JP2001045115A - 通信装置および通信システム - Google Patents

通信装置および通信システム

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JP2001045115A JP11218761A JP21876199A JP2001045115A JP 2001045115 A JP2001045115 A JP 2001045115A JP 11218761 A JP11218761 A JP 11218761A JP 21876199 A JP21876199 A JP 21876199A JP 2001045115 A JP2001045115 A JP 2001045115A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急な接続要求を行うことができる通信装置
を提供する。 【解決手段】 自己が一の通信装置との間で通信中であ
るときに、他の通信装置が自己に対して接続要求を実行
すると、交換装置が所定の登録を実行していることを条
件として、一の通信装置との間の通信が終了した後に、
交換装置が自己を自動的に呼出す(ステップS1で「Y
ES」)。このとき、自己は、交換装置からの呼出に対
して応答するか或いは応答を一時的に保留するかを選択
できるので(ステップS3)、一の電話装置との間の通
信が終了した直後であっても、緊急な接続要求を実行し
たい場合であれば、応答を一時的に保留することにより
(ステップS9)、緊急な接続要求を優先して実行する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己が一の通信装
置との間で交換装置を通じて通信中に、他の通信装置が
自己に対して接続要求を実行したときに、前記交換装置
が所定の登録を実行していることを条件として、自己と
前記一の通信装置との間の通信が終了した後に、前記交
換装置が自己を自動的に呼出すように構成された通信シ
ステムで使用される通信装置および上記通信装置を備え
てなる通信システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、通信システ
ムが提供しているサービスの一つとして、第1の通信装
置が第2の通信装置との間で交換装置を通じて通信中で
あるときに、第3の通信装置が第1の通信装置に対して
接続要求を実行すると、第3の通信装置が交換装置に特
定の信号を送信して交換装置が第3の通信装置から送信
された特定の信号を受信して所定の登録を実行している
ことを条件として、第1の通信装置と第2の通信装置と
の間の通信が終了すると、交換装置が第1の通信装置を
自動的に呼出し、第1の通信装置が呼出に対して応答す
ると、交換装置が第3の通信装置を自動的に呼出し、第
3の通信装置が呼出に対して応答すると、第1の通信装
置と第3の通信装置との間で通信回線を確立するものが
ある。
【0003】このものによれば、第3の通信装置から見
れば、特定の信号を交換装置に送信することにより、第
1の通信装置と第2の通信装置との間の通信が終了する
と、第1の通信装置を速やかに自動的に呼出すことがで
き、第1の通信装置が呼出に対して応答すると、自己が
自動的に呼出され、自己が呼出に対して応答すると、自
己と第1の通信装置との間で通信回線を確立して通信す
ることができるようになる。
【0004】しかしながら、このことは、換言すれば、
第1の通信装置から見ると、第2の通信装置との間の通
信が終了すると、第3の通信装置から速やかに自動的に
呼出されることになるので、例えば第2の通信装置との
間の通信が終了した直後に、第4の通信装置に対して緊
急な用件があり、第4の通信装置に対して接続要求を実
行したいという要求があっても、第4の通信装置に対し
て接続要求を実行することは不可能である。そのため、
第1の通信装置は、第2の通信装置との間の通信が終了
した直後では、緊急な接続要求を実行することができな
いという問題がある。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、一の通信装置との間の通信が
終了した直後であっても、緊急な接続要求を実行するこ
とができ、それにより、利便性の向上を図ることができ
る通信装置および上記通信装置を備えてなる通信システ
ムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の通信装置
によれば、自己が一の通信装置との間で交換装置を通じ
て通信中に、他の通信装置が自己に対して接続要求を実
行すると、交換装置が所定の登録を実行していることを
条件として、自己と一の通信装置との間の通信が終了し
た後に、交換装置が自己を自動的に呼出すようになり、
制御手段は、その呼出に対して応答するか或いは応答を
一時的に保留するかをキー操作識別手段が識別した識別
結果に基づいて選択し、その選択したいずれかの処理を
実行するようになる。
【0007】すなわち、このものによれば、交換装置か
らの呼出に対して応答するか或いは応答を一時的に保留
するかを選択し、その選択したいずれかの処理を実行す
ることができるので、一の通信装置との間の通信が終了
した直後であっても、緊急な接続要求を実行したい場合
であれば、応答を一時的に保留することにより、緊急な
接続要求を優先して実行することができ、これにより、
利便性の向上を図ることができる。
【0008】請求項2記載の通信装置によれば、交換装
置は、他の通信装置が自己に対して複数の接続要求を実
行すると、それら各々の接続要求に対して個別に自己を
自動的に呼出すようになる。すなわち、このものによれ
ば、交換装置からの複数の呼出がある場合には、それら
各々の呼出に対して応答するか或いは応答を一時的に保
留するかを選択し、その選択したいずれかの処理を実行
することができるので、複数の呼出に対して優先順位を
付けるにより、優先度の高い呼出から順次応答すること
ができ、例えば特定の人からの呼出を優先して応答する
ことができるなど、利便性の拡張を図ることができる。
【0009】請求項3記載の通信装置によれば、制御手
段は、交換装置が自動的に呼出したことを示す情報を表
示手段に表示させる。すなわち、このものによれば、表
示手段が表示する内容により、交換装置が自己を自動的
に呼出したことを認識することができる。
【0010】請求項4記載の通信装置によれば、制御手
段は、自己に対して接続要求を実行した他の通信装置の
電話番号が電話帳機能として記憶手段に記憶されている
電話番号であるときには、該当する登録名および電話番
号を表示手段に表示させる。すなわち、このものによれ
ば、表示手段が表示する登録名および電話番号により、
自己に対して接続要求を実行した他の通信装置を認識す
ることができる。
【0011】請求項5記載の通信装置によれば、制御手
段は、交換装置が自己を自動的に呼出したことに対して
応答を一時的に保留していることを示す情報を表示手段
に表示させる。すなわち、このものによれば、表示手段
が表示する内容により、交換装置が自動的に呼出したこ
とに対して応答を一時的に保留していることを認識する
ことができる。
【0012】請求項6記載の通信システムによれば、交
換装置からの呼出に対して応答を一時的に保留すること
により、一の通信装置との間の通信が終了した直後であ
っても、緊急な接続要求を優先して実行することがで
き、利便性の向上を図ることができる通信システムを提
供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を事業所用のPHS
通信システムで使用されるPHS電話装置に適用した一
実施例について、図面を参照して説明する。図2は、P
HS電話装置の電気的な構成を機能ブロック図として示
している。PHS電話装置1(本発明でいう通信装置)
において、制御回路2(本発明でいう制御手段)には、
無線回路3、音声入出力回路4、キー操作識別回路5
(本発明でいうキー操作識別手段)、ディスプレイ制御
回路6、LED制御回路7の各回路およびメモリ8(本
発明でいう記憶手段)が接続されている。
【0014】上記無線回路3には、所定の通信周波数帯
域(例えば1.9GHz帯域)の電波を放射・捕捉する
アンテナ9が接続されており、上記音声入出力回路4に
は、送話音声を入力するマイク10および受話音声を出
力するレシーバ11が接続されている。上記キー操作識
別回路5には、「通話開始」キー、「リダイヤル」キ
ー、「通話終了」キー、「0」〜「9」キー、「*(ア
スタリスク)」キー、「#(シャープ)」キーおよび
「F(ファンクション)」キーなどの各種のキーが配列
されてなるキーパッド12が接続されている。
【0015】また、上記ディスプレイ制御回路6には、
液晶表示部を備えてなるディスプレイ13(本発明でい
