JP2001039956A - イソシアヌル酸環を有する新規なエステル化合物及びその製造方法 - Google Patents

イソシアヌル酸環を有する新規なエステル化合物及びその製造方法

Info

Publication number
JP2001039956A
JP2001039956A JP11211068A JP21106899A JP2001039956A JP 2001039956 A JP2001039956 A JP 2001039956A JP 11211068 A JP11211068 A JP 11211068A JP 21106899 A JP21106899 A JP 21106899A JP 2001039956 A JP2001039956 A JP 2001039956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isocyanurate
formula
reaction
ester compound
carboxyethyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11211068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3715840B2 (ja
Inventor
Yukihiro Sakamoto
幸宏 坂本
Junji Nakagi
潤二 中木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Chemicals Corp
Original Assignee
Shikoku Chemicals Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku Chemicals Corp filed Critical Shikoku Chemicals Corp
Priority to JP21106899A priority Critical patent/JP3715840B2/ja
Publication of JP2001039956A publication Critical patent/JP2001039956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3715840B2 publication Critical patent/JP3715840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 常温において液状で取り扱いやすく、熱エネ
ルギーまたは紫外線、電子線などの放射線エネルギーに
より重合させることができ、硬化物の物性が優れたイソ
シアヌル酸環を有する新規なエステル化合物及びその製
造方法を提供する。 【解決手段】 1,3,5−トリス(2−カルボキシエ
チル)イソシアヌレートと塩化チオニルを反応させて得
られる1,3,5−トリス(2−クロロホルミルエチ
ル)イソシアヌレートと、2−ヒドロキシエチルアクリ
レートまたは2−ヒドロキシエチルメタクリレートを反
応させてエステル化することにより、下記一般式で表さ
れるイソシアヌル酸環を有する新規なエステル化合物が
得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イソシアヌル酸環
を有する新規なエステル化合物及びその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、樹脂の高機能化が要求されてお
り、特に硬化物の表面硬度あるいは耐熱性、耐候性の向
上、また硬化時間を短くするために紫外線もしくは電子
線硬化性の付与等が求められている。
【0003】このため樹脂の改質剤が種々検討されてお
り、前記の特性を併せ持つ化合物として、化4の一般式
で表されるトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
レートのトリアクリル酸エステル及びトリメタクリル酸
エステルが従来から知られている(特公昭46−160
91号公報)。
【0004】
【化4】
【0005】しかしながら、化4の一般式で表されるイ
ソシアヌル酸環を有する化合物は、優れた紫外線硬化性
を有しているが、常温で固体であるため取り扱いが極め
て難しいものであり、またその重合物は耐熱性に優れた
硬化物であるが、極めて脆いために僅かの衝撃や変形に
よってヒビが入ったり割れたりする難点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、常温におい
て取り扱いやすい液状を呈するものであり、熱エネルギ
ーまたは紫外線、電子線などの放射線エネルギーにより
重合させることができ、且つ硬化物としての物性が優れ
たイソシアヌル酸環を有する新規なエステル化合物及び
その製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、この課題
を解決するために数多くの試験を重ねた結果、1,3,
5−トリス(2−カルボキシエチル)イソシアヌレート
と2−ヒドロキシエチルアクリレートまたは2−ヒドロ
キシエチルメタクリレートを反応させてエステル化する
ことにより、化5の一般式で表される常温で液状のイソ
シアヌル酸環を有する新規なエステル化合物が得られる
ことを見い出した。
【0008】
【化5】
【0009】また、1,3−ビス(2−カルボキシエチ
ル)イソシアヌレートと2−ヒドロキシエチルアクリレ
ートまたは2−ヒドロキシエチルメタクリレートを反応
