JP2001042499A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JP2001042499A
JP2001042499A JP11219511A JP21951199A JP2001042499A JP 2001042499 A JP2001042499 A JP 2001042499A JP 11219511 A JP11219511 A JP 11219511A JP 21951199 A JP21951199 A JP 21951199A JP 2001042499 A JP2001042499 A JP 2001042499A
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Atsushi Hirooka
淳 廣岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥部に用いるヒータの共通化で異なる電源
でも良好な乾燥を行い得る乾燥装置を合理的に構成す
る。 【解決手段】 電源の電圧に対応する位置に切換スイッ
チ26を設定することで、電力コントローラ21が設定
位置に対応したデューティ比で電力トランジスタ24を
駆動し、異なる電圧が供給される場合でもヒータ12,
14に対して決まった値の電力を供給するよう構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像処理された印
画紙若しくは写真フィルムを電気加熱器で乾燥させる乾
燥装置に関し、詳しくは、電圧の異なる電源からの電力
で作動させる装置を製造する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の写真プリント装置は日本国内ば
かりでなく電源電圧が日本と異なる米国やヨーロッパ等
でも多くの需要があるものの、日本国内では単相200
ボルトの電源が用いられ、米国では単相240ボルトの
電源が用いられ、ヨーロッパでは単相230ボルトの電
源が多く用られることから、日本と異なる電源電圧で使
用される写真プリント装置の製造時には、電源電圧に対
応した電気ヒータ(電気加熱器)を乾燥部に用いてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、使用される電
源の電圧に対応した仕様の装置を製造することを考える
に、電気ヒータだけを考えても複数種類の電圧に対応し
た耐圧で必要とする容量の電気ヒータを必要とするの
で、設計の変更や製造工程にも多少の変更を必要とし、
コストの上昇に繋がるものとなっていた。そこで、部品
の共通化が望まれるのであるが、電気ヒータは電源から
の電流を直接供給する構造であることから、例えば、電
気ヒータの定格電圧が最も高い電圧となるものを用いる
と共に、乾燥部に温度センサを備えて電気ヒータに対す
る通電時間の調節で乾燥部の温度維持を行う制御を行う
ことで電気ヒータを共通化することも考えられる。しか
し、電源の電圧が高い場合には必要とする発熱を容易に
得るものの、電源の電圧が低い場合には電気ヒータの発
熱量が低く、必要とする乾燥性能を得られないものとな
り改善の余地がある。本発明の目的は、乾燥部に用いる
電気加熱器の共通化を行いながら異なる電源でも良好な
乾燥を行い得る乾燥装置を合理的に構成する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴(請
求項1)は冒頭に記載したように、現像処理された印画
紙若しくは写真フィルムを電気加熱器で乾燥させる乾燥
装置において、電源から前記電気加熱器に供給する電流
の通電時間と遮断時間との比率の設定で該電気加熱器に
供給される電力を調節する電力調節手段を備えると共
に、この電力調節手段の通電時間と遮断時間との比率を
設定する制御手段を備えている点にあり、その作用、及
び、効果は次の通りである。
【0005】本発明の第2の特徴(請求項2)は請求項
1において、前記制御手段が、複数の設定位置に設定自
在な切換スイッチの操作と連動して電力調節手段による
電流の通電時間と遮断時間との比率を設定できるよう構
成されている点にあり、その作用、及び、効果は次の通
りである。
【0006】本発明の第3の特徴(請求項3)は請求項
2において、前記切換スイッチの複数の設定位置が、電
圧値が異なる複数種の電源を示す位置に設定されると共
に、複数種の電源の何れかからの電力が供給される際
に、その電力を供給する電源を示す位置に切換スイッチ
を設定することで前記電気加熱器に対して決まった値の
電力が供給されるよう前記制御手段の制御形態が設定さ
れている点にあり、その作用、及び、効果は次の通りで
ある。