う表示手段)が接続されており、上記LED制御回路7
には、着信したときに点滅するLED14が接続されて
いる。
【0016】マイク10は、外部から送話音声を入力す
ると、その外部から入力した送話音声を音声信号から電
気信号に変換して送信信号を生成し、その生成した送信
信号を音声入出力回路4に出力するようになっており、
音声入出力回路4は、マイク10から送信信号が与えら
れると、その与えられた送信信号を音声処理して制御回
路2を通じて無線回路3に出力するようになっている。
【0017】無線回路3は、音声入出力回路4から制御
回路2を通じて送信信号が与えられると、その与えられ
た送信信号を無線処理してアンテナ9に出力するように
なっており、アンテナ9は、無線回路3から送信信号が
与えられると、その与えられた送信信号を上記所定の通
信周波数帯域の送信電波として放射するようになってい
る。
【0018】また、無線回路3は、アンテナ9が上記所
定の通信周波数帯域の電波を受信電波として捕捉し、そ
れに応じて、アンテナ9から受信電波が与えられると、
その与えられた受信電波を無線処理して受信信号を生成
し、その生成した受信信号を制御回路2を通じて音声入
出力回路4に出力するようになっている。
【0019】音声入出力回路4は、無線回路3から制御
回路2を通じて受信信号が与えられると、その与えられ
た受信信号を音声処理してレシーバ11に出力するよう
になっており、レシーバ11は、音声入出力回路4から
受信信号が与えられると、その与えられた受信信号を電
気信号から音声信号に変換して受話音声を生成し、その
生成した受話音声を外部に出力するようになっている。
【0020】キー操作識別回路5は、ユーザがキー操作
を実行したことに応じて、キーパッド12からキー操作
信号が与えられるようになっており、キー操作信号が与
えられると、そのキー操作信号を識別し、ユーザが実行
したキー操作を示すキー操作識別信号を制御回路2に出
力するようになっている。そして、制御回路2は、キー
操作識別回路5からキー操作識別信号が与えられると、
その与えられたキー操作識別信号を解読するようになっ
ている。
【0021】ディスプレイ制御回路6は、制御回路2か
ら表示指令信号が与えられると、その与えられた表示指
令信号に応じて表示情報をディスプレイ13に表示させ
るようになっている。LED制御回路7は、制御回路2
から点滅指令信号が与えられると、その与えられた点滅
指令信号に応じてLED14を点滅させるようになって
いる。
【0022】メモリ8は、所定の記憶領域に電話帳機能
として登録名(例えば名前など)と電話番号とを関連付
けて記憶している。そして、制御回路2は、メモリ8に
読出指令信号を出力することにより、メモリ8から読出
指令信号により指定した登録名と電話番号とを読出し、
ディスプレイ制御回路6に表示指令信号を出力すること
により、そのメモリ8から読出した登録名と電話番号と
をディスプレイ13に表示させるようになっている。制
御回路2は、所定の記憶領域に実行プログラムを記憶し
ており、実行プログラムを実行することにより、各種の
制御を実行するようになっている。
【0023】図3は、このように構成されたPHS電話
装置1が使用される事業所用のPHS通信システムの構
成を概略的に示している。構内交換装置(PBX:Priv
ateBranch eXchange )15は、PHS交換装置16
(本発明でいう交換装置)を接続しており、PHS交換
装置16は、基地局17〜19の3局の基地局を接続し
ている。
【0024】尚、ここでは、PHS電話装置1は、基地
局17の圏内(サービスエリア内)に存在して基地局1
7との間で通信可能な状態にあり、PHS電話装置20
(本発明でいう一の通信装置)は、基地局18の圏内に
存在して基地局18との間で通信可能な状態にあり、P
HS電話装置21〜24の各々(本発明でいう他の通信
装置)は、基地局19の圏内に存在して基地局19との
間で通信可能な状態にあるものと仮定する。また、それ
らPHS電話装置20〜24は、PHS電話装置1と同
じ構成であるものと仮定する。
【0025】次に、上記した構成の作用について、図
1、図4および図5も参照して説明する。さて、PHS
電話装置1とPHS電話装置20とがPHS交換装置1
6を通じて通信中であるときに、PHS電話装置21〜
24のうちの幾つかがPHS電話装置1に対して接続要
求を実行した場合を考える。
