JP2001042498A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JP2001042498A
JP2001042498A JP11219509A JP21950999A JP2001042498A JP 2001042498 A JP2001042498 A JP 2001042498A JP 11219509 A JP11219509 A JP 11219509A JP 21950999 A JP21950999 A JP 21950999A JP 2001042498 A JP2001042498 A JP 2001042498A
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temperature
heater
control
drying
power
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Atsushi Hirooka
淳 廣岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源に悪影響を与えずに電気ヒータをON・
OFFして乾燥部の温度調節を行う。 【解決手段】 乾燥装置Cを昇温ヒータ12と調温ヒー
タ14とを備えて構成すると共に、乾燥装置Cの乾燥部
に備えた温度センサ16で計測される温度が目標温度域
まで上昇させる場合には、夫々のヒータ12,14に電
力を供給し、目標温度域に達した後には調温ヒータ14
だけに電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像処理された印
画紙若しくは写真フィルムを乾燥部に備えた電気加熱器
で乾燥させる乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの印画紙を乾燥する装置を例に
挙げると、露光された印画紙を現像処理槽に送って現像
処理を行うと共に、このように現像処理された印画紙を
乾燥部に連続的に送って乾燥した後に送り出すものとな
っており、乾燥部には印画紙の搬送経路に対して熱風を
供給する電気ヒータと、温度センサを備え、この温度セ
ンサで計測される乾燥部の温度が目標温度に維持される
よう電気ヒータをON・OFFする制御を行う制御装置
を備えて構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】又、従来からの電気ヒ
ータは容量が大きく、ON・OFF時にヒータに対して
過大な電流(突入電流・サージ電流)が流れ、電力系の
電圧を大きく変動させてフリッカーを発生させる等電源
系に悪影響を与えることもあり改善の余地があった。
又、大容量の電気ヒータのON・OFFによって温度調
節を行う場合にはON作動時の温度上昇が急激であるた
め微妙な温度調節を行い難い面もあり、この点にも改善
の余地があった。本発明の目的は、電源に悪影響を与え
ることがなく、乾燥部の温度調節も良好に行い得る乾燥
装置を合理的に構成する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴(請
求項1)は冒頭に記載したように、現像処理された印画
紙若しくは写真フィルムを乾燥部に備えた電気加熱器で
乾燥させる乾燥装置において、前記乾燥部の温度を計測
する温度センサを備え、前記電気乾燥器が昇温ヒータ
と、調温ヒータとを備えて構成されると共に、前記乾燥
部の温度上昇を開始する際には、昇温ヒータと調温ヒー
タとに電力を供給し、温度センサで計測される乾燥部の
温度が目標温度域に達した後には昇温ヒータへの電力供
給を停止し、調温ヒータにのみ電力供給を行う制御手段
を備えている点にあり、その作用、及び、効果は次の通
りである。
【0005】本発明の第2の特徴(請求項2)は請求項
1において、前記温度センサで目標温度域より高温を計
測すると前記調温ヒータへの電力供給を停止し、前記温
度センサで目標温度域より低温を計測すると前記昇温ヒ
ータと調温ヒータへの電力供給を行うよう前記制御手段
の制御形態が設定されている点にあり、その作用、及
び、効果は次の通りである。
【0006】本発明の第3の特徴(請求項3)は請求項
1又は2において、前記昇温ヒータの発熱量が、前記調
温ヒータの発熱量より大きい値に設定され、昇温ヒータ
と調温ヒータとに対して電力の供給を開始する際には供
給を開始するタイミングに時間差を設定している点にあ
り、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0007】本発明の第4の特徴(請求項4)は請求項
1〜3において、前記昇温ヒータからの温風を送る昇温
ブロアーと、前記調温ヒータからの温風を送る調温ブロ
