JP2001037850A - マイクロ波攪拌装置 - Google Patents

マイクロ波攪拌装置

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JP2001037850A
JP2001037850A JP11214781A JP21478199A JP2001037850A JP 2001037850 A JP2001037850 A JP 2001037850A JP 11214781 A JP11214781 A JP 11214781A JP 21478199 A JP21478199 A JP 21478199A JP 2001037850 A JP2001037850 A JP 2001037850A
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sterilization tank
rotating body
irradiation
steam
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JP11214781A
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English (en)
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Yasutoshi Senoo
泰利 妹尾
Hideo Furukawa
英夫 古川
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Miura Institute of Research and Development Co Ltd
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Miura Co Ltd
Miura Institute of Research and Development Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロ波を攪拌する回転体を滅菌槽等の容
器を貫通させないで設ける構造とするとともに、電動モ
ータのような特別な駆動手段を設けない構造とする。 【解決手段】 滅菌槽1等の容器内にマイクロ波を攪拌
する回転体21を設け、この回転体21の攪拌羽根23
にマイクロ波の照射を受けて発熱する抵抗体24を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、滅菌装置や乾燥
装置等に用いられるマイクロ波攪拌装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】蒸気滅菌装置は、滅菌槽内に被滅菌物を
収容した後、蒸気を供給し、蒸気の保有する熱により滅
菌処理を行うようになっている。この滅菌処理は、通
常、予熱,排気,給蒸,滅菌および乾燥の各工程からな
っている。まず、前記滅菌槽の外側に設けた蒸気ジャケ
ット内へ蒸気を供給して、前記滅菌槽を予熱する予熱工
程が行われる。つぎに、前記滅菌槽内の空気を排出する
排気工程が行われ、続いて、前記滅菌槽内へ所定圧力ま
で蒸気を供給する給蒸工程が行われる。そして、前記滅
菌槽内の蒸気圧力を前記所定圧力に所定時間維持して被
滅菌物の滅菌を行う滅菌工程が行われる。さらに、前記
滅菌槽内の蒸気を排出し清浄空気を供給する乾燥工程が
行われる。
【0003】前記乾燥工程では、乾燥を短時間でかつ完
全に行う必要があり、乾燥を促進するためにマイクロ波
を被滅菌物に照射するようにしたものがある。マイクロ
波を照射すると、被滅菌物および被滅菌物の収納容器に
付着した水滴の蒸発が促進され、短時間で乾燥すること
ができる。前記滅菌槽には、マイクロ波が各被滅菌物に
ほぼ均等に照射されるように、マイクロ波を攪拌する回
転体が設けられている。この回転体の回転軸は、前記滅
菌槽の側壁を貫通して設けられ、その端部は駆動用の電
動モータに連結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記回転軸の貫通部
は、マイクロ波の漏洩,蒸気の漏れ,外気の流入等がな
いようにシールする必要がある。そのためには、高価で
複雑なシール構造が必要になる。また、前記回転体の駆
動手段として前記電動モータが設けられているので、そ
の分製造コストが高くなる。この発明は、前記回転体を
前記滅菌槽等の容器を貫通させないで設ける構造とする
とともに、前記電動モータのような特別な駆動手段を設
けない構造とすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題に
鑑みてなされたもので、請求項1に記載の発明は、滅菌
槽等の容器内にマイクロ波を攪拌する回転体を設け、こ
の回転体の攪拌羽根にマイクロ波の照射を受けて発熱す
る抵抗体を設けたことを特徴としている。
【0006】そして、請求項2に記載の発明は、滅菌槽
等の容器内にマイクロ波を攪拌する回転体を設け、前記
容器内に設けた駆動用羽根車の羽根にマイクロ波の照射
を受けて発熱する抵抗体を設け、前記駆動用羽根車と前
記回転体とを駆動力伝達手段で接続したことを特徴とし
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。滅菌槽等の容器にマイクロ波照射手段
が設けられ、前記容器内にマイクロ波を攪拌する回転体
が設けられている。この回転体は、複数枚の攪拌羽根を
備え、前記容器の内壁に回転自在に設けられている。前
記各攪拌羽根には、マイクロ波の照射を受けて発熱する
抵抗体がそれぞれ設けられている。前記攪拌羽根は、マ
イクロ波を反射,攪拌する金属製のもので、たとえばス
テンレス鋼により形成されている。また、前記抵抗体と
しては、たとえばニッケルクロム合金が用いられる。前
記抵抗体は、前記攪拌羽根における前記マイクロ波照射
手段側の面に部分的に設けられ、たとえば、前記攪拌羽
根における回転方向の下流側端部(後縁部)に設けられ
る。
【0008】前記構成において、マイクロ波が照射され
ると、それを受けて前記抵抗体が発熱し、前記抵抗体の
周囲の気体が加熱される。加熱された気体は、その体積
が膨張し、この体積膨張の力を前記攪拌羽根が受けて、
前記回転体が回転する。そうすると、前記マイクロ波照
射手段から照射されるマイクロ波が、前記攪拌羽根で反
射,攪拌されて、前記容器内全体にほぼ均等に照射され
る。
【0009】前記構成によれば、前記回転体を前記容器
を貫通させないで設けることができる。貫通部がないの
でシール構造を不要とすることができ、マイクロ波の漏
洩,前記容器内の気体の漏れ,外気の流入等が確実に防
止される。また、前記構成によれば、電動モータのよう
な特別な駆動手段を設けない構造とすることができ、製
造コストを低減することができるとともに、故障の少な
い構造とすることができる。
【0010】前記構成では、前記抵抗体を前記攪拌羽根
に設けるようにしているが、駆動用羽根車を別に設け、
この駆動用羽根車の羽根に前記抵抗体を設けた構成とす
ることもできる。前記駆動用羽根車と前記回転体とは、
駆動力伝達手段で接続されている。前記駆動用羽根車の
羽根に設けられた前記抵抗体が、マイクロ波の照射を受
けて発熱し、前記抵抗体の周囲の気体が加熱される。加
熱された気体はその体積が膨張し、この体積膨張の力を
受けて前記駆動用羽根車が回転し、その回転力が前記駆
動力伝達手段を介して前記回転体に伝えられ、前記回転
体が回転する。前記駆動力伝達手段は、ベルトおよびプ
ーリからなるもの,複数の歯車を組み合わせたもの,チ
ェーンおよびスプロケットからなるもの等が用いられ
る。
【0011】この発明は、蒸気滅菌装置に適用すること
ができ、蒸気滅菌装置の乾燥工程において、乾燥促進の
ために照射されるマイクロ波の攪拌に用いられる。ま
た、この発明は、マイクロ波で被滅菌物を滅菌するマイ
クロ波滅菌装置や、マイクロ波で被乾燥物を乾燥する乾
燥装置にも適用することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明を蒸気滅菌装置に適用した実
施例について、図面に基づいて説明する。図1,図2お
よび図3は、この発明の第一実施例を示すものである。
さて、容器としての滅菌槽1は、前面に開口部2を備
え、この開口部2を密閉するように扉3が設けられてい
る。前記開口部2の周囲には、パッキン4が、前記扉3
の背面部に当接するように設けられている。前記滅菌槽
1の外壁には蒸気が流通する加熱管5が設けられ、前記
滅菌槽1を外側から加熱するようになっている。
【0013】前記滅菌槽1に蒸気供給管6が接続され、
前記滅菌槽1内へ加熱滅菌用の蒸気が供給されるように
なっている。前記蒸気供給管6には蒸気供給弁7が設け
られており、この蒸気供給弁7の開閉を制御することに
より、前記滅菌槽1内への蒸気の供給が制御される。
【0014】前記滅菌槽1に空気供給管8が接続され、
この空気供給管8を通して清浄空気が減圧された前記滅
菌槽1内へ供給され、前記滅菌槽1内が大気圧まで復圧
されるようになっている。前記空気供給管8には、上流
側から順に無菌フィルタ9および空気供給弁10が設け
られている。
【0015】前記滅菌槽1に真空引き管11が接続さ
れ、前記滅菌槽1内が減圧されるようになっている。前
記真空引き管11には、上流側から順に第一排気弁12
および真空ポンプ13が設けられている。また、排気管
14が、前記真空引き管11における前記第一排気弁1
2の上流位置から分岐して設けられ、その下流端が前記
真空引き管11における前記真空ポンプ13の下流位置
に接続されている。前記排気管14は、前記滅菌槽1内
の蒸気を排出する作用をなす。前記排気管14には、第
二排気弁15が設けられている。
【0016】前記滅菌槽1の後部壁の外側に、マイクロ
波照射手段16が設けられている。このマイクロ波照射
手段16は、マイクロ波発振器17,導波管18および
透過部材19を備えている。前記マイクロ波発振器17
は、前記導波管18を介して、前記滅菌槽1の後部壁に
設けられた照射口20に接続されている。前記透過部材
19は、耐熱ガラス等からなりマイクロ波を透過させる
ようになっており、また、前記照射口20からの気体の
流出,流入を防止するために、前記照射口20を密閉し
ている。
【0017】前記滅菌槽1の後部壁の内側に、マイクロ
波を攪拌する回転体21が設けられている。この回転体
21は、前記滅菌槽1の後部壁の内側に固定された軸2
2に回転自在に設けられ、複数枚(この第一実施例で
は、8枚の場合を図示している。図1では一部が省略さ
れている。)の攪拌羽根23,23,…を備えている。
これらの各攪拌羽根23は、回転時に、前記照射口20
の前方を通過するように配置されている。前記各攪拌羽
根23は、マイクロ波を反射する金属(たとえば、ステ
ンレス鋼)からなり、前記照射口20の前方を通過する
際、前記照射口20からのマイクロ波を反射して攪拌す
る。また、前記照射口20は、前記攪拌羽根23がほぼ
水平状態にある位置で対面するように配置されている
(図2参照)。
【0018】前記各攪拌羽根23における前記照射口2
0側の面には、その回転方向の下流側端部(後縁部)
に、抵抗体24がそれぞれ設けられている。これらの各
抵抗体24は、たとえばニッケルクロム合金からなり、
マイクロ波の照射を受けて発熱するようになっている。
前記各攪拌羽根23は、所定角度(たとえば、45°)
傾斜して取り付けられており、その回転方向の上流側端
部(前縁部)が、下流側端部(後縁部)より前記照射口
20に近い位置にある(図3参照)。
【0019】前記蒸気供給弁7,前記空気供給弁10,
前記第一排気弁12,前記真空ポンプ13,前記第二排
気弁15および前記マイクロ波発振器17は、信号線2
5により制御器26にそれぞれ接続されている。この制
御器26は、予め設定されたプログラムにしたがい、前
記各機器の作動を制御するようになっている。また、前
記滅菌槽1内には、複数段の棚27が設けられ、この各
棚27に被滅菌物を収納した収納容器28がそれぞれ載
置される。さらに、前記蒸気供給管6,前記空気供給管
8,前記真空引き管11等には、マイクロ波の漏洩を防
止するためにその内部に金網(図示省略)が設けられて
いる。
【0020】ここで、前記第一実施例について、その作
用を説明する。前記蒸気滅菌装置の運転は、予熱,排
気,給蒸,滅菌および乾燥の各工程からなっている。被
滅菌物を収納した前記収納容器28を前記滅菌槽1内に
収容した後、前記扉3を閉じる。まず、前記加熱管5内
に蒸気を供給して、前記滅菌槽1を加温する予熱工程が
行われる。つぎに、前記第一排気弁12を開くとともに
前記真空ポンプ13を作動させて、前記滅菌槽1内の空
気を排出する操作と、前記第一排気弁12を閉じ前記真
空ポンプ13を停止させ、前記蒸気供給弁7を開いて前
記滅菌槽1内へ蒸気を供給する操作とを、交互に数回繰
り返す排気工程が行われる。
【0021】そして、排気工程終了後、給蒸工程へ移
る。前記第一排気弁12を閉じ前記真空ポンプ13を停
止させるとともに、前記蒸気供給弁7を開くことによ
り、前記滅菌槽1内へ加熱滅菌用の蒸気が供給される。
そして、前記滅菌槽1内に蒸気を充満させた状態を所定
時間継続する滅菌工程が行われる。前記滅菌槽1内への
蒸気の供給は、前記滅菌槽1内の温度に基づいて前記蒸
気供給弁7を開閉制御することにより行われる。
【0022】そして、滅菌工程が終了すると、乾燥工程
へ移る。前記蒸気供給弁7を閉じて前記滅菌槽1内への
蒸気の供給を停止し、前記第二排気弁15を開くことに
より、前記滅菌槽1内の蒸気が排出される。そして、前
記第二排気弁15を閉じ、前記第一排気弁12を開くと
ともに前記真空ポンプ13を作動させて前記滅菌槽1内
を減圧する操作と、前記空気供給弁10を開き前記無菌
フィルタ9を通して清浄空気を前記滅菌槽1内へ供給す
る操作とが、交互に数回繰り返して行われる。
【0023】ところで、この乾燥工程においては、前記
マイクロ波照射手段16が作動状態となり、前記照射口
20から前記滅菌槽1内にマイクロ波が照射される。そ
うすると、マイクロ波の照射を受けた前記抵抗体24が
発熱し、前記抵抗体24の周囲の気体(空気)が加熱さ
れる。加熱された気体は、その体積が膨張し(図3参
照)、この体積膨張の力を受けて前記攪拌羽根23が回
転方向へ付勢力を受け、前記回転体21が回転する。前
記各攪拌羽根23が前記照射口20の前方を通過するご
とに、前記加熱作用に基づく前記付勢力を受け、前記回
転体21は連続して回転する。前記回転体21の回転に
より、前記照射口20からのマイクロ波が前記攪拌羽根
23で反射,攪拌される。マイクロ波は、前記滅菌槽1
および前記扉3の内壁でも反射され、前記滅菌槽1内に
ほぼ均等に照射され、前記収納容器28およびその中の
被滅菌物に付着している水滴の蒸発が促進される。前記
滅菌槽1内の圧力が大気圧に戻って乾燥工程が終了した
後、前記扉3を開いて、前記収納容器28を取り出す。
【0024】また、前記乾燥工程においては、前記滅菌
槽1内の気体が排出される減圧操作時は、膨張する気体
がほとんどない真空状態となるので、前記マイクロ波照
射手段16を停止させるようにしてもよい。また、前記
回転体21の慣性力を向上させて、真空状態になっても
前記回転体21が所定時間継続して回転するようにし、
減圧操作時も前記マイクロ波照射手段16を所定時間作
動させることもできる。さらに、清浄空気供給操作と減
圧操作とが同時に行われるようにして、前記滅菌槽1内
に気体が常時存在するようにし、前記マイクロ波照射手
段16を連続作動させるとともに、前記回転体21を連
続して回転させることもできる。
【0025】したがって、前記構成によれば、前記回転
体21を前記滅菌槽1を貫通させないで設けることがで
きるので、貫通部がなく、シール構造を不要とすること
ができる。これにより、マイクロ波の漏洩,蒸気の漏
れ,外気の流入等が確実に防止される。また、前記構成
によれば、前記回転体21がマイクロ波の照射を受けた
前記各抵抗体24の発熱作用により回転するので、電動
モータのような特別な駆動手段が不要になる。したがっ
て、低コストでかつ故障の少ない装置とすることができ
る。
【0026】つぎに、図4および図5に示す第二実施例
について説明する。ここにおいて、前記第一実施例と同
様の構成部材には同一の参照番号を付して、その詳細説
明を省略する。さて、この第二実施例においては、回転
体21に加えて駆動用羽根車29が、滅菌槽1の後部壁
の内側に回転自在に設けられている。この駆動用羽根車
29は、複数枚(この第二実施例では、8枚としてい
る。)の羽根30,30,…を備え、この各羽根30が
ほぼ水平状態にあるときにマイクロ波の照射口20に対
面するように配置されている。前記各羽根30は、断面
がほぼ半円状をしており、その回転方向の下流端が開口
している。前記各羽根30は、たとえばフッ素樹脂等の
マイクロ波を透過する材質で形成され、前記各羽根30
の内壁面全体に、マイクロ波の照射を受けて発熱する抵
抗体24がそれぞれ設けられている。
【0027】そして、前記駆動用羽根車29には第一プ
ーリ31が設けられ、前記回転体21には前記第一プー
リ31より大径の第二プーリ32が設けられ、これらの
第一プーリ31および第二プーリ32がベルト33で連
結されている。この第二実施例においては、前記第一プ
ーリ31,前記第二プーリ32および前記ベルト33に
より駆動力伝達手段が構成されている。
【0028】ここで、前記第二実施例について、その作
用を説明する。前記照射口20から前記滅菌槽1内にマ
イクロ波が照射されると、マイクロ波の照射を受けた前
記抵抗体24が発熱し、前記抵抗体24の周囲の気体
(空気)が加熱される。加熱された気体は、その体積が
膨張し、この体積膨張の力を受けて前記各羽根30が回
転方向へ付勢力を受け、前記駆動用羽根車29が回転す
る。前記各羽根30が前記照射口20の前方を通過する
ごとに、前記加熱作用に基づく前記付勢力を受け、前記
駆動用羽根車29は連続して回転する。前記各羽根30
の断面形状を半円状に形成することにより、前記各羽根
30全体で気体の膨張力を受け、大きな回転力を得るこ
とができる。
【0029】前記駆動用羽根車29の回転が、前記ベル
ト33を介して減速されて前記回転体21に伝えられ、
前記回転体21が回転する。前記回転体21の攪拌羽根
23(この第二実施例では、4枚としている。)が、前
記照射口20からのマイクロ波を反射,攪拌する。前記
駆動用羽根車29の回転を前記回転体21に減速して伝
えることができるので、気体の膨張力が小さい場合でも
前記回転体21を回転させることができるとともに、前
記回転体21の回転数を適切な値に調節することができ
る。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、マイクロ波を攪拌す
るための回転体を滅菌槽等の容器を貫通させないで設け
ることができるので、貫通部がなく、シール構造を不要
とすることができる。したがって、マイクロ波の漏洩,
容器内の気体の漏れ,外気の流入等が確実に防止され
る。また、電動モータのような特別な駆動手段を不要に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例を示す概略的な断面説明
図である。
【図2】図1のII−II線に沿う概略的な断面説明図であ
る。
【図3】図2のIII−III線に沿う概略的な拡大断面説明
図である。
【図4】この発明の第二実施例を示す概略的な断面説明
図である。
【図5】図4のV−V線に沿う概略的な拡大断面説明図
である。
【符号の説明】
1 滅菌槽 21 回転体 23 攪拌羽根 24 抵抗体 29 駆動用羽根車 30 羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K090 AA04 AA12 AB04 AB05 BA09 BA10 BB03 BB05 BB12 BB14 BB16 DA08 EA02 EB16 EB23 FA05 FA07 3L113 AB05 AB07 AC05 AC07 AC24 AC45 AC46 AC54 AC57 AC58 AC67 AC74 AC75 AC77 AC79 AC83 AC90 BA01 DA06 DA13 DA19 4C058 AA01 BB05 BB06 CC05 CC07 EE26 KK04 KK50

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滅菌槽1等の容器内にマイクロ波を攪拌
    する回転体21を設け、この回転体21の攪拌羽根23
    にマイクロ波の照射を受けて発熱する抵抗体24を設け
    たことを特徴とするマイクロ波攪拌装置。
  2. 【請求項2】 滅菌槽1等の容器内にマイクロ波を攪拌
    する回転体21を設け、前記容器内に設けた駆動用羽根
    車29の羽根30にマイクロ波の照射を受けて発熱する
    抵抗体24を設け、前記駆動用羽根車29と前記回転体
    21とを駆動力伝達手段で接続したことを特徴とするマ
    イクロ波攪拌装置。
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