JP2001041345A - 空気式バルブ操作装置 - Google Patents

空気式バルブ操作装置

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JP2001041345A
JP2001041345A JP11216161A JP21616199A JP2001041345A JP 2001041345 A JP2001041345 A JP 2001041345A JP 11216161 A JP11216161 A JP 11216161A JP 21616199 A JP21616199 A JP 21616199A JP 2001041345 A JP2001041345 A JP 2001041345A
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秀雄 萩原
Hiroki Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアポートを介して空気を入出させることに
よってバルブの開閉操作を行う空気式アクチュエータ
に,上記エアポートへの空気の供給を制御する電磁弁を
取り付けた従来の空気式バルブ操作装置では,上記エア
ポートに対する上記電磁弁の取付位置の調整が面倒で,
またその取付部分の強度が十分に確保できない場合があ
った。 【解決手段】 本発明は,上記エアポートにプラグを一
部突出させて螺着し,このプラグの突出部分を,上記エ
アポートに電磁弁を連結するための取付ベースが備える
連結ポートに嵌合することによって,上記取付ベースを
介して上記電磁弁が上記空気式アクチュエータに取り付
けることにより,上記エアポートに対する上記電磁弁の
位置合わせを正確且つ容易に行い,また取付け部の強度
を増すことを図ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,空気式バルブ操作
装置に係り,詳しくは,エアポートを介して空気を入出
させることによってバルブの開閉操作を行う空気式アク
チュエータに,上記エアポートへの空気の供給を制御す
る電磁弁や,上記電磁弁に供給する空気に含まれる油,
水,ゴミなどの異物を除去するフィルタを備えたフィル
タ機器を取り付けた空気式バルブ操作装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えばバタフライ弁などのバルブを複作
動型の空気式アクチュエータにより自動操作する場合,
上記空気式アクチュエータに設けられた一対のエアポー
トを介して上記空気式アクチュエータに操作用の空気を
入出させることになる。上記エアポートに入出させる操
作用の空気の流れる方向を逆にすれば,上記空気式アク
チュエータの動作方向が切り替えられるが,この動作方
向の切り替えには,電磁弁が用いられることが多い。図
5及び図6に示す如く,複数のバルブ100が存在して
おり,それぞれに対して空気式アクチュエータ1が連結
されている場合には,上記電磁弁2も上記空気式アクチ
ュエータ1それぞれに対して設けられる。この場合,上
記電磁弁2は,図5のように,上記バルブ100及び空
気式アクチュエータ1から離れた所に設置された電磁弁
ボックス101内などに,一か所に集めて設けるように
してもよいし,図6のように,個々の空気式アクチュエ
ータ1に取り付けるようにしてもよい。上記電磁弁2を
一か所に集めて設ける場合には,対応する空気式アクチ
ュエータ1まで,2本のエアー配管102a,102b
がそれぞれ必要となるが,上記電磁弁2を空気式アクチ
ュエータ1に個別に取り付ける場合には,1本のエアー
配管102を分岐させれば,各電磁弁2及び空気式アク
チュエータ1に空気を供給することができる。空気式ア
クチュエータ1に電磁弁を個別に取り付けた場合,空気
式アクチュエータ1の外観は例えば図7の通りである。
尚,図7(a)が平面図であり,図7(b)が正面図で
ある。
【0003】図7に示す空気式アクチュエータ1は,そ
のエアポート部分に,バイパス弁とスピードコントロー
ラとが一体化されたユニット103が着脱可能に取り付
