JP2001043129A - 半導体装置及びその設計方法 - Google Patents

半導体装置及びその設計方法

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JP2001043129A
JP2001043129A JP11215062A JP21506299A JP2001043129A JP 2001043129 A JP2001043129 A JP 2001043129A JP 11215062 A JP11215062 A JP 11215062A JP 21506299 A JP21506299 A JP 21506299A JP 2001043129 A JP2001043129 A JP 2001043129A
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logic circuit
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Shunsuke Hosomi
俊介 細見
Makiko Saito
真喜子 齋藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 システムLSIの設計に関し、設計者の負担
を軽減する半導体装置及びその設計方法を得る。 【解決手段】 複数のメモリと各々のメモリの制御信号
の遅延時間(応答時間)を設定する制御回路を基にシス
テムを設計するために用いるCAD1に、システムCの
構成に関するデータを入力する。CAD1は、前記デー
タから、1チップとして形成されうるものと、1チップ
で設計できないものを抽出する。又、1チップ条件を満
たすものと満たさないものを色を変えて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばシステムL
SIと称されるような半導体装置の設計方法及びそれに
よって得られた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の微細化が進み、このまま微
細化が進めば、近い将来、例えばパーソナルコンピュー
タのマザーボードに搭載される全てのLSIを1チップ
化できると言われている。
【0003】このように、複雑な応用システムの制御を
1チップ化したものをシステムLSIと呼んでいる。こ
れは、ASIC(特定分野用IC)の発展形とも言え
る。現在のシステムLSIを搭載した身近な例と言え
ば、携帯電話が挙げられる。一昔前では、携帯電話は、
大型かつ高価なため、ごくわずかの人しか持っていなか
った。しかし、半導体装置の微細化技術の進歩のおかげ
で、広く一般大衆が持つことができるくらい小型化かつ
安価なものになった。
【0004】以上のように、システムの構成要素をでき
るだけ1チップ化すれば、システム自体の小型化、安価
の他に、消費電力の削減、信号の処理速度の向上など、
様々なメリットがある。
【0005】そのようなシステムLSIの時代に突入す
ると、システム自体だけでなく、それをとりまく文化も
大きく変わると言われている。LSIの設計・製造も例
外ではない。
【0006】そのLSIの設計・製造について、図28
に示すように、従来では、システム設計者がメモリCa
1とロジック回路Ca2(CPUやメモリCa1とCP
Uとを制御する制御回路等を含む)とを含むシステムを
設計する。次に、回路設計者がメモリCa1及びロジッ
ク回路Ca2を含む回路図Caを従来のCAD(compute
r aided design)を用いて描き、この回路図をレイアウ
トデータDa1に変換する。次に、レイアウトデータD
a1を基に、製造プロセスAを用いて、システムLSI
が完成する。このように、回路設計者が1台のCAD上
に描いた回路図がそのままシステムになる。すなわち、
これは、回路設計者がシステムを設計したことにほぼ等
しく、等価的には図29に示すように、将来ではシステ
ムの設計から完成に至るまでの設計・製造が非常に簡素
化されることが予想される。
【0007】以上のように、システムを構成する回路を
できるだけ1チップ化すれば、LSI自体のみならず、
それを取り巻く設計・製造に多大なメリットが生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、システ
ムを構成する全ての回路を1チップ化することが困難な
場合がある。例えば、メモリへのアクセススピードの高
速化、システムの低消費電力化、大容量メモリ、メモリ
の種類等の要求(外的要因)を考慮すると、メモリCa
1を製造プロセスAを用いて製造できない場合がある。
この場合、例えば、ある回路設計者がメモリCa1を従
来のCADを用いて描き、この回路図をレイアウトデー
タDa2に変換する。次に、レイアウトデータDa2を
基に、製造プロセスBを用いて、メモリCa1を搭載し
たチップが完成する。一方、別の回路設計者がロジック
回路Ca2を従来のCADを用いて描き、この回路図を
レイアウトデータDa3に変換する。次に、レイアウト
データDa3を基に、製造プロセスAを用いて、ロジッ
ク回路Ca2を搭載したチップが完成する。これら2つ
