JP2001040755A - 樹脂モルタル製インバート - Google Patents
樹脂モルタル製インバートInfo
- Publication number
- JP2001040755A JP2001040755A JP11212985A JP21298599A JP2001040755A JP 2001040755 A JP2001040755 A JP 2001040755A JP 11212985 A JP11212985 A JP 11212985A JP 21298599 A JP21298599 A JP 21298599A JP 2001040755 A JP2001040755 A JP 2001040755A
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- resin mortar
- concrete
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コンクリート製汚水桝における上記問題点を解
決するために、設置作業や設置時の仕上げのための微調
整が行ないやすく、かつインバート溝の仕上げの手間が
不要となって、迅速かつ正確な水路形成を行うことがで
きる樹脂モルタル製インバートを提供することを目的と
して発明されたものである。 【解決手段】汚水の流入口および流出口を備えた汚水桝
本体内に、上記流入口および流出口に連通するインバー
トを設置し、このインバートの外側をコンクリートで打
設したコンクリート製汚水桝に適用されるインバートで
あって、このインバートが、上記流入口および流出口に
連通する溝を設けた樹脂モルタルで形成されていること
を特徴とする樹脂モルタル製インバート。
決するために、設置作業や設置時の仕上げのための微調
整が行ないやすく、かつインバート溝の仕上げの手間が
不要となって、迅速かつ正確な水路形成を行うことがで
きる樹脂モルタル製インバートを提供することを目的と
して発明されたものである。 【解決手段】汚水の流入口および流出口を備えた汚水桝
本体内に、上記流入口および流出口に連通するインバー
トを設置し、このインバートの外側をコンクリートで打
設したコンクリート製汚水桝に適用されるインバートで
あって、このインバートが、上記流入口および流出口に
連通する溝を設けた樹脂モルタルで形成されていること
を特徴とする樹脂モルタル製インバート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下水桝や雨水桝
として使用するコンクリート製汚水桝に適用される樹脂
モルタル製インバートに関するものである。
として使用するコンクリート製汚水桝に適用される樹脂
モルタル製インバートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、下水桝や雨水桝として使用するコ
ンクリート製汚水桝トとしては、下記のようなものが公
知である。 特開昭59−18831号公報記載のように、予めイ
ンバートを溝切りした状態の完成品として組み付けるよ
うにしたもの。 また、筒状のコンクリート桝本体を現場に設置し、そ
の底部にコンクリートを打設して所定のインバート溝を
形成したもの。 実開昭57−142079号公報や実開昭59−10
390号公報記載のように、インバートの仕上げを改善
しようとしてプラスチック製インバートをインバート溝
の表面に適用したもの。
ンクリート製汚水桝トとしては、下記のようなものが公
知である。 特開昭59−18831号公報記載のように、予めイ
ンバートを溝切りした状態の完成品として組み付けるよ
うにしたもの。 また、筒状のコンクリート桝本体を現場に設置し、そ
の底部にコンクリートを打設して所定のインバート溝を
形成したもの。 実開昭57−142079号公報や実開昭59−10
390号公報記載のように、インバートの仕上げを改善
しようとしてプラスチック製インバートをインバート溝
の表面に適用したもの。
【0003】一方、下水桝や雨水桝としては射出成形品
等からなるプラスチック製の汚水桝も使用されている
が、大型のものが製造しやすいことや耐久性の面でコン
クリート製汚水桝が優れており、直ちにプラスチック製
汚水桝に置き換えることができる状況にはない。
