JP2001042027A - レーダ探知システム - Google Patents

レーダ探知システム

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JP2001042027A
JP2001042027A JP11211547A JP21154799A JP2001042027A JP 2001042027 A JP2001042027 A JP 2001042027A JP 11211547 A JP11211547 A JP 11211547A JP 21154799 A JP21154799 A JP 21154799A JP 2001042027 A JP2001042027 A JP 2001042027A
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JP
Japan
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vibration
radar
detection signal
radar detection
vehicle
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JP11211547A
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English (en)
Inventor
Hidekatsu Fujie
秀勝 藤江
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 容易に取付け可能であり、運転者に対して無
線電波の受信を確実に報知できるレーダ探知システムを
提供する。 【解決手段】 車両に設置されたレーダ探知機2は、車
両の外から送信されるの無線電波を受信して、レーダ探
知信号を出力する。このレーダ探知機2とは別体として
構成され、車両の運転者が携帯する携帯型バイブレータ
3は、レーダ探知機2によって出力されたレーダ探知信
号を受信して、振動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の×××××
×××レーダを探知するレーダ探知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速道路や一般道路に設置された
××××装置等から発信される××××××××無線電
波を受信し、車両の運転者に対して、警報音を出力して
注意を促すレーダ探知機が知られている。また、警報音
を出力すると同時に、LEDを発光させることによって
運転者に報知するレーダ探知機もある。
【0003】また、特開平9−27096号公報に開示
されたように、××××××××無線電波を受信した速
度取締箇所をGPS装置によって取得した位置情報と対
応づけて記憶し、再びその付近を通行する場合に、運転
者に警告するものがあった。また、実開昭62−231
46に開示されたように、外部からレーダ探知機である
と分からないように、レーダ探知機をぬいぐるみ等に収
容するものがあった。
【0004】また、運転者に警報を報知する手段とし
て、特開平4−223600号公報に開示されたよう
に、座席シートに振動装置と振動ユニットを備え、この
振動ユニットが振動装置を駆動することによって、座席
シートが振動して運転者に警報を報知する方法があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレーダ探知機では、次のような問題があった。車両
の運転中は、運転者は運転に集中しているため、LED
が発光しても気付きにくいという問題があった。また、
運転者が大音量でカーステレオを使用している場合、レ
ーダの探知を知らせる警報音が聞こえないという問題が
あった。
【0006】特に、実開昭62−23146号に開示さ
れたように、レーダ探知機を収容ケースに収容した場
合、レーダ探知時に発光するLEDが隠れてしまう上
に、レーダの探知を知らせる警報音が小さい音になり、
運転者に注意を促すことが困難になってしまうという問
題があった。
【0007】また、特開平4−223600号公報に開
示されたように、座席シートを振動させて警報を通知す
る方法は、別途振動ユニットと振動装置を設ける必要が
あるため、自動車への取付け作業も大掛かりになってし
まい、コストが高くなってしまうという問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、容易に取付け可
能であり、運転者に対して××××××××無線電波の
受信を確実に報知できるレーダ探知システムを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、車両に設置され、この車両
の外から送信された××××××××無線電波を受信し
てレーダ探知信号を出力するレーダ探知装置(例えば、