アーとを備えている点にあり、その作用、及び、効果は
次の通りである。
【0008】〔作用〕上記第1の特徴によると、乾燥部
の温度上昇を開始する際には昇温ヒータと調温ヒータと
に電力が供給され、夫々が同時に発熱するので乾燥部の
温度上昇を短時間で行えるものになると共に、乾燥部の
温度が目標温度域に達した後には調温ヒータにだけ電力
を供給するので、急激な温度上昇を抑制しながら継続し
て乾燥を行えるものとなる。
【0009】上記第2の特徴によると、温度センサで目
標温度域より高温を計測した際には調温ヒータへの電力
供給を停止することで乾燥部の高温化を回避するものと
なり、又、温度センサで目標温度域より低温を計測した
際には昇温ヒータと調温ヒータとに電力を供給すること
で乾燥部の温度を短時間で昇温して乾燥不良を回避する
ものとなる。
【0010】上記第3の特徴によると、昇温ヒータの発
熱量が、調温ヒータの発熱量より大きく設定されている
ので、昇温ヒータと調温ヒータとに電力供給を行った場
合には大きい発熱による昇温を可能にして目標温度域に
達した後に調温ヒータの発熱によって乾燥部の温度の維
持を可能にすると共に、昇温ヒータと調温ヒータとに電
力を供給する際に電力供給開始のタイミングに時間差を
設定してあるのでON作動時において電力系に与える影
響を低減できるものとなる。
【0011】上記第4の特徴によると、昇温ヒータから
の温風を昇温ブロアーで送り、調温ヒータからの温風を
調温ブロアーで送るので、単一のブロアーで夫々のヒー
タからの温風を送るものと比較して風量が無駄にならな
い。
【0012】〔発明の効果〕従って、電源に悪影響を与
えずに乾燥部の温度調節を良好に行い得る乾燥装置が合
理的に構成されたのである。又、上昇し過ぎた温度を滑
らかに下降させると共に乾燥不良を生じさせることがな
く、良好な調温を可能にしながら、電源系に対する悪影
響を一層小さくするものとなり、ブロアーの風量もブロ
アーを駆動する電力も無駄にしないものとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面に基づいて説明する。図1に示すように、光源部
1からの光線をフィルムキャリア2にセットされたネガ
フィルム(図示せず)に導き、このネガフィルムを透過
した光線を光学レンズ3で拡大しシャッター4の開放に
よって露光部に投影する光学系を備え、印画紙マガジン
5Mからの印画紙5をプリントサイズに切断するカッタ
ー6を備え、このカッター6で切断された印画紙5を光
学レンズ3からの画像が投影する露光位置まで搬送し、
この露光位置で露光された印画紙5を送り出す搬送機構
7を備えて露光装置Aを構成すると共に、又、露光部で
露光された印画紙5を複数の処理槽に連続的に搬送しな
がら現像処理を行う現像処理装置Bと、現像処理装置B
で現像処理された印画紙5を搬送しながら乾燥部で乾燥
する乾燥装置Cを備えて写真プリンターが構成されてい
る。
【0014】前記乾燥装置Cは、図2に示すように、乾
燥部に印画紙5を搬送する多数の搬送ローラ10Aを備
えた搬送機構10を備えると共に、この搬送機構10で
印画紙5が送られる搬送経路に昇温ブロアー11で温風
を送る昇温ヒータ12と、同じく搬送経路に調温ブロア
ー13で温風を送る調温ヒータ14と(昇温ブロアー1
1と調温ブロアー13とを単一のブロアーで兼用するこ
とも可能)、搬送経路に送られる印画紙5に遠赤外線を
照射するよう搬送経路に沿って配置され、反射板15R
を有した遠赤外線ヒータ15と、乾燥部の温度を計測す
る温度センサ16を備えて構成されている。昇温ヒータ
12と調温ヒータ14と遠赤外線ヒータ15とで電気加
熱器Hが構成され、又、昇温ブロアー11を駆動するブ
ロアーモータ11Mと調温ブロアー13を駆動するブロ
アーモータ13Mとは小容量の直流モータが用いられ、
昇温ヒータ12はニクロム線を用いた2kw/hの容量
のものが用いられ、調温ヒータ14はニクロム線を用い
た1kw/hの容量のものが用いられ、遠赤外線ヒータ
15は白熱灯と同様にフィラメントを用いたものや、ニ
クロムシーズタイプ、ハロゲンタイプ、カーボンタイプ
等の1kw/hの容量のものが用いられている。
【0015】図3に示すように写真プリンターの電力系
が構成されている。つまり、この電力系は単相交流電源
からメインスイッチ19を介して供給される電流を定電
圧電源回路20で設定電圧の直流電流に変換して電力コ
ントローラ21(制御手段の一例)に供給する系を形成
すると共に、単相交流電源からの電流を整流回路22で
変圧せずに全波整流を行うことで直流電流に変換して昇
温ヒータ12、昇温ブロアー11を駆動するブロアーモ
ータ11M、調温ヒータ14、調温ブロアー13を駆動
するブロアーモータ13M、遠赤外線ヒータ15、及