けられており,上記電磁弁2は,このユニット103と
取付ベース104を介して,上記空気式アクチュエータ
1に取り付けられている。上記取付ベース104は,上
記空気式アクチュエータ1本体に対して4つのネジ10
41により着脱可能に取り付けられ,上記電磁弁2は,
上記取付ベース104に止めネジ1042により着脱可
能に取り付けられる。上記電磁弁2には,空気が供給さ
れるサプライポート201が一つ設けられており,上記
電磁弁2は,上記サプライポート201から供給された
空気を,所定の指令電気信号に従って,上記ユニット1
03又は上記空気式アクチュエータ1に設けられた一対
のエアポートのうちのいずれかに供給し,上記空気式ア
クチュエータ1の動作方向を切り替える。上記サプライ
ポート201には,エアー配管102cが接続されてお
り,該エアー配管102cの直上流側には,フィルタ付
き減圧弁3が接続されている。上記フィルタ付き減圧弁
3は,上記サプライポート201に供給する供給空気の
空気圧を適正に保ちながら,供給空気中の油,水,ゴミ
などの異物を除去するものである。上記フィルタ付き減
圧弁3は,フィルタ等により供給空気から除去されたド
レインが重力に従って下方に溜められる構成となってお
り,上記フィルタ付き減圧弁3により供給空気を好適に
清浄するためには,ドレインを抜くドレイン抜き301
が下側を向くように上記フィルタ付き減圧弁3を垂直に
して設置する必要がある。上記電磁弁2のサプライポー
ト201の向きは,必ずしも,ドレイン抜き301が下
側に向くように上記フィルタ付き減圧弁3を垂直に設け
る方向に向いていない場合もあるため,通常上記フィル
タ付き減圧弁3は,取り付けの向きが調整しやすいよう
に上記電磁弁2とは離れた位置で取付金具などを用いて
上記空気式アクチュエータ1に取り付けられる。このた
め,フィルタ付き減圧弁3と電磁弁2のサプライポート
201との間には,エアー配管102cが必要となる。
上記フィルタ付き減圧弁3の取り付けは,例えば上記空
気式アクチュエータ1本体に取り付けられたフィルタ付
き減圧弁取付用金具105と,上記フィルタ付き減圧弁
3に取り付けられたL字型金具106とを連結すること
により行うことが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように空気式ア
クチュエータに電磁弁やフィルター付き減圧弁を取り付
けた場合,空気式アクチュエータ本体から電磁弁が突出
した状態になりやすく,電磁弁の自重の他,輸送中や取
り付け後に思わぬ力が電磁弁に加わる恐れが高くなる。
このとき,電磁弁に加わった力は取付ベース104の止
めネジ1042が受けることになり,強度的に問題が生
じる場合がある。また,空気漏れ等を考慮すると,上記
電磁弁2の取り付けは正確に行う必要があるが,上記止
めネジ1042を挿入するネジ穴の遊びなどにより,上
記電磁弁2の取り付け位置がずれやすく,空気式アクチ
ュエータ1側のエアポートに対する上記電磁弁2の位置
合わせが面倒であった。本発明は,このような従来の技
術における課題を解決するために,空気式バルブ操作装
置を改良し,電磁弁を正確且つ簡単に空気式アクチュエ
ータに取り付けることが可能で,しかも上記空気式アク
チュエータと電磁弁との取付部の強度を増すことができ
る空気式バルブ操作装置を提供することを主要な目的と
するものである。また,上記のように,電磁弁から離れ
た所で上記フィルタ付き減圧弁などのフィルタ機器を取
付金具を用いて上記空気式アクチュエータに取り付けた
場合,上記電磁弁と上記フィルタ機器との間にエアー配
管が必要になり,また空気式アクチュエータの取付方向
が変わると,上記取付金具を交換して,ドレイン抜きが
下側を向くように上記フィルタ機器を垂直にする必要が
あった。そこで,本発明の他の目的は,エアー配管を用
いることなく上記電磁弁とフィルタ機器とを接続した空
気式バルブ操作装置を提供することであり,さらに他の
目的は,取付金具を交換する必要なく上記フィルタ機器
の向きを変更することができる空気式バルブ操作装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1に係る発明は,エアポートを介して空気を