のチップをボードに搭載することによって、ようやく、
上記の要求を満たすシステムが完成する。
【0009】また、例えば、CADを用いた設計の途中
で、コストの点から、1チップ化するよりもマルチチッ
プ化(複数のチップに分けること)の方がよいという要
求R1(外的要因)が生じると、回路設計をやり直さな
ければならない。
【0010】以上のように、1チップ化によるメリット
は多大であるが、現実には外的要因に応じて、1チップ
化するかどうか考慮して設計しなければならないので、
設計者に負担がかかるという問題点がある。
【0011】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたものであり、システムLSIの設計に関し、設
計者の負担を軽減する半導体装置及びその設計方法を得
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課題解決手段は、ロジック回路と、複数種類のメモリ
と、前記ロジック回路と前記複数種類のメモリの全てと
の間に介在し、前記ロジック回路から見た前記複数種類
のメモリの各々の応答時間を設定するためのメモリ制御
回路とを備える。
【0013】本発明の請求項2に係る課題解決手段にお
いて、前記メモリ制御回路は、前記ロジック回路から前
記複数種類のメモリの各々へ伝搬する制御信号の遅延時
間を設定するための遅延時間設定回路を含む。
【0014】本発明の請求項3に係る課題解決手段にお
いて、前記メモリ制御回路は、前記ロジック回路と前記
メモリとの間に介在するキャッシュメモリを含む。
【0015】本発明の請求項4に係る課題解決手段は、
(a)システムを設計するために用いるCAD(comput
er aided design)に、前記システムの構成に関するデ
ータを入力するステップと、(b)前記データから、1
チップとして形成されうるものを前記CADが抽出する
ステップとを備える。
【0016】本発明の請求項5に係る課題解決手段にお
いて、前記システムはメモリとロジック回路とを含み、
前記ステップ(b)は、(b−1)前記メモリの構成に
関するデータに基づいて、前記ロジック回路と1チップ
で設計できないメモリを抽出するステップを含む。
【0017】本発明の請求項6に係る課題解決手段は、
前記ステップ(b−1)において、前記ロジック回路と
共に配置されるメモリよりも処理速度が速いメモリが抽
出される。
【0018】本発明の請求項7に係る課題解決手段は、
前記ロジック回路と前記メモリとの間に、前記ロジック
回路から見た前記メモリの応答時間を設定するためのメ
モリ制御回路を配置する。
【0019】本発明の請求項8に係る課題解決手段は、
前記ステップ(b−1)において、前記ロジック回路と
は電源電圧が異なるメモリが抽出される。
【0020】本発明の請求項9に係る課題解決手段にお
いて、前記ステップ(a)は、(a−1)前記データを
示すイメージを表示するステップを含み、前記ステップ
(b−1)は、(b−1−1)前記ステップ(a−1)
によって表示されているイメージのうち、前記メモリの
データの中から前記1チップ条件を満たすデータに対応
するイメージが顕著化するように表示する。
【0021】本発明の請求項10に係る課題解決手段に
おいて、前記CADには前記ロジック回路、前記メモリ
の構成に関するデータが、複数種類、登録されている。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明のCAD1による設
計・製造過程を示す概念図である。図1のCAD1は、
図28のブロックA1の概念を集約したものと言える。
このCAD1は、従来の技術で説明した外的要因に応じ
て1チップ化できるかどうかを判断したり、回路設計の
負担が軽減する回路(シンボル)を提供したりする。こ
れによって、設計者にかかる負担を軽減する。以下、詳
しく説明する。
【0023】実施の形態1.実施の形態1において設計
しようとするシステムの構成の概念を図2に示す。図2
のシステムCは、メモリシンボルSM(SM:Scalable
Memory)、メモリ制御回路シンボルSC(SC:Scala
ble Control)、ロジック回路シンボルLを含む。メモ
リ制御回路シンボルSC、メモリシンボルSM、ロジッ
ク回路シンボルLを含め、以下に説明する全てのシンボ
ルは、従来のCAD同様、CAD1内のライブラリLB
に登録されており、ライブラリLBに登録されたシンボ
ルを選択してCAD1の画面上に配置することによっ
て、システムCを構成する。
【0024】メモリシンボルSMは、DRAM(ダイナ
ミックRAM、EDOあるいはSDO等いかなる種類で
もよい)、SRAM(スタティックRAM、シングルポ
ート、マルチポート等いかなる種類でもよい)、FRA
M(フラッシュメモリ、And、Nor、Di−Nor
等いかなる種類でもよい)等のメモリに対応するシンボ
ルである。
【0025】メモリ制御回路シンボルSCに対応する半
導体素子としては、例えばキャッシュメモリが挙げられ
る。その他の具体的な構成は後述する。
【0026】ロジック回路シンボルLは、CPUやシス
テムをユーザーの仕様に合うように制御するためのユー
ザーロジック等に対応するシンボルである。