レーダ探知機2)と、このレーダ探知装置とは別体とし
て構成され、前記レーダ探知装置から出力されたレーダ
探知信号を受信して振動する携帯型振動装置(例えば、
携帯型バイブレータ3)と、を備えた構成を特徴として
いる。
【0010】この請求項1記載の発明によれば、車両に
設置されたレーダ探知装置によってこの車両の外から送
信された××××××××無線電波を受信してレーダ探
知信号を出力し、このレーダ探知装置により出力された
レーダ探知信号を携帯型振動装置が受信して振動する。
【0011】従って、携帯型振動装置を運転者が携帯す
ることによって、レーダ探知装置が××××××××無
線電波を受信した際に、レーダの探知を運転者に確実に
報知することができる。また、携帯型振動装置は運転者
が容易に携帯することができるため、従来のように大掛
かりな取付け作業を必要としないといった利点も得られ
る。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のレ
ーダ探知システムにおいて、前記レーダ探知装置は、前
記車両の振動を検知する振動検知手段(例えば、振動セ
ンサ211)と、この振動検知手段によって振動が検知
されない状態が所定の時間以上継続した場合に、当該レ
ーダ探知装置を省電力待機状態に移行させる待機制御手
段(例えば、CPU201)と、を備えることを特徴と
する構成とした。
【0013】この請求項2記載の発明によれば、請求項
1記載のレーダ探知システムにおいて、レーダ探知装置
の振動検知手段によって車両の振動を検知し、この振動
検知手段によって振動が検知されない状態が所定の時間
以上継続した場合に、待機制御手段によってレーダ探知
装置を省電力待機状態に移行させる。
【0014】従って、所定の時間以上継続して車両の振
動が検知されない場合、即ち、車両が使用されていない
場合には、省電力待機状態に移行する。この省電力待機
状態では、受信アンテナや送信部等に供給される電力の
ように、無線電波の受信やレーダ探知時の警報報知のた
めの電力消費を抑えることができる。このため、電池の
消耗や不要な電力消費を抑え、経済性に優れたレーダ探
知システムを提供することができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載のレ
ーダ探知システムにおいて、前記レーダ探知装置は、前
記省電力待機状態で前記振動検知手段によって振動が検
知された場合に振動検知信号を出力する振動検知信号出
力手段(例えば、CPU201)をさらに備え、前記携
帯型振動装置は、前記振動検知信号出力手段により出力
された振動検知信号を受信した際に振動すること、を特
徴とする構成とした。
【0016】この請求項3記載の発明によれば、請求項
2記載のレーダ探知システムにおいて、省電力待機状態
のレーダ探知装置は、振動検知手段によって車両の振動
が検知された場合に、振動検知信号出力手段により振動
検知信号を出力し、この振動検知信号を受信した携帯型
振動装置は振動する。
【0017】従って、レーダ探知装置が省電力待機状態
にあるとき、即ち、車両が使用されていないときに車両
に振動が加えられると、携帯型振動装置が振動する。こ
れにより、運転者が車両から離れていても、他の車両が
衝突した場合や車両にいたずらをされた場合等の車両の
異常に確実に対応することができるようになる。また、
請求項2記載の発明のレーダ探知システムが備える振動
検知手段を流用するため、コストの増加を伴うことな
く、車両使用時の信頼性を高めることができる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項3記載のレ
ーダ探知システムにおいて、前記携帯型振動装置は、前
記振動検知信号出力手段により出力された振動検知信号
を受信した際に、前記レーダ探知装置からの距離を計測
する計測手段(例えば、受信部304)と、この計測手
段により計測された前記レーダ探知装置からの距離が所
定の距離以上であった場合にのみ当該携帯型振動装置を
振動させる振動制御手段(例えば、CPU301)と、
をさらに備えることを特徴とする。
【0019】この請求項4記載の発明によれば、請求項
3記載のレーダ探知システムにおいて、レーダ探知装置
の振動検知信号出力手段により出力された振動検知信号
を受信した携帯型振動装置は、計測手段によりレーダ探
知装置からの距離を計測し、計測された前記レーダ探知
装置からの距離が所定の距離以上であった場合にのみ、
携帯型振動装置は振動制御手段により振動する。
【0020】従って、携帯型振動装置が車両の付近にあ
る場合には、車両の振動に対しては携帯型振動装置は振
動しない。このため、車両の始動時など、運転者自身に
より車両が振動した場合に警報を報知することがない。
これにより、不要な動作が無く、警報を確実に報知し
て、運転者に不快な振動を加えることがないレーダ探知