させてエステル化することにより、化6の一般式で表さ
れる常温で液状のイソシアヌル酸環を有する新規なエス
テル化合物が得られることを知見し、この発明を完成す
るに至った。
【0010】
【化6】
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の化5および化6の一般式
で表される新規なエステル化合物は、1,3,5−ト
リス(2−カルボキシエチル)イソシアヌレートまたは
1,3−ビス(2−カルボキシエチル)イソシアヌレー
トと2−ヒドロキシエチルメタクリレートまたは2−ヒ
ドロキシアクリレートとの脱水反応、または上記のカ
ルボン酸類の酸ハロゲン化物と2−ヒドロキシエチルメ
タクリレートまたは2−ヒドロキシアクリレートとの脱
ハロゲン化水素反応によって製造することができる。し
かしながら、これらの処理においては副反応であるゲル
化を抑えるために、反応温度をできるだけ低くすべきで
あり、前記の脱水反応に比べて反応温度を下げること
ができる、前記の脱ハロゲン化水素反応による製造方
法が好ましい。以下、本発明方法におけるエステル化反
応を説明する。この方法は下記のA工程およびB工程の
2工程から構成される。
【0012】A工程:1,3,5−トリス(2−カルボ
キシエチル)イソシアヌレートまたは1,3−ビス(2
−カルボキシエチル)イソシアヌレートを塩化チオニル
と反応させて、化7の一般式で表されるクロロホルミル
化合物を製造する工程。
【0013】
【化7】
【0014】B工程:化7の一般式で表されるクロロホ
ルミル化合物と2−ヒドロキシエチルアクリレートまた
は2−ヒドロキシエチルメタクリレートとを反応させる
工程。
【0015】化5の一般式で表される化合物を製造する
場合、A工程の反応は、1,3,5−トリス(2−カル
ボキシエチル)イソシアヌレート1モルに対して、塩化
チオニルを3〜5モル用い、N,N−ジメチルホルムア
ミド等の溶媒中で、60℃以下の反応温度、1〜2時間
の反応時間で行うことができる。反応終了後、反応液を
冷却し析出した結晶を濾取して、クロロホルム等の不活
性溶媒で洗浄し乾燥することにより、1,3,5−トリ
ス(2−クロロホルミルエチル)イソシアヌレートを得
ることができる。
【0016】続いてB工程の反応は、A工程で得られた
1,3,5−トリス(2−クロロホルミルエチル)イソ
シアヌレート1モルに対して、2−ヒドロキシエチルア
クリレートまたは2−ヒドロキシエチルメタクリレート
を3〜5モル用い、ピリジン等の塩基性化合物を3モル
加え、クロロホルム等の不活性溶媒中で、60〜70℃
の温度で1〜5時間の反応時間で行うことができる。反
応終了後、反応液を冷却してアルカリ水溶液で洗浄し、
水で洗浄したのち水層を分離して残存する溶媒を減圧下
で留去することにより、化5の一般式で表される新規な
エステル化合物を得ることができる。
【0017】化6の一般式で表される化合物を製造する
場合、A工程の反応は、1,3−ビス(2−カルボキシ
エチル)イソシアヌレート1モルに対して、塩化チオニ
ルを25〜30モル用い、N,N−ジメチルホルムアミ
ドを触媒量添加し、70〜80℃の温度、5〜15時間
好ましくは10〜15時間の反応時間で行うことができ
る。反応終了後、反応液を冷却し析出した結晶を濾取し
て、クロロホルム等の不活性溶媒で洗浄し乾燥すること
により、1,3−ビス(2−クロロホルミルエチル)イ
ソシアヌレートを得ることができる。
【0018】続いてB工程の反応は、A工程で得られた
1,3−ビス(2−クロロホルミルエチル)イソシアヌ
レート1モルに対して、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ートまたは2−ヒドロキシエチルメタクリレートを2〜
5モル用い、ピリジン等の塩基性化合物を2モル加え、
クロロホルム等の不活性溶媒中で、60〜70℃の温度
で1〜5時間の反応時間で行うことができる。反応終了
後、反応液を冷却してアルカリ水溶液で洗浄し、水で洗
浄したのち水層を分離して残存する溶媒を減圧下で留去
することにより、化6の一般式で表される新規なエステ
ル化合物を得ることができる。
【0019】このようにして得られた化5および化6の
一般式で表されるイソシアヌル酸環を有する新規なエス
テル化合物は、常温で液状であり、従来から知られてい
る固体のトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレ
ートのトリアクリル酸エステルまたはトリメタクリル酸
エステルと比較して、取り扱いがはるかに容易である。
【0020】また、本発明により得られる新規なエステ
ル化合物は、熱エネルギーまたは紫外線、電子線などの
放射線エネルギーにより重合させることができる。熱重
合開始剤としては、例えばケトンパーオキシド、ハイド
ロパーオキシド、ジアルキルパーオキシド、ジアシルパ
ーオキシド、パーオキシエステルに属する有機パーオキ
シドおよびアゾビスイソブチロニトリル等が挙げられ
る。光重合開始剤としては、例えばベンゾイン、ベンゾ
イン低級アルキル(C〜C)エステル等のベンゾイ
ン化合物、ベンジル、ジアセチル、メチルアントラキノ
ン、ベンゾフェノン、アセトフェノンなどのカルボニル
化合物、ジフェニルジスルフィド、ジチオカーバメート
等の硫黄化合物、チオキサントン類、アントラセン、塩
化鉄等の金属塩が挙げられる。
【0021】本発明により得られる新規なエステル化合
物は、接着剤、熱硬化性塗料、光硬化性塗料、光硬化性
樹脂、成型材などの改質剤および架橋剤成分として有用
である。
【0022】
【実施例】以下に実施例によって、本発明を具体的に説
明する。