【0026】PHS電話装置21〜24のうちの例えば
PHS電話装置21がPHS電話装置1に対して接続要
求を実行したと仮定すると、PHS電話装置21を使用
するユーザは、PHS電話装置1がPHS電話装置20
との間で通信中であることから、ビジートーンを聞くこ
とになる。
【0027】そして、PHS電話装置21を使用するユ
ーザが、その後、特定のキー操作を行うと、PHS電話
装置21は、PHS交換装置16に特定の信号を送信す
るようになり、PHS交換装置16は、PHS電話装置
21から特定の信号を受信すると、PHS電話装置1と
PHS電話装置20との間の通信が終了すると、PHS
電話装置1に呼出信号を自動的に送信するようになる。
この場合、PHS電話装置21〜24のうちのPHS電
話装置21に限らず、他のPHS電話装置22〜24が
PHS電話装置1に対して接続要求を実行した場合であ
っても、これと同様である。
【0028】さて、これ以降、PHS電話装置1の制御
回路2が実行する処理について、図1に示すフローチャ
ートを参照して説明する。PHS電話装置1の制御回路
2は、PHS電話装置20との間の通信が終了したこと
を検出すると、自己に対する接続要求があるか否かを判
定する(ステップS1)。ここで、PHS電話装置1に
対する接続要求があれば、上記したようにPHS交換装
置16がPHS電話装置1に呼出信号を自動的に送信す
ることになるので、制御回路2は、PHS交換装置16
が送信した呼出信号を受信すると、接続要求があると認
識し、ステップS1において「YES」と判定する。
【0029】そして、制御回路2は、受信した呼出信号
を識別することにより、自己に対して接続要求を実行し
ているPHS電話装置がいずれであるかを識別し、その
識別した結果をディスプレイ13に表示させる(ステッ
プS2)。ここで、制御回路2は、接続要求の件数が1
件であれば、図4(a)に示すような表示画面をディス
プレイ13に表示させ、一方、接続要求の件数が複数件
であれば、図4(b)に示すような表示画面をディスプ
レイ13に表示させる。
【0030】また、このとき、制御回路2は、呼出信号
に格納されている着信電話番号が電話帳機能としてメモ
リ8に記憶されている電話番号である場合であれば、メ
モリ8に読出指令信号を出力することにより、該当する
登録名および電話番号を読出し、ディスプレイ制御回路
6に表示指令信号を出力することにより、該当する登録
名および電話番号をディスプレイ13に表示させる(図
4(a),(b)参照)。
【0031】また、制御回路2は、呼出信号に格納され
ている着信電話番号が電話帳機能としてメモリ8に記憶
されている電話番号でない場合であれば、登録名が「未
登録」であることを示す情報および電話番号をディスプ
レイ13に表示させる(図4参照(b))。
【0032】さらに、制御回路2は、PHS電話装置に
対して接続要求を実行したPHS電話装置が発信電話番
号通知を拒否しており、それに伴って、着信電話番号を
識別不可能な場合であれば、発信電話番号が「未通知」
であることを示す情報をディスプレイ13に表示させる
(図4(b)参照)。
【0033】これにより、PHS電話装置1を使用する
ユーザは、登録名や電話番号が表示されていれば、PH
S電話装置1に対して接続要求を実行しているPHS電
話装置がいずれであるか認識することができる。
【0034】そして、PHS電話装置1を使用するユー
ザは、そのPHS電話装置1に対して接続要求を実行し
ている幾つかのPHS電話装置に対して応答するか或い
は応答を一時的に保留するかを選択することができる。
【0035】さて、ここで、PHS電話装置1を使用す
るユーザが応答するためのキー操作を実行すると
(「*」キーを操作すると)、制御回路2は、ステップ
S3において「YES」と判定し、接続要求の件数が1
件であれば、その接続要求を実行しているPHS電話装
置に対して応答する処理を実行する(ステップS5)。
【0036】一方、接続要求の件数が複数件であれば、
制御回路2は、応答する相手を決定する(ステップS
6)。すなわち、PHS電話装置1を使用するユーザ
は、「スクロール」キーを操作することにより、図4
(c),(d)に示すように、PHS電話装置1に対し
て接続要求を実行している複数のPHS電話装置のうち
から優先順位を付けることにより、いずれかを応答する
相手として決定することができる。そして、制御回路2
は、応答する相手を決定すると(「*」キーを操作する
と)、応答する相手として決定したPHS電話装置に対
して応答する処理を実行する(ステップS7)。
【0037】そして、制御回路2は、応答していないP
HS電話装置があるか否かを判定し(ステップS8)、
応答していないPHS電話装置があれば、再度、上記し
たステップS6,S7の処理を繰返して実行する。
【0038】また、PHS電話装置1を使用するユーザ
が応答を一時的に保留するためのキー操作を実行すると
(「#」キーを操作すると)、制御回路2は、ステップ
S3において「NO」と判定し、応答を一時的に保留し
(ステップS9)、さらに、図4(e)に示すような表
示画面をディスプレイ13に表示させる(ステップS1
0)。
【0039】そして、PHS電話装置1を使用するユー
ザが他のPHS電話装置との間で通信するためのキー操
作を実行すると、制御回路2は、それに応じて、接続処
理を実行する(ステップS11)。
【0040】これにより、PHS電話装置1を使用する
ユーザは、接続要求に対して応答を一時的に保留するこ
とができ、この応答を一時的に保留している間は、他の
PHS電話装置に発信することができたり、また、他の
PHS電話装置から着信することができるようになる。
【0041】このように本実施例によれば、PHS電話
装置1とPHS電話装置20とがPHS交換装置16を
通じて通信中であるときに、例えば他のPHS電話装置
21がPHS電話装置1に対して接続要求を実行する
と、PHS交換装置16が所定の登録を実行しているこ
とを条件として、PHS電話装置1とPHS電話装置2
0との間の通信が終了した後に、PHS交換装置16が
PHS電話装置1を自動的に呼出すようになり、このと
き、PHS電話装置1がPHS交換装置16からの呼出
に対して応答するか或いは応答を一時的に保留するかを
選択できるように構成したので、PHS電話装置1から
見れば、PHS電話装置20との間の通信が終了した直
後であっても、緊急な接続要求を実行したい場合であれ
ば、応答を一時的に保留することにより、緊急な接続要
求を優先して実行することができ、これにより、利便性
の向上を図ることができる。
【0042】また、PHS交換装置16からの複数の呼
出がある場合には、PHS電話装置1がPHS交換装置
16からの各々の呼出に対して応答するか或いは応答を
一時的に保留するかを選択できるように構成したので、
複数の呼出に対して優先順位を付けるにより、優先度の
高い呼出から順次応答することができ、例えば特定の人
からの呼出を優先して応答することができるなど、利便
性の拡張を図ることができる。
【0043】また、PHS電話装置1においては、PH
S交換装置16が自動的に呼出したことを示す情報がデ
ィスプレイ13に表示されるように構成したので、ディ
スプレイ13が表示する内容により、PHS交換装置1
6が自動的に呼出したことを認識することができる。そ
して、このとき、接続要求を実行したPHS電話装置の
電話番号が電話帳機能としてメモリ8に記憶されている
電話番号であれば、該当する登録名および電話番号がデ
ィスプレイ13に表示されるように構成したので、接続
要求を実行したPHS電話装置を認識することができ
る。
【0044】また、PHS電話装置1においては、PH
S交換装置16が自動的に呼出したことに対して応答を
一時的に保留していることを示す情報がディスプレイ1
3に表示されるように構成したので、ディスプレイ13
が表示する内容により、PHS交換装置16が自動的に
呼出したことに対して応答を一時的に保留していること
を認識することができる。
【0045】また、このようにPHS交換装置16が自
動的に呼出したことに対して応答するか或いは応答を一
時的に保留するかを選択できるように構成したので、P
HS電話装置1とPHS電話装置20とが通信中に例え
ば電波環境が劣化するなどして通信が切断してしまった
場合であっても、PHS交換装置16から速やかに呼出
されるようになるが、その呼出に対して応答を一時的に
保留することにより、PHS電話装置1とPHS電話装
置20との間の通信を速やかに復帰させることができ
る。
【0046】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。通信システムとしては、事業所用のPHS通信シ
ステムに限らず、他の無線通信システムや、有線通信シ