等からなるプラスチック製の汚水桝も使用されている
が、大型のものが製造しやすいことや耐久性の面でコン
クリート製汚水桝が優れており、直ちにプラスチック製
汚水桝に置き換えることができる状況にはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記コンクリ
ート製汚水桝を施工する場合において、 特開昭59−18831号公報記載のように、予めイ
ンバートを溝切りした状態の完成品として組み付けるよ
うにしたものにおいては、インバートを溝切りした状態
の完成品は非常に重いために扱いにくい上、設置に際し
て行なう水路の微調整も手間がかかるという欠点があっ
た。 また、筒状のコンクリート桝本体を現場に設置し、そ
の底部にコンクリートを打設して所定のインバート溝を
形成したものにおいては、水路の正確な形成が難しく、
インバート溝の仕上げに手間がかかりすぎるという問題
が生じていた。 そのために実開昭57−142079号公報や実開昭
59−10390号公報記載のように、インバートの仕
上げを改善しようとしてプラスチック製インバートをイ
ンバート溝の表面に適用したものにおいては、予め水路
自体を正確に形成することができる利点があるものの、
インバートを設置する際の微調整がしにくく、またコン
クリート打設後の養生過程において誤差が生じるという
欠点があった。
ート製汚水桝を施工する場合において、 特開昭59−18831号公報記載のように、予めイ
ンバートを溝切りした状態の完成品として組み付けるよ
うにしたものにおいては、インバートを溝切りした状態
の完成品は非常に重いために扱いにくい上、設置に際し
て行なう水路の微調整も手間がかかるという欠点があっ
た。 また、筒状のコンクリート桝本体を現場に設置し、そ
の底部にコンクリートを打設して所定のインバート溝を
形成したものにおいては、水路の正確な形成が難しく、
インバート溝の仕上げに手間がかかりすぎるという問題
が生じていた。 そのために実開昭57−142079号公報や実開昭
59−10390号公報記載のように、インバートの仕
上げを改善しようとしてプラスチック製インバートをイ
ンバート溝の表面に適用したものにおいては、予め水路
自体を正確に形成することができる利点があるものの、
インバートを設置する際の微調整がしにくく、またコン
クリート打設後の養生過程において誤差が生じるという
欠点があった。
【0005】したがってこの発明の樹脂モルタル製イン
バートは、コンクリート製汚水桝における上記問題点を
解決するために、設置作業や設置時の仕上げのための微
調整が行ないやすく、かつインバート溝の仕上げの手間
が不要となって、迅速かつ正確な水路形成を行うことが
できる樹脂モルタル製インバートを提供することを目的
として発明されたものである。
バートは、コンクリート製汚水桝における上記問題点を
解決するために、設置作業や設置時の仕上げのための微
調整が行ないやすく、かつインバート溝の仕上げの手間
が不要となって、迅速かつ正確な水路形成を行うことが
できる樹脂モルタル製インバートを提供することを目的
として発明されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の樹脂
モルタル製インバートは、汚水の流入口および流出口を
備えた汚水桝本体内に、上記流入口および流出口に連通
するインバートを設置し、このインバートの外側をコン
クリートで打設したコンクリート製汚水桝に適用される
インバートであって、このインバートが、上記流入口お
よび流出口に連通する溝を設けた樹脂モルタルで形成さ
れていることを特徴とするものである。
モルタル製インバートは、汚水の流入口および流出口を
備えた汚水桝本体内に、上記流入口および流出口に連通
するインバートを設置し、このインバートの外側をコン
クリートで打設したコンクリート製汚水桝に適用される
インバートであって、このインバートが、上記流入口お
よび流出口に連通する溝を設けた樹脂モルタルで形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0007】この発明の樹脂モルタル製インバートは、
汚水の流入口および流出口を備えた汚水桝本体内に、上
記流入口および流出口に連通するインバートを設置し、