入出させることによってバルブの開閉操作を行う空気式
アクチュエータに,上記エアポートへの空気の入出方向
を切り替える電磁弁を取り付けた空気式バルブ操作装置
において,上記エアポートから一部が突出した状態で上
記エアポートに螺着されるプラグと,上記プラグの突出
部分と嵌合し上記エアポートに上記電磁弁を連結する連
結ポートを備えた電磁弁取付用部材とを具備し,上記電
磁弁取付用部材の連結ポートに上記プラグの突出部分を
嵌合させることにより,上記電磁弁取付用部材を介して
上記電磁弁を上記空気式アクチュエータに取り付けてな
ることを特徴とする空気式バルブ操作装置として構成さ
れている。また,請求項2に係る発明は,上記請求項1
に記載の空気式バルブ操作装置において,上記電磁弁取
付用部材が,上記連結ポートを備えた面とは逆側の面に
上記電磁弁に空気を供給するサプライポートを備え,上
記サプライポートに流入する空気に含まれる異物を除去
するためのフィルタを備えたフィルタ機器を,上記電磁
弁取付用部材のサプライポートを備えた面に取り付ける
ためのフィルタ機器取付用部材を具備してなることをそ
の要旨とする。また,請求項3に係る発明は,上記請求
項2に記載の空気式バルブ操作装置において,上記フィ
ルタ機器取付用部材が,上記フィルタ機器を異なる方向
に取り付けるための複数の取付部を有してなることをそ
の要旨とする。
【0006】上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の
空気式バルブ操作装置によれば,空気式アクチュエータ
に空気を入出させるためのエアポートに螺着されたプラ
グの突出部分を,上記エアポートに電磁弁を連結するた
めの連結ポートに嵌合することにより,上記電磁弁取付
用部材を介して上記電磁弁が上記空気式アクチュエータ
に取り付けられるため,上記空気式アクチュエータ側に
あるエアポートに対する上記電磁弁取付用部材,ひいて
は電磁弁の位置合わせを正確且つ容易に行うことができ
る。また,上記電磁弁などから上記電磁弁取付用部材に
思わぬ力が加わった場合でも,その力は上記電磁弁取付
用部材を上記空気式アクチュエータ側に取り付けるため
のネジなどの部材だけでなく,上記プラグによっても支
持されるため,上記電磁弁取付用部材と上記空気式アク
チュエータ側との取付部の強度を増すことができる。さ
らに,上記請求項2に記載の空気式バルブ操作装置によ
れば,上記電磁弁取付用部材の上記連結ポートを備えた
面とは逆側の面に,上記電磁弁に空気を供給するサプラ
イポートが設けられ,上記電磁弁取付用部材の上記サプ
ライポートを設けた面にフィルタ機器取付用部材を介し
てフィルタ機器が取り付けられるため,上記電磁弁と上
記フィルタ機器との間にエアー配管が必要なくなる。さ
らに,上記請求項3に記載の空気式バルブ操作装置によ
れば,上記フィルタ機器取付用部材に,上記フィルタ機
器を異なる方向に取り付けるための複数の取付部が設け
られるため,上記フィルタ機器のドレイン抜きが下側を
向かないような向きに空気式アクチュエータを設置する
必要が生じても,上記フィルタ機器を他の部材と交換す
る必要なく,簡単にフィルタ機器の取付方向を変更する
ことができる。その結果,取付作業をより簡便に行うこ
とが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
尚,以下の実施の形態は,本発明の具体的な一例であっ
て,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。ここに,図1は本発明の一実施の形態に係る空気式
バルブ操作装置の概略構成を説明するための図,図2は
上記空気式バルブ操作装置の電磁弁取付要部を説明する
ための図である。本発明は,例えばバタフライ弁などの
バルブを操作するための空気式バルブ操作装置として具
体化されるものであって,本実施の形態に係る空気式バ
ルブ操作装置は,図1に示す如く,一対のエアポート1
1を介して空気を入出させることによってバルブの開閉
操作を行う空気式アクチュエータ1に,上記エアポート
11への空気の入出方向を切り替える電磁弁2を取り付
け,さらに上記電磁弁2に供給する空気の空気圧を適正
に保ちながら,上記空気に含まれる油,水,ゴミなどの
異物を除去するフィルタ付き減圧弁(フィルタ機器の一
例)3を上記電磁弁2に接続した点で従来のものと同様
である。一方,本実施の形態に係る空気式バルブ操作装
置が,従来のものと異なるのは,図1及び図2に示す如
く,上記エアポート11から突出した状態で上記エアポ
ート11に螺着されるプラグ4と,上記プラグ4と嵌合
し上記エアポート11に上記電磁弁2を連結する連結ポ
ート51を備えた取付ベース(電磁弁取付用部材に相
当)5とを具備し,上記取付ベース5の連結ポート51
に上記プラグ4の突出部分を嵌合させることにより,上
記取付ベース5を介して上記電磁弁2を上記空気式アク
チュエータ1側に取り付ける点と,上記取付ベース5が
上記連結ポート51を備えた逆側の面に上記電磁弁2に
空気を供給するサプライポート52を備え,上記フィル
タ付き減圧弁3を,上記取付ベース5のサプライポート
52を備えた面に取り付けるための取付金具(フィルタ
機器取付用部材に相当)6を具備する点と,上記取付金
具6が,上記フィルタ付き減圧弁3を取り付けるための
一対の取付穴(取付部の一例)61a,61bを異なる
方向に複数有する点である。
【0008】上記空気式バルブ操作装置において,例え
ば水平方向に設置された上記空気式アクチュエータ1の
エアポート部分には,バイパス弁とスピードコントロー
ラとが一体化されたユニット103が着脱可能に取り付
けられており,この実施の形態では,上記電磁弁2は上
記空気式アクチュエータ1に直接取り付けられず,上記
ユニット103と取付ベース5を介して,上記空気式ア
クチュエータ1に取り付けられる。上記ユニット103
は,上記空気式アクチュエータ1のエアポートに連結さ
れた一対のエアポート11を備えている。このエアポー
ト11に外部から空気を入出させることによって,上記
空気式アクチュエータ1が動作させられ,バルブが開閉
される。上記エアポート11の内側にはネジ山が切られ
ており,小径部41と大径部42とからなるプラグ4の
小径部41が,上記エアポート11に螺着される。この
とき上記プラグ4の大径部42は,上記エアポート11
から突出する。上記取付ベース5は,上記プラグ4の大
径部42と嵌合し上記電磁弁2に上記エアポート11を
連結する連結ポート51と,上記電磁弁2に空気を供給
するためのサプライポート52と,上記ユニット103
に取り付けるための取付孔53と,上記電磁弁2を取り
付けるための取付部54と,上記サプライポート52を
備えた面に上記取付金具6を取り付けるための取付孔5
5とを具備する。まず上記取付ベース5には,例えば取
付ネジ541を用いて,上記電磁弁2がガスケット54
2を介して取り付けられる。上記電磁弁2が取り付けら
れたら,上記取付ベース5が,上記ユニット103に取
り付けられる。上記取付ベース5を上記ユニット103
に取り付ける場合には,上記プラグ4の大径部42が上
記連結ポート51に嵌合するように,上記プラグ4の大
径部42が上記連結ポート51に挿入される。上記連結
ポート51の最外側部分には大径部51aが設けられて
おり,上記ユニット103の面1031と上記取付ベー
ス5の面56とが接触するまで上記プラグ4が上記連結
ポート51に挿入されたとき,上記プラグ4の大径部4
2の周りに嵌められたoリング43が上記連結ポート5
1の大径部51aに格納される。このoリング43によ
り,上記ユニット103と上記取付ベース5との間のシ
ールが保持される。そして,上記ユニット103の面1
031と上記取付ベース5の面56とが接触するまで上
記プラグ4が上記連結ポート51に挿入され,上記プラ
グ4と上記連結ポート51とが完全に嵌合したら,上記
取付孔53から取付ネジ531が挿入され上記取付ベー
ス5が上記ユニット103に取り付けられる。上記の通
り,上記プラグ4の大径部42が上記連結ポート51に
嵌合するように,上記プラグ4の大径部42を上記連結
ポート51に挿入して,上記取付ベース5を上記ユニッ
ト103に取り付けることにより,上記ユニット103
に対する上記取付ベース5の位置合わせを正確且つ容易
に行うことができる。また,上記電磁弁2などから上記
取付ベース5に思わぬ力が加わった場合でも,その力は
上記取付ネジ531だけでなく,上記プラグ4によって
も支持されるため,上記ユニット103と上記取付ベー
ス5との取付部の強度を従来より大きくすることができ
る。
【0009】上記のようにして取付ベース5(及び電磁
弁2)が上記ユニット3に対して取り付けられたら,上
記取付ベース5のサプライポート52を備えた面に,上
記サプライポート52に供給する供給空気の空気圧を適
正に保ちながら,油,水,ゴミ等の異物を除去するフィ
ルタ付き減圧弁3が,取付金具6を介して取り付けられ
る。上記取付金具6は,上記フィルタ付き減圧弁3を取
り付けるための一対の取付孔61aと,上記取付孔61
aとは異なる方向に設けられた一対の取付孔61bと,
上記サプライポート52と上記フィルタ付き減圧弁3と
を接続するための接続ポート62と,上記取付ベース5
に取り付けるための取付孔63とを具備する。まず上記
取付金具6には,例えば一対の取付孔61aから取付ネ
ジ611を挿入して上記フィルタ付き減圧弁3に設けら
れたネジ穴に上記取付ネジ611を螺着させることによ
り,上記フィルタ付き減圧弁3が取り付けられる。上記
接続ポート62の上記フィルタ付き減圧弁3側の面には
oリング621を嵌めるシール部622が設けられてお
り,上記フィルタ付き減圧弁3により適正な空気圧に保
たれ異物が除去された空気を出力する上記フィルタ付き
減圧弁3の出力側ポートと上記接続ポート62との連結
部は,上記oリング621を用いてシールされる。上記
取付金具6に上記フィルタ付き減圧弁3が取り付けられ
たら,上記取付金具6を上記取付ベース5のサプライポ
ート51を備えた面に接触させ,上記取付ベース5の取
付孔55から上記取付金具6の取付孔62に取付ネジ5
9を螺着することにより,上記取付金具6が上記取付ベ
ース5に取り付けられる。上記接続ポート62の上記取
付ベース5側の面には,上記フィルタ付き減圧弁3側の
面と同様,oリング623を嵌めるシール部が設けられ
ており,上記接続ポート62と上記サプライポート52
との連結部は,上記oリング623を用いてシールされ
る。このように取付金具6を用いて上記取付ベース5に
上記フィルタ付き減圧弁3を取り付けることにより,上
記電磁弁2と上記フィルタ付き減圧弁3との間をエアー
配管により接続する必要がなくなる。
【0010】上記取付ベース5,取付金具6を用いて上
記空気式アクチュエータ1に上記電磁弁2,及びフィル
タ付き減圧弁3を取り付けた取付け後の空気式バルブ操
作装置の外観は図3の通りである。上記フィルタ付き減
圧弁3の入側ポート31に供給された空気は,上記フィ
ルタ付き減圧弁3によって,その圧力が適正に保たれ,
油,水,ゴミなどの異物が除去された後,上記接続ポー
ト62,サプライポート52を介して上記電磁弁2に供
給される。図3に示す取付けの場合,水平方向に設置さ
れた空気式アクチュエータ1に対して,上記フィルタ付
き減圧弁3はドレイン抜き301が下側を向くように垂
直に取り付けられるため,上記フィルタ付き減圧弁3は
供給された空気を有効に清浄することができる。上記電
磁弁2は,上記サプライポート52から供給された空気
を,所定の指令電気信号に従って,上記一対のエアポー
ト11のうちのいずれかのポートに供給し,上記空気式
アクチュエータ1に対する空気の入出方向を定める。上
記空気式アクチュエータ1は,上記電磁弁2によって定
められた空気の入出方向に従って,バルブの開閉操作を
行う。ところで,例えば図4に示すように,上記空気式
アクチュエータ1がその長手方向を垂直方向に向けて設
置された場合,上記の取付状態では,上記フィルタ付き
減圧弁3が水平方向を向いてしまい,上記フィルタ付き
減圧弁3に流入する空気を十分に清浄することができな
い。上記フィルタ付き減圧弁3には,取付孔が2つしか
なく取付方向が変えられないものもあるため,上記取付
金具6には,上記取付孔61aだけでなく,90度方向