【0007】本発明の第4の特徴(請求項4)は請求項
1〜3のいずれか1項において、前記電力調節手段がサ
イリスタや電力トランジスタのように無接点の電力スイ
ッチで構成されると共に、前記制御手段が電力スイッチ
を制御する信号出力タイミングを無段階に調節可能に構
成されている点にあり、その作用、及び、効果は次の通
りである。
【0008】〔作用〕上記第1の特徴によると、電力調
節手段から電気加熱器に供給する電流の通電時間と遮断
時間との比率の設定で電力の調節を行えるので、制御手
段でこの比率を電源電圧に対応して設定するだけで、特
定の性能の電気加熱器用いても単位時間あたりの発熱量
を一定に維持できるものとなる。つまり、使用される電
源電圧が異なる写真プリント装置を製造する場合でも、
電気加熱器に対する通電時間と遮断時間との比率を電源
の電圧に基づいて適切に設定するだけで乾燥部に特定の
性能の電気加熱器を用いることが可能になり、複数種の
電気加熱器を用いる必要がないものとなる。
【0009】上記第2の特徴によると、切換スイッチの
設定で電力調節手段に供給する電力を調節できるので、
使用される電源電圧が異なる写真プリント装置を製造す
る場合には、特定の性能の電気加熱器を用い、この電気
加熱器で必要とする発熱量を得る位置に操作具を設定す
るだけで済むものとなる。
【0010】上記第3の特徴によると、使用される電源
電圧が異なる写真プリント装置を製造する場合でも、特
定の性能の電気加熱器を用いることが可能になると共
に、その電源を示す位置に切換スイッチを設定するだけ
で、電気加熱器で必要とする発熱量を得るものとなる。
【0011】上記第4の特徴によると、電力調節手段が
電力スイッチで構成され、制御手段が電力スイッチを制
御する出力タイミングを無段階に調節可能に構成される
ので、製造が簡単でどのような電圧の電源に対応させる
ことも容易に行えるものとなる。
【0012】〔発明の効果〕従って、乾燥部に用いる電
気加熱器の共通化を可能にすると共に、異なる電圧の電
源でも良好な乾燥性能を維持し得る乾燥装置が合理的に
構成されたのである。又、操作具の操作で異なる電圧の
電源にも適応でき、このように異なる電圧の電源に対応
させる場合の設定が容易で確実なものとなり、どのよう
な値の電圧の電源にも適正に対応させ得るものとなっ
た。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、光源部1から
の光線をフィルムキャリア2にセットされたネガフィル
ム(図示せず)に導き、このネガフィルムを透過した光
線を光学レンズ3で拡大しシャッター4の開放によって
露光部に投影する光学系を備え、印画紙マガジン5Mか
らの印画紙5をプリントサイズに切断するカッター6を
備え、このカッター6で切断された印画紙5を光学レン
ズ3からの画像が投影する露光位置まで搬送し、この露
光位置で露光された印画紙5を送り出す搬送機構7を備
えて露光装置Aを構成すると共に、又、露光部で露光さ
れた印画紙5を複数の処理槽に連続的に搬送しながら現
像処理を行う現像処理装置Bと、現像処理装置Bで現像
処理された印画紙5を搬送しながら乾燥部で乾燥する乾
燥装置Cを備えて写真プリンターが構成されている。
【0014】前記乾燥装置Cは、図2に示すように、乾
燥部に印画紙5を搬送する多数の搬送ローラ10Aを備
えた搬送機構10を備えると共に、この搬送機構10で
印画紙5が送られる搬送経路に昇温ブロアー11で温風
を送る昇温ヒータ12と、同じく搬送経路に調温ブロア
ー13で温風を送る調温ヒータ14と(昇温ブロアー1
1と調温ブロアー13とを単一のブロアーで兼用するこ
とも可能)、搬送経路に送られる印画紙5に遠赤外線を
照射するよう搬送経路に沿って配置され、反射板15R
を有した遠赤外線ヒータ15と、乾燥部の温度を計測す
る温度センサ16を備えて構成されている。昇温ヒータ
12と調温ヒータ14と遠赤外線ヒータ15とで電気加
熱器Hが構成され、又、昇温ブロアー11を駆動するブ
ロアーモータ11Mと調温ブロアー13を駆動するブロ
アーモータ13Mとは小容量の直流モータが用いられ、
昇温ヒータ12はニクロム線を用いた2kw/hの容量
のものが用いられ、調温ヒータ14はニクロム線を用い
た1kw/hの容量のものが用いられ、遠赤外線ヒータ
15は白熱灯と同様にフィラメントを用いたものやニク
ロムシーズタイプ、ハロゲンタイプ、カーボンタイプ等
の1kw/hの容量のものが用いられている。
【0015】図3に示すように写真プリンターの電力系
が構成されている。つまり、この電力系は単相交流電源
からメインスイッチ19を介して供給される電流を定電
圧電源回路20で設定電圧の直流電流に変換して電力コ
ントローラ21(制御手段の一例)に供給する系を形成