システムを提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るレーダ探知
システム1の実施の形態例を図1〜図7を参照して説明
する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態例であるレー
ダ探知システム1を示す外観斜視図である。同図に示す
ように、レーダ探知システムは、レーダ探知機2と、携
帯型バイブレータ3とによって構成されている。
【0023】レーダ探知機2は、ケース21の上面に、
電源スイッチ22と、太陽電池パネル23と、電波の受
信感度や警報音の設定等を行う各種設定スイッチ24,
24,…とを備え、ケース21の前面には、レーダの探
知時に発光するLED(Light Emitting Diode;発光ダ
イオード)25,25,…を備えている。また、携帯型
バイブレータ3は、ケース31の上面に、電源スイッチ
32と、この電源スイッチ32がONされると発光する
LED33とを備えている。
【0024】図2は、図1に示すレーダ探知機2に内蔵
される制御系200の構成を示すブロック図である。同
図に示すように、レーダ探知機2の制御系200は、C
PU201の他、電源部202、ROM203、ID−
ROM204、受信アンテナ205、送信部206、送
信アンテナ207、LED表示部208、スピーカ20
9、タイマ210、および振動センサ211によって構
成され、送信アンテナ207以外の各部は、それぞれC
PU201に接続されている。なお、図2には、説明の
ために太陽電池パネル23を図示している。
【0025】CPU(Central Processing Unit)20
1は、電源スイッチ22のON操作により動作を開始
し、ROM203内に記憶されている基本制御プログラ
ム等の各種プログラムを読み込んで実行し、制御系20
0の各部の制御を実行する。また、CPU201は、振
動センサ211による振動の検知有無を監視し、振動セ
ンサ211によって振動が検知された場合は、後述する
通常動作(図5)を実行する。
【0026】この通常動作において、受信アンテナ20
5によって××××××××無線電波が受信され、レー
ダが探知されると、CPU201は、スピーカ209か
ら警報音を出力するとともに、LED表示部208によ
って、LED25,25,…を点灯させる。さらに、C
PU201は、“レーダ探知信号”を生成し、送信部2
06によって送信アンテナ207から携帯型バイブレー
タ3へ送信させる。
【0027】また、振動センサ211によって振動が検
知されなくなった場合には、CPU201は、タイマ2
10による計時を開始させる。そして、振動センサ21
1により振動が検知されない状態が所定の時間以上継続
した場合には、スリープモードへと移行する。
【0028】ここで、スリープモードとは、CPU20
1および振動センサ211に対してのみ電源部202か
ら電源が供給される省電力待機状態であり、他の各部に
対する電源の供給は停止される。
【0029】そして、このスリープモードで振動センサ
211によって振動が検知されると、CPU201は、
スリープモードから通常状態へ復帰して、電源部202
によって制御系200の各部への電源供給を再開させる
とともに、“振動検知信号”を生成して、送信部206
によって、送信アンテナ207から携帯型バイブレータ
3へ送信させる。
【0030】なお、CPU201が生成する“レーダ探
知信号”および“振動検知信号”には、CPU201
が、ID−ROM204から予め読み込んでおいた識別
IDが含まれている。
【0031】電源部202は、図示しない充電池を内蔵
し、太陽電池パネル23に接続されている。ここで、太
陽電池パネル23は、図1に示すように、ケース21の
上面に設けられており、太陽光もしくは車内照明をもと
に発電した電力を電源部202へ供給する。電源部20
2は、太陽電池パネル23から供給された電力を充電池
に充電するとともに、レーダ探知機2の各部に電力を供
給する。なお、電源部202を、車両内に設けられたシ
ガーライターソケットに接続して、このシガーライター
ソケットから供給された電力を、レーダ探知機2の各部
に供給する方式としてもよい。
【0032】ROM(Read Only Memory)203は、C
PU201が実行する基本制御プログラム等の各種プロ
グラム及びこれらプログラムに係るデータを格納する。
【0033】ID−ROM204には、各レーダ探知シ
ステム1に対応した固有の識別IDが格納されている。
この識別IDによって、レーダ探知機2と携帯型バイブ
レータ3とを互いに対応づけて動作させることができ
る。すなわち、携帯型バイブレータ3は、識別IDが異
なる電波を受信した際には何ら動作しないため、同様の
構成によってなる複数のレーダ探知システム1,1,…
が近接して利用された場合であっても、正常に動作する
ことができる。
【0034】受信アンテナ205は、車両の×××××