を違えた取付孔61bも設けられている。上記空気式ア
クチュエータ1が垂直に設置された場合には,上記取付
け孔61bから上記取付ネジ611を挿入して上記フィ
ルタ付き減圧弁3のネジ穴に螺着させれば,上記フィル
タ付き減圧弁3のドレイン抜き301が下側を向くよう
に上記フィルタ付き減圧弁3が垂直に取り付けられる。
上記のように,上記取付金具6には,一対の取付孔61
aとは異なる方向に一対の取付孔61bが設けられてい
るため,取付金具6を交換することなく,上記フィルタ
付き減圧弁3の取付方向を変更することができ,取付作
業をより簡便にすることができる。
【0011】このように,本実施の形態に係る空気式バ
ルブ操作装置によれば,空気式アクチュエータに空気を
入出させるための一対のエアポートに螺着されたプラグ
の突出部分を,上記エアポートに電磁弁を連結するため
の連結ポートに嵌合することにより,上記取付ベースを
介して上記電磁弁が上記空気式アクチュエータに取り付
けられるため,上記空気式アクチュエータ側にあるエア
ポートに対する上記取付ベース,ひいては電磁弁の位置
合わせを正確且つ容易に行うことができる。また,上記
電磁弁などから上記取付ベースに思わぬ力が加わった場
合でも,その力は上記取付ベースを上記空気式アクチュ
エータ側に取り付けるためのネジなどの部材だけでな
く,上記プラグによっても支持されるため,上記取付ベ
ースと上記空気式アクチュエータ側との取付部の強度を
増すことができる。さらに,上記取付ベースの上記連結
ポートを備えた面とは逆側の面に,上記電磁弁に空気を
供給するサプライポートが設けられ,上記取付ベースの
上記サプライポートを設けた面に取付金具を介してフィ
ルタ付き減圧弁が取り付けられるため,上記電磁弁と上
記フィルタ付き減圧弁との間にエアー配管が必要なくな
る。さらに,上記取付金具が,上記フィルタ付き減圧弁
を取り付けるための一対の取付孔を複数備えているた
め,上記フィルタ付き減圧弁のドレイン抜きが下側を向
かないような向きに空気式アクチュエータを設置する必
要が生じても,上記取付金具を交換する必要なく,簡単
にフィルタ付き減圧弁の取付方向を変更することができ
る。その結果,取付作業をより簡便に行うことが可能と
なる。尚,上記実施の形態では,上記空気式アクチュエ
ータ1にユニット103を介して上記取付ベース5を取
り付けたが,上記取付ベース5は上記空気式アクチュエ
ータ1に直接取り付けるようにしてもよい。さらに,上
記プラグ4を螺着するエアポートは,上記ユニット10
3のエアポート11だけをいうものではなく,上記空気
式アクチュエータ1に直接上記取付ベース5を取り付け
た場合には,上記空気式アクチュエータ1のエアポート
をいう。即ち,上記プラグ4を螺着するエアポートは,
上記取付ベース5より下流側(空気式アクチュエータ1
側)にあって,最終的に上記空気式アクチュエータ1の
エアポートに空気を入出させるものであればよい。ま
た,上記実施の形態では,一対のエアポートを介して空
気を入出させることにより開閉操作を行う複作動型の空
気式アクチュエータに本発明を適用したが,これに限ら
れるものではなく,1つのエアポートから供給される空
気によって動作し,復帰動作はスプリングで行う単作動
型の空気式アクチュエータに本発明を適用することも可
能である。また,電磁弁に取り付けるフィルタ機器は,
フィルタ付き減圧弁に限らず,エアフィルタ自体であっ
てもよいし,他のフィルタを備えた機器であってもよ
い。
【0012】
【発明の効果】以上の通り,上記請求項1〜3のいずれ
か1項に記載の空気式バルブ操作装置によれば,空気式
アクチュエータに空気を入出させるためのエアポートに
螺着されたプラグの突出部分を,上記エアポートに電磁
弁を連結するための連結ポートに嵌合することにより,
上記電磁弁取付用部材を介して上記電磁弁が上記空気式
アクチュエータに取り付けられるため,上記空気式アク
チュエータ側にあるエアポートに対する上記電磁弁取付
用部材,ひいては電磁弁の位置合わせを正確且つ容易に
行うことができる。また,上記電磁弁などから上記電磁
弁取付用部材に思わぬ力が加わった場合でも,その力は