すると共に、単相交流電源からの電流を整流回路22で
変圧せずに全波整流を行うことで直流電流に変換して昇
温ヒータ12、昇温ブロアー11を駆動するブロアーモ
ータ11M、調温ヒータ14、調温ブロアー13を駆動
するブロアーモータ13M、遠赤外線ヒータ15、及
び、該写真プリンターに備えた電気機器夫々に電流を供
給する電源回路23夫々に電流を供給する系を形成して
ある。又、昇温ヒータ12、ブロアーモータ11M、調
温ヒータ14、ブロアーモータ13M、遠赤外線ヒータ
15、電源回路13夫々に対して電力を供給する電力ト
ランジスタ24(電力調節手段の一例)を備えており、
夫々の電力トランジスタ24は電力コントローラ21か
らの信号で制御される。更に、この電力コントローラ2
1に対して前記乾燥部の温度を計測する温度センサ16
と、ダイヤル25で操作される切換スイッチ26(キー
ボードからの入力で設定状態を変更し、その設定状態を
モニターに表示するものでも良い)とからの信号が入力
する系が形成されている。尚、写真プリンターに備えた
電気機器とは、光源部1に備えたハロゲンランプ、ネガ
フィルムを搬送するステッピングモータ、搬送機構7を
駆動するステッピングモータ、カッター6を駆動する電
磁ソレノイド、現像処理部Bに印画紙5を搬送する電動
モータ等を指す。
【0016】前記電力コントローラ21はマイクロプロ
セッサ(図示せず)を備えており、以下に示す制御によ
って乾燥部を目標温度域に設定するものとなっている。
つまり、この制御では図5のタイミングチャートに示す
ように「目標温度」を基準に設定された「上限温度」と
「下限温度」との温度幅を「目標温度域」に設定してあ
り、図4のフローチャートに示すように、制御時には温
度センサ16で計測された温度と「目標温度域」との比
較を行い、乾燥部の温度が「下限温度」以下である場合
において(#101、#102ステップ)、未加熱であ
る場合(昇温ヒータ12と調温ヒータ14ともOFFで
ある場合)には、昇温ヒータ12をソフトスタートでO
Nし、これと同時に対応するブロアーモータ11MをO
Nし、設定時間Tだけウエイトした後に調温ヒータ14
をソフトスタートでONし、これと同時に対応するブロ
アーモータ13AをONする(#103〜#106ステ
ップ)。又、昇温ヒータ12と調温ヒータ14とがON
でない(同時加熱状態でない)場合には、後述する理由
から調温ヒータ14と遠赤外線ヒータ15がともにON
であるので、遠赤外線ヒータ15をOFFし、昇温ヒー
タ12をソフトスタートでONし、これと同時にブロア
ーモータ11MをONする処理を行う(#107〜#1
09ステップ)。
【0017】又、温度センサ16で計測された温度が
「目標温度域」内である場合には、昇温ヒータ12をO
FFし(既にOFFであればOFF状態を維持し)、調
温ヒータ14をソフトスタートでONし、これと同時に
対応するブロアーモータをONし(既にONであればO
N状態を維持し)、遠赤外線ヒータ15をソフトスター
トでONし(既にONであればON状態を維持し)、こ
の状態で温度センサ16で計測される温度が「目標温度
域」に維持されるよう調温ヒータ14に供給する電力を
デューティ比の設定で、所謂、PWM制御によって調節
する。又、温度センサ16で計測された温度が「目標温
度域」内になければ乾燥部の温度が「目標温度域」より
高温になっているので、調温ヒータ14をOFFし、こ
れと同時に対応するブロアーモータをOFFする(既に
OFFであればOFF状態を維持する)処理を行うもの
となっている(#110〜#115ステップ)。尚、こ
の制御は温度センサ16で計測される乾燥部の温度を数
秒程度のインターバルでサンプリングし、このサンプリ
ング結果に基づいて行われるものとなっている。
【0018】次に、乾燥部の温度制御を行う場合におい
て図4のフローチャートに従った制御を電力の供給開始
から順次説明する。図5のタイミングチャートに示すよ
うに、調温開始時には乾燥部の温度が「目標温度域」よ
り低温であり、昇温ヒータ12も調温ヒータ14もOF
F状態であることから、同図に示すように、先ず昇温ヒ
ータ14をONする(対応するブロアーモータ11Mも
ONする)制御を行い、このON制御から設定時間Tが
経過後(設定時間Tだけウエイトした後)に調温ヒータ
14をONする(対応するブロアーモータ11MもON
する)制御を行うものとなっている。このように夫々の
ヒータ12,14をON状態にする理由は、できるだけ
短時間で乾燥部の温度の上昇を行うためであり、夫々の
ヒータ12,14ともON状態に切り換える際には、図
6(イ)に示す如くデューティ比のON時間の比率を低
い率から高い率へ高めるソフトスタートで供給電力を徐
々に高める処理を目標デューティ比に達するまで行うも
のとなっている。又、昇温ヒータ12をONした後に設
定時間が経過した後に調温ヒータ14をONする理由
は、夫々のヒータ12,14をONした場合に発生する
突入電流を夫々のヒータ12,14を同時にONした場
合の突入電流より小さくするためである。
【0019】この制御によって乾燥部の温度が目標温度
域に達した場合には、昇温ヒータ12をOFFする(対
応するブロアーモータ11MもOFFする)と共に、遠
赤外線ヒータ15をONする制御を行い、又、温度セン
サ16の計測結果に基づいて調温ヒータ14に供給する
電力をPWM制御で調節することで調温ヒータ14の発
熱量を微妙に調節して調温を行うものとなっている。
尚、乾燥部の温度が「目標温度域」に達した状態で印画
紙5が想定された量だけ供給された場合には調温ヒータ
14と遠赤外線ヒータ15との熱で乾燥部の温度を乾燥
に無理のない温度に維持して良好な乾燥を行えるよう発
熱量やブロアの風量が設定されている。
【0020】そして、印画紙5の供給量が低下した場合
や外気温が高温である場合のように、乾燥部の温度が
「目標温度域」より上昇した場合(上限温度より高温に
なった場合)には調温ヒータ14だけOFFして乾燥部
の温度を低下させるものとなっており、これとは逆に印
画紙5の供給量が増大した場合や外気温が低温である場
合のように乾燥部の温度が「目標温度域」より低下した
場合(下限温度より低温になった場合)には、遠赤外線
ヒータ15をOFFすると共に、既に調温ヒータはON
状態にあるので昇温ヒータ12をONして乾燥部の温度
上昇を図るものとなっている。
【0021】又、前記切換スイッチ26のダイヤル25
は本写真プリンターが日本国内で用いられる場合には2
00ボルトの位置にセットされ、ヨーロッパで用いられ
る場合には230ボルトの位置にセットされ、米国で用
いられる場合には240ボルトの位置にセットされるも
のであり、夫々の位置にセットされた場合には図6
(ロ)に示す如く目標デューティ比が設定され、ヨーロ
ッパあるいは米国で用いられる位置にダイヤル25が適
切に設定された場合には、ソフトスタートによるONの
後には、PWM制御により夫々のヒータ12,14,1
5に対して日本国内で用いられるのと同じ電圧が作用
し、日本国内で用いられるのと同じ電流が流れ、日本国
内で用いられるのと同じ発熱量を得るよう目標デューテ
ィ比が設定されている。又、ブロアーモータ11M、1
3MをONする際には目標デューティ比の信号で電力ト
ランジスタ24を駆動するものとなっており、更に、電
源回路23は予め設定されたデューティ比の信号で電力
トランジスタ24を常時駆動することで電気機器に対し
て日本国内で使用される場合と同じ電圧の直流電力を供
給するものとなっている。
【0022】このように、本発明では乾燥部に備える電
気加熱器Hを複数のヒータ12,14,15を用い、O
N・OFF操作するタイミングを合理的に設定するだ
け、単一のヒータで電気加熱器Hを構成したものと比較
してON制御時に過大な突入電流が流れる現象を阻止し
て電力系に対する悪影響を回避するばかりでなく、乾燥
部の温度を微妙に調節して印画紙5の乾燥に適した温度
に維持するものとなっている。特に、この写真プリンタ
ーではダイヤル25を電源の電圧を示す位置に設定する
だけで使用できるものとなっており、部品を共通化して
設計、製造が楽でコストの低廉化も容易に図り得るもの
となっている。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態を図面に
基づいて説明する。この第2の実施の形態ではヒータの
種類、数、配置は前記第1の実施例と何ら変わるところ
がなく、電力を制御する系が第1の実施例と異なる(第
1の実施例のと同じの機能を有するものには共通する番
号、符号を付する)。
【0024】つまり、図7に示すように、単相交流電源
からの電流を定電圧電源回路20で設定電圧の直流電流
に変換して電力コントローラ21に供給する系を形成す
ると共に、単相交流電源からの電流を昇温ヒータ12、
昇温ブロアー11を駆動するブロアーモータ11M、調
温ヒータ14、調温ブロアー13を駆動するブロアーモ
ータ13M、遠赤外線ヒータ15夫々に対してトライア
ック31を介して供給する系を形成し、又、単相交流電
源からの電流を整流回路32で整流し、電源回路23で
設定電圧に変換して該写真プリンターに備えた電気機器
に電力を供給するものとなっている。又、昇温ヒータ1
2、ブロアーモータ11M、調温ヒータ14、ブロアー
モータ13M、遠赤外線ヒータ15夫々のトライアック
31(電力調節手段の一例)は電力コントローラ21か
らの信号で制御され、この電力コントローラ21に対し