び、該写真プリンターに備えた電気機器夫々に電流を供
給する電源回路23夫々に電流を供給する系を形成して
ある。又、昇温ヒータ12、ブロアーモータ11M、調
温ヒータ14、ブロアーモータ13M、遠赤外線ヒータ
15、電源回路13夫々に対して電力を供給する電力ト
ランジスタ24を備えており、夫々の電力トランジスタ
24は電力コントローラ21からの信号で制御される。
更に、この電力コントローラ21に対して前記乾燥部の
温度を計測する温度センサ16と、ダイヤル25で操作
される切換スイッチ26とからの信号が入力する系が形
成されている。尚、写真プリンターに備えた電気機器と
は、光源部1に備えたハロゲンランプ、ネガフィルムを
搬送するステッピングモータ、搬送機構7を駆動するス
テッピングモータ、カッター6を駆動する電磁ソレノイ
ド、現像処理部Bに印画紙5を搬送する電動モータ等を
指す。
【0016】前記電力コントローラ21はマイクロプロ
セッサ(図示せず)を備えており、以下に示す制御によ
って乾燥部を目標温度域に設定するものとなっている。
つまり、この制御では図5のタイミングチャートに示す
ように「目標温度」を基準に設定された「上限温度」と
「下限温度」との温度幅を「目標温度域」に設定してあ
り、図4のフローチャートに示すように、制御時には温
度センサ16で計測された温度と「目標温度域」との比
較を行い、乾燥部の温度が「下限温度」以下である場合
において(#101、#102ステップ)、未加熱であ
る場合(昇温ヒータ12と調温ヒータ14ともOFFで
ある場合)には、昇温ヒータ12をソフトスタートでO
Nし、これと同時に対応するブロアーモータ11MをO
Nし、設定時間Tだけウエイトした後に調温ヒータ14
をソフトスタートでONし、これと同時に対応するブロ
アーモータ13AをONする(#103〜#106ステ
ップ)。又、昇温ヒータ12と調温ヒータ14がONで
ない(同時加熱状態でない)場合には、後述する理由か
ら調温ヒータ14と遠赤外線ヒータ15がともにONで
あるので、遠赤外線ヒータ15をOFFし、昇温ヒータ
12をソフトスタートでONし、これと同時にブロアー
モータ11MをONする処理を行う(#107〜#10
9ステップ)。
【0017】又、温度センサ16で計測された温度が
「目標温度域」内である場合には、昇温ヒータ12をO
FFし(既にOFFであればOFF状態を維持し)、調
温ヒータ14をソフトスタートでONし、これと同時に
対応するブロアーモータをONし(既にONであればO
N状態を維持し)、遠赤外線ヒータ15をソフトスター
トでONし(既にONであればON状態を維持し)、こ
の状態で温度センサ16で計測される温度が「目標温度
域」に維持されるよう調温ヒータ14に供給する電力を
デューティ比の設定で、所謂、PWM制御によって調節
する。又、温度センサ16で計測された温度が「目標温
度域」内になければ乾燥部の温度が「目標温度域」より
高温になっているので、調温ヒータ14をOFFし、こ
れと同時に対応するブロアーモータをOFFする(既に
OFFであればOFF状態を維持する)処理を行うもの
となっている(#110〜#115ステップ)。尚、こ
の制御は温度センサ16で計測される乾燥部の温度を数
秒程度のインターバルでサンプリングし、このサンプリ
ング結果に基づいて行われるものとなっている。
【0018】次に、乾燥部の温度制御を行う場合におい
て図4のフローチャートに従った制御を電力の供給開始
から順次説明する。図5のタイミングチャートに示すよ
うに、調温開始時には乾燥部の温度が「目標温度域」よ
り低温であり、昇温ヒータ12も調温ヒータ14もOF
F状態であることから、同図に示すように、先ず昇温ヒ
ータ14をONする(対応するブロアーモータ11Mも
ONする)制御を行い、このON制御から設定時間Tが
経過後(設定時間Tだけウエイトした後)に調温ヒータ
14をONする(対応するブロアーモータ11MもON
する)制御を行うものとなっている。このように夫々の
ヒータ12,14をON状態にする理由は、できるだけ
短時間で乾燥部の温度の上昇を行うためであり、夫々の
ヒータ12,14ともON状態に切り換える際には、図
6(イ)に示す如くデューティ比のON時間の比率を低
い率から高い率へ高めるソフトスタートで供給電力を徐
々に高める処理を目標デューティ比に達するまで行うも
のとなっている。又、昇温ヒータ12をONした後に設
定時間が経過した後に調温ヒータ14をONする理由
は、夫々のヒータ12,14をONした場合に発生する
突入電流を夫々のヒータ12,14を同時にONした場
合の突入電流より小さくするためである。
【0019】この制御によって乾燥部の温度が目標温度
域に達した場合には、昇温ヒータ12をOFFする(対
応するブロアーモータ11MもOFFする)と共に、遠