このインバートの外側をコンクリートで打設したコンク
リート製汚水桝に適用されるインバートであって、この
インバートが、上記流入口および流出口に連通する溝を
設けたプラスチック製の水路材と、この水路材に沿って
その下部に積層一体化した樹脂モルタル層とを有するこ
とをも特徴とするものである。
汚水の流入口および流出口を備えた汚水桝本体内に、上
記流入口および流出口に連通するインバートを設置し、
このインバートの外側をコンクリートで打設したコンク
リート製汚水桝に適用されるインバートであって、この
インバートが、上記流入口および流出口に連通する溝を
設けたプラスチック製の水路材と、この水路材に沿って
その下部に積層一体化した樹脂モルタル層とを有するこ
とをも特徴とするものである。
【0008】この発明の樹脂モルタル製インバートは、
上記インバートを構成する、汚水桝本体の流入口および
流出口に連通する溝を設けたプラスチック製の水路材
が、その外縁を折り返して積層一体化した樹脂モルタル
層の端面を被覆したことを特徴とするものである。
上記インバートを構成する、汚水桝本体の流入口および
流出口に連通する溝を設けたプラスチック製の水路材
が、その外縁を折り返して積層一体化した樹脂モルタル
層の端面を被覆したことを特徴とするものである。
【0009】この発明の樹脂モルタル製インバートを形
成するにあたっては、予め流入口および流出口を備えた
汚水桝本体内に、上記流入口および流出口に連通するイ
ンバートを設置し、このインバートの外側にコンクリー
トを打設して汚水桝本体に固定すればよい。
成するにあたっては、予め流入口および流出口を備えた
汚水桝本体内に、上記流入口および流出口に連通するイ
ンバートを設置し、このインバートの外側にコンクリー
トを打設して汚水桝本体に固定すればよい。
【0010】すなわち、上記インバートとして流入口お
よび流出口に連通する溝を設けた樹脂モルタルで形成し
たもの、もしくは流入口および流出口に連通する溝を設
けたFRP製等からなるプラスチック製の水路材と、こ
の水路材に沿ってその下部に積層一体化した樹脂モルタ
ル層を形成したものを使用するので、コンクリート製汚
水桝内に上記インバートをはめ込み、適宜手段でその傾
きや高さを調整しながらインバートの周囲にコンクリー
トを打設して固定することができる。その際、樹脂モル
タルは打設コンクリートのみならず、プラスチック製の
水路材ともなじみがよく、互いに非常に強固に接着一体
化され、非常に耐久性に優れたコンクリート製汚水桝を
組み立てることができる。
よび流出口に連通する溝を設けた樹脂モルタルで形成し
たもの、もしくは流入口および流出口に連通する溝を設
けたFRP製等からなるプラスチック製の水路材と、こ
の水路材に沿ってその下部に積層一体化した樹脂モルタ
ル層を形成したものを使用するので、コンクリート製汚
水桝内に上記インバートをはめ込み、適宜手段でその傾
きや高さを調整しながらインバートの周囲にコンクリー
トを打設して固定することができる。その際、樹脂モル
タルは打設コンクリートのみならず、プラスチック製の
水路材ともなじみがよく、互いに非常に強固に接着一体
化され、非常に耐久性に優れたコンクリート製汚水桝を
組み立てることができる。
【0011】この発明の樹脂モルタル製インバートは以
上のように構成したので、軽量のため大型機械を使用す
ることなく人手のみで設置作業が行なえ、しかも樹脂モ
ルタルで所定の厚みに形成されていて安定性があるの
で、設置時の仕上げのための微調整をも簡易かつ迅速に
行うことができる。
上のように構成したので、軽量のため大型機械を使用す
ることなく人手のみで設置作業が行なえ、しかも樹脂モ
ルタルで所定の厚みに形成されていて安定性があるの
で、設置時の仕上げのための微調整をも簡易かつ迅速に
行うことができる。
【0012】もちろん、インバート溝の仕上げの手間が
不要となって、迅速かつ正確な水路形成を行うことがで
きる。
不要となって、迅速かつ正確な水路形成を行うことがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の樹脂モルタル
製インバートの実施の形態を、図面に基いて詳細に説明
する。図1はこの発明の樹脂モルタル製インバートの1
実施例を示す斜視図、図2はその要部断面図、図3はこ