×××無線電波を受信してCPU201に送信する。
【0035】送信部206は、送信アンテナ207を備
えており、CPU201から入力された“振動検知信
号”または“レーダ探知信号”を、送信アンテナ207
から携帯型バイブレータ3へ送信する。
【0036】LED表示部208は、LED25,2
5,…(図1)に接続され、CPU201から“レーダ
探知信号”が出力された際に、LED25,25,…を
点灯させる。
【0037】スピーカ209は、受信アンテナ205に
よって××××××××無線電波が受信された際に、C
PU201から入力される制御信号に従って、警報音を
出力する。ここで、警報音の音量、音質等については、
図1に示す各種設定スイッチ24,24,…によって設
定される。
【0038】タイマ210は、水晶発振器等を備えた計
時手段(図示略)を内蔵し、CPU201から入力され
る制御信号に従って、計時を行う。そして、タイマ21
0は、予め定められた所定の時間が経過すると、計時信
号をCPU201へ出力する。
【0039】振動センサ211は、振動検出素子(図示
略)等を内蔵しており、車両の振動を検知するセンサで
ある。
【0040】図3は、図1に示す携帯型バイブレータ3
に内蔵される制御系300の構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、携帯型バイブレータ3の制御系
300は、CPU301、電源部302、ROM30
3、受信部304、受信アンテナ305、ID検出部3
06、およびバイブレータ307によって構成されてい
る。
【0041】CPU301は、ROM303内に記憶さ
れている基本制御プログラム等の各種プログラムを読み
込んで実行し、制御系300の各部の制御を実行する。
そして、受信アンテナ305によって受信部304が受
信した“レーダ探知信号”について、ID検出部306
によってID検出が行われた結果、この識別IDがレー
ダ探知システム1に対応している場合には、CPU30
1は、バイブレータ307を振動させる。また、ID検
出部306によって検出された識別IDが、レーダ探知
システム1に対応する識別IDでない場合には、CPU
301は、何らの動作も行わない。
【0042】また、受信アンテナ305によって受信部
304が受信した“振動検知信号”について、ID検出
部306によって検出された識別IDがレーダ探知シス
テム1に対応していない場合は、CPU301は、何ら
の動作も行わない。また、識別IDがレーダ探知システ
ム1に対応している場合は、CPU301は、受信部3
04により“受信検知信号”の受信強度を測定させる。
【0043】そして、受信部304によって測定された
受信強度が、予め定められた所定値に達しない場合は、
CPU301は、バイブレータ307を振動させる。ま
た、受信部304によって測定された受信強度が所定値
以上の場合は、CPU301は、何らの動作も行わな
い。
【0044】電源部202は、図示しない交換可能な乾
電池やボタン電池等の電池を内蔵し、この電池から供給
される電源をCPU301、ROM303、受信部30
4、ID検出部306、およびバイブレータ307に供
給する。
【0045】ROM303は、CPU301が実行する
基本制御プログラム等の各種プログラム及びこれらプロ
グラムに係るデータを格納する。
【0046】受信部304は、受信アンテナ305を備
えており、ID検出部306に接続されている。そし
て、受信アンテナ305によって受信した“振動検知信
号”または“レーダ探知信号”をID検出部306に出
力する。また、受信部304は、受信アンテナ305に
よって受信した“振動検知信号”の受信強度を測定す
る。
【0047】ここで、“振動検知信号”の受信強度は、
レーダ探知機2と携帯型バイブレータ3との距離に比例
して弱くなる。すなわち、携帯型バイブレータ3を持っ
た運転者が、レーダ探知機2を装備した車両の近くにい
る場合は、“振動検知信号”の受信強度は強く、運転者
が車両から離れている場合は、“振動検知信号”の受信
強度は弱い。
【0048】ID検出部306は、受信部304とCP
U301とに接続され、受信部304から入力された
“振動検知信号”または“レーダ探知信号”から識別I
Dを検出し、CPU301に出力する。
【0049】バイブレータ307は、モータや振動子
(図示略)を内蔵し、CPU301による制御に従って
振動するバイブレータである。
【0050】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、レーダ探知機2の制御系200のCPU201の動
作を説明する。
【0051】先ず、電源スイッチ21(図1)がONさ
れると(ステップS101)、CPU201は、振動セ
ンサ211による振動の検知有無を判別する(ステップ
S102)。このステップS102に示す処理によっ
て、CPU201は、車両が使用中であるか否かを判別
