JP2001043613A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2001043613A JP11217571A JP21757199A JP2001043613A JP 2001043613 A JP2001043613 A JP 2001043613A JP 11217571 A JP11217571 A JP 11217571A JP 21757199 A JP21757199 A JP 21757199A JP 2001043613 A JP2001043613 A JP 2001043613A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの回転に伴って発生される風切り
音を低減することができる構造を有する光ディスク装置
を提供するにある。 【解決手段】 光ディスク装置は、天板部1Bを有す
る筐体1を備え、この筐体1には、ディスク20を保持
するドロワー2が出し入れ可能に装着されている。この
ドロワー2のドロワーフレーム5には、切り欠き穴50
が形成され、また、天板部1Bの内面には、凹凸のパタ
ーンを有し、吸音効果を有するシートが貼付される。前
記切り欠き穴50は、ディスク20が回転される際にそ
のディスク下面に発生する空気流を流出するために設け
られ、また、凹凸パターンは、ディスク20が回転され
る際にそのディスク上面からの空気層の剥離をスムーズ
とする為に設けられている。切り欠き穴50及び凹凸パ
ターンによってディスク表面の空気流を原因とする騒音
が低下される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク装置
に係り、特に光ディスク駆動時に生じる風切り騒音を低
減した光ディスク装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置、特に、CD−ROMド
ライブは、光ディスク、即ち、CD−ROMの記憶容量
が大きいことから、パソコンの主な周辺機器として開発
が進められ、そのデータの読み出し速度が急速に大きく
なりつつある。一般に、データの読み出し速度を大きく
する方法としてディスクの回転数を大きくする方法が取
られ、初期のディスクドライブの基準回転速度(220
rpm)を1とすると、現行では、10倍速(2200
rpm)以上のドライブが一般的となり、20倍速(4
400rpm)のものが市売され、最近では、40倍速
(8800rpm)のものまで開発されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにディスクの
回転速度が大きくなるにつれて、ディスクの回転に伴っ
て発生する風切り音が次第に大きくなり、ディスクドラ
イブの騒音源の主な要因となっている。従来の光ディス
ク装置では、この騒音を抑制する対策としてディスクド
ライブの筐体に隙間が生じないようにその密閉性を高
め、その内部で生じる騒音をその内に閉じこめる対策が
取られている。
【0004】このディスクドライブの騒音は、単倍速、
即ち、10倍速(2200rpm)未満の回転数では、
それほどユーザにとって気になるものではなかったが、
10倍速以上、特に、20倍速以上の回転数では、大き
な騒音となり、その騒音の低減が要望されている。
【0005】この発明は、上述した事情に鑑みなされた
ものであって、その目的は、ディスクの回転に伴って発
生される風切り音を低減することができる構造を有する
光ディスク装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、この発明によれば、筐体と、この筐体内にディスク
を回転可能に保持するディスク回転機構と、及びディス
ク回転機構を保持し、筐体内にディスクを装填し、ま
た、筐体から取り出す装着機構と、を具備する光ディス
クドライブにおいて、前記装着機構及びディスク回転機
構は、ディスクが対向される平坦部並びにディスクの装
填部を規定する周辺部を有し、この平坦部並びに周辺部
の少なくとも一方には、ディスクの回転によって生じる
空気流を流出させる切欠穴が形成されていることを特徴
とする光ディスク装置が提供される。
【0007】また、この発明によれば、前記筐体は、天
板部を有し、前記ディスクに対向する天板部の内面領域
には、凹凸のパターンが形成されていることを特徴とす
る光ディスク装置が提供される。
【0008】発明者らは、ディスクの高速回転に伴って
発生される風切り音は、回転されるディスク表面上の空
気層がその面から剥離される際に発生される騒音である
ことに着目し、その剥離をスムーズに生じさせることに
よってその騒音を低減できると推定し、剥離をスムーズ
に生じさせる為にディスクドライブのドロワーに切り欠
き穴を設けている。この切り欠き穴によってディスク表
面の空気層がスムーズに剥離され、また、生じた空気流
がスムーズにドロワーの面上から流出される。
【0009】更に、この発明によれば、筐体と、この筐
体内にディスクを回転可能に保持するディスク回転機構
と、及びディスク回転機構を保持し、筐体内にディスク
を装填し、また、筐体から取り出す装着機構と、を具備
する光ディスクドライブにおいて、前記装着機構及びデ
ィスク回転機構は、ディスクが対向される平坦部並びに
ディスクの装填部を規定する周辺部を有し、この平坦部
には、ディスクの回転時にその平坦部に対向されるディ
スク面の空気層を剥離させる凹凸の領域が設けられてい
ることを特徴とする光ディスク装置が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
光ディスク装置の一実施例について説明する。
【0011】図1は、筐体(キャビネット)1からドロ
ワー2が引き出された状態を概略的に示す光ディスク装
置、即ち、ディスクドライブの斜視図である。筐体(キ
ャビネット)1は、ドロワー2が引き出される方向が開
口されている箱形形状を有し、底部筐体(ボトムキャビ
ネット)1A及びこの底部筐体1Aを覆うように固定さ
れる天板部(トップキャビネット)1Bから構成されて
いる。この筐体1の背面部内には、図示しないディスク
装置を制御するPCボード、このPCボードに接続され
たフレキシブルケーブル、ソレノイド、その他の機構部
等が収納保持されている。
【0012】底部筐体1Aの内部の両側面には、スライ
ドホルダがそれぞれ設けられ、このスライドホルダに
は、スライド3がスライド可能に保持され、また、この
スライド3は、同様にドロワー2の両側面に設けられた
スライドホルダ4にスライド可能に保持されている。ド
ロワー2は、ドロワーフレーム5内に機構部6が振動吸
収用のクッション(図示せず)を介して装着され、その
底部がドロワーカバーで塞がれている。また、ドロワー
フレーム5の前面には、ベーゼル板7が取り付けられて
いる。機構部6は、シャーシ10を備え、このシャーシ
10には、ディスクモータユニット(図示せず)が固定
され、このディスクモータユニットのスピンドルには、
ディスク20を保持し、ディスクを回転するハブ8並び
にターンテーブル9が取り付けられている。また、シャ
ーシ10には、ピックアップヘッド12が移動する範囲
に亘って矩形状の孔13が空けられてピックアップヘッ
ド12の対物レンズ14等が露出され、また、このピッ
クアップヘッド12は、シャーシ10に取り付けられて
ピックアップシャフト(図示せず)にスライド可能に保
持されている。このシャーシ10内には、更にピックア
ップヘッド12を移動させる為のフィードモータ及びギ
ヤ機構(いずれも図示せず)が設けられ、ピックアップ
ヘッド12、ディスクモータユニット、フィードモータ
等は、PCボードに接続されたフレキシブルケーブルに
接続されている。
【0013】天板部1Bには、図1に点線16で示すよ
うにターンテーブル9に対向する領域に円形孔16が穿
けられ、また、この天板部1Bの上面には、製品名等が
記載されたラベル17が貼付されてその円形孔16が塞
がれている。
【0014】ドロワーフレーム5には、機構的に必要と
される穴、例えば、図2に示すようなソレノイド穴53
等の部品を受け入れいる穴以外に騒音低減の為の切り欠
き穴50が穿けられている。より詳細には、通常のドロ
ワーフレーム5には、図2に示すように機構部6のシャ
ーシ10を受け入れる為の受け入れ穴52が設けられる
と共にドロワー5が筐体1内に引き入れられた際に筐体
1内に設けられたソレノイド(図示せず)を受け入れる
ためのソレノイド穴53が穿けられている。このような
基本構造を有するドロワーフレーム5には、ディスク2
0が回転駆動されている際にその回転によって生じる空
気流を逃がす為にディスク20に対向されるドロワーフ
レーム5の面に切り欠き穴50が図1及び図3に開けら
れている。このドロワーフレーム5に開けられる切り欠
き穴50は、図4(a)及び(d)に示すように垂直に
開けられるよりも図4(b)及び(e)に示すようにデ
ィスクの回転方向55及び外周方向56に沿って傾斜す
るように斜めに形成されることが好ましい。これは、デ
ィスク20が回転されると、ピックアップヘッド12に
対向するディスク20の下面に接する空気層がその回転
と共にその下面から剥離されて流動される。この空気層
の剥離を促す為には、流動する空気流がスムーズに排出
されることが好ましく、その為には、切り欠き穴50
は、図4(b)に示すようにディスクの回転方向55に
沿って傾斜することが好ましい。また、ディスク20の
下面を流動する空気流は、ディスク20が回転されてい
ることから遠心力を受けてディスク20の外周方向に向
けて流動される。従って、切り欠き穴50は、図4
(e)に示すようにディスクの外周方向56に沿って傾
斜するように斜めに形成されることが好ましい。ある条
件下では、図4(c)及び(d)に示すようにディスク
の回転方向55とは反対方向に沿って、また、ディスク
の内周方向57に沿って傾斜するように斜めに形成され
ても良い。
【0015】更に、光ディスク20が回転される際にそ
の上面から空気が剥離される際に生じる騒音を低減する
為に、天板部1Bの内面には、図5に示すように放射方
向に多数の三日月状の凹部22が渦巻き状に形成されて
いる。図5は、天板部1Bの下面をディスク22側から
見た平面図であり、天板部1Bの側から光ディスク20
を見ると破線で示す矢印24で示すように時計方向に回
転されている。一般にディスク20の回転に伴ってその
ディスク上の空気層がその粘性でディスク20上を引っ
張られ、天板部1Bに対しては、この矢印24で示すよ
うに空気流が生じている。図5に示す実施例において
は、多数の三日月状の凹部22は、空気が流れる方向2
7に対して、好ましくは、反対方向(反時計方向)に円
弧状に延出されるように形成され、空気流に乱れを作
り、ディスク20上の空気層がスムーズに剥離させるよ
うにしている。多数の三日月状の凹部22が空気が流れ
る方向に延出されるように形成しても空気流に乱れを作
ることができるが、このように反対方向(反時計方向)
に円弧状に延出される方がより好ましいことが確認され
ている。
【0016】この多数の三日月状の凹部22が形成され
る領域は、破線で示すディスク20が対向される領域2
5にその殆どが入るように配置され、しかも、その中心
に関して回転対称に多数の三日月状の凹部22が配置さ
れている。この三日月状の凹部22は、天板部1Bに窪
み(凹凸)22を直接形成してもよく、また、図6に示
すように天板部1Bの裏面に窪み(凹凸)22を有する
吸音シート26を直接貼付しても良い、或いは、天板部
1Bに切欠して三日月状の孔を穿け、天板部1Bの上面
をラベル17を貼付してこの三日月状の切欠孔を塞ぐよ
うにしても良い。この吸音シート26は、ディスクドラ
イブの回転数に応じて変わるディスクから生じる騒音の
周波数に応じて最適にこの騒音を効果的に低減するに適
する材質から作られることが好ましい。具体的には、こ
の吸音シート26は、PET等の表面の滑らかなもので
作られても良く、不織布等の表面が荒れたものでも良
い。また、フェルト、ゴム、ポロンであっても良く、場
合によっては金属或いは樹脂であっても良い。
【0017】また、三日月状の凹部22は、それ自体が
凹部或いは凸部であっても良く、また、多数の凹凸が集
合されて三日月状のパターンとなるように形成されても
良い。
【0018】発明者の考察によれば、この窪み(凹凸)
のパターン22は、天板部1Bの中心領域に設けるより
もディスクに対向する領域25内の周辺部に設けること
が騒音を効果的に低減できるものである。その理由は、
ディスク20がある回転数で回転される場合、その中心
領域よりもその周辺ほど回転速度(線速度)が大きく、
これに伴いディスク20上に生じる空気流の流速は、そ
の周辺程大きく、またその空気流がディスク20上から
剥離される際の騒音が大きいからである。このことか
ら、好ましくは、窪み(凹凸)のパターン22は、破線
25,28で示すような特定の領域、例えば、ディスク
20の回転中心に相当する中心点Pから半径7mm以上
の領域に配置されれば良く、より実際的には、半径16
mm以上60mm以内に窪み(凹凸)のパターン22の
殆どが配置されていれば、確実に騒音を低減することが
できる。
【0019】また、実験的に騒音は、単倍速、即ち、1
0倍速(2200rpm)未満の回転数ではそれほどユ
ーザにとって気になるものではなく、10倍速以上、特
に、20倍速以上の回転数では、大きな騒音となること
が確認されている。従って、上述した実施例ににおいて
ドロワーフレーム5に切り欠き穴50を設け、天板部1
Bに窪み(凹凸)のパターン22を設けることは、10
倍速以上、好ましくは、20倍速以上の回転数でディス
ク20が回転されるディスク装置に適用することがより
実際的である。
【0020】更に、騒音は、天板部1Bとディスク20
との間の空気流の剥離音であることから、天板部1Bと
ディスク20との間の間隔が小さい、より薄型化された
ディスクドライブに適用してより効果的であり、その窪
み(凹凸)のパターン22の頂部とディスク20との間
の間隔T0が0.5〜1.5mmの範囲であり、より好
ましくは、その間隔T0が0.7〜1.2mmの範囲で
ある。また、窪み(凹凸)のパターン22の凹部Tmと
ディスク20との間の間隔T0は、大きければ大きい程
良いが、1.0〜1.5mmの厚さのシート26を貼付
した場合に十分な効果が得られたことから(T0+1.
0〜1.5)mmの範囲に設定されば十分である。
【0021】上述したようにドロワーフレーム5に切り
欠き穴50を設けるに加えて天板部1Bに窪み(凹凸)
のパターン22を設けることによって騒音を低減できる
ことが確認されているが、更に、天板部1Bに設けられ
る窪み(凹凸)のパターン22に関しては、更に次のよ
うな効果があることも確認されている。窪み(凹凸)の
パターン22が設けられず、天板部1Bの内面が平坦な
面である場合には、ディスク20の回転に伴い既に述べ
たように空気流が生じてディスク20の外周囲域上から
その外部に図3に矢印30で示すように流出されるが、
その空気流の速度が大きい場合には、そのディスク20
の外周囲域上で負圧が生じてその外周囲域が天板部1B
に向かって吸引され、ディスク20の保持力が弱い場合
にはディスク20が浮いたり、或いは、ディスク20が
確実に保持されていてもディスク20が反ったりする虞
がある。ディスクが反ったり、浮き上がる場合には、フ
ォーカスサーボ等のサーボ系の消費電力が大きくなった
り、或いは、ディスク回転時の振動が大きくなったり、
データの読み取りエラーが増大する問題が生じる。然し
ながら、上述した実施例のように窪み(凹凸)のパター
ン22が設けられる場合には、ディスク20の外周囲域
上で負圧が生じることがなく、場合によっては、ディス
ク自体をチャックさせる正圧が発生し、このディスクが
反ったり、或いは浮いたりすることが防止される。
【0022】更に、窪み(凹凸)のパターン22が設け
られず、天板部1Bの内面が平坦な面である場合には、
ディスク20の回転に伴い既に述べたように空気流が生
じてディスク20の外周囲域上からその外部に図3に矢
印30で示すように流出されるが、この空気流の流出に
伴い外部から天板部1Bとディスク20との間に空気流
が流入する。この空気の流入に伴い塵、埃が外部から流
入される虞がある。然しながら、窪み(凹凸)のパター
ン22が設けられることにより、外部から流入される空
気量が低下し、塵、埃の流入が低下される。結果とし
て、ピックアップヘッドによるデータの読み取りエラー
が起きる可能性が低下し、塵、埃による部品の劣化が防
止される。
【0023】図1及び2に示され実施例では、ディスク
20が対向されるドロワーフレーム5に1つの切り欠き
穴50が設けられているが、図7に示されるように多数
の切り欠き穴50A、50B、50Cが開けられても良
い。また、ドロワーフレーム5では、図2に示されるよ
うにそのディスク20に対向した面及びその周囲がディ
スク20に対応して円形状の窪み58に形成され、その
周囲が壁面部59に形成されているが、切り欠き穴50
に代えて図8に示すようにその壁面部の一部を切欠した
切り欠き部60をドロワーフレーム5に設けても良い。
更に、図9に示されるように切り欠き部60を円形状の
窪み58内にまで拡大した切り欠き部62並びに壁面部
59に形成された切り欠き部60をドロワーフレーム5
に設けても良い。更にまた、ピックアップヘッド12が
移動する為の矩形状の孔13以外に切り欠き穴64A、
64Bが機構部10のシャーシ10に形成されても良
い。
【0024】上述した実施例では、切り欠き部の形状
は、特定された形状でなくとも良く、円形、或いは、半
円形、楕円形、三日月形状、扇形、四辺形、三角形状等
様々な形状から選ばれても良い。また、複数の切り欠き
部を設ける場合には、その形状は同一でなくとも良く、
また、そのサイズは、同一或いは異なっても良い。
【0025】上述した実施例においては、ディスク20
が対向されるドロワーフレーム5に1つの切り欠き穴5
0が設けられているが、天板部1Bと同様に切り欠き穴
50に代えてこのディスク20が対向されるドロワーフ
レーム5の対向面に凹凸のパターンが設けられても良
い。即ち、図1及び図3に示す切り欠き穴50に代えて
この領域に穴と同形状の凹凸のパターンが設けられても
良い。この凹凸のパターンは、ドロワーフレーム5に直
接形成しても良く、或いは、ドロワーフレーム5に凹凸
のパターンが設けられたフイルムがこのドロワーフレー
ム5に貼付されても良い。この凹凸のパターンは、図1
及び図3に示す不定形の形状であっても図5に示した三
日月形状のパターンがドロワーフレームの対向面の一部
に設けられても良い。この凹凸のパターンは、天板部1
Bに凹凸のパターンを設ける場合と同様にディスク表面
の空気層をスムーズに剥離させてその剥離によって生じ
る剥離音を低減することができるものである。従って、
天板部1Bについて凹凸のパターンを設ける点につき図
5を参照して考察された事項は、同様にこのドロワーフ
レームの対向面に凹凸のパターンを設ける場合にも適用
可能である。同様に凹凸のディメンション、換言すれ
ば、ドロワーフレームの対向面の凹凸とディスクの面と
の関係は、図6を参照して説明したディメンションの関
係が適用可能であり、その説明は、重複するので省略す
る。
【0026】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ドロワ
ーフレーム5に切り欠き穴50或いは凹凸のパターンが
設けられていることから、ディスクの回転に伴って発生
される風切り音を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】筐体(キャビネット)からドロワーが引き出さ
れた状態を概略的に示すこの発明の一実施例に係る光デ
ィスク装置、即ち、ディスクドライブの斜視図である。
【図2】一般的なドロワーフレーム及びこのドロワーフ
レームに開けられた部品受け入れ穴を概略的に示す平面
図である。
【図3】図1に示したドロワーフレーム及びこれに設け
られた切り欠き穴を概略的に示す平面図である。
【図4】(a)から(f)は、図1及び図3に示す切り
欠き穴が形成される箇所の断面を概略的に示す断面図で
ある。
【図5】図1に示す天板部の内面に設けられる凹凸パタ
ーンを示す概略的平面図である。
【図6】図1に示した筐体内における光ディスクと天板
部との関係及びその内部構造を概略的に示す断面図であ
る。
【図7】この発明の他の実施例に係るディスク装置にお
けるドロワーフレーム及びこれに設けられた切り欠き穴
を概略的に示す平面図である。
【図8】この発明の更に他の実施例に係るディスク装置
におけるドロワーフレーム及びこれに設けられた切り欠
き穴を概略的に示す平面図である。
【図9】この発明の更にまた他の実施例に係るディスク
装置におけるドロワーフレーム及びこれに設けられた切
り欠き穴を概略的に示す平面図である。
【図10】この発明の更にまた他の実施例に係るディス
ク装置におけるドロワーフレーム及びこれに設けられた
切り欠き穴を概略的に示す平面図である。
【符号の説明】
1…筐体 2…ドロワー 1B…天板部 20…ディスク 22…凹凸パターン 26…吸音シート 50、50A、50B、50C、60、62、64A、
64B…切り欠き穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体と、 この筐体内にディスクを回転可能に保持するディスク回
    転機構と、及びディスク回転機構を保持し、筐体内にデ
    ィスクを装填し、また、筐体から取り出す装着機構と、 を具備する光ディスクドライブにおいて、 前記装着機構及びディスク回転機構は、ディスクが対向
    される平坦部並びにディスクの装填部を規定する周辺部
    を有し、この平坦部並びに周辺部の少なくとも一方に
    は、ディスクの回転によって生じる空気流を流出させる
    切欠穴が形成されていることを特徴とする光ディスク装
    置。
  2. 【請求項2】前記筐体は、天板部を有し、前記ディスク
    に対向する天板部の内面領域には、凹凸のパターンが形
    成されていることを特徴とする請求項1の光ディスク装
    置。
  3. 【請求項3】筐体と、 この筐体内にディスクを回転可能に保持するディスク回
    転機構と、及びディスク回転機構を保持し、筐体内にデ
    ィスクを装填し、また、筐体から取り出す装着機構と、 を具備する光ディスクドライブにおいて、 前記装着機構及びディスク回転機構は、ディスクが対向
    される平坦部並びにディスクの装填部を規定する周辺部
    を有し、この平坦部には、ディスクの回転時にその平坦
    部に対向されるディスク面の空気層を剥離させる凹凸の
    領域が設けられていることを特徴とする光ディスク装
    置。
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