の発明の樹脂モルタル製インバートをコンクリート製汚
水桝に適用した例を示す平面図、さらに図4は図3の概
略断面図である。
製インバートの実施の形態を、図面に基いて詳細に説明
する。図1はこの発明の樹脂モルタル製インバートの1
実施例を示す斜視図、図2はその要部断面図、図3はこ
の発明の樹脂モルタル製インバートをコンクリート製汚
水桝に適用した例を示す平面図、さらに図4は図3の概
略断面図である。
【0014】図1および図2において、1はインバート
である。このインバート1は、汚水の流入口および流出
口に連通する溝3を設けたFRP製等からなるプラスチ
ック製の水路材2と、この水路材2に沿ってその下部に
積層一体化した樹脂モルタル層4とで一体的に形成され
ている。図ではインバート1はエルボ状水路となるよう
に形成されているが、直管状、T字状、Y字状等の水路
として必要な形状に形成することができる。
である。このインバート1は、汚水の流入口および流出
口に連通する溝3を設けたFRP製等からなるプラスチ
ック製の水路材2と、この水路材2に沿ってその下部に
積層一体化した樹脂モルタル層4とで一体的に形成され
ている。図ではインバート1はエルボ状水路となるよう
に形成されているが、直管状、T字状、Y字状等の水路
として必要な形状に形成することができる。
【0015】上記FRP製等からなるプラスチック製の
水路材2は、好ましくはその側縁にフランジ状の折り返
し部5を形成されている。この折り返し部5は、水路材
2の補強作用を果たすものである。
水路材2は、好ましくはその側縁にフランジ状の折り返
し部5を形成されている。この折り返し部5は、水路材
2の補強作用を果たすものである。
【0016】上記樹脂モルタル層4は、例えば不飽和ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、メタクリル樹脂等をバ
インダとし、骨材、硬化剤、および硬化促進剤との混合
組成によって構成することが可能である。この骨材とし
ては、珪砂や砕石粉、パーライト、フライアッシュ、石
膏、タルク、炭カル、ウッドチップ、タイヤチップ等を
適宜配合して使用することができる。この樹脂モルタル
層4の厚みは、約10mm〜500mm程度の範囲にお
いて、強度や持ち運びやすさ、打設コンクリートとのな
じみ等を考慮して適宜決定することができる。
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、メタクリル樹脂等をバ
インダとし、骨材、硬化剤、および硬化促進剤との混合
組成によって構成することが可能である。この骨材とし
ては、珪砂や砕石粉、パーライト、フライアッシュ、石
膏、タルク、炭カル、ウッドチップ、タイヤチップ等を
適宜配合して使用することができる。この樹脂モルタル
層4の厚みは、約10mm〜500mm程度の範囲にお
いて、強度や持ち運びやすさ、打設コンクリートとのな
じみ等を考慮して適宜決定することができる。
【0017】上記インバート1の製作に際しては、予め
成形型で水路材2ないし樹脂モルタル層4を作成してお
き、例えば水路材2を型に入れて樹脂モルタルを打設し
たり、樹脂モルタル層4にFRP製等からなるプラスチ
ックを張設すればよい。なおインバート1の両端は、そ
の後にはめ込む円筒状の汚水桝本体の形状に応じて所定
の円弧を有している。
成形型で水路材2ないし樹脂モルタル層4を作成してお
き、例えば水路材2を型に入れて樹脂モルタルを打設し
たり、樹脂モルタル層4にFRP製等からなるプラスチ
ックを張設すればよい。なおインバート1の両端は、そ
の後にはめ込む円筒状の汚水桝本体の形状に応じて所定
の円弧を有している。
【0018】図2および図3は、得たインバート1を筒
状の汚水桝本体11内にセットした状態を示している。
その際、インバート1自体は樹脂モルタル層4を有する
とはいえ、水路材2に沿ってその下部にのみ樹脂モルタ
ル層4が積層されているので、人手によって十分運べる
重さとなっている。
状の汚水桝本体11内にセットした状態を示している。
その際、インバート1自体は樹脂モルタル層4を有する
とはいえ、水路材2に沿ってその下部にのみ樹脂モルタ
ル層4が積層されているので、人手によって十分運べる
重さとなっている。
