JP2001040715A - 水栓柱の取り付け構造及びその施工方法 - Google Patents

水栓柱の取り付け構造及びその施工方法

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JP2001040715A
JP2001040715A JP11213523A JP21352399A JP2001040715A JP 2001040715 A JP2001040715 A JP 2001040715A JP 11213523 A JP11213523 A JP 11213523A JP 21352399 A JP21352399 A JP 21352399A JP 2001040715 A JP2001040715 A JP 2001040715A
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JP
Japan
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faucet
hole
screw
faucet pillar
back surface
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JP11213523A
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English (en)
Inventor
Koji Suzuki
鈴木  孝治
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者が単独でしかもワンタッチ
で作業をなし得、その位置調整も可能とし、かつ、壁面
との密着性も確保することができる水栓柱の取り付け構
造及びその施工方法とする。 【解決手段】 背面に形成された掛け穴を壁面に
設けられた掛合部材に引っ掛けて位置決めしてあること
とし、壁面の所定位置に掛合部材を頭部を残して取り付
け、その掛合部材の頭部に横穴及びその横穴と連通する
縦穴とから形成される水栓柱の背面の掛合穴を嵌め付
け、引っ掛けて位置決めすることとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水栓柱、特に屋外付
けの水栓柱の取り付け構造及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、上記した水栓柱はコンクリ−
トあるいはビニ−ル製とされ内部に給水管を通し、その
給水管の後端に給水栓、いわゆる蛇口が螺合等の手段に
より取り付けられる。また、屋外に取り付けられること
から冬期の凍結を避けるよう、保温材は吸水率が低く保
温効果のあるものが使用され、摂氏マイナス15度の雰
囲気に耐えることが必要とされる。
【0003】また、係る水栓柱を取り付けするには、図
4、図5として示すように、水栓柱1の外形に側した金
属バンド2を用い、その金属バンド2によって水栓柱1
の前面から両側面を抑え、その金属バンド2の両端に形
成された折り曲げ部3を目的とする壁面4と対向させ、
ネジ等の固定手段により位置決め固定がなされるものと
なっている。なお、図4における5は給水栓の取り付け
口を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の水栓柱の取り付け構造は取り付け作業の際に水栓柱
1を支え、金属バンド2を宛いネジ止めすることとな
り、複数の人手を必要とし、また、その作業にも時間を
要する煩わしいものとなっている。また、近時は目的と
する壁面4に水切り6が設けられていることが多く、そ
の水切り6のため、壁面4と水栓柱1との間にスペ−ス
7が生じてしまい密着性が悪いものとなっている。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した従来の技術の
実情、問題点に着目してなされたもので、かかる問題点
を解消して、作業者が単独でしかもワンタッチで作業を
なし得、その位置調整も可能とし、かつ、壁面との密着
性も確保することができる水栓柱の取り付け構造及びそ
の施工方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は背面に形成された掛け穴を壁面に設けられた
掛合部材に引っ掛けて位置決めしてあることを特徴と
し、前記した掛け穴は横穴とその横穴の上方に連続する
縦穴とより構成されることを特徴とし、前記した縦穴は
複数形成されていることを特徴とし、背面に水切りの逃
げ溝を形成してあることを特徴とし、前記した掛合部材
はネジとしたことを特徴としている。
【0007】また、本発明は壁面の所定位置に掛合部材
を頭部を残して取り付け、その掛合部材の頭部に横穴及
びその横穴と連通する縦穴とから形成される水栓柱の背
面の掛合穴を嵌め付け、引っ掛けて位置決めすることを
特徴とし、前記した縦穴を複数形成し、そのうちの一つ
を選ぶことで位置のアジャストを行うことを特徴とし、
水栓柱の背面に逃げ溝を形成し、その逃げ溝を水切りに
嵌め合わせて背面を壁面に密接させることを特徴とし、
掛合部材にはネジを用い、そのネジを途中まで壁面に螺
着させることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記した構成としたことにより、水栓柱の取り
付け作業は単独でのワンタッチ作業で済み、位置調整も
できるうえ、水切りを逃げ、目的とする壁面との密着性
も図れることとなるのである。
【0009】次に、本発明の好ましい実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明を実施した水栓柱の
