JP2001037412A - 塩漬け梅の天日干し方法 - Google Patents

塩漬け梅の天日干し方法

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JP2001037412A
JP2001037412A JP21362399A JP21362399A JP2001037412A JP 2001037412 A JP2001037412 A JP 2001037412A JP 21362399 A JP21362399 A JP 21362399A JP 21362399 A JP21362399 A JP 21362399A JP 2001037412 A JP2001037412 A JP 2001037412A
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tray
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drying
cloth
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Tadashi Sakamoto
忠士 坂本
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/90Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】塩漬け梅を天日干しする際に、塩漬け梅の表皮
が破れることを防ぐことができる塩漬け梅の天日干し方
法を提供すること。 【解決手段】塩漬け梅Bを天日干しする際に、トレーA
の底面部1よりも一回り大きい寸法に形成された布Cを
トレーAの底面部1全体に敷く。このとき、布Cの余っ
た端部がトレーAの枠壁1bに沿って折り返されて、布
CがトレーAの底面部1及び枠壁1bの内壁面全体を覆
う。そして、この状態でトレーAの底面部1に塩漬け梅
Bを載置して天日干しがなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梅干しを製造する
際の塩漬け梅の天日干し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般的に、梅干しは以下の製造工程
を経て製造される。まず、外見的には表皮が緑色から黄
色に変わる頃に収穫された梅の果実を用意し、この梅の
果実を塩漬けする。
【0003】このとき使用される食塩の添加量は、若も
ぎの梅の果実では、20重量%程度、過熟の梅の果実に
対しては20〜25重量%程度が添加される。前記食塩
は、梅の果実を収容したタンクの全体に平均して溶解す
るようにし、少なくとも1ヶ月浸漬して梅の果実を漬け
上げるようにしている。以下、前記塩漬けされた梅の果
実を塩漬け梅と呼ぶ。
【0004】つぎに、上記塩漬け梅を3〜7日程度天日
で干す。通常、この天日干しは、夏期に日中の強い太陽
光線のもとで天日干しにされ、このとき、表皮に梅干し
特有の皺が形成されたものとなる。そして、天日干しさ
れた塩漬け梅は、色や光沢がよくなり、梅肉の質もしま
り、そのまま袋などの容器に入れて流通販売されたり、
さらに、天日干しされた塩漬け梅を水洗したのち水に1
〜2時間浸漬して塩抜きし、その後、調味液に7〜10
日程度浸漬して調味し、調味梅干しとして販売されたり
する。
【0005】ところで、塩漬け梅は通気孔を有する梅乾
燥用のトレー等の台上に載置され、台上で適宜時間ごと
に天地返し(上下をひっくり返すこと)されることによ
り、太陽光線を塩漬け梅の表皮全体に均一に当てて天日
干しされるようになっている。
【0006】しかしながら、天日干しに際しては、上記
のように梅乾燥用の台の受面に直接載せられて天日干し
されるため、塩漬け梅を天地返しする際に、塩漬け梅の
前記受面と接触する部分、すなわち、塩漬け梅の底部分
の表皮が受面にひっつき、表皮が破れてしまうという問
題を有していた。また、上述した台としてトレーを用い
た場合、塩漬け梅は前記トレー上に載置されるため、ト
レーの枠の部分にも塩漬け梅の外側部がひっつき、上述
した塩漬け梅の底部分だけではなく、塩漬け梅の側面の
表皮も破れてしまうという恐れを有していた。
【0007】そして、上記天日干しは、梅干しの製造に
おいて必要不可欠であり、梅干しの表皮が破れてしまう
と商品価値が下がったり、または、ひどい場合は梅干し
を廃棄せざる得ず、その経済的な損失は計りしれなかっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためになされたものであり、塩漬け梅を天日
干しする際に、塩漬け梅の表皮が破れることを防ぐこと
ができる塩漬け梅の天日干し方法を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の塩漬け梅の天日干し方法は、受面に通気孔
を有する台の上で塩漬け梅を干すにあたり、台と塩漬け
梅との間に布を介在させることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の塩漬け梅の天日干
し方法の1実施の形態を、図1及び図2を用いて説明す
る。
【0011】まず、トレーAを用意する。このトレーA
は、従来から塩漬け梅を天日干しする際に使用されてい
るもので、通気性を考慮して、受面である底面部1に網
目状に通気孔1aが等間隔に設けられ、その底面部1の
周囲に枠壁1bが設けられている。つぎに、図2に示す
ように、上記トレーAの底面部1よりも一回り大きい寸
法に形成された布CをトレーAを覆うように敷く。そし
て、図1に示すように、布Cが敷かれたトレーAの受面
である底面部1に塩漬け梅Bを載置し、適宜時間で天地
返しを繰り返しながら、この状態で3〜7日程度天日干
する。
【0012】ここで、上記トレーAの底面部1に布Cが
敷かれた際に、上述したように布Cの寸法はトレーAの
底面部1の寸法よりも余裕をもった寸法に形成されてい
るため、図1に示すように、布CがトレーAの底面部1
全体に敷かれるとともに、布Cの余った端部がトレーA
の枠壁1bに沿って折り返され、トレーAの底面部1及
び枠壁1bの内壁面全体を覆う。
【0013】なお、上記布Cは、白色の綿100%の生
地で、天竺織りがなされた略長方形状のものが使用さ
れ、その長さ及び幅寸法は上述したように前記トレーA
の底面部1のそれよりも一回り大きい寸法に形成されて
いる。そして、例えば、この布Cとしては、通常のシー
ツ用の生地よりも厚手の魚拓用の綿生地で、蛍光剤等を
含まず、しかも、周囲のかがり糸も蛍光剤を含まないも
のが用いられる。
【0014】以上述べたように、本発明の塩漬け梅の天
日干し方法は、塩漬け梅Bを天日干しする際に、トレー
Aと塩漬け梅Bとの間に布Cを介在させているため、塩
漬け梅Bの底部分がトレーAの底面部1とひっつかず、
塩漬け梅Bを天地返しする際に、塩漬け梅BのトレーA
の底面部1と接触している底部分の表皮が破れることを
防ぐことができる。
【0015】また、上記布Cは、トレーAの枠壁1bに
沿って折り返されて敷かれているため、塩漬け梅Bの側
面部が枠壁1bの内壁面に直に接触することはなく、こ
れにより、前記トレーAに塩漬け梅Bの側面部がひっつ
くことを防止し、天地返しの際に塩漬け梅Bの側面部の
表皮が破れることを防ぐことができる。
【0016】さらにまた、布Cは白色であるため、天日
干しの際に太陽光が布Cに当たって反射しやすく、トレ
ーAに直接塩漬け梅Bを載置して天日干しする場合と比
較して、塩漬け梅B全体に万遍なく太陽光を照射するこ
とができる。そして、この反射光によって、塩漬け梅B
の、通常天地返ししなければ光があたらない部分に光を
あてることができ、塩漬け梅Bをむら無く天日干しする
ことができる。
【0017】また、布Cには、蛍光剤等を含まず、周囲
のかがり糸も蛍光剤を含まないものが用いられているた
め、食品である塩漬け梅Bの下に敷かれた場合に、塩漬
け梅Bの食品衛生上の安全を脅かすこともない。
【0018】また、本発明における布Cは、例えば紙や
アルミホイルよりも通気性がよく、塩漬け梅Bが乾き易
い。また、この布Cを用いることによって、塩漬け梅B
に含まれる水分を素早く吸収することができ、カビ等が
生えなくすることができる。
【0019】本発明の実施の形態は概ね上記の通りであ
るが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものでは
決してなく、特許請求の範囲の記載内において種々に変
更が可能であって、例えば、上記実施形態においては、
台が枠壁1bを備えたトレーAであったが、枠壁のない
板状のものでも構わない。
【0020】また、布Cの形状は、トレーAの底面部1
及び枠壁1bの内壁面を覆うものであれば、どのような
形状でも構わない。
【0021】
【発明の効果】本発明は、受面に通気孔を有する台の上
で塩漬け梅を干すにあたり、台と塩漬け梅との間に布を
介在させるようにしたので、台と塩漬け梅が直接接触す
ることがなくなり、塩漬け梅の表皮が破れることを防ぐ
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の天日干し方法を示す断面図である。
【図2】 本発明の天日干し方法に使用されるトレーA
及び布Cを示す斜視図である。
【符号の説明】
A トレー (台) B 塩漬け梅 C 布 1 底面部 (受面) 1a 通気孔 1b 枠壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受面に通気孔を有する台の上で塩漬け梅を
    干すにあたり、台と塩漬け梅との間に布を介在させるこ
    とを特徴とする塩漬け梅の天日干し方法。
JP21362399A 1999-07-28 1999-07-28 塩漬け梅の天日干し方法 Pending JP2001037412A (ja)

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