JP2001045061A - 通信ノード装置 - Google Patents

通信ノード装置

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JP2001045061A
JP2001045061A JP21870399A JP21870399A JP2001045061A JP 2001045061 A JP2001045061 A JP 2001045061A JP 21870399 A JP21870399 A JP 21870399A JP 21870399 A JP21870399 A JP 21870399A JP 2001045061 A JP2001045061 A JP 2001045061A
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Akira Nakamura
亮 中村
Masao Nakayama
正雄 中山
Kouichi Mao
浩一 麻尾
Daisuke Okabe
大輔 岡部
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Hitachi Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信ノード装置の各回線インタフェースに設け
られたルーティングテーブル(キャッシュメモリ)のメ
モリ容量有効活用とルーティング情報の検索ヒット率の
向上。 【解決手段】 通信ノード装置の回線インタフェース1
が、受信パケットに含まれるコネクション切断フラグを
検出して、サブ・ルーティングテーブル15から不要ル
ーティング情報エントリを削除する。パケット受信時に
サブ・ルーティングテーブル15に目的のエントリがな
く、メイン・ルーティングテーブル55からルーティン
グ情報エントリをダウンロードするとき、上記受信パケ
ットにコネクション確立フラグが設定されていた場合に
は、高優先度エントリとして登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信ノード装置に関
し、更に詳しくは、入力回線から受信したパケットを高
速にルーティング処理する通信ノード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のネットワークを相互に接続する通
信ノード装置においては、各入力回線からの受信パケッ
トを高速にルーティング処理する必要がある。通信ノー
ド装置のうち、例えば、IP(Internet Protocol)パケ
ットに代表される可変長パケットをルーティングするル
ータは、それぞれ入出力回線と接続された複数の回線イ
ンタフェースを有し、基本的な制御機能として、所定の
ルーティング・プロトコルに基づいて各ネットワークへ
の通信経路情報(以下、ルーティング情報という)を計
算してメモリ(以下、ルーティングテーブルと言う)に
蓄積するルート計算機能と、受信パケットの宛先アドレ
スに基づいて上記ルーティングテーブルを参照し、各受
信パケットをルーティング情報で特定されたルートに転
送するルーティング処理(ルート検索)機能とを備えて
いる。従来のルータでは、上記ルート計算機能とルーテ
ィング処理機能を1つの制御用プロセッサで実現してい
たが、ネットワークの大規模化、伝送速度の高速化、あ
るいは通信アプリケーションの多様化によるデータトラ
ヒックの増加に伴い、ルータ制御部における処理速度を
改善するための各種の提案がなされてきた。
【0003】ルーティング処理を高速化するための1つ
の手段として、例えば、日経コミュニケーション(日経
BP社)、1997年11月3日号、第124頁〜第1
27頁(従来技術1)には、「トレンド:相次ぐギガビ
ット・ルーター インターネット幹線に照準」と題し
て、ルート計算機能とルーティング処理機能とを分離し
たルータ構造が提案されている。上記文献には、各回線
インタフェースボード毎にルーティング処理用のプロセ
ッサとルーティングテーブルとを搭載し、ルート計算用
プロセッサで算出したルーティング情報を各回線インタ
フェースボードに配布することによって、ルート計算用
プロセッサの負荷を低減し、受信パケットのルーティン
グを各回線インタフェースボード内で高速に行えるよう
にしたルータ構造が開示されている。また、上記文献に
は、各回線インタフェースボードにおけるルーティング
処理を特定用途向けICであるASIC(Application
Specific Integrated Circuit)によって実現したルー
タ構造も開示されている。
【0004】特開平7−177172号公報(従来技術
2)には、原本となるルーティングテーブルとルート計
算機能を備えた全体制御ユニットと、それぞれが複数の
入出力回線に接続された複数の中継処理ユニットとから
なり、各中継処理ユニットが個別にルーティングテーブ
ルを有し、全体制御ユニットで新たなルーティング情報
を算出した時、該ルーティング情報が上記原本のルーテ
ィングテーブルに登録された後、システムバスを介して
上記各中継処理ユニットに通知され、各中継処理ユニッ
トが各々のルーティングテーブルを更新するようにした
ルータが提案されている。
【0005】特開平9−275413号公報(従来技術
3)には、ルート計算を行うマスタモジュールと、それ
ぞれ入出力回線に接続された複数のリンクモジュールと
からなり、各リンクモジュールが、上記マスタモジュー
ルから通知される必要最低限のルーティング情報を記憶
するためのキャッシュメモリを備え、受信パケットのル
ーティングに必要な情報が上記キャッシュメモリになか
った場合は、受信パケットをマスタモジュールに転送
し、マスタモジュールが受信パケットをルーティングす
るように構成したルータが提案されている。
【0006】また、1998年電子情報通信学会通信ソ
サイエティ大会の論文集、第598頁〜第599頁、S
B−7−3(従来技術4)で発表された「ATM技術と
IP処理技術を融合した品質保証型スイッチアーキテク
チャの提案」では、ATM(Asynchronous Transfer Mo
de)スイッチとルータとを統合し、セル化されて到着し
たIPパケットをセルのままでIP層処理できるように
したATM/IP統合スイッチのアーキテクチャが提案
されている。上記スイッチでは、各回線カード(回線イ
ンタフェースボード)にルーティングテーブル用のキャ
ッシュメモリを設けておき、回線カード上で宛先解決で
きないパケットについては、ルート計算機能をもつプロ
セッサカードで転送処理した後、直ちにキャッシュメモ
リを更新することによって、同一宛先アドレスをもつ後
続パケットを回線カード上で転送できるようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然るに、従来技術1、
2のように、各回線インタフェースボードに全ルーティ
ング情報を保持するルーティングテーブルを配置したル
ーティングシステムでは、受信パケットのルーティング
を各回線インタフェースボード上で高速に行えると利点
がある反面、大容量の多数のメモリを必要とする。一
方、従来技術3、4ように、各回線インタフェースボー
ドに比較的小容量のキャッシュメモリを配置したルーテ
ィングシステムでは、キャッシュメモリに受信パケット
が必要とするルーティング情報が見つからなかった場
合、全ルーティング情報を保持するルート計算ユニット
から新たなルーティング情報エントリをダウンロードす
る必要がある。
【0008】この場合、もし、キャッシュメモリの記憶
領域が満杯であれば、上記新たなルーティング情報エン
トリを追加するために、既登録の何れかのルーティング
情報エントリを削除する必要がある。しかしながら、従
来技術には、上記キャッシュメモリからのルーティング
情報の削除に関する有益な提案がなく、キャッシュメモ
リから一旦削除されたルーティング情報についてダウン
ロード要求が繰り返され、キャッシュメモリの不合理な
更新処理によって、ルーティング処理が遅延するという
問題がある。
【0009】本発明の目的は、回線インタフェースボー
ド上のキャッシュメモリから不要ルーティング情報を適
切なタイミングで削除できる通信ノード装置を提供する
ことにある。本発明の他の目的は、回線インタフェース
ボード上のキャッシュメモリが満杯になった時、キャッ
シュメモリの不合理な更新処理の繰り返しを極力回避し
て、新たなルーティング情報を登録できる通信ノード装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、通信ノード装置で必要とする複数のルー
ティング情報エントリを記憶するための主ルーティング
テーブルを有するルート管理装置と、それぞれ入出力回
線毎に設けられた複数の回線インタフェースとからな
り、上記各回線インタフェースが、上記ルート管理装置
からロードされた限定個数のルーティング情報エントリ
を記憶するためのサブ・ルーティングテーブルを有し、
入力回線からの受信パケットを上記サブ・ルーティング
テーブルを参照してルーティング処理するようにした通
信ノード装置において、上記各回線インタフェースが、
上記入力回線からの受信パケットから抽出した所定の情
報に基づいて、上記サブ・ルーティングテーブルに登録
済みの特定のルーティング情報エントリを削除するテー
ブル管理装置を備えたことを特徴とする。上記テーブル
管理装置は、例えば、入力回線から受信された各パケッ
トの所定位置に定義された制御情報フィールドをチェッ
クし、上記制御情報フィールドに第1の制御情報を含む
特定のパケットと対応した特定のルーティング情報エン
トリを前記サブ・ルーティングテーブルから削除する。
【0011】本発明の他の特徴は、上記テーブル管理装
置が、入力回線からの受信パケットと対応する未登録ル
ーティング情報エントリについて、上記ルート管理装置
にダウンロードを要求し、上記ルート管理装置からダウ
ンロードされた新たなルーティング情報エントリを前記
サブ・ルーティングテーブルに登録するための手段を含
むことにある。本発明の更に他の特徴は、上記登録手段
が、入力回線から受信された各パケットの所定位置に定
義された制御情報フィールドをチェックし、上記制御情
報フィールドに第2の制御情報を含む特定のパケットと
対応してダウンロードされたルーティング情報エントリ
について、高優先度表示を付して前記サブ・ルーティン
グテーブルに登録することにある。上記優先度表示によ
って、サブ・ルーティングテーブルに空きエリアがない
場合、上記登録手段が、上記サブ・ルーティングテーブ
ルに登録済みのルーティング情報エントリのうち、高優
先度表示のないの何れかエントリを犠牲にして、前記新
たなルーティング情報エントリを登録することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。図1は、可変長パケットのルーティン
グ機能を備えた本発明による通信ノード装置の構成の1
例を示す。本発明による通信ノード装置は、それぞれ1
対の入力回線IN−i(i=1〜n)と出力回線OUT
−i(i=1〜n)を収容した複数の回線インタフェー
スボード1(1−1〜1−n)と、上記各回線インタフ
ェース1から入力されたパケットを他の何れかの回線イ
ンタフェースに転送するためのパケット転送ユニット3
と、信号線(バス)4を介して上記各回線インタフェー
ス1に接続されたルート管理装置5とからなっている。
【0013】各回線インタフェースボード1―i(i=
1〜n)は、図5で後述するように、サブ・ルーティン
グテーブル(キャッシュメモリ)15を備えており、入
力回線IN−iから受信した可変長パケット(例えば、
IPパケット)のヘッダに含まれる宛先アドレスに基づ
いて、上記サブ・ルーティングテーブル15を検索する
ことにより、受信パケットを送出すべき出力回線番号を
特定する。また、以下に説明する実施例では、各回線イ
ンタフェースボード1―iは、受信した可変長パケット
を固定長の複数の短パケット(以下、セルという)に変
換して、パケット転送ユニット3の入力ポートLI−i
に出力する。各セルには、上記ルーティングテーブル1
5から検索された出力回線番号(出力ポート番号)を含
む内部ヘッダが付加されている。
【0014】パケット転送ユニット3は、各入力ポート
LI―iからの受信セルを各々の内部ヘッダに含まれる
出力ポート番号が示す出力ポートLO(LO−1〜LO
―n)に転送する。各回線インタフェースボード1―i
は、上記パケット転送ユニット3の出力ポートLO−i
から受信したセルを一時的に蓄積し、元の可変長パケッ
トに変換した後、それぞれに付随する出力回線OUT−
iに送出する。
【0015】ルート管理装置5は、プロセッサ51と、
上記プロセッサ51が実行する各種のプログラムを記憶
したプログラムメモリ52と、信号線4を収容する処理
装置間通信インタフェース53と、外部信号線50に接
続されたインタフェース回路54と、上記各回線インタ
フェースボード1で必要となる全てのルーティング情報
を記憶したメイン・ルーティングテーブル(メモリ)5
5と、これらの要素を相互接続する内部バス56とから
なっている。上記プロセッサ51は、外部信号線50を
介してインタフェース回路54から入力される管理情報
や網構成情報に基づいて所定のルーティングプロトコル
を実行することにより、当該通信ノード装置で必要とな
るルーティング情報を算出し、上記メイン・ルーティン
グテーブル55を更新する。また、上記プロセッサ51
は、各回線インタフェースボード1から発行されるルー
ティング情報ダウンロード要求に応答して、上記メイン
・ルーティングテーブル55から特定のルーティング情
報エントリを読み出し、これをインタフェース回路53
を介して要求元の回線インタフェースボードに転送す
る。
【0016】図2は、各回線インタフェースボード1―
iで扱う可変長パケット60と固定長の短パケット(セ
ル)70との関係を示す。ここに示した可変長パケット
60は、ISO( International Organizationfor Sta
ndardization)のOSI(Open System Interconnectio
n)モデルにおけるネットワーク層プロトコルで定義さ
れたIP(Internet Protocol)パケット(IPデータ
グラム)であり、IPヘッダ61とIPデータ62とか
らなっている。各回線インタフェースボード1―iで
は、入力回線IN−iから受信したIPパケット60を
複数のデータブロックに分割し、これらのデータブロッ
クをそれぞれのペイロード部72に含む固定長の複数の
セル70(70−1、70−12、…)に変換する。各
セル70には、図4に示す内部ヘッダ71が付される。
【0017】本発明の1実施例では、IPパケットの最
初のデータブロックを運ぶセル(以下、先頭セルと言
う)70−1が、ペイロード部71の先頭部分72Aに
位置して、後述するOSIモデルにおけるデータリンク
層ヘッダの生成に必要となるネクスト・ホップ(Next H
op)アドレスを含み、その後にIPヘッダ61を含むI
Pパケットの最初のデータブロックが続くようにしてい
る。また、IPパケットの最後のデータブロックを運ぶ
セル(以下,最終セルと言う)70−mでは、データブ
ロックの後にダミーデータ72Cをパディングすること
によって、ペイロード部71が所定の長さになるように
調整している。
【0018】図3は、IPヘッダ61のフォーマットを
示す。IPヘッダ61は、32×6ビットの長さを有
し、ヘッダ情報として、図示するように、IPプロトコ
ルのバージョン番号VER、IPヘッダ長IHL、サー
ビスタイプ(TOS)611、IPデータグラムの全体
長612、フラグメント表示、フラグメントオフセッ
ト、通過可能なルータの残り個数を示す生存時間、IP
データフィールド62に含まれる上位プロトコルを識別
するプロトコルタイプ、IPヘッダのエラー検出のため
のヘッダ・チェックサム、送信元IPアドレス613、
宛先IPアドレス614、オプション、およびパッディ
ングPADを含んでいる。
【0019】本発明の1実施例では、図3で斜線を付し
て示したTOS611の下位2ビットをコネクションの
確立および切断を示すフラグフィールドと定義し、各回
線インタフェース1−iにおけるサブ・ルーティングテ
ーブルのエントリ更新制御に利用している。上記フラグ
フィールドには、IPパケットの送信元端末によって、
コネクション確立時には、例えば、2進数表示ビットパ
ターン“11”が設定され、コネクションの切断時には
ビットパターン“10”が設定される。
【0020】コネクション確立フラグ“11”は、IP
データフィールド62に有効データを含む各コネクショ
ンの最初のユーザパケットに設定してもよいし、最初の
ユーザパケットに先だって送信されるダミーデータを含
んだ制御用IPパケットのヘッダに設定してもよい。こ
れと同様に、コネクションの切断フラグ“10”も、有
効データを含むコネクションの最後のユーザパケットに
設定してもよいし、上記最後のユーザパケットの後で送
信されるダミーデータを含んだ制御用IPパケットに設
定してもよい。
【0021】図4は、各セルに付される内部ヘッダ71
のフォーマットを示す。内部ヘッダ71は、可変長パケ
ットを送出すべき出力回線と対応した出力ポート番号7
11と、可変長パケットの入力回線と対応した入力ポー
ト番号712と、その内部ヘッダに付随するセルが可変
長パケットの先頭セル、最終セル、中間セルの何れであ
るかを示すセルタイプ713とを含む。上記3種類のセ
ルタイプは2ビットで表示でき、スイッチ3に収容され
る回線インタフェースボードの個数nが8以下の場合、
出力ポート番号711と入力ポート番号712はそれぞ
れ3ビットで表示できるため、回線インタフェースボー
ドの個数が8以下の小規模の通信ノード装置では、上記
3つの項目を8ビット長の内部ヘッダに纏めることがで
きる。同様の理由で、回線インタフェースボードの個数
nが16〜128であれば、上記3つの項目を16ビッ
ト長の内部ヘッダに纏めることができるが、例えば、可
変長パケット60からセルへの変換、あるいはその逆変
換におけるバイト数のカウント動作を容易にするため
に、上記内部ヘッダ71にはダミーバイト714を含め
てもよい。
【0022】図5は、回線インタフェースボード1−i
の構成の1例を示す。各回線インタフェースボードは、
入力インタフェース部と出力インタフェース部とテーブ
ル管理部とから構成される。入力インタフェース部は、
入力回線IN−iから入力される電気的(または光学
的)信号を受信し、OSIモデルにおける物理層(第1
層)とデータリンク層(第2層)のプロトコルの終端処
理を行ってIPパケットを抽出するための入力回線イン
タフェース11と、上記入力回線インタフェース11か
ら出力されたIPパケットを先入れ先出し(FIFO)
方式で一時的に蓄積するためのバッファメモリ12と、
上記バッファメモリ12から読み出したIPパケットを
固定長の短パケットに変換するためのセル化回路13
と、サブ・ルーティングテーブル(キャッシュメモリ)
15と、上記サブ・ルーティングテーブル15からルー
ティング情報を読み出すためのルーティングテーブル・
アクセス回路14とからなる。上記入力回線インタフェ
ース11からのIPパケットの送出は、出力信号線L1
1のビット幅に依存して、8ビット、16ビット、また
は32ビット単位で行われる。以下の説明では、IPパ
ケットが入力回線インタフェース11から16ビット並
列で送出されるものとし、16ビットを1バイトと定義
する。
【0023】上記サブ・ルーティングテーブル15は、
メイン・ルーティングテーブル55が保持するルーティ
ング情報エントリ群の一部を一時的に複写して記憶する
キャッシュメモリ化されたテーブルであり、例えば、図
6に示すように、宛先ネットワークアドレス(SA)1
51と対応して、Next Hopアドレス152と、出力ポー
ト番号153と、エントリ優先度154との関係を定義
した複数のエントリ150―iを記憶している。これら
ルーティング情報のうち、項目151〜153は、ルー
ト管理装置5が備えるメイン・ルーティングテーブル5
1からダウンロードされるものであり、エントリ優先度
154は、コネクション確立フラグの受信の有無によっ
て異なる値をもつサブ・ルーティングテーブル15に固
有の項目となっている。
【0024】ルーティングテーブル・アクセス回路14
は、入力回線インタフェース11が各IPパケットの先
頭バイトの送出に同期して発生する同期信号S11を起
点として、信号線L11に出力される各IPパケットの
バイト数をカウントすることによって、各IPパケット
のヘッダから宛先IPアドレス614を抽出する。ま
た、上記ルーティングテーブル・アクセス回路14は、
上記各宛先IPアドレス614に基づいてサブ・ルーテ
ィングテーブル15をアクセスし、上記宛先IPアドレ
ス614と対応したNext Hopアドレス152と出力ポー
ト番号153とを読み出す。
【0025】尚、後述するように、本実施例では、プロ
セッサ17から出力されるホールド信号S171がON
期間中、または、セル化回路13から出力されるホール
ド信号S13がON期間中は、上記アクセス回路14に
よるサブ・ルーティングテーブル15のアクセス動作が
禁止される。ルーティングテーブル15へのアクセス禁
止期間中に到来したIPパケットから抽出した宛先IP
アドレスを蓄積するために、上記ルーティングテーブル
・アクセス回路14は、アドレスバッファ(FIFO)
を内蔵し、該アドレスバッファから順次に読み出した宛
先IPアドレスに基づいて、サブ・ルーティングテーブ
ル15をアクセスするように構成されている。
【0026】セル化回路13には、サブ・ルーティング
テーブル15から信号線L15に読み出されたNext Hop
アドレス152と出力ポート番号153が供給される。
セル化回路13は、各IPパケット毎にセルの生成順序
で決まるセルタイプと、セル化回路内で記憶している各
回線インタフェースボードに固有の入力ポート番号と、
上記信号線L15から供給された出力ポート番号153
とに基づいて内部ヘッダ71を生成し、バッファメモリ
12から読み出したIPパケットを固定長の複数のセル
に次々と変換する。尚、信号線L15を介して供給され
たNext Hopアドレス152は、図2で説明したように、
各IPパケットの先頭セルのペイロード先頭部72Aに
挿入される。
【0027】上記セル化回路13は、IPパケットのセ
ル化動作中は、ホールド信号S13をON状態とするこ
とによって、ルーティングテーブル・アクセス回路14
によるサブ・ルーティングテーブル15からのルーティ
ング情報の読み出しを抑制し、次のルーティング情報の
受け入れが可能になった時点で、上記ホールド信号S1
3をOFF状態に切り替える。また、上記セル化回路1
3は、ホールド信号S171がOFF状態からON状態
に変わった場合、信号線L15から受信したデータを無
効にして、ホールド信号がOFF状態に変わるのを待
ち、プロセッサ17からパケット廃棄パルスS173を
受けた場合は、バッファメモリ12から1パケット分の
データを読み捨てる。
【0028】回線インタフェースボードのテーブル管理
部は、制御情報抽出回路16と、プロセッサ17と、上
記プロセッサ17が実行する各種のプログラムを格納す
るためのメモリ18と、信号線4を介してルート管理装
置5に接続されるプロセッサ間通信インタフェース19
と、これらの要素間を相互接続する内部バス10とから
なっている。
【0029】上記制御情報抽出回路16は、各IPヘッ
ダ61のTOSフィールド611と宛先IPアドレス6
14とを抽出するためのものであり、例えば、図7に示
す構成となっている。図7において、CLKは、入力回
線インタフェース11から送出されるIPパケットのバ
イト周期に同期したクロック、S11は、各IPパケッ
トの先頭バイトに同期したクロックを示す。制御情報抽
出回路16は、入力回線インタフェース11から信号線
L11に出力されたIPパケットをバイト単位でラッチ
回路161に取り込み、各IPパケットのうち、ゲート
162で選択された特定のバイトをバッファメモリ16
3に蓄積する。164は、各IPパケット内のバイト位
置を示すためのカウンタであり、クロックS11を起点
としてバイトクロックCLKをカウントする。
【0030】コントローラ165は、カウンタ164か
ら出力されるカウント値をデコードし、図3に示したI
Pヘッダのうち、TOS611が位置する第1バイト
(0〜16ビット)と、宛先IPアドレス614が位置
する第9、第10バイトの受信タイミングでゲート16
2を開き、これらのバイトをバッファメモリ163に制
御情報として格納する。また、プロセッサ17からの要
求信号S172に応答して、バッファメモリ163から
先入れ先だし形式で1組の制御情報(IPヘッダの第
1、第9、第10バイト)を内部バス10に読み出す。
【0031】図8は、プロセッサ17が実行するサブ・
ルーティングテーブル15の更新ルーチンのフロチャー
トを示す。このルーチンは、ルーティングテーブル・ア
クセス回路14がサブ・ルーティングテーブル15をア
クセスする時に発生するタイミング信号S140に応答
して実行される。先ず、信号線L15に現れたサブ・ル
ーティングテーブル15の出力データをチェックし、I
Pヘッダの宛先アドレスと対応したルーティング情報エ
ントリ(目的エントリ)がサブ・ルーティングテーブル
15に登録済みか否かを判定する(ステップ102)。
【0032】目的エントリが登録済み、すなわち、信号
線L15に有効データが出力されていた場合は、読み出
し要求信号S172を発生し、制御情報抽出回路16の
バッファメモリ163から1組の制御情報を読み出す
(ステップ118)。次に、上記制御情報の第1バイト
に含まれるTOS611を参照し、下位2ビットがコネ
クションの切断フラグを示しているか否かを判定する
(ステップ120)。コネクションの切断フラグを示し
ていなければ、このルーチンを終了する。もし、TOS
の下位2ビットがコネクションの切断フラグを示してい
た場合は、上記サブ・ルーティングテーブル15から、
上記制御情報の第2、第3バイトが示す宛先アドレスで
特定される目的エントリを削除(ステップ122)した
後、このルーチンを終了する。上記目的エントリの削除
は、内部バス10を介して行われる。
【0033】ステップ102で、サブ・ルーティングテ
ーブル15に目的エントリが未登録と判定された場合
は、ホールド信号S171をON状態にする。これによ
って、セル化回路13がルーティングテーブル出力を無
効にし、ルーティングテーブル・アクセス回路14がル
ーティングテーブルのアクセス動作を一時的に停止す
る。次に、読み出し要求信号S172を発生して、制御
情報抽出回路16のバッファメモリ163から1組の制
御情報を読み出し(ステップ106)、該制御情報の第
2、第3バイトが示す宛先アドレスに関するルーティン
グテーブル・エントリのダウンロード要求メッセージを
発行する(ステップ108)。上記ダウンロード要求メ
ッセージは、プロセッサ間通信インタフェース19を介
して、ルート管理装置5に送信される。
【0034】ルート管理装置からの応答メッセージを待
ち(ステップ110)、応答メッセージを受信すると、
該応答メッセージが示す新たなエントリ150を内部バ
ス10を介してサブ・ルーティングテーブル15に登録
する(ステップ112)。この時、ステップ106で既
に読み出してある制御情報セットの第1バイトをチェッ
クし、TOSの下位2ビットがコネクションの確立フラ
グ“11”を示していた場合は、エントリ優先度154
を“1”とする。TOSの下位2ビットがコネクション
の確立フラグを示していなければ、エントリ優先度15
4は“0”としておく。この後、信号線L15を介し
て、セル化回路13に、上記新たなエントリに含まれる
Next Hopアドレス152と出力ポート番号153を供給
し(ステップ114)、ホールド信号S171をOFF
状態に戻す(ステップ116)。これによって、一時停
止されていたルーティングテーブル・アクセス回路14
によるサブ・ルーティングテーブルのアクセスが再開さ
れ、セル化回路13によって次のIPパケットがセル化
される。
【0035】ここで、上記ステップ112における新た
なエントリの登録は、サブ・ルーティングテーブル15
の空きエリアに対して行われる。本実施例によれば、コ
ネクションの切断フラグを検出した時、ステップ122
で不要エントリを削除するようにしているため、サブ・
ルーティングテーブル15に随時、空きエリアが形成さ
れ、新たなエントリをこれらの空きエリアに追加登録で
きる。新たなエントリを登録しようとした時、もし、サ
ブ・ルーティングテーブル15に空きエリアがなかった
場合は、エントリ優先度154が“0”状態のエントリ
の中から犠牲にすべきエントリを選択して、新たなエン
トリを上書きすればよい。
【0036】エントリ優先度154が“0”状態のエン
トリの中には、例えば、単発的な送信パケットの受信処
理時に登録され、後続パケットによる同一エントリの参
照の可能性が極めて低いものも含まれている。これに対
して、エントリ優先度154が“1”状態のエントリ
は、コネクションが現在生きており、これを利用する後
続パケットが次々と到来する可能性が高い。従って、エ
ントリ優先度154が“1”のエントリをサブ・ルーテ
ィングテーブルに残し、エントリ優先度154が“0”
のエントリ群のうちの1つを犠牲にすれば、その後に発
生するルーティング情報のダウンロード回数が低減さ
れ、受信パケットのルーティング処理時間が短縮される
可能性が高い。尚、ルーティング情報のダウンロード要
求に対して、ルート管理装置5から、メイン・ルーティ
ングテーブル55には該当するエントリが存在しない旨
の応答メッセージを受信した場合、ステップ112、1
14に代えて、セル化回路13にパケット廃棄信号S1
73を出力すればよい。
【0037】図5に戻って、回線インタフェースボード
1の出力インタフェース部は、パケット組立て回路21
と、出力回線インタフェース23と、アドレス変換テー
ブル(メモリ)22とからなる。上記パケット組立て回
路21は、パケット転送ユニット3から受信したセルを
先頭部にNext HopアドレスをもつIPパケットに変換す
るためのものであり、例えば図9に示すように、パケッ
ト転送ユニット3の出力ポートLO−jに接続されたデ
セル化回路210と、バッファメモリ211と、書き込
み制御回路212と、読み出し制御回路213と、空き
アドレスレジスタ214とからなる。
【0038】上記デセル化回路210は、パケット転送
ユニット3から供給された各出力セルから内部ヘッダ7
1を除去し、内部ヘッダ71から抽出した入力ポート番
号712とセルタイプ713をそれぞれ信号線SP2
1、ST21に出力すると共に、各出力セルのペイロー
ド72の内容(データブロック)を信号線L210に出
力する。
【0039】書き込み制御回路212は、バッファメモ
リ211内に入力ポート番号と対応した論理的な複数の
キューQ1〜Qmを形成し、信号線L210に出力され
たデータブロックを入力ポート番号と対応した何れかの
キューにキューイングする。上記キューイング動作を行
うために、書き込み制御回路212は、例えば、入力ポ
ート番号毎に、キュー先頭アドレスと、ポインタアドレ
スと、パケット長とを記憶するための複数エントリから
なる制御テーブルを備える。上記制御テーブルの各エン
トリには、ポインタアドレスとして、空きアドレステー
ブル214から取出した空きアドレスが予め初期値とし
て設定されている。
【0040】書き込み制御回路212は、信号線ST2
1に現れたセルタイプが先頭セルを示した時、信号線S
P21から受信した入力ポート番号と対応したテーブル
エントリにおいて、ポインタアドレスとして記憶されて
いる第1アドレスをキュー先頭アドレスとして記憶する
と共に、信号線L210に出力された先頭セルのデータ
ブロックをバッファメモリ211内の上記第1アドレス
から始まるメモリエリアに格納する。この時、上記デー
タブロックの先頭に位置しているNext Hopアドレスの長
さと、IPアドレスの第2バイト目から抽出したトータ
ル長612との合計値をパケット長として上記テーブル
エントリに記憶する。また、空きアドレスレジスタ21
4から取出した第2アドレスを上記先頭セルのデータブ
ロックに付随するポインタアドレスとして上記バッファ
メモリ211に記憶すると共に、上記テーブルエントリ
に新たなポインタアドレスとして記憶しておく。
【0041】デセル回路210が先頭セル以外のセルを
処理した時は、書き込み制御回路212は、入力ポート
番号と対応した管理テーブルエントリが示すポインタア
ドレスを書き込みアドレスとして、信号線L210に出
力されたデータブロックをバッファメモリ211に格納
し、空きアドレスレジスタ214から取出した第3のア
ドレスを上記制御テーブルエントリとバッファメモリに
新たなポインタアドレスとして記憶する。上記動作を繰
り返すことによって、バッファメモリ211内には、入
力ポート番号と対応した論理的なキューに蓄積された形
で、先頭部分にNext HopアドレスをもつIPパケットが
順次に組た立てられる。信号線ST21に現れたセルタ
イプが最終セルを示した時、書き込み制御回路212
は、上述したバッファメモリへのデータブロック格納動
作とポインタアドレスの更新処理を行った後、上記最終
セルと対応した制御テーブルエントリ内のキュー先頭ア
ドレスとパケット長を信号線L212を介して読み出し
制御回路213に通知する。
【0042】読み出し制御回路213は、上記書き込み
制御回路212から通知されたキュー先頭アドレスを読
み出しアドレスとして、バッファメモリ211から最初
のデータブロックを信号線L21に読み出す。この時、
上記データブロックに付随してバッファメモリ211か
ら読み出されたポインタアドレスを次の読み出しアドレ
スとすることによって、バッファメモリ211から次の
データブロックを読み出すことができる。上記読み出し
動作を繰り返すことによって、IPパケットの内容を順
次に信号線L21に出力できる。読み出し制御回路21
3は、バッファメモリ211からのデータブロックの読
み出しの都度、不要となったポインタアドレスを空きア
ドレスレジスタ214に解放する。また、バッファメモ
リ211からのデータの読み出しの都度、読み出された
データ長を累計しておき、読み出されたデータ長の累計
値が書き込み制御回路212から通知されたパケット長
に達した時点で、1パケット分のデータの読み出し動作
を終了する。これによって、信号線L21に、図10に
示すように、先頭部分にNext Hopアドレス72Aを有
し、これにIPヘッダ61とIPパケットデータ62が
続く形のパケットデータ63が出力される。
【0043】出力回線インタフェース23は、信号線L
21からパケット63を受信すると、Next Hopアドレス
72Aに基づいてアドレス変換テーブル22をアクセス
する。上記アドレス変換テーブル22には、Next Hopア
ドレスと、OSIモデルにおけるデータリンク層(第2
層)の物理宛先アドレス(MAC宛先アドレス)との関
係が定義されている。上記アドレス変換テーブル22の
内容は、ルート管理装置5によって、通信インタフェー
ス19を介して適宜更新されており、上記物理宛先アド
レスは、上記Next Hopアドレスを持つ後段のデータ通信
システムの入力インタフェース部のアドレスを示してい
る。
【0044】出力回線インタフェース23は、Next Hop
アドレス72Aと対応して上記アドレス変換テーブル2
2から読み出されたデータリンク層宛先アドレス82
と、出力回線インタフェース23内に予め記憶されてい
るデータリンク層の送信元アドレス81、その他の情報
83に基づいてデータリンク層ヘッダ80を生成し、受
信パケット63をNext Hopアドレス72Aの代わりにデ
ータリンク層ヘッダ80をもつパケット64に変換す
る。上記パケット64は、更に、出力回線OUT−i上
の物理層プロトコルに応じた信号フォーマットに変換し
た後、出力回線OUT−iに送出される。
【0045】図11は、パケット転送ユニット3の1実
施例を示す。パケット転送ユニット3としては、図示す
るように、複数の入力ポートLI−1〜LI−nから並
列的に入力されたセルを複数ビット幅の信号線L31に
時系列的に出力するための多重化回路31と、上記信号
線L31に接続されたバッファメモリ(共通バッファ)
32と、上記バッファメモリ32から読み出されたセル
を複数の出力ポートLO−1〜LO−nに巡回的に振り
分けるための分離回路33と、信号線L31に出力され
たセルをバッファメモリ32内に形成した出力ポート対
応の論理的なキューにキューイングするための書き込み
制御回路34と、上記論理的なキューから順次にセルを
読み出すための読み出し制御回路35と、空きアドレス
レジスタ36と、それぞれポート数nをカウント値の上
限とするカウンタ37、38からなる共通バッファ型の
固定長パケットスイッチを適用できる。
【0046】上記スイッチにおいて、バッファメモリ3
2へのセルの書き込み(W)とバッファメモリ32から
のセルの読み出し(R)は交互に行われる。カウンタ3
7は、例えば、1セルのR/W期間にオン、オフするク
ロックパルスCLK0の立ち上がりでカウント動作し、
カウンタ38は、上記クロックパルスCLK0の立下り
でカウント動作する。多重化回路31は、上記カウンタ
37の出力値CNT−1が示す入力ポートを選択するこ
とによって、各入力ポートLI−1〜LI−nからの入
力セルを時系列的に信号線L31に出力する。分離回路
33は、バッファメモリ32からの読み出しセルをカウ
ンタ38の出力値CNT−2と対応した出力ポートに出
力する。
【0047】多重化回路31から出力された入力セル7
0は、信号線L31を介してバッファメモリ32に入力
される。この時、入力セルの内部ヘッダ情報のうち、出
力ポート番号711が信号線L32を介して書き込み制
御回路34に供給される。上記書き込み制御回路34
は、各出力ポート番号と対応してポインタアドレスを記
憶するための書き込み制御テーブルを備えており、信号
線L32から出力ポート番号が入力されると、上記制御
テーブルから読み出された上記出力ポート番号と対応し
たポインタアドレスを書き込みアドレスWAとして、入
力セルをバッファメモリ32のセル領域に書き込む。こ
の時、空きアドレスレジスタ36から取り出された空き
アドレスが、上記バッファメモリ32のポインタアドレ
ス領域に書き込まれると同時に、上記書き込み制御テー
ブルの新たなポインタアドレスとなる。上記書き込み制
御回路34の動作によって、バッファメモリ32には、
同一の出力ポート番号をもつセルが、入力順にポインタ
アドレスでリンクされた形で格納されていく。
【0048】読み出し制御回路35は、出力ポート番号
と対応してポインタアドレスを記憶するための読み出し
制御テーブルを備え、カウンタ38の出力値CNT−2
が示す出力ポート番号と対応したポインタアドレスを読
み出しアドレスRAとして、バッファメモリ32をアク
セスする。これによって、バッファメモリ32から、1
個のセルと、これに付随したポインタアドレスとが読み
出される。バッファメモリ32から読み出されたセル
は、分離回路33を介して、カウンタ出力値CNT−2
が示す出力ポートに送出される。一方、バッファメモリ
32から読み出されたポインタ番号は、同一出力ポート
に対する次回の読み出しサイクルで使用するポインタア
ドレスとして読み出し制御テーブルに記憶される。ま
た、読み出しアドレスRAとして使用済みとなったポイ
ンタアドレスは、空きアドレスレジスタ36に解放され
る。上述したセルの読み出し制御回路35の動作によっ
て、入力ポートLI−1〜LI−nからの入力セル列
が、それぞれ入力順序に従って、各々の内部ヘッダ(出
力ポート番号)が示す出力ポートに転送される。尚、パ
ケット転送ユニット3としては、上述した共通バッファ
型の固定長パケットスイッチ以外に、例えば、マトリク
ス型のスイッチや、バス型の転送装置を適用してもよ
い。
【0049】上記実施例では、パケットの送信元端末
が、IPヘッダのTOSフィールドにコネクションの確
立または切断を示すフラグを設定し、IPパケットを受
信した通信ノード装置の各回線インタフェースボード
が、上記フラグの有無によって、サブ・ルーティングテ
ーブルにダウンロードするルーティング情報のエントリ
優先度を決定するようにしている。しかしながら、端末
装置から通信ノード装置へのコネクション確立/切断の
通知には、例えば、図10に示したIPパケットのデー
タ部62に含まれるTCPパケットのヘッダ620を利
用してもよい。
【0050】OSIモデルでは、IPプロトコルの上位
にあるトランスポート層(第4層)のプロトコルTCP
(Transaction Control Protocol)において、データ通
信端末間での通信コネクションの確立および切断に関し
て規定している。すなわち、TCPヘッダでは、図12
に示すように、送受信システム内におけるアプリケーシ
ョンを特定するための送信ポート番号621および宛先
ポート番号622、送信データストリーム中でのデータ
セグメント位置を示すシーケンス番号623、確認応答
番号624、などの制御情報に加えて、6ビットのコー
ドビット領域625が定義されており、上記コードビッ
ト領域の第5ビットが同期(SYN)ビット、第6ビッ
トが転送終了(FIN)ビットとなっている。
【0051】TCPを適用したデータ通信端末間では、
通信コネクション確立時に、上記SYNビットを“1”
にしたTCPパケットを送受信し、通信コネクションの
切断時に、上記FINビットを“1”にしたTCPパケ
ットを送受信する。従って、TCP端末からの受信パケ
ットに関しては、図5に示した制御情報抽出回路16
が、前述したIPヘッダの第1バイトに代えて、上記S
YNビットとFINビットを含むTCPヘッダの第7バ
イトを抽出し、サブ・ルーティングテーブル15へのル
ーティング情報エントリの更新時に、プロセッサ17
が、上記TCPヘッダの第7バイトの下位2ビットをチ
ェックすることによって、ルーティング情報のエントリ
優先度を判断できる。
【0052】IPパケットがデータフィールド62にT
CPヘッダを含むか否かは、IPヘッダに含まれている
プロトコルタイプを参照することによって判断できる。
従って、本発明の好ましい実施例として、例えば、制御
情報抽出回路16において、各IPパケットから、TO
Sフィールドを含む第1バイトと、プロトコルタイプを
含む第5バイトと、宛先IPアドレスを含む第9、第1
0バイトと、TCPコードビット領域が位置する第19
バイト(TCPヘッダの第7バイト)とを抽出してお
き、プロセッサ17が、上記プロトコルタイプを識別し
て上記第19バイトの有効性を判定し、上記第19バイ
トが有効(TCPのコードビットを含む)と判断された
場合には、上記TOSフィールドに設定されたフラグビ
ット判定結果と、TCPコードビット領域のSYSビッ
ト、FINビットの判定結果との論理和でもって、コネ
クションの確立、切断を判断するようにしてもよい。
【0053】以下、本発明の通信ノード装置におけるサ
ブ・ルーティングテーブル15の更新制御について具体
的に説明する。図13は、複数のデータ端末と複数の本
発明による通信ノード装置とによって構築されたデータ
通信網の1例を示す。図13において、400A〜40
0Hはデータ通信端末を示す。ここでは、説明の便宜
上、400A〜400Dを発信側データ通信端末、40
0E〜400Hを受信側データ通信端末とし、少なくと
も発信側の各データ通信端末400A〜400Dが、前
述したIPヘッダへのコネクション確立/切断フラグの
設定機能、またはTCPヘッダのSYN/FINビット
設定機能を備えるものとする。300A〜300Dは、
図5に示した回線インタフェースボード1−i(i=1
〜n)を備えた図1の構成をもつ通信ノード装置、20
0A〜200Hは、上述したデータ通信端末や通信ノー
ド装置を収容するネットワークを示し、括弧内に示した
数字(xx.xx.xx.xx)は、各データ通信端末および通信
ノード装置の入出力インタフェース(回線インタフェー
スボード1−i)のIPアドレス、および各ネットワー
クのIPアドレスを示す。
【0054】ここで、通信ノード装置300Aは、図1
に示した回線インタフェースボード1−1がネットワー
ク200Aに、回線インタフェースボード1−2がネッ
トワーク200Bに、回線インタフェースボード1−3
がネットワーク200Cに、回線インタフェースボード
1−4がネットワーク200Dに接続されているものと
して、データ通信端末400Aがデータ通信端末400
Eにパケットを送信する場合を想定する。発信側のデー
タ通信端末100Aは、通信を開始するに当たって、I
Pヘッダ部にコネクション確立フラグ(または、TCP
ヘッダにSYNビット“1”)が付与され、宛先IPア
ドレス(DA)614にアドレス値「50. 0. 0. 2」を
もつパケット(以下、先頭パケットと言う)を発行す
る。上記先頭パケットは、データ部62に有効データを
含む通常のユーザパケットでもよいし、データ部62に
有効データを含まないコネクションの確立指示(優先ル
ーティング情報エントリの登録指示)のみを目的とした
ダミーパケットであってもよい。
【0055】上記先頭パケットを含むパケット信号群
が、ネットワーク200Aを経由して通信ノード装置3
00Aに到着すると、回線インタフェースボード1−1
では、入力回線IN−iからの受信信号を入力回線イン
タフェース11で終端処理し、受信IPパケットのIP
ヘッダから抽出したDAをキーとして、サブ・ルーティ
ングテーブル15を検索する。上記先頭パケットが受信
された時点では、サブ・ルーティングテーブル15には
該当するエントリがないため、プロセッサ17は、ルー
ト管理部5に対して、DA「50. 0. 0. 2」のルーティ
ング情報エントリについてダウンロードを要求する。
【0056】ルート管理部5のプロセッサ51が、メイ
ン・ルーティングテーブル55から目的エントリを検索
し、これを要求元の回線インタフェースボード1−1の
プロセッサ17に回答すると、上記目的エントリは、図
14にエントリ150−1に示す形で、サブ・ルーティ
ングテーブル15に登録される。ここで、SA151、
Next Hopアドレス152、出力ポート番号153には、
ルート管理装置5からダウンロードされた情報が設定さ
れる。また、エントリ優先度154には、先頭パケット
からコネクション確立フラグが検出されたことによっ
て、状態値“1”(優先エントリ)が設定される。先頭
パケットは、目的エントリがルート管理装置5から回線
インタフェースボード1−1にダウンロードされた時点
で、セル化回路13によって固定長短パケット(セル)
に変換され、パケット転送ユニット3に転送される。こ
の場合、上記先頭パケットから生成された各セルの内部
ヘッダには、出力ポート番号「2」が設定されているた
め、これらのセルは、パケット転送ユニット3で回線イ
ンタフェースボード1−2に転送される。
【0057】回線インタフェースボード1−2では、パ
ケット組立て回路21によって、上記パケット転送ユニ
ット3からの出力セルを先頭部にNext Hopアドレス「2
0. 0.0. 2」をもつIPパケットに変換する。また、出
力回線インタフェース23で、アドレス変換テーブル2
2を参照することによって、Next Hopアドレス「20.0.
0. 2」が示す通信ノード装置300Bの回線インタフェ
ースボード物理アドレスを検索し、上記IPパケットを
データリンク層フレームに変換した後、出力回線OUT
−2に送出する。データ通信端末400Aから送出され
た第2パケット以降のパケットを処理する時点では、回
線インタフェースボード1−1のサブ・ルーティングテ
ーブル15には、必要なルーティング情報が既に登録済
みの状態となっているため、ルート管理部5を介在させ
ることなく、受信パケットを迅速にルーティング処理で
きる。
【0058】上記データ通信端末400Aが通信を開始
した後、データ通信端末400Bが400Fと、また、
データ通信端末400Cが400Gとそれぞ通信を開始
した場合、通信ノード装置300Aのサブ・ルーティン
グテーブル15には、図15に示すように、新たなエン
トリ150−2、150−3が追加登録される。この例
では、データ通信端末400Bは、先頭パケットにコネ
クション確立フラグを設定したため、エントリ150−
2のエントリ優先度が“1”となっているが、データ通
信端末400Cは、コネクションを確立することなくパ
ケットの送信を開始したため、エントリ150−3のエ
ントリ優先度が“0”となっている。
【0059】次に、データ通信端末400Bが、データ
通信端末400Fとの通信を終了するために、コネクシ
ョン切断フラグが設定され、宛先IPアドレス614と
してアドレス値「60. 0. 0. 2」を含んだパケット(以
下、最終パケットと言う)を送信した場合を想定する。
上記最終パケットは、コネクションの確立時と同様、デ
ータ部62に有効データを含む通常のユーザパケットて
もよいし、ルーティング情報の削除指示のみを目的とし
たダミーパケットであってもよい。上記最終パケットを
受信した通信ノード装置300Aの回線インタフェース
1−1では、サブ・ルーティングテーブル15を参照し
て、上記最終パケットを通信ノード装置300Bに向か
う出力回線OUT−2に転送処理する。この時、受信パ
ケットからコネクション切断フラグが検出されたことに
よって、サブ・ルーティングテーブル15からエントリ
150−2が削除され、サブ・ルーティングテーブル1
5には、図16に示すように、空きエリアが形成され
る。
【0060】データ通信端末400Bが通信を終了した
後、別のデータ通信端末400Dが、データ通信端末4
00Hとの間にコネクションを確立し、通信を開始した
場合、通信ノード装置300Aの回線インタフェースボ
ード1−1は、前述したデータ通信端末400Aの先頭
パケット受信時と同様の手順で、サブ・ルーティングテ
ーブル15にルーティング情報エントリをダウンロード
する。この時、サブ・ルーティングテーブル15には、
エントリ150−2の削除によって空きエリアが形成さ
れているため、図17に示すように、上記データ通信端
末400D用の新たなエントリ150−4を上記空きエ
リアに登録することができる。
【0061】サブ・ルーティングテーブル15への新規
エントリのダウンロード回数が増加し、テーブル15に
空きエリアがなくなった場合、既登録エントリのうちの
何れかを犠牲にして、新たなエントリを上書きする必要
がある。この場合、本発明によれば、図17が示すよう
に、サブ・ルーティングテーブル15の登録エントリに
は、優先度が“1”のエントリと“0”のエントリとが
存在している。エントリ優先度が“1”のエントリは、
現在コネクションが存続中であって、このエントリを使
用する後続パケットの到来を期待できるが、エントリ優
先度が“0”のエントリは、これを利用する後続パケッ
トが到来するか否かを予測できない。従って、空きエリ
アが不足した場合、エントリ優先度が“0”のエントリ
のうちの1つを犠牲にして、新たなエントリを登録すれ
ばよい。尚、同じ優先度のエントリ群のなかから犠牲に
すべき1つのエントリを選択する方法としては、(a)
その都度、ランダムに目的エントリを選択する、(b)
最後に選択されたエントリ位置をポインタで記憶してお
き、次回は、ポインタが示す位置から所定方向に循環的
に走査して目的エントリを選択する等、種々のアルゴリ
ズムが適用できる。エントリ毎にサブ・ルーティングテ
ーブルへの登録時刻を記憶しておき、生存時間の最も長
いものを犠牲にするようにしてもよい。
【0062】図5に示した回線インタフェースボード1
−iによれば、サブ・ルーティングテーブル15にルー
ティング情報エントリが登録済みの受信パケットについ
ては、ルート管理装置5と交信することなく、回線イン
タフェースボード1−iの内部でルーティング処理を達
成できる。従って、例えば、ルーティングテーブル・ア
クセス回路14やセル化回路13をASIC(Applicati
on Specific Integrated Circuit、特定用途向けIC)
によって構成しておけば、ハードウェア回路動作による
高速のパケット転送が実現できる。また、サブ・ルーテ
ィングテーブル15として、例えば、宛先IPアドレス
を与えることによって目的エントリの内容を直ちに読み
出せる連想メモリ(Content Addressable Memory :CA
M)構造のものを適用すれば、上記パケット転送動作を
更に高速化できる。
【0063】上記図5に示した実施例では、ルーティン
グテーブル・アクセス回路14でサブ・ルーティングテ
ーブル15をアクセスし、サブ・ルーティングテーブル
15の出力をプロセッサ17で判定したが、これに代え
て、例えば、図18に示すように、ルーティングテーブ
ル・アクセス回路14で抽出した宛先IPアドレスS1
4をプロセッサ17に読み込み、プロセッサ17が、内
部バス10を介してサブ・ルーティングテーブル15か
ら目的エントリを読み出し、目的アドレスに含まれるル
ーティング情報(Next Hopアドレスと出力ポート番号)
を信号線L15でセル化回路13に供給するようにして
もよい。この場合、プログラムによるテーブル検索が可
能となり、且つ、セル化回路13へのルーティング情報
の供給元が常にプロセッサ17となるため、セル化回路
13に対してホールド信号S171を与える必要はなく
なる。
【0064】本発明の更に他の変形例として、ルーティ
ングテーブル・アクセス回路14にサブ・ルーティング
テーブル15の検索機能と検索結果の判断機能を装備し
ておき、各IPパケット毎に目的エントリの有無をプロ
セッサ17に通知し、サブ・ルーティングテーブル15
に目的エントリが見つかった場合は、ルーティングテー
ブル・アクセス回路14からセル化回路13にル−ティ
ング情報を供給するようにしてもよい。図5、図18に
示した実施例では、各回線インタフェースボードで、受
信パケットを固定長の短パケットに変換してパケット転
送ユニットに出力したが、本発明によるサブ・ルーティ
ングテーブルの更新制御は、受信パケットを可変長のま
まパケット転送ユニットに出力する回線インタフェース
ボードに対しても適用できる。
【0065】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、各回線インタフェースボード毎に
キャッシュメモリとして用意されたサブ・ルーティング
テーブルに、有効なルーティング情報エントリを残し
て、不要となったルーティング情報エントリをタイミン
グよく削除するようにしているため、サブ・ルーティン
グテーブルへの新たなエントリの追加登録が容易とな
る。また、本発明によれば、サブ・ルーティングテーブ
ルの各エントリ毎にエントリ優先度を示す情報を記憶す
ることによって、テーブルに空きエリアが無くなったと
き、優先度の高いエントリを残し、優先度の低いエント
リのうちの1つを犠牲にして新たなエントリを追加登録
することができるため、サブ・ルーティングテーブルに
よるルーティング情報の検索ヒット率が向上し、受信パ
ケットのルーティング処理を高速化することが可能とな
る。また、不要エントリをタイミングよく削除したこと
によって、サブ・ルーティングテーブルの容量を有効活
用できるため、比較的小容量のキャッシュメモリで高い
検索ヒット率を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信ノード装置の1実施例を示す
図。
【図2】回線インタフェースで扱う可変長パケットと固
定長短パケット(セル)との関係を説明するための図。
【図3】IPヘッダのフォーマットを示す図。
【図4】セルに付される内部ヘッダのフォーマットを示
す図。
【図5】図1における回線インタフェースボード1−i
の1実施例を示す構成図。
【図6】サブ・ルーティングテーブル15に登録される
ルーティング情報エントリの構成を示す図。
【図7】図5の制御情報抽出回路16の1実施例を示す
図。
【図8】図5のプロセッサ17が実行するサブ・ルーテ
ィングテーブル更新ルーチンの1実施例を示すフローチ
ャート。
【図9】図5のパケット組立て回路21の1実施例を示
す図。
【図10】図5の出力回線インタフェース23で行われ
るパケットの変換を示す図。
【図11】図1におけるスイッチ3の1実施例を示す構
成図。
【図12】TCPヘッダの構成を示す図。
【図13】本発明の通信ノード装置を適用した通信ネッ
トワークの1例を示す図。
【図14】図13の通信ノード装置300Aが備えるサ
ブ・ルーティングテーブル15のエントリの登録状態を
示す図。
【図15】エントリ追加後の上記サブ・ルーティングテ
ーブル15の状態を示す図。
【図16】エントリ削除後の上記サブ・ルーティングテ
ーブル15の状態を示す図。
【図17】上記サブ・ルーティングテーブル15へのそ
の後のエントリ追加を示す図。
【図18】図1の回線インタフェースボード1−iの他
の実施例を示す構成図。
【符号の説明】
1−1〜1―n:回線インタフェースボード、3:パケ
ット転送ユニット、5:ルート管理装置、11:入力回
線インタフェース、12:バッファメモリ、13:セル
化回路、14:ルーティングテーブル・アクセス回路、
15:サブ・ルーティングテーブル(キャッシュメモ
リ)、16:制御情報抽出回路、17:プロセッサ、1
8:メモリ、19:プロセッサ間通信インタフェース、
21:パケット組立て回路、22:アドレス変換テーブ
ル、23:出力回線インタフェース、51:プロセッ
サ、52:プログラムメモリ、53:プロセッサ間通信
インタフェース、54;インタフェース回路、60:I
Pパケット、61:IPヘッダ、62:IPパケットデ
ータ、70:セル、71:内部ヘッダ、72:ペイロー
ド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麻尾 浩一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信システム事業本部内 (72)発明者 岡部 大輔 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信システム事業本部内 Fターム(参考) 5K030 GA01 GA06 HB06 HB17 HB28 HB29 HC01 HD03 JA05 JA10 KA05 KA13 LB05 LC18 LE05 MA13 MB15 5K033 AA02 AA04 BA05 CB17 CC01 DA05 DB12 9A001 CC02 CC06 KK56 LL09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ノードで必要とする複数のルーティン
    グ情報エントリを記憶するための主ルーティングテーブ
    ルを有するルート管理装置と、それぞれ入出力回線毎に
    設けられた複数の回線インタフェースとからなり、上記
    各回線インタフェースが、上記ルート管理装置からロー
    ドされた限定個数のルーティング情報エントリを記憶す
    るためのサブ・ルーティングテーブルを有し、入力回線
    からの受信パケットを上記サブ・ルーティングテーブル
    を参照してルーティング処理するようにした通信ノード
    装置において、 上記各回線インタフェースが、上記入力回線からの受信
    パケットから抽出した所定の情報に基づいて、上記サブ
    ・ルーティングテーブルに登録済みの特定のルーティン
    グ情報エントリを削除するテーブル管理装置を備えたこ
    とを特徴とする通信ノード装置。
  2. 【請求項2】前記テーブル管理装置が、前記入力回線か
    ら受信された各パケットの所定位置に定義された制御情
    報フィールドをチェックし、上記制御情報フィールドに
    第1の制御情報を含む特定のパケットと対応した特定の
    ルーティング情報エントリを前記サブ・ルーティングテ
    ーブルから削除することを特徴とする請求項1に記載の
    通信ノード装置。
  3. 【請求項3】前記テーブル管理装置が、前記入力回線か
    らの受信パケットと対応する未登録ルーティング情報エ
    ントリについて、前記ルート管理装置にダウンロードを
    要求し、上記ルート管理装置からダウンロードされた新
    たなルーティング情報エントリを前記サブ・ルーティン
    グテーブルに登録するための手段を含むことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の通信ノード装置。
  4. 【請求項4】前記登録手段が、前記入力回線から受信さ
    れた各パケットの所定位置に定義された制御情報フィー
    ルドをチェックし、上記制御情報フィールドに第2の制
    御情報を含む特定のパケットと対応してダウンロードさ
    れたルーティング情報エントリについて、高優先度表示
    を付して前記サブ・ルーティングテーブルに登録するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の通信ノード装置。
  5. 【請求項5】前記サブ・ルーティングテーブルに空きエ
    リアがない場合、前記登録手段が、上記サブ・ルーティ
    ングテーブルに登録済みのルーティング情報エントリの
    うち、高優先度表示のないの何れかエントリを犠牲にし
    て、前記新たなルーティング情報エントリを登録するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の通信ノード装置。
  6. 【請求項6】前記テーブル管理手段が、各受信パケット
    のヘッダに定義された制御情報フィールドをチェックす
    ることを特徴とする請求項2〜請求項5の何れかに記載
    の通信ノード装置。
  7. 【請求項7】前記テーブル管理手段が、各受信パケット
    のデータ部に定義された制御情報フィールドをチェック
    することを特徴とする請求項2〜請求項5の何れかに記
    載の通信ノード装置。
  8. 【請求項8】通信ノードで必要とする複数のルーティン
    グ情報エントリを記憶するための主ルーティングテーブ
    ルを有するルート管理装置と、それぞれ入出力回線毎に
    設けられた複数の回線インタフェースボードと、上記回
    線インタフェースボード間でパケットを転送するパケッ
    ト転送装置とからなる通信ノード装置において、上記各
    回線インタフェースボードが、 上記ルート管理装置からロードされた限定個数のルーテ
    ィング情報エントリを記憶するためのサブ・ルーティン
    グテーブルと、 入力回線から受信したパケットの宛先アドレスに基づい
    て上記サブ・ルーティングテーブルからルーティング情
    報エントリを読み出し、上記パケットに上記ルーティン
    グ情報エントリに含まれる出力ポート情報を付加して上
    記パケット転送装置に出力する入力インタフェース部
    と、 上記パケット転送装置から受信したパケットから上記出
    力ポート情報を除去し、出力回線に送出する出力インタ
    フェース部と、 上記入力回線からの受信パケットと対応する未登録ルー
    ティング情報エントリについて、上記ルート管理装置に
    ダウンロードを要求し、上記ルート管理装置からダウン
    ロードされた新たなルーティング情報エントリを上記サ
    ブ・ルーティングテーブルに登録すると共に、上記入力
    回線からの受信パケットから抽出した所定の情報に基づ
    いて、上記サブ・ルーティングテーブルに登録済みの特
    定のルーティング情報エントリを削除するテーブル管理
    装置とを備えたことを特徴とする通信ノード装置。
  9. 【請求項9】前記入力インタフェース部が、前記入力回
    線から受信した可変長パケットを複数のデータブロック
    に分割し、各データブロックに前記出力ポート情報を含
    む内部ヘッダを付加して固定長パケットとして出力する
    第1のパケット変換回路と、前記パケット転送装置から
    受信した固定長パケットから内部ヘッダを除去し、得ら
    れたデータブロックから元の可変長パケットに組立てる
    第2のパケット変換回路とを有し、 前記パケット転送装置が、前記各回線インタフェースボ
    ード間で固定長パケットを転送することを特徴とする請
    求項8に記載の通信ノード装置。
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