赤外線ヒータ15をONする制御を行い、又、温度セン
サ16の計測結果に基づいて調温ヒータ14に供給する
電力をPWM制御で調節することで調温ヒータ14の発
熱量を微妙に調節して調温を行うものとなっている。
尚、乾燥部の温度が「目標温度域」に達した状態で印画
紙5が想定された量だけ供給された場合には調温ヒータ
14と遠赤外線ヒータ15との熱で乾燥部の温度を乾燥
に無理のない温度に維持して良好な乾燥を行えるよう発
熱量やブロアの風量が設定されている。
【0020】そして、印画紙5の供給量が低下した場合
や外気温が高温である場合のように、乾燥部の温度が
「目標温度域」より上昇した場合(上限温度より高温に
なった場合)には調温ヒータ14だけOFFして乾燥部
の温度を低下させるものとなっており、これとは逆に印
画紙5の供給量が増大した場合や外気温が低温である場
合のように乾燥部の温度が「目標温度域」より低下した
場合(下限温度より低温になった場合)には、遠赤外線
ヒータ15をOFFすると共に、既に調温ヒータはON
状態にあるので昇温ヒータ12をONして乾燥部の温度
上昇を図るものとなっている。
【0021】又、前記切換スイッチ26のダイヤル25
は本写真プリンターが日本国内で用いられる場合には2
00ボルトの位置にセットされ、ヨーロッパで用いられ
る場合には230ボルトの位置にセットされ、米国で用
いられる場合には240ボルトの位置にセットされるも
のであり、夫々の位置にセットされた場合には図6
(ロ)に示す如く目標デューティ比が設定され、ヨーロ
ッパあるいは米国で用いられる位置にダイヤル25が適
切に設定された場合には、ソフトスタートによるONの
後には、PWM制御により夫々のヒータ12,14,1
5に対して日本国内で用いられるのと同じ電圧が作用
し、日本国内で用いられるのと同じ電流が流れ、日本国
内で用いられるのと同じ発熱量を得るよう目標デューテ
ィ比が設定されている。又、ブロアーモータ11M、1
3MをONする際には目標デューティ比の信号で電力ト
ランジスタ24を駆動するものとなっており、更に、電
源回路23は予め設定されたデューティ比の信号で電力
トランジスタ24を常時駆動することで電気機器に対し
て日本国内で使用される場合と同じ電圧の直流電力を供
給するものとなっている。
【0022】このように、本発明では乾燥部に備える電
気加熱器Hを複数のヒータ12,14,15を用い、O
N・OFF操作するタイミングを合理的に設定するだ
け、単一のヒータで電気加熱器Hを構成したものと比較
してON制御時に過大な突入電流が流れる現象を阻止し
て電力系に対する悪影響を回避するばかりでなく、電気
容量の大きいヒータをON・OFFするものと比較して
熱変動を生じ難く、より温度が安定するものとなり、
又、乾燥部の温度を微妙に調節して印画紙5の乾燥に適
した温度に維持するものとなっている。特に、この写真
プリンターではダイヤル25を電源の電圧を示す位置に
設定するだけで使用できるものとなっており、部品を共
通化して設計、製造が楽でコストの低廉化も容易に図り
得るものとなっている。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態を図面に
基づいて説明する。この第2の実施の形態ではヒータの
種類、数、配置は前記第1の実施例と何ら変わるところ
がなく、電力を制御する系が第1の実施例と異なる(第
1の実施例のと同じの機能を有するものには共通する番
号、符号を付する)。
【0024】つまり、図7に示すように、単相交流電源
からの電流を定電圧電源回路20で設定電圧の直流電流
に変換して電力コントローラ21に供給する系を形成す
ると共に、単相交流電源からの電流を昇温ヒータ12、
昇温ブロアー11を駆動するブロアーモータ11M、調
温ヒータ14、調温ブロアー13を駆動するブロアーモ
ータ13M、遠赤外線ヒータ15夫々に対してトライア
ック31を介して供給する系を形成し、又、単相交流電
源からの電流を整流回路32で整流し、電源回路23で
設定電圧に変換して該写真プリンターに備えた電気機器
に電力を供給するものとなっている。又、昇温ヒータ1
2、ブロアーモータ11M、調温ヒータ14、ブロアー
モータ13M、遠赤外線ヒータ15夫々のトライアック
31は電力コントローラ21からの信号で制御され、こ
の電力コントローラ21に対して前記乾燥部の温度を計
測する温度センサ16と、ダイヤル25で操作される切
換スイッチ26とからの信号が入力する系が形成されて
いる。尚、ブロアーモータ11M、13Mは交流で作動
するものが用いられている。
【0025】そして、この電力コントローラ21では第
1の実施の形態のフローチャートと同じ制御に従って電
力を制御するものとなっているが、夫々のヒータ12,
14,15をソフトスタートでONする場合には図8に