て前記乾燥部の温度を計測する温度センサ16と、ダイ
ヤル25で操作される切換スイッチ26とからの信号が
入力する系が形成されている。尚、ブロアーモータ11
M、13Mは交流で作動するものが用いられている。
【0025】そして、この電力コントローラ21では第
1の実施の形態のフローチャートと同じ制御に従って電
力を制御するものとなっているが、夫々のヒータ12,
14,15をソフトスタートでONする場合には図8に
示すように、トリガ信号のタイミングの設定により徐々
に電力を増大させ、目標電力を得るよう位相制御を行う
よう制御動作が設定されている。又、ダイヤル25を2
00ボルトに設定した場合にはトリガー信号が継続的に
出力され、ヨーロッパあるいは米国で用いられる位置に
ダイヤル25を適切に設定した場合には、ソフトスター
トによるONの後には、夫々のヒータ12,14,15
に対して日本国内で用いられるのと同じ電圧が作用し、
日本国内で用いられるのと同じ電流が流れ、日本国内で
用いられるのと同じ発熱量を得るようトリガーのタイミ
ングが設定されている。
【0026】〔別実施の形態〕本発明は上記実施の形態
以外に、例えば、現像された写真フィルムの乾燥を行う
乾燥部に適用することが可能であり、写真フィルムのコ
マ画像をCCDセンサで取出し、露光ヘッドで印画紙に
露光する構造のデジタルプリンタに適用することも可能
である。又、赤外線ヒータとして遠赤外線ヒータ以外
に、近赤外線ヒータを用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真プリンターの構成を示す概略図
【図2】乾燥装置の構成を示す概略図
【図3】制御系のブロック回路図
【図4】調温ルーチンのフローチャート
【図5】乾燥部の温度と制御信号とを示すタイミングチ
ャート
【図6】駆動信号のデューティ比を示すタイミングチャ
ートと電源電圧に対する駆動信号の波形を示す図
【図7】第2の実施の形態の制御系のブロック回路図
【図8】第2の実施の形態の駆動信号のデューティ比を
示すタイミングチャート
【図9】第2の実施の形態の電源電圧に対する駆動信号
の波形を示す図
【符号の説明】
21 制御手段 26 切換スイッチ H 電気加熱器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像処理された印画紙若しくは写真フィ
    ルムを電気加熱器(H)で乾燥させる乾燥装置であっ
    て、 電源から前記電気加熱器(H)に供給する電流の通電時
    間と遮断時間との比率の設定で該電気加熱器(H)に供
    給される電力を調節する電力調節手段を備えると共に、
    この電力調節手段の通電時間と遮断時間との比率を設定
    する制御手段(21)を備えている乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段(21)が、複数の設定位
    置に設定自在な切換スイッチ(26)の操作と連動して
    電力調節手段による電流の通電時間と遮断時間との比率
    を設定できるよう構成されている請求項1記載の乾燥装
    置。
  3. 【請求項3】 前記切換スイッチ(26)の複数の設定
    位置が、電圧値が異なる複数種の電源を示す位置に設定
    されると共に、複数種の電源の何れかからの電力が供給
    される際に、その電力を供給する電源を示す位置に切換
    スイッチ(26)を設定することで前記電気加熱器
    (H)に対して決まった値の電力が供給されるよう前記
    制御手段(21)の制御形態が設定されている請求項2
    記載の乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記電力調節手段がサイリスタや電力ト
    ランジスタのように無接点の電力スイッチで構成される
    と共に、前記制御手段(21)が電力スイッチを制御す
    る信号の出力タイミングを無段階に調節可能に構成され
    ている請求項1〜3のいずれか1項に記載の乾燥装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100499494B1 (ko) * 2002-12-10 2005-07-07 엘지전자 주식회사 응축식 의류건조기의 히터 제어방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100499494B1 (ko) * 2002-12-10 2005-07-07 엘지전자 주식회사 응축식 의류건조기의 히터 제어방법

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