【0019】一方、汚水桝本体11は汚水の流入口12
および流出口13を備えている。この汚水の流入口12
および流出口13は当該部分を薄肉としたノックアウト
孔として、あるいは予め開口部分として形成しておくこ
とができる。
および流出口13を備えている。この汚水の流入口12
および流出口13は当該部分を薄肉としたノックアウト
孔として、あるいは予め開口部分として形成しておくこ
とができる。
【0020】筒状の汚水桝本体11内にセットしたイン
バート1は、その外側をコンクリートで打設される。そ
の際大型機械を使用することなく人手のみで設置作業が
行なえ、しかも樹脂モルタル層4を使用していて安定性
があるので、打設コンクリートによって浮き上がること
がなく、設置時の仕上げのための微調整をも簡易かつ迅
速に行うことができる。
バート1は、その外側をコンクリートで打設される。そ
の際大型機械を使用することなく人手のみで設置作業が
行なえ、しかも樹脂モルタル層4を使用していて安定性
があるので、打設コンクリートによって浮き上がること
がなく、設置時の仕上げのための微調整をも簡易かつ迅
速に行うことができる。
【0021】上記コンクリート打設部14は、養生後は
上記樹脂モルタル層4と完全に一体化する。なおその上
部に汚水が滞留しないよう、インバート1の水路側に傾
斜させておくことが望ましい。
上記樹脂モルタル層4と完全に一体化する。なおその上
部に汚水が滞留しないよう、インバート1の水路側に傾
斜させておくことが望ましい。
【0022】また、上記FRP製等からなるプラスチッ
ク製の水路材2の側縁に形成したフランジ状の折り返し
部5は、インバート1の外側にコンクリート打設部14
が形成された際にコンクリート内に埋没し、使用中にお
ける樹脂モルタル層4からの剥離が防止される。
ク製の水路材2の側縁に形成したフランジ状の折り返し
部5は、インバート1の外側にコンクリート打設部14
が形成された際にコンクリート内に埋没し、使用中にお
ける樹脂モルタル層4からの剥離が防止される。
【0023】この発明の樹脂モルタル製インバートを形
成するにあたっては、予め流入口12および流出口13
を備えた汚水桝本体11内に、上記流入口12および流
出口13に連通するインバート1を設置し、このインバ
ート1の外側をコンクリートで打設すればよい。
成するにあたっては、予め流入口12および流出口13
を備えた汚水桝本体11内に、上記流入口12および流
出口13に連通するインバート1を設置し、このインバ
ート1の外側をコンクリートで打設すればよい。
【0024】すなわち、上記インバート1として流入口
12および流出口13に連通する溝を設けたFRP製等
からなるプラスチック製の水路材2と、この水路材2の
下部に積層した樹脂モルタル層4とで形成したものを使
用するので、汚水桝本体11内に上記インバート1をは
め込み、適宜手段でその傾きや高さを調整しながらイン
バート1の周囲にコンクリートで打設すればよい。
12および流出口13に連通する溝を設けたFRP製等
からなるプラスチック製の水路材2と、この水路材2の
下部に積層した樹脂モルタル層4とで形成したものを使
用するので、汚水桝本体11内に上記インバート1をは
め込み、適宜手段でその傾きや高さを調整しながらイン
バート1の周囲にコンクリートで打設すればよい。
【0025】上記実施例においては、インバート1とし
てFRP製等からなるプラスチック製の水路材2と、こ
の水路材2に沿ってその下部に積層一体化した樹脂モル
タル層4とで一体的に形成したものを示したが、インバ
ートを樹脂モルタルのみで形成するとともに、流入口お
よび流出口に連通する溝面を樹脂コーティングしておい
たり、当該部分の樹脂層を厚く形成しておくことによ
り、ほぼ水路材2を同様の機能を持たせることができ、
なおかつインバート溝の仕上げの手間を省くことができ
る。
てFRP製等からなるプラスチック製の水路材2と、こ
の水路材2に沿ってその下部に積層一体化した樹脂モル
タル層4とで一体的に形成したものを示したが、インバ
ートを樹脂モルタルのみで形成するとともに、流入口お
よび流出口に連通する溝面を樹脂コーティングしておい
たり、当該部分の樹脂層を厚く形成しておくことによ
り、ほぼ水路材2を同様の機能を持たせることができ、
なおかつインバート溝の仕上げの手間を省くことができ