示すように、トリガ信号のタイミングの設定により徐々
に電力を増大させ、目標電力を得るよう位相制御を行う
よう制御動作が設定されている。又、ダイヤル25を2
00ボルトに設定した場合にはトリガー信号が継続的に
出力され、ヨーロッパあるいは米国で用いられる位置に
ダイヤル25を適切に設定した場合には、ソフトスター
トによるONの後には、夫々のヒータ12,14,15
に対して日本国内で用いられるのと同じ電圧が作用し、
日本国内で用いられるのと同じ電流が流れ、日本国内で
用いられるのと同じ発熱量を得るようトリガーのタイミ
ングが設定されている。
【0026】〔別実施の形態〕本発明は上記実施の形態
以外に、例えば、現像された写真フィルムの乾燥を行う
乾燥部に適用することが可能であり、写真フィルムのコ
マ画像をCCDセンサで取出し、露光ヘッドで印画紙に
露光する構造のデジタルプリンタに適用することも可能
である。又、赤外線ヒータとして遠赤外線ヒータ以外
に、近赤外線ヒータを用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真プリンターの構成を示す概略図
【図2】乾燥装置の構成を示す概略図
【図3】制御系のブロック回路図
【図4】調温ルーチンのフローチャート
【図5】乾燥部の温度と制御信号とを示すタイミングチ
ャート
【図6】駆動信号のデューティ比を示すタイミングチャ
ートと電源電圧に対する駆動信号の波形を示す図
【図7】第2の実施の形態の制御系のブロック回路図
【図8】第2の実施の形態の駆動信号のデューティ比を
示すタイミングチャート
【図9】第2の実施の形態の電源電圧に対する駆動信号
の波形を示す図
【符号の説明】
11 昇温ブロアー 12 昇温ヒータ 13 調温ブロアー 14 調温ヒータ 16 温度センサ 21 制御手段 H 電気加熱器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像処理された印画紙若しくは写真フィ
    ルムを乾燥部(C)に備えた電気加熱器(H)で乾燥さ
    せる乾燥装置であって、 前記乾燥部(C)の温度を計測する温度センサ(16)
    を備え、前記電気乾燥器(H)が昇温ヒータ(12)
    と、調温ヒータ(14)とを備えて構成されると共に、
    前記乾燥部(C)の温度上昇を開始する際には、昇温ヒ
    ータ(12)と調温ヒータ(14)とに電力を供給し、
    温度センサ(16)で計測される乾燥部(C)の温度が
    目標温度域に達した後には昇温ヒータ(12)への電力
    供給を停止し、調温ヒータ(14)にのみ電力供給を行
    う制御手段(21)を備えている乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記温度センサ(16)で目標温度域よ
    り高温を計測すると前記調温ヒータ(14)への電力供
    給を停止し、前記温度センサ(16)で目標温度域より
    低温を計測すると前記昇温ヒータ(12)と調温ヒータ
    (14)への電力供給を行うよう前記制御手段(21)
    の制御形態が設定されている請求項1記載の乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記昇温ヒータ(12)の発熱量が、前
    記調温ヒータ(14)の発熱量より大きい値に設定さ
    れ、昇温ヒータ(12)と調温ヒータ(14)とに対し
    て電力の供給を開始する際には供給を開始するタイミン
    グに時間差を設定している請求項1又は2記載の乾燥装
    置。
  4. 【請求項4】 前記昇温ヒータ(12)からの温風を送
    る昇温ブロアー(11)と、前記調温ヒータ(14)か
    らの温風を送る調温ブロアー(13)とを備えている請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の乾燥装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006085911A2 (en) * 2004-06-03 2006-08-17 University Of South Florida Low thermal mass fluorometer

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WO2006085911A2 (en) * 2004-06-03 2006-08-17 University Of South Florida Low thermal mass fluorometer
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