する。例えば、信号待ちなど、エンジンが動作中の状態
で停車している場合は、振動センサ211は車両の振動
を検知するので、車両が使用中であると判別される。
【0052】振動センサ211が振動を検知していない
場合は(ステップS102;No)、CPU201は、
タイマ210からの計時信号をもとに、車両の振動が検
知されない状態が2分以上継続しているか否かを判別す
る(ステップS103)。
【0053】振動センサ211によって振動が検知され
ない状態が2分に達しない場合は(ステップS103;
No)、ステップS102に戻る。また、振動センサ2
11によって振動を検知していない状態が2分以上継続
している場合には(ステップS103;Yes)、CP
U201は、スリープモードに移行する(ステップS1
04)。
【0054】そして、CPU201は、振動センサ21
1による振動の検知有無を監視し、(ステップS10
5)、振動センサ211による振動の検知がなければ
(ステップS105;No)、スリープモードを維持し
て、ステップS105の処理を再実行する。
【0055】そして、スリープモードで振動センサ21
1によって振動が検知されると(ステップS105;Y
es)、CPU201は、通常状態へ復帰するととも
に、送信部206によって“振動検知信号”を携帯型バ
イブレータ3に送信させて(ステップS206)、ステ
ップS102に戻る。
【0056】一方、ステップS102で振動センサ21
1が振動を検知した場合には(ステップS102;Ye
s)、後述する通常動作を実行し(ステップS10
7)、通常動作終了後に、ステップS102に戻る。
【0057】次に、図4のステップS107において実
行される通常動作を、図5に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0058】先ず、CPU201は、レーダを探知した
か否かを判別し(ステップS108)、レーダを探知し
ていない場合は(ステップS108;No)、通常動作
を終了する。また、レーダを探知した場合は(ステップ
S108;Yes)、CPU201は、スピーカ209
から警報音を出力すると同時に、LED表示部208に
よってLED25,25,25,…(図1)を点灯させ
る(ステップS109)。
【0059】そして、CPU201は、送信部206に
よって“レーダ探知信号”を携帯型バイブレータ3へ送
信させ(ステップS110)、通常動作を終了する。
【0060】即ち、CPU201は、従来のようにスピ
ーカ209から警報音を出力し、LED表示部208に
LED25,25,25,…(図1)を点灯させるとと
もに、“レーダ探知信号”を出力して携帯型バイブレー
タ3を振動させる。従って、この携帯型バイブレータ3
を携帯している車両の運転者に対して、確実にレーダ探
知の旨を認識させることができる。
【0061】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て、携帯型バイブレータ3の動作を説明する。
【0062】先ず、電源スイッチ14がONされると
(ステップS201)、CPU301は、受信アンテナ
305を介して受信部304によって受信した電波、す
なわち“振動検知信号”または“レーダ探知信号”か
ら、ID検出部306によって識別IDを検出させ、そ
の識別IDがレーダ探知システム1に対応するIDであ
るか否かを判別する(ステップS202)。
【0063】ステップS202において、レーダ探知シ
ステム1に対応していないIDの電波を受信した場合は
(ステップS202;No)、CPU301は、ステッ
プS202を再度実行する。また、レーダ探知システム
1に対応しているIDの電波を受信した場合は(ステッ
プS202;Yes)、CPU301は、受信した電波
が“レーダ探知信号”か否かを判別する(ステップS2
03)。
【0064】そして、受信した電波が“レーダ探知信
号”であれば(ステップS203;Yes)、CPU3
01は、バイブレータ307を振動させ(ステップS2
04)、ステップS202に戻る。
【0065】また、受信した電波が“レーダ探知信号”
ではなく、“振動検知信号”である場合は(ステップS
203;No)、CPU301は、受信部304によっ
て測定された受信強度が、予め定められた所定値以上の
受信強度か否かを判別する(ステップS205)。
【0066】そして、受信強度が所定値以上の場合は
(ステップS205;Yes)、ステップS202に移
行し、受信強度が所定値に達しない場合は(ステップS
205;No)、CPU301は、バイブレータ307
を振動させ(ステップS204)、ステップS202に
戻る。
【0067】このステップS205に示す処理におい
て、“振動検知信号”の受信強度が所定値以上であれ
ば、レーダ探知機2と運転者が携帯している携帯型バイ
ブレータ3との距離が近いため、振動センサ211が検
知した車両の振動は、運転者によるものであると認識さ
れる。また、受信強度が所定値に達しなければ、レーダ
探知機2と、運転者が携帯した携帯型バイブレータ3と
の距離が離れているため、振動センサ211が検知した
車両の振動は、運転者に報知すべき振動であるので、運
転者に警報を報知するためにバイブレータ307が振動
する。
【0068】次に、レーダ探知機2の制御系200のC
PU201による“振動検知信号”生成動作を、図7に
示すタイミングチャートを参照して説明する。
【0069】先ず、時刻t0〜t1においては、振動セ
ンサ211は、連続的に車両の振動を検知している。
【0070】次に、時刻t1において、振動センサ21
1による振動の検知がなくなり、時刻t2において、振
動センサ211によって振動が検知されない状態が2分
を経過すると、CPU201は、スリープモードに移行
する。ここで、スリープモードに移行するまでの時間
(時刻t1〜t2)は2分としたが、レーダ探知機2に
設けられた設定スイッチ13(図1)によって、任意に
設定することができる。
【0071】そして、時刻t3において、スリープモー
ドで振動センサ211が車両の振動を検知すると、CP
U201は、通常モードに復帰するとともに、“振動検
知信号”を生成し、送信部206によってこの“振動検
知信号”を携帯型バイブレータ3へ送信させる。
【0072】以上のように、本発明の実施の形態におけ
るレーダ探知システム1によれば、レーダ探知機2が×
×××××××無線電波を受信して、レーダを探知した
際に、車両の運転者が携帯している携帯型バイブレータ
3を振動させることによって、レーダを探知した旨を運
転者に確実に知らせることができる。また、携帯型バイ
ブレータ3を運転者が容易に携帯することができるた
め、従来のように、大掛かりな取付け作業を必要としな
いといった利点も得られる。
【0073】また、振動センサ211によって車両の振
動を検知し、タイマ210よって振動センサ211が振
動を検知していない時間を測定し、振動を検知していな
い状態が所定の時間以上継続すると、CPU201はス
リープモードに移行することによって、例えば、受信ア
ンテナ205や送信部206等に供給される電力のよう
に、無線電波の受信や、レーダ探知時の報知に必要な電
力消費を押さえることができ、電池の交換周期を伸ばす
ことができるので、経済性に優れたレーダ探知システム
1を供給することができる。。
【0074】そして、このスリープモード中に振動セン
サ211が車両の振動を検知した場合に、レーダ探知機
2は“振動検知信号”を携帯型バイブレータ3に発信す
る。ここで、この“振動検知信号”の受信強度が所定値
に達しない場合は、携帯型バイブレータ3が振動する。
【0075】従って、運転者が車両から離れた場合に、
例えば、他の車両に衝突されたり、車両にいたずらされ
るなどして車両の振動が検知されると、携帯型バイブレ
ータ3が振動することによって、運転者に警報が報知さ
れる。
【0076】また、レーダ探知機2と携帯型バイブレー
タ3を、ID−ROMに格納された識別IDによって対
応づけて動作させることによって、他のレーダ探知シス
テム1が近接して使用された場合であっても、レーダ探
知システム1は誤動作なく、正常に動作する。
【0077】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、携帯型振動装置を運転者が携帯することによっ
て、レーダ探知装置が××××××××無線電波を受信
した際に、レーダの探知を運転者に確実に報知すること
ができる。また、携帯型振動装置は運転者が容易に携帯
することができるため、従来のように大掛かりな取付け
作業を必要としないといった利点も得られる。
【0078】請求項2記載の発明によれば、所定の時間
以上継続して車両の振動が検知されない場合、即ち、車
両が使用されていない場合には、省電力待機状態に移行
する。この省電力待機状態では、受信アンテナや送信部
等に供給される電力のように、無線電波の受信やレーダ
探知時の警報報知のための電力消費を抑えることができ
る。このため、電池の消耗や不要な電力消費を抑え、経
済性に優れたレーダ探知システムを提供することができ
る。
【0079】請求項3記載の発明によれば、レーダ探知
装置が省電力待機状態にあるとき、即ち、車両が使用さ
れていないときに車両に振動が加えられると、携帯型振
動装置が振動する。これにより、運転者が車両から離れ
ていても、他の車両が衝突した場合や車両にいたずらを
された場合等の車両の異常に確実に対応することができ
るようになる。また、請求項2記載の発明のレーダ探知
システムが備える振動検知手段を流用するため、コスト
の増加を伴うことなく、車両使用時の信頼性を高めるこ
とができる。
【0080】請求項4記載の発明によれば、携帯型振動
装置が車両の付近にある場合には、車両の振動に対して
は携帯型振動装置は振動しない。このため、車両の始動
時など、運転者自身により車両が振動した場合に警報を
報知することがない。これにより、不要な動作が無く、
警報を確実に報知して、運転者に不快な振動を加えるこ
とがないレーダ探知システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーダ探知システム1の構成を示
した外観図である。
【図2】図1に示すレーダ探知機2に内蔵される制御系
200の構成を示したブロック図である。
【図3】図1に示す携帯型バイブレータ3に内蔵される
制御系300の構成を示したブロック図である。
【図4】レーダ探知機2の制御系200のCPU201
の動作を示すフローチャートである。
【図5】図4のステップS107に示した、通常動作を
示すフローチャートである。
【図6】携帯型バイブレータ3の制御系300のCPU
301の動作を示すフローチャートである。
【図7】レーダ探知機2の制御系200のCPU201
による“振動検知信号”生成動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1 レーダ探知システム 2 レーダ探知機(レーダ探知装置) 21 ケース 22 電源スイッチ 23 太陽電池パネル 24 設定スイッチ 25 LED 200 制御系 201 CPU(振動検知信号出力手段) 202 電源部 203 ROM 204 ID−ROM 205 受信アンテナ 206 送信部 207 送信アンテナ 208 LED表示部 209 スピーカ 210 タイマ 211 振動センサ(振動検知手段) 3 携帯型バイブレータ(携帯型振動装置) 31 ケース 32 電源スイッチ 33 LED 300 制御系 301 CPU(振動制御手段) 302 電源部 303 ROM 304 受信部(計測手段) 305 受信アンテナ 306 ID検出部 307 バイブレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C086 AA47 BA22 CA06 CA23 CB27 DA08 EA13 EA41 EA45 5H180 AA01 BB09 BB15 CC14 DD07 FF25 FF27 FF33 5J070 AC20 AE20 AF03 AK40 BD10 BG03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に設置され、この車両の外から送信さ
    れた××××××××無線電波を受信してレーダ探知信
    号を出力するレーダ探知装置と、 このレーダ探知装置とは別体として構成され、前記レー
    ダ探知装置から出力されたレーダ探知信号を受信して振
    動する携帯型振動装置と、 を備えることを特徴とするレーダ探知システム。
  2. 【請求項2】前記レーダ探知装置は、 前記車両の振動を検知する振動検知手段と、 この振動検知手段によって振動が検知されない状態が所
    定の時間以上継続した場合に、当該レーダ探知装置を省
    電力待機状態に移行させる待機制御手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のレーダ探知シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記レーダ探知装置は、 前記省電力待機状態で前記振動検知手段によって振動を
    検知した場合に振動検知信号を出力する振動検知信号出
    力手段をさらに備え、 前記携帯型振動装置は、前記振動検知信号出力手段によ
    り出力された振動検知信号を受信した際に振動するこ
    と、 を特徴とする請求項2記載のレーダ探知システム。
  4. 【請求項4】前記携帯型振動装置は、 前記振動検知信号出力手段により出力された振動検知信
    号を受信した際に、前記レーダ探知装置からの距離を計
    測する計測手段と、 前記振動検知信号受信時に、前記計測手段により計測さ
    れた前記レーダ探知装置からの距離が所定の距離以上で
    あった場合にのみ当該携帯型振動装置を振動させる振動
    制御手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項3記載のレーダ
    探知システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012073909A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Deed Corp 携帯用磁気警報器

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JP2012073909A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Deed Corp 携帯用磁気警報器

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