影響が生じる可能性がある。そこで、キーボタン110
の頭部が第2のケース体108の表面に触れないよう
に、キーボタン110は第1のケース体106の表面1
06Aより若干低い位置に配置する必要がある(図6、
図7)。
ス体106、108を開放してキーボタン110を操作
する際には、各キーボタン110の箇所は第1のケース
体106の表面より若干窪んだ状態となっているためキ
ーボタン110を操作しずらいという欠点が生じてい
た。
なされたもので、その目的は、ケース体を閉じたときキ
ーボタンが、対応するケース体の表面によって押圧され
ることがなく、かつキーボタンの操作性が高い折り畳み
式携帯通信機のキーボタン構造を提供することにある。
成するため、ヒンジ部を介して相互に開閉自在に連結さ
れた第1および第2のケース体と、前記第1および第2
のケース体を閉じたとき前記第2のケース体に対向する
前記第1のケース体の表面に形成された開口と、少なく
とも基部が前記第1のケース体に収容され頂部が前記開
口を通じて前記第1のケース体から露出する複数のキー
ボタンと、前記第1のケース体に収容され前記複数のキ
ーボタンを一方の面上に支持する基板とを備えた折り畳
み式携帯通信機のキーボタン構造であって、前記第1の
ケース体内に設けられ、前記複数のキーボタンが前記開
口を通じ出没する方向に移動可能な状態で前記基板を支
持する基板支持手段と、前記第2のケース体の開放動作
に連動して前記基板に対し前記複数のキーボタンが前記
開口を通じ突出する方向に付勢する連動機構とを備えた
ことを特徴とする。
ン構造では、複数のキーボタンが開口を通じ出没する方
向に移動可能な状態で基板支持手段により支持された基
板は、第2のケース体が開放されたとき、その開放動作
に連動して連動機構により、複数のキーボタンが開口を
通じ突出する方向に付勢される。そのため、第1および
第2のケース体を閉じた状態では、キーボタンの頂部が
第1のケース体の表面より低い位置となるまでキーボタ
ンを基板とともに第1のケース体内に収容し、一方、第
1および第2のケース体を開いた場合には、第2のケー
ス体の開放動作に連動して、頂部が第1のケース体の表
面より上の位置となるまでキーボタンを突出させること
ができる。これにより第1および第2のケース体を閉じ
た状態において各キーボタンが、対向するケース体の表
面により押圧されることがなく、そして、折り畳み式携
帯通信機を利用すべく第2のケース体を開いた場合に
は、キーボタンが突出するため容易に操作できるように
なる。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
例の折り畳み式携帯電話機を開いた場合を示す断面側面
図、図2は実施の形態例の折り畳み式携帯電話機を閉じ
た場合を示す断面側面図、図3は実施の形態例の折り畳
み式携帯電話機を示す斜視図、図4は実施の形態例の折
り畳み式携帯電話機を示す部分切り欠き斜視図である。
例の携帯電話機2は、ヒンジ部4を介して相互に開閉自
在に連結された第1および第2のケース体6、8と、第
1および第2のケース体6、8を閉じたとき第2のケー
ス体8に対向する第1のケース体6の表面に形成された
開口10と、少なくとも基部が第1のケース体6に収容
され頂部が開口10を通じて第1のケース体6から露出
する複数のキーボタン12と、第1のケース体6に収容
され複数のキーボタン12を一方の面上に支持する回路
基板14とを備えている。
ース体6内に設けられ、複数のキーボタン12が開口1
0を通じ出没する方向に移動可能な状態で回路基板14
を支持する基板支持手段16と、第2のケース体8の開
放動作に連動して回路基板14に対し複数のキーボタン
12が開口10を通じ突出する方向に付勢する連動機構
18とを備えている。
基板14を支持するアーム20を含み、アーム20はヒ
ンジ部4と反対側の回路基板14端部14A近傍におい
てヒンジ部4とほぼ平行な仮想軸線を中心に揺動可能に
支持されている。また、連動機構18は、第2のケース
体8のヒンジ部4側の端部に固定されヒンジ部4の仮想
中心線をほぼ中心にして第2のケース体8と一体的に揺
動可能な歯車22を含んでいる。そして、アーム20の
ヒンジ部4側の端部には歯車22に係合する歯部20A
が形成されている。アーム20は、本実施の形態例で
は、互いに間隔をおいてほぼ平行に延在する第1および
第2のアーム24、26(図4)から成り、歯車22
は、互いに間隔をおいて配置された第1および第2の歯
車28、30から成る。第1および第2の歯車28、3
0はそれぞれ第1および第2のアーム24、26の端部
に形成された歯部24A、26Aに係合しており、ピニ
オン・ラック機構を形成している。第1および第2のア
ーム24、26のヒンジ部4と反対側の端部は、上記仮
想軸線を中心として延在するシャフト32に取り付られ
ている。
の動作について説明する。まず、第1および第2のケー
ス体6、8を閉じた状態では、図2に示したように、第
1および第2のアーム24、26は、シャフト32を中
心に矢印Aの方向に揺動しており、したがって、回路基
板14も第1および第2のアーム24、26とともに揺
動して、その上に支持されたキーボタン12は第1のケ
ース体6内に全体が収容され、キーボタン12の頂部
は、第1のケース体6の表面34より低い位置となって
いる。そのため、この状態ではキーボタン12が第2の
ケース体8の表面により押圧されることはない。
ース体8を開放すると、第1および第2の歯車28、3
0は第2のケース体8の開放動作に連動して矢印B(図
1)の方向に回転する。その結果、第1および第2の歯
車28、30に係合する第1および第2のアーム24、
26の歯部24A、26Aは第1のケース体6の表面3
4側に移動し、第1および第2のアーム24、26はシ
ャフト32を中心に揺動する。これにより、回路基板1
4は第1および第2のアーム24、26とともに揺動し
て、図1に示したように、キーボタン12は、そのほと
んどが、第1のケース体6の開口10(図3)を通じて
第1のケース体6の表面34から外側へ突出する。した
がって、キーボタン12を容易に操作することが可能と
なる。
は、第1および第2のケース体6、8を閉じた状態にお
いて各キーボタン12が、第2のケース体8の表面によ
り押圧されることがなく、そして、携帯電話機2を利用
すべく第2のケース体8を開いた場合には、キーボタン
12が突出するため容易に操作できるようになる。
ース体8を開放する力で直接、回路基板14を揺動させ
る以外にも、センサとモータを用いてキーボタン12を
突出させる構成とすることも可能である。例えば、本発
明の連動機構を、第2のケース体8が開放されたことを
検出して電気信号を出力するセンサと、センサの出力信
号にもとづき第2のケース体8が開放されたとき通電さ
れて作動するモータとを含んで構成し、回路基板14が
モータに駆動されてキーボタン12が開口10から突出
する方向に移動させるようにすることができる。
を介して相互に開閉自在に連結された第1および第2の
ケース体と、前記第1および第2のケース体を閉じたと
き前記第2のケース体に対向する前記第1のケース体の
表面に形成された開口と、少なくとも基部が前記第1の
ケース体に収容され頂部が前記開口を通じて前記第1の
ケース体から露出する複数のキーボタンと、前記第1の
ケース体に収容され前記複数のキーボタンを一方の面上
に支持する基板とを備えた折り畳み式携帯通信機のキー
ボタン構造であって、前記第1のケース体内に設けら
れ、前記複数のキーボタンが前記開口を通じ出没する方
向に移動可能な状態で前記基板を支持する基板支持手段
と、前記第2のケース体の開放動作に連動して前記基板
に対し前記複数のキーボタンが前記開口を通じ突出する
方向に付勢する連動機構とを備えたことを特徴とする。
ン構造では、複数のキーボタンが開口を通じ出没する方
向に移動可能な状態で基板支持手段により支持された基
板は、第2のケース体が開放されたとき、その開放動作
に連動して連動機構により、複数のキーボタンが開口を
通じ突出する方向に付勢される。そのため、第1および
第2のケース体を閉じた状態では、キーボタンの頂部が
第1のケース体の表面より低い位置となるまでキーボタ
ンを基板とともに第1のケース体内に収容し、一方、第
1および第2のケース体を開いた場合には、第2のケー
ス体の開放動作に連動して、頂部が第1のケース体の表
面より上の位置となるまでキーボタンを突出させること
ができる。これにより第1および第2のケース体を閉じ
た状態において各キーボタンが、対向するケース体の表
面により押圧されることがなく、そして、折り畳み式携
帯通信機を利用すべく第2のケース体を開いた場合に
は、キーボタンが突出するため容易に操作できるように
なる。
を開いた場合を示す断面側面図である。
場合を示す断面側面図である。
視図である。
分切り欠き斜視図である。
図である。
側面図である。
側面図である。
ス体、8……第2のケース体、10……開口、12……
キーボタン、14……回路基板、16……基板支持手
段、18……連動機構、20……アーム、22……歯
車、24……第1のアーム、26……第2のアーム、2
8……第1の歯車、30……第2の歯車、32……シャ
フト、34……表面、102……携帯電話機、104…
…ヒンジ部、106……第1のケース体、108……第
2のケース体、110……キーボタン、112……基
板、114……液晶表示装置、116……スピーカ、1
18……マイク。
Claims (6)
- 【請求項1】 ヒンジ部を介して相互に開閉自在に連結
された第1および第2のケース体と、 前記第1および第2のケース体を閉じたとき前記第2の
ケース体に対向する前記第1のケース体の表面に形成さ
れた開口と、 少なくとも基部が前記第1のケース体に収容され頂部が
前記開口を通じて前記第1のケース体から露出する複数
のキーボタンと、 前記第1のケース体に収容され前記複数のキーボタンを
一方の面上に支持する基板とを備えた折り畳み式携帯通
信機のキーボタン構造であって、 前記第1のケース体内に設けられ、前記複数のキーボタ
ンが前記開口を通じ出没する方向に移動可能な状態で前
記基板を支持する基板支持手段と、 前記第2のケース体の開放動作に連動して前記基板に対
し前記複数のキーボタンが前記開口を通じ突出する方向
に付勢する連動機構とを備えたことを特徴とする折り畳
み式携帯通信機のキーボタン構造。 - 【請求項2】 前記基板支持手段は、前記基板を支持す
るアームを含み、前記アームは前記ヒンジ部と反対側の
基板端部近傍において前記ヒンジ部とほぼ平行な仮想軸
線を中心に揺動可能に支持され、 前記連動機構は、前記第2のケース体の前記ヒンジ部側
の端部に固定され前記ヒンジ部の仮想中心線をほぼ中心
にして第2のケース体と一体的に揺動可能な歯車を含
み、 前記アームの前記ヒンジ部側の端部には前記歯車に係合
する歯部が形成されていることを特徴とする請求項1記
載の折り畳み式携帯通信機のキーボタン構造。 - 【請求項3】 前記アームは、互いに間隔をおいてほぼ
平行に延在する第1および第2のアームから成ることを
特徴とする請求項2記載の折り畳み式携帯通信機のキー
ボタン構造。 - 【請求項4】 前記歯車は、互いに間隔をおいて配置さ
れた第1および第2の歯車から成り、前記第1および第
2の歯車はそれぞれ前記第1および第2のアームの端部
に形成された歯部に係合していることを特徴とする請求
項3記載の折り畳み式携帯通信機のキーボタン構造。 - 【請求項5】 前記第1および第2のアームの前記ヒン
ジ部と反対側の端部は、前記仮想軸線を中心として延在
するシャフトに取り付られていることを特徴とする請求
項3記載の折り畳み式携帯通信機のキーボタン構造。 - 【請求項6】 前記連動機構は、 前記第2のケース体が開放されたことを検出して電気信
号を出力するセンサと、 前記センサの出力信号にもとづき前記第2のケース体が
開放されたとき通電されて作動するモータとを含み、 基板は前記モータに駆動されて、前記複数のキーボタン
が開口を通じ突出する方向に移動することを特徴とする
請求項1記載の折り畳み式携帯通信機のキーボタン構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21659199A JP3616525B2 (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 折り畳み式携帯通信機のキーボタン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21659199A JP3616525B2 (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 折り畳み式携帯通信機のキーボタン構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001045118A true JP2001045118A (ja) | 2001-02-16 |
JP3616525B2 JP3616525B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=16690827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21659199A Expired - Fee Related JP3616525B2 (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 折り畳み式携帯通信機のキーボタン構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3616525B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7390983B2 (en) | 2003-08-15 | 2008-06-24 | Fujitsu Limited | Switch lock apparatus, portable computer, and electronic apparatus |
JP2010051020A (ja) * | 2009-11-30 | 2010-03-04 | Kyocera Corp | 携帯通信端末 |
JP2014120098A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Lenovo Singapore Pte Ltd | 入力デバイスのキーの位置を変更する方法、入力デバイスおよび携帯式コンピュータ |
-
1999
- 1999-07-30 JP JP21659199A patent/JP3616525B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7390983B2 (en) | 2003-08-15 | 2008-06-24 | Fujitsu Limited | Switch lock apparatus, portable computer, and electronic apparatus |
JP2010051020A (ja) * | 2009-11-30 | 2010-03-04 | Kyocera Corp | 携帯通信端末 |
JP2014120098A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Lenovo Singapore Pte Ltd | 入力デバイスのキーの位置を変更する方法、入力デバイスおよび携帯式コンピュータ |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3616525B2 (ja) | 2005-02-02 |
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