【0027】メモリシンボルSMの内部構成の概念を図
3に示す。メモリシンボルSMは、セレクタ201、セ
ンスアンプ202、セレクタ203、アドレス制御回路
204、コラムデコーダ205、ローデコーダ206、
メモリ207を含む。図3に描いているクロック信号、
リードライト信号、アドレス信号、書き込みデータはメ
モリ制御回路シンボルSCから伝搬し、読み出しデータ
はメモリ制御回路シンボルSCへ与えられる。動作を説
明すると、アドレス制御回路204、コラムデコーダ2
05、ローデコーダ206によって、メモリ207を構
成するメモリセル(図示せず)のうち、アドレス信号が
示すメモリセルが選択される。リードライト信号が書き
込みを示すとき、書き込みデータがセレクタ201、セ
ンスアンプ202を介して、選択されたメモリセルへク
ロック信号に応じて書き込まれる。リードライト信号が
読み出しを示すとき、選択されたメモリセルのデータが
センスアンプ202、セレクタ203を介して、読み出
しデータとしてクロック信号に応じて読み出される。
【0028】以上のロジック回路シンボルLやメモリシ
ンボルSMの各々は、一種類だけでなく、様々な種類が
ライブラリLBに予め登録されている。
【0029】メモリ制御回路シンボルSCは、回路設計
の容易化のために追加され、ロジック回路シンボルLと
メモリシンボルSMとの間に介在するように配置され
る。メモリ制御回路シンボルSCは、一種類だけでな
く、ロジック回路シンボルLとメモリシンボルSMとの
考えられる全ての組み合わせに対応する様々な種類がラ
イブラリLBに予め登録されている。
【0030】まずは、外的要因を考慮せずに、システム
Cの全ての構成要素を1チップ化したレイアウトデータ
を得るため、CAD1にシステムCの構成を入力する。
CAD1に入力した構成C2を図4に示す。外的要因を
満たせば、このまま、構成C2から1チップ化したレイ
アウトデータD1(図1)を生成することになる。
【0031】もし、外的要因を満たさなければ、その外
的要因に応じて、例えばマルチチップ化の要求の下、メ
モリシンボルSMを図5のように構成C2から全部移動
して外部回路の構成C1に含ませたり、あるいは、図6
のように構成C2から一部移動して外部回路の構成C1
に含ませたりする。以上の編集は、実施の形態1では設
計者がCAD1を操作して行う。構成C1,C2からそ
れぞれレイアウトデータD2,D3を生成する。
【0032】全部移動.図5について、構成C1は図4
の構成C2に存在した全てのメモリシンボルSMからな
り、構成C2はメモリ制御回路シンボルSCとロジック
回路シンボルLとからなる。以上のような分け方をする
場合として、例えば、システム要求が低く(例えば、メ
モリの応答時間が低速で、メモリの種類が少ないも
の)、かつ、メモリシンボルSM、メモリ制御回路シン
ボルSC、ロジック回路シンボルLの総面積が1チップ
の面積を超えてしまう場合が挙げられる。まず、総面積
が1チップの面積を超えてしまうので、メモリシンボル
SMを構成C2の外に配置する。メモリシンボルSMを
構成C2の外に配置すると、メモリを別途にチップ化す
ることになるので、メモリへのアクセススピードが落ち
るが、ここでは、システム要求が低いので、全てのメモ
リシンボルSMを構成C2の外に配置してもシステム要
求を満たす場合を考える。全てのメモリシンボルSMを
構成C2の外に配置したので、その分、構成C2が配置
される領域に充分な空きが生じ、ロジック回路シンボル
Lとメモリ制御回路シンボルSCとを1チップ内に形成
することができる。
【0033】また、以上のような分け方をする場合とし
ては、メモリの応答時間が低速である場合の他、メモリ
シンボルSM、メモリ制御回路シンボルSC、ロジック
回路シンボルLを1チップ化できるだけの領域はある
が、コストパフォーマンスが悪い場合や、メモリシンボ
ルSMとメモリ制御回路シンボルSC、ロジック回路シ
ンボルLとに対応した半導体素子の製造方法が各々異な
るため、同じ製造プロセスで造れないので、1チップ化
できない場合等もある。なお、メモリ制御回路シンボル
SCを構成C2において、ロジック回路シンボルLと共
に配置することによって、構成C2から構成C1のメモ
リシンボルSMへのアクセススピードを向上させてい
る。以上が全部移動についての説明である。
【0034】一部移動.図6について、構成C1は図4
の構成C2に存在した一部のメモリシンボルSMからな
り、構成C2は、残りのメモリシンボルSMとメモリ制
御回路シンボルSCとロジック回路シンボルLとからな
る。以上のような分け方をする場合としては、例えば、
システム要求が高く(例えば、メモリの応答時間が中程
度で、メモリの種類が多いもの)、かつ、メモリシンボ
ルSM、メモリ制御回路シンボルSC、ロジック回路シ
ンボルLの総面積が1チップの面積を超えてしまう場合
が挙げられる。まず、総面積が1チップの面積を超えて
しまうので、メモリシンボルSMを構成C2の外に配置
する。メモリシンボルSMの全てを構成C2の外に形成
すると、メモリへのアクセススピードが大きく落ちるの
で、ここでは、システム要求を満たす程度に、一部のメ
モリシンボルSMを構成C2の外に配置する。一部のメ