取り付け構造を示す断面図、図2は同じく水栓柱の部分
背面図、図3は同じく他の例を示す背面図である。
【0010】この図1乃至図3にあって10は本発明に
用いられる水栓柱を示し、この水栓柱10は素材として
従来のようにコンクリ−トやビニ−ルが使用される。
【0011】また、この水栓柱10内には下端で送水管
と連接される給水管11が内蔵されており、この給水管
11は途中で屈曲されて水栓柱10の前面へ開口され、
その開口は給水栓12の接続口13とされ、螺合される
ための螺条が形成されている。
【0012】さらに、この水栓柱10の上部背面には掛
け穴14が形成されており、この掛け穴14は横穴15
と、その横穴15と連通した縦穴16とより構成されて
いる。
【0013】加えて、水栓柱10の背面の一部には前記
した水切り6を逃げるための逃げ溝17が横方向に形成
されている。
【0014】一方、この水栓柱10を取り付ける目的と
なる壁面4には、本実施の形態にあって掛合部材として
のネジ18が、その頭部を浮かした状態で設けられてい
る。
【0015】即ち、この頭部の浮いた状態のネジ18に
掛け穴14を嵌合し、縦穴16でネジ18を上方から挟
み抑えることで、水栓柱10の取り付けは簡単に終了す
る。この際、図3に示すように縦穴16・16…を所定
ピッチで複数形成すれば、送水管の位置等との関係で水
栓柱10の取り付け位置も左右方向で調整することがで
きる。
【0016】また、逃げ溝17が水切り6と嵌合される
状態とすることとなって、水栓柱10は密に壁面4に沿
って取り付けられるものとなりガタ付きのない安定性の
優れた状態となる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る水栓柱の取り付け構造及び
その施工方法は上述のように構成されている。そのた
め、作業者が単独でワンタッチで極めて簡単に作業を行
うことができ、しかも目的とする壁面との間にスペ−ス
を生じることなく密着性を保つことができるものとなっ
ており、時間や人件費等の経費も大幅に節減することが
できるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した水栓柱の取り付け構造を示す
部分断面図である。
【図2】水栓柱の部分背面図である。
【図3】水栓柱の他の例を示す部分背面図である。
【図4】従来例を示す部分斜視図である。
【図5】従来例を示す部分側面図である。
【符号の説明】
10 水栓柱 11 給水管 12 給水栓 13 接続口 14 掛け穴 15 横穴 16 縦穴 17 逃げ溝 18 ネジ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面に形成された掛け穴を壁面に設けら
    れた掛合部材に引っ掛けて位置決めしてあることを特徴
    とする水栓柱の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 前記した掛け穴は横穴とその横穴の上方
    に連続する縦穴とより構成されることを特徴とする請求
    項1に記載の水栓柱の取り付け構造。
  3. 【請求項3】 前記した縦穴は複数形成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の水栓柱の取り付け構造。
  4. 【請求項4】 背面に水切りの逃げ溝を形成してあるこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記
    載の水栓柱の取り付け構造。
  5. 【請求項5】 前記した掛合部材はネジとしたことを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4
    に記載の水栓柱の取り付け構造。
  6. 【請求項6】 壁面の所定位置に掛合部材を頭部を残し
    て取り付け、その掛合部材の頭部に横穴及びその横穴と
    連通する縦穴とから形成される水栓柱の背面の掛合穴を
    嵌め付け、引っ掛けて位置決めすることを特徴とする水
    栓柱の取り付け施工方法。
  7. 【請求項7】 前記した縦穴を複数形成し、そのうちの
    一つを選ぶことで位置のアジャストを行うことを特徴と
    する請求項6に記載の水栓柱の取り付け施工方法。
  8. 【請求項8】 水栓柱の背面に逃げ溝を形成し、その逃
    げ溝を水切りに嵌め合わせて背面を壁面に密接させるこ
    とを特徴とする請求項6または請求項7に記載の水栓柱
    の取り付け施工方法。
  9. 【請求項9】 掛合部材にはネジを用い、そのネジを途
    中まで壁面に螺着させることを特徴とする請求項6,請
    求項7または請求項8に記載の水栓柱の取り付け施工方
    法。
JP11213523A 1999-07-28 1999-07-28 水栓柱の取り付け構造及びその施工方法 Pending JP2001040715A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200461766Y1 (ko) 2011-02-11 2012-08-20 김영훈 원터치형 수도 꼭지

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200461766Y1 (ko) 2011-02-11 2012-08-20 김영훈 원터치형 수도 꼭지

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