ステムであっても良く、また、通信装置としては、他の
無線電話装置や、有線電話装置であっても良い。
【0047】構内交換装置とPHS交換装置とが別々に
配設された構成に限らず、構内交換装置が有する交換機
能とPHS交換装置が有する交換機能との双方の交換機
能を備えた交換装置が配設された構成であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御内容を示すフローチャ
ート
【図2】電気的な構成を示す機能ブロック図
【図3】通信システムの構成を概略的に示す図
【図4】ディスプレイの表示を示す図
【図5】図4相当図
【符号の説明】
図面中、1はPHS電話装置(通信装置)、2は制御回
路(制御手段)、5はキー操作識別回路(キー操作識別
手段)、8はメモリ(記憶手段)、13はディスプレイ
(表示手段)、16はPHS交換装置(交換装置)、2
0はPHS電話装置(一の通信装置)、21〜24はP
HS電話装置(他の通信装置)である。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AB00 AB01 FA00 FA01 FA02 FA05 FA07 5K027 AA12 BB01 CC08 FF03 FF06 FF22 HH05 HH23 MM17 5K036 AA07 BB01 EE01 JJ04 JJ05 JJ10 JJ12 5K067 AA21 BB04 BB08 BB44 EE02 EE16 EE23 FF36 GG11 HH11 HH13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己が一の通信装置との間で交換装置を
    通じて通信中に、他の通信装置が自己に対して接続要求
    を実行したときに、前記交換装置が所定の登録を実行し
    ていることを条件として、自己と前記一の通信装置との
    間の通信が終了した後に、前記交換装置が自己を自動的
    に呼出すように構成された通信システムで使用される通
    信装置において、 キー操作を識別するキー操作識別手段と、 前記交換装置が自己を自動的に呼出したことに対して応
    答するか或いは応答を一時的に保留するかを前記キー操
    作識別手段が識別した識別結果に基づいて選択し、その
    選択したいずれかの処理を実行する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記交換装置は、他の通信装置が自己に
    対して複数の接続要求を実行したときに、それら各々の
    接続要求に対して個別に自己を自動的に呼出すように構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記交換装置が自己を
    自動的に呼出したことを示す情報を表示手段に表示させ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 電話帳機能として登録名および電話番号
    を記憶する記憶手段を備え、 前記制御手段は、自己に対して接続要求を実行した他の
    通信装置の電話番号が電話帳機能として前記記憶手段に
    記憶されている電話番号であるときには、該当する登録
    名および電話番号を前記表示手段に表示させることを特
    徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記交換装置が自己を
    自動的に呼出したことに対して応答を一時的に保留して
    いることを示す情報を前記表示手段に表示させることを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の通信装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の通
    信装置を備えてなることを特徴とする通信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002290606A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Tdk Corp 無線通信端末及び無線ネットワークシステムにおける接続機器の選択方法

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