JP2001036748A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JP2001036748A
JP2001036748A JP11202186A JP20218699A JP2001036748A JP 2001036748 A JP2001036748 A JP 2001036748A JP 11202186 A JP11202186 A JP 11202186A JP 20218699 A JP20218699 A JP 20218699A JP 2001036748 A JP2001036748 A JP 2001036748A
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Minoru Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平滑化による悪影響を抑えることのできる高
品質の画像処理装置を提供すること。 【解決手段】S702で、CPU123において、入力
した画像データのプリンタ言語がLIPS2言語なのか
を判断する。LIPS2言語以外であった場合には、S
705において平滑化処理後のデータをセレクトし、L
IPS2言語であった場合には、S703において平滑
化処理の設定を調べる。平滑化を行う設定になっていた
場合には、S705において平滑化を行いながら印字
し、処理を終了する。平滑化を行わない設定になってい
た場合には、S704において、平滑化を行わずに画像
データを転送し印字を行い、処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、特に平滑化機能を有する画像処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像処理装置は、入力デ
ジタル画像の曲線における階段状部分を平滑化し、より
滑らかな出力画像を得ようとする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術の場
合には、入力した画像データに対して、一律に平滑化を
行なっている。
【0004】これに対し、この平滑化機能は万能ではな
く、画像に対して悪影響があることがある。電子写真技
術によって紙に印字される際の誤差によって、線幅が太
くなってしまったり、曲線の一部が欠けてしまったりす
る問題が発生する。そして、平滑化のアルゴリズムや印
字する画像の性質により、これらの欠点が露呈する度合
いが異なる。
【0005】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、平滑
化による悪影響を抑えることのできる高品質の画像処理
装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る画像処理装置は、画像データの特徴を判
別する判別手段と、画像中のパターンに対し平滑化処理
を施す平滑化手段と、前記判別手段で判別した平滑化す
べき画像を表す画像データの特徴に基づいて前記平滑化
手段の有効/無効を切替える平滑化制御手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0006】前記判別手段は、画像データがいかなるプ
リンタ言語で表現されているかを判別する手段であり、
前記平滑化制御手段は平滑化すべき画像を表す画像デー
タが所定のプリンタ言語である場合に前記平滑化手段を
無効とすることを特徴とする。
【0007】前記所定のプリンタ言語はLIPS2であ
ることを特徴とする。
【0008】前記判別手段は、画像中の背景領域の割合
を判別する手段であり、前記平滑化制御手段は平滑化す
べき画像中の前記背景領域が所定の割合以下の場合に前
記平滑化手段を無効とすることを特徴とする。
【0009】前記判別手段は、画像中の白画像の割合を
判別する手段であり、前記平滑化制御手段は、前記判別
手段により判別された画像中の白画像の割合が所定の割
合以下の場合に、前記平滑化手段を無効とすることを特
徴とする。
【0010】前記判別手段は、画像データの解像度を判
別する手段であり、前記平滑化制御手段は平滑化すべき
画像を表す画像データが所定の解像度である場合に前記
平滑化手段を無効とすることを特徴とする。
【0011】前記判別手段は、1画素に表現可能な色数
を判別する手段であり、前記平滑化制御手段は、平滑化
すべき画像が指定する色数の画像である場合に前記平滑
化手段を無効とすることを特徴とする。
【0012】前記判別手段は、画像に含まれる文字と図
形の比率を判別する手段であり、前記平滑化制御手段
は、画像に含まれる文字と図形の比率が所定の比率以上
の場合には前記平滑化手段を無効とすることを特徴とす
る。
【0013】前記判別手段は、画像の複雑さを数値化
し、その複雑さを判別する手段であり、前記平滑化制御
手段は、画像の複雑さが所定の値以上の場合に前記平滑
化手段を無効とすることを特徴とする。
【0014】前記判別手段は、画像データが2値画像デ
ータが多値画像データかを判別する手段であり、前記平