【0023】[実施例1]攪拌機、温度計および冷却管
を備えたフラスコに、N,N−ジメチルホルムアミド1
40mlを仕込み、1,3,5−トリス(2−カルボキ
シエチル)イソシアヌレート(以下TCEICという)
55.24g(0.160モル)を加え、室温で攪拌し
ながら溶解させた。次いで、攪拌下塩化チオニル40.
6ml(0.528モル)を1時間で滴下した。この間
液温は26℃から58℃まで上昇し、滴下途中で白色結
晶が析出し始め、滴下終了時には反応液がスラリー状に
なった。滴下終了後、さらに室温で1時間攪拌を続け、
その後冷却し析出した結晶を濾取し、クロロホルム50
mlで洗浄してエバポレータで乾燥することにより、
1,3,5−トリス(2−クロロホルミルエチル)イソ
シアヌレート59.87gを得た。原料であるTCEI
Cに対する収率は93.4%であった。得られた化合物
のスペクトルデータは以下のとおりであった。 IR(KBr)/ν(cm-1) 1815、1796(C=O伸縮) 1462(イソシアヌル酸環)
【0024】攪拌機、温度計および冷却管を備えたフラ
スコに、クロロホルム70ml、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート17ml(0.133モル)及びピリジ
ン10ml(0.122モル)を仕込み、攪拌して均一
な溶液にした。この溶液に攪拌下、前記1,3,5−ト
リス(2−クロロホルミルエチル)イソシアヌレート1
6.06g(0.040モル)を15分間で添加した。
この間液温は30℃から45℃まで上昇し、添加終了後
しばらくすると反応液は無色透明になった。その後、さ
らに65℃で1時間反応させた。反応終了後、反応液を
冷却し、飽和食塩水、次いで1N水酸化ナトリウム水溶
液で洗浄し、再び飽和食塩水で洗浄し、水層を分離して
未反応の1,3,5−トリス(2−クロロホルミルエチ
ル)イソシアヌレートおよびピリジンを除去した後、減
圧下でクロロホルムおよび未反応の2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレートを留去して、1,3,5−トリス〔2
−(2−メタアクリロイルエトキシ)カルボニルエチ
ル〕イソシアヌレート19.46gを得た。原料である
1,3,5−トリス(2−クロロホルミルエチル)イソ
シアヌレートに対する収率は71.4%であった。得ら
れた化合物のスペクトルデータを測定し表1に示した。
【0025】
【表1】
【0026】[実施例2]攪拌機、温度計および冷却管
を備えたフラスコに、1,3−ビス(2−カルボキシエ
チル)イソシアヌレート(以下BCEICという)5
0.80g(0.183モル)、塩化チオニル400m
l(5.21モル)およびN,N−ジメチルホルムアミ
ド8滴を仕込み、75℃で13時間反応させた。この間
反応液は、スラリー状態から透明溶液へ変化した。反応
終了後、反応液を冷却して析出した結晶を濾取し、クロ
ロホルム50mlで洗浄してエバポレータで乾燥するこ
とにより、1,3−ビス(2−クロロホルミルエチル)
イソシアヌレート52.10gを得た。原料BCEIC
に対する収率は91.6%であった。得られた化合物の
スペクトルデータは以下のとおりであった。 IR(KBr)/ν(cm-1) 3239(N=H伸縮) 1818、1795(C=O伸縮) 1464(イソシアヌル酸環)
【0027】攪拌機、温度計および冷却管を備えたフラ
スコに、クロロホルム50ml、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート20.5ml(0.160モル)とピリ
ジン6.5ml(0.080モル)を仕込み、攪拌して
均一な溶液にした。この溶液に攪拌下、前記1,3−ビ
ス(2−クロロホルミルエチル)イソシアヌレート1
2.41g(0.040モル)を15分間で添加した。
この間液温は25℃から49℃まで上昇し、添加終了後
しばらくすると反応液は無色透明になった。その後、さ
らに65℃で4時間反応させた。反応終了後、反応液を
冷却し、飽和食塩水、次いで1N水酸化ナトリウム水溶
液で洗浄し、再び飽和食塩水で洗浄し、水層を分離して
未反応の1,3−ビス(2−クロロホルミルエチル)イ
ソシアヌレートおよびピリジンを除去した後、減圧下で
クロロホルムおよび未反応の2−ヒドロキシエチルメタ
クリレートを留去して、1,3−ビス〔2−(2−メタ
アクリロイルエトキシ)カルボニルエチル〕イソシアヌ
レート17.79gを得た。原料である1,3−ビス
(2−クロロホルミルエチル)イソシアヌレートに対す
る収率は89.4%であった。得られた化合物のスペク
トルデータを測定し表2に示した。
【0028】
【表2】
【0029】[実施例3]実施例1で得られたエステル
化合物である1,3,5−トリス〔2−(2−メタアク
リロイルエトキシ)カルボニルエチル〕イソシアヌレー
ト100重量部に2,2'−アゾビスイソブチロニトリ
ル1重量部を添加し、混合溶解させた。その配合物を厚
さ25μmになるようにフィルムアプリケーターで鋼板
に塗布し、真空乾燥機を用いて70℃/30分の条件で
硬化させた。得られた硬化物の外観、鉛筆硬度を評価
し、屈曲試験を行った。これらの試験結果は表3に表し
たとおりであった。なお、これらの試験方法は下記に示
した測定法に従った。 (試験方法) 硬化物の外観:目視判定 鉛筆硬度:JIS K−5400〔測定温度25℃〕 屈曲試験:JIS K−5400〔心棒の直径10m
m、測定温度25℃〕
【0030】[実施例4]実施例3において使用した
1,3,5−トリス〔2−(2−メタアクリロイルエト
キシ)カルボニルエチル〕イソシアヌレートの代わり
に、実施例2得られたエステル化合物である1,3−ビ
ス〔2−(2−メタアクリロイルエトキシ)カルボニル
エチル〕イソシアヌレートを用いた以外は、実施例3と
同様にして評価試験を行った。これらの試験結果は表3
に表したとおりであった。
【0031】[比較例1]実施例3において使用した
1,3,5−トリス〔2−(2−メタアクリロイルエト
キシ)カルボニルエチル〕イソシアヌレートの代わり
に、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート
のトリアクリル酸エステルを用いた以外は、実施例3と
同様にして評価試験を行った。これらの試験結果は表3
に表したとおりであった。
【0032】
【表3】
【0033】本発明の新規なエステル化合物は常温で液
状であるために取り扱いやすく、また表3の試験結果よ
り、その硬化物は外観が無色透明で、高い表面硬度およ
び優れた耐屈曲性を併せ持つ材料であると認められる。
【0034】
【発明の効果】本発明により得られるイソシアヌル酸環
を有する新規なエステル化合物は、常温で液状であるた
め取り扱いやすく、また熱エネルギーまたは紫外線、電
子線などの放射線エネルギーにより重合させることがで
きるので、接着剤、熱硬化性塗料、光硬化性塗料、光硬
化性樹脂、成型材などの改質剤および架橋剤成分として
有用である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記化1の一般式で表されるイソシアヌ
    ル酸環を有する新規なエステル化合物。 【化1】
  2. 【請求項2】 1,3,5−トリス(2−カルボキシエ
    チル)イソシアヌレートと2−ヒドロキシエチルアクリ
    レートまたは2−ヒドロキシエチルメタクリレートとを
    反応させてエステル化することを特徴とする下記化2の
    一般式で表される新規なエステル化合物の製造方法。 【化2】
  3. 【請求項3】 1,3−ビス(2−カルボキシエチル)
    イソシアヌレートと2−ヒドロキシエチルアクリレート
    または2−ヒドロキシエチルメタクリレートとを反応さ
    せてエステル化することを特徴とする下記化3の一般式
    で表される新規なエステル化合物の製造方法。 【化3】
JP21106899A 1999-07-26 1999-07-26 イソシアヌル酸環を有する新規なエステル化合物及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3715840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21106899A JP3715840B2 (ja) 1999-07-26 1999-07-26 イソシアヌル酸環を有する新規なエステル化合物及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21106899A JP3715840B2 (ja) 1999-07-26 1999-07-26 イソシアヌル酸環を有する新規なエステル化合物及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001039956A true JP2001039956A (ja) 2001-02-13
JP3715840B2 JP3715840B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=16599884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21106899A Expired - Fee Related JP3715840B2 (ja) 1999-07-26 1999-07-26 イソシアヌル酸環を有する新規なエステル化合物及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3715840B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100949630B1 (ko) * 2007-07-06 2010-03-26 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 액정 실링제, 및 이것에 이용되는 (메트)아크릴산에스터화합물 및 그 제조 방법
WO2011126647A3 (en) * 2010-03-31 2012-01-05 3M Innovative Properties Company Polymerizable isocyanurate monomers and dental compositions
US9012531B2 (en) 2011-02-15 2015-04-21 3M Innovative Properties Company Dental compositions comprising mixture of isocyanurate monomer and tricyclodecane monomer
US9050252B2 (en) 2010-05-25 2015-06-09 3M Innovative Properties Company Method of surface treating inorganic oxide particles, hardenable dental compositions, surface treated particles, and surface treatment compounds

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100949630B1 (ko) * 2007-07-06 2010-03-26 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 액정 실링제, 및 이것에 이용되는 (메트)아크릴산에스터화합물 및 그 제조 방법
KR101343205B1 (ko) 2007-07-06 2013-12-20 미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤 액정 실링제, 및 이것에 이용되는 (메트)아크릴산에스터 화합물 및 그 제조 방법
WO2011126647A3 (en) * 2010-03-31 2012-01-05 3M Innovative Properties Company Polymerizable isocyanurate monomers and dental compositions
US9237990B2 (en) 2010-03-31 2016-01-19 3M Innovative Properties Company Polymerizable isocyanurate monomers and dental compositions
US9050252B2 (en) 2010-05-25 2015-06-09 3M Innovative Properties Company Method of surface treating inorganic oxide particles, hardenable dental compositions, surface treated particles, and surface treatment compounds
US9012531B2 (en) 2011-02-15 2015-04-21 3M Innovative Properties Company Dental compositions comprising mixture of isocyanurate monomer and tricyclodecane monomer

Also Published As

Publication number Publication date
JP3715840B2 (ja) 2005-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20190027868A (ko) 하이브리드 감광성 수지 및 그 제조방법
JPH10182556A (ja) 化合物及びそれから液晶ポリマーを製造する方法及びその使用
CN113248636B (zh) 一种硫杂蒽酮可见光引发剂及制备方法和应用
JP3715840B2 (ja) イソシアヌル酸環を有する新規なエステル化合物及びその製造方法
JP5578512B2 (ja) 新規(メタ)アクリレート化合物及びその製造方法
JPH0748394A (ja) (メタ)アクリル酸エステル、その製造方法、それを用いた硬化性樹脂組成物およびその硬化物
KR102396554B1 (ko) 라디칼계 메카노크로믹 단량체 및 이를 이용한 자가보고 고분자
JP2019119715A (ja) 多官能(メタ)アクリレート及びネットワークポリマーの製造方法。
JP2008001636A (ja) 1,4−ジヒドロ−アントラセン誘導体およびその製造方法
CN113527138A (zh) 一种用于制备光致变色材料的对氟苯偶酰型肟酯类光引发剂及其制备方法与应用
EP1716124B1 (en) Maleimide resin with cyanurate core
KR102638758B1 (ko) 산화 그래핀 함유 도료 조성물 및 이를 이용한 산화 그래핀 함유 방수 및 방식막 형성 피막 접착공법
JPS6264807A (ja) 高重合度ポリビニルアルコ−ルの製造法
KR102482978B1 (ko) 콘크리트 및 철재 구조물의 방수와 방식 막을 형성하는 도료 조성물 및 이를 이용한 피막접착공법
JP4042197B2 (ja) アクリル単量体、その重合体及び架橋性組成物
JPH06321863A (ja) 新規な(メタ)アクリレートおよびその製造法
JP4643295B2 (ja) 1つのオキセタニル基及び2つのカルボキシル基を有する化合物、重合物、放射線硬化性化合物、並びに、硬化物
WO2019151360A1 (ja) リオトロピック液晶材料、リオトロピック液晶フィルム及びその製造方法、センサー、並びに、光学素子
JPH02193962A (ja) 4―4′―ビス(メタクリロイルチオ)ジフェニルスルフィドの製造方法
KR20230008648A (ko) 철재 구조물 부식 방지와 콘크리트 구조물의 방수, 방식 및 내구성 증진을 위한 도료 조성물 및 이를 이용한 피막 접착공법
JP3981602B2 (ja) ラジカル重合性含硫黄アダマンタン化合物および硬化体
CN115583931A (zh) 醚官能化香豆素肟酯类化合物及其制备和应用
JPH0511124B2 (ja)
JPH02193945A (ja) トリ(メタ)アクリレート、その製法およびそれを用いた組成物
JPH0347257B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080902

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120902

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130902

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130902

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees