JP2001044899A - 識別システム及びその通信方法 - Google Patents

識別システム及びその通信方法

Info

Publication number
JP2001044899A
JP2001044899A JP11217576A JP21757699A JP2001044899A JP 2001044899 A JP2001044899 A JP 2001044899A JP 11217576 A JP11217576 A JP 11217576A JP 21757699 A JP21757699 A JP 21757699A JP 2001044899 A JP2001044899 A JP 2001044899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
unit
data carrier
tag
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11217576A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Ariyoshi
智規 有吉
Yutaka Haga
豊 芳賀
Yoshimi Kanda
好美 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP11217576A priority Critical patent/JP2001044899A/ja
Publication of JP2001044899A publication Critical patent/JP2001044899A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たなコストを発生させることなくまた新た
な法的規制についての対応を要することなくユニット間
で相互に通信可能な識別システムを提供する。 【解決手段】 書込/読出制御ユニット10又は30か
らタグ(データキャリア)1にデータを書き込み、それ
を書込/読出制御ユニット30又は10が読み出すこと
によって書込/読出制御ユニット10,30間及び上位
機器1(20)・上位機器2(40)間の通信を実現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具や製品の管理
を行う物流システムや人体や物品等の識別に用いられる
識別システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、識別対象物にメモリを有するデー
タキャリアを設け、外部からデータ伝送によってこのよ
うなメモリに必要な情報を書き込んでおき、必要に応じ
てその情報を読み出すようにした識別システムが提案さ
れている。このような識別システムは、例えば、組立搬
送ラインでの部品,製品の識別やスキー場のゲート,自
動改札機等において搬送や入改札を機械化するために、
製品や通過する人を識別したり、課金処理を行うシステ
ムとして応用さているものである。
【0003】図7に、書込/読出制御ユニット100と
データを保持するデータキャリアであるタグ101を備
えた従来の識別システム示す。書込/読出制御ユニット
100からタグ101にデータ又はコマンドを送信する
場合には、送信コイル102の一定のキャリア周波数で
の発振を一定周期で断続させる。上位機器1(103)
からの送信データに従って、その断続を互いに異なる第
1と第2のデューティ比に変化させることにより信号を
送信する。タグ101では、送信コイル102の発振に
よって共振回路104に生じる信号を復調し、それに従
ってメモリ105へのデータの書き込み及び読み出しを
行う。一方、書込/読出制御ユニット100がタグ10
1からデータを受信する場合には、送信コイル102を
第1及び第2のデューティ比と異なる第3のデューティ
比で断続して発振させ、タグ101はこの送信コイル1
02の発振によって共振回路104に生じる残響信号を
制御し、受信コイル106はタグ101から送り返され
た残響信号を復号してデータを再生している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような識別システムでは、書込/読出制御ユニット10
0から送信されるデータをタグ101で受信する場合と
タグ101から送信されるデータを書込/読出制御ユニ
ット100で受信する場合では通信プロトコールが異な
るため、共通のデータキャリアと通信を行う書込/読出
制御ユニットどうしでは通信することができなかった。
このため、上位機器1(103)と他の上位機器2(1
07)で通信を行おうとすると、別途、有線又は無線の
通信設備108,109を各上位機器に備える必要があ
り、コストの上昇を招くとともに新たな設備の設置に関
する法的規制をクリアする必要が生じる場合もあり、容
易にアプリケーションに使用することができなかった。
【0005】本発明はかかる従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、共通
のデータキャリアとの間で通信する複数のユニットを備
えた通信システムのアプリケーションにおいて、新たな
コストを発生させることなくまた新たな法的規制につい
ての対応を要することなく、ユニット間で相互に通信可
能な識別システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するために、本発明は、データを保持するデータキャ
リアと、前記データキャリアにデータを伝送する送信ア
ンテナを有する第1ユニットと、前記第1ユニットによ
って書き込まれたデータを前記データキャリアから受信
する受信アンテナを有する第2ユニットと、を備えた識
別システムである。
【0007】本発明によれば、データキャリアを介して
第1ユニットから第2ユニットへのデータの伝送が可能
となるので、新たなコストを発生させることなくまた新
たな法的規制についての対応を要することない。また、
第2ユニットが受信アンテナのみを有する構成とするこ
とによって、コストの削減することができる。第1ユニ
ットが受信アンテナを備え、第2ユニットが送信アンテ
ナを備え、双方向で通信できるようにすることもでき
る。
【0008】また、本発明は、データを保持するデータ
キャリアと、前記データキャリアにデータを伝送する送
信アンテナを有する第1ユニットと、前記データキャリ
アからのデータ受信時に発振して受信時信号を送出する
受信時信号送信アンテナと、前記データキャリアから送
出されるデータを受信する受信アンテナとを有する第2
ユニットと、を備えた識別システムにおいて、前記第1
ユニットは、前記受信時信号送信アンテナの発振状態を
検出する発振状態検出手段と、前記受信時信号送信アン
テナの発振状態に応じて前記送信アンテナの発振を停止
させる発振制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、データキャリアを介して
第1ユニットから第2ユニットへのデータの伝送が可能
となるので、新たなコストを発生させることなくまた新
たな法的規制についての対応を要することない。
【0010】また、前記データキャリアを前記第2ユニ
ットに一体に設けるようにしてもよい。
【0011】また、前記データキャリアを前記第1ユニ
ットと前記第2ユニットのいずれからもほぼ等距離隔た
った位置に設けるようにしてもよい。
【0012】このようにすれば、より長距離でのユニッ
ト間の通信が可能となる。また、本発明は、データを保
持するデータキャリアと、前記データキャリアにデータ
を伝送する送信アンテナを有する第1ユニットと、前記
データキャリアから送出されるデータを受信する受信ア
ンテナを有する第2ユニットと、を備えた識別システム
における通信方法において、前記第1ユニットと前記デ
ータキャリアが互いに通信可能状態にある場合に、前記
第1ユニットから前記データキャリアにデータを送信
し、前記第2ユニットと前記データキャリアが互いに通
信可能状態にある場合に、前記第2ユニットが、前記第
1ユニットによって書き込まれたデータを前記データキ
ャリアから受信することを特徴とする。
【0013】本発明によれば、データキャリアを介して
第1ユニットから第2ユニットへのデータの伝送が可能
となるので、新たなコストを発生させることなくまた新
たな法的規制についての対応を要することない。また、
第2ユニットが受信アンテナのみを有する構成とするこ
とによって、コストの削減することができる。第1ユニ
ットが受信アンテナを備え、第2ユニットが送信アンテ
ナを備え、双方向で通信できるようにすることもでき
る。
【0014】また、本発明は、データを保持するデータ
キャリアと、前記データキャリアにデータを伝送する送
信アンテナを有する第1ユニットと、前記データキャリ
アからのデータ受信時に発振して受信時信号を送出する
受信時信号送信アンテナと、前記データキャリアから送
出されるデータを受信する受信アンテナとを有する第2
ユニットと、を備えた識別システムにおける通信方法に
おいて、前記第2ユニットの受信時送信アンテナが発振
している場合には、前記第1ユニットは、前記送信アン
テナの発振を停止させて、前記第2ユニットの受信時送
信アンテナが発振していない場合には、前記第1ユニッ
トは、前記データキャリアにデータを書き込み、前記第
2ユニットは前記第1ユニットによってデータキャリア
に書き込まれたデータを受信することを特徴とする。
【0015】本発明によれば、データキャリアを介して
第1ユニットから第2ユニットへのデータの伝送が可能
となるので、新たなコストを発生させることなくまた新
たな法的規制についての対応を要することない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0017】(第1の実施形態)図1は本発明の実施形
態に係る識別システムの概略構成を示すブロック図であ
る。実施形態においては、一般にRFID(Radio fre
quency Identification)システムと呼ばれる識別シス
テムについて説明するが、本発明が適用できる識別シス
テムはこのような方式のものに限られない。
【0018】図1において、データキャリアとしてのタ
グ1はコイル2とコンデンサ3から成る共振回路4に復
調部5,シャント回路6,通信制御部7が接続される。
通信制御部7は復調されたコマンドに従って不揮発性の
メモリ8にデータを書き込み又は読み出すものであっ
て、読み出されたデータは一旦バイフェーズ符号に変換
される。シャント回路6はバイフェーズ符号により共振
回路の両端を短絡するものである。一方、第1ユニット
としての書込/読出制御ユニット10は、変調回路1
1,ドライブ回路12,送信コイル13、受信コイル1
4,増幅器15,BPF(Band Pass Filter)16,
検波回路17,A/Dコンバータ18,各部の制御を行
うIDコントローラ19を備え、IDコントローラ19
はコンピュータ等の上位機器1(20)に接続されてい
る。ドライブ回路12は一定のキャリア周波数を発振す
る発振回路を有しており、一定周期で発振を断続させ
る。そして、上位機器1(20)から与えられた送信デ
ータによって発振断続のデューティ比を第1,第2のデ
ューティ比、例えば70%,30%に変化させる。ま
た、ドライブ回路12は受信時には一定のデューティ比
(例えば50%)で発振を断続させて送信コイル13を
駆動する。この発振によってタグの共振回路4に生じた
残響を受信コイル14が受信し、この受信信号を増幅器
15,BPF16,検波回路17,A/Dコンバータ1
8を介してデジタル値に変換している。第2ユニットと
しての書込/読出制御ユニット30は、書込/読出制御
ユニットと同様の構成を有しているので各部の詳細な説
明は省略する。本実施形態では、送信コイル13,33
が送信アンテナを、受信コイル14,34が受信アンテ
ナを構成する。
【0019】次に、書込/読出制御ユニット10とタグ
1間の通信方法について説明する。
【0020】まず、書込/読出制御ユニット10からタ
グ1にデータ送信する場合について説明する。図2にそ
のタイムチャートを示す。上位機器1(20)から送信
されるデータ又はコマンドに従ってIDコントローラ1
9から受けたNRZ(Non Return to Zero)送信信
号(図2(a))を変調回路11でバイフェーズ信号
(図2(b))に変換し、さらにPWM(Pulse Width
Modulation)信号(図2(c))に変換する。そして、
そのPWM信号によりドライブ回路12に含まれる発振
回路は図2(d)に示す出力波形電流で送信コイル13
を駆動する。タグ1のコイル2には図2(e)のような
共振電圧が誘起され、この共振電圧から復調部5におい
て検波出力(図2(f))を取り出し、通信制御部7に
おいて検波出力のパルス幅を判別しバイフェーズ受信信
号(図2(g))を得、さらにこれをNRZ受信信号
(h)に変換している。なお、バイフェース信号からN
RZ信号への変換は同期キャラクタにより同期させて行
っている。
【0021】次に、タグ1から書込/読出制御ユニット
10にデータを送信する場合について説明する。図3に
そのタイムチャートを示す。書込/読出制御ユニット1
0が受信状態のとき、送信コイル13の発振波形(図3
(a))に50%デューティ比のPWM−ASK(Ampl
itude Shift Keying)変調をかけておく。そしてその
発振停止タイミングでコイル2に残留振動を発生させ、
その有無の状態を生じさせることにより、書込/読出制
御ユニット10への通信を行っている。すなわち、タグ
1の通信制御回路が送信しようとする信号をバイフェー
ズ信号(図3(b))に変換し、その論理が「0」のと
きシャントパルス(図3(c))を出力し、シャント回
路6を動作させて残留振動エネルギーを吸収させてい
る。逆に、バイフェーズ信号(図3(b))が論理
「1」のときは残留振動が残るようにしている(図3
(d)がコイル2の共振波形を示す)。
【0022】この残留振動の有無の信号が書込/読出制
御ユニット10の受信コイル14において発振停止タイ
ミングで受信される(図3(e)は受信コイル14の共
振波形を示す。)。そしてその受信電圧(図3(f))
のみを取り出して検波回路17において検波して受信信
号(図3(g))を得、A/Dコンバータ18におい
て、同期キャラクタにより同期させて、バイフェース受
信信号(図3(i))をNRZ信号に変換し、IDコン
トローラ19を経て上位機器1(20)でデータを受信
している。
【0023】上述したように、書込/読出制御ユニット
30も同様にタグ1との間ではデータの送受信を行うこ
とができる。
【0024】このような、タグ1との間で通信できる書
込/読出制御ユニット10,30が存在する場合、書込
/読出制御ユニット・タグ間での通常の通信制御と特に
異なる制御を行なうことなく、タグ1を介した通信を行
うこともできる。例えば、タグ1の位置が固定され、書
込/読出制御ユニット10,30がそれぞれ移動体5
0,60と一体に設けられて移動する場合に、まず書込
/読出制御ユニット10又は30がタグ1に対して通信
可能領域に入ったときにタグ1にデータを書き込み、そ
の後に、書込/読出制御ユニット10又は30がタグ1
に対して通信可能領域に入ったときにタグ1からデータ
を読み出すことによって、上位機器1(20)から上位
機器2(40)に、あるいは上位機器2(40)から上
位機器1(20)にタグ1を介してデータが送信された
こととなる。このように、書込/読出制御ユニット1
0,30とタグ1とが通信可能状態となる時間帯に差が
ある場合に限らず、書込/読出制御ユニット10,30
がともにタグ1に対して通信可能領域にあり、書込/読
出制御ユニット10と書込/読出制御ユニット30がラ
ンダムにタグ1に対してデータの書き込み処理及び読み
出し処理を行う場合であっても、書込/読出制御ユニッ
ト10又は30からタグ1にデータ書き込み処理を行っ
た後に、書込/読出制御ユニット30又は10がタグ1
からのデータの読み出し処理を行えば、上位機器1(2
0)から上位機器2(40)にあるいは上位機器2(4
0)から上位機器1(20)にタグ1を介してデータが
送信されたこととなる。
【0025】本実施形態では、書込/読出制御ユニット
によってタグに書き込まれたデータを書込/読出制御ユ
ニットが読み出しているが、逆に書込/読出制御ユニッ
トによってタグに書き込まれたデータを書込/読出制御
ユニットが読み出すこともでき、双方向の通信も可能で
ある。
【0026】(第2の実施形態)図5は本発明の第2の
実施形態に係るRFIDシステムの概略構成を示すブロ
ック図である。
【0027】書込/読出制御ユニット70の構成におい
て、IDコントローラ19とドライブ回路との間に変調
・制御回路71が設けられている点を除いて、第1の実
施形態に係る書込/読出制御ユニット10と同様の構成
を有しているので、同様の構成については同様の符号を
用いて説明を省略する。書込/読出制御ユニット80に
ついても同様に変調・制御回路81が設けられている点
を除いて書込/読出制御ユニット30と同様の構成を有
する。
【0028】図6に、本実施形態における通信制御手順
を示す。
【0029】本実施形態では、一方の書込/読出制御ユ
ニットが他方の書込/読出制御ユニットの発振を検出
し、発振を検出した場合には、他方の書込/読出制御ユ
ニットの発振が停止するまでみずからの発振を停止し、
他方の書込/読出制御ユニットが発振していなければタ
グにデータを書き込み、タグから返されるデータをみず
から読み込むとともに他方の書込/読出制御ユニットで
も読み込みものである。の発振を停止して、タグからの
レスポンスを待機し、レスポンスが送り返されれ
【0030】以下の説明では書込/読出制御ユニット7
0を第1ユニット、書込/読出制御ユニット80を第2
ユニットとしているが、逆の場合も同様の通信が可能で
ある。
【0031】まず、第1ユニット70がIDコントロー
ラ19からデータの書き込みを指示する書込コマンドを
送信する(ステップ1)。
【0032】次に、第2ユニット80が発振しているか
否かを受信コイル14,増幅器15,BPF16,検波
回路17,A/Dコンバータ18及びIDコントローラ
19によって検出して判定する(ステップ2)。送信コ
イル33の発振によって生じる電圧はタグ1からの信号
の電圧よりも大きいので、上記の構成で送信コイル33
の発振を検出することができる。
【0033】ステップ2において、第2ユニット80が
発振していれば、第1ユニットは書込信号の発振を停止
し(ステップ3)、第2ユニット80の発振が停止する
のを待機する。
【0034】ステップ2において、第2ユニット80が
発振していなければ、第1ユニットは書き込み信号を送
信し(ステップ4)、タグ1は書込信号に従って第1ユ
ニットから送信されるデータをメモリに保存する(ステ
ップ5)。次に、タグ1から返される書き込まれたデー
タを、第1ユニットでこれを受信する(ステップ6,
7)。受信状態にある第2ユニット80もこれを受信す
ることにより(ステップ8)、第1ユニット70から第
2ユニット80へのデータの送信、すなわち、上位機器
1(20)から上位機器2(40)へのデータの送信を
終了する。書込信号の発振停止は変調・制御回路11に
よって行い、これが発振制御手段を構成する。 本実施
形態では、受信コイル14,増幅器15,BPF16,
検波回路17,A/Dコンバータ18及びIDコントロ
ーラ19が発振状態検出手段を構成する。また、送信コ
イル13が送信アンテナ及び書込信号送信アンテナを、
受信コイル34が受信アンテナを、それぞれ構成する。
【0035】制御回路を設ける位置については、上述の
ように変調回路と一体に設けても良いし、別に設けても
良い。また、IDコントローラで制御回路と同様の制御
を行っても良い。
【0036】本実施形態では、書込/読出制御ユニット
80は送信コイル33,ドライブ回路32,変調・制御
回路81を備えているが、受信コイル34,増幅器3
5,BPF36,検波回路37,A/Dコンバータ38
及びIDコントローラ39のみの受信専用の構成とし、
タグ1からのレスポンスを受信してデータを読み取るよ
うにすることもできる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
新たなコストを発生させることなくまた新たな法的規制
についての対応を要することなく、ユニット間で相互に
通信可能な識別システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態に係るRFID
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図2は本発明に係る書込/読出制御ユニットか
らタグにデータを送信する場合のタイムチャートであ
る。
【図3】図3は本発明に係るタグから書込/読出制御ユ
ニットにデータを送信する場合のタイムチャートであ
る。
【図4】図4は本発明のに係るRFIDシステムの応用
例を示す図である。
【図5】図5は本発明の第2の実施形態に係るRFID
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図6】図6は本発明の第2の実施形態に係るRFID
システムにおける通信方法を説明するフローチャートで
ある。
【図7】図7は従来例に係る識別システムの概略構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 タグ 10,30,70,80 書込/読出制御ユニット 13,33 送信コイル 14,34 受信コイル 11,31 変調回路 12,32 ドライブ回路 15,35 増幅器 16,36 BPF 17,37 検波回路 18,38 A/Dコンバータ 19,39 IDコントローラ 20 上位機器1 40 上位機器2 71,81 変調・制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神田 好美 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 3F022 MM08 5K012 AB05 AB12 AC06 AC07 AC08 AC10 BA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを保持するデータキャリアと、 前記データキャリアにデータを伝送する送信アンテナを
    有する第1ユニットと、 前記第1ユニットによって書き込まれたデータを前記デ
    ータキャリアから受信する受信アンテナを有する第2ユ
    ニットと、を備えた識別システム。
  2. 【請求項2】 データを保持するデータキャリアと、 前記データキャリアにデータを伝送する送信アンテナを
    有する第1ユニットと、 前記データキャリアからのデータ受信時に発振して受信
    時信号を送出する受信時信号送信アンテナと、前記デー
    タキャリアから送出されるデータを受信する受信アンテ
    ナとを有する第2ユニットと、を備えた識別システムに
    おいて、 前記第1ユニットは、前記受信時信号送信アンテナの発
    振状態を検出する発振状態検出手段と、前記受信時信号
    送信アンテナの発振状態に応じて前記送信アンテナの発
    振を停止させる発振制御手段とを備えたことを特徴とす
    る識別システム。
  3. 【請求項3】 前記データキャリアを前記第2ユニット
    に一体に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    識別システム。
  4. 【請求項4】 前記データキャリアを前記第1ユニット
    と前記第2ユニットのいずれからもほぼ等距離隔たった
    位置に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    識別システム。
  5. 【請求項5】 データを保持するデータキャリアと、 前記データキャリアにデータを伝送する送信アンテナを
    有する第1ユニットと、 前記データキャリアから送出されるデータを受信する受
    信アンテナを有する第2ユニットと、を備えた識別シス
    テムにおける通信方法において、 前記第1ユニットと前記データキャリアが互いに通信可
    能状態にある場合に、前記第1ユニットから前記データ
    キャリアにデータを送信し、 前記第2ユニットと前記データキャリアが互いに通信可
    能状態にある場合に、前記第2ユニットが、前記第1ユ
    ニットによって書き込まれたデータを前記データキャリ
    アから受信することを特徴とする通信方法。
  6. 【請求項6】 データを保持するデータキャリアと、 前記データキャリアにデータを伝送する送信アンテナを
    有する第1ユニットと、 前記データキャリアからのデータ受信時に発振して受信
    時信号を送出する受信時信号送信アンテナと、前記デー
    タキャリアから送出されるデータを受信する受信アンテ
    ナとを有する第2ユニットと、を備えた識別システムに
    おける通信方法において、 前記第2ユニットの受信時送信アンテナが発振している
    場合には、前記第1ユニットは、前記送信アンテナの発
    振を停止させて、 前記第2ユニットの受信時送信アンテナが発振していな
    い場合には、前記第1ユニットは、前記データキャリア
    にデータを書き込み、 前記第2ユニットは前記第1ユニットによってデータキ
    ャリアに書き込まれたデータを受信することを特徴とす
    る通信方法。
JP11217576A 1999-07-30 1999-07-30 識別システム及びその通信方法 Withdrawn JP2001044899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11217576A JP2001044899A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 識別システム及びその通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11217576A JP2001044899A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 識別システム及びその通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001044899A true JP2001044899A (ja) 2001-02-16

Family

ID=16706453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11217576A Withdrawn JP2001044899A (ja) 1999-07-30 1999-07-30 識別システム及びその通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001044899A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7733947B2 (en) 2001-04-09 2010-06-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Data transceiving method and data transceiving equipment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7733947B2 (en) 2001-04-09 2010-06-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Data transceiving method and data transceiving equipment

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5345231A (en) Contactless inductive data-transmission system
JP4578139B2 (ja) 所定の情報を受信する情報処理装置、プログラム、記憶媒体および方法
US20020024421A1 (en) Apparatus and method for preventing data collision in a radio frequency identification tag system
JPH10293824A (ja) 識別システム及びデータ読取装置
JP2001501391A (ja) 無線周波数識別システムにおいてデータを伝送する方法
WO2006110000A1 (en) Contactless type integrated circuit card and method for communicating data by multiprotocol
EP0838780B1 (en) Storage medium system using contactless memory card
JP2001044899A (ja) 識別システム及びその通信方法
JP3675755B2 (ja) 非接触通信システム及びこれに使用するデータキャリア
JPH11120306A (ja) データアクセス方法およびその装置
JP2004505388A (ja) 改良された認識手法を有する通信ステーションおよびデータキャリア
JP4803132B2 (ja) 非接触交信装置および非接触交信方法
JP2002342724A (ja) 非接触型icカード用リーダライタ
JP2003018043A (ja) 通信装置
JPH1032526A (ja) 識別システム
JPH10261983A (ja) 非接触識別システム、リーダライタ及びデータキャリア
JP3593813B2 (ja) 識別システム
JP4605076B2 (ja) Rfデバイスおよびrfデータ伝送方法
JP2001188889A (ja) Idタグ
JPH10222623A (ja) 非接触識別システム及び麻雀牌識別システム
JPH10233718A (ja) 識別システム、通信システム及びデータキャリア
JP3186441B2 (ja) 応答器、質問器及びこれらを用いた移動体識別装置
JP3620273B2 (ja) 識別システム及びヘッド装置
JPS6240833A (ja) トランスポンダのコ−ド設定方式
JPH11355186A (ja) 非接触識別システム及びデータ通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061003