滑化制御手段は、平滑化すべき画像が多値画像の場合
に、前記平滑化手段を無効とすることを特徴とする。
【0015】前記判別手段は、画像データがモノカラー
画像データか2原色以上のカラー画像データかを判別す
る手段であり、前記平滑化制御手段は、平滑化すべき画
像が2原色以上のカラー画像の場合に、前記平滑化手段
を無効とすることを特徴とする。
【0016】また、本発明に係る画像処理方法は、画像
データの特徴を判別する判別工程と、画像中のパターン
に対し平滑化処理を施す平滑化工程と、前記判別手段で
判別した平滑化すべき画像を表す画像データの特徴に基
づいて前記平滑化手段の有効/無効を切替える平滑化制
御工程と、を有することを特徴とする。
【0017】本発明に係るコンピュータ可読媒体は、コ
ンピュータが読込み実行することで、画像処理装置とし
て機能するプログラムコードを格納したコンピュータ可
読媒体であって、画像データの特徴を判別する判別手段
と、画像中のパターンに対し平滑化処理を施す平滑化手
段と、前記判別手段で判別した平滑化すべき画像を表す
画像データの特徴に基づいて前記平滑化手段の有効/無
効を切替える平滑化制御手段と、して機能するプログラ
ムコードを格納することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、解像度、数値等は、特に特定的な記載がない限り
は、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のもの
ではない。
【0019】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、画像データがいかなるプリンタ言語で表現さ
れているかを判別し、所定のプリンタ言語で表現されて
いる場合に平滑化処理を無効とする画像処理装置であ
る。
【0020】図1は本発明の第1の実施の形態としての
画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0021】リーダ部1は原稿の画像を読み取り、原稿
画像に応じた画像データをプリンタ部2および画像入出
力制御部3へ出力する。プリンタ部2は、リーダ部1お
よび画像入出力制御部3からの画像データに応じた画像
を記録紙上に記録する。画像入出力制御部3は、リーダ
部1に接続されており、ファクシミリ部4、ファイル部
5、コンピュータインタフェース部7、フォーマッタ部
8、イメージメモリ部9、コア部10などからなる。
【0022】ファクシミリ部4は、電話回線を介して受
信した圧縮画像データを伸長し、この伸長した画像デー
タをコア部10へ転送し、また、コア部10から転送さ
れた画像データを圧縮し、この圧縮した圧縮画像データ
を電話回線を介して送信する。ファクシミリ部4には、
ハードディスク11が接続されており、受信した圧縮画
像データを一時的に保存することができる。
【0023】ファイル部5には、光磁気ディスクドライ
ブユニット6が接続されており、ファイル部5はコア部
10から転送された画像データを圧縮し、その画像デー
タを検索するためのキーワードとともに光磁気ディスク
ドライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記
憶させる。
【0024】また、ファイル部5はコア部10を介して
転送されたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶
されている圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画
像データを読み出して伸長し、伸長された画像データを
コア部10へ転送する。
【0025】コンピュータインタフェース部7は、パー
ソナルコンピュータまたはワークステーション(PC/
WS)12とコア部10の間のインタフェースである。
フォーマッタ部8は、PC/WS12から転送された画
像を表すコードデータをプリンタ部2で記録できる画像
データに展開するものであり、イメージメモリ部9は、
PC/WS11から転送されたデータを一時的に記憶す
るものである。
【0026】コア部10はリーダ部1、ファクシミリ部
4、ファイル部5、コンピュータインタフェイス部7、
フォーマッタ部8、イメージメモリ部9のそれぞれの間
のデータの流れを制御するものである。
【0027】図2はリーダ部1およびプリンタ部2の構
造を示す断面図である。
【0028】プリンタ部2のレーザドライバ221は、
レーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1
から出力された画像データに応したレーザ光をレーザ発
光部201に発光させる。このレーザ光は感光ドラム2
02に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じ
た潜像が形成される。
【0029】この感光ドラム202の潜像の部分には、
現像器203によって現像剤が付着される。そして、レ
ーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット2
04およびカセット205のいずれかから記録紙を給紙
して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付着さ
れた現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙
は定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧力に
より現像剤は記像紙に定着される。
【0030】定着部207を通過した記録紙は、排出ロ
ーラ208によって排出され、ソータ220は排出され
た記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを
行う。ソータ220は、仕分けが設定されていない場合
は最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記録が設定
されている場合は、排出ローラ208のところまで記録
紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方向を逆転さ
せ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。
【0031】多重記録が設定されている場合は、記録紙
を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ20
9によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれ
た記録紙は上述したタイミングで転写部206へ給紙さ
れる。
【0032】図3は、リーダ部1の構成を示すブロック
図である。CCD109から出力された画像データはA
/D・SH部110でアナログ/デジタル変換され、シ
ェーディング補正が行われる。A/D・SH部110に
よって処理された画像データは、画像処理部111を介
してプリンタ部2へ転送されるとともに、インタフェー
ス部113を介して画像入出力制御部3のコア部10へ
転送される。
【0033】CPU114は、操作部115で設定され
た設定内容に応じて画像処理部111およびインタフェ
ース113を制御する。たとえば、操作部115でトリ
ミング処理を行って複写を行う複写モードが設定されて
いる場合は、画像処理部111でトリミング処理を行わ
せてプリンタ部2へ転送させる。
【0034】また、操作部115でファクシミリ送信モ
ードが設定されている場合は、インタフェース113か
ら画像データと設定されたモードに応じた制御コマンド
をコア部10へ転送させる。このようなCPU114の
制御プログラムは、メモリ116に記憶されており、C
PU114は、メモリ116を参照しながら制御を行
う。また、メモリ116は、CPU114の作業領域と
しても使われる。
【0035】図4はコア部10の構成を示すブロック図
である。リーダ部1からの画像データは、データ処理部
121へ転送されるとともに、リーダ部1からの制御コ
マンドは、CPU123へ転送される。データ処理部1
21は、画像の回転処理や変倍処理、平滑化処理などの
画像処理を行うものであり、リーダ部1からデータ処理
部121へ転送された画像データは、リーダ部1から転
送された制御コマンドに応じて、インタフェース120
を介してファクシミリ部4、ファイル部5、コンピュー
タインタフェース部7へ転送される。
【0036】図5は、データ処理部121の内部構造を
示すブロック図である。
【0037】304は、出力を切断可能なバッファであ
り、CPU123が画像信号の転送方向を制御する。3
01は画像回転部、302は画像変倍部であり、303
は画像平滑部である。これら3つの画像処理回路は、C
PU123によってそれぞれが独立して制御されるセレ
クタ305によって、バイパスすることが可能である。
【0038】画像回転部301は、入力された画像を9
0°回転する機能をもつ。たとえば、A4の画像をA4
Rの紙に出力するような場合に使用される。画像変倍部
302は、入力された画像を拡大/縮小したり、画像の
解像度を変換する機能を持つ。画像平滑部303は、入
力された画像の解像度がプリンタ部2のもつ最高解像度
より低い場合に、画像の段差部分を検出し、段差が最小
となるように段差の窪み部分にドットを加えることで、
画像の斜線部分および曲線部分をより滑らかに変換する
機能を持つ。図6は画像平滑処理による画像の変化を示
したものである。平滑処理後の画像は、段差がより細か
くなり、より滑らかな画像となっている。その一方で、
ドットが付加されることにより、黒の領域が増加してい
る。
【0039】図4に戻り、コンピュータインタフェース
部7を介して入力された画像を表すコードデータは、デ
ータ処理部121に転送された後、フォーマッタ部8へ
転送され、中間コードと呼ばれる形式にデータを変換
し、中間コードからビットマップ形式の画像データに展
開され、この画像データはデータ処理部121に転送さ
れた後、ファクシミリ部4やプリンタ部2へ転送され
る。ファクシミリ部4からの画像データは、データ処理
部121へ転送された後、プリンタ部2、ファイル部
5、コンピュータインタフェース部7へ転送される。
【0040】また、ファイル部5からの画像データは、
データ処理部121へ転送された後、プリンタ部2、フ
ァクシミリ部4、コンピュータインタフェース部7へ転
送される。CPU123は、メモリ124に記憶されて
いる制御プログラム、およびリーダ部1から転送された
制御コマンドに従って、このような制御を行う。
【0041】また、メモリ124は、CPU123の作
業領域としても使われる。このように、コア部10を中
心に、原稿画像の読み取り、画像のプリント、画像の送
受信、画像の保存、コンピュータからのデータの入出力
等の機能を複合させた処理を行うことが可能である。
【0042】次に、フォーマッタ部8のデータを出力す
る場合の動作について説明する。
【0043】まず、フォーマッタ部8がイメージメモリ
の記憶手段にデータ格納しないで出力を行う場合、フォ
ーマッタ部8は、1ページ目のデータをビットマップデ
ータに展開し、バスを介してプリンタに転送し印刷を行
う。同様に、最終ページまで上記動作を繰り返す。
【0044】また、フォーマッタ部8がイメージメモリ
部9の記憶手段にデータ格納し出力を行う場合、フォー
マッタ部8は、1ページ目のデータをビットマップデー
タに展開し、バスを介してイメージメモリ部9に転送す
る。この際、出力部数、片/両面印刷等の情報をイメー
ジメモリ部9に通知する。
【0045】イメージメモリ部9は、ジョブごとに指定
されているため、フォーマッタ部8から受信したビット
マップデータを記憶手段に格納する処理のみを行う。同
様に、最終ページまで上記動作を行い、フォーマッタ部
8は、最終ページのデータをビットマップデータに展開
し、バスを介してイメージメモリ部9に転送する際に、
ジョブの最終ページであることを通知する。
【0046】イメージメモリ部9は、フォーマッタ部8
から受信したビットマップデータを記憶手段に格納し、
最終ページであるため、それぞれのページのビットマッ
プデータをプリンタに転送し印刷を行う。
【0047】次に、本実施の形態としての画像処理装置
の動作について説明する。
【0048】画像データがどのようなプリンタ言語で入
力されたかによって、平滑化処理の影響が異なる点に着
目し、本実施の形態では、平滑化処理を行なうと悪影響
がでることが確認されている、LIPS2言語で表現さ
れた画像データに対しては、無条件には平滑化を行なわ
ないよう制御する。
【0049】図7は、本実施の形態としての画像処理装
置における処理の流れを示すフローチャートである。
【0050】S701においてインタフェース120或
いは122を介してファックス等のプリントジョブの受
信或いは、生成した画像(CG等)の入力を行う。S7
02では、CPU123において、入力した画像データ
のプリンタ言語がLIPS2言語なのかを受信データを
解析することで判断する。このLIPS2言語か否かの
情報は、データ処理部121のセレクタ305に入力さ
れ、LIPS2言語以外であった場合には、S705に
おいて平滑化処理後のデータをセレクトし、プリンタ部
2に転送する。LIPS2言語であった場合には、S7
03において平滑化処理の設定を調べる。平滑化を行う
設定になっていた場合には、S705において平滑化を
行いながら印字し、処理を終了する。平滑化を行わない
設定になっていた場合には、S704において、平滑化
を行わずに画像データを転送し印字を行い、処理を終了
する。
【0051】図8は、LIPS2言語の場合の平滑化処
理の有無を設定するPC/WS11の表示画面の例であ
る。801は、LIPS2言語の場合に平滑化を行なう
か否かを設定するチェックボックスである。801を選
択状態にすることで、LIPS2言語で印字する場合に
平滑化を行う。この設定は、再び変更するまで全てのプ
リントジョブに有効である。同様の設定は、操作部11
5においても可能である。
【0052】このように、画像データが表現されるプリ
ンタ言語を判別して平滑化処理の有効/無効を切替える
ので、安定した品質の画像データをプリンタ部2に送る
ことができる。結果として安定した画質の画像出力を得
ることができる。
【0053】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図9及び図10を用いて説明す
る。上記第1の実施の形態では、プリンタ言語を判別し
て平滑化処理の有効/無効を切替えていたが、本実施の
形態では、画像データ中の背景領域である白ドットの割
合を判別し、その割合によって平滑化処理の有効/無効
を自動的に切替えるものである。
【0054】これは、白い領域の少ない画像において
は、平滑化処理の問題が露呈しやすい点に着目したもの
である。
【0055】装置の構成は、上記実施の形態と同様であ
るため、ここでは説明は省略する。
【0056】図9は、本実施の形態としての画像処理装
置における処理の流れを示すフローチャートである。
【0057】S901において、プリントジョブのデー
タを受信し、コードデータから印字される画像であるビ
ットマップデータを生成する。S902において生成し
たビットマップデータの白ドットの割合を算出する。白
ドットの割合が70パーセント以下であった場合には、
S903において、画像平滑を行わずにプリンタ部2に
おいて印字する。白ドットの割合が70パーセント以上
の場合には、S904において、画像平滑を行いながら
印字を行う。
【0058】図10は、平滑化処理の有無を設定するP
C/WS11の表示画面例である。1001、100
2、1003の3つのチェックボックスは、3者択一と
なっており、3つのうちの1つしか有効とならない。1
001は、必ず平滑化を行う場合のチェックボックスで
ある。1002は、必ず平滑化を行わない場合のチェッ
クボックスである。1003は、平滑化の有無を自動的
に判断し印字する場合のチェックボックスである。10
03を選択状態した場合には、前に説明したように、白
ドットの割合によって、平滑化の有無を判断し印字す
る。この設定は、再び変更するまで全てのプリントジョ
ブに有効である。同様の設定は、操作部115において
も可能である。
【0059】(他の実施形態)なお、平滑化処理の有効
/無効の切替えの基準は、上記実施の形態のような、プ
リンタ言語、背景領域の割合に限定されるものではな
く、平滑化処理の悪影響がでると考えられる様々な条件
に応じて切替えることが好適である。
【0060】例えば、画像データの解像度を判別し、平
滑化すべき画像を表す画像データが所定の解像度である
場合に平滑化処理を無効としてもよい。
【0061】また、1画素に表現可能な色数を判別し、
平滑化すべき画像が指定する色数の画像である場合に平
滑化処理を無効としてもよい。
【0062】画像に含まれる文字と図形の比率を判別
し、画像に含まれる文字と図形の比率が所定の比率以上
の場合には平滑化処理を無効としてもよい。
【0063】画像の複雑さを数値化してその複雑さを判
別し、画像の複雑さが所定の値以上の場合に前記平滑化
手段を無効としてもよい。
【0064】画像データが2値画像データが多値画像デ
ータかを判別し、平滑化すべき画像が多値画像の場合
に、平滑化処理を無効としてもよい。
【0065】画像データがモノカラー画像データか2原
色以上のカラー画像データかを判別し、平滑化すべき画
像が2原色以上のカラー画像の場合に、平滑化処理を無
効としてもよい。
【0066】更に、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0067】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0068】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0069】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0070】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0072】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図7又は図9のメモリマップ例に示す各モジ
ュールを記憶媒体に格納することになる。
【0073】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によ
り、平滑化による悪影響を抑えることのできる高品質の
画像処理装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としての画像処理装
置を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態としての画像処理装
置と組み合わされるリーダ部及びプリンタ部の断面図で
ある。
【図3】リーダ部のブロック図である。
【図4】コア部のブロック図である。
【図5】画像処理部のブロック図である。
【図6】画像平滑処理の例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態としての画像処理装
置における処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態としての画像処理装
置において画像平滑の有無を設定する表示画面の例を示
す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態としての画像処理装
置における処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態において画像平滑
の有無を設定する表示画面の例を示す図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データの特徴を判別する判別手段と、 画像中のパターンに対し平滑化処理を施す平滑化手段
    と、 前記判別手段で判別した平滑化すべき画像を表す画像デ
    ータの特徴に基づいて前記平滑化手段の有効/無効を切
    替える平滑化制御手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記判別手段は、画像データがいかなるプ
    リンタ言語で表現されているかを判別する手段であり、 前記平滑化制御手段は平滑化すべき画像を表す画像デー
    タが所定のプリンタ言語である場合に前記平滑化手段を
    無効とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】前記所定のプリンタ言語はLIPS2であ
    ることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記判別手段は、画像中の背景領域の割合
    を判別する手段であり、 前記平滑化制御手段は平滑化すべき画像中の前記背景領
    域が所定の割合以下の場合に前記平滑化手段を無効とす
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記判別手段は、画像中の白画像の割合を
    判別する手段であり、 前記平滑化制御手段は、前記判別手段により判別された
    画像中の白画像の割合が所定の割合以下の場合に、前記
    平滑化手段を無効とすることを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記判別手段は、画像データの解像度を判
    別する手段であり、 前記平滑化制御手段は平滑化すべき画像を表す画像デー
    タが所定の解像度である場合に前記平滑化手段を無効と
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記判別手段は、1画素に表現可能な色数
    を判別する手段であり、 前記平滑化制御手段は、平滑化すべき画像が指定する色
    数の画像である場合に前記平滑化手段を無効とすること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記判別手段は、画像に含まれる文字と図
    形の比率を判別する手段であり、 前記平滑化制御手段は、画像に含まれる文字と図形の比
    率が所定の比率以上の場合には前記平滑化手段を無効と
    することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記判別手段は、画像の複雑さを数値化
    し、その複雑さを判別する手段であり、 前記平滑化制御手段は、画像の複雑さが所定の値以上の
    場合に前記平滑化手段を無効とすることを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】前記判別手段は、画像データが2値画像
    データが多値画像データかを判別する手段であり、 前記平滑化制御手段は、平滑化すべき画像が多値画像の
    場合に、前記平滑化手段を無効とすることを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】前記判別手段は、画像データがモノカラ
    ー画像データか2原色以上のカラー画像データかを判別
    する手段であり、 前記平滑化制御手段は、平滑化すべき画像が2原色以上
    のカラー画像の場合に、前記平滑化手段を無効とするこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】画像データの特徴を判別する判別工程
    と、 画像中のパターンに対し平滑化処理を施す平滑化工程
    と、 前記判別手段で判別した平滑化すべき画像を表す画像デ
    ータの特徴に基づいて前記平滑化手段の有効/無効を切
    替える平滑化制御工程と、 を有することを特徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】コンピュータが読込み実行することで、
    画像処理装置として機能するプログラムコードを格納し
    たコンピュータ可読媒体であって、 画像データの特徴を判別する判別手段と、 画像中のパターンに対し平滑化処理を施す平滑化手段
    と、 前記判別手段で判別した平滑化すべき画像を表す画像デ
    ータの特徴に基づいて前記平滑化手段の有効/無効を切
    替える平滑化制御手段と、 して機能するプログラムコードを格納することを特徴と
    するコンピュータ可読媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7330600B2 (en) 2002-09-05 2008-02-12 Ricoh Company, Ltd. Image processing device estimating black character color and ground color according to character-area pixels classified into two classes
WO2022113368A1 (ja) * 2020-11-30 2022-06-02 株式会社ニコン 画像変換方法、プログラム、画像変換装置、画像変換システム

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