モリシンボルSMを構成C2の外に配置したので、その
分、構成C2が配置される領域に空きが生じ、残りのメ
モリシンボルSMとロジック回路シンボルLとメモリ制
御回路シンボルSCとを1チップ内に形成することがで
きる。メモリ制御回路シンボルSCは、構成C1のメモ
リシンボルSMからロジック回路シンボルLへのアクセ
ススピードと構成C2のメモリシンボルSMからロジッ
ク回路シンボルLへのアクセススピードとを同じにする
機能を有する。これによって、ロジック回路シンボルL
から見れば、全てのメモリシンボルSMは同じアクセス
スピードになる。以上が一部移動についての説明であ
る。
【0035】現状維持.図4について、構成C2は全て
のメモリシンボルSMとメモリ制御回路シンボルSCと
ロジック回路シンボルLとからなる。以上のような分け
方をする場合には、例えば、システム要求が高く(例え
ば、メモリの応答時間が高速で、メモリの種類が多いも
の)、かつ、メモリシンボルSM、メモリ制御回路シン
ボルSC、ロジック回路シンボルLの総面積が1チップ
の面積内の場合がある。この場合は、設計・製造が最も
簡素化される。以上が現状維持についての説明である。
【0036】以上のように、全部移転、一部移転、現状
維持のいずれにするかは、例えば、CAD1上に描いた
メモリシンボルSMのレイアウト面積(メモリサイ
ズ)、CAD1上に描いたロジック回路シンボルLのレ
イアウト面積(ロジックサイズ)及び要求されているア
クセススピード(要求スピード)との関係から決定す
る。全部移転、一部移転、現状維持、メモリサイズ、ロ
ジックサイズ及び要求スピードの関係を図7に示す。図
7に示すように、メモリサイズが小さく、ロジックサイ
ズが小さく、要求スピードが高速なほど、全部移転a、
一部移転b、現状維持cの順に決める。図7のようなグ
ラフをCAD1に予め登録しておいて、設計者が所望の
ときに呼び出せるようにしておく。設計者はシステムに
要求されている仕様からライブラリLBに登録されてい
る全ての種類のメモリシンボルSM,ロジック回路シン
ボルLから最適なもの、かつ、上述の三つの形態(全部
移転、一部移転、現状維持)のうちの一を図7に基づい
て選択し、選択したメモリシンボルSM,ロジック回路
シンボルL及び選択した形態に最適なメモリ制御回路シ
ンボルSCを選択すればよい。
【0037】次に、メモリ制御回路シンボルSCの内部
構成を説明する。メモリ制御回路シンボルSCは図8に
示すように、ロジック回路シンボルLからの書き込みデ
ータDi、アドレス信号Address、リードライト
信号R/W、クロック信号CLを受け、読み出しデータ
Doをロジック回路シンボルLへ与える。書き込みデー
タDiはメモリシンボルSMへ書き込むデータ、読み出
しデータDoはメモリシンボルSMから読み出されたデ
ータ、アドレス信号Addressは、データの読み書
きの際のメモリシンボルSMのアドレスを示し、リード
ライト信号R/Wは、データの読み出しあるいは書き込
みを示す。
【0038】メモリ制御回路シンボルSCの内部構成を
図9に示す。図9に示すように、メモリ制御回路シンボ
ルSCは、データ回路シンボル110、アドレス回路シ
ンボル120、リードライト信号発生制御回路シンボル
130、クロック信号発生制御回路シンボル140、デ
ータ回路シンボル150を含む。以下、簡単のため、回
路のシンボルを、その対応する回路としても表現する。
【0039】データ回路110はデータ分割回路111
を含む。データ分割回路111は主としてバッファ回路
からなり、クロック信号CLのエッジのタイミングで、
書き込みデータDiを取り込み、書き込みデータDiか
ら書き込みデータMDi1,MDi2,……,MDin
を生成する。書き込みデータMDi1,MDi2,…
…,MDinはそれぞれ、第1番目、第2番目、……,
第n番目のメモリシンボルSMに与えられる。例えば、
図10に示すように、データ分割回路111は、書き込
みデータDiを構成するビット列を所定ビットずつに区
切って、書き込みデータMDi1,MDi2,……,M
Dinとして出力する。
【0040】アドレス回路120は、アドレス分割回路
121、アドレス変換回路122、アドレススピード変
換回路123を含む。アドレス分割回路121は図11
に示すように、アドレス信号Addressから分割ア
ドレス信号MAd1L,MAd2L,……,MAdnL
を生成する。これらはそれぞれ、第1番目、第2番目、
……,第n番目のメモリシンボルSMの論理アドレスを
示す。
【0041】アドレス変換回路122は分割アドレス信
号MAd1L,MAd2L,……,MAdnLをそれぞ
れ書き込み分割アドレス信号MAd1P,MAd2P,
……,MAdnPに変換する。これらはそれぞれ、第1
番目、第2番目、……,第n番目のメモリシンボルSM
の物理アドレスを示す。
【0042】アドレススピード変換回路123は分割ア
ドレス信号MAd1P,MAd2P,……,MAdnP
の変化のタイミングが一致するように、それらを遅延さ
せる。例えば、図12に示すように、複数の分割アドレ
ス信号のうち、最も後で変化する物理アドレス信号にタ
イミングT1が揃うように、その他の物理アドレス信号
を遅延させる。設計者は、必要ならば、タイミングT1