上記電磁弁取付用部材を上記空気式アクチュエータ側に
取り付けるためのネジなどの部材だけでなく,上記プラ
グによっても支持されるため,上記電磁弁取付用部材と
上記空気式アクチュエータ側との取付部の強度を増すこ
とができる。さらに,上記請求項2に記載の空気式バル
ブ操作装置によれば,上記電磁弁取付用部材の上記連結
ポートを備えた面とは逆側の面に,上記電磁弁に空気を
供給するサプライポートが設けられ,上記電磁弁取付用
部材の上記サプライポートを設けた面にフィルタ機器取
付用部材を介してフィルタ機器が取り付けられるため,
上記電磁弁と上記フィルタ機器との間にエアー配管が必
要なくなる。さらに,上記請求項3に記載の空気式バル
ブ操作装置によれば,上記フィルタ機器取付用部材に,
上記フィルタ機器を異なる方向に取り付けるための複数
の取付部が設けられるため,上記フィルタ機器のドレイ
ン抜きが下側を向かないような向きに空気式アクチュエ
ータを設置する必要が生じても,上記フィルタ機器取付
用部材を他の部材と交換する必要なく,簡単にフィルタ
機器の取付方向を変更することができる。その結果,取
付作業をより簡便に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る空気式バルブ操作
装置の概略構成を説明するための図。
【図2】 上記空気式バルブ操作装置の電磁弁取付要部
を説明するための図。
【図3】 上記空気式バルブ操作装置の取付完了後の外
観を示す図。
【図4】 空気式アクチュエータの設置方向を違えた場
合の,フィルタ付き減圧弁の取付方向の変更を説明する
ための図。
【図5】 複数の空気式アクチュエータに対応する電磁
弁を一か所に集めた場合の接続を説明するための図。
【図6】 複数の空気式アクチュエータに個別に電磁弁
を取り付けた場合の接続を説明するための図。
【図7】 従来の空気式バルブ操作装置の構成例を示す
図。
【符号の説明】
1…空気式アクチュエータ 2…電磁弁 3…フィルタ付き減圧弁 4…プラグ 5…取付ベース 6…取付金具 11…エアポート 51…連結ポート 52…サプライポート 61a,61b…取付孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 広樹 千葉県旭市鎌数10243 黒田精工株式会社 旭工場内 Fターム(参考) 3H056 BB33 CA07 CC02 CD04 EE06 GG02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアポートを介して空気を入出させるこ
    とによってバルブの開閉操作を行う空気式アクチュエー
    タに,上記エアポートへの空気の供給を制御する電磁弁
    を取り付けた空気式バルブ操作装置において,上記エア
    ポートから一部が突出した状態で上記エアポートに螺着
    されるプラグと,上記プラグの突出部分と嵌合し上記エ
    アポートに上記電磁弁を連結する連結ポートを備えた電
    磁弁取付用部材とを具備し,上記電磁弁取付用部材の連
    結ポートに上記プラグの突出部分を嵌合させることによ
    り,上記電磁弁取付用部材を介して上記電磁弁を上記空
    気式アクチュエータに取り付けてなることを特徴とする
    空気式バルブ操作装置。
  2. 【請求項2】 上記電磁弁取付用部材が,上記連結ポー
    トを備えた面とは逆側の面に上記電磁弁に空気を供給す
    るサプライポートを備え,上記サプライポートに流入す
    る空気に含まれる異物を除去するためのフィルタを備え
    たフィルタ機器を,上記電磁弁取付用部材のサプライポ
    ートを備えた面に取り付けるためのフィルタ機器取付用
    部材を具備してなる請求項1に記載の空気式バルブ操作
    装置。
  3. 【請求項3】 上記フィルタ機器取付用部材が,上記フ
    ィルタ機器を異なる方向に取り付けるための複数の取付
    部を有してなる請求項2に記載の空気式バルブ操作装
    置。
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