JP2001037618A - 仏壇用免震ユニット - Google Patents
仏壇用免震ユニットInfo
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- JP2001037618A JP2001037618A JP11216163A JP21616399A JP2001037618A JP 2001037618 A JP2001037618 A JP 2001037618A JP 11216163 A JP11216163 A JP 11216163A JP 21616399 A JP21616399 A JP 21616399A JP 2001037618 A JP2001037618 A JP 2001037618A
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- vibration
- seismic isolation
- buddhist altar
- slip sheet
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
等の原因になるのを防ぐ。 【解決手段】 2枚のベニヤ板3、4の間に防震ゴム5
を挟んだ構成の免震部材2をノンスリップシート1の上
に水平になるようにして置き、この上にハカマ8が床A
から少し離れるようにして仏壇を載せて置く。
Description
トに関し、更に詳しくは仏壇の下台の下にセットするこ
とにより、震度6〜7の地震が発生しても、仏壇内の位
牌やローソク立て、仏像等が転倒したり、仏壇から落下
するのを防止する免震ユニットに関するものである。
の家具と同様に大きく揺れ動くことから、仏壇内に収め
られた位牌やローソク立て、あるいは仏像等が転倒した
り仏壇から落下する心配がある。特にローソク立てが転
倒した場合、燈明が着いていると火災の原因となる虞れ
があり、又、位牌や仏像が転倒したり仏壇から落下する
と位牌や仏像を傷つけるばかりでなく、仏壇の細工等に
も傷をつける心配がある。
みて提案されるものであって、地震発生時に仏壇に伝わ
る揺れを可及的に小さくすることによって、仏壇内のも
のが転倒したり、落下するのを防止するのが目的であ
る。
め、請求項1に記載の発明においては、仏壇用免震ユニ
ットにおいて、床に敷いて使用されるノンスリップシー
トと、上下2枚のプレート間に防震ゴムを挟み込んだ構
成から成り、前記ノンスリップシート上に水平に載置し
た後、この上にハカマの下縁が床から少し離れるように
して仏壇を載せて使用される免震部材と、から成ること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の発明において、ノンスリップシート上
に免震部材を載置したときに、この免震部材が水平にな
るようにノンスリップシートと免震部材間に挟み込んで
使用されるオールストップを付属して成ることを特徴と
するものである。
請求項1に記載の発明において、ノンスリップシートを
ゴム材で形成したことを特徴とするものである。
請求項1〜3に記載の発明において、ノンスリップシー
トの上面又は両面又は下面にスベリ止めを施したことを
特徴とするものである。
請求項1〜4に記載の発明において、仏壇の下台のハカ
マ内に免震部材を収めた時に、免震部材とハカマの内面
との間に隙間が発生しないように、ハカマの内側に貼り
付けて使用されるガイド部材を付属して成ることを特徴
とするものである。
請求項5に記載の発明において、ガイド部材の一面に接
着剤層を形成したことを特徴とするものである。
床上において横にズレるのを防止し、この上に載置され
た免震部材は、その防震ゴムの作用で震動を吸収する。
この結果、仏壇には実際の地震時の震動の1/3程度の
震動しか伝わらない。又、免震部材は下台のハカマ内に
収まっていて、然もガイド部材が免震部材とハカマ間の
隙間を埋めているため、横揺れ時、あるいはたて揺れ時
に仏壇(下台)が免震部材上において動いたり、外れる
ことがなく、常に同じ状態でバランスが保たれる。更
に、ハカマの下縁は床から離れているため、床側の震動
と仏壇の震動が干渉し合うことがなく、これで仏壇側の
動きが安定し、これが仏壇側にとって免震上重要な要素
となる。
した本発明の実施例を詳述する。先ず、図1において、
1はゴム製のノンスリップシートであって、このノンス
リップシートは、ある程度のクッション性能とすべり止
め効果を有する。なお、このノンスリップシート1に
は、更にすべり止め効果を狙って、上面又は上下両面又
は下面に任意の溝あるいは凹凸等を施してもよい。2は
2枚のベニヤ板3、4の間であって、四隅に防震ゴム5
を挟んで構成された免震部材である。なお、防震ゴム5
の数、大きさ、高さ等は、対象となる仏壇の重量、大き
さ等を基に選定される。6はノンスリップシート1と免
震部材2の下側のベニヤ板3間に挟んで使用される水平
設定用のオールストップである。但し、このオールスト
ップ6は、床Aに置いたときに、免震部材2の上側のベ
ニヤ板4が既に水平の場合は、勿論のこととして使用し
ない。7は仏壇の下台、8はハカマ、9はハカマ8の内
面に接着剤9aを用いて貼り付けられたガイド部材であ
る。
き、この上に免震部材2を載置し、仏壇の下台7内にセ
ットした状態を示すものであって、ハカマ8の下縁と床
A面との間には高さHの隙間がある。なお、図2におい
て、10は下台7の下面に取り付けられた枠材であっ
て、この枠材10は、下台7に無い場合には新規に取り
付けてもよいし、場合によっては、枠材10無しで免震
ユニットをセットしてもよい。
成から成り、地震が発生した場合に、震動、揺れを吸収
して仏壇側に伝わる震動や揺れを約1/3低減するもの
である。表1は、本発明に係る免震ユニットを用いた場
合と、用いない場合の仏壇の揺れ状況を比較したデータ
である。
トは、これを仏壇にセットして使用することにより、仏
壇内のものは、震度6では大きな揺れが発生しても、横
ズレが発生したり、転倒したりせず、然も震度7におい
ても大きな横ズレは発生しても転倒したり、落下したり
しない。この結果、地震対策上極めて有効である。
態の説明図。
Claims (6)
- 【請求項1】 床に敷いて使用されるノンスリップシー
トと、上下2枚のプレート間に防震ゴムを挟み込んだ構
成から成り、前記ノンスリップシート上に水平に載置し
た後、この上にハカマの下縁が床から少し離れるように
して仏壇を載せて使用される免震部材と、から成る仏壇
用免震ユニット。 - 【請求項2】 ノンスリップシート上に免震部材を載置
したときに、この免震部材が水平になるようにノンスリ
ップシートと免震部材間に挟み込んで使用されるオール
ストップを附属して成る請求項1記載の仏壇用免震ユニ
ット。 - 【請求項3】 ノンスリップシートをゴム材で形成して
成る請求項1記載の仏壇用免震ユニット。 - 【請求項4】 ノンスリップシートの上面又は両面又は
下面にスベリ止めを施して成る請求項1〜3に記載の仏
壇用免震ユニット。 - 【請求項5】 仏壇の下台のハカマ内に免震部材を収め
た時に、免震部材とハカマの内面との間に隙間が発生し
ないように、ハカマの内側に貼り付けて使用されるガイ
ド部材を附属して成る請求項1〜4に記載された仏壇用
免震ユニット。 - 【請求項6】 ガイド部材の一面に接着剤層を形成して
成る請求項5記載の仏壇用免震ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11216163A JP2001037618A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 仏壇用免震ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11216163A JP2001037618A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 仏壇用免震ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001037618A true JP2001037618A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16684289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11216163A Ceased JP2001037618A (ja) | 1999-07-30 | 1999-07-30 | 仏壇用免震ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001037618A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7501892B2 (ja) | 2020-06-03 | 2024-06-18 | 有限会社谷口工芸 | 転倒防止機能付家具 |
-
1999
- 1999-07-30 JP JP11216163A patent/JP2001037618A/ja not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7501892B2 (ja) | 2020-06-03 | 2024-06-18 | 有限会社谷口工芸 | 転倒防止機能付家具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060720 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091001 |
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A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20100225 |