が揃うように、CAD1を用いてアドレススピード変換
回路123の内部回路を微調整する。
【0043】リードライト信号発生制御回路130は主
としてラッチ回路やバッファ回路からなり、リードライ
ト信号R/Wからリードライト信号MR/W1,MR/
W2,……,MR/Wnを生成してクロック信号CLの
タイミングで出力する。リードライト信号MR/W1,
MR/W2,……,MR/Wnはそれぞれ、第1番目、
第2番目、……,第n番目のメモリシンボルSMに与え
られる。リードライト信号発生制御回路130は、メモ
リシンボルSMの種類に対応した入力方式(例えば、マ
ルチポート、シングルポート、SRAM、DRAM)に
合うようにリードライト信号を変換したり、クロック信
号CLを分周あるいは逓倍して得られるタイミングを用
いてリードライト信号をメモリシンボルSMへ与えるタ
イミングを調整したりする。設計者は、必要ならば、C
AD1を用いてリードライト信号発生制御回路130の
内部回路を微調整する。
【0044】クロック信号発生制御回路140は主とし
てラッチ回路やバッファ回路からなり、クロック信号C
Lからクロック信号Mclock1,Mclock2,
……,Mclocknを生成する。クロック信号Mcl
ock1,Mclock2,……,Mclocknはそ
れぞれ、第1番目、第2番目、……,第n番目のメモリ
シンボルSMに与えられる。クロック信号発生制御回路
140は、メモリシンボルSMの種類に対応した入力方
式(例えば、マルチポート、シングルポート、SRA
M、DRAM)やメモリシンボルSMの特徴(例えば、
処理速度等)とを考慮して、メモリシンボルSMに与え
るクロックを生成する。例えば、クロック信号発生制御
回路140は、クロック信号CLを分周あるいは逓倍す
ることによって、メモリシンボルSMの各々に合ったク
ロックを生成する。設計者は、必要ならば、CAD1を
用いてクロック信号発生制御回路140の内部回路を微
調整する。
【0045】データ回路150は主としてラッチ回路や
バッファ回路からなり、クロック信号CLのエッジのタ
イミングで、メモリシンボルSMから読み出された書き
込みデータMDo1,MDo2,……,MDonを取り
込んで、これらかを並列に読み出しデータDoとして出
力する。
【0046】以上のように、アドレス回路120、リー
ドライト信号発生制御回路130、クロック信号発生制
御回路140を含んで構成される遅延時間設定回路は、
ロジック回路シンボルLから複数種類(例えば、メモリ
シンボルSMがDRAM、SRAM、フラッシュメモリ
であるか、外部メモリか(つまり、構成C1内に形成さ
れるか)、内部メモリか(つまり、構成C2内に形成さ
れるか))のメモリシンボルSMの各々へ伝搬する制御
信号(アドレス信号、リードライト信号、あるいはクロ
ック信号)の遅延時間を設定する。
【0047】また、CAD1に予め登録されているメモ
リ制御回路シンボルSCは図13に示すように、記憶回
路VSC(VSC:Variable Size Cashe)をさらに含
ませておいてもよい。記憶回路VSCはキャッシュメモ
リ112及びラッチ回路113を含む。キャッシュメモ
リ112は、例えば第1番目のメモリシンボルSM用の
データをリードライト信号発生制御回路130が生成す
るリードライト信号に従って取り込んで出力する。ラッ
チ回路113はキャッシュメモリ112が出力するデー
タをクロック信号発生制御回路140が生成するクロッ
クのタイミングで取り込んで書き込みデータMDi1と
して出力する。記憶回路VSCを設けることによって、
アクセススピードを向上することができる。
【0048】記憶回路VSCを設けるかどうか、あるい
はどのメモリシンボルSMに対応して設けるかは、書き
込みデータDiのビット数(ビット幅)と、要求されて
いるアクセススピード(要求スピード)との関係から決
定する。書き込みデータDiのビット幅、要求スピー
ド、記憶回路VSCの有無との関係を図14に示す。図
14に示すように、ビット幅が小さく、要求スピードが
低速なほど、アクセススピードを向上させる必要はない
ので、記憶回路VSCは必要ない。図14のようなグラ
フをCAD1に予め登録しておいて、設計者が所望のと
きに呼び出せるようにしておく。設計者はこのグラフを
基にライブラリLBに登録されている全ての種類のメモ
リ制御回路シンボルSCから最適なものを選択すればよ
い。
【0049】例えば、図4の構成C2の場合、3つのメ
モリシンボルSMと1つのメモリ制御回路シンボルSC
とは、図15のようになる。
【0050】以上のように、メモリシンボルSMとロジ
ック回路シンボルLとの間にメモリ制御回路シンボルS
Cを設けたことによって、ロジック回路シンボルLから
見た複数のメモリシンボルSMのアクセススピードを対
等に扱えるように回路を設計することを容易に行うこと
ができ、設計者にかかる負担を軽減することができる。
【0051】実施の形態2.次に、CAD1の別の用い
方を図16を用いて説明する。まず、例えば図17に示
すような回路CをCAD1に入力する(ステップST
1)。シンボルSMa、シンボルLaは、いわゆるブラ
ックボックスであり、その内部構成は決定されていな
い。
【0052】次に、シンボルSMaの仕様データをCA
D1に入力する。ここでの仕様データとは、例えば、シ
ンボルSMaに含まれる種類(DRAM、SRAM、フ
ラッシュメモリ等)、シンボルSMaの大きさ(記憶容
量)、シンボルSMaの特徴(例えば、ビット幅、処理
速度等)である。次に、シンボルLaの仕様データをC
AD1に入力する。ここでの仕様データとは、例えば、
適用可能な製造プロセス名の候補(適用可能プロセス範
囲)、シンボルLaの規模(例えば、シンボルLaに含
めるCPUやその他のロジック回路の名称等)、シンボ
ルLaの特徴(例えば、電源電圧、処理速度等)、消費
電力の許容範囲等である(ステップST2)。
【0053】以上のステップST1,ST2によって、
CAD1にシステム構成データ(シンボルLa、シンボ
ルSMa及びそれらの仕様データ)を入力して、このシ
ステム構成データをイメージとして表示する。
【0054】次に、CAD1は、ステップST1,ST
2で入力したデータから、構成C2に含めることができ
る構成を抽出する。
【0055】その手順は、少なくとも次のことを行う。
まず、シンボルSMaのうち、上記の適用可能プロセス
範囲によって製造することができない種類のメモリがあ
れば(1チップ条件)、このメモリを構成C2から外へ
出す(図18)。
【0056】次に、シンボルSMaのうち、シンボルL
aと共に配置すると構成C2のレイアウト面積を超える
(1チップ条件)分のメモリを構成C2から外へ出す。
このメモリの決定方法は例えば次の通りである。例え
ば、処理速度が遅いメモリを構成C2内に残し、処理速
度が速いメモリを構成C2から外へ出す(図19、候補
1)。あるいは、電源電圧がシンボルLaと異なるメモ
リを構成C2から外へ出す(図20、候補2)。
【0057】以上のようにして、システム構成データか
ら、1チップ条件を満たすデータをCAD1が抽出し、
この1チップ条件を満たしたデータに対応するイメージ
が顕著化するように表示して(例えば、構成C2内のシ
ンボルと構成C1内のシンボルとを異なる色で表示する
等)、図19,図20のような複数の候補を挙げる(ス
テップST3)。これによって、CAD1に入力したシ
ステム構成データのうち、どれを構成C2に含ませるか
どうかを設計者が判断する必要がなくなり、設計者の負
担が軽減される。
【0058】また、電源電圧がシンボルLaと異なるメ
モリを構成C2から外へCAD1が出してくれるので、
設計が容易になる。
【0059】CAD1には、各候補に対応するおよその
コストが登録されており、この登録内容から、CAD1
は、各候補のコストを算出する。そのコストは、構成C
2のチップサイズ、歩留り、上記の消費電力等から判断
する。設計者は、このコストを参照して、CAD1が挙
げた候補のいずれかを選択する。あるいは、CAD1が
最もコストの安い候補を選択してもよい(ステップST
4)。
【0060】候補が選択されると、CAD1は、この選
択された候補からライブラリLB内の全ての種類のメモ
リ制御回路シンボルSCのうち、最適なものを選択す
る。例えば、CAD1はシンボルSMa及びシンボルL
aとメモリ制御回路シンボルSCとの最適な対応関係を
示すテーブルを有し、このテーブルを参照して、最適な
メモリ制御回路シンボルSCを選択するように決定すれ
ばよい。あるいは、CAD1は図7と図14とを参照し
て、最適なメモリ制御回路シンボルSCを選択するよう
に決定してもよい。CAD1は、図21に示すように、
その選択した候補の構成C2内にメモリ制御回路シンボ
ルSCと入出力回路IOとを追加し、シンボルLaとメ
モリ制御回路シンボルSC、メモリ制御回路シンボルS
CとシンボルSMa、入出力回路IOとの間を結線す
る。また、CAD1は、その選択した候補の構成C1内
に2つの入出力回路IOを追加し、シンボルSMaと入
出力回路IOとを結線する(ステップST5)。さら
に、構成C2内に残っているシンボルSMaに種類(例
えば、フラッシュメモリ、DRAM、SRAM等)が異
なるメモリが含まれれば、その種類に対応するように、
シンボルSMaを複数に分ける。
【0061】次に、設計者は、シンボルLa、メモリ制
御回路シンボルSC、シンボルSMaの内部設計を行
う。例えば、設計者は、ライブラリLBの中から、シン
ボルSMa、ロジック回路シンボルLに対応する最適な
メモリシンボルSM、ロジック回路シンボルLを選択し
て、シンボルSMa、シンボルLaと置き換える。ある
いは、CAD1は、例えば図22に示すような、シンボ
ルSMa及びシンボルLaの仕様データとメモリシンボ
ルSM及びロジック回路シンボルLとの最適な対応関係
を示すテーブルを有し、このテーブルを参照して、最適
なメモリシンボルSM、ロジック回路シンボルLをCA
D1が選択して、シンボルSMa、シンボルLaと置き
換えてもよい。さらに必要ならば、設計者は、CAD1
を用いてメモリシンボルSM、ロジック回路シンボルL
の内部回路を微調整する。メモリ制御回路シンボルSC
を設けていることによって、例えば実施の形態1で示し
た記憶回路VSCを採用することによって、ロジック回
路シンボルLから見た複数のメモリシンボルSMのアク
セススピードを対等に扱えるように回路を設計すること
を容易に行うことができ、設計者にかかる負担を軽減す
ることができる(ステップST6)。
【0062】以上によって、構成C2のみ、あるいは、
構成C2及び構成C1の回路図が完成する。次に、完成
した回路図をレイアウトデータD1、あるいはレイアウ
トデータD2,D3(図1)に変換する。レイアウトデ
ータの他に、必要な形式のデータ(論理合成モデル、タ
イミングモデル、シュミレーションモデル、機能検証モ
デル(HDL)、P&Rモデル)も生成してもよい(ス
テップST7)。以上のレイアウトデータを基に、図1
に描くような、システムLSI(半導体装置2)あるい
は、ボード及びチップで構成された半導体装置3が完成
する。
【0063】半導体装置3の場合の構成C1と構成C2
との境界部を図23に示す。
【0064】以上のCAD1を概念的にまとめると図2
4のようになる。
【0065】実施の形態3.実施の形態1,2では、構
成C2のみにメモリ制御回路シンボルSCを設けたが、
複数のメモリシンボルSMに対応するように、メモリ制
御回路シンボルSCを設け、構成C1にメモリ制御回路
シンボルSCを含ませてもよい。例えば、図4、図5、
図6の構成をそれぞれ図25、図26、図27の構成の
ようにしてもよい。これによっても、ロジック回路シン
ボルLから見た全てのメモリシンボルSMを同じように
制御できるように(例えば、同じアクセススピードにな
るように)設計することを容易にできるので、設計者に
かかる負担を軽減することができる。しかも、メモリシ
ンボルSMとメモリ制御回路シンボルSCとが1:1に
対応しているので、メモリシンボルSMとメモリ制御回
路シンボルSCとを結ぶ配線が簡素化でき、効率の良い
レイアウトが設計でき、高速化、低消費電力化が図れ
る。
【0066】以上の実施の形態1〜3で得られる半導体
装置2、3のいずれであっても、半導体装置は、ロジッ
ク回路(ロジック回路シンボルLに対応する回路)と、
複数種類のメモリ(メモリシンボルSMに対応する回
路)と、ロジック回路と複数種類のメモリの全てとの間
に介在し、ロジック回路から見た複数種類のメモリの各
々の応答時間を設定するためのメモリ制御回路(メモリ
制御回路シンボルSCに対応する回路)とを備えること
になる。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ロジック
回路から見た複数のメモリの各々の応答時間をメモリ制
御回路が設定しているので、ロジック回路は複数のメモ
リをその種類によらずに制御することができる。
【0068】請求項2記載の発明によれば、制御信号の
遅延時間を遅延時間設定回路が設定していることによっ
て、応答時間を設定することができる。
【0069】請求項3記載の発明によれば、キャッシュ
メモリを設けたことによって、応答時間を設定すること
ができる。
【0070】請求項4記載の発明によれば、CADに入
力したシステムデータのうち、どれを1チップに含ませ
るかどうかを設計者が判断する必要がなくなり、設計者
の負担を軽減することができる。
【0071】請求項5記載の発明によれば、メモリをロ
ジック回路が設計されるチップの外に出して設計される
ので、その分、ロジック回路が設計されるチップ内の空
き領域が増え、設計要求を満たし易くなる。
【0072】請求項6記載の発明によれば、ロジック回
路から見てメモリを動作速度の点で対等に扱え、設計が
容易になる。
【0073】請求項7記載の発明によれば、ロジック回
路から見てメモリを動作速度の点で対等に扱え、設計が
容易になる。
【0074】請求項8記載の発明によれば、ロジック回
路と同じ電源電圧を与えると不都合が生じるようなメモ
リをCADが抽出してくれるので、設計が容易になる。
【0075】請求項9記載の発明によれば、CADに表
示されているデータのうち、1チップに含まれる範囲を
イメージで確認できるので、設計が容易になる。
【0076】請求項10記載の発明によれば、ロジック
回路から見たメモリを対等に扱えるように回路を設計す
ることを容易に行うことができ、設計者にかかる負担を
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のCADによる設計・製造過程を示す
概念図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の設計対象の一例を示
す構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態1のメモリシンボルの構
成図である。
【図4】 本発明の実施の形態1のCADに表示される
構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態1のCADに表示される
構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態1のCADに表示される
構成図である。
【図7】 本発明の実施の形態1のCADに表示されて
る構成図とメモリサイズ等との関係を示すグラフであ
る。
【図8】 本発明の実施の形態1のメモリ制御回路シン
ボルとその周囲との接続関係を示す構成図である。
【図9】 本発明の実施の形態1のメモリ制御回路シン
ボルを示す構成図である。
【図10】 本発明の実施の形態1のデータ分割回路の
動作説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態1のアドレス分割回路
の動作説明図である。
【図12】 本発明の実施の形態1のアドレススピード
変換回路の動作説明図である。
【図13】 本発明の実施の形態1のメモリシンボルの
構成図である。
【図14】 本発明の実施の形態1の要求スピード等と
記憶回路の有無との関係を示すグラフである。
【図15】 本発明の実施の形態1のメモリシンボルと
メモリ制御回路シンボルとの組み合わせの一例を示す構
成図である。
【図16】 本発明の実施の形態1の半導体装置設計方
法を示すフローチャートである。
【図17】 本発明の実施の形態2の設計対象の一例を
示す構成図である。
【図18】 本発明の実施の形態2のCADの動作説明
図である。
【図19】 本発明の実施の形態2のCADに表示され
る構成図である。
【図20】 本発明の実施の形態2のCADに表示され
る構成図である。
【図21】 本発明の実施の形態2のCADに表示され
る構成図である。
【図22】 本発明の実施の形態2の仕様データとシン
ボルとの対応関係図である。
【図23】 本発明の実施の形態2の外部回路と内部回
路との組み合わせの一例を示す構成図である。
【図24】 本発明の実施の形態2のCADを示す概念
図である。
【図25】 本発明の実施の形態3のCADに入力した
構成図である。
【図26】 本発明の実施の形態3のCADに入力した
構成図である。
【図27】 本発明の実施の形態3のCADに入力した
構成図である。
【図28】 従来のCADによる設計・製造過程を示す
概念図である。
【図29】 従来のCADによる設計・製造過程を等価
的に示す概念図である。
【符号の説明】
1 CAD、L ロジック回路シンボル、SC メモリ
制御回路シンボル、SM メモリシンボル。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロジック回路と、 複数種類のメモリと、 前記ロジック回路と前記複数種類のメモリの全てとの間
    に介在し、前記ロジック回路から見た前記複数種類のメ
    モリの各々の応答時間を設定するためのメモリ制御回路
    と、を備えた半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ制御回路は、 前記ロジック回路から前記複数種類のメモリの各々へ伝
    搬する制御信号の遅延時間を設定するための遅延時間設
    定回路を含む請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリ制御回路は、 前記ロジック回路と前記メモリとの間に介在するキャッ
    シュメモリを含む請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 (a)システムを設計するために用いる
    CAD(computer aided design)に、前記システムの
    構成に関するデータを入力するステップと、(b)前記
    データから、1チップとして形成されうるものを前記C
    ADが抽出するステップと、を備えた半導体装置設計方
    法。
  5. 【請求項5】 前記システムはメモリとロジック回路と
    を含み、 前記ステップ(b)は、 (b−1)前記メモリの構成に関するデータに基づい
    て、前記ロジック回路と1チップで設計できないメモリ
    を抽出するステップを含む請求項4記載の半導体装置設
    計方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップ(b−1)において、前記
    ロジック回路と共に配置されるメモリよりも処理速度が
    速いメモリが抽出される請求項5記載の半導体装置設計
    方法。
  7. 【請求項7】 前記ロジック回路と前記メモリとの間
    に、前記ロジック回路から見た前記メモリの応答時間を
    設定するためのメモリ制御回路を配置する請求項6記載
    の半導体装置設計方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(b−1)において、前記
    ロジック回路とは電源電圧が異なるメモリが抽出される
    請求項5記載の半導体装置設計方法。
  9. 【請求項9】 前記ステップ(a)は、 (a−1)前記データを示すイメージを表示するステッ
    プを含み、 前記ステップ(b−1)は、 (b−1−1)前記ステップ(a−1)によって表示さ
    れているイメージのうち、前記メモリのデータの中から
    前記1チップ条件を満たすデータに対応するイメージが
    顕著化するように表示する請求項4記載の半導体装置設
    計方法。
  10. 【請求項10】 前記CADには前記ロジック回路、前
    記メモリの構成に関するデータが、複数種類、登録され
    ている請求項5記載の半導体装置設計方法。
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