る。
【0026】
【発明の効果】この発明の樹脂モルタル製インバートは
以上のように構成したので、軽量のため大型機械を使用
することなく人手のみで設置作業が行なえ、しかも樹脂
モルタル層でプラスチック製の水路材を補強していて安
定性があるので、設置時の仕上げのための微調整をも簡
易かつ迅速に行うことができる。
以上のように構成したので、軽量のため大型機械を使用
することなく人手のみで設置作業が行なえ、しかも樹脂
モルタル層でプラスチック製の水路材を補強していて安
定性があるので、設置時の仕上げのための微調整をも簡
易かつ迅速に行うことができる。
【0027】もちろん、インバート溝の仕上げの手間が
不要となって、迅速かつ正確な水路形成を行うことがで
きる。
不要となって、迅速かつ正確な水路形成を行うことがで
きる。
【図1】図1はこの発明の樹脂モルタル製インバートの
1実施例を示す斜視図である。
1実施例を示す斜視図である。
【図2】その要部断面図である。
【図3】この発明の樹脂モルタル製インバートをコンク
リート製汚水桝に適用した例を示す平面図である。
リート製汚水桝に適用した例を示す平面図である。
【図4】図3の概略断面図である。
1 インバート 2 水路材 3 溝 4 樹脂モルタル層 5 折り返し部 11 汚水桝本体 12 流入口 13 流出口 14 コンクリート打設部
Claims (3)
- 【請求項1】 汚水の流入口および流出口を備えた汚水
桝本体内に、上記流入口および流出口に連通するインバ
ートを設置し、このインバートの外側をコンクリートで
打設したコンクリート製汚水桝に適用されるインバート
であって、このインバートが、上記流入口および流出口
に連通する溝を設けた樹脂モルタルで形成されているこ
とを特徴とする樹脂モルタル製インバート。 - 【請求項2】 汚水の流入口および流出口を備えた汚水
桝本体内に、上記流入口および流出口に連通するインバ
ートを設置し、このインバートの外側をコンクリートで
打設したコンクリート製汚水桝に適用されるインバート
であって、このインバートが、上記流入口および流出口
に連通する溝を設けたプラスチック製の水路材と、この
水路材に沿ってその下部に積層一体化した樹脂モルタル
層とを有することを特徴とする樹脂モルタル製インバー
ト。 - 【請求項3】 インバートを構成する、汚水桝本体の流
入口および流出口に連通する溝を設けたプラスチック製
の水路材が、その外縁を折り返して積層一体化した樹脂
モルタル層の端面を被覆してなる請求項2に記載の樹脂
モルタル製インバート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11212985A JP2001040755A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 樹脂モルタル製インバート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11212985A JP2001040755A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 樹脂モルタル製インバート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001040755A true JP2001040755A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16631570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11212985A Pending JP2001040755A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 樹脂モルタル製インバート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001040755A (ja) |
-
1999
- 1999-07-28 JP JP11212985A patent